JPH0869760A - ピュリティ補正装置 - Google Patents
ピュリティ補正装置Info
- Publication number
- JPH0869760A JPH0869760A JP20543794A JP20543794A JPH0869760A JP H0869760 A JPH0869760 A JP H0869760A JP 20543794 A JP20543794 A JP 20543794A JP 20543794 A JP20543794 A JP 20543794A JP H0869760 A JPH0869760 A JP H0869760A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- center
- crt
- electron beam
- purity
- face surface
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＣＲＴのフェイス面上の電子ビームセンター
をフェイス面センターと一致させることにより、受像し
た映像のＣＲＴの表示領域に対する片寄りを防ぐ。 【構成】 ２極ピュリティマグネット10，11を２組以上
使用し、ＣＲＴ８の管軸方向に対してずれた電子ビーム
に２段階以上の補正をかけてずれをなくし、電子ビーム
を全てＣＲＴ８の管軸上から電子ビームの偏向中心12に
入射させる。
をフェイス面センターと一致させることにより、受像し
た映像のＣＲＴの表示領域に対する片寄りを防ぐ。 【構成】 ２極ピュリティマグネット10，11を２組以上
使用し、ＣＲＴ８の管軸方向に対してずれた電子ビーム
に２段階以上の補正をかけてずれをなくし、電子ビーム
を全てＣＲＴ８の管軸上から電子ビームの偏向中心12に
入射させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、陰極線管(以下、ＣＲ
Ｔという)を使用したテレビジョン受像機やカラーモニ
ター受像機などの映像受像機に用いられるピュリティ補
正装置に関するものである。
Ｔという)を使用したテレビジョン受像機やカラーモニ
ター受像機などの映像受像機に用いられるピュリティ補
正装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年のＣＲＴを使用したテレビジョン受
像機やカラーモニター受像機においては、２極マグネッ
トを１組用いて、電子銃の製造ばらつきや電子銃と管軸
とのずれなどによるピュリティのばらつきを補正してお
り、以下、図３を参照しつつ従来のピュリティ補正装置
について説明する。
像機やカラーモニター受像機においては、２極マグネッ
トを１組用いて、電子銃の製造ばらつきや電子銃と管軸
とのずれなどによるピュリティのばらつきを補正してお
り、以下、図３を参照しつつ従来のピュリティ補正装置
について説明する。
【０００３】図３(a)は従来のピュリティ補正装置の一
例を示す概略図であり、図３(b)はその画面の概要を示
す正面図である。図３(a)において、１はＣＲＴ、２は
電子銃、３は２極ピュリティマグネット、４は前記電子
銃２より発射される電子ビームの偏向中心、５はＣＲＴ
１のフェイス面、６はフェイス面センター、７はフェイ
ス面５上の電子ビームセンターである。
例を示す概略図であり、図３(b)はその画面の概要を示
す正面図である。図３(a)において、１はＣＲＴ、２は
電子銃、３は２極ピュリティマグネット、４は前記電子
銃２より発射される電子ビームの偏向中心、５はＣＲＴ
１のフェイス面、６はフェイス面センター、７はフェイ
ス面５上の電子ビームセンターである。
【０００４】以上のように構成されたピュリティ補正装
置の動作について説明する。まず、電子銃２から発射さ
れた電子ビームは、２極ピュリティマグネット３により
偏向中心４を通るように補正され、補正された電子ビー
ムはＣＲＴ１のフェイス面５上の電子ビームセンター７
の位置に到る。この位置はフェイス面センター６の位置
と距離Ｌ1だけずれており、この場合の電子ビームの偏
向はフェイス面センター６を基準に行われるのではな
く、ずれた電子ビームセンター７を中心に偏向されるた
め、映し出される映像は図３(b)に示すように図面下方
に片寄ったものとなる。
置の動作について説明する。まず、電子銃２から発射さ
れた電子ビームは、２極ピュリティマグネット３により
偏向中心４を通るように補正され、補正された電子ビー
ムはＣＲＴ１のフェイス面５上の電子ビームセンター７
の位置に到る。この位置はフェイス面センター６の位置
と距離Ｌ1だけずれており、この場合の電子ビームの偏
向はフェイス面センター６を基準に行われるのではな
く、ずれた電子ビームセンター７を中心に偏向されるた
め、映し出される映像は図３(b)に示すように図面下方
に片寄ったものとなる。
【０００５】また、他の従来例として特開昭61−240532
号公報に示されるように、ＣＲＴのネック部に２極マグ
