JPH0869361A - プリンタ制御システム - Google Patents

プリンタ制御システム

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Publication number
JPH0869361A
JPH0869361A JP6203585A JP20358594A JPH0869361A JP H0869361 A JPH0869361 A JP H0869361A JP 6203585 A JP6203585 A JP 6203585A JP 20358594 A JP20358594 A JP 20358594A JP H0869361 A JPH0869361 A JP H0869361A
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JP
Japan
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printer
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Application number
JP6203585A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Nagata
幸司 永田
Tomohiro Gomi
知宏 五味
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者が容易に設定情報とデータファイル名
の対応を把握できる。 【構成】 CPU1001がデータファイル記憶部20
02に記憶された所望のプリント環境設定情報をデータ
ファイル名称とともに呼び出す構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端末装置に接続された
プリンタ装置の設定情報を決定するプリンタ制御システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタ制御システムにおいて
は、使用者が端末上からプリンタ装置に、ある設定情報
を設定することによって、制御環境をプリンタ装置に反
映させ、前記制御環境を実現するための設定情報を使用
者が名称指定したデータファイルで記憶媒体に保存して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のプリンタ制御シ
ステムは上記のように構成されていたので、前記データ
ファイルについての管理は使用者の記憶によるため、使
用者が前記設定情報と前記データファイル名の対応を自
分で記憶していない場合には、実際に使用者が設定情報
を変更した制御環境と同じ制御環境を再現させる前記デ
ータファイルが記憶装置内に存在しているのかどうかす
ら判断することができない。
【0004】また、現在のプリンタ装置に対する制御環
境が使用者が望む再現したい制御環境に一致しているの
かを判断することもできなかった。
【0005】また、上記設定情報の登録時に既に登録さ
れている設定情報との照合がなされずに無条件で設定情
報を登録してしまうため、すなわち、重複した設定情報
を保存するためのデータファイルを無条件に作成してし
まうために、無意味なデータファイル数が増加し、使用
者に対する設定情報と前記データファイル名の対応状態
を把握することがより一層困難となりばかりか、重複登
録により無意味なデータファイルが増加することに起因
して、該設定情報を蓄える限られた記憶媒体を無駄に使
用してしまう等の問題点があった。
【0006】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1〜第3の発明の目的
は、設定されたプリンタ環境情報をデータファイルとし
て保存する際にユーザが指定したファイル名称を付加し
て登録し、データファイルを呼び出す際に、該ファイル
名称とともに呼出可能とするとともに、設定されている
プリンタ環境情報を保存する際に、重複登録となるかど
うかを登録されたデータファイルを照合して判別し、そ
の旨を明示することにより、使用者が容易に設定情報と
データファイル名の対応を把握でき、また、重複した設
定情報を保存するデータファイルの不慮な作成を防ぐこ
とでデータファイル数の無意味な増加や、それに伴う記
憶媒体への負荷を小さくすることができるプリンタ制御
システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、表示部を有する端末装置とプリンタ装置とが通信し
て印刷処理を行うプリンタ制御システムにおいて、前記
プリンタ装置に設定している所望のプリント環境設定情
報をユーザから指定入力されたファイル名称を付加して
データファイルとして記憶する記憶手段と、この記憶手
段に記憶された前記所望のプリント環境設定情報を前記
データファイル名称とともに呼び出して前記表示部に表
示させる呼出し手段とを設けたものである。
【0008】本発明に係る第2の発明は、表示部を有す
