JPH0876604A - 濃縮トナー補給装置および現像液濃度制御方法および装置および補給区画室ユニットスペア - Google Patents

濃縮トナー補給装置および現像液濃度制御方法および装置および補給区画室ユニットスペア

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JPH0876604A
JPH0876604A JP6212894A JP21289494A JPH0876604A JP H0876604 A JPH0876604 A JP H0876604A JP 6212894 A JP6212894 A JP 6212894A JP 21289494 A JP21289494 A JP 21289494A JP H0876604 A JPH0876604 A JP H0876604A
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toner
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JP6212894A
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Hideji Hirai
秀二 平井
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】現像液タンク内に、常に適正なトナー濃度を持
った一定量の現像液を蓄える。 【構成】現像液タンク1中の現像液量を現像液量検出手
段11により検出し、希釈液3Aを希釈液ボトル30か
ら現像液タンク1に補給して現像液タンク1中の現像液
量を実質的に一定に保つと共に、現像液1A中における
トナー濃度を現像液濃度検出手段15により検出し、ト
ナー濃度が所定の濃度下限許容値にまで低下したとき
に、濃縮トナー補給手段により一定量の濃縮トナー2A
を現像液タンク中1に補給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、濃縮トナー補給装置
および現像液濃度制御方法および装置および補給区画室
ユニットスペアに関する。
【0002】
【従来の技術】所謂液体現像において用いられる現像液
は、母液中にトナー粒子を分散させたものであり、現像
すべき静電潜像に現像液が供給されると、トナーが電気
泳動して静電潜像の形成された潜像担持体に付着し、静
電潜像を可視化する。
【0003】液体現像において、適正な現像が行われる
ためには、「現像液濃度」即ち、現像液中におけるトナ
ー濃度が「適正な範囲」になければならない。即ち、現
像液濃度が高すぎると、所謂「カブリ」により地肌汚れ
が発生するし、現像液濃度が低すぎるとコントラストの
高い可視像を得ることができない。
【0004】現像液中のトナー成分は、現像により静電
潜像を可視化することにより消費されるから、トナー成
分は現像を繰り返すに従い減少する。
【0005】一方、トナーを分散させている母液は、潜
像担持体に付着したり、あるいは蒸発したりすることに
より減少するが、トナー成分の減少の割合と、母液の減
少の割合とが等しくないため、現像液濃度は時間と共に
変化する。このため現像液濃度を上記「適正な範囲」に
調整する必要がある。
【0006】現像液濃度を調整する方法としては、現像
液中に濃縮トナーのみを補給して濃度調整を行うもの
(例えば、特開昭62−160475号公報)や、母液
と同成分の希釈液と濃縮トナーとを別個に補給するもの
(特開平4−141682号公報)等が知られている。
【0007】現像液濃度の調整には、何れにせよ濃縮ト
ナーの補給が不可欠であるが、濃縮トナーは固形成分で
あるトナーの濃度が極めて高いため、トナーの固化が生
じやすく、例えば濃縮トナーボトルから現像液タンクに
濃縮トナーを導く補給通路に設けられた開閉弁が固化ト
ナーで詰まって、濃縮トナーの正常な補給が妨げられた
りする問題が有る。
【0008】また、濃縮トナーと希釈液とを補給する場
合、上記特開平4−141682号公報開示の補給方式
では、補給量を一々算出しなければならない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上述した事
情に鑑みてなされたものであって、濃縮トナーの固化に
より開閉弁が詰まることの無い、新規な濃縮トナー補給
装置(請求項1,2)の提供を目的とする(請求項1,
2)。
【0010】この発明の別の目的は、複雑な演算を行う
こと無く希釈液と濃縮トナーの補給を行い、現像液タン
ク中に、常に適正な現像液濃度範囲を持った定量の現像
液を保持させ得る、新規な現像液濃度制御方法(請求項
3)およびこの方法を実施するための装置(請求項4〜
9)を提供するにある。
【0011】この発明の他の目的は、上記現像液濃度制
御方法の実施に使用可能な、新規な補給区画室ユニット
スペアの提供にある(請求項10)。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1および2記載の
濃縮トナー補給装置は「現像液タンク中に希釈液を補給
するための希釈液ボトルと、上記現像液タンク内に濃縮
トナーを補給するための濃縮トナーボトルとを有する液
体現像装置」において用いられる装置である。
