JPH087570Y2 - シャッタ付きディスクカートリッジ - Google Patents

シャッタ付きディスクカートリッジ

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JPH087570Y2
JPH087570Y2 JP7586889U JP7586889U JPH087570Y2 JP H087570 Y2 JPH087570 Y2 JP H087570Y2 JP 7586889 U JP7586889 U JP 7586889U JP 7586889 U JP7586889 U JP 7586889U JP H087570 Y2 JPH087570 Y2 JP H087570Y2
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JP
Japan
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coil spring
shutter
insertion hole
torsion coil
bent end
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JP7586889U
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秋山  登
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、光ディスク又は磁気ディスク等の記録媒体
であるディスクを収納したシャッタ付きディスクカート
リッジに関する。
〔従来の技術〕
一般に、磁気ディスク又は光ディスクは、第9図で示
すような2枚の上下両半片からなるディスクカートリッ
ジ内に収納されている。
このディスクカートリッジの中心部にはディスク回転
用ターンテーブルが挿入されるターンテーブル挿入穴1
が設けられると共にディスクの記録面を横切るように読
取り書込みヘッドが挿入されるヘッド挿入穴2が設けら
れている。
ターンテーブル挿入穴1内にはディスクの中心部に設
けられたハブが位置しており、このハブに図示しない記
録再生装置側のターンテーブルが吸着される。
前記ディスクカートリッジのターンテーブル挿入穴1
及びヘッド挿入穴2はシャッタ3の左右動によって開閉
自在とされる。
前記シャッタ3はその中間において折曲されてディス
クカートリッジの表裏に亘って前記ターンテーブル挿入
穴1及びヘッド挿入穴2を被い、前記シャッタ3のカー
トリッジの記録再生装置への挿入前端部分4は、カート
リッジ前端のガイド部5上を左右に摺動して前記両穴1,
2を開閉するようになっている。
また、シャッタ3は捩りコイルばねにより、前記両穴
1,2を閉じる方向に常時付勢されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、前記従来のディスクカートリッジのシャッ
タ3はディスクカートリッジに直に取り付けられるの
で、前記捩りコイルばねの一端部はシャッタ3に係止さ
れている。シャッタ3は薄い金属板で出来ているので、
捩りコイルばねの細い端との係合力が弱く、シャッタ3
が繰り返し開閉動作をする間に捩りコイルばねの一端部
がシャッタ3から外れるおそれがある。また、係合操作
も面倒である。
本考案は、かかる点に鑑み、シャッタ3の開閉に伴っ
て捩りコイルばねとシャッタ3との連結を簡易になしう
ると共に連結した後は妄りに解かれることのないディス
クカートリッジを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本考案は、ディスクカートリッジCに形成さ
れた穴8,9を開閉するためのシャッタ10が該ディスクカ
ートリッジCに摺動自在に取り付けられ、かつ該シャッ
タ10が捩りコイルばね23により前記穴8,9の閉じ方向に
付勢されたシャッタ付きディスクカートリッジCにおい
て、前記シャッタ10はスライダ14を介してディスクカー
トリッジCに取り付けられ、前記スライダ14の一端には
前記捩りコイルばね23の屈曲端部23aの入り得る凹溝24
を下側に有した庇部が設けられ、前記スライダ14の庇部
下の奥には前記捩りコイルばね23の屈曲端部23aの挿入
