JPH05127341A - 処理剤溶解供給装置 - Google Patents

処理剤溶解供給装置

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Publication number
JPH05127341A
JPH05127341A JP30100391A JP30100391A JPH05127341A JP H05127341 A JPH05127341 A JP H05127341A JP 30100391 A JP30100391 A JP 30100391A JP 30100391 A JP30100391 A JP 30100391A JP H05127341 A JPH05127341 A JP H05127341A
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JP
Japan
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tank
replenisher
dissolution
processing
replenishing
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Application number
JP30100391A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Kobayashi
和彦 小林
Hiroshi Hagiwara
博 萩原
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の粉状の処理剤を包装したパッケージを
用い、これを溶解して補充液を調整し、この補充液を処
理装置に供給するに際し、補充液の安定供給が可能で、
コンパクトな処理液の補充装置を提供する。 【構成】 処理剤を溶解して補充液を得る溶解槽2の下
側にストック槽3を設け、該ストック槽3を介して、補
充液を供給する。ストック槽3によって、溶解槽2の溶
解動作中においても、補充が可能となる。また、溶解槽
2とストック槽3とを一体とすることによって、配置ス
ペースを効率化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉状の処理剤を溶解し
て補充液を調整する際に用いられる処理剤溶解補充装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば写真製版における感光材料
の現像処理には、現像、定着、水洗処理が行なわれる。
これらの処理は、現像液、定着液、水洗水を満たした各
処理槽に、感光材料を浸漬しつつ通過させて行なわれ
る。このような工程は、通常、自動現像機等の処理装置
を用いて施され、該処理装置を用いたランニング処理
(連続処理)には、一般に、処理液の性能を一定に保つ
ために感光材料の処理量に応じて補充液を補充する補充
方式が採用されている。
【0003】従来、補充液は、濃厚補充液としてメーカ
ーから供給されている。この場合、濃厚補充液は複数の
処理剤成分を一液化されていることもあるが、複数の処
理剤ごとにパーツ化されていることが多い。しかし、運
搬、流通の便を考慮すると、運搬時の体積を小さくする
必要があり、複数の処理剤を必要に応じパーツ化し、粉
状体として真空パックすることが提案されている。この
場合、補充時際には、複数の前記粉状の処理剤を溶解し
て、補充液を作り、補充を行なわなければならない。
【0004】この処理剤の溶解に際しては、使用者の負
担を軽減するために、前記粉体の処理剤を溶解して補充
液を作る溶解装置が必要である。
【0005】一方、自動現像機内には、処理液供給用の
メインタンクが設けられており、該メインタンク内に補
充液が適宜供給される。ここで、製版所などでは、大量
の写真製版を行なうために、現像処理や定着処理に使用
される処理液の消費が著しく、メインタンクへの補充液
の供給を頻繁にする必要がある。
【0006】しかし、既述のように、包装された粉状の
処理剤は、簡溶性のものから、難溶性のものまで含まれ
ているので、溶解装置により処理剤を溶解して補充液を
調整する構成とすると、全ての処理剤の溶解が完了する
までは、溶解槽からの補充ができず、その間に補充液の
供給が必要となっても、補充液の供給ができないといっ
た欠点がある。
【0007】このような欠点を解消するため、自動現像
機に装備されているメインタンクの容量を大きくする
と、自動現像機自体が大きくなり、比較的処理量の少な
い製版所などで使用する場合などにおいて適当でない大
きさとなってしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、粉状
の処理剤を包装したパッケージを用い、これを溶解して
補充液を調整し、この補充液を処理装置に供給する際
