JPH07320397A - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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JPH07320397A
JPH07320397A JP12990694A JP12990694A JPH07320397A JP H07320397 A JPH07320397 A JP H07320397A JP 12990694 A JP12990694 A JP 12990694A JP 12990694 A JP12990694 A JP 12990694A JP H07320397 A JPH07320397 A JP H07320397A
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JP
Japan
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data
read
buffer ram
reproduction
sector
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Withdrawn
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JP12990694A
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Inventor
Toru Sumino
徹 角野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高音質を保ち、また簡単な構成でスロー再生
を実現する。 【構成】 記録媒体からの読み出されたデータをバッフ
ァRAMを介して再生出力を行なう再生装置において、
記録媒体から読み出したデータを、所定のデータ量単位
(例えばセクター)毎に、同一データがバッファRAM
にX回づつ記憶されていくようにする。又は、所定のデ
ータ量単位でのバッファRAMへの記憶に続いて同デー
タ量のダミーデータが(X−1)回づつバッファRAM
に記憶されていくようにする。又はバッファRAMに記
憶されたデータを、所定のデータ量単位のデータ毎にX
回づつ読み出していくようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばディスク形態等
の記録媒体から楽曲等のデータを再生することのできる
再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ユーザーが音楽データ等を記録すること
のできるデータ書き換え可能な光磁気ディスクが知られ
ており、このようなディスクメディアでは、特にバッフ
ァRAMを用いて耐震機能を向上させたものが実現され
ている。
【0003】即ち再生時には、光磁気ディスクから読み
出された音声データを高速レートでバッファRAMに間
欠的に書き込んでいき、一方バッファRAMから低速レ
ートで継続的に読出を行なって音声再生信号として復調
処理していく。このとき、バッファRAMには常時ある
程度のデータ蓄積がなされており、従って外部からの振
動等でトラックジャンプが発生し、一時的に光磁気ディ
スクからのデータ読出が中断されてしまっても、バッフ
ァRAMからは継続して音声データを読み出すことがで
き、再生音声はとぎれることなく出力される。また、記
録時には、入力されたデータを一旦低速レートで継続的
にバッファRAMに書き込み、これを高速レートで間欠
的に読み出して記録ヘッドに供給してディスクへの記録
を行なうようにしている。
【0004】ところで、ミニディスクとして知られてい
る光磁気ディスクにおける記録トラックは、図13のよ
うに4セクターの(1セクタ=2352バイト)サブデ
ータ領域と32セクターのメインデータ領域からなるク
ラスタCL(=36セクタ−)が連続して形成されてお
り、1クラスタが記録時の最小単位とされる。1クラス
タは2〜3周回トラック分に相当する。なお、アドレス
は1セクター毎に記録される。4セクターのサブデータ
領域はサブデータやリンキングエリアとしてなどに用い
られ、TOCデータ、オーディオデータ等の記録は32
セクターのメインデータ領域に行なわれる。
【0005】また、セクターはさらにサウンドグループ
に細分化され、2セクターが11サウンドグループに分
けられている。そして、424バイトのサウンドグルー
プ内にはデータがLチャンネルとRチャンネルに分けら
れて記録されることになる。1サウンドグループは11.6
msecの時間に相当する音声データ量となる。また、Lチ
ャンネル又はRチャンネルのデータ領域となる212バ
イトをサウンドフレームとよんでいる。
【0006】ディスク上でこのようなフォーマットで記
録されているデータに対して、バッファRAMを介して
記録/再生を行なう場合、バッファRAMではセクター
単位で記憶を行なうことになる。つまり、セクターアド
レスと、セクター内のバイトアドレス(0〜2351バ
イト)が合成されてアクセスアドレスが生成されて書込