【0013】「希釈液」は、前述の如く、現像液中にお
いてトナー粒子を分散させている母液と同一成分の液体
である。
【0014】請求項1記載の濃縮トナー補給装置は、補
給パイプと、気圧制御用開閉弁と、希釈液供給用開閉弁
と、第1および第2パイプと、制御手段とを有する。
【0015】「補給パイプ」は、一端を現像液タンクに
臨ませて設けられる。
【0016】「気圧制御用開閉弁」は、補給パイプの他
端に設けられて補給パイプの他端を開閉することにより
補給パイプ内の気圧制御を行う。
【0017】「第1パイプ」は、希釈液ボトルと補給パ
イプを連結するパイプである。
【0018】「希釈液補給用開閉弁」は、第1パイプ中
に配備され、補給パイプへの希釈液の供給を行うため開
閉する。
【0019】「第2パイプ」は、希釈液ボトルと補給パ
イプの連結部よりも上位で、且つ、濃縮トナーボトルの
濃縮トナー液面よりも高い位置において、濃縮トナーボ
トルと補給パイプを連結するパイプである。
【0020】「制御手段」は、気圧制御用開閉弁と希釈
液補給用開閉弁を制御する。
【0021】請求項2記載のトナー補給装置は、補給パ
イプと、気圧制御用開閉弁と、第1および第2パイプ
と、希釈液補給用開閉弁と、希釈液補給用負圧ポンプ
と、濃縮トナー補給用負圧ポンプと、制御手段とを有す
る。
【0022】「補給パイプ」は、一端を現像液タンクに
臨ませて配備される。
【0023】「気圧制御用開閉弁」は、補給パイプの他
端に設けられて補給パイプの他端を開閉することにより
補給パイプ内の気圧制御を行う。
【0024】「第1パイプ」は、希釈液ボトルと補給パ
イプを連結するパイプである。
【0025】「希釈液補給用開閉弁」は、第1パイプ中
に配備され、補給パイプへの希釈液の供給を行うため開
閉する。
【0026】「第2パイプ」は、希釈液ボトルと補給パ
イプの連結部よりも下位で、且つ、濃縮トナーボトルの
濃縮トナー液面よりも高い位置において、濃縮トナーボ
トルと補給パイプを連結するパイプである。
【0027】「希釈液補給用負圧ポンプ」は、希釈液ボ
トルと補給パイプの連結部よりも下位で、且つ、濃縮ト
ナーボトルと補給パイプとの連結部よりも高い位置にお
いて補給パイプに設けられ、希釈液補給用の負圧を発生
させる。
【0028】「濃縮トナー補給用負圧ポンプ」は、濃縮
トナーボトルと補給パイプとの連結部よりも低い位置に
おいて補給パイプに設けられ、濃縮トナー補給用の負圧
を発生させる。
【0029】「制御手段」は、濃縮トナーの補給を行う
とき、濃縮トナーを補給したのちに希釈液の補給を行う
ように、上記気圧制御用開閉弁と、希釈液補給用開閉弁
と、希釈液補給用負圧ポンプと、濃縮トナー補給用負圧
ポンプとを制御する。
【0030】上記請求項1,2記載の濃縮トナー補給装
置における「希釈液」の補給量は、現像液タンク中の現
像液量が所定量となるように行っても良いし、現像液タ
ンク中の現像液量と現像液濃度を検出した結果に基づき
演算的に算出した量を補給するようにしてもよい。「濃
縮トナー」の補給量についても同様である。
【0031】請求項3記載の現像液濃度制御方法は、
「現像液タンク中の現像液量を現像液量検出手段により
検出し、希釈液を希釈液ボトルから現像液タンクに補給
して現像液タンク中の現像液量を実質的に一定に保つと
共に、現像液中におけるトナー濃度を現像液濃度検出手
段により検出し、トナー濃度が所定の濃度下限許容値に
まで低下したときに、濃縮トナー補給手段により一定量
の濃縮トナーを現像液タンク中に補給する」ことを特徴
とする。
【0032】請求項4記載の現像液濃度制御装置は、請
求項3記載の現像液濃度制御方法を実施するための装置
であって、希釈液補給手段と、濃縮トナー補給手段と、
現像液量検出手段と、現像液濃度検出手段と、制御手段
とを有する。
【0033】「希釈液補給手段」は、現像液タンク中に
希釈液を補給する手段である。
【0034】「濃縮トナー補給手段」は、現像液タンク
中に濃縮トナーを補給する手段である。
【0035】「現像液量検出手段」は、現像液タンク中
の現像液量を検出する手段である。
【0036】「現像液濃度検出手段」は、現像液中にお
けるトナー濃度を検出する手段である。
【0037】「制御手段」は、現像液量検出手段により
検出された現像液量に基づき、希釈液を希釈液ボトルか
ら現像液タンクに補給して現像液タンク中の現像液量を
実質的に一定に保ち、現像液濃度検出手段により検出さ
れたトナー濃度が所定の濃度下限許容値にまで低下した
ときに、濃縮トナー補給手段により一定量の濃縮トナー
を現像液タンク中に補給するように、希釈液補給手段と
濃縮トナー補給手段を制御する。
【0038】上記請求項1,2記載の濃縮トナー補給装
置、請求項4記載の現像液濃度制御装置における「制御
手段」は、CPUやコンピュータ、あるいは論理回路等
として実現できる。
【0039】請求項4記載の現像液濃度制御装置におい
て、「濃縮トナー補給手段」を、濃縮トナーボトルと、
濃縮トナー補給区画室と、この濃縮トナー補給区画室に
一定量の濃縮トナーを濃縮トナーボトルから供給する濃
縮トナー供給手段と、濃縮トナー補給時に、濃縮トナー
補給区画室から現像液タンクへ一定量の濃縮トナーを補
給する補給手段とを有するように構成することができる
(請求項5)。