る端末装置とプリンタ装置とが通信して印刷処理を行う
プリンタ制御システムにおいて、前記プリンタ装置に設
定している所望のプリント環境設定情報をユーザから指
定入力されたファイル名称を付加してデータファイルと
して記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された前
記所望のプリント環境設定情報を前記データファイル名
称とともに呼び出して前記表示部に表示させる呼出し手
段と、前記プリンタ装置に設定されている現在のプリン
ト環境情報を取得する取得手段と、前記呼出し手段によ
り呼び出されたプリント環境情報と前記取得手段により
取得された現在のプリント環境情報とが同一かどうかを
照合する照合手段と、この照合手段により同一と照合さ
れたプリント環境情報を有するデータファイルの該当デ
ータファイル名称を取得する名称取得手段と、この名称
取得手段が取得した該当データファイル名称のデータフ
ァイル数をカウントするカウント手段と、このカウント
手段のカウント数に基づいて設定されているプリント環
境情報に対するデータファイル名称の候補として前記記
憶手段に記憶された該当データファイル名称または設定
されたデータファイル名称を前記表示部に伝達するデー
タファイル名称伝達手段とを設けたものである。
【0009】本発明に係る第3の発明は、現在設定され
ているプリンタ環境情報を記憶手段に保存する保存指示
を行う指示手段と、この指示手段による保存指示時に、
データファイル名称伝達手段が前記表示部に伝達したデ
ータファイル名称が記憶手段に記憶された該当データフ
ァイル名称または設定されたデータファイル名称のいず
れかを判定する判定手段と、この判定手段が前記記憶手
段に記憶された該当データファイル名称であると判定し
た場合に、現在設定されているプリンタ環境情報の重複
登録の可否を催促するメッセージを前記表示部に問い合
わせる問合わせ手段と、この問合わせ手段による問い合
わせに応じて入力される保存指示状態に基づいて現在設
定されているプリンタ環境情報を前記記憶手段に保存す
る保存制御手段とを設けたものである。
【0010】
【作用】第1の発明においては、呼出し手段が記憶手段
に記憶された所望のプリント環境設定情報をデータファ
イル名称とともに呼び出し、ユーザ指定により付加され
たファイル名称と当該ファイル名称が付加された所望の
プリント環境設定情報とを表示部に明示することを可能
とする。
【0011】第2の発明においては、照合手段が呼出し
手段により呼び出されたプリンタ環境情報と取得手段に
より取得された現在のプリント環境情報とが同一かどう
かを照合し、名称取得手段が同一と照合されたプリント
環境情報を有するデータファイルの該当データファイル
名称を取得すると、カウント手段が該取得した該当デー
タファイル名称のデータファイル数をカウントし、該カ
ウント数に基づいてファイル名称伝達手段が設定されて
いるプリント環境情報に対するデータファイル名称の候
補として前記記憶手段に記憶された該当データファイル
名称または設定されたデータファイル名称を前記表示部
に伝達して、設定されているプリンタ環境情報を管理す
る場合に最適なデータファイル名称を明示することが可
能とする。
【0012】第3の発明においては、指示手段による保
存指示時に、判定手段がデータファイル名称伝達手段が
前記表示部に伝達したデータファイル名称が記憶手段に
記憶された該当データファイル名称または設定されたデ
ータファイル名称のいずれかを判定し、記憶手段に記憶
された該当データファイル名称であると判定した場合
に、問合わせ手段が現在設定されているプリント環境情
報の重複登録の可否を催促するメッセージを前記表示部
に問い合わせ、該問い合わせに応じて保存制御手段が入
力される保存指示状態に基づいて現在設定されているプ
リント環境情報を前記記憶手段に保存して、記憶手段に
対して同一のプリンタ環境情報を重複して保存するかど
うかをユーザに明示した後、該同一のプリンタ環境情報
の保存処理を実行可能とする。
【0013】
【実施例】以下に、本発明の好適な一実施例を図面に基
づき説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例を示すプリンタ制
御システムの構成を説明するブロック図である。
【0015】図において、1001はCPUで、ROM
1003に記憶された種々のアプリケーションプログラ
ム,システムプログラムに基づいて各部を総括的に制御
する。1002はRAMで、主としてCPU1001の
ワークメモリとして機能する。
【0016】2001はプリンタ設定情報取得部で、使
用者が設定したプリンタの設定情報を取得する。
【0017】2002はデータファイル記憶部で、使用
者によって名称指定されたデータファイル(プリンタ設
定情報が記憶されるファイル)を保存する。
【0018】2003はデータファイル照合部で、プリ
ンタ設定情報取得部2001で取得された設定情報とデ
ータファイル記憶部2002に保存されているデータフ
ァイルの設定情報が同じ制御環境を再現するプリンタ設