及び読出が実行される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ミニディスクシステムや、CDプレーヤ、DATプレー
ヤ、アナログテーププレーヤなどの音声再生システムで
は、通常の再生速度よりも、遅く再生(スロー再生)さ
せたい場合がある。例えば会議内容を録音し、それを聞
いた時に通常速度では聞き取れなかった場合や、楽曲の
歌詞を聞き取りたい場合など、スロー再生を行なわせる
ことができれば便利である。
【0008】そして、スロー再生を実行しようとする場
合、従来のプレーヤではディスクやテープなどの記録媒
体を低速駆動させる(ディスク回転数を落して再生した
り、テープ走行速度を落して再生する)ことが最も普通
に行なわれることになるが、この場合、音程までもが変
化したり、音質が著しく損なわれたりして、場合によっ
ては逆に聞き取りにくくなってしまうなど、好適なスロ
ー再生動作はなされないという問題があった。また、記
録媒体の動作速度の制御のための回路構成が必要にもな
るという欠点もあった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点にかんがみてなされたもので、高音質を保ち、また簡
単な構成でスロー再生を実現することができる再生装置
を提供することを目的とする。
【0010】即ち、記録媒体から読み出されたデータを
一旦メモリ手段に記憶し、このメモリ手段から所定タイ
ミングで読み出してデータ再生出力を行なうようになさ
れた再生装置において、記録媒体から読み出したデータ
を、所定のデータ量単位毎に、同一データがメモリ手段
にX回づつ記憶されていくようにするとともに、そのメ
モリ手段から所定タイミングで順次データを読み出して
いくように制御を行なうことができる制御手段を設ける
ことによって、再生出力が1/X倍の速度で実行される
ようにする。
【0011】又は、同様にメモリ手段を有する再生装置
において、記録媒体から読み出したデータについて、所
定のデータ量単位でのメモリ手段への記憶に続いて、同
データ量のダミーデータが(X−1)回づつメモリ手段
に記憶されていくようにするとともに、そのメモリ手段
から所定タイミングで順次データを読み出していくよう
に制御を行なうことができる制御手段を設けることによ
って、再生出力が1/X倍の速度で実行されるようにす
る。
【0012】又は、同様にメモリ手段を有する再生装置
において、記録媒体から読み出したデータを逐次メモリ
手段へ記憶していくとともに、メモリ手段に記憶された
データを、所定のデータ量単位のデータ毎にX回づつ読
み出していくように制御を行なうことができる制御手段
を設けることによって、再生出力が1/X倍の速度で実
行されるようにする。
【0013】
【作用】例えばメモリ手段上でデータの二重書き、又は
データとダミーデータの記憶、又はデータの二重読みを
行なうようにすればディスクやテープ等の記録媒体の動
作速度を変化させなくても、再生出力は1/2倍速とな
る。この場合、所定のデータ量単位毎に同じデータが2
回再生出力されるため音声信号としては本来の再生音声
信号のままとはならないが、所定のデータ量単位が例え
ば数10msec程度の短い時間の音声データであれ
ば、再生音声としては殆ど支障はなく、本来の速度の再
生音声をスロー再生した音声として十分聞こえることに
なる。
【0014】
【実施例】以下、図1〜図12を用いて本発明の再生装
置の第1〜第3の実施例として、光磁気ディスクを記録
媒体として用いた記録再生装置(ミニディスクシステ
ム)をあげて説明する。
【0015】<第1の実施例>図1は実施例の記録再生
装置の要部のブロック図である。図1において、1は例
えば音声データが記録されている光磁気ディスクを示
し、この光磁気ディスク1はスピンドルモータ2により
回転駆動される。3は光磁気ディスク1に対して記録/
再生時にレーザ光を照射する光学ヘッドであり、記録時
には記録トラックをキュリー温度まで加熱するための高
レベルのレーザ出力をなし、また再生時には磁気カー効
果により反射光からデータを検出するための比較的低レ
ベルのレーザ出力をなす。
【0016】このため、光学ヘッド3はレーザ出力手段
としてのレーザダイオード、偏向ビームスプリッタや対
物レンズ等からなる光学系、及び反射光を検出するため
のディテクタが搭載されている。対物レンズ3aは2軸
機構4によってディスク半径方向及びディスクに接離す
る方向に変位可能に保持されている。
【0017】また、6は供給されたデータによって変調
された磁界を光磁気ディスクに印加する磁気ヘッドを示
し、光磁気ディスク1を挟んで光学ヘッド3と対向する
位置に配置されている。光学ヘッド3全体及び磁気ヘッ
ド6は、スレッド機構5によりディスク半径方向に移動
可能とされている。
【0018】再生動作によって、光学ヘッド3により光
磁気ディスク1から検出された情報はRFアンプ7に供
給される。RFアンプ7は供給された情報の演算処理に
より、再生RF信号、トラッキングエラー信号、フォー
カスエラー信号、絶対位置情報(光磁気ディスク1にプ
リグルーブ(ウォブリンググルーブ)として記録されて
いる絶対位置情報)、アドレス情報、フォーカスモニタ
信号等を抽出する。そして、抽出された再生RF信号は
エンコーダ/デコーダ部8に供給される。また、トラッ