に、現像機等の処理装置のメインタンク容量を大きくす
ることなく、補充液の供給を安定的に行なうことがで
き、かつコンパクトな処理液補充装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(3)の本発明により達成される。
【0010】(1) 粉状の処理剤を溶解して補充液を
調整し、この補充液を処理装置へ補充する溶解補充装置
であって、前記処理剤を溶解して補充液を作る溶解槽
と、前記溶解槽の上方に設けられた処理剤投入部と、前
記溶解槽で作られた補充液を貯溜し、前記処理剤の溶解
中に、必要な補充液の補充を補填するストック槽とを一
体として構成したことを特徴とする処理剤溶解補充装
置。
【0011】(2) 前記処理剤は、複数の処理剤を粉
状体として層状に包装されているものである上記(1)
に記載の処理剤溶解補充装置。
【0012】(3) 前記溶解槽で作られる補充液は濃
厚液であり、前記濃厚液の補充時に前記濃厚液を希釈す
る希釈液の補充系を有する上記(1)または(2)に記
載の処理剤溶解補充装置。
【0013】
【作用】補充液を処理装置へ送液する補充装置におい
て、溶解槽では、パッケージを開封して複数の粉状の処
理剤を水中に投入溶解して補充液とする。溶解槽で溶解
された処理剤は、補充液となりストック槽に貯溜され
る。そして、該ストック槽から処理装置へ補充液が送ら
れる。ここで、すべての処理剤が完全に溶解するまで
は、溶解中の補充液を補充することはできないが、その
間の補充液の補充は、ストック槽に貯溜されている補充
液が補填される。従って、溶解槽での溶解動作に関わり
なく、連続的に処理装置へ補充液を供給することができ
る。
【0014】また、処理剤を溶解した補充液を濃厚液と
すると、ストック槽内などでの保存が長期間可能とな
り、また槽の容積を小さくすることができる。そして、
補充時には、希釈水とともに、補充するため、濃度調節
が自由に調節可能である。
【0015】
【具体的構成】以下本発明の好適実施例について、添付
図面に基づいて詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の好適実施例の処理剤溶解補
充装置1を示す部分断面全体斜視図である。処理剤溶解
補充装置(以下「補充装置」という)1は、図示されて
いるように、処理剤を投入して、これを溶解する溶解槽
2と、該溶解槽2の下側に位置し、上側の溶解槽2で作
られた補充液を貯溜しておくストック槽3とから構成さ
れている。
【0017】図示の例では、溶解槽2は上部が開口した
箱状であって、該開口部21は蓋体4で覆われている。
そして、該蓋体4には、粉状の処理剤のパッケージPを
投入するための処理剤投入部41が形成されている。
【0018】パッケージPは、複数の処理剤を粉状体と
して包装したものであるが、処理剤相互の反応を防止す
るため、各処理剤を層状に真空パッケージしたものであ
ることが好ましい。また、このパッケージPは、より一
層安定なものとするためには、複数のパーツに分割した
ものであることが好ましい。
【0019】また、蓋体4の下側面には、溶解槽2内の
液面をセンシングするための液面センサー42、攪拌手
段43および循環手段44が配設されている。
【0020】これらの液面センサー42および各手段4
3、44は、溶解槽2内の液中にて機能するものであ
る。以下に各々について説明する。液面センサー42
は、通電端子を3つ設け、それぞれ長さを異にしてい
る。短い側の端子S1 は、溶解時の液面レベルに位置
し、他の長い2つの端子S2,S3 は、空の状態を予告す
るため、溶解槽2の底面近くまで達している。そして、
該端子S1,S2 が通電状態の場合には、最大貯液量であ
ることを示し、処理剤を溶かして作った補充液を排出し
て、端子S2,S3 が非通電状態となると、空となること
を予告する。
【0021】攪拌手段43は、上記蓋体4の下側にモー
タ431が固定され、該モータ431の駆動軸の先端に
は攪拌羽根432が取り付けられている。該攪拌羽根4
32は、溶解槽2の底面に近接し、沈殿した未溶解の処
理剤などが攪拌により溶け易くなるように構成されてい
る。従って、該攪拌羽根432の回転によって、液流
は、底面に当たり、堆積している処理剤を巻き上げるよ
うに、攪拌羽根432の羽根角度又は回転方向が決めら
れることが好ましい。
【0022】次に循環手段44は、循環ポンプ441と
循環流路442から構成されている。該循環手段44に
よっても、溶解槽2内の液は攪拌されるが、循環流路4
42中にヒータやフィルターを設けることによって、溶
解槽2内の温調や不純物の濾過等を効率良くすることが
できる。また、濃度センサーなどの他のセンサー類を流
路中に設けることもできる。該循環手段44の吸入口と
排出口は、何れの場所に設けても良いが、溶解槽2の底
部付近と液面付近とに配設されていることが好ましい。