ネットと４極マグネットを付加し、フォーカス特性，コ
ンバーゼンス特性を改善するものがあったが、この装置
は電子ビームのセンターがＣＲＴのフェイス面センター
からずれている点では上記従来例と同様であり、受像し
た映像は片寄ってしまうことになり、電子銃の電子ビー
ム放射軸とＣＲＴ管軸とのずれによる画面の片寄りをな
くすことはできなかった。
号公報に示されるように、ＣＲＴのネック部に２極マグ
ネットと４極マグネットを付加し、フォーカス特性，コ
ンバーゼンス特性を改善するものがあったが、この装置
は電子ビームのセンターがＣＲＴのフェイス面センター
からずれている点では上記従来例と同様であり、受像し
た映像は片寄ってしまうことになり、電子銃の電子ビー
ム放射軸とＣＲＴ管軸とのずれによる画面の片寄りをな
くすことはできなかった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の構
成ではＣＲＴのフェイス面上の電子ビームセンターがフ
ェイス面センターと一致しないので受像した映像が上下
に、あるいは左右に片寄ってしまうという問題点を有し
ていた。
成ではＣＲＴのフェイス面上の電子ビームセンターがフ
ェイス面センターと一致しないので受像した映像が上下
に、あるいは左右に片寄ってしまうという問題点を有し
ていた。
【０００７】本発明は上記課題を解決するもので、２組
以上の２極マグネットを用いてＣＲＴのフェイス面上の
電子ビームセンターとフェイス面センターとを一致させ
ることにより、片寄りのない映像が得られるピュリティ
補正装置を提供するものである。
以上の２極マグネットを用いてＣＲＴのフェイス面上の
電子ビームセンターとフェイス面センターとを一致させ
ることにより、片寄りのない映像が得られるピュリティ
補正装置を提供するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のピュリティ補正装置は、ＣＲＴを使用した
映像受像機のピュリティ特性を補正する２極マグネット
を前記ＣＲＴの管軸周囲に２組以上配置し、ばらついた
ビームを全てＣＲＴの管軸上から偏向中心に入射させ、
ＣＲＴのフェイス面上の電子ビームセンターとフェイス
面センターとを一致させるものである。
に、本発明のピュリティ補正装置は、ＣＲＴを使用した
映像受像機のピュリティ特性を補正する２極マグネット
を前記ＣＲＴの管軸周囲に２組以上配置し、ばらついた
ビームを全てＣＲＴの管軸上から偏向中心に入射させ、
ＣＲＴのフェイス面上の電子ビームセンターとフェイス
面センターとを一致させるものである。
【０００９】
【作用】本発明は上記した構成により、電子ビームが必
ず偏向中心に管軸上を通って入射するため、ビームセン
ターがＣＲＴのフェイス面センターと一致し、映像の片
寄りを防ぐことができる。
ず偏向中心に管軸上を通って入射するため、ビームセン
ターがＣＲＴのフェイス面センターと一致し、映像の片
寄りを防ぐことができる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図１及び
図２を参照しながら説明する。
図２を参照しながら説明する。
【００１１】図１は本発明のピュリティ補正装置の一実
施例を示す概略側面図であり、図中、８はＣＲＴ、９は
電子銃、10は第１の２極ピュリティマグネット、11は第
２の２極ピュリティマグネットで、この２組のピュリテ
ィマグネット10，11はＣＲＴ８の管軸方向に距離Ｌ2を
隔てて同軸的に配置されている。12は前記電子銃９より
発射される電子ビームの偏向中心、13はＣＲＴ８のフェ
イス面、14はフェイス面センターである。
施例を示す概略側面図であり、図中、８はＣＲＴ、９は
電子銃、10は第１の２極ピュリティマグネット、11は第
２の２極ピュリティマグネットで、この２組のピュリテ
ィマグネット10，11はＣＲＴ８の管軸方向に距離Ｌ2を
隔てて同軸的に配置されている。12は前記電子銃９より
発射される電子ビームの偏向中心、13はＣＲＴ８のフェ
イス面、14はフェイス面センターである。
【００１２】以上のように構成されたピュリティ補正装
置について、図２を用いてその動作を説明する。図２
(a)において、まず電子銃９より電子ビームが発射され
る。理想的にはＣＲＴ８の管軸方向に発射されるはずで
あるが、現実には製造上のばらつきなど様々な理由でそ
の方向がずれる。そしてこのずれを２組の２極ピュリテ
ィマグネット10，11でＣＲＴ８の管軸に揃うように補正
し、電子ビームの偏向中心12に入射させれば、フェイス
面13に映し出される映像は図２(b)に示すようにフェイ
ス面13のセンター14を基準として上下左右の片寄りなく
受像される。
置について、図２を用いてその動作を説明する。図２
(a)において、まず電子銃９より電子ビームが発射され
る。理想的にはＣＲＴ８の管軸方向に発射されるはずで
あるが、現実には製造上のばらつきなど様々な理由でそ
の方向がずれる。そしてこのずれを２組の２極ピュリテ
ィマグネット10，11でＣＲＴ８の管軸に揃うように補正