キングエラー信号、フォーカスエラー信号はサーボ回路
9に供給され、アドレス情報はアドレスデコーダ10に
供給される。さらに絶対位置情報、フォーカスモニタ信
号は例えばマイクロコンピュータによって構成されるシ
ステムコントローラ11に供給される。
【0019】サーボ回路9は供給されたトラッキングエ
ラー信号、フォーカスエラー信号や、システムコントロ
ーラ11からのトラックジャンプ指令、シーク指令、ス
ピンドルモータ2の回転速度検出情報等により各種サー
ボ駆動信号を発生させ、2軸機構4及びスレッド機構5
を制御してフォーカス及びトラッキング制御をなし、ま
たスピンドルモータ2を一定角速度(CAV)又は一定
線速度(CLV)に制御する。
【0020】再生RF信号はエンコーダ/デコーダ部8
でEFM復調、CIRC等のデコード処理された後、メ
モリコントローラ12によって一旦バッファRAM13
に書き込まれる。なお、光学ヘッド3による光磁気ディ
スク1からのデータの読み取り及び光学ヘッド3からバ
ッファRAM13までの系における再生データの転送は
1.41Mbit/secで、しかも間欠的に行なわれる。
【0021】バッファRAM13に書き込まれたデータ
は、再生データの転送が0.3Mbit/sec となるタイミング
で読み出され、エンコーダ/デコーダ部14に供給され
る。そして、音声圧縮処理に対するデコード処理等の再
生信号処理を施されて出力デジタル信号とされる。
【0022】出力デジタル信号は、D/A変換器15に
よってアナログ信号とされ、アナログライン出力端子1
6Aに供給される。またはアナログ化されずに直接デジ
タル出力端子16Dに供給される。
【0023】ここで、バッファRAM13へのデータの
書込/読出は、メモリコントローラ12によって書込ポ
インタと読出ポインタの制御によりアドレス指定されて
行なわれる。図2は再生時のバッファRAM13へのデ
ータの書込/読出動作を概念的に示すものであり、バッ
ファRAM13内のデータ用のエリアとして仮にアドレ
ス0〜アドレスnが設定されているとする(実際にはバ
ッファRAM13内には音声信号データ以外に記録/再
生動作の制御のためのTOCデータ等も保持されるた
め、音声信号データ以外の記憶エリアも設定されてい
る)。
【0024】図2(a)に示すように書込ポインタW及
び読出ポインタRは、アドレス0〜アドレスnまでにつ
いて順次インクリメントされていくようになされている
とともに、アドレスnの次には再びアドレス0にリセッ
トされるいわゆるリング形態で制御されている。
【0025】そして、再生動作が開始され、光磁気ディ
スク1からデータが読み取られてバッファRAM13に
供給される際には、図2(b)のように書込ポインタW
が順次インクリメントされていき、それに応じて各アド
レスにデータが書き込まれていく(実際にはセクター単
位でデータが書き込まれていく)。また、ほぼ同時に
(又は或る程度データ蓄積がなされた時点で)読出ポイ
ンタRも順次インクリメントされていくことに応じて、
各アドレスからデータの読出が実行され、エンコーダ/
デコーダ部14に供給されていく。
【0026】ここで、書込ポインタWは上記したように
1.41Mbit/secのタイミングでインクリメントされ、一
方、読出ポインタRは0.3Mbit/sec のタイミングでイン
クリメントされていくため、或る時点で図2(c)のよ
うに書込ポインタWが示すアドレスが読出ポインタRの
示すアドレスに追い付いてしまう(読出ポインタRがア
ドレスxであるときに書込ポインタWのアドレスがx−
1となる)。つまり、バッファRAM13にデータがフ
ル容量蓄積された状態となる。このとき、書込ポインタ
Wのインクリメントは停止され、光磁気ディスク1から
のデータ読出動作も停止される。ただし読出ポインタR
のインクリメントは継続して実行されているため、再生
音声出力はとぎれないことになる。
【0027】その後、バッファRAM13から読出動作
のみが継続されていき、例えば図2(d)のように或る
時点でバッファRAM13内のデータ蓄積量DR が設定
されたある所定量以下となったとする。ここで、再び光
磁気ディスク1からのデータ読出動作及び書込ポインタ
Wのインクリメントが再開され、再び書込ポインタWの
アドレスが読出ポインタRのアドレスに追いつくまで実
行される。以上のように、再生データのバッファRAM
13へのデータ書込動作は、間欠的に行なわれることに
なる。
【0028】この動作関係を図3に示す。t0 時点で再
生動作が開始されたとすると、光磁気ディスク1からの
データ読出及びバッファRAMへの記憶が開始され、直
後にバッファRAM13からのデータ読出及び音響信号
としての再生出力が開始される(図3(a)(b))。
そして、t1 時点でバッファRAM13のデータ蓄積量
がフルとなったとすると(図3(c))、その時点で光
磁気ディスク1からのデータ読出及びバッファRAM1
3への記憶動作が停止され、以降データ蓄積量がYTH
なるレベルまでに減少するT2 時点までは実行されな
い。そして、T2時点から、再びデータ蓄積がフルとな
るT3 まで光磁気ディスク1からのデータ読出及びバッ
ファRAM13への記憶動作が実行される。
【0029】このようにバッファRAM13を介して再