【0040】あるいはまた、請求項4記載の現像液濃度
制御装置における「濃縮トナー補給手段」を、補給すべ
き一定量の濃縮トナーを蓄える濃縮トナー補給区画室を
複数個有して画像形成装置本体に対して出し入れ可能に
設けられた補給区画室ユニットと、濃縮トナーを充填さ
れた補給区画室ユニットの各濃縮トナー補給区画室の濃
縮トナーを順次に補給する順次補給手段とを有し、補給
区画室ユニットを画像形成装置本体から引き出した状態
において、各濃縮トナー補給区画室に濃縮トナーが充填
可能であるように構成することもできる(請求項6)。
【0041】さらにはまた、上記「濃縮トナー補給手
段」が、補給すべき一定量の濃縮トナーを蓄えた濃縮ト
ナー補給区画室を複数個有して画像形成装置本体に着脱
可能にスペア化された補給区画室ユニットスペアと、画
像形成装置本体に装着された補給区画室ユニットスペア
の、各濃縮トナー補給区画室の濃縮トナーを順次に補給
する順次補給手段とを有するように構成してもよい(請
求項7)。
【0042】あるいは、上記請求項4記載の現像液濃度
制御装置における「濃縮トナー補給手段および希釈液補
給手段」として、請求項1記載の濃縮トナー補給装置を
用いることもできるし(請求項8)、請求項2記載の濃
縮トナー補給装置を用いることもできる(請求項9)。
【0043】請求項10記載の発明は、上記請求項7記
載の発明における「補給すべき一定量の濃縮トナーを蓄
えた濃縮トナー補給区画室を複数個有して画像形成装置
本体に着脱可能にスペア化された補給区画室ユニットス
ペア」である。
【0044】
【作用】上記のように、請求項1記載の発明に於いて
は、濃縮トナーボトルから現像液タンクに到る「濃縮ト
ナーの流路」中に開閉弁がない。
【0045】また、請求項2記載の発明においては、濃
縮トナーが現像液タンクに補給されるとき、濃縮トナー
の補給に続いて補給される希釈液が、濃縮トナーの補給
流路を洗浄する。
【0046】請求項3〜9記載の発明においては、現像
液タンク中の現像液量が常に実質的に一定に保たれるた
め、現像液中のトナー濃度が所定の濃度下限許容値にま
で低下したときに、濃縮トナー補給手段により一定量の
濃縮トナーを現像液タンク中に補給することにより、現
像液中のトナー濃度を上記濃度下限許容値よりも高い一
定の濃度範囲に維持することができる。
【0047】従って、補給される濃縮トナーの量を適当
に設定すれば、現像液中のトナー濃度を「適正な範囲」
に制御できる。
【0048】
【実施例】以下、具体的な実施例を説明する。
【0049】図1は、請求項1記載の濃縮トナー補給装
置の1実施例を模式的に略示している。
【0050】補給パイプ4は、一端側即ち下端側を現像
液タンク1に臨ませて配備され、他端部、即ち上端部に
は気圧制御用開閉弁5が設けられている。
【0051】補給パイプ4は、第1パイプ6により希釈
液ボトル3(希釈液3Aを蓄えている)に連結され、第
1パイプ6中には希釈液補給用開閉弁7が配備されてい
る。
【0052】第2パイプ8は、濃縮トナーボトル2と補
給パイプ4とを連結するが、その連結部(補給パイプ4
と第2パイプ8の接合部)は、希釈液ボトル3と補給パ
イプ4の(第1パイプ6による)連結部よりも上位であ
り、且つ、濃縮トナーボトル2に入れられた濃縮トナー
2Aの液面(濃縮トナーが最大に入れられたときの液
面)よりも高い位置に設定されている。
【0053】気圧制御用開閉弁5と希釈液補給用開閉弁
7とは、例えば電磁弁であり、制御手段9により例えば
電磁的に開閉を制御される。
【0054】現像液タンク1内に希釈液3Aを補給する
ときは、制御手段9は気圧制御用開閉弁5を開放し、希
釈液補給用開閉弁7を開放する。すると希釈液3Aは第
1パイプ6と補給パイプ4を通って現像液タンク1中に
補給される。希釈液補給用開閉弁7を閉ざすことにより
上記補給は停止される。希釈液の補給量は「希釈液補給
用開閉弁7の開放時間」により調整制御が可能である。
【0055】濃縮トナー2Aを補給する際には、制御手
段9は、先ず気圧制御用開閉弁5を開放し、次いで、希
釈液補給用開閉弁7を開放する。すると希釈液3Aは第
1パイプ6から補給パイプ4へ流れ、さらに現像液タン
ク1へと流れる。希釈液3Aの流れが形成されたら、制
御手段9は気圧制御用開閉弁5を閉ざす。
【0056】すると、希釈液3Aの流れが補給パイプ4
内に負圧を発生し、この負圧により濃縮トナーボトル2
中の濃縮トナー2Aが第2パイプ8を通って補給パイプ
4内に流れ、現像液タンク1へと流れ落ちる。濃縮トナ
ー2Aの流れが形成されたら制御手段9は希釈液補給用
開閉弁7を閉ざす。このようにしても、濃縮トナー2A
の流れは止まらない。
【0057】濃縮トナー2Aの補給を閉ざすには、気圧
制御用開閉弁5を開放するのみでよい。濃縮トナー2A
の補給量は、気圧制御用開閉弁5が閉じている時間で調
整制御可能である。
【0058】この補給装置では、濃縮トナーボトル2か
ら現像液タンク1に到る濃縮トナーの流路中に、濃縮ト
ナーの固化を招きやすい開閉弁がないので、濃縮トナー
の固化による濃縮トナー補給異常を有効に防止できる。
【0059】なお、濃縮トナー2Aの補給の良否は、補
給パイプ4の太さ、第2パイプ8の太さや長さ、第1パ
イプ6,第2パイプ8の補給パイプ4との連結部の間隔
