JP3145247B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3145247B2
JP3145247B2 JP09430794A JP9430794A JP3145247B2 JP 3145247 B2 JP3145247 B2 JP 3145247B2 JP 09430794 A JP09430794 A JP 09430794A JP 9430794 A JP9430794 A JP 9430794A JP 3145247 B2 JP3145247 B2 JP 3145247B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式を用いた
プリンタ、ファクシミリ、複写機等に使用される画像形
成装置に係り、特に普通紙に白黒、多色、2色等の記録
画像を同一装置にて得るための画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のトナーを用いた画像形成には、カ
ールソンプロセスの応用による電子写真方式が広く用い
られている。その原理を複写機等に用いられている正現
像方式を例にあげて説明すると、カールソンプロセスを
採用した装置は、図13に示すように、表面に感光層を
有する感光体ドラム1の周囲に、帯電器2、露光器3、
現像器4、転写器5、定着器6、クリーナー7、除電器
8を順次設けて構成されている。
【0003】上記構成において、まず暗所において帯電
器2で感光体ドラム1表面が均一に帯電される。次に露
光器3により感光体ドラム1表面に原稿像を投射するこ
とにより、光の当たった部分の帯電電荷が除去されて、
感光体ドラム1表面に静電潜像が形成される。次いで、
この静電潜像に、現像器4内における感光体ドラム1上
の帯電電荷と逆極性に帯電させたトナー9が付着するこ
とにより、トナー9による可視像が形成される。その
後、記録材10をこの可視像に重ね、記録材10の裏面
より転写器5でコロナ放電を行ってトナー9と逆極性の
電荷を与えることにより、トナー像が記録材10に転写
される。転写されたトナー像は、定着器6の熱や圧力に
より記録材10に定着され、永久像となる。一方、記録
材10に転写されずに感光体ドラム1上に残った残留ト
ナー9aは、クリーナー7により除去される。また、感
光体ドラム1上の静電潜像は除電器8の光により除電さ
れた後、再度帯電器2による帯電から始まるプロセスが
繰り返されて、連続的な画像形成が行われる。
【0004】ところで、上記のようにカールソンプロセ
スを応用した電子写真方式では、感光体ドラム1の帯電
や記録材10にトナー9を転写するために、通常コロナ
放電器が用いられている。このコロナ放電においては、
印加電圧が数KVと高い電圧を必要とするうえ、例えば
温度変化によって感光体ドラム表面の帯電量が変動する
等の環境変化による影響を受け易い。また、コロナ放電
時にオゾンが発生するため、環境衛生上の問題も生じ
る。
【0005】そこで、上記のようなコロナ帯電を必要と
しない画像形成方法が特公平2−4900号公報に開示
されている。図14に示すように、これに用いられる感
光体11は、ガラス等の透明基体12上にIn23等か
らなる透明導電層13、Se等の光導電層14、ポリエ
チレン・テレフタレインフィルム等からなる絶縁層15
を順次積層して構成されている。前記感光体11の表面
に、導電性磁性トナー16を付着させたトナー保持体と
しての磁石17を近付け、またこの磁石17と透明導電
層13との間に電圧を加えた状態で、透明基体側より露
光すると、光の照射部では光導電層14の電気抵抗が低
下し、電荷が絶縁層15の下まで注入される。これによ
り、磁石17と感光体11との間には強い電界が加わ
り、露光領域に対応するトナー16に反対極性の電荷が
注入される。この結果、絶縁層15を挟んで帯電したト
ナー16と透明導電層13より注入された電荷とが逆極
性の電荷対を形成することで互いに引き付けあった状態
となる。この後、磁石17を感光体11より遠ざけて
も、上記露光領域におけるトナー16のみが感光体表面
にとどまっている。
【0006】このような原理により、コロナ帯電を用い
ずとも、感光体表面にトナー像を形成することができ
る。そして、感光体の表面にトナー像を形成した後に
は、前記カールソンプロセス同様に、感光体の表面から
記録材表面へのトナー像の転写を行い、その後トナーを
加熱して溶融定着させる定着装置に送り込むことによっ
て、記録材上に永久像としての画像形成を行うことがで
きる。
【0007】また、上記の特公平2−4900号公報と
同様の原理を利用して多色記録画像を得るために、特公
昭60−59592号公報の第4欄第34行〜第5欄第
21行に3種類のトナーによる画像を形成する装置が記
載されている。この装置を図15に示す。図中、20,
21,22はそれぞれ色の異なるトナー、23,24,
25はトナー像、26,27,28は磁気ブラシ現像
機、29は背面電極、30は発光ダイオード、31は記
録紙、32はクリーナである。そして、感光体11が回
転するにつれてそれぞれの磁気ブラシ現像機26,2
7,28と接する部分でトナー20,21,22による
トナー像23,24,25が順次形成され、感光体11
上に形成された3種類のトナー像23,24,25は記
録紙31に転移して定着される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記多色記録画像を形
成する装置では、フルカラー、モノカラー、白黒の画像
を同一の装置で得ることはできる。しかしながら、以下
に示すような問題がある。
【0009】(1)感光体の周囲に複数の現像部、転写
部、クリーナ等を配置するとともに定着部も別に配さな
ければならない。これらは装置の小型化を妨げるもので
あり、そのため必然的に感光体の径が大きくなり、装置
全体が大きくなってしまい、今後利用範囲の広がるであ