生音響信号を出力することにより、例えば外乱等でトラ
ッキングが外れた場合などでも、再生音声出力が中断し
てしまうことはなく、データ蓄積が残っているうちに例
えば正しいトラッキング位置までにアクセスしてデータ
読出を再開することで、再生出力に影響を与えずに動作
を続行できる。即ち、耐震機能を著しく向上させること
ができる。
【0030】図1において、アドレスデコーダ10から
出力されるアドレス情報や制御動作に供されるサブコー
ドデータはエンコーダ/デコーダ部8を介してシステム
コントローラ11に供給され、各種の制御動作に用いら
れる。さらに、記録/再生動作のビットクロックを発生
させるPLL回路のロック検出信号、及び再生データ
(L,Rチャンネル)のフレーム同期信号の欠落状態の
モニタ信号もシステムコントローラ11に供給される。
【0031】また、システムコントローラ11は光学ヘ
ッド3におけるレーザダイオードの動作を制御するレー
ザ制御信号SLPを出力しており、レーザダイオードの出
力をオン/オフ制御するとともに、オン制御時として
は、レーザパワーが比較的低レベルである再生時の出力
と、比較的高レベルである記録時の出力とを切り換える
ことができるようになされている。
【0032】光磁気ディスク1に対して記録動作が実行
される際には、アナログ入力端子17Aに接続されたオ
ーディオコード又はデジタル入力端子17Dに接続され
たオーディオ用光ケーブルなどにより、他の機器からア
ナログ又はデジタル音声信号が供給される。
【0033】デジタルデータでデジタル入力端子17D
に送られてきた音声信号は直接エンコーダ/デコーダ部
14に供給される。また、アナログ入力端子17Aから
入力されたアナログ音声信号はA/D変換器18でデジ
タルデータとされた後、エンコーダ/デコーダ部14に
供給される。
【0034】エンコーダ/デコーダ部14では入力され
たデジタル音声信号に対して、音声圧縮エンコード処理
を施す。エンコーダ/デコーダ部14によって圧縮され
た記録データはメモリコントローラ12によって一旦バ
ッファRAM13に書き込まれ、また所定タイミングで
読み出されてエンコーダ/デコーダ部8に送られる。そ
してエンコーダ/デコーダ部8でCIRCエンコード、
EFM変調等のエンコード処理された後、磁気ヘッド駆
動回路21に供給される。
【0035】磁気ヘッド駆動回路21はエンコード処理
された記録データに応じて、磁気ヘッド6に磁気ヘッド
駆動信号を供給する。つまり、光磁気ディスク1に対し
て磁気ヘッド6によるN又はSの磁界印加を実行させ
る。また、このときシステムコントローラ11は光学ヘ
ッドに対して、記録レベルのレーザ光を出力するように
制御信号を供給する。
【0036】19はユーザー操作に供されるキーが設け
られた操作入力部であり、再生/早送り/早戻し/AM
Sサーチ/停止/録音などのための操作キーや、各種動
作モードの設定のための操作キー、さらに各種編集処理
を行なうための操作キーなどが設けられている。また、
この実施例ではスロー再生を実行するための操作キー及
び速度設定キー(例えば1/2倍速、1/3倍速などの
設定キー)が設けられている。20は例えば液晶パネル
などによる表示部であり、システムコントローラ11の
制御によって、動作状態、モード状態、再生進行時間、
録音進行時間、トラックナンバなどの表示が行なわれ
る。
【0037】ところで、ディスク1に対して記録/再生
動作を行なう際には、ディスク1に記録されている管理
情報、即ちP−TOC(プリマスタードTOC)、U−
TOC(ユーザーTOC)を読み出して、システムコン
トローラ11はこれらの管理情報に応じてディスク1上
の記録すべきパーツのアドレスや、再生すべきパーツの
アドレスを判別することとなるが、この管理情報はバッ
ファRAM13に保持される。このためバッファRAM
13は、上記した記録データ/再生データのバッファエ
リアと、これら管理情報を保持するエリアが分割設定さ
れている。
【0038】そして、システムコントローラ11はこれ
らの管理情報を、ディスク1が装填された際に管理情報
の記録されたディスクの最内周側の再生動作を実行させ
ることによって読み出し、バッファRAM13に記憶し
ておき、以後そのディスク1に対する記録/再生動作の
際に参照できるようにしている。
【0039】また、U−TOCはデータの記録や消去に
応じて編集されて書き換えられるものであるが、システ
ムコントローラ11は記録/消去動作のたびにこの編集
処理をバッファRAM13に記憶されたU−TOC情報
に対して行ない、その書換動作に応じて所定のタイミン
グでディスク1のU−TOCエリアについても書き換え
るようにしている。
【0040】このような本実施例の記録再生装置におい
て実現されるスロー再生動作について以下詳しく説明す
る。この第1の実施例としてのスロー再生処理(1/X
倍速再生)は、システムコントローラ11及びメモリコ
ントローラ12によって、ディスク1から読み出された
データをバッファRAM13に書き込む際の動作を制御
することにより実現される。
【0041】即ち、図4のように、バッファRAM13
に対するデータ書込動作が実行されると、1/X倍速の
再生動作のために、同一データがX回バッファRAM1