等に依存するので、これらを最適に設定する。
【0060】図2は、請求項2記載の濃縮トナー補給装
置の1実施例を模式的に略示している。繁雑を避けるた
め、混同の虞れがないと思われるものに就いては図1に
おけると同一の符号を用いた。
【0061】補給パイプ4は、一端である下端部を現像
液タンク1に臨ませて配備され、他端、即ち上端部には
気圧制御用開閉弁5が設けられている。
【0062】希釈液ボトル3と補給パイプ4を連結する
第1パイプ6A中には、希釈液補給用開閉弁7が配備さ
れ、第2パイプ8Aは、(第1パイプ6Aによる)希釈
液ボトル3と補給パイプ4の連結部よりも下位で、且
つ、濃縮トナーボトル2内の濃縮トナー液面よりも高い
位置において、濃縮トナーボトル2と補給パイプ4とを
連結している。
【0063】補給パイプ4には、希釈液補給用負圧ポン
プ4Aと濃縮トナー補給用負圧ポンプ4Bとが配備され
ている。これら希釈液補給用負圧ポンプ4Aと濃縮トナ
ー補給用負圧ポンプ4Bとは、「駆動されていないとき
でも流路が開放されている」方式のものである。
【0064】希釈液補給用負圧ポンプ4Aの配備位置
は、希釈液ボトル3と補給パイプ4の連結部よりも下位
で、且つ、濃縮トナーボトル2と補給パイプ4との連結
部よりも高い位置である。
【0065】また、濃縮トナー補給用負圧ポンプ4Bの
配備位置は、濃縮トナーボトル2と補給パイプ4との連
結部よりも低い位置である。
【0066】気圧制御用開閉弁5と、希釈液補給用開閉
弁7および希釈液補給用負圧ポンプ4A,濃縮トナー補
給用負圧ポンプ4Bは、制御手段9Aにより制御され
る。
【0067】現像液タンク1中へ希釈液3Aを補給する
ときには、制御手段9は気圧制御用開閉弁5を閉ざし、
希釈液補給用開閉弁を開放し、希釈液補給用負圧ポンプ
4Aを駆動させる。すると、希釈液3Aは、希釈液補給
用開閉弁7を通り、第1パイプ6Aを流れて補給パイプ
4に流れ込み、希釈液補給用負圧ポンプ4Aと濃縮トナ
ー補給用負圧ポンプ4B(駆動されていないが、前述の
如く、流路は開いている)を通って現像液タンク1中に
補給される。
【0068】補給を停止するときは、制御手段9Aは、
希釈液補給用開閉弁7を閉ざし、希釈液補給用負圧ポン
プ4Aを駆動させたまま、気圧制御用開閉弁5を開放す
る。補給パイプ4および第1パイプ6Aを満たしている
希釈液3Aを全て現像液タンク1に排出したら、希釈液
補給用負圧ポンプ4Aを停止させる。
【0069】希釈液3Aの補給量は、希釈液補給用開閉
弁7の開放時間により調整制御可能である。なお、希釈
液3Aが補給パイプ4内を流れることにより、ベンチュ
リー効果により第2パイプ8A内に負圧が発生するの
で、この負圧により濃縮トナー2Aが補給パイプ4内に
吸い込まれないように、濃縮トナー2Aの液面と、第2
パイプ8Aの太さや補給パイプ4との接合位置等を設定
する。
【0070】濃縮トナー2Aを現像液タンク1中に補給
するときは、制御手段9Aは、気圧制御用開閉弁5を閉
じ、濃縮トナー補給用負圧ポンプ4Bを駆動させる。勿
論、希釈液補給用開閉弁7は閉じた状態に置かれ、希釈
液補給用負圧ポンプ4Aは駆動を停止されている。
【0071】濃縮トナー2Aは、濃縮トナー補給用負圧
ポンプ4Bにより発生した負圧により、第2パイプ8A
から補給パイプ4に流れ込み、濃縮トナー補給用負圧ポ
ンプ4Bを通って現像液タンク1に供給される。
【0072】所望の量の濃縮トナー2Aが補給されたら
制御手段9Aは、気圧制御用開閉弁5を開放し(従っ
て、濃縮トナーの補給量は、気圧制御用開閉弁5の閉じ
ている時間で調整制御可能である)、濃縮トナー補給用
負圧ポンプ4Bの作用により、補給パイプ中の濃縮トナ
ーを全て現像液タンク1中に排出する。
【0073】続いて、制御手段9Aは、上述の希釈液補
給のプロセスと全く同様の制御を行い、所定の量の希釈
液3Aを現像液タンク1へ流す。これにより補給パイプ
4および濃縮トナー補給用負圧ポンプ4Bに残留してい
る濃縮トナーが洗い流されるため、補給パイプや濃縮ト
ナー補給用負圧ポンプ4Bに濃縮トナーが残留して固化
することがない。
【0074】図3は、請求項4記載の現像液濃度制御装
置の1実施例を略示している。この実施例による現像液
濃度制御は、請求項3記載の現像液濃度制御方法の1実
施例になる。
【0075】図において符号1は、図1,2におけると
同様に現像液タンクを示している。符号12で示す現像
ヘッドは現像溝12Aを形成され、この現像溝12Aに
は現像液循環用のパイプ13A,13Bが図の如く接続
され、パイプ13Bには負圧ポンプ14が設けられてい
る。
【0076】静電潜像は潜像担持体である記録シートS
上に形成されており、記録シートSは、転写ドラム50
上に巻装され、現像ヘッド12の現像溝の部分に接触も
しくは極く近接して図面に直交する方向へ移動させられ
る。
【0077】記録シートSの表面が、現像溝12Aの部
分接触もしくは極く近接しているので、現像溝の部分は
実質的に閉じた空間となり、負圧ポンプ14を動作させ
ると、現像液タンク1中の現像液1Aがパイプ13A、
現像溝12A、パイプ13Bを流れる。
【0078】このようにして現像液1Aが現像液タンク
1と現像ヘッド12との間に循環し、記録シートSの表
面を濡らして静電潜像を現像する。