ろうコンピュータの端末としての利用等において装置の
複合化が妨げられる。
【0010】(2)感光体が回転して、その外周面に各
色の現像部が接触していることにより、必要以上に現像
剤と感光体が接触することになり、現像の不必要な領域
にまでトナーが付着しカブリ現象を起こしていた。さら
に感光体が回転することによって生じた風の流れによ
り、現像ローラ上のトナーは感光体と離れる時に装置内
に弾き飛ばされて、トナー飛散の主原因となっていた。
【0011】(3)感光体は第一の現像部で現像された
後も第一の現像部の現像剤に当接しているため、現像ク
リーニングされることになり、所望の色相が得られず、
しかも第二の現像部において第一の現像剤と本来の第二
の現像剤の混合した色相となってしまい、現像部の本来
の色相を変化させてしまう不具合が発生していた。
【0012】(4)回転する感光体は、電荷注入された
り、現像剤と接触して摩耗されたりするために劣化して
いく。また、定着の熱源による感光体の微小な温度上昇
で感光体上のトナーが周囲の部材に悪影響を与え、最終
的に感光体の熱履歴による劣化という現象を引き起こ
す。このように劣化した感光体を使用していると、画質
等に悪影響を及ぼすので、感光体を頻繁に交換する必要
が生じる。
【0013】(5)感光体に対して記録紙を搬送してき
て、画像領域の先端と記録紙の先端との位置合わせのた
めに、感光体の回転と搬送のタイミングとを正確に同期
させなければならず制御が複雑となり、記録画像の位置
ずれの生じる可能性が大きい。
【0014】本発明は、上記に鑑み、白黒、フルカラ
ー、モノカラーの各画像形成を小型の同一装置で達成さ
せるとともに、画質の向上および感光体の長寿命化を図
る画像形成装置の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、図1〜6の如く、透明支持体40上に透明導電層
41と光半導体層42と絶縁体層43を順次設けた筒状
の感光体44を使用し、該感光体44の外周に各色に対
応した複数の現像部45〜48を設け、各現像部45〜
48に対応して定着部53〜56および記録紙Aを前記
感光体44の外周に沿って搬送する記録紙搬送部をそれ
ぞれ配置し、感光体44内部に各現像部45〜48に対
応するように露光部49〜52を配置している。そし
て、白黒、フルカラー、モノカラーの各プリントモード
に応じて現像部45〜48、定着部53〜56、記録紙
搬送部および露光部49〜52を動作させるものであ
る。
【0016】また、現像部45〜48において、現像ロ
ーラ61への現像剤の搬送を遮断するシャッター65が
設けられ、非現像時にシャッター65を作動させてい
る。そして、各現像部45〜48における現像剤の軟化
温度は記録紙Aの搬送経路の順に漸次高くされている。
【0017】
【作用】上記課題解決手段において、フルカラーモード
の場合、図7の如く、記録紙Aは第一の現像部45に搬
送され、現像ローラ61に穂立ちした現像剤と感光体4
4との間に記録紙Aが挿入されていく。このタイミング
に合わせて露光部49が画像パターンに応じて光を照射
し、記録紙Aにトナーが付着して、トナー像が形成され
る。そして、記録紙Aに付着したトナーは第一定着部5
3により定着されて、第一定着部53から感光体44に
沿って第二の現像部46に搬送される。
【0018】以下、同様に記録紙Aは、第二の現像部4
6で現像されてから定着、搬送され、第三の現像部47
で現像後、定着、搬送され、第四の現像部48で現像さ
れて第四定着部56に導かれて定着が行われ、各色のト
ナー像が混合されることによりフルカラーの画像が得ら
れる。
【0019】ここで、現像剤の軟化温度は第一から第四
の現像部45〜48にかけて順次高くなっているため、
記録紙A上に転写された未定着トナーが定着部を通過し
て定着されるとき、最初に定着したトナー上に色相の違
うトナーが積層しても下のトナーがその定着部からの熱
量を必要以上に吸収することはなく、上層のトナーに熱
の伝達が可能となり、両者の混合がうまく行われ、定着
後の色相が所望の色相となるとともに未定着となること
が防止される。
【0020】次にモノカラーモードの場合、図8の如
く、モードに応じて選択されなかった第三,第四の現像
部47,48も駆動はされるが、これらの現像部47,
48においてシャッター65を移動させて現像ローラ6
1に当接させる。すると、現像ローラ61が回転しても
現像剤は搬送されず、感光体44の近傍の現像ローラ6
1上には現像剤が存在しないことになり、トナー飛散と
いう不具合を未然に防止できる。また、現像剤が感光体
44に接触しないため、感光体44の劣化防止とともに
不必要な混色、カブリ、現像剤の劣化防止に対して有効
となる。一方、現像に供される現像部45,46では、
上記フルカラーの画像形成のときと同じように像露光、
現像、定着が実施される。
【0021】白黒モードの場合には、図10の如く、黒
色の現像剤が収納された第一の現像部45においてのみ
現像が行われ、他の現像部46〜48はシャッター65
により現像剤の搬送が遮断されている。
【0022】このように、各プリントモードに応じて記
録紙Aが静止した感光体44の外周に沿って搬送されな
がら、画像が形成されていく。感光体44上にトナーが
存在せず、記録紙A上のトナー像は感光体44とは反対
側の面に形成されるため、定着の熱源による感光体44
の微小な温度上昇でトナーが悪影響を及ぼすことはな
い。そのため、感光体44に対する熱の影響を排除で
き、感光体44は劣化することなく長寿命化が図れる。
【0023】
【実施例】本発明の画像形成装置であるプリント装置
は、図1に示すように、透明支持体40上に透明導電層
41と光半導体層42と絶縁体層43を順次設けた筒状
の感光体44を使用し、感光体44の外周には各色相に
よって異なる第一〜第四の現像部45〜48が設けら
れ、感光体44の内部には画像情報を感光体44に照射