3に書き込まれることになる。
【0042】スロー再生動作が開始されると、まず処理
制御のための変数yが0とされる(F101)。そして、光学
ヘッド3に対して最初にディスク1から読み込むセクタ
ーSCn (データの読込及びバッファRAM13への書
込はセクター単位で行なわれる)の位置にアクセスさ
せ、データ読込を実行させる(F102)。そして、そのセク
ターSCn のデータをバッファRAM13に記憶させて
いく(F103)。
【0043】ここで、変数yをインクリメントし(F10
4)、またバッファRAM13内の書込アドレス(上述し
た書込ポインタW)を次のセクターに対応して記憶を行
なうアドレスにセットする(F105)。(なお、実際にはも
ちろん1つのデータ毎に書込アドレスはインクリメント
されているわけであるが、それは説明上省略しており、
ここではセクター単位の書込アドレスの更新を示してい
るものである)
【0044】そして、変数y=Xとなっているか否かを
判別する(F106)。Xとはスロー再生速度(1/X)を示
す定数であり、例えばユーザーが1/2倍速を指定した
場合はX=2、1/3倍速を指定した場合はX=3とな
る。通常速度での再生の場合はX=1でこの図4の処理
が実行されることになる。以下、X=2とされていると
仮定して説明していく。
【0045】この時点では、変数y=1であるためステ
ップF102に戻り、この時点でディスク1上でアクセスす
べきセクターのアドレスは更新されていないため、再度
同一のセクターSCn がディスク1から読み取られる。
そして、そのセクターSCnのデータがバッファRAM
13内の前回に続いたアドレスに書き込まれ(F103)、変
数yのインクリメント及びバッファRAM13内の書込
アドレスのインクリメントが行なわれる(F104,F105) 。
【0046】この時点で変数y=2となり、従ってX=
yとなるためステップF107に進んで、ディスク1上でア
クセスすべきセクターのアドレスを、次のセクターのア
ドレスに更新する。そして、次のディスク1からの読出
タイミングになった時点で、再びこの図4の処理が実行
される。
【0047】このような処理により、バッファRAM1
3には、図5のようにデータが記憶されていくことにな
る。即ち、バッファRAM13の記憶領域MA1 〜MA
m に、SC1 ,SC1 ,SC2 ,SC2 ,SC3 ,SC
3 ・・・・というように同一セクターのデータが2回づつ記
憶されていくことになる。
【0048】このようにデータが記憶されるバッファR
AM13に対して、データの読出制御は通常再生時と同
様に、上記図2、図3で説明したように行なわれている
ため、再生出力データとしては、このように1つのセク
ターデータが2回づつ出力されていくことになる。結果
としてこれにより、音声出力は1/2倍速のスロー再生
とされる。
【0049】このスロー再生動作を図6に模式的に示
す。今、ディスク上で或るセクターSC1 〜SC4 に図
6(a)のような音声信号が記録されていたとする(実
際にはデジタルデータであるが、これをアナログ的に示
している)。ここで、上記処理により、バッファRAM
13にデータを書き込んでいくと、図6(b)のように
データが記憶されることになる。
【0050】このバッファRAM13からは、各データ
が通常のタイミングで順番に読み出されていくため、実
際に再生出力される音声信号は図6(b)の信号とな
る。この信号はセクター単位でダブるため本来の再生信
号とはならないが、図13で説明したように1セクター
( 5.5サウンドグループ)は63.8msec分の音声データで
あり、これが2回づつ再生されたとしても、聴感上は特
に違和感なく、音程を変化させずに速度のみ遅くしたも
のとして聞こえる。
【0051】もちろん1/3倍速再生の場合は上記X=
3として同一セクターのデータが3回づつバッファRA
M13に記憶されていくようにすればよい。1/4倍
速、1/5倍速等の場合も同様である。
【0052】本実施例ではこのように、特にディスクの
回転数を落したりする必要もなく、バッファRAM13
の書込制御のみで容易にスロー再生を行なうことでき
る。また、このため、音質もさほど劣化せず、音程も変
化のない、聞きやすいスロー再生音声を得ることができ
る。
【0053】なお、この実施例の処理では、同一セクタ
ーをディスク1からX回読み出してバッファRAM13
に記憶するようにしたが、ディスク1からの読み出しは
1回とし、これをバッファRAM13に記憶した後、も
しくは記憶する前にデータコピーを行なって、同一セク
ターデータがX回記憶されるようにしてもよい。
【0054】また、この実施例ではセクター単位で同一
データがX回記憶されるようにしているが、さらに細か
いデータ単位でやってもよいし、そのほうが音質的には
より良いものとなる。例えばサウンドグループ単位(1
1.6msec分の音声データ)でX回づつ記憶されていくよ
うにしていけば、より自然な音質のスロー再生となる。
また、モノラル方式を考えた場合は、1サウンドフレー
ム単位でX回づつ記憶されていくようにしてもよい。
【0055】<第2の実施例>次に第2の実施例を図7
〜図9で説明する。なお、装置構成は第1の実施例と同
様とし、説明を省略する。