【0079】符号15で示す「現像液濃度検出手段」
は、発光源15Aと受光素子15Bとから構成されるフ
ォトカプラーであり、パイプ13Aを流れる現像液1A
を透過する光の強度により現像液中のトナー濃度を検出
できるようになっている。この目的のために、パイプ1
3Aは、少なくとも現像液濃度検出手段15が配備され
る部分が「透明」になっている。
【0080】現像液濃度検出手段15の出力は制御手段
40に入力する。制御手段40は例えばCPUやコンピ
ュータ等である。
【0081】濃縮トナー2Aを蓄えた濃縮トナーボトル
20からは開閉弁22を介して濃縮トナー補給パイプ2
1が現像液タンク1の上部へ伸びており、開閉弁22を
開くことにより濃縮トナー2Aを現像液タンク1に補給
できるようになっている。即ち、濃縮トナーボトル20
と濃縮トナー補給パイプ21と開閉弁22とは、「濃縮
トナー補給手段」を構成している。
【0082】希釈液3Aを蓄えた希釈液ボトル30から
は開閉弁32を介して希釈液補給パイプ31が現像液タ
ンク1の上部へ伸びており、開閉弁32を開くことによ
り、希釈液3Aを現像液タンク1に補給できるようにな
っている。即ち、希釈液ボトル30と希釈液補給パイプ
31と開閉弁22とは、「希釈液補給手段」を構成して
いる。
【0083】符号11で示す「現像液量検出手段」は、
現像液タンク1中の現像液量を検出するためのものであ
って、例えばフロートを利用して構成され、現像液タン
ク1中における現像液1Aの液面が、基準の液面位置か
ら所定高さ、例えば2mm以上減少すると補給信号を発
する。
【0084】この補給信号は制御手段40へ送られ、制
御手段40は開閉弁32を開いて、希釈液3Aを現像液
タンク1内に補給する。この補給により現像液タンク1
内における現像液1Aの液面が上がり、上記基準の液面
位置に復帰すると、現像液量検出手段11から補給を停
止すべき旨の信号が発せられ、制御手段40はこの信号
を受けて開閉弁32を閉ざす。
【0085】このようにして、現像液タンク1中の現像
液量:Mが実質的に一定に保たれることになる。
【0086】現像液量:M中におけるトナー量をmとす
ると、現像液濃度、即ち現像液中のトナー濃度:ρ
(m)は、m/Mである。適正な現像を実現できる現像
液濃度の上限をρ(mU)、下限(濃度下限許容値)を
ρ(mL)とする。またΔm=mU−mLとする。
【0087】制御手段40は現像液濃度検出手段15の
出力によりトナー濃度:ρ(m)を監視し、トナー濃
度:ρ(m)が濃度下限許容値:ρ(mL)になると、
信号を発して開閉弁22を一定時間開き、濃縮トナーボ
トル20中の濃縮トナー2Aを一定量:Δmだけ補給す
る。
【0088】濃縮トナー補給前の現像液濃度は、濃度下
限許容値:ρ(mL)であるが、一定量:Δmの濃縮ト
ナーが補給された後の現像液濃度:ρ(m)は、ρ(m
L+Δm)=ρ(mU)となり(M>>Δmであるとして
いる)、適正な現像を実現できる現像液濃度の上限の値
に復旧される。
【0089】このように希釈液と濃縮トナーの補給を行
うことにより、現像液タンク1中には、適正な現像液濃
度を持った現像液が常に実質的に一定量蓄えられること
に成り、常に良好な現像を行うことが可能になる。
【0090】この実施例では、濃縮トナー2A、希釈液
3Aとも自重による流下により補給されているが、勿
論、これらを負圧ポンプにより強制的に補給するような
構成とすることもできる。
【0091】また、この実施例の場合であると、濃縮ト
ナーの固化によって開閉弁22が詰まり、濃縮トナーの
補給が次第に悪化する虞れがあるが、このような問題
は、先に説明した、図1または2に示す実施例の濃縮ト
ナー補給装置を、濃縮トナー補給手段および希釈液補給
手段として用いることにより(請求項8,9)、有効に
回避できる。
【0092】図4は、請求項5記載の現像液濃度制御装
置の1実施例を特徴部である「濃縮トナー補給手段」の
部分のみ略示している。
【0093】濃縮トナーボトル20の下部には開閉弁2
2Aが設けられ、その下位には濃縮トナー補給区画室2
5が設けられている。濃縮トナー補給区画室25は開閉
弁26と負圧ポンプ27を介して流路選択弁28へ連結
され、流路選択弁28には濃縮トナー補給パイプ21A
と濃縮トナー還流用パイプ29とが図の如く接合されて
いる。
【0094】制御手段40Aは、開閉弁22A、26、
負圧ポンプ27、流路選択弁28を制御する。また液面
検出器25Aは、その出力を制御手段40Aに入力させ
るようになっている。
【0095】濃縮トナー補給区画室25は、1回の補給
で現像液タンクに補給するべき量の濃縮トナー(図3の
実施例に即して説明した、補給量:Δm)を蓄えるよう
になっている。
【0096】即ち、制御手段40Aが開閉弁22Aを開
くと、濃縮トナーボトル20内の濃縮トナー2Aは濃縮
トナー補給区画室25を次第に満たす。液面検出器25
Aは、濃縮トナー補給区画室25内の液面が次第に高ま
り、所定の液面位置(このとき、区画室内に上記定量:
Δmの濃縮トナー2Aが蓄えられる)に達すると、供給
を停止すべき旨の信号を発し、制御手段40Aは、この
信号を受けて開閉弁22Aを閉ざす。
【0097】開閉弁22Aを閉じてもすぐには流れは止
まらず、実際には、濃縮トナー補給区画室25には「過
剰の濃縮トナー」が供給される。そこで制御手段40A