する第一〜第四露光部49〜52が設けられ、各露光部
49〜52は感光体44を挟んで現像部45〜48と対
向されている。また、記録紙Aを感光体44に沿って反
時計回りに搬送する記録紙搬送部、各現像部45〜48
に対応した第一〜第四の定着部53〜56、画像形成さ
れた記録紙Aを排紙する排紙手段、排紙前に記録紙Aを
感光体44から剥離する剥離手段がそれぞれ設けられて
いる。
【0024】前記感光体44の透明支持体40は、通常
のガラス、セルロイド等光学的に透明な筒状のものであ
る。透明導電層41は、In23あるいはSnO2等の
0.01μm〜1μm程度の厚さとされたスパッタ膜で
ある。光半導体層42は、Se、ZnO、CdS、非晶
質Si等の光導電性物質の蒸着膜あるいはバインダー結
晶膜が用いられ、1μm〜100μm程度の膜厚とされ
る。絶縁体層43は、ポリエチレン・テレフタレイトフ
ィルム、パリレン等の有機絶縁膜、SiO2等の酸化絶
縁膜等が用いられ、0.01μm〜10μm程度の膜厚
とされる。
【0025】また、感光体44の透明支持体40は装置
本体に回転軸57を介して回転自在に支持されており、
感光体44を回転させる駆動部が設けられている。駆動
部は感光体回転用モータ58からなり、モータ58にギ
ヤあるいはベルト、プーリを介して回転軸57が連結さ
れている。
【0026】前記現像部45〜48は、現像槽60の内
部に金属ローラあるいはマグネットローラよりなる現像
ローラ61と、図示しない撹拌ローラとが回転自在に配
設されており、現像ローラ61が現像槽60の開口より
感光体44に少し離間して臨んでいる。そして、各現像
部45〜48は、感光体44の外周に90度の間隔をお
いて配置され、その内部に2成分現像剤、あるいは1成
分現像剤を収納しており、各現像剤の色相は黒、イエロ
ー、マゼンタ、シアンであり、記録紙搬送方向の最上流
側(図面における最下位置)に位置する第一の現像部4
5には黒色の現像剤が収納されている。なお、他の3色
の現像剤の順は任意である。これは、白黒の記録画像は
頻繁にしかも早急に得る必要があるためであって、黒色
の現像剤を一番最初に画像形成される第一の現像部45
に収納することによりプリント速度の上昇を図れる。
【0027】この現像部45〜48内に収容されている
現像剤は、2成分現像剤の時には、キャリアとトナーで
構成され、磁性体からなるキャリアは表面にトナーの粘
着を抑制する樹脂コート層を有している。このキャリア
とトナーとが撹拌ローラによって撹拌されると、トナー
は摩擦帯電する。現像ローラ61はキャリアを磁力によ
って吸着し、磁気ブラシが形成され、これが搬送される
ことによりキャリアにクーロン力によって付着したトナ
ーは搬送される。なお、磁気ブラシの穂立ち高さは高さ
調整部材であるドクター62によって設定された高さに
規制されており、現像剤の先端部は感光体44と微小な
空間を持っている。記録紙Aが感光体44と現像ローラ
61との間での現像領域に搬送されたときにその空間が
なくなるように穂立ち高さが調整されており、記録紙A
の厚みの10〜100%の範囲とされる。他方、1成分
現像剤の時には、トナーのみで構成され、そのトナー
は、トナー内部に磁性粉を含有した磁性トナー、あるい
はトナー内部に磁性粉を含有しない非磁性トナーとがあ
り、これらは図示しない電圧印加装置により現像ローラ
に電圧を印加することによって現像ローラに吸着されて
搬送される。なお、トナーの穂立ち高さは2成分現像剤
の際と同様にドクターによって設定高さに規制されるよ
うになっている。
【0028】また、現像部45〜48には、図示しない
補給用トナーの収納ボトルが配設されている。このボト
ルの一部にはトナーを現像槽60内に補給するための補
給用ローラが配設されており、2成分現像剤の時にはト
ナーの使用量に相当したトナーをトナー濃度センサのオ
ン、オフ信号に応じて補給して、現像槽60内のトナー
濃度を一定に保つ。1成分現像剤の時には、現像槽の内
部に設置された容量検出用センサによって現像槽内の現
像剤量を検出し、現像剤補給ローラによって現像剤の量
が一定になるように補給コントロールされている。
【0029】そして、所望の色相の画像を得るために各
現像部45〜48の現像剤は、記録紙の搬送方向順に軟
化温度が漸次高くされている。すなわち、現像剤の構成
材料である樹脂、帯電制御剤等の混合比率を変化させる
ことにより、最初の現像剤と最終の現像剤で軟化温度の
差を5〜100℃の範囲になるように調整されている。
【0030】ここで、現像部45〜48が駆動されたと
きに現像剤が感光体44の近傍に搬送されると、トナー
飛散が発生し記録紙A上に不具合が発生することがある
ので、これを防ぐために現像ローラ61への現像剤の搬
送を遮断するよう現像ローラ61に対して当接離間する
移動式シャッター65と、シャッター65を移動させる
ソレノイド66とが設けられている。シャッター65
は、図2の如く、現像槽60内でドクター62よりも現
像剤搬送方向上流側に摺動自在に配され、現像ローラ6
1の長さとほぼ同じだけの幅を有する平板である。シャ
ッター65の両側には、シャッター65が現像ローラ6
1に対して直角に当接するようにシャッター65を現像
ローラ61の半径方向に案内するガイド板67が立設さ
れ、各ガイド板67の溝68にシャッター65の両端が
摺動自在に係合されている。また、ソレノイド66は現
像槽60の外面に装着されたハウジング69に内装さ
れ、ソレノイド66のロッド70が、現像槽壁を貫通し
てシャッター65の上面に取り付けられたL形部材71
に挿着されている。そして、非現像時にソレノイド66
がオンすることにより、シャッター65が現像ローラ6
1に当接して、現像剤をせき止める。なお、シャッター
65の移動機構として、ソレノイドの代わりに、シャッ
ター65をばねで現像ローラ61に押しつけ、モータと
カムによりシャッター65を現像ローラ61から離間さ