これにより、上下方向の濃度を均一とすることができる
からである。
【0023】一方、蓋体4に形成されている前記投入部
41は、箱状にパッケージされた処理剤のパッケージP
を収容する凹部411と、該凹部411の底部に形成さ
れた投入口412と、投入部41を覆い隠すために開閉
自在に取り付けられた蓋413とから構成されている。
なお、投入部41には、凹部411にセットされた処理
剤のパッケージPを開封する開封機構を設けてもよい。
図2に示されているように、蓋413を開けてセットさ
れた処理剤パッケージPの下部から粉状の処理剤が、投
入口412を通って投入される。
【0024】蓋体4には、この他前記各センサーの検出
情報や指示を表示する表示部45が、正面側の端辺部分
に設けられている。表示パターンとしては、循環手段4
4や攪拌手段43が駆動しているか否かを点灯表示し、
また溶解液の温度や溶解完了までの残り時間を数値表示
するもの等を設ければよい。
【0025】投入される粉状の処理剤は、粉体の平均粒
径が1μm 〜5mm程度のものを用いることができる。
【0026】以上のように構成された蓋体4の下側に位
置する溶解槽2は、ホッパー状に傾斜している底面22
を有している。該ホッパー状の底面22の最も低い位置
には排出口23が設けられており、該排出口23には電
磁弁231が設けられている。
【0027】溶解槽2の下側にはストック槽3が設けら
れている。ストック槽3の天井部には、前記溶解槽2の
排出口23が臨んでおり、該排出口23から溶解槽2で
作られた補充液が流入し供給される。そして、このスト
ック槽3から自動現像機6の補充液を貯溜するメインタ
ンクへと、補充液が送られる。
【0028】このような溶解槽2やストック槽3には、
貯溜されている液の空気酸化を防止するため、浮蓋を浮
かせておくことが好ましい。この浮蓋は、中空状の球体
であり、これを全ての液面が覆われる程度に液面上に浮
かすことによって、空気との接触が防止される。このよ
うな、複数の細かい浮蓋を設けることによって、処理剤
の投入や液体の流入の際に浮蓋を取り除く必要がないと
いった利点かある。さらに、水の比重に近い値とするこ
とにとよって、攪拌の際に攪拌流とともに、水中を移動
して、攪拌、溶解効率をより高めることができるといっ
た利点がある。
【0029】ストック槽3の容積は、溶解槽2の容積の
1.3〜1.5倍程度であることが好ましいが、溶解槽
2での溶解作動中の、補充液の補充が十分可能な容積で
あればよい。また、溶解槽2での溶解が完了した後であ
っても、溶解槽2に補充液を貯溜しておくことは可能で
あり、この場合、ストック槽3内の補充液が空または少
なくなった時点で、溶解槽2から補充液を供給する。
【0030】本実施例の処理剤溶解補充装置1は、上記
のような構成の溶解槽2とストック槽3を、現像補充液
用と定着補充液用として2つ有している。そして、溶解
槽2の下側にストック槽3が配置された一体型で、全体
として縦長に形成されている。このため、設置スペース
が小さくて済み、溶解槽2からストック槽3への送液手
段も不要であるといった利点を有する。
【0031】以上のように構成された処理剤溶解補充装
置1によって補充される補充液は、例えば濃厚補充液で
あるとよい。そして、この場合には、図2に示されてい
るように、補充時に前記濃厚補充液を薄める希釈水を貯
溜しておく貯溜槽5を、各ストック槽3に並設して処理
剤溶解補充装置1を構成してもよい。希釈水は例えば水
道水などでよく、水道水の場合には、前記貯溜槽5を設
けずに、直接水道管から水を採取してもよい。なお、こ
のような貯溜槽5に溜められた希釈水は、溶解槽2での
処理剤の溶解に用いられる溶媒としても利用することが
できる。
【0032】上記各ストック槽3および貯溜槽5には、
それぞれ給液管7が接続され、自動現像装置の補充液の
メインタンクに接続されている。そして、各給液管には
送液用のポンプ8が設けられている。
【0033】図2に示されているように、処理装置であ
る自動現像機6には現像槽61、定着槽62、水洗槽6
3の各処理槽が設けられている。
【0034】各補充液の補充系統について、図2に基づ
き説明すると、処理剤溶解補充装置1の貯溜槽5には、
給液管7aが接続されており、該給液管7aの先端は分
岐して、自動現像機6の現像槽61、定着槽62に補充
される補充液を希釈する希釈水として供給するための給
液管7b、7cとなっている。該給液管7b、7cには
ポンプ8b、8cがそれぞれ設けられ、各ストック槽3
からの補充液の補充に連動して、ポンプ8b、8cが駆
動する。このポンプ8b、8cは希釈率を調節して、補
充液の濃度を自在に変更できるように、吐出量を調節で
きる、例えばベローズポンプなどであるとよい。
【0035】また、貯溜槽5内の水は、各溶解槽2、2
に投入された処理剤を溶かすための溶解水として使用す
るため、各溶解槽2、2と給液管7f、7gで接続され