【0056】この第2の実施例としてのスロー再生処理
(1/X倍速再生)も、システムコントローラ11及び
メモリコントローラ12によって、ディスク1から読み
出されたデータをバッファRAM13に書き込む際の動
作を制御することにより実現される。この場合、バッフ
ァRAM13に対するデータ書込動作が実行されると、
1/X倍速の再生動作のために、或るセクターデータに
続いて、セクターデータと同データ量の(X−1)回分
のダーミーデータ(例えば無音データ)がバッファRA
M13に書き込まれることになる。
【0057】図7に示すように、スロー再生動作が開始
されると、まず処理制御のための変数yが0とされる(F
201)。そして、光学ヘッド3に対してディスク1から読
み込むセクターSCn の位置にアクセスさせ、データ読
込を実行させる(F202)。そして、そのセクターSCn
データをバッファRAM13に記憶させていく(F203)。
ここで、変数yをインクリメントし(F204)、またバッフ
ァRAM13内の書込アドレス(上述した書込ポインタ
W)を次のセクターに対応して記憶を行なうアドレスに
セットする(F205)。
【0058】そして、続いて、ダミーデータとして1セ
クターサイズの無音データをバッファRAM13に書き
込み(F206)、変数yをインクリメントする(F207)。ま
た、バッファRAM13内の書込アドレスを次のセクタ
ーに対応して記憶を行なうアドレスにセットする(F20
8)。
【0059】ここで、変数y=Xとなっているか否かを
判別する(F209)。1/2倍速再生実行中で、X=2であ
った場合、この時点でy=2でX=yとなっているた
め、処理はステップF210に進む。ただし、1/3倍速再
生、1/4倍速再生などの場合は、y=3又はy=4と
なるまで、ステップF206に戻り、ダミーデータを続いて
書き込んでいく。
【0060】X=yとなってステップF210に進んだら、
ディスク1上でアクセスすべきセクターのアドレスを、
次のセクターのアドレスに更新する。そして、次のディ
スク1からの読出タイミングになった時点で、再びこの
図7の処理が実行される。
【0061】このような処理により、バッファRAM1
3には、図8のようにデータが記憶されていくことにな
る。即ち1/2倍速再生の場合は、バッファRAM13
の記憶領域MA1 〜MAm に、SC1 ,ダミー,SC
2 ,ダミー,SC3 ,ダミー・・・・というように実際のデ
ータが1セクター分おきの領域に記憶されていくことに
なる。また、1/3倍速再生の場合は、図示しないが、
記憶領域MA1 〜MAm に、SC1 ,ダミー,ダミー,
SC2 ,ダミー,ダミー・・・・というように、実際のデー
タが2セクター分おきの領域に記憶される。
【0062】このようにデータが記憶されるバッファR
AM13に対して、データの読出制御は通常再生時と同
様に、上記図2、図3で説明したように行なわれている
ため、1/2倍速再生時には、再生出力データとして
は、各セクターデータが1セクター分の時間をおいて出
力されていくことになる。結果としてこれにより、音声
出力は1/2倍速のスロー再生とされる。
【0063】このスロー再生動作を図9に模式的に示
す。今、ディスク上で或るセクターSC1 〜SC4 に図
9(a)のような音声信号が記録されているとしたとき
に、上記処理によりバッファRAM13にデータを書き
込んでいくと、図9(b)のようにデータが記憶される
ことになる。このバッファRAM13からは、各データ
が通常のタイミングで読み出されていくため、実際に再
生出力される音声信号は図9(b)の信号となる。この
信号は各セクターデータの出力が、1セクター分の時間
(63.8msec)をおいて出力されるため本来の再生信号と
はならないが、この場合も実際の聴感上は特に違和感な
く、音程を変化させずに速度のみ遅くしたものとして聞
こえる。
【0064】この実施例でも、ディスクの回転数を落し
たりする必要もなく、バッファRAM13の書込制御の
みで容易にスロー再生を行なうことでき、また、このた
め、音質もさほど劣化せず、音程も変化のない、聞きや
すいスロー再生音声を得ることができる。なお、この実
施例でも、サウンドグループ単位や、サウンドフレーム
単位で、その単位と同量のダミーデータが続いて記憶さ
れていくというように、さらに細かいデータ単位で処理
を行なってもよく、そのほうが音質的にはより良いもの
となる。また、ダミーデータは無音データでなくともよ
く、再生出力として聴感上違和感が生じさせないような
データであればどのようなデータでもよい。
【0065】<第3の実施例>次に第3の実施例を図1
0〜図12で説明する。なお、装置構成は第1の実施例
と同様とし、説明を省略する。
【0066】この第3の実施例としてのスロー再生処理
(1/X倍速再生)は、システムコントローラ11及び
メモリコントローラ12による、ディスク1から読み出
されたデータをバッファRAM13に書き込む際の動作
の処理については、通常再生時と同様であるが、バッフ
ァRAM13からデータを読み出す際の処理を以下のよ
うに制御することにより実現される。この場合、バッフ
ァRAM13に対する通常の処理でデータ書込動作が実
行されいくことに対し、1/X倍速の再生動作のため
に、バッファRAM13からのセクターデータをX回繰