せるものでもよい。
【0031】前記露光部49〜52は、発光ダイオード
を多数並べたLEDヘッド72およびこれから照射され
た光を光半導体層42上に結像するレンズ73が一体に
されたものからなり、LEDヘッド72は原稿読取器等
からの画像データに応じて発光される。
【0032】前記記録紙搬送部は、給紙カセット80か
ら記録紙Aを第一の現像部45に搬送する第一搬送部8
1と、第一の現像部45から第二の現像部46へ搬送す
る第二搬送部82と、第二の現像部46から第三の現像
部47へ搬送する第三搬送部83と、第三の現像部47
から第四の現像部48へ搬送する第四搬送部84とから
なる。なお、手差しトレイからも記録紙Aを第一搬送部
81に供給可能とされている。
【0033】第一搬送部81は、上下一対のベルト8
5,86と、各ベルト85,86が掛巻された左右一対
の搬送ローラ87,88からなる。搬送方向上流側のロ
ーラにギヤあるいはベルト等を介して駆動モータ89が
連結されて回転駆動され、他側のローラは従動回転され
ることによって、上側のベルト85は反時計回り、下側
のベルト86は時計回りに回って、記録紙Aが上下のベ
ルト85,86の間を通過して搬送される。
【0034】第二〜第四搬送部82〜84は、1本のベ
ルト90と、ベルト90が掛巻された一対の搬送ローラ
91,92からなり、ベルト90は感光体44と接して
いる。搬送方向下流側のローラ92にギヤあるいはベル
ト等を介して駆動モータ89が連結されて回転駆動さ
れ、他側のローラ91は従動回転されることによって、
ベルト90は時計回りに回って、記録紙Aがベルト90
と感光体44との間を通過して搬送される。ところで、
記録紙Aの搬送ずれをなくすためには記録紙Aの搬送速
度は各搬送部において同じでなければならず、1個の駆
動モータ89を共用してもよく、また別個に設けて各モ
ータの回転速度が同じになるように制御してもよいが、
本実施例では、複雑な制御がいらないため1個の駆動モ
ータ89を用いている。なお、図中、93は給紙ロー
ラ、94はガイド板、95は記録紙を現像部の現像領域
に導くとともに現像剤の飛散を防ぐための案内壁であ
る。
【0035】前記定着部のうち第一〜第三定着部53〜
55は、第一〜第三の現像部45〜47と第二〜第四搬
送部82〜84との間にそれぞれ配され、2個のローラ
100,101に掛巻された内ベルト102と、3個の
ローラ103〜105に掛巻された外ベルト106とを
備え、外ベルト106のローラのうち内側と外側にある
両端のローラ(図中、黒塗りで示す)103,105に
ヒータ、ランプ等の発熱体が内装されている。そして、
外ベルト106は内ベルト102に対して当接離間可能
とされており、外ベルト106の外側の可変ローラ10
5が移動自在に支持され、内ベルト102に近接した位
置と離間した位置との間を移動する。この移動機構は、
ソレノイドにより可変ローラ105の軸を直接移動させ
るか、あるいは可変ローラ105の軸を揺動片に取り付
け、揺動片の支軸をモータにより回転させるものであ
る。
【0036】内ベルト102は、感光体44の接線方向
に張設されており、一側が感光体44に接触している。
そして、上流側のローラ100がモータにより正逆回転
駆動され、他側のローラ101は従動されて、時計回り
および反時計回りに回るようになっている。外ベルト1
06は、真ん中のローラ104が回転駆動され他は従動
され、時計回りに回っており、内側のローラ103が感
光体44に近接され、真ん中のローラ104は内ベルト
102に近接されている。また、離間姿勢において、内
ベルト102は時計回りに回り、定着された記録紙Aは
次の現像部に搬送可能とされ、当接姿勢において、内ベ
ルト102は反時計回りに回り、定着された記録紙Aは
装置外に排出可能とされる。
【0037】第四定着部56は、第四の現像部48より
も搬送方向下流側で感光体44から離れた位置に配され
ており、3個のローラ107に掛巻された上下一対のベ
ルト108,109で、内側のローラ107aに発熱体
が内装されている。そして、残りのローラ107のうち
一方のローラがモータにより回転駆動され、上側のベル
ト108は時計回り、下側のベルト109は反時計回り
に回っている。なお、定着部における搬送速度が、搬送
部における搬送速度と同じになるように定着部のモータ
および搬送部の駆動モータ89は駆動制御される。
【0038】そして、定着部53〜56の発熱体は、そ
の定着温度が第一定着部53から順に現像剤の軟化温度
に応じて漸次高く設定されており、ローラの表面の温度
を図示しない温度検出センサで検出し、予め設定された
温度との差によってローラの表面温度が一定になるよう
に制御されている。
【0039】前記排紙手段は、第一の現像部45で画像
形成した後に排紙する第一排紙部110と、第二の現像
部46で画像形成した後に排紙する第二排紙部111
と、第三の現像部47で画像形成した後に排紙する第三
排紙部112と、第四の現像部48で画像形成した後に
排紙する第四排紙部113とに分かれている。第一排紙
部110は、当接姿勢での第一定着部53と、記録紙A
を第一排紙トレイ114に導くガイド板115と、上下
一対の搬送ローラ116とからなり、記録紙Aは水平方
向に排出される。第二排紙部111は、当接姿勢での第
二定着部54と、記録紙Aを第二定着部54から排出口
117を経て第二排紙トレイ118に導くガイド板11
9と、複数の一対の搬送ローラ120とからなり、記録
紙Aを第三現像部47の上方を迂回させて第二排紙トレ
イ118に搬送している。第三排紙部112は、当接姿
勢での第三定着部55と、記録紙Aを第二排紙トレイ1
18に導くガイド板121と、上下一対の搬送ローラ1
22とからなり、記録紙Aは水平方向に排出される。第
四排紙部113は、第四定着部56を利用しており、ガ
イド板123により第二排紙トレイ118に案内する。
なお、第一排紙トレイ114には白黒の画像が形成され
