JPH0874971A - ギア及び画像形成装置 - Google Patents

ギア及び画像形成装置

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JPH0874971A
JPH0874971A JP6206576A JP20657694A JPH0874971A JP H0874971 A JPH0874971 A JP H0874971A JP 6206576 A JP6206576 A JP 6206576A JP 20657694 A JP20657694 A JP 20657694A JP H0874971 A JPH0874971 A JP H0874971A
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JP
Japan
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gear
reinforcing member
image forming
forming apparatus
reinforcing
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JP6206576A
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English (en)
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Yuji Hasegawa
裕二 長谷川
Akinori Tanaka
昭紀 田中
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転するギアに生ずるスラスト方向の捩じれ
を防止することが可能なギア及び前記ギアを用いた画像
形成装置を提供する。 【構成】 周面にギア部を有するギア部材の少なくとも
一方側面に補強部材を取り付けてギアを構成したことを
特徴としてなる。また合成樹脂製のギア部材の両側面
に、板金製の補強部材の外周が前記ギア部の裏側に当接
するように取り付けると共に、両補強部材相互をネジで
固定したことを特徴としてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は駆動力を伝達するための
ギア及び前記ギアを用いて像担持体に回転力を伝達して
画像を形成するための画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、種々の記録方式によって画像を形
成する画像形成装置が多数商品化されており、その中で
も電子写真方式による画像形成装置は他の記録方式に比
べて高速、高品位な記録が行えるために広く普及してい
る。このような画像形成装置は像担持体を回転して画像
を形成するが、像担持体を安定して回転させるために高
速回転のモータからの駆動力を減速装置を介して像担持
体に伝達する。このとき駆動伝達部材としてははす歯ギ
アが用いられることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、はす歯
ギアが回転すると、その噛合部において歯の捩じれ角に
応じてスラスト方向の推進力が発生する。従って、はす
歯ギアは、その噛合幅を減らすような方向に捩じられ、
ギア歯数に応じた速度ムラや歯面の磨耗を生ずるおそれ
がある。
【0004】これは像担持体の回転を安定させるために
ギア列の最下流にある像担持体の回転軸上にフライホイ
ールがついている場合や、像担持体の負荷トルクが大き
い場合に顕著となる。特に段ギアのように2個以上のギ
アと噛合するギアの場合、各々の噛合部で生ずるスラス
ト方向の推進力の方向が異なることがあり、そのときに
生ずる現象は更に複雑なものとなる。
【0005】また、画像形成装置に用いられるはす歯ギ
アとしては、潤滑性、低コスト性の観点からポリアミ
ド、ポリアセタール等のエンジニアリングプラスチック
で射出成形したものが多く用いられるが、高精度の観点
からするとプラスチックの肉厚は薄い方が有利である。
しかし、肉厚を薄くするとギアの強度が低下してしま
う。そのために軸受部を補強し、或いはギア側面にリブ
を設けて補強してもギアを捩じるような力に対しては充
分な補強とはいい難かった。
【0006】本発明は従来の上記課題を解決するもので
あり、その目的とするところは、回転するギアに生ずる
スラスト方向の捩じれを防止することが可能なギア及び
前記ギアを用いた画像形成装置を提供せんとするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、周面にギア部を有する
ギア部材の少なくとも一方側面に補強部材を取り付けて
ギアを構成したことを特徴としてなる。
【0008】