り返して読み出していくようにする。
【0067】図10はバッファRAM13からの読出処
理のフローチャートであるが、図示していないバッファ
RAM13への書込処理としては、スロー再生動作が開
始されると、所定タイミングでディスク1からセクター
単位でデータが読み出され、それが順次バッファRAM
13に書き込まれていく。つまり、バッファRAM13
内の記憶状態は図11のように、記憶領域MA1 〜MA
m に、SC1 ,SC2,SC3 ・・・・というようにデータ
が1セクターづつ順次通常状態で記憶されていくことに
なる。
【0068】この動作に対して、バッファRAM13か
らの読出処理は、スロー再生動作が開始されると、まず
読出アドレス(読出ポインタ)MAnnが1とされる(F
301)。なお、MAnn=1としたのは説明上の例であっ
て、実際には、MAnnは最初の読出アドレスとなる数
値となる。続いて処理制御のための変数yが0とセット
される(F302)。
【0069】そして、バッファRAM13でのアドレス
MAnnから1セクター分のデータを読み出し(F303)、
そのデータはエンコーダ/デコーダ部14に供給され、
音声として出力されることになる。即ち63.8msec分の音
声出力がなされる。ここで、変数yをインクリメントし
(F304)、変数y=Xとなっているか否かを判別する(F30
5)。1/2倍速再生実行中で、X=2であった場合、こ
の時点でy=1であるため、処理はステップF303に戻
り、再び進む。そしてアドレスMAnnから1セクター
分のデータ、即ち前回読み出したデータと同一データが
読み出され(F303)、63.8msec分の音声出力がなされる。
【0070】そして変数yがインクリメントされ(F30
4)、これによってy=2でX=yとなるため、ステップ
F306に進む。ここで、バッファRAM13に対する読出
アドレスMAnnを次のセクターに対応したアドレスに
セットする(F306)。そして、ステップF307を介してF302
に戻り、変数y=0として次のセクターデータが読み出
されることになる(F303)。そしてステップF303〜F305の
処理で、次のセクターデータも2回連続して読み出され
る。
【0071】なお、もしステップF307の時点で読出アド
レスMAnnがMAm即ちバッファRAM13内の最後
のセクターのアドレスをこえたことになった場合は、図
2で説明したようにリング形態で読出を続行していくた
め、読出アドレスMAnnを1にセットして処理を続け
る (F307→F301) 。
【0072】このように1/2倍速再生実行中には、バ
ッファRAM13から同一セクターデータが2回づつ読
み出され、また1/3倍速再生、1/4倍速再生などの
場合は、同一セクターデータが3回づつ、又は4回づつ
読み出されていくことで、音声出力は1/2倍速、1/
3倍速、1/4倍速などのスロー再生とされる。
【0073】このスロー再生動作を図12に模式的に示
す。今、ディスク上で或るセクターSC1 〜SC4 に図
12(a)のような音声信号が記録されているとしたと
きに、バッファRAM13へのデータを書込みは通常処
理であるため、バッファRAM13には図12(b)の
ようにデータが記憶されることになる。
【0074】このバッファRAM13からは、上記処理
でデータが読み出されていくため、1/2倍速再生のと
きは実際に再生出力される音声信号は図12(c)の信
号となる。この信号は各セクターデータの出力がダブっ
て出力されるため本来の再生信号とはならないが、この
場合も実際の聴感上は特に違和感なく、音程を変化させ
ずに速度のみ遅くしたものとして聞こえる。
【0075】この実施例でも、ディスクの回転数を落し
たりする必要もなく、バッファRAM13からの読出制
御のみで容易にスロー再生を行なうことでき、また、こ
のため、音質もさほど劣化せず、音程も変化のない、聞
きやすいスロー再生音声を得ることができる。なお、こ
の実施例でも、サウンドグループ単位や、サウンドフレ
ーム単位などより細かいデータ量単位で処理を行なって
もよい。例えば1サウンドグループ単位でX回づつ読み
出されるようにしてもよい。
【0076】以上、第1〜第3の実施例を説明してきた
が、本発明はこれらの実施例に限定されず各種変形可能
である。特に第1及び第2の実施例の方式でのスロー再
生を行なう場合のバッファRAM13への実際の書込処
理制御、及び第3の実施例の方式でのスロー再生を行な
う場合のバッファRAM13からの実際の読出処理制御
については、上述した各フローチャートに示す以外に
も、処理手順は各種考えられることはいうまでもない。
【0077】さらに、実施例ではバッファRAM13の
書込処理制御もしくは読出処理制御のいづれか一方の特
殊処理によりスロー再生を実現するようにしたが、第1
又は第2の実施例のような書込処理制御と第3の実施例
のような読出処理制御の両方を実行してスロー再生を実
行するようにしてもよく、この場合、さらに各種速度の
スロー再生を行なうことができるようになる。
【0078】また、実施例ではミニディスクシステムに
本発明を採用した例で説明したが、CDプレーヤ、DA
Tプレーヤなどの他の種類の再生装置であって、バッフ
ァRAMを備えたものであれば、どのような機器でも本