た記録紙Aが排出され、第二排紙トレイ118にはフル
カラーあるいはモノカラーの画像が形成された記録紙A
が排出される。
【0040】前記剥離手段は、図3,4の如く、第四の
現像部48に対してはその排出側に配された剥離爪12
5であり、第一〜第三の現像部45〜47に対しては第
二〜第四露光部50〜52を最終現像領域の近傍まで回
転移動させて全面照射を行い、静電気力等で感光体44
に付着した記録紙Aの付着力を弱めて剥離しやすくする
ものである。剥離爪125は、感光体44に接触した掻
取部材126と、一定の隙間をあけて対向配置された誘
導部材127とからなり、感光体44から剥離した記録
紙Aを第四定着部56に導く。また、各露光部50〜5
2の移動機構は、露光部50〜52をL字状の支持体1
28の一端に装着し、支持体128の中央を感光体44
の回転軸57に回転自在に嵌合し、支持体128の他端
側に移動片129を嵌合して、この移動片129に位置
移動用ソレノイド130のロッド131を回転自在に取
り付けている。これにより、図5の如く、ソレノイド1
30をオンするとロッド131が短縮し、これにつれて
移動片129は支持体128を外側に向かって移動する
ので、支持体128は時計回りに回転される。なお、第
一露光部49は固定されているが、第四露光部52の近
傍まで回転移動可能としてもよく、剥離爪の代用ができ
る。
【0041】そして、本実施例のプリント装置は、画像
形成のプロセスに従って各部を制御し、なおかつ感光体
44の駆動部、シャッター65、搬送部、剥離手段、排
紙手段をプリントモードに応じて制御する制御装置14
0を備えている。制御装置140は、マイクロコンピュ
ータを有し、図6の如く、プリントスイッチ141、カ
ウンタ142、プリントモード選択用スイッチ143が
接続されており、所定のタイミングで現像部45〜48
および露光部49〜52を駆動し、記録紙Aを搬送して
画像の形成を行うプリント機能と、選択されたプリント
モードに応じて現像に関与しない現像部45〜48のシ
ャッター65を作動させる機能と、記録紙Aを感光体4
4から剥離しやすいように露光部50〜52を移動させ
て駆動する機能と、記録紙Aを排紙するために定着部5
3〜55の可変ローラ105を移動させる機能と、プリ
ント枚数が設定された枚数に達すると感光体44を一定
方向に一定角度だけ回転させて感光体44の劣化を防止
する機能とを有している。このとき、搬送部の各ローラ
および定着部53〜56のローラによって回転される各
ベルトは同じ速度となるように制御され、記録紙Aは一
定の速度で搬送されることになり、そのため各現像領域
に到達するタイミングは一定となり、このタイミングに
合わせて露光部49〜52を駆動させることにより、記
録紙Aの先端位置合わせが行われ、記録紙Aに画像を精
度よく重ね合わせている。あるいは、記録紙Aの位置を
光センサ、リードスイッチを用いた紙検知センサ等によ
り検出して、この検出信号に基づいて、記録紙Aが現像
領域に到達したときに露光部を駆動させてもよい。この
ように、画像形成中は、感光体44は静止しているた
め、記録紙Aと現像領域の位置制御を行うことによって
記録紙Aの先端位置調整が容易となり、画像の位置ずれ
をなくすことができる。
【0042】次に、上記構成のプリント装置でのプリン
ト動作を説明する。まず、フルカラーモードが選択され
たとき、プリントスイッチ141を押すことによって画
像形成が実施される。図7に示すように、給紙カセット
80より搬送された記録紙Aは、第一搬送部81によっ
て第一の現像部45に搬送され、現像ローラ61に穂立
ちした現像剤と感光体44との間に記録紙Aが挿入され
ていく。このタイミングに合わせて露光部49のLED
ヘッド72が画像パターンに応じて光を照射し、感光体
44の光半導体層42に電荷注入が行われ、現像剤のト
ナーは記録紙Aを介して電荷に引きつけられるため、記
録紙Aにトナーが付着して、トナー像が形成される。記
録紙Aに現像が行われ続けているうちに記録紙Aの先端
は第一定着部53に達すると、記録紙Aに付着したトナ
ーは発熱体の熱により溶融して定着される。第一定着部
53は離間姿勢となっており、定着された記録紙Aは外
ベルト106により巻き上げられ内ベルト102の方に
搬送され、内ベルト102によって感光体44に沿って
第二搬送部82に送り込まれて次工程の第二の現像部4
6に搬送される。
【0043】以下、同様に第二の現像部46で現像され
てから定着、搬送され、第三の現像部47で現像後、定
着、搬送され、第四の現像部48で現像されると、記録
紙Aは剥離爪125により感光体44から離間され、第
四定着部56に導かれて定着が行われ、各色のトナー像
が混合されることによりフルカラーの画像が得られる。
そして、記録紙Aは第二排紙トレイ118に排出され
る。
【0044】ここで、第一の現像部45の色相は黒トナ
ーであり、第二〜第四の現像部46〜48の色相は3原
色のイエロー、マゼンタ、シアンとなっている。そし
て、現像剤の軟化温度は第一から第四の現像部45〜4
8にかけて順次上昇させておく必要がある。すなわち、
軟化温度が一定であると、例えば第一定着部53で定着
されたトナーは、第二の現像部46でそのトナー層の上
に新たなトナーを積層されたときに第二定着部54で積
層されたトナーと充分に混合されない。そのため、積層
されたトナーはその積層トナーの透明度による見掛け上
での色相であって、その透明度が著しく悪いときには所
望の色相とはならない。そこで、現像剤の軟化温度を上
記のように差をつける必要があり、その温度差に応じて
各定着部53〜56の定着温度が決定されている。これ
によって、記録紙上に転写された未定着トナーが各定着
部53〜56を通過して定着されるとき、最初に定着し
たトナー上に色相の違うトナーが積層しても下のトナー
がその定着部からの熱量を必要以上に吸収することはな