【作用】上記構成にあっては、補強部材によってギア部
が補強されるため、例えばはす歯ギアを用いた場合にス
ラスト方向の推進力によるギアの捩じれが防止される。
【0009】また前記補強部材を重心に対して対称形状
することにより、補強部材がフライホイールとして機能
し、ギアの回転を安定させる。このとき補強部材の材質
としてギア部材より大きな比重のものを使用することに
より、前記フライホイールとしての機能を効果的に発揮
させることが出来る。
【0010】
【実施例】次に本発明の好適な実施例を図面を参照して
具体的に説明する。
【0011】〔第1実施例〕図1乃至図7を参照して本
発明の第1実施例を説明する。ここでは説明の順序とし
て、図1乃至図3を参照してギアの構成について説明
し、次に図4乃至図7を参照して前記ギアを用いた画像
形成装置の構成について説明する。
【0012】{ギアの構成}本実施例に係るギアGは図
1の平面図及び断面図に示すように、ギア部材40の両側
面に補強部材50を取り付け、前記ギア部材40のギア部41
を補強してなるものである。
【0013】前記ギア部材40は、ポリアミド、ポリアセ
タール等のエンジニアリングプラスチックを図2(a)
の正面図及び(b)の側面図に示す形状に射出成形して
構成するものである。この第1実施例で例示するギア部
材40は大径ギア部41及び小径ギア部42を一体的に構成し
た段ギアであり、側面部43の中心には軸孔44が形成して
あり、外周部にははす歯ギアからなる大径ギア部41が形
成してある。そして側面部43の一方側に突出するように
はす歯ギアからなる小径ギア部42が形成してある。
【0014】前記側面部43は大径ギア部41の歯幅に対し
て肉薄に形成しプラスチックを射出成形する際の熱収縮
の影響を少なくしている。
【0015】また前記側面部43には、図2(a)に示す
ように、ラジアル方向に4個の孔45が等間隔(90度毎)
で穿孔してあり、この孔45の縁部46は側面部43よりも約
3mm程度突出するように構成している。
【0016】更に前記側面部43の両面には、後述する補
強部材50を位置決めするために、それぞれ2個のダボ47
が非対象位置に設けてある。
【0017】一方、補強部材50は、板金を図3に示す形
状に打ち抜き等によって形成したものであり、その外径
は前述したギア部材40の大径ギア部41の裏側部48の内径
と等しく、また孔51の内径はギア部材40の小径ギア42よ
りも僅かに大きく構成している。
【0018】またラジアル方向にはギア部材40の孔45と
対向して4個の孔52が等間隔(90度毎)に穿孔してあ
り、この孔52の中間位置(孔52と45度ずれた位置)には
メネジ部53が形成してある。
【0019】更にラジアル方向非対象の2か所にはギア
部材40のダボ47と嵌合し得るダボ孔54が形成してある。
このダボ孔54とダボ47との関係は、ギア部材40の両側面
に同一形状の補強部材50を取り付けたときに、一方側の
補強部材50の孔52がギア部材40の孔45と一致し、他方側
の補強部材50のメネジ部53がギア部材40の孔45と一致す
るようにしている。
【0020】従って、図1に示すように、ギア部材40の
両側面に補強部材50をそれぞれ取り付け、ネジ60をメネ
ジ部53に螺合して固定することが出来る。このようにし
て固定した補強部材50はギア部材40に対し、その外周部
が大径ギア部41の裏側部48に当接すると共に、縁部46に
当接する。これにより、大径ギア部41の裏側は全周にわ
たって補強部材50によって支持されるため、はす歯ギア
である大径ギア部41が回転することによるスラスト方向
の推進力で捩じれ方向の力が作用しても、ギア歯面が倒
れることなく、充分な強度を有することになる。従っ
て、ギア部材40として側面部43を薄肉にして高精度のモ
ールドギアを使用することが可能となる。
【0021】また前記補強部材50がギア部材40と当接す
る部分は、大径ギア部41の裏側部48と縁部46のみに限定
されるため、補強部材50を取り付けた後のギアGの精度
を高めることが容易になし得る。更にギア部材40の両側
に取り付ける補強部材50は同一形状のものでよいため
に、組立性、量産性も良好なものとなる。
【0022】また前記補強部材50を重心(回転中心)に
対して対称形状にすることにより、ギア部材40のみの場
合よりも補強部材50の回転慣性モーメントが加わり、こ
の補強部材50がフライホイールとして作用するようにな
ってギアGの回転を安定させることが出来る。この補強
部材50をフライホイールとして作用させるためには、補
強部材50をギア部材40よりも比重が大きい材質で構成す
れば、より効果的となる。尚、本実施例のギアGにあっ
ては、大径ギア部41と小径ギア部42のギア比は5:1で
あり、またギア部材40のみの場合に比べてギア部材40と
補強部材50の質量は約6倍としているために、見かけの