定情報かどうかを照合する。
【0019】2004は該当データファイル名称取得部
で、データファイル照合部2003において同じ制御環
境を再現する設定情報がデータファイル記憶部2002
内に存在した場合には、データタファイル記憶部200
2に保存されているデータファイル群から該当するデー
タファイルを管理するためのデータファイル名を取得す
る。
【0020】2005は該当データファイル数カウント
部で、該当データファイル名称取得部2004が取得し
たデータファイル名の数をカウントする。
【0021】2006は該当データファイル名称設定部
で、データファイル照合部2003において同じ制御環
境を再現する設定情報がデータファイル記憶部2002
内に存在しなかった場合に、該当するデータファイルが
存在しないことを示す名称をデータファイル名として設
定する。
【0022】2007はデータファイル名伝達部で、該
当データファイル名称取得部2004において1つ以上
の該当データファイル(同じ制御環境を再現する設定情
報を記憶するファイル)が存在する場合は、1つ以上の
前記データファイル名を伝達するとともに、一方、該当
データファイル名称設定部2006において該当するデ
ータファイルが存在しないことを示す名称がデータファ
イル名に設定された場合には、設定データファイル名
(該当するデータファイルが存在しないことを示す名
称)を伝達する。
【0023】2008はメッセージ表示部で、データフ
ァイル名伝達部2007において1つ以上の該当データ
ファイル名が伝達された場合に、データファイル保存が
指示された場合に、重複したプリンタ設定情報をデータ
ファイルへ保存するかどうかをユーザに問い合わせる確
認メッセージを表示する。
【0024】以下、本実施例と第1〜第3の発明の各手
段との対応及びその作用について図1に基づいて説明す
る。
【0025】第1の発明は、メッセージ表示部2008
を有する端末装置とプリンタ装置PRとが通信して印刷
処理を行うプリンタ制御システムにおいて、前記プリン
タ装置PRに設定している所望のプリント環境設定情報
をユーザから指定入力(図示しない入力部から入力され
る)されたファイル名称を付加してデータファイルとし
て記憶する記憶手段(データファイル記憶部2002)
と、この記憶手段に記憶された前記所望のプリント環境
設定情報を前記データファイル名称とともに呼び出して
前記表示部に表示させる呼出し手段(CPU1001が
ROM1003に記憶されたプログラムに基づいて実行
する手段として構成される)とを設け、CPU1001
がデータファイル記憶部2002に記憶された所望のプ
リント環境設定情報をデータファイル名称とともに呼び
出し、ユーザ指定により付加されたファイル名称と当該
ファイル名称が付加された所望のプリント環境設定情報
とを表示部に明示することを可能とする。
【0026】第2の発明は、メッセージ表示部2008
を有する端末装置とプリンタ装置PRとが通信して印刷
処理を行うプリンタ制御システムにおいて、プリンタ装
置PRに設定している所望のプリント環境設定情報をユ
ーザから指定入力されたファイル名称を付加してデータ
ファイルとして記憶する記憶手段(データファイル記憶
部2002)と、この記憶手段に記憶された前記所望の
プリント環境設定情報を前記データファイル名称ととも
に呼び出して前記表示部に表示させる呼出し手段(CP
U1001がROM1003に記憶されたプログラムに
基づいて実行する手段として構成される)と、前記プリ
ンタ装置PRに設定されている現在のプリント環境情報
を取得する取得手段(プリンタ設定情報取得部200
1)と、前記呼出し手段により呼び出されたプリント環
境情報と前記取得手段により取得された現在のプリント
環境情報とが同一かどうかを照合する照合手段(データ
ファイル照合部2003)と、この照合手段により同一
と照合されたプリンタ環境情報を有するデータファイル
の該当データファイル名称を取得する名称取得手段(該
当データファイル名称取得部2004)と、この名称取
得手段が取得した該当データファイル名称のデータファ
イル数をカウントするカウント手段(該当データファイ
ル数カウント部2005)と、このカウント手段のカウ
ント数に基づいて設定されているプリント環境情報に対
するデータファイル名称の候補として前記記憶手段に記
憶された該当データファイル名称または設定されたデー
タファイル名称を前記表示部に伝達するデータファイル
名称伝達手段(データファイル名伝達部2007)とを
設け、データファイル照合部2003がCPU1001
により呼び出されたプリント環境情報とプリンタ設定情
報取得部2001により取得された現在のプリント環境
情報とが同一かどうかを照合し、該当データファイル名
称取得部2004が同一と照合されたプリント環境情報
を有するデータファイルの該当データファイル名称を取
得すると、該当データファイル数カウント部2005が
該取得した該当データファイル名称のデータファイル数
をカウントし、該カウント数に基づいてデータファイル
伝達部2007が設定されているプリント環境情報に対