く、上層のトナーに熱の伝達が可能となり、両者の混合
がうまく行われ、定着後の色相が所望の色相となるとと
もに未定着となることが防止され、各色相にあった記録
画像が得られる。また、記録紙の定着温度を現像剤の軟
化温度に対応して変化させているため、記録紙の定着に
よる伸びを防止することができ、各色の位置ずれのない
良質な画像が得られる。
【0045】次にモノカラーモードの画像形成を行う場
合、プリントモード選択用スイッチ143により4色の
中から任意の色の組み合わせが選択される。例えば図8
に示すように第一および第二の現像部45,46によっ
て得られる2色のモノカラーモードが選択されたとす
る。プリントスイッチ141を押すと、第一定着部53
は離間姿勢にされ、第二定着部54は当接姿勢にされ
る。そして、給紙カセット80から搬送された記録紙A
は第一現像部45に誘導され、現像剤、記録紙A、感光
体44の間で感光体44に電荷注入が施され、感光体4
4の内部よりLEDヘッド72によって像露光されると
記録紙Aに現像剤による現像が行われ、記録紙A上にト
ナー像が形成される。付着したトナーは記録紙Aが第一
定着部53に搬送されることで定着される。定着された
記録紙Aは内ベルト102の回転によって第二搬送部8
2に送り込まれ、次工程の第二の現像部46に搬送され
る。
【0046】そして、上記第一の現像部45と同様に第
二の現像部46によって電荷注入、像露光、現像、定着
が実施される。このとき、第三露光部51に対する位置
移動用ソレノイド130がオンして、第三露光部51は
時計回りに第二定着部54に対向する位置まで移動し
て、この状態が記録紙Aが排出されるまで、もしくは次
工程のプリントモード選択用スイッチ143が押される
まで保持される。そして、LEDヘッド72により全面
照射を行い、光除電効果により静電気力等で感光体44
に付着した記録紙Aの付着力を弱めて剥離しやすくし、
外ベルト106による巻き上げによって記録紙Aの剥離
が円滑に行われ、内ベルト102に記録紙Aが接触する
と、その回転により記録紙Aを内ベルト102および外
ベルト106の間に導く。その後、2色が混合された記
録紙Aは第二定着部54の内ベルト102および外ベル
ト106の間を通過して、第二排紙部111により第三
の現像部47の上方を迂回して第二排紙トレイ118に
排出される。なお万が一、記録紙Aが感光体44から剥
離されなかった場合には、最終的に剥離爪125によっ
て感光体44から剥離して、排出することが可能となっ
ている。このように、記録紙Aが静電気力等によって感
光体44と密着している場合でも、光除電や剥離爪12
5によって記録紙Aを感光体44から容易に剥離でき、
紙詰まりを起こすことはない。
【0047】このとき、モードに応じて選択されなかっ
た第三,第四の現像部47,48も駆動はされるが、こ
れらの現像剤が感光体44の近傍に搬送されるとトナー
飛散の原因となるおそれがある。そこで、これらの現像
部47,48においてシャッター用ソレノイド66をオ
ンして、シャッター65を移動させて現像ローラ61に
当接させる。すると、現像ローラ61が回転しても現像
剤は現像槽60の開口まで搬送されず、感光体44の近
傍の現像ローラ61上には現像剤が存在しないことにな
り、トナー飛散という不具合を未然に防止できる。ま
た、現像剤が感光体44に接触しないため、現像剤によ
る感光体44の摩耗がなくなり、感光体44の劣化防止
となるとともに、次の画像形成時に記録紙Aが搬送され
てきたとき、記録紙Aの裏面に現像剤が付着して記録紙
Aを汚すといったこともなくなる。しかも、不必要な混
色、カブリ、現像剤の劣化防止といったことにも有効に
作用する。
【0048】ところで、現像に供される現像剤はドクタ
ー62によって穂立ち高さが規制されており、記録紙A
の厚さ以下でしかも感光体44には接触しないように現
像領域で現像剤の先端部は感光体44と微小空間を持っ
ている。そのため、記録紙Aが現像領域に搬送された時
にその空間がなくなり、感光体44は現像剤との接触が
極力避けられ、現像ローラ61の回転によって現像剤が
搬送されても感光体44との摩擦は発生せず、感光体4
4を傷つけることがなく、感光体44の劣化や感度低下
の防止になって高寿命化が図れる。また、不必要な現像
剤の供給がなくなり、記録紙上でのカブリの減少やトナ
ー飛散防止となる。2成分現像剤を使用したときにはキ
ャリア落ちの防止にも有効である。
【0049】なお、図9は第一および第三の現像部4
5,47によって得られる2色のモノカラーモードが選
択された場合を示したもので、このとき、第二の現像部
46ではシャッター65により現像ローラ61への現像
剤の搬送が遮断されており、記録紙Aは第一の現像部4
5での現像、そして定着後、第二の現像部46と感光体
44との間を記録紙Aに現像剤が付着することなく素通
りして、第三搬送部83によって第三の現像部47に送
り込まれる。ここで、現像、定着された記録紙Aは、当
接姿勢の第三定着部55および第三排紙部112により
第二排紙トレイ118に排出され、別の2色からなるモ
ノカラーの記録画像が得られる。
【0050】次に白黒モードの場合、プリントモードモ
ード選択用スイッチ143、プリントスイッチ141を
押すことによって、白黒モードが選択されて画像形成が
開始される。図10に示すように、第一の現像部45に
黒色の現像剤が投入されており、給紙カセット80より
搬送された記録紙Aは、第一搬送部81によって第一の
現像部45の現像領域に誘導され、現像剤、記録紙A、
感光体44の間で感光体44に電荷注入が実施され、感
光体44の内部よりLEDヘッド72によって像露光、
および現像剤による現像が行われる。トナーが付着した
記録紙Aは、第一の現像部45の近傍まで移動してきた
第二露光部50による光除電により感光体44から剥離
され、当接姿勢とされた第一定着部53に搬送されるこ
とで定着され、定着された後、内ベルト102と外ベル