ている。溶解水の送液は、図示されているように、貯溜
槽5の液面が溶解槽2、2の液面より高くなっているた
め、バルブを開くことによって送液が行なわれる。
【0036】以上のように構成されている本発明の処理
剤溶解補充装置1の作用について説明する。パッケージ
された処理剤を投入部41の凹部411にセットする。
【0037】投入される処理剤に対応した所定量の希釈
水を、溶解槽2内へ供給する。
【0038】パッケージの下部を開封し、投入口412
から処理剤を溶解槽2内の希釈水中へ投入する。攪拌手
段43や循環手段44によって希釈水中に処理剤を溶解
させて、濃厚補充液を得る。処理剤を完全に溶解したの
ち、電磁弁231を開放して排出口23からストック槽
3へ濃厚補充液を供給する。ストック槽3からは、適宜
必要に応じて濃厚補充液が供給される。このように、ス
トック槽3を設けることによって、溶解槽2が溶解作動
中であっても、随時補充液の補充ができるといった利点
がある。
【0039】また、ストック槽3内に液面センサーを設
け、ストック槽3内の補充液の量が所定の量以下に減っ
た場合には、前記表示部45に警告灯がつき、溶解槽2
での処理剤の溶解の必要時期であることを報知する構成
とするとよい。
【0040】以上説明したような作用は、図3に示され
ているように、本発明の処理剤溶解補充装置1に複数の
自動現像機6を接続した場合に、有効に発揮される。
【0041】処理剤溶解補充装置1の現像補充液および
定着補充液の各ストック槽3、3には、複数の自動現像
機61 〜6n が接続されている補充経路10、11が接
続されている。該補充経路10、11は、主幹部分10
0、110と、主幹部分100、110から各自動現像
機61 〜6n へ分岐する分岐管1011 〜101n 、1
111 〜111n と、該各分岐管1011 〜101n
1111 〜111n に設けられたポンプ1021 〜10
n 、1121 〜112n とから構成されている。
【0042】同様に前記補充液の希釈水の補充経路12
W も同様に設けられる。希釈水の貯溜槽5に接続されて
いる補充経路12W は、主幹部分120と、主幹部分1
20から各自動現像機61 〜6nへ分岐する分岐管12
1 〜121n と、該各分岐管1211 〜121n に設
けられたポンプ1221 〜112n とから構成される。
【0043】そして、各ポンプ1021 〜102n 、1
121 〜112n 、1221 〜112n は、各自動現像
機毎に、独立して制御される。即ち、各自動現像機の制
御手段により、メインタンクの補充液量の低下が検知さ
れると、前記ポンプ1021〜102n 、1121 〜1
12n 、1221 〜122n が各自動現像機毎に作動す
る。
【0044】このような構成とすることによって、単一
の処理剤溶解補充装置から各自動現像機毎に希釈率を変
更して補充液を補充することが可能となり、例えば、処
理液の疲労度や処理量に合わせて、希釈率や補充量を変
更して補充することができる。従って、補充液を供給す
る、供給系全体の構成を単純かつ小型化することが可能
で、かつ十分な補充液の供給を確保することができる。
【0045】この他、溶解する処理剤が1パッケージで
なく、複数のパーツ剤に分割されている場合には、パー
ツ剤毎に溶解槽2とストック槽3を設け、各々溶解して
作られた補充液を、ストック槽3に貯溜し、各パーツ剤
を別個に補充する構成とすることもできる。この場合に
は、各パーツ剤が補充の直前に混合されるため、組成成
分相互の反応が防止されて補充液の長期保存が可能とな
り、また、処理条件の変更に応じて補充液の組成を変更
することも可能となる。
【0046】以上のように構成された本発明の処理剤溶
解補充装置によれば、処理剤を溶解して補充液を得る処
理装置の補充系であれば、何れの装置にも利用すること
ができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、粉状の処理剤を包
装したパッケージを用い、これを溶解して補充液を調整
し、この補充液を処理装置に供給するに際し、本発明の
処理剤溶解補充装置では、補充液を安定的に補充するこ
とができ、かつ配置スペースを採らないといった利点を
有し、ストック槽を介して溶解槽を接続することによっ
て、連続的に処理装置を稼動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施例の処理剤溶解補充装置を示
す部分断面全体斜視図である。
【図2】処理剤溶解補充装置を自動現像機に接続した状
態を示し、溶解槽とストック槽の断面正面を示す模式図
である。
【図3】単一の処理剤溶解補充装置に複数の処理装置を
接続した状態を示す模式図である。
【符号の説明】