穴26が前記凹溝24に連なるように設けられ、該挿入穴26
の床部分には該挿入穴26の開口部を狭めて前記捩りコイ
ルばね23の屈曲端部23aの抜け出しを防止する突起28と
前記捩りコイルばね23の屈曲端部23aの近傍の直線部が
挿入される切欠き27とが設けられ、前記凹溝24と前記挿
入穴26との境界部には前記捩りコイルばね23の屈曲端部
23aを前記凹溝24から前記挿入穴26へと案内する傾斜面2
5が設けられた構成を採用している。
〔作用〕
捩りコイルばねの屈曲端部はスライダの庇部の凹溝と
傾斜面とにより案内され、挿入穴の開口部から突起を乗
り越えるようにして挿入穴内に差し込まれる。また、そ
の際、捩りコイルばねの屈曲端部の近傍部の直線部は切
欠き内に挿入される。従って、捩りコイルばねとスライ
ダとの係合操作が簡易迅速化される。また、捩りコイル
ばねの屈曲端部は、挿入穴に差し込まれた後は突起と係
合する。そのため、シャッタの開閉動作が繰り返され捩
りコイルばねが屈伸運動しても屈曲端部は挿入穴外に脱
落しない。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本考案の一実施例について説明
する。
第5図および第6図で示されるように、光ディスク用
のディスクカートリッジCは上半片6と下半片7とを合
わせるようにして形成され、その中心部には、ターンテ
ーブル挿入穴8が形成され、このターンテーブル挿入穴
8にヘッド挿入穴9が連っている。
これら両穴8,9を開閉するためにシャッタ10が左右方
向にスライド可能に設けられている。
このシャッタ10は、第3図に示すように1枚のステン
レス製の板を2つ折りにするようにして形成され、2枚
の相対向した垂直板11,11とこの垂直板11,11の頂部に形
成された頂板12とを有している。
前記垂直板11の下端にはディスクカートリッジCの壁
面に貼着されたガイド板30と摺動可能に係合するスライ
ド部13が設けられている。このシャッタ10の頂板12は細
長いスライダ14を覆うようにねじ15,15によって固着さ
れ、このネジ15,15は開口16,16を介してスライダ14の受
穴17,17に螺合するようになっている。また前記頂板12
の尾部には、記録再生装置の駆動部側に設けられる開閉
ピンP1が挿入される開閉ピン受穴18が設けられている
(第4図)。またこの開閉ピン受穴18に対応して前記ス
ライド14には受穴19が設けられ、この受穴19内に第4図
に示すような開閉ピンP1のローラrが係合される。
前記スライダ14の左右両側にはガイド溝20,20が設け
られ、このガイド溝20は第4図に示すようにカートリッ
ジCの記録再生装置側前端に形成されたガイド部Gに形
成されたガイドレール21,21と係合するようになってい
る。
前記スライダ14の先端には傾斜面22が設けられ、この
傾斜面22は第4図に示すように記録再生装置の駆動部側
の開閉ピンP2のローラrがスムースにそこを通過できる
ようになっている。
前記ディスクカートリッジCを記録再生装置に挿入し
たときに、その一方の開閉ピンP1が前記シャッタ10の受
穴18およびスライダ14の受穴19内に侵入し、第6図に示
すように前記シャッタ10を頭上左側に移動させてターン
テーブル挿入穴8及びヘッド挿入穴9を開口せしめる。
その時、他方の開閉ピンP2は前記スライダ14の傾斜面22
に沿ってそこを乗り越えて両ピンP1,P2が交叉するよう
になる。このように傾斜面22をスライダ14に設けること
によって捨てピンといわれる不必要な開閉ピンP2がスム
ースにガイドされる。
前記ディスクカートリッジC内の前端左側には第5
図,第7図及び第8図で示すように、捩りコイルばね23
が収納され、この捩りコイルばね23はディスクカートリ
ッジCの内壁とスライダ14との間に介在してシャッタ10
を前記両穴8,9を閉鎖する方向に付勢している。
前記スライダ14は第1図及び第2図に示すようにその
一端の庇部の上側に前記傾斜面22を有しているが、該傾
斜面22の下側には凹溝24が形成され、この凹溝24のスラ
イダ14の他端方向の奥に傾斜面25が設けられ、この傾斜
面25の更に奥に前記捩りコイルばね23の屈曲端部23aの
挿入穴26が設けられている。また、前記挿入穴26の床部
分にはスライダ14の長手方向に伸びる切欠き27が設けら
