JPH0869750A - メタルハライドランプ用電極の製造方法 - Google Patents

メタルハライドランプ用電極の製造方法

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JPH0869750A
JPH0869750A JP22738294A JP22738294A JPH0869750A JP H0869750 A JPH0869750 A JP H0869750A JP 22738294 A JP22738294 A JP 22738294A JP 22738294 A JP22738294 A JP 22738294A JP H0869750 A JPH0869750 A JP H0869750A
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JP
Japan
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coil
core rod
groove
cathode
arbor
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JP22738294A
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English (en)
Inventor
Kyoichi Sakugi
教一 柵木
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Iwasaki Denki KK
Original Assignee
Iwasaki Denki KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本発明は内燃機関用点火コイルの部品点数を
削減する。 【構成】 インサート部品を除き、高電圧を発生するた
めのトランス、点火プラグへの高電圧を取り出すための
高電圧取り出し用タワー102を収容するケース部11
0と、ケース部110の底面から立設されてトランスの
一次巻線を保持するため一次ボビン部120と、高電圧
を制御するための外部との電気信号接続用コネクタ部と
を一体とするコイルケース100が形成される。一次ボ
ビン部120には自己融着線を使った一次巻線が組み込
まれる。ケース部110には高電圧取り出し用タワー1
02が形成され、各高電圧取り出しタワーには高電圧ケ
ーブルを接続するための接続用の爪104が平行に配置
され。コイルケース100には、高電圧取り出し用タワ
ー102及び電気信号接続用コネクタ部の複数の貫通孔
が設けられ、別に形成された高電圧接続用端子、電気信
号接続用端子が圧入嵌合して取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メタルハライドランプ
用電極の製造方法、特に直流点灯用ショートアークメタ
ルハライドランプの陰極の製造方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、液晶パネルとレンズ等の光学系と
を組み合わせて大型スクリーンに映像を投影するように
構成した液晶プロジェクタが開発されている。そして、
該装置の光源装置としてショートアークメタルハライド
ランプと放物面反射鏡とを組み合わせた装置が使い易
さ、色再現性あるいは明るさの点から主流となってい
る。又、液晶プロジェクタ全体をコンパクトな設計とす
るために、直流点灯用ランプを用いることが考えられ
る。これは、装置に内蔵する安定器として小形で安価な
直流点灯用安定器を用いることができるからである。
【0003】この種ランプは、石英製発光管内の一端に
陽極を他端に陰極を封着し、内部に水銀、希ガスと共に
金属ハロゲン化物を封入している。そして、この発光管
のみよりなるショートアークメタルハライドランプの一
端を硬質ガラス製の放物面反射鏡の底部に配置し、反射
鏡の底部側には発光管の陽極が、開口部側には陰極が位
置するように固定される。又、陰極の外部リード線は反
射鏡の側部外面に取り付けた端子台に接続し、陽極の外
部リード線は反射鏡底部側の口金に接続して、光源装置
が構成される。図1は直流点灯用ランプの陰極の一例を
示し、陰極11は先端部芯棒12と支え芯棒13とを所
定のギャップ15を設けてタングステンコイル14を介
して接続して構成している。このギャップを有する芯棒
は芯棒を一体化した陰極と比較してランプ点灯時にアー
ク起点の揺れが少なくなるという利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、前記陰極を製造
する場合、まず、支え芯棒13をピンバイスでチャック
し、支え芯棒を回転させながら、タングステンコイル1
4をピンセット等で掴み挿入し、支え芯棒コイルとを一