は、流路選択弁28により濃縮トナー還流用パイプ29
を選択し、開閉弁26を開き負圧ポンプ27を駆動させ
て、濃縮トナーの過剰分を濃縮トナーボトル20内に還
流させる。
【0098】制御手段40Aと、開閉弁22A,26
と、液面検出器25Aと、流路選択弁28と、濃縮トナ
ー還流用パイプ29とは、濃縮トナー補給区画室25
に、一定量の濃縮トナーを濃縮トナーボトル20から供
給する「濃縮トナー供給手段」を構成する。
【0099】希釈液の補給は、図3に即して説明した実
施例の場合と同様である。
【0100】濃縮トナー補給時には、制御手段40A
は、流路選択弁28により濃縮トナー補給パイプ21A
を選択し、開閉弁26を開き、負圧ポンプ27を作動さ
せて濃縮トナー補給区画室25から現像液タンク(図示
されず)へ、濃縮トナー補給区画室25が蓄えている全
量の濃縮トナーを補給する。
【0101】即ち、制御手段40A、流路選択弁28、
濃縮トナー補給パイプ21A、開閉弁26、負圧ポンプ
27は「補給手段」を構成する。
【0102】補給後は次回の補給に備え、前述した「濃
縮トナー供給手段」を動作させて、一定量の濃縮トナー
を濃縮トナー補給区画室25へ補給しておく。
【0103】この装置では、予め計量された一定量の濃
縮トナーが確実に、現像液タンクに補給され、濃縮トナ
ーの補給量を開閉弁の開閉時間等により制御しないでよ
いから、濃縮トナーの補給が簡単化される。
【0104】図5は、図4の実施例の変形例である。こ
の実施例では、濃縮トナー補給区画室25Bへの過剰供
給分の濃縮トナーをオーバーフローさせ、濃縮トナー還
流用パイプ29Aと負圧ポンプ29Bにより濃縮トナー
ボトル20へ還流させるようにしている。このようにす
ると、図4における流路選択弁28が不用になる。負圧
ポンプ29Bは勿論、制御手段により制御される。
【0105】図6は、請求項6記載の現像液濃度制御装
置の1実施例を特徴部分のみ示している。
【0106】符号250で示す「補給区画室ユニット」
は、複写機等の「画像形成装置」の本体100に設けら
れた引出窓101から、レール252により本体100
に対して出し入れ可能となっている。
【0107】補給区画室ユニット250は、補給すべき
一定量の濃縮トナーを蓄える濃縮トナー補給区画室25
1を複数個有しており、図示のように、画像形成装置本
体100から引き出した状態において、各濃縮トナー補
給区画室251に、それぞれ等量ずつ濃縮トナーを充填
することができるようになっている。
【0108】図には示されていないが、各濃縮トナー補
給区画室252の底面部側には開閉弁が設けられ、各開
閉弁の先にはフレキシブルなパイプが設けられ、これら
フレキシブルなパイプの可撓性により、補給区画室ユニ
ット250は画像形成装置本体に対して出し入れ可能で
ある。
【0109】上記複数のフレキシブルなパイプの他端部
は一つに纏められ、その部分に負圧ポンプが配備されて
いる。上記各開閉弁とフレキシブルなパイプと、その他
端部における負圧ポンプと、その先の現像液タンクへと
伸びたパイプと、これらを制御する制御手段とは、「順
次補給手段」を構成し、濃縮トナーを充填された補給区
画室ユニット250の各濃縮トナー補給区画室251の
濃縮トナーを、現像液タンクに順次に補給する。
【0110】即ち、現像液中におけるトナー濃度の許容
下限値が検出されると、制御手段は第1の濃縮トナー補
給区画室の開閉弁を開き、上記負圧ポンプを稼働させ
て、第1の濃縮トナー補給区画室内の濃縮トナーの全量
を現像液タンクに補給する。
【0111】次に、トナー濃度の許容下限値が検出され
ると、制御手段は第2の濃縮トナー補給区画室の開閉弁
を開き、負圧ポンプを稼働させて第2の濃縮トナー補給
区画室内の濃縮トナーの全量を現像液タンクに補給す
る。
【0112】これを繰返し、各濃縮トナー補給区画室内
の濃縮トナーを順次に補給する。希釈液の補給は、図3
の実施例の場合と同様である。
【0113】このように「濃縮トナー補給手段」を構成
すると、濃縮トナーボトルを画像形成装置内に設ける必
要が無い。
【0114】図7には、請求項10記載の補給区画室ユ
ニットスペアの1実施例を示している。補給区画室ユニ
ットスペア1000は、補給すべき一定量の濃縮トナー
を蓄えた濃縮トナー補給区画室253を複数個(図では
4個であるが、これに限らず5個以上でもよいし、3個
以下でもよい)有し、画像形成装置本体に着脱可能であ
る。
【0115】個々の濃縮トナー補給区画室253は、円
筒状であり、その軸方向の一端部には円錐形状の濃縮ト
ナー滴下口用突起255が形成されている。個々の濃縮
トナー補給区画室253は、図8に示すように、内部に
一定量の濃縮トナー2Aを充填されている。
【0116】濃縮トナー補給区画室253の円筒状部分
は、必要な耐久性を持つ可撓性のプラスチックフィルム
等で形成され、濃縮トナー滴下口用突起255は、汎用
プラスチック等で適度の強度を持って形成されている。
【0117】図7に示すように、複数の濃縮トナー補給
区画室253は、ユニット基体260により一体化され
ている。ユニット基体260は、適度の剛性を持つ汎用
プラスチック等で構成される。
【0118】図9に示すように、補給区画室ユニットス
ペアは濃縮トナー滴下口用突起255の側を下に向け