れている。更に、前記挿入穴26の開口部には該開口部を
狭めて前記戻りコイルばね23の屈曲端部23aの抜け出し
を防止する突起28が設けられている。
捩りコイルばね23の屈曲端部23aを前記挿入穴26に収
納するには、第1図及び第2図で示すように前記捩りコ
イルばね23の屈曲端部23aの近傍の直線部を切欠き27に
挿入しつつ屈曲端部23aを挿入穴26内に差し込み、突起2
8を乗り越えさせればよい。なお、その際屈曲端部23aを
傾斜面25に沿って滑らせるようにすれば、円滑な挿入操
作を行うことができる。
捩りコイルばね23は、シャッタ10の往復動に伴い、第
7図及び第8図で示すような屈曲動作を繰り返すが、捩
じりコイルばね23の屈曲端部23aは挿入穴26の奥に収ま
った後は突起28に引っ掛かるので、スライダ14外に脱落
し難くなっている。
なお、その他第5図及び第6図において、符号29で示
されるものは前記ディスクカートリッジCの記録再生装
置の挿入方向後端左右に設けられた二重書込み防止部で
ある。
〔考案の効果〕
本考案によれば、捩りコイルばねの屈曲端部はスライ
ダの庇部の凹溝と傾斜面とにより案内され、挿入穴の開
口部から突起を乗り越えるようにして挿入穴内に差し込
まれ、捩りコイルばねの屈曲端部の近傍の直線部が切欠
き内に挿入される。従って、捩りコイルばねとスライダ
との係合操作が簡易かつ迅速化されるという効果を奏す
る。また、捩りコイルばねの屈曲端部は、挿入穴に差し
込まれた後は突起と係合するので、シャッタの開閉動作
が繰り返され捩りコイルばねが屈伸運動しても屈曲端部
は挿入穴外に脱落し難くなり、捩りコイルばねとスライ
ダとの適正な連結を維持し、シャッタの閉じ動作を常時
確実ならしめるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本考案のシャッタ付きディスクカ
ートリッジの一実施例を示し、第1図はスライダの一端
部の斜視図、第2図は第1図中II-II線断面図、第3図
はシャッタ及びスライダの分解斜視図、第4図はディス
クカートリッジのガイド部をシャッタの一部と共に示す
斜視図、第5図はシャッタを閉じた状態のディスクカー
トリッジの斜視図、第6図はシャッタを開いたときのデ
ィスクカートリッジの斜視図、第7図はシャッタを閉じ
た時のディスクカートリッジの捩じりコイルばね装着箇
所の部分切欠平面図、第8図はシャッタを開いた時の同
様な図、第9図は従来のディスクカートリッジの平面図
である。 C……ディスクカートリッジ、8,9……穴、10……シャ
ッタ、14……スライダ、23……捩りコイルばね、23a…
…屈曲端部、26……挿入穴、28……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクカートリッジに形成された穴を開
    閉するためのシャッタが該ディスクカートリッジに摺動
    自在に取り付けられ、かつ該シャッタが捩りコイルばね
    により前記穴の閉じ方向に付勢されたシャッタ付きディ
    スクカートリッジにおいて、前記シャッタはスライダを
    介してディスクカートリッジに取り付けられ、前記スラ
    イダの一端には前記捩りコイルばねの屈曲端部の入り得
    る凹溝を下側に有した庇部が設けられ、前記スライダの
    庇部下の奥には前記捩りコイルばねの屈曲端部の挿入穴
    が前記凹溝に連なるように設けられ、該挿入穴の床部分
    には該挿入穴の開口部を狭めて前記捩りコイルばねの屈
    曲端部の抜け出しを防止する突起と前記捩りコイルばね
    の屈曲端部の近傍の直線部が挿入される切欠きとが設け
    られ、前記凹溝と前記挿入穴との境界部には前記捩りコ
    イルばねの屈曲端部を前記凹溝から前記挿入穴へと案内
    する傾斜面が設けられていることを特徴とするシャッタ
    付きディスクカートリッジ。
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JP2005331012A (ja) * 2004-05-19 2005-12-02 Johnan Seisakusho Co Ltd バネ取付構造

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