体化させた後、更に回転させながら先端部芯棒12をピ
ンセットで掴み挿入していた。しかし手作業により行な
っているので、先端部芯棒12と支え芯棒13との距離
を一定に設定することが難しく、陰極の全長にバラツキ
が生じ、ランプに封着した際、陽極とのアーク長がばら
つき、発光特性が変化することが多かった。又、前記芯
棒のギャップが大きくばらつく場合、陰極先端の冷却に
関し、先端部温度に大きく影響し、ランプ設計値に対し
低い場合は陰極スポットが安定せずアークの揺れが生じ
てスクリーン上に色むら等が発生して光学特性が低下す
る。逆に、設計値に対し高い場合はアーク揺れは発生し
ないが、陰極先端部のアークスポットが高温となるた
め、早期に発光管が黒化するという問題がある。
【0005】本発明は前記に鑑みてなされたもので、前
記構造の陰極の製造方法を改良することにより、陰極組
み立て時の製造上のバラツキを防止して、高品質で歩留
りが良好であるばかりでなく、製造が容易でランプに封
着し点灯する場合、発光管の電極のアーク揺れ等が生じ
ることがなくかつ発光管の黒化等も生じることがない長
寿命のショートアークメタルハライドランプを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、先端部芯棒と
支え芯棒とを所定のギャップが生じるようにタングステ
ンコイルを介して接続してなる電極の製造方法におい
て、治具に予めコイル長に合わせた形成した溝に前記コ
イルを挿入し、該コイルに予め芯棒径に合わせた溝を通
して前記先端部芯棒を挿入し、次に先端部芯棒を挿入し
た反対側のコイル端より、前記支え芯棒を芯棒径に合わ
せた溝より挿入することを特徴する。又、前記治具はベ
ース金具とコイルケースと陰極支え芯棒挿入具と軸合せ
用芯棒とよりなり、複数の電極を同時に製造することを
特徴とする。
【0007】
【作用】前記構成により、陰極製造の際のバラツキを防
止することができ、発光管封着後、点灯の際ランプのア
ーク揺れが生じることがなく、かつ黒化も少ない。又、
陰極の製造が容易で不良品がほとんどない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。前記と同様に、図1は直流点灯用ランプの陰極の一
例を示し、陰極11は先端部芯棒12と支え芯棒13と
を所定のギャップ15を設けてタングステンコイル14
を介して接続して構成している。そして、前記陰極の作
成方法について説明する。まず、治具としてのコイルケ
ース1にコイル内径0.39mm、芯棒径0.3mm、コイ
ル長2.5mmのタングステンコイル14を挿入できる溝
2を形成しておく。ただし、コイル内径は0.39mmで
あるが先端部芯棒及び支え芯棒径は0.4mmであるか
ら、挿入後の大きさを考慮し、0.4+0.3×2=
1.0mmよりわずかに大きい1.1mmの径よりなる溝2
とすることが望ましい。次に図2(b)に示すように、
コイル14を挿入した後コイルケース1をベース金具3
を用いて蓋をして2枚を対とし逆さにして、細い芯棒が
通る開口部4を上にむける。該溝2は両端にテーパ部5
a,5bを形成し、開口部4の径は、0.4mmの先端部
芯棒12が挿入できる様に、0.42mm径のテーパ部5
aが形成してある。そして、該テーパ部より先端部芯棒
を挿入した後コイルケース1に嵌合しているコイル14
に先端部芯棒が当接した後、上からハンドプレス機を用
いて押圧し、コイルの内側を拡げながら先端部芯棒12
を挿入する。
【0009】更に、図2(c)に示すように、ベース金
具3を受具としコイルケース1のみを逆さにして、コイ
ル挿入のためのテーパ部5bを上面とし、更にコイルの
中心となる様に支え芯棒13の中心とする溝6を形成し
た支え芯棒挿入具7をコイルケース1の上にかぶせる。
なお、支え芯棒挿入具に形成した溝6は、支え芯棒13
を挿入し易い様にテーパ部を形成し、かつ溝の内径はコ
イルケース1に嵌合したコイル内に支え芯棒が挿入し易
い様に、支え芯棒径が0.4mmであるからφ0.42mm
の溝穴としてある。又、陰極の全長が6.5mmになる様
に、ベース上面から支え芯棒の間口端部までの距離を正
確に6.5mmとなるように設計してある。そして、前記
のコイル端に先端部芯棒12の端部が当たってから押圧
したと同様に、支え芯棒13がコイル端に当たってか
ら、ハンドプレス機を用いて押圧し、コイル内に支え芯
棒を挿入する。
【0010】この様にして作成した陰極11はギャップ
15長にバラツキはなく、コイル14に嵌合した支え芯
棒13の長さや先端部芯棒12の長さにもバラツキはな
く、かつ陰極の全長についてもバラツキが生じない。そ
こで、石英管の管中央部径が11.0mm、内容積0.4
ccのほぼ回転楕円体をなす発光管の一端に陽極を他端に
前記陰極を両電極間のアーク長が0.5mmとなるように
封着し、内部にアルゴンガスと、水銀及び沃化ディスプ