発明を採用できる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、記録媒体
から読み出されたデータを一旦メモリ手段に記憶し、こ
のメモリ手段から所定タイミングで読み出してデータ再
生出力を行なう再生装置として、メモリ手段に対する書
込動作、又は読出動作を制御してスロー再生を実現して
いるため、ディスクの回転数を落したりするなど特殊な
回路構成を必要とせず、容易にスロー再生を行なうこと
できるという効果があり、また、このため、スロー再生
音質もさほど劣化せず、音程も変化のない、聞きやすい
スロー再生音声を得ることができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の記録再生装置の要部のブロッ
ク図である。
【図2】実施例のバッファRAM動作の説明図である。
【図3】実施例のバッファRAM動作の説明図である。
【図4】第1の実施例のバッファRAM書込処理のフロ
ーチャートである。
【図5】第1の実施例のバッファRAM書込状態の説明
図である。
【図6】第1の実施例のスロー再生時の動作の説明図で
ある。
【図7】第2の実施例のバッファRAM書込処理のフロ
ーチャートである。
【図8】第2の実施例のバッファRAM書込状態の説明
図である。
【図9】第2の実施例のスロー再生時の動作の説明図で
ある。
【図10】第3の実施例のバッファRAM読出処理のフ
ローチャートである。
【図11】第3の実施例のバッファRAM書込状態の説
明図である。
【図12】第3の実施例のスロー再生時の動作の説明図
である。
【図13】ディスクのセクター構造の説明図である。
【符号の説明】
1 ディスク 3 光学ヘッド 8 エンコーダ/デコーダ部 11 システムコントローラ 12 メモリコントローラ 13 バッファRAM 14 エンコーダ/デコーダ部 15 D/A変換器 18 A/D変換器 19 操作入力部 20 表示部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体から読み出されたデータを一旦
    メモリ手段に記憶し、このメモリ手段から所定タイミン
    グで読み出してデータ再生出力を行なうようになされた
    再生装置において、 記録媒体から読み出したデータを、所定のデータ量単位
    毎に、同一データが前記メモリ手段にX回づつ記憶され
    ていくようにするとともに、そのメモリ手段から所定タ
    イミングで順次データを読み出していくように制御を行
    なうことができる制御手段を設け、 1/X倍の速度の再生出力が実行できるように構成され
    たことを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体から読み出されたデータを一旦
    メモリ手段に記憶し、このメモリ手段から所定タイミン
    グで読み出してデータ再生出力を行なうようになされた
    再生装置において、 記録媒体から読み出したデータについて、所定のデータ
    量単位での前記メモリ手段への記憶に続いて、同データ
    量単位のダミーデータが(X−1)回づつ前記メモリ手
    段に記憶されていくようにするとともに、そのメモリ手
    段から所定タイミングで順次データを読み出していくよ
    うに制御を行なうことができる制御手段を設け、 1/X倍の速度の再生出力が実行できるように構成され
    たことを特徴とする再生装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体から読み出されたデータを一旦
    メモリ手段に記憶し、このメモリ手段から所定タイミン
    グで読み出してデータ再生出力を行なうようになされた
    再生装置において、 記録媒体から読み出したデータを逐次前記メモリ手段へ
    記憶していくとともに、前記メモリ手段に記憶されたデ
    ータを、所定のデータ量単位のデータ毎にX回づつ読み
    出していくように制御を行なうことができる制御手段を
    設け、 1/X倍の速度の再生出力が実行できるように構成され
    たことを特徴とする再生装置。
JP12990694A 1994-05-20 1994-05-20 再生装置 Withdrawn JPH07320397A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014215643A (ja) * 2013-04-22 2014-11-17 株式会社ユピテル システム及びプログラム
JP2018026139A (ja) * 2017-08-29 2018-02-15 株式会社ユピテル 電子機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014215643A (ja) * 2013-04-22 2014-11-17 株式会社ユピテル システム及びプログラム
JP2018026139A (ja) * 2017-08-29 2018-02-15 株式会社ユピテル 電子機器

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