ト106の間を通り抜け、第一排紙トレイ114に排出
される。
【0051】このとき、白黒モードに応じて選択されな
かった他の現像部46〜48は駆動されるが、シャッタ
ー65が移動して現像ローラ61に当接することにより
現像剤の搬送を遮断して、トナー飛散を未然に防止す
る。また、白黒モードでは記録紙Aは第一排紙トレイ1
14に排出され、他のモードでは第二排紙トレイ118
に排出されることになり、装置外部に多数のトレイを設
置する必要がなくなり、プリントモードによる記録画像
の仕分けが容易となり、記録紙Aの取り扱いが楽にな
る。しかも、カラー関係の記録画像と白黒の記録画像と
を別々に取り扱うことができるので、文書管理の効率向
上を図れる。また、複雑な搬送経路にしなくてもよく、
紙詰まり等の発生を減少させることができ、省スペース
化にもつながり装置の小型化に寄与できる。
【0052】このように、各プリントモードに応じて記
録紙Aが静止した感光体44の外周に沿って搬送されな
がら、画像が形成されていく。この状態で感光体44は
常に各現像部45〜48で記録紙Aを介して現像剤と対
峙しており、現像剤は記録紙Aに直接接触しているが、
記録紙Aがないときには、現像剤に対して記録紙Aの厚
み以下の空間(記録紙Aの厚みの10〜100%)を有
している。そして、記録紙Aが感光体44と現像槽60
との空間に搬送されたときには、現像剤の先端部は記録
紙Aと当接する。ここで、感光体44が回転しないこと
によって得られる利点は以下のようなものである。すな
わち感光体44の周辺には回転することによって生じる
風の流れがなく、トナー飛散が防止できる。また、感光
体44が回転することによる他の部材との接触で生じる
損傷、摩耗といったことが起こらず、しかも感光体44
が直接現像剤と接触していないことにより、感光体44
の疲労劣化がなく、感光体44の寿命は装置ライフと同
等かもしくはそれ以上に長寿命化できる。そのため、感
光体44は装置に固定してもよい状態となり、感光体4
4を交換する必要がなくなり、メンテナンス作業の削減
が可能となる。
【0053】また、感光体44上にトナーが存在せず、
記録紙上のトナー像は感光体44とは反対側の面に形成
されるため、定着の熱源による感光体44の微小な温度
上昇でトナーが悪影響を及ぼして最終的に感光体44を
劣化させるといった感光体44の熱履歴による劣化が起
こらない。しかしながら、長期間にわたって同じ位置で
感光体44を使用していると、定着部の熱が伝達されて
劣化するおそれがあるので、図11のフローチャートに
示すように、画像形成が1回実行される毎にカウンタ1
42によりプリントカウントを行い、プリントカウント
値nと、予め設定された切換カウント値n(i)と比較
する(S1)。この切換カウント値n(i)は、感光体
回転サイクルの設定値を変更すべき累積プリント回数を
予め求めて設定しているもので、制御装置140内の記
憶部にn(1)、n(2)、・・n(x)の複数の値が
記憶されており、パラメータiに応じて(S1)の処理
で順次読み出される。そして、プリントカウント値nが
切換カウント値n(i)に達すると、感光体回転用モー
タ58が駆動される(S2)。その駆動時間は予め制御
装置140に記憶されたタイマの設定時間txcとされ、
この時間通電されると、感光体44は図12に示すよう
に反時計回りに所定角度(本実施例では45度)だけ回
転される(S3,S4)。この動作を繰り返すことで、
感光体44は同じ位置にとどまることなく一定周期で回
転していく。これによって、感光体44に対する熱影響
が特定の部分に集中することがなくなり、感光体44へ
の熱の影響を完全に排除でき、感光体44は劣化するこ
となく長寿命化がさらに図れる。
【0054】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。本実施例で
はプリント装置の例を挙げたが、複写機、ファクシミリ
にも適用してもよい。また、コンピュータ等の端末とし
て応用することにより、プリンタの多機能、高性能化の
一助となる。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、背面露光方式を採用して、複数の現像部を感光
体の周りに配置し、記録紙に直接現像を行うことによ
り、1台の装置で白黒、フルカラー、モノカラーの画像
形成を行うことができ、多機能化が図れる。しかも、帯
電、露光、現像、転写の同時処理が可能となり、記録紙
の搬送経路の一部として感光体を有効に利用でき、感光
体のクリーニングが不要となり、中間転写体、複雑な記
録紙搬送機構、クリーナ等がいらなくなり、装置を小型
化できる。また、現像のたびに定着を行うことにより、
元の画像と形成した画像との色相の一致に効果を発揮さ
せることができ、しかも記録紙を介した現像剤の移動が
阻止されるので、現像部間において現像剤の混色防止に
有効である。特に、静止した感光体の外周に沿って記録
紙を搬送しながら画像を形成することにより、感光体は
回転しないので、以下のような効果が得られる。すなわ
ち、回転によって生じる風によるトナー飛散を防止でき
る。また、他の部材との接触で生じる損傷、摩耗が起こ
らず、しかも直接現像剤と接触しないことにより、感光
体の疲労劣化がなくなって、感光体の長寿命化を図れ
る。
【0056】そして、プリントモードに応じてシャッタ
ーにより現像剤の現像領域への搬送が遮断されるので、
不必要な現像剤が感光体の近傍に存在しなくなり、カブ
リ、トナー飛散の減少を図れる。また、現像剤と記録紙
あるいは感光体が接触せず、現像剤の混色や現像剤の劣
化を防止できる。
【0057】また、現像剤は記録紙の搬送経路に順に軟
化温度を漸次高くされており、各色毎に定着するために
トナーの記録紙上での潰れが防止され、さらに記録紙上
に転写された未定着トナーが定着部を通過して定着され
るときに、最初に定着したトナー上に色相の違うトナー