1 処理剤溶解補充装置 2 溶解槽 22 底面 23 排出口 231 電磁弁 3 ストック槽 4 蓋体 41 投入部 411 凹部 412 投入口 413 蓋 42 液面センサー 43 攪拌手段 431 モータ 432 攪拌羽根 44 循環手段 441 循環ポンプ 442 循環流路 45 表示部 5 貯溜槽 61 〜6n 自動現像機(処理装置) 61 現像槽 62 定着槽 63 水洗槽 7a〜7g 給液管 8b〜8e ポンプ 10 補充経路(現像液) 100 主幹部分 1011・・・n 分岐管 1021・・・n ポンプ 11 補充経路(定着液) 110 主幹部分 1111・・・n 分岐管 1121・・・n ポンプ 12W 補充経路(希釈水) 120 主幹部分 1211・・・n 分岐管 1221・・・n ポンプ P 処理剤パッケージ S1 〜S2 端子
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 処理剤溶解供給装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉状の処理剤を溶解し
て処理剤溶液を調整する際に用いられる処理剤溶解供給
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば写真製版におけるハロゲン
化銀写真感光材料の現像処理には、現像、定着、水洗処
理が行なわれる。これらの処理は、現像液、定着液、水
洗水を満たした各処理槽に、感光材料を浸漬しつつ通過
させて行なわれる。上記現像液、定着液等の処理液は、
運搬、流通の便を考慮すると、運搬時の体積を小さくす
る必要があり、粉状体として真空パックすることが提案
されている。この場合、実際に処理に供するには、前記
粉状の処理剤を溶解して、使用しなければならない。
【0003】通常、上記現像等のランニング処理(連続
処理)は、自動現像機等の処理装置を用いて実施され、
一般に、処理液の性能を一定に保つために感光材料の処
理量に応じて補充液たる処理液を補充供給する補充方式
が採用されている。このような補充液も同様に、粉剤化
が提案されている。
【0004】この処理剤の溶解に際しては、使用者の負
担を軽減するために、前記粉体の処理剤を溶解する溶解
装置が必要である。
【0005】一方、大量の写真製版を行なう製版所など
では、現像処理や定着処理に使用される処理液の消費が
著しく、処理液の補充、供給を頻繁にする必要がある。
【0006】しかし、既述のように、包装された粉状の
処理剤は、簡溶性のものから、難溶性のものまで含まれ
ているので、溶解装置により処理剤を溶解して処理剤溶
液を調整する構成とすると、全ての処理剤の溶解が完了
するまでは、溶解槽からの供給、補充ができず、その間
に処理液の供給が必要となっても、処理液の供給ができ
ないといった欠点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、粉状
の処理剤を包装したパッケージを用い、これを溶解して
処理剤溶液を調整し、この処理剤溶液を処理装置に供給
する際に、現像機等の処理装置の容量を大きくすること
なく、処理剤溶液の供給を安定的に行なうことができ、
かつコンパクトな処理液供給装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(3)の本発明により達成される。
【0009】(1) 粉状の処理剤を溶解して処理剤溶
液を調整し、この処理剤溶液を処理装置へ供給する処理
剤溶解供給装置であって、前記処理剤を溶解して処理剤
溶液を作る溶解槽と、前記溶解槽の上方に設けられた処
理剤投入部と、前記溶解槽で作られた処理剤溶液を貯溜
し、前記処理剤の溶解中に、必要な処理剤溶液の供給を
補填するストック槽とを一体として構成したことを特徴
とする処理剤溶解供給装置。
【0010】(2) 前記処理剤は、複数の処理剤を粉
状体として層状に包装されているものである上記(1)
に記載の処理剤溶解供給装置。
【0011】(3) 前記溶解槽で作られる処理剤溶液
を希釈する希釈液の補充系を有する上記(1)または
(2)に記載の処理剤溶解供給装置。
【0012】
【作用】処理剤溶液を処理装置へ送液する供給装置にお
いて、溶解槽では、パッケージを開封して複数の粉状の
処理剤を水中に投入溶解して処理剤溶液とする。溶解槽
で溶解された処理剤は、ストック槽に貯溜される。そし
て、該ストック槽から処理装置へ処理剤溶液が送られ
る。ここで、すべての処理剤が完全に溶解するまでは、
供給、補充することはできないが、その間は、ストック
槽に貯溜されている処理剤溶液が補填される。従って、
溶解槽での溶解動作に関わりなく、連続的に処理装置へ
処理液を供給することができる。
【0013】そして、補充時には、希釈水とともに補充
すれば、濃度調節が自由に調節可能である。
【0014】
【具体的構成】以下本発明の好適実施例について、添付
図面に基づいて詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の好適実施例の処理剤溶解補