するデータファイル名称の候補としてデータファイル記
憶部2002に記憶された該当データファイル名称また
は該当データファイル名称設定部2006により設定さ
れたデータファイル名称をメッセージ表示部2008に
伝達して、設定されているプリント環境情報を管理する
場合に最適なデータファイル名称を明示することが可能
とする。
【0027】第3の発明は、現在設定されているプリン
ト環境情報を記憶手段に保存する保存指示を行う指示手
段(図示しない入力手段)と、この指示手段による保存
指示時に、データファイル名称伝達手段が前記表示部に
伝達したデータファイル名称が記憶手段に記憶された該
当データファイル名称または設定されたデータファイル
名称のいずれかを判定する判定手段(CPU1001が
ROM1003に記憶されたプログラムに基づいて実行
する手段として構成される)と、この判定手段が前記記
憶手段に記憶された該当データファイル名称であると判
定した場合に、現在設定されているプリント環境情報の
重複登録の可否を催促するメッセージを前記メッセージ
表示部2008に問い合わせる問合わせ手段(CPU1
001がROM1003に記憶されたプログラムに基づ
いて実行する手段として構成される)と、この問合わせ
手段による問い合わせに応じて入力される保存指示状態
に基づいて現在設定されているプリント環境情報を前記
記憶手段に保存する保存制御手段(CPU1001がR
OM1003に記憶されたプログラムに基づいて実行す
る手段として構成される)とを設け、指示手段による保
存指示時に、CPU1001がデータファイル名伝達部
2007がメッセージ表示部2008に伝達したデータ
ファイル名称がデータファイル記憶部2002に記憶さ
れた該当データファイル名称または設定されたデータフ
ァイル名称のいずれかを判定し、データファイル記憶部
2002に記憶された該当データファイル名称であると
判定した場合に、CPU1001が現在設定されている
プリント環境情報の重複登録の可否を催促するメッセー
ジをメッセージ表示部2008に問い合わせ、該問い合
わせに応じてCPU1001が入力される保存指示状態
に基づいて現在設定されているプリント環境情報をデー
タファイル記憶部2002に保存して、記憶手段に対し
て同一のプリント環境情報を重複して保存するかどうか
をユーザに明示した後、該同一のプリンタ環境情報の保
存処理を実行可能とする。
【0028】以上の構成における本実施例の動作を図2
〜図4のフローチャートを参照して以下に詳細を説明す
る。
【0029】図2は本発明に係るプリンタ制御システム
におけるプリンタ制御方法の一実施例を示すフローチャ
ートであり、ステップ(1)〜(3)はプリンタ制御環
境の呼び出し・設定処理手順に対応し、ステップ(4)
〜(9)はプリンタ制御環境の保存処理手順に対応す
る。
【0030】まず、使用者が端末からプリンタ制御を行
うために現在の制御環境を認識する認識処理ルーチン
(詳細は図3に示すフローチャートに基づいて後述す
る)を実行する(1)。
【0031】次いで、ステップ(1)によりデータファ
イル名伝達部2007より伝達されて認識されたデータ
ファイル名で登録された制御環境を再現する設定情報
を、使用者が実現したい制御環境を実現するための設定
情報として設定する(2)。次いで、設定情報が変更さ
れたかを判断し(3)、設定情報が変更されたと判断し
た場合は、再度ステップ(1)において制御環境の認識
を行い、ステップ(2)を介してステップ(3)で設定
情報が変更されていないと判断されるまでステップ
(1),(2),(3)の処理を繰り返す。
【0032】一方、ステップ(3)で設定情報が変更さ
れないと判断された場合は、使用者が端末装置から現在
の制御環境の保存を行うのかどうかを判断し(4)、制
御環境の保存を行うと判断した場合には、実行するため
に現在の制御環境を認識(後述する図3に示すフローチ
ャートに従って認識される)する(5)。
【0033】一方、ステップ(4)において制御環境の
保存を行わないと判断した場合には、保存処理は行われ
ずに処理を終了する。
【0034】次いで、ステップ(5)の認識処理により
伝達された該当データファイル名がステップ(5)で取
得された1つ以上存在する該当データファイル名か、そ
れとも設定された該当データファイル名(該当するデー
タファイルが存在しないことを示す名称)かどうかを判
断し(6)、伝達されたデータファイル名がステップ
(5)で取得された該当データファイル名であると判断
された場合には、保存しようとしている設定情報が既に
データファイル記憶部2002に存在し、重複した設定
情報を保存することを使用者に確認するメッセージをメ
ッセージ表示部2008に表示する(7)。
【0035】次いで、ステップ(7)の確認メッセージ
に対する使用者の実行/不実行の指示があるかどうかを
判断し(8)、使用者が保存を実行することを指示した
と判断した場合は保存処理を実行する(9)。
【0036】一方、ステップ(8)において使用者が保
存を実行しないと判断した場合は、保存処理は行われな