が積層しても下のトナーがその定着部からの熱量を必要
以上に吸収することがなく上層のトナーに熱の伝達が可
能となり、未定着トナーをなくすことができ、そして各
色相の混合が確実に行え、鮮明なカラー画像が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるプリント装置の全体構
成図
【図2】現像部のシャッターを示す図で、(a)は断面
図、(b)は平面図
【図3】露光部が移動した状態のプリント装置の構成図
【図4】露光部の移動機構を示す図
【図5】露光部の移動前後の状態を示す図で、(a)は
移動前、(b)は移動後
【図6】プリント装置の制御ブロック図
【図7】フルカラーモードにおけるプリント装置の作動
状態を示す図
【図8】モノカラーモードにおけるプリント装置の作動
状態を示す図
【図9】別のモノカラーモードにおけるプリント装置の
作動状態を示す図
【図10】白黒モードにおけるプリント装置の作動状態
を示す図
【図11】感光体回転サイクルのフローチャート
【図12】感光体が回転した状態のプリント装置の構成
【図13】従来のカールソンプロセスを用いた電子写真
装置の概略図
【図14】従来の画像形成法を示す図で、(a)は感光
体の模式断面図、(b)は画像形成法の原理を示す図、
(c)は画像形成法の実施例を示す説明図
【図15】従来のカラー画像を形成する装置の構成図
【符号の説明】
40 透明支持体 41 透明導電層 42 光半導体層 43 絶縁体層 44 感光体 45〜48 現像部 49〜52 露光部 53〜56 定着部 61 現像ローラ 62 ドクター 65 シャッター 81〜84 搬送部 110〜113 排紙部 125 剥離爪 A 記録紙
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−6070(JP,A) 特開 昭63−94254(JP,A) 特開 平5−100602(JP,A) 特開 平5−53459(JP,A) 特開 平1−180571(JP,A) 特開 平1−253771(JP,A) 特開 平5−61386(JP,A) 特開 昭58−63957(JP,A) 特開 昭56−133749(JP,A) 特開 平1−112264(JP,A) 特開 平3−296776(JP,A) 実開 平3−29862(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/01 G03G 15/01 - 15/01 117 G03G 15/04 - 15/04 120

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明支持体上に透明導電層と光半導体層
    と絶縁体層を順次設けた筒状の感光体を使用し、該感光
    体の外周に、各色に対応した複数の現像部と同数の定着
    部とを交互に設け、各現像部に対応して記録紙を前記感
    光体の外周に沿って搬送する記録紙搬送部をそれぞれ配
    置し、感光体内部に前記各現像部に対応するように露光
    部を配置して、白黒、フルカラー、モノカラーの各プリ
    ントモードにおける画像を形成することを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 透明支持体上に透明導電層と光半導体層
    と絶縁体層を順次設けた筒状の感光体を使用し、該感光
    体の外周に、各色に対応した複数の現像部と同数の定着
    部とを交互に設け、各現像部に対応して記録紙を前記感
    光体の外周に沿って搬送する記録紙搬送部をそれぞれ配
    置し、感光体内部に前記各現像部に対応するように露光
    部を配置して、静止した感光体に対して記録紙を搬送し
    ながら白黒、フルカラー、モノカラーの各プリントモー
    ドにおける画像を形成することを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 透明支持体上に透明導電層と光半導体層
    と絶縁体層を順次設けた筒状の感光体を使用し、該感光
    体の外周に、各色に対応した複数の現像部と同数の定着
    部とを設け、各現像部に対応して記録紙を前記感光体の
    外周に沿って搬送する記録紙搬送部および記録紙を排紙
    する排紙手段をそれぞれ配置し、感光体内部に前記各現
    像部に対応するように露光部を配置して、白黒、フルカ
    ラー、モノカラーの各プリントモードに応じて記録紙の
    搬送あるいは排紙を制御することを特徴とする画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 露光部が移動自在に設けられ、記録紙を
    感光体から剥離するための剥離手段として前記露光部を
    利用することを特徴とする請求項1、2または3記載の
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】 感光体が回転自在に設けられ、画像形成
    カウント数に応じて前記感光体が所定角度だけ回転され
    ることを特徴とする請求項1、2または3記載の画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 現像部内に現像ローラへの現像剤の搬送
    を遮断するシャッターが設けられ、非現像時に該シャッ
    ターを作動させることを特徴とする請求項1 、2または
    3記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 各現像部における現像剤の軟化温度は記
    録紙の搬送経路の順に漸次高くされていることを特徴と
    する請求項1、2または3記載の画像形成装置。
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