慣性モーメントは補強部材50を取り付けない場合と比較
すると 150倍程度に増えることになる。
【0023】{ギアを用いた画像形成装置}次に前記ギ
アGを用いた画像形成装置の構成について説明する。ま
ず、前記ギアGを用いる好適な画像形成装置の全体構成
を、図4を参照して説明する。
【0024】(装置の全体構成)図4に示すカラー複写
機は画像形成手段として装置上部にデジタルカラー画像
リーダ部、装置下部にデジタルカラー画像プリンタ部を
有する。
【0025】前記デジタルカラー画像リーダ部におい
て、原稿1は原稿台ガラス2上に載せ、露光ランプ3に
より露光走査することにより、前記原稿1からの反射光
像Eをレンズ4によりフルカラーセンサ5に集光し、カ
ラー色分解画像信号を得る。このカラー色分解画像信号
は、図示しない増幅回路を経て、図示しないビデオ処理
ユニットにて処理を施され、デジタルカラー画像プリン
タ部に転送される。
【0026】前記デジタルカラー画像プリンタ部におい
て、像担持体である感光ドラム6は矢印方向に回転自在
に担持されており、該感光ドラム6の周囲に前露光ラン
プ7、一次帯電器8、レーザー露光光学系9、電位セン
サ10、色の異なる4個の現像器11y,11c,11m,11B
k、ドラム上光量検知手段12、転写装置13、クリーニン
グ器14が配置されている。
【0027】前記レーザー露光光学系9において、前記
リーダ部からの画像信号は、レーザー出力部にて光信号
に変換され、該変換されたレーザー光がポリゴンミラー
9aで反射され、レンズ9b及びミラー9cを通って感
光ドラム6の周面に投影される。画像形成時には、前記
感光ドラム6を矢印方向に回転させ、前露光ランプ7で
除電した後の該感光ドラム6を一次帯電器8により一様
に帯電させて、各分解色ごとに光像Eを照射して静電潜
像を形成する。
【0028】次に所定の現像器を動作させて前記感光ド
ラム6上の潜像を現像し、該感光ドラム7上に樹脂を基
体としたトナー像を形成する。現像器11y,11c,11
m,11Bkは、偏心カム15y,15c,15m,15Bk、の動作
により各分解色に応じて択一的に感光ドラム6に接近す
るように構成されている。
【0029】更に、前記感光ドラム6上のトナー画像
を、シートカセット16よりシート搬送系17を介して供給
された記録媒体であるシートPを、転写装置13の転写ド
ラム13aに担持させて前記感光ドラム6に対向する位置
に搬送して、転写帯電器13bにより前記トナー像と逆極
性の電圧を印加することによりトナー像をシートPに転
写する。前記転写装置13は、転写ドラム13a、転写帯電
器13b、シートPを転写ドラム13aに静電吸着させるた
めの吸着帯電器13c、該吸着帯電器13cと対向配置され
た吸着ローラ13d、内側帯電器13e,外側帯電器13fを
装備し、回転駆動されるように軸支された転写ドラム13
aの周面には誘電体からなる担持シート13gが円筒状に
張設されている。前記担持シート13gはポリカーボネー
トフィルム等の誘電体シートを使用している。
【0030】また前記転写ドラム13aの担持シート13g
上のトナーの飛散付着、シートPへ上のオイル付着等を
防止するために、ファーブラシ13iに対向するバックア
ップブラシ13jや、オイル除去ローラ13kと担持シート
13gを介して該オイル除去ローラ13kに対向するバック
アップブラシ13lの作用により清掃を行なう。このよう
な清掃は画像形成前若しくは後画像形成後に行い、また
紙詰まり(ジャム)発生時には随時行なう。
【0031】また本実施例においては、所望のタイミン
グで偏心カム13mを動作させ、転写ドラム13aと一体化
しているカムフォロワ13nを作動させることにより、担
持シート13gと感光ドラム6とのギャップを任意に設定
可能な構成としている。例えば画像形成スタンバイ中又
は電源オフ時には、転写ドラム13aと感光ドラム6との
間隔を離す。
【0032】前記転写装置13の転写ドラム13aを回転さ
せるにしたがって、感光ドラム6上のトナー像は、転写
帯電器13bを動作させて担持シート13g上に担持された
シートPに転写される。このように担持シート13gに吸
着搬送されるシートPには所望数の各色画像が転写さ
れ、フルカラー画像が形成される。
【0033】前記フルカラー画像形成の場合、4色のト
ナー像の転写を終了すると、シートPを転写ドラム13a
から分離爪18a,分離押し上げコロ18b,及び分離帯電
器13hの作用によって分離させ、片面コピーの場合は後
述する熱ローラ定着手段19、第1搬送ローラ対33a,33
b及び第2搬送ローラ対34a,34bを介して装置外に設
けた排出トレイ20へ排出する。尚、前記第1搬送ローラ
対33a,33bの下流側には除電部材としての除電ブラシ
35が設けてある。また、画像転写後、前記感光ドラム6