充装置1を示す部分断面全体斜視図である。処理剤溶解
補充装置(以下「補充装置」という)1は、図示されて
いるように、処理剤を投入して、これを溶解する溶解槽
2と、該溶解槽2の下側に位置し、上側の溶解槽2で作
られた補充液を貯溜しておくストック槽3とから構成さ
れている。
【0016】図示の例では、溶解槽2は上部が開口した
箱状であって、該開口部21は蓋体4で覆われている。
そして、該蓋体4には、粉状の処理剤のパッケージPを
投入するための処理剤投入部41が形成されている。
【0017】パッケージPは、複数の処理剤を粉状体と
して包装したものであるが、処理剤相互の反応を防止す
るため、各処理剤を層状に真空パッケージしたものであ
ることが好ましい。また、このパッケージPは、複数の
パーツに分割したものであってもよい。
【0018】また、蓋体4の下側面には、溶解槽2内の
液面をセンシングするための液面センサー42、撹拌手
段43および循環手段44が配設されている。
【0019】これらの液面センサー42および各手段4
3、44は、溶解槽2内の液中にて機能するものであ
る。以下に各々について説明する。液面センサー42
は、通電端子を3つ設け、それぞれ長さを異にしてい
る。短い側の端子Sは、溶解時の液面レベルに位置
し、他の長い2つの端子S,Sは、空の状態を予告
するため、溶解槽2の底面近くまで達している。そし
て、該端子S,Sが通電状態の場合には、最大貯液
量であることを示し、処理剤を溶かして作った補充液を
排出して、端子S,Sが非通電状態となると、空と
なることを予告する。
【0020】撹拌手段43は、上記蓋体4の下側にモー
タ431が固定され、該モータ431の駆動軸の先端に
は撹拌羽根432が取り付けられている。該撹拌羽根4
32は、溶解槽2の底面に近接し、沈殿した未溶解の処
理剤などが撹拌により溶け易くなるように構成されてい
る。従って、該撹拌羽根432の回転によって、液流
は、底面に当たり、堆積している処理剤を巻き上げるよ
うに、撹拌羽根432の羽根角度又は回転方向が決めら
れることが好ましい。
【0021】次に循環手段44は、循環ポンプ441と
循環流路442から構成されている。該循環手段44に
よっても、溶解槽2内の液は撹拌されるが、循環流路4
42中にヒータやフィルターを設けることによって、溶
解槽2内の温調や不純物の濾過等を効率良くすることが
できる。また、濃度センサーなどの他のセンサー類を流
路中に設けることもできる。該循環手段44の吸入口と
排出口は、何れの場所に設けても良いが、溶解槽2の底
部付近と液面付近とに配設されていることが好ましい。
これにより、上下方向の濃度を均一とすることができる
からである。
【0022】一方、蓋体4に形成されている前記投入部
41は、箱状にパッケージされた処理剤のパッケージP
を収容する凹部411と、該凹部411の底部に形成さ
れた投入口412と、投入部41を覆い隠すために開閉
自在に取り付けられた蓋413とから構成されている。
なお、投入部41には、凹部411にセットされた処理
剤のパッケージPを開封する開封機構を設けてもよい。
図2に示されているように、蓋413を開けてセットさ
れた処理剤パッケージPの下部から粉状の処理剤が、投
入口412を通って投入される。なお、図1および図2
には、パッケージPの頭部が突出した状態のものを示し
たが、パッケージPは、投入部41内に完全に収容さ
れ、蓋413が閉じる構造のものとしてもよい。
【0023】蓋体4には、この他前記各センサーの検出
情報や指示を表示する表示部45が、正面側の端辺部分
に設けられている。表示パターンとしては、循環手段4
4や撹拌手段43が駆動しているか否かを点灯表示し、
また溶解液の温度や溶解完了までの残り時間を数値表示
するもの等を設ければよい。
【0024】投入される粉状の処理剤は、粉体の平均粒
径が1μm〜5mm程度のものを用いることができる。
【0025】以上のように構成された蓋体4の下側に位
置する溶解槽2は、ホッパー状に傾斜している底面22
を有している。該ホッパー状の底面22の最も低い位置
には排出口23が設けられており、該排出口23には電
磁弁231が設けられている。
【0026】溶解槽2の下側にはストック槽3が設けら
れている。ストック槽3の天井部には、前記溶解槽2の
排出口23が臨んでおり、該排出口23から溶解槽2で
作られた補充液が流入し供結される。そして、これらの
ストック槽3から自動現像機6の現像槽61、定着槽6
2へと、補充液が送られる。
【0027】このような溶解槽2やストック槽3には、
貯溜されている液の空気酸化を防止するため、浮蓋を浮
かせておくことが好ましい。この浮蓋は、中空状の球体
であり、これを全ての液面が覆われる程度に液面上に浮
かすことによって、空気との接触が防止される。このよ
うな、複数の細かい浮蓋を設けることによって、処理剤