ずに、処理を終了する。
【0037】図3は、図2に示したプリンタ制御環境の
認識処理の詳細手順の一例を示すフローチャートであ
る。なお、(11)〜(18)は各ステップを示す。
【0038】現在の制御環境を認識するためにプリンタ
設定情報取得部2001によって、現在の設定情報を取
得する(11)。
【0039】ステップ(11)で取得した前記設定情報
とデータファイル記憶部2002に保存されている設定
情報が、同じ制御環境を再現する設定情報かどうかをデ
ータファイル照合部2003で照合する(12)。
【0040】次いで、ステップ(12)における照合に
より同じ制御環境を再現する設定情報がデータファイル
記憶部2002に存在するのどうかを判断し(13)、
ステップ(13)において同じ制御環境を再現する設定
情報が存在すると判断した場合は、該当データファイル
の名称をデータファイル記憶部2002から該当データ
ファイル名称取得部2004が取得する(14)。
【0041】次いで、ステップ(14)において該当デ
ータファイル名を取得する度に該当データファイルの数
を該当データファイル数カウント部2005がカウント
して(15)、ステップ(12),(13)を再度行
い、ステップ(13)において同じ制御環境を再現する
設定情報が存在しないと判断されるまでステップ(1
4),(15),(12),(13)の順に処理を繰り
返す。
【0042】一方、ステップ(13)において同じ制御
環境を再現する設定情報が存在しないと判断した場合
は、該当データファイル数カウント部2005のカウン
ト数が“0”かどうか判断し(16)、ステップ(1
6)において該当データファイル数カウント部2005
のカウント数が“0”であると判断した場合は、該当デ
ータファイル名称設定部2006で該当するデータファ
イルが存在しないことを示す名称をデータファイル名に
設定する(17)。
【0043】一方、ステップ(16)において該当デー
タファイル数カウント部2005のカウント数が“0”
でないと判断した場合は、ステップ(18)に進み、デ
ータファイル名伝達部2007が該当データファイル名
称取得部2004で取得された1つ以上の該当データフ
ァイル名を伝達し、ステップ(16)でカウント数が
“0”であると判断した場合は該当データファイル名称
設定部2006が設定した該当データファイル名を伝達
して(18)、処理をリターンする。
【0044】このように、上記図2,図3に示すフロー
チャートを実行することにより、図4に示すような処理
が実行されることとなる。
【0045】図4は本発明に係るプリンタ制御システム
における制御状態を概略的に説明する図である。
【0046】この図に示すように、プリンタ制御設定情
報が設定される設定状態ST1を経て、CPU1001
は設定されたプリンタ設定情報を認識する認識状態ST
2を経て、同一の保存しようとしている設定情報が既に
データファイル記憶部2002に存在し、重複した設定
情報を保存することを使用者に確認するメッセージを表
示する状態ST3となり、この状態からプリンタ設定情
報の保存状態ST4に移行することができる。
【0047】一方、プリンタ制御設定情報が設定される
設定状態ST1を経て、プリンタ設定情報が保存される
保存状態ST4に移行することもできる。
【0048】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明はシステムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成させる場合にも
適用できることは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、呼出し手段が記憶手段に記憶された所
望のプリント環境設定情報をデータファイル名称ととも
に呼び出すので、ユーザ指定により付加されたファイル
名称と当該ファイル名称が付加された所望のプリント環
境設定情報とを表示部に明示することができる。
【0050】第2の発明によれば、照合手段が呼出し手
段により呼び出されたプリント環境情報と取得手段によ
り取得された現在のプリント環境情報とが同一かどうか
を照合し、名称取得手段が同一と照合されたプリント環
境情報を有するデータファイルの該当データファイル名
称を取得すると、カウント手段が該取得した該当データ
ファイル名称のデータファイル数をカウントし、該カウ
ント数に基づいてファイル名称伝達手段が設定されてい
るプリント環境情報に対するデータファイル名称の候補
として前記記憶手段に記憶された該当データファイル名
称または設定されたデータファイル名称を前記表示部に
伝達するので、設定されているプリント環境情報を管理
する場合に最適なデータファイル名称を明示することが
できる。
【0051】第3の発明によれば、指示手段による保存
指示時に、判定手段がデータファイル名称伝達手段が前
記表示部に伝達したデータファイル名称が記憶手段に記
憶された該当データファイル名称または設定されたデー
タファイル名称のいずれかを判定し、記憶手段に記憶さ