に残留したトナーは、クリーニング器14により除去され
た後、再度画像形成工程に備える。
【0034】一方、両面コピーの場合は、前記第1排出
ローラ対33a,33bの下流側に設けた搬送パス切換ガイ
ド21を駆動して、シート搬送パスを縦パス22方向に切り
換える。これにより画像定着後のシートPは縦パス22へ
導かれ、更に反転パス23aに導かれて後端が分岐部を通
過すると、反転ローラ23bを逆転駆動させ横パス23cへ
搬送する。このときシートサイズに応じたフラッパ24を
回動させて前記横パス23cを搬送されるシートPを中間
トレイ25の積載トレイ部26へ排出し画像面を上にして積
載する。
【0035】前記中間トレイ25の先端部に設けたゲート
27はシート積載時には閉じており、シートPを1枚積載
する毎に掃き寄せローラ28を動作させてシート先端をゲ
ート27に突き当てて先端を揃える。以上の動作を所定枚
数繰り返すことにより積載を完了する。
【0036】そして2面目の画像形成を行なう場合に
は、前記中間トレイ25の先端部に配置したゲート27を開
放してピックアップローラ29が積載したシートPの最上
側に加圧し回転することによりシートPを順次送り出
す。そしてリタードローラ対30a,30bによって最上側
のシートP1枚のみが分離搬送され、下流側の補助送り
ローラ対31a,31bによって給紙パス32に送られる。そ
の後は前記1面目の画像形成工程と同様に2面目の画像
形成が行なわれる。そして前記搬送パス切換ガイド21を
駆動して搬送パスを排出トレイ20方向へ切り換える。2
面目の画像定着が行なわれたシートPは排出トレイ20上
へ排出され2面目を上にして積載される。
【0037】以上の動作を前記中間トレイ25の積載トレ
イ部26上にシートPがなくなるまで繰り返すことによっ
て両面コピーを行うものである。
【0038】(感光体ドラムへの駆動伝達)前記画像形
成装置6への駆動力の伝達は、前述したギア部材Gを用
いて行われる。即ち、図5に示すように、感光体ドラム
6の両端にはフランジ70を接着或いはカシメ等によって
固着し、このフランジ70に回転軸71を一体的に回転可能
に取り付ける。そして前記回転軸71を装置本体の左右側
板72a,72b及び駆動側板73にベアリング74を介して回
転可能に取り付けると共に、回転軸71の一方端にはす歯
ギア75を固着している。
【0039】前記はす歯ギア75に対し、図6に示すよう
に、前述したギアGの小径ギア部42を噛合し、大径ギア
部41をモータMのピニオンギア76を噛合している。従っ
て、モータMを駆動すると、その駆動力がギアGからは
す歯ギア75を介して減速されて感光体ドラム6に伝達さ
れる。
【0040】この画像形成装置にあっては、前記ギアG
と噛合するはす歯ギア75も、図7(a)(b)に示すよ
うに、前述したギアGと同様にギア部材40の両側面に補
強部材50を取り付けて補強したものを使用している。
尚、図7に示すはす歯ギア75は段ギアでない点を除いて
図1に示すギアGと同様の構成である。
【0041】このように感光体ドラム6に駆動力を伝達
する場合に前述したようなギアGを用いることにより、
安定した回転力が伝達されることになる。
【0042】〔他の実施例〕前述した実施例では、ギア
Gとしてギア部材40の両側面に補強部材50を取り付けた
例を示したが、前記補強部材50はギア部材40の片側面の
みに取り付けても効果がある。この場合は、ギア部の倒
れに対して完全に補強出来るのは補強部材50を取り付け
た側のみである。このため、はす歯ギアのギア列のアイ
ドラギアとして用いる場合は力を受ける向きが両方であ
るために適当でない。
【0043】しかし、ギア列の最終ギアとして使用する
場合は、力を受ける向きが片側だけとなるために、補強
部材50による補強はギア部材40の片側のみでも充分な効
果がある。このように補強部材50をギア部材40の片側の
みに設ける場合には、ギア部材40にメネジ部を設け、補
強部材50を直接ギア部材40にネジ止めすることになる。
【0044】また前述した実施例では、ギア部がはす歯
ギアの場合を例示したが、ギア部ははす歯ギアに限定す
る必要はなく、平歯等であっても補強部材を取り付けて
補強することは効果的である。
【0045】更に前述したギアGとしては段ギアを例示
したが、ギア部材に補強部材を取り付けて補強するギア
は前記段ギアに限定する必要はないことは当然である。
【0046】また前記ギアGを用いる画像形成装置の例
として、前述した実施例では両面コピーが可能なカラー
複写機を好適な例として示したが、複写機のみならず、
レーザープリンタやファクシミリ装置等の他の画像形成
装置にも好適に適用出来、更には画像形成装置以外の駆
動伝達系にも好適に用いることが出来るものである。
【0047】
【発明の効果】本発明は前述したように、周面にギア部
を有するギア部材の少なくとも一方側面に補強部材を取