の投入や液体の流入の際に浮蓋を取り除く必要がないと
いった利点かある。さらに、水の比重に近い値とするこ
とにとよって、撹拌の際に撹拌流とともに、水中を移動
して、撹拌、溶解効率をより高めることができるといっ
た利点がある。
【0028】ストック槽3の容積は、溶解槽2の容積の
1.3〜1.5倍程度であることが好ましいが、溶解槽
2での溶解作動中の、補充液の補充が十分可能な容積で
あればよい。また、溶解槽2での溶解が完了した後であ
っても、溶解槽2に補充液を貯溜しておくことは可能で
あり、この場合、ストック槽3内の補充液が空または少
なくなった時点で、溶解槽2から補充液を供給する。
【0029】本実施例の処理剤溶解補充装置1は、上記
のような構成の溶解槽2とストック槽3を、現像補充液
用と定着補充液用として2つ有している。そして、溶解
槽2の下側にストック槽3が配置された一体型で、全体
として縦長に形成されている。このため、設置スペース
が小さくて済み、溶解槽2からストック槽3への送液手
段も不要であるといった利点を有する。
【0030】以上のように構成された処理剤溶解補充装
置1によって補充される補充液は、例えば濃厚補充液で
あるとよい。そして、この場合には、図2に示されてい
るように、補充時に前記濃厚補充液を薄める希釈水を貯
溜しておく貯溜槽5を、各ストック槽3に並設して処理
剤溶解補充装置1を構成してもよい。希釈水は例えば水
道水などでよい。なお、このような貯溜槽5に溜められ
た希釈水は、溶解槽2での処理剤の溶解に用いられる溶
媒としても利用することができる。
【0031】上記各ストック槽3および貯溜槽5には、
それぞれ給液管7が接続され、自動現像装置の補充液の
メインタンクに接続されている。そして、各給液管には
送液用のポンプ8が設けられている。
【0032】図2に示されているように、処理装置であ
る自動現像機6には現像槽61、定着槽62、水洗槽6
3の各処理槽が設けられている。
【0033】各補充液の補充系統について、図2に基づ
き説明すると、処理剤溶解補充装置1の貯溜槽5には、
給液管7aが接続されており、該給液管7aの先端は分
岐して、自動現像機6の現像槽61、定着槽62に補充
される補充液を希釈する希釈水として供給するための給
液管7b、7cとなっている。該給液管7b、7cには
ポンプ8b、8cがそれぞれ設けられ、各ストック槽3
からの補充液の補充に連動して、ポンプ8b、8cが駆
動する。このポンプ8b、8cは希釈率を調節して、補
充液の濃度を自在に変更できるように、吐出量を調節で
きる、例えばベローズポンプなどであるとよい。
【0034】また、貯溜槽5内の水は、各溶解槽2、2
に投入された処理剤を溶かすための溶解水として使用す
るため、各溶解槽2、2と給液管7f、7gで接続され
ている。溶解水の送液は、図示されているように、貯溜
槽5の液面が溶解槽2、2の液面より高くなっているた
め、バルブを開くことによって送液が行なわれる。
【0035】2つのストック槽3、3は、それぞれポン
プ8d、8eが設けられた給液管7d、7eにより、現
像槽61、定着槽62に接続されており、必要に応じて
上記ポンプの作動によりそれぞれ処理剤溶液を供給す
る。
【0036】以上のように構成されている本発明の処理
剤溶解補充装置1の作用について説明する。パッケージ
された処理剤を投入部41の凹部411にセットする。
【0037】投入される処理剤に対応した所定量の希釈
水を、溶解槽2内へ供給する。
【0038】パッケージの下部を開封し、投入口412
から処理剤を溶解槽2内の希釈水中へ投入する。撹拌手
段43や循環手段44によって希釈水中に処理剤を溶解
させて、濃厚補充液を得る。処理剤を完全に溶解したの
ち、電磁弁231を開放して排出口23からストック槽
3へ濃厚補充液を供給する。ストック槽3からは、適宜
必要に応じて濃厚補充液が供給される。このように、ス
トック槽3を設けることによって、溶解槽2が溶解作動
中であっても、随時補充液の補充ができるといった利点
がある。
【0039】また、ストック槽3内に液面センサーを設
け、ストック槽3内の補充液の量が所定の量以下に減っ
た場合には、前記表示部45に警告灯がつき、溶解槽2
での処理剤の溶解の必要時期であることを報知する構成
とするとよい。
【0040】以上説明したような作用は、図3に示され
ているように、本発明の処理剤溶解補充装置1に複数の
自動現像機6を接続した場合に、有効に発揮される。
【0041】処理剤溶解補充装置1の現像補充液および
定着補充液の各ストック槽3、3には、複数の自動現像
機6〜6が接続されている補充経路10、11が接
続されている。該補充経路10、11は、主幹部分10
0、110と、主幹部分100、110から各自動現像
機6〜6へ分岐する分岐管101〜101、1
11〜111と、該各分岐管101〜101
111〜111に設けられたポンプ102〜10