て、図示されないレールに支持されて、図の右左方向へ
移動可能となっており、図示されない駆動手段により図
の左方向へ一定距離ずつ送ることが出きるようになって
いる。
【0119】濃縮トナーを補給する必要があるときは、
図示されない制御手段が、上記駆動手段を駆動して、補
給区画室ユニットスペアを一定距離だけ図9の左方へ移
動させる。この移動により濃縮トナー補給区画室の一つ
が現像液タンク1の補給穴1Mの上に移動するが、この
補給穴の手前側に設けられたカッター270が、濃縮ト
ナー滴下口用突起255を切断して補給口をあける。切
り落された部分は、回収部1Cに回収される。
【0120】この状態が実現すると、図示されない制御
手段は、押出し板280を下方へ押し下げて、濃縮トナ
ー補給区画室253を押し潰しつつ、内部の濃縮トナー
を現像液タンク1中に補給する。これを繰り返して、各
濃縮トナー補給用区画室内の濃縮トナーの順次の補給を
行う。
【0121】全ての濃縮トナー補給区画室253内の濃
縮トナーを補給してしまったら、画像形成装置の表示部
に、スペアを交換すべき旨の表示を行う。この表示が出
たら補給区画室ユニットスペアを画像形成装置本体から
取り外して廃棄し、新たな補給区画室ユニットスペアを
装着する。
【0122】上記制御手段、駆動手段、カッター27
0、押出し板280は、「順次補給手段」を構成する。
【0123】このような構成にすると、画像形成装置本
体内に濃縮トナーボトルを配する必要が無く、濃縮トナ
ーの交換も補給区画室ユニットスペアのスペア交換だけ
でよいから、濃縮トナーの交換の作業性が良い。なお、
希釈液の補給は図3の実施例におけるのと同様である。
【0124】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば新規な
濃縮トナー補給装置、現像液濃度制御方法および装置、
補給区画室ユニットスペアを提供できる(請求項1〜1
0)。
【0125】請求項1,2記載の発明は、上述の如き構
成となっているから開閉弁が固着トナーにより閉ざされ
て、濃縮トナーの補給を妨げることが無い。
【0126】請求項3〜9記載の発明は、上記の如き構
成と成っているから、単純な制御により現像液タンク内
に、常に適正なトナー濃度を持った定量の現像液を蓄え
ることができ、常に良好な現像を行うことができる。
【0127】請求項10記載の発明は上記の如き構成と
成っているので、濃縮トナーの交換の作業性がよい。
【0128】なお、上記実施例の説明において現像装置
として、現像ヘッドを使用する方式の場合を説明した
が、この発明は上記現像方式に限らず、広く液体現像装
置一般に適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の1実施例を説明するため
の図である。
【図2】請求項2記載の発明の1実施例を説明するため
の図である。
【図3】請求項4記載の発明の1実施例を説明するため
の図である。
【図4】請求項5記載の発明の1実施例を特徴部のみ示
す図である。
【図5】請求項5記載の発明の変形実施例を特徴部のみ
示す図である。
【図6】請求項6記載の発明の1実施例を特徴部のみ示
す図である。
【図7】請求項10記載の発明の1実施例を示す図であ
る。
【図8】図7の実施例における濃縮トナー補給区画室の
一つを示す断面図である。
【図9】請求項7記載の発明の1実施例を特徴部のみ示
す図である。
【符号の説明】
1 現像液タンク 20 濃縮トナーボトル 30 希釈液ボトル 40 制御手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像液タンク中に希釈液を補給するための
    希釈液ボトルと、上記現像液タンク内に濃縮トナーを補
    給するための濃縮トナーボトルとを有する液体現像装置
    において、 一端を現像液タンクに臨ませた補給パイプと、 この補給パイプの他端に設けられた気圧制御用開閉弁
    と、 希釈液ボトルと上記補給パイプを連結する第1パイプ中
    に配備され、希釈液の上記補給パイプへの供給を行うた
    めの希釈液補給用開閉弁と、 上記希釈液ボトルと補給パイプの連結部よりも上位で、
    且つ、濃縮トナーボトルの濃縮トナー液面よりも高い位
    置において、上記濃縮トナーボトルと上記補給パイプを
    連結する第2パイプと、 上記気圧制御用開閉弁と希釈液補給用開閉弁を制御する
    制御手段とを有することを特徴とする濃縮トナー補給装
    置。
  2. 【請求項2】現像液タンク中に希釈液を補給するための
    希釈液ボトルと、上記現像液タンク内に濃縮トナーを補
    給するための濃縮トナーボトルとを有する液体現像装置
    において、 一端を現像液タンクに臨ませた補給パイプと、 この補給パイプの他端に設けられた気圧制御用開閉弁
    と、 希釈液ボトルと上記補給パイプを連結する第1パイプ中
    に配備された希釈液補給用開閉弁と、 上記希釈液ボトルと補給パイプの連結部よりも下位で、
    且つ、濃縮トナーボトルの濃縮トナー液面よりも高い位
    置において、上記濃縮トナーボトルと上記補給パイプを
    連結する第2パイプと、 上記希釈液ボトルと補給パイプの連結部よりも下位で、