り付けてギアを構成したために、ギア部が補強され、ギ
ア部材をプラスチックの射出成形する場合に側面部を肉
薄に構成することが出来る。
【0048】従って、ギア部としてはす歯ギアを形成し
た場合に、ギアが回転してスラスト方向の推進力が生じ
てもギアの捩じれが防止される。
【0049】また前記補強部材を重心に対して対称形状
することにより、補強部材がフライホイールとして機能
し、ギアの回転を安定させる。このとき補強部材の材質
としてギア部材より大きな比重のものを使用することに
より、前記フライホイールとしての機能を効果的に発揮
させることが出来る。
【0050】従って、前記ギアを画像形成装置の駆動伝
達部材として用いることにより、的確な駆動伝達が可能
となり、高品位の画像形成に寄与し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例に係るギアの平面説
明図であり、(b)は断面説明図である。
【図2】(a)はギア部材の平面説明図であり、(b)
は断面説明図である。
【図3】補強部材の平面説明図である。
【図4】画像形成装置の構成説明図である。
【図5】感光体ドラムへの駆動伝達構成の説明図であ
る。
【図6】モータから感光体ドラムへのギア列の説明図で
ある。
【図7】感光体ドラムの軸に取り付けたギアの説明図で
ある。
【符号の説明】
G…ギア 40…ギア部材 41…大径ギア部 42…小径ギア部 43…側面部 44…軸孔 45…孔 46…縁部 47…ダボ 48…裏側部 50…補強部材 51…孔 52…孔 53…メネジ部 60…ネジ 6…感光ドラム 11y,11c,11m,11Bk…現像器 13…転写装置 14…クリーニング器 19…定着手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動力を伝達するためのギアであって、 周面にギア部を有するギア部材と、 前記ギア部材の少なくとも一方側面に取り付ける補強部
    材と、 を有するギア。
  2. 【請求項2】 前記補強部材の外周部が前記ギア部の裏
    側に当接するよう取り付けたことを特徴とする請求項1
    記載のギア。
  3. 【請求項3】 合成樹脂製のギア部材の両側面に、板金
    製の補強部材の外周が前記ギア部の裏側に当接するよう
    に取り付けると共に、両補強部材相互をネジで固定した
    ことを特徴とする請求項1記載のギア。
  4. 【請求項4】 前記補強部材は重心に対して対称形状で
    あることを特徴とする請求項1又は請求項3記載のギ
    ア。
  5. 【請求項5】 前記ギア部ははす歯ギアであることを特
    徴とする請求項1又は請求項3記載のギア。
  6. 【請求項6】 前記補強部材は、前記ギア部材よりも比
    重が大きいことを特徴とする請求項1又は請求項3記載
    のギア。
  7. 【請求項7】 像担持体を回転して記録媒体に画像を形
    成する画像形成装置において、 前記像担持体に回転を伝達する駆動伝達手段としてギア
    を用い、少なくとも1つのギアは、周面にギア部を有す
    るギア部材と、前記ギア部材の少なくとも一方側面に取
    り付ける補強部材とを有することを特徴とする画像形成
    装置。
  8. 【請求項8】 前記ギアは、前記補強部材の外周部が前
    記ギア部材に当接することを特徴とする請求項7記載の
    画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記ギアは、合成樹脂製のギア部材の両
    側面に、板金製の補強部材の外周が前記ギア部の裏側に
    当接するように取り付けると共に、両補強部材相互をネ
    ジで固定したことを特徴とする請求項7記載の画像形成
    装置。
  10. 【請求項10】 前記ギアは、前記補強部材が重心に対
    して対称形状であることを特徴とする請求項8記載の画
    像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記ギアは、前記ギア部がはす歯ギア
    であることを特徴とする請求項7又は請求項9記載の画
    像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記ギアは、前記補強部材が前記ギア
    部材よりも比重が大きいことを特徴とする請求項7又は
    請求項9記載の画像形成装置。
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Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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