ロシウム、沃化ネオジム、沃化セシウムを封入してラン
プを構成する。なお、前記陽極は芯棒径0.6mm、長さ
7mmのタングステン製芯棒の先端から0.4mm離れた位
置からタングステンコイルを密巻きし、長さ2.5mmと
して巻き付けて作成している。
【0011】そして、このランプと放物面状反射鏡とを
組み合わせて直流点灯用光源装置を構成し、定格電力1
50W、始動時ランプ電流が3.8A、安定時ランプ電
流が1.8Aのショートアークメタルハライドランプ装
置を100本試作し点灯試験したところ、点灯初期にお
いても発光管のアーク揺れはほとんど発生せず、又、寿
命試験でも2000時間点灯後も発光管の黒化はみられ
ず、かつアーク揺れもなく、始動性能にも問題が生じな
かった。
【0012】又、図3に示す様な大量生産用の治具を作
成し、製造に用いたが、前記と同様に完成したランプを
点灯試験したところ、製造上のバラツキはなく生産性の
向上が図られた。前記治具は、ベース金具21とコイル
ケース22と陰極支え芯棒挿入具23と軸合せ用芯棒2
4とよりなり、いずれも工具鋼の焼入れ品であり、複数
の陰極を同時に製造することができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係わるメタ
ルハライドランプ用電極の製造方法は陰極の製造の際、
寸法精度のバラツキが生じることがなく、作業性がよ
く、歩留りが良好であり、該陰極を用いたショートアー
クメタルハライドランプを直流で点灯しても寿命期間を
通して発光管のアークが揺れによる始動不良及び発光管
の黒化が生じることがない等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】メタルハライドランプ用電極として用いられる
陰極の側面図。
【図2】本発明に係わるメタルハライドランプ用電極の
製造方法の一例を示す説明図。
【図3】本発明に係わるメタルハライドランプ用電極の
製造装置の一例を示す側面図。
【符号の説明の説明】
1 コイルケース 2 溝 3 ベース金具 4 開口部 5a,5b テーパ部 6 溝 11 陰極 12 先端部芯棒 13 支え芯棒 14 タングステンコイル 15 ギャップ 21 ベース金具 22 コイルケース 23 陰極支え芯棒挿入具 24 軸合せ用芯棒

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部芯棒と支え芯棒とを所定のギャッ
    プが生じるようにタングステンコイルを介して接続して
    なる電極の製造方法において、治具に予めコイル長に合
    わせた形成した溝に前記コイルを挿入し、該コイルに予
    め芯棒径に合わせた溝を通して前記先端部芯棒を挿入
    し、次に先端部芯棒を挿入した反対側のコイル端より、
    前記支え芯棒を芯棒径に合わせた溝より挿入することを
    特徴するメタルハライドランプ用電極の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記治具は、ベース金具とコイルケース
    と陰極支え芯棒挿入具と軸合せ用芯棒とよりなり、複数
    の電極を同時に製造することを特徴とする陰極の製造方
    法。
JP22738294A 1994-08-30 1994-08-30 メタルハライドランプ用電極の製造方法 Pending JPH0869750A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6817920B1 (en) 1999-10-20 2004-11-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Discharge lamp having an electrode with suppression of end portion deformation, discharge lamp electrode and method for producing same
JP2007157421A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電極体の製造方法、および高圧放電ランプの製造方法
JP2009004205A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Harison Toshiba Lighting Corp コイル巻装電極、電極マウント及び放電ランプの製造方法
JP2010531528A (ja) * 2007-06-25 2010-09-24 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 減光特性が強化された高輝度放電ランプ

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