し、電子ビームの偏向中心12に入射させれば、フェイス
面13に映し出される映像は図２(b)に示すようにフェイ
ス面13のセンター14を基準として上下左右の片寄りなく
受像される。
【００１３】なお、この２極ピュリティマグネット10，
11による補正は、両マグネット間の距離Ｌ2の調整、マ
グネット自体の強さその他の調整により行うことができ
るが、要すれば、ピュリティマグネットの数を３組、４
組と増やして行くことも考えられる。
11による補正は、両マグネット間の距離Ｌ2の調整、マ
グネット自体の強さその他の調整により行うことができ
るが、要すれば、ピュリティマグネットの数を３組、４
組と増やして行くことも考えられる。
【００１４】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば２極マグネットを２組以上用いることによ
り、ＣＲＴ上の電子ビームセンターとフェイス面センタ
ーとを一致させることができ、受像した映像のフェイス
面上での片寄りを防ぐことができる。
明によれば２極マグネットを２組以上用いることによ
り、ＣＲＴ上の電子ビームセンターとフェイス面センタ
ーとを一致させることができ、受像した映像のフェイス
面上での片寄りを防ぐことができる。
【図１】本発明のピュリティ補正装置の一実施例を示す
概略構成図である。
概略構成図である。
【図２】本発明の実施例におけるピュリティ補正の動作
説明のための概略図である。
説明のための概略図である。
【図３】従来のピュリティ補正装置とその動作説明のた
めの概略図である。
めの概略図である。
１，８…ＣＲＴ、 ２，９…電子銃、 ３…２極ピュリ
ティマグネット、 ４，12…電子ビームの偏向中心、
５，13…フェイス面、 ６，14…フェイス面センター、
７…ビームセンター、 10…第１の２極ピュリティマ
グネット、 11…第２の２極ピュリティマグネット。
ティマグネット、 ４，12…電子ビームの偏向中心、
５，13…フェイス面、 ６，14…フェイス面センター、
７…ビームセンター、 10…第１の２極ピュリティマ
グネット、 11…第２の２極ピュリティマグネット。
Claims (2)
- 【請求項１】 陰極線管を使用した映像受像機のピュリ
ティ特性を補正する２極マグネットを上記陰極線管の管
軸周囲に２組以上配置したことを特徴とするピュリティ
補正装置。 - 【請求項２】 ピュリティ特性を補正する２組以上の２
極マグネットにより電子ビームを陰極線管の管軸上から
偏向中心に入射させ、陰極線管のフェイス面上の電子ビ
ームセンターとフェイス面センターとを一致させたこと
を特徴とする請求項１記載のピュリティ補正装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20543794A JPH0869760A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | ピュリティ補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20543794A JPH0869760A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | ピュリティ補正装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0869760A true JPH0869760A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16506862
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20543794A Pending JPH0869760A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | ピュリティ補正装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0869760A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6569557B1 (en) | 1998-09-17 | 2003-05-27 | Ngk Insulators, Ltd. | Lithium secondary battery |
-
1994
- 1994-08-30 JP JP20543794A patent/JPH0869760A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6569557B1 (en) | 1998-09-17 | 2003-05-27 | Ngk Insulators, Ltd. | Lithium secondary battery |
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