、112〜112とから構成されている。
【0042】同様に前記補充液の希釈水の補充経路12
も同様に設けられる。希釈水の貯溜槽5に接続されて
いる補充経路12は、主幹部分120と、主幹部分1
20から各自動現像機6〜6へ分岐する分岐管12
〜121と、該各分岐管121〜121に設
けられたポンプ122〜122とから構成される。
【0043】そして、各ポンプ102〜102、1
12〜112、122〜112は、各自動現像
機毎に、独立して制御される。即ち、各自動現像機の制
御手段により、メインタンクの補充液量の低下が検知さ
れると、前記ポンプ102〜102、112〜1
12、122〜122が各自動現像機毎に作動す
る。
【0044】このような構成とすることによって、単一
の処理剤溶解補充装置から各自動現像機毎に希釈率を変
更して補充液を補充することが可能となり、例えば、処
理液の疲労度や処理量に合わせて、希釈率や補充量を変
更して補充することができる。従って、補充液を供給す
る、供給系全体の構成を単純かつ小型化することが可能
で、かつ十分な補充液の供給を確保することができる。
【0045】この他、溶解する処理剤が1パッケージで
なく、複数のパーツ剤に分割されている場合には、パー
ツ剤毎に溶解槽2とストック槽3を設け、各々溶解して
作られた補充液を、ストック槽3に貯溜し、各パーツ剤
を別個に補充する構成とすることもできる。この場合に
は、各パーツ剤が補充の直前に混合されるため、組成成
分相互の反応が防止されて補充液の長期保存が可能とな
り、また、処理条件の変更に応じて補充液の組成を変更
することも可能となる。
【0046】以上のように構成された本発明の処理剤溶
解補充装置によれば、処理剤を溶解して補充液を得る処
理装置の補充系であれば、何れの装置にも利用すること
ができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、粉状の処理剤を包
装したパッケージを用い、これを溶解して補充液を調整
し、この補充液を処理装置に供給するに際し、本発明の
処理剤溶解補充装置では、補充液を安定的に補充するこ
とができ、かつ配置スペースを採らないといった利点を
有し、ストック槽を介して溶解槽を接続することによっ
て、連続的に処理装置を稼動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施例の処理剤溶解補充装置を示
す部分断面全体斜視図である。
【図2】処理剤溶解補充装置を自動現像機に接続した状
態を示し、溶解槽とストック槽の断面正面を示す模式図
である。
【図3】単一の処理剤溶解補充装置に複数の処理装置を
接続した状態を示す模式図である。
【符号の説明】 1 処理剤溶解補充装置 2 溶解槽 22 底面 23 排出口 231 電磁弁 3 ストック槽 4 蓋体 41 投入部 411 凹部 412 投入口 413 蓋 42 液面センサー 43 撹拌手段 431 モータ 432 撹拌羽根 44 循環手段 441 循環ポンプ 442 循環流路 45 表示部 5 貯溜槽 6〜6 自動現像機(処理装置) 61 現像槽 62 定着槽 63 水洗槽 7a〜7g 給液管 8b〜8e ポンプ 10 補充経路(現像液) 100 主幹部分 101l…n 分岐管 102l…n ポンプ 11 補充経路(定着液) 110 主幹部分 111l…n 分岐管 112l…n ポンプ 12 補充経路(希釈水) 120 主幹部分 121l…n 分岐管 122l…n ポンプ P 処理剤パッケージ S〜S 端子
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉状の処理剤を溶解して補充液を調整
    し、この補充液を処理装置へ補充する溶解補充装置であ
    って、 前記処理剤を溶解して補充液を作る溶解槽と、前記溶解
    槽の上方に設けられた処理剤投入部と、 前記溶解槽で作られた補充液を貯溜し、前記処理剤の溶
    解中に、必要な補充液の補充を補填するストック槽とを
    一体として構成したことを特徴とする処理剤溶解補充装
    置。
  2. 【請求項2】 前記処理剤は、複数の処理剤を粉状体と
    して層状に包装されているものである請求項1に記載の
    処理剤溶解補充装置。
  3. 【請求項3】 前記溶解槽で作られる補充液は濃厚液で
    あり、 前記濃厚液の補充時に前記濃厚液を希釈する希釈液の補
    充系を有する請求項1または2に記載の処理剤溶解補充
    装置。
JP30100391A 1991-10-21 1991-10-21 処理剤溶解供給装置 Pending JPH05127341A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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