れた該当データファイル名称であると判定した場合に、
問合わせ手段が現在設定されているプリント環境情報の
重複登録の可否を催促するメッセージを前記表示部に問
い合わせ、該問い合わせに応じて保存制御手段が入力さ
れる保存指示状態に基づいて現在設定されているプリン
ト環境情報を前記記憶手段に保存するので、記憶手段に
対して同一のプリント環境情報を重複して保存するかど
うかをユーザに明示した後、該同一のプリント環境情報
の保存処理を実行することができる。
【0052】従って、使用者が容易に設定情報とデータ
ファイル名の対応を把握でき、また、重複した設定情報
を保存するデータファイルの不慮な作成を防ぐことでデ
ータファイル数の無意味な増加や、それに伴う記憶媒体
への負荷を小さくすることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すプリンタ制御システム
の構成を説明するブロック図である。
【図2】本発明に係るプリンタ制御システムにおけるプ
リンタ制御方法の一実施例を示すフローチャートであ
る。
【図3】図2に示したプリンタ制御環境の認識処理の詳
細手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明に係るプリンタ制御システムにおける制
御状態を概略的に説明する図である。
【符号の説明】
1001 CPU 1002 RAM 1003 ROM 2001 プリンタ設定情報取得部 2002 データファイル記憶部 2003 データファイル照合部 2004 該当データファイル名称取得部 2005 該当データファイル数カウント部 2006 該当データファイル名称設定部 2007 データファイル名伝達部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部を有する端末装置とプリンタ装置
    とが通信して印刷処理を行うプリンタ制御システムにお
    いて、前記プリンタ装置に設定している所望のプリント
    環境設定情報をユーザから指定入力されたファイル名称
    を付加してデータファイルとして記憶する記憶手段と、
    この記憶手段に記憶された前記所望のプリント環境設定
    情報を前記データファイル名称とともに呼び出して前記
    表示部に表示させる呼出し手段とを具備したことを特徴
    とするプリンタ制御システム。
  2. 【請求項2】 表示部を有する端末装置とプリンタ装置
    とが通信して印刷処理を行うプリンタ制御システムにお
    いて、前記プリンタ装置に設定している所望のプリント
    環境設定情報をユーザから指定入力されたファイル名称
    を付加してデータファイルとして記憶する記憶手段と、
    この記憶手段に記憶された前記所望のプリント環境設定
    情報を前記データファイル名称とともに呼び出して前記
    表示部に表示させる呼出し手段と、前記プリンタ装置に
    設定されている現在のプリント環境情報を取得する取得
    手段と、前記呼出し手段により呼び出されたプリント環
    境情報と前記取得手段により取得された現在のプリント
    環境情報とが同一かどうかを照合する照合手段と、この
    照合手段により同一と照合されたプリント環境情報を有
    するデータファイルの該当データファイル名称を取得す
    る名称取得手段と、この名称取得手段が取得した該当デ
    ータファイル名称のデータファイル数をカウントするカ
    ウント手段と、このカウント手段のカウント数に基づい
    て設定されているプリント環境情報に対するデータファ
    イル名称の候補として前記記憶手段に記憶された該当デ
    ータファイル名称または設定されたデータファイル名称
    を前記表示部に伝達するデータファイル名称伝達手段と
    を具備したことを特徴とするプリンタ制御システム。
  3. 【請求項3】 現在設定されているプリンタ環境情報を
    記憶手段に保存する保存指示を行う指示手段と、この指
    示手段による保存指示時に、データファイル名称伝達手
    段が前記表示部に伝達したデータファイル名称が記憶手
    段に記憶された該当データファイル名称または設定され
    たデータファイル名称のいずれかを判定する判定手段
    と、この判定手段が前記記憶手段に記憶された該当デー
    タファイル名称であると判定した場合に、現在設定され
    ているプリント環境情報の重複登録の可否を催促するメ
    ッセージを前記表示部に問い合わせる問合わせ手段と、
    この問合わせ手段による問い合わせに応じて入力される
    保存指示状態に基づいて現在設定されているプリント環
    境情報を前記記憶手段に保存する保存制御手段とを具備
    したことを特徴とする請求項2記載のプリンタ制御シス
    テム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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