    且つ、上記濃縮トナーボトルと上記補給パイプとの連結
    部よりも高い位置において上記補給パイプに設けられ
    た、希釈液補給用負圧ポンプと、 上記濃縮トナーボトルと上記補給パイプとの連結部より
    も低い位置において上記補給パイプに設けられた濃縮ト
    ナー補給用負圧ポンプと、 濃縮トナー補給時には、濃縮トナーを補給したのちに希
    釈液の補給を行うように、上記気圧制御用開閉弁と、希
    釈液補給用開閉弁と、希釈液補給用負圧ポンプと、濃縮
    トナー補給用負圧ポンプとを制御する制御手段とを有す
    ることを特徴とする濃縮トナー補給装置。
  3. 【請求項3】現像液タンク中の現像液量を現像液量検出
    手段により検出し、希釈液を希釈液ボトルから上記現像
    液タンクに補給して現像液タンク中の現像液量を実質的
    に一定に保つと共に、 現像液中におけるトナー濃度を現像液濃度検出手段によ
    り検出し、上記トナー濃度が所定の濃度下限許容値にま
    で低下したときに、濃縮トナー補給手段により一定量の
    濃縮トナーを上記現像液タンク中に補給することを特徴
    とする現像液濃度制御方法。
  4. 【請求項4】現像液タンク中に希釈液を、希釈液ボトル
    から補給する希釈液補給手段と、 現像液タンク中に濃縮トナーを補給する濃縮トナー補給
    手段と、 現像液タンク中の現像液量を検出する現像液量検出手段
    と、 現像液中におけるトナー濃度を検出する現像液濃度検出
    手段と、 上記現像液量検出手段により検出された現像液量に基づ
    き、希釈液を希釈液ボトルから上記現像液タンクに補給
    して現像液タンク中の現像液量を実質的に一定に保ち、
    上記現像液濃度検出手段により検出されたトナー濃度が
    所定の濃度下限許容値にまで低下したときに、濃縮トナ
    ー補給手段により一定量の濃縮トナーを上記現像液タン
    ク中に補給するように、上記希釈液補給手段と濃縮トナ
    ー補給手段を制御する制御手段とを有することを特徴と
    する現像液濃度制御装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の現像液濃度制御装置におい
    て、 濃縮トナー補給手段が、濃縮トナーボトルと、濃縮トナ
    ー補給区画室と、この濃縮トナー補給区画室に一定量の
    濃縮トナーを上記濃縮トナーボトルから供給する濃縮ト
    ナー供給手段と、濃縮トナー補給時に、濃縮トナー補給
    区画室から現像液タンクへ上記一定量の濃縮トナーを補
    給する補給手段とを有することを特徴とする現像液濃度
    制御装置。
  6. 【請求項6】請求項4記載の現像液濃度制御装置におい
    て、 濃縮トナー補給手段が、 補給すべき一定量の濃縮トナーを蓄える濃縮トナー補給
    区画室を複数個有して画像形成装置本体に対して出し入
    れ可能に設けられた補給区画室ユニットと、 濃縮トナーを充填された補給区画室ユニットの各濃縮ト
    ナー補給区画室の濃縮トナーを順次に補給する順次補給
    手段とを有し、 上記補給区画室ユニットを画像形成装置本体から引き出
    した状態において、各濃縮トナー補給区画室に濃縮トナ
    ーを充填可能としたことを特徴とする現像液濃度制御装
    置。
  7. 【請求項7】請求項4記載の現像液濃度制御装置におい
    て、 濃縮トナー補給手段が、 補給すべき一定量の濃縮トナーを蓄えた濃縮トナー補給
    区画室を複数個有して画像形成装置本体に着脱可能にス
    ペア化された補給区画室ユニットスペアと、 画像形成装置本体に装着された補給区画室ユニットスペ
    アの、各濃縮トナー補給区画室の濃縮トナーを順次に補
    給する順次補給手段とを有することを特徴とする現像液
    濃度制御装置。
  8. 【請求項8】請求項4記載の現像液濃度制御装置におい
    て、 濃縮トナー補給手段および希釈液補給手段として、請求
    項1記載の濃縮トナー補給装置を用いることを特徴とす
    る現像液濃度制御装置。
  9. 【請求項9】請求項4記載の現像液濃度制御装置におい
    て、 濃縮トナー補給手段および希釈液補給手段として、請求
    項2記載の濃縮トナー補給装置を用いることを特徴とす
    る現像液濃度制御装置。
  10. 【請求項10】補給すべき一定量の濃縮トナーを蓄えた
    濃縮トナー補給区画室を複数個有して画像形成装置本体
    に着脱可能にスペア化された補給区画室ユニットスペ
    ア。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008014930A (ja) * 2006-06-07 2008-01-24 Pfu Ltd 固形分濃度測定装置、固形分濃度測定方法および固形分濃度調整装置
JP2010035619A (ja) * 2008-07-31 2010-02-18 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡洗浄消毒装置

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