JPH086798B2 - 自動変速機の制御方法 - Google Patents

自動変速機の制御方法

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JPH086798B2
JPH086798B2 JP2300419A JP30041990A JPH086798B2 JP H086798 B2 JPH086798 B2 JP H086798B2 JP 2300419 A JP2300419 A JP 2300419A JP 30041990 A JP30041990 A JP 30041990A JP H086798 B2 JPH086798 B2 JP H086798B2
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    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/02Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion
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    • F16H3/087Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears
    • F16H3/093Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears with two or more countershafts
    • F16H3/097Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears with two or more countershafts the input and output shafts being aligned on the same axis
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複数のカウンタ軸がカウンタ軸切換用の油
圧クラッチを介して入力軸に断続自在に連結し、各カウ
ンタ軸上に嵌合する変速ギヤをギア選択用のシンクロメ
ッシュ式クラッチにより各カウンタ軸に断続自在とし、
上記各油圧クラッチをれぞれ油圧切換弁に接続している
自動変速機の変速制御方法に関する。
[従来の技術] まず自動変速機の概要を説明すると、第1図におい
て、自動変速機1の入力軸2は、ロックアップクラッチ
3aが付設されたトルクコンバータ3の出力軸により構成
されており、自動変速機1の出力軸5は入力軸2と一直
線状に配置されている。入力軸2及び出力軸5と平行に
例えば2本の第1、第2カウンタ軸6,7が配置されてい
る。第1カウンタ軸6には、トルクコンバータ3側から
順にカウンタ軸動力取入用のギヤ8と、第5速用の変速
ギヤ9と、第3速用の変速ギヤ10と、第1速用の変速ギ
ヤ11と、後進用の変速ギヤ12が回転自在に嵌合し、ギヤ
8は入力軸2のギヤ25に常時噛み合い、第5速用の変速
ギヤ9、第3速用の変速ギヤ10及び第1速用の変速ギヤ
11はそれぞれ出力軸5のギヤ27、28、29に常時噛み合
い、後進用の変速ギヤ12は逆転用中間ギヤ30を介して出
力軸5のギヤ31に常時噛み合っている。
第1カウンタ軸6のトルクコンバータ側の端部にはギ
ヤ8と第1カウンタ軸6の動力伝達を継続するカウンタ
軸切換用の第1油圧クラッチ13が設けられている。第5
速用の変速ギヤ9と第3速用の変速ギヤ10の間には、ギ
ヤ選択用の第1シクロメッシュ式クラッチ14が配置され
ており、該クラッチ14は、第5速用の変速ギヤ9と第1
カウンタ軸6とを連結する状態と第3速用の変速ギヤ10
と第1カウンタ軸6とを連結させる状態とこれらの連結
を共に解除する中立状態とに切換自在となっている。第
1速用変速ギヤ11と後進用変速ギヤ12の間にはギヤ選択
用の第2シンクロメッシュ式クラッチ15が配置されてお
り、該クラッチ15は、第1速用の変速ギヤ11と第1カウ
ンタ軸とを連結させる状態と後進用の変速ギヤ12と第1
カウンタ軸6とを連結させる状態とこれらの連結を共に
解除する中立状態とに切換自在となっている。
第2カウンタ軸7には、トルココンバータ3側から順
にカウンタ軸動力取入用のギヤ18と、第6速用の変速ギ
ヤ19と、第4速用の変速ギヤ20と、第2速用の変速ギヤ
21が回転自在に嵌合している。ギヤ18は入力軸2のギヤ
26に常時噛み合い、第6速用の変速ギヤ19、第4速用の
変速ギヤ20及び第2速用の変速ギヤ21はそれぞれ出力軸
5のギヤ27、28、29に常時噛み合っている。第2カウン
タ軸7のトルクコンバータ側の端部にはギヤ18と第2カ
ウンタ軸7の動力伝達を継続するカウンタ軸切換用の第
2油圧クラッチ22が設けられている。第6速用の変速ギ
ヤ19と19と第4速用の変速ギヤ20の間には、ギヤ選択用
第3シンクロメッシュ式クラッチ23が配置されており、
該クラッチ23は、第6速用の変速ギヤ19と第2カウンタ
軸7とを連結する状態と第4速用の変速ギヤ20と第2カ
ウンタ軸7とを連結させる状態とこれらの連結を共に解
除する中立状態とに切換自在となっている。第2速用変
速ギヤ21にはギヤ選択用第4シンクロメッシュ式クラッ
チ24が対向配置されており、該クラッチ24は、第2速用
の変速ギヤ11と第2カウンタ軸7とを連結させる状態と
これの連結を解除する状態とに切換自在となっている。
先行技術として特開平64−21254号がある。
[発明が解決しようとする課題] 第1図の自動変速機1において、例えば第2速で走行
中は、カウンタ軸切換用の第1油圧クラッチ13は解除状
態、第2油圧クラッチ22は接続状態になっており、第2
速用の変速ギヤ21が第24シンクロメッシュ式クラッチ24
を介して第2カウンタ軸7に連結している。その他のシ
ンクロメッシュ式クラッチ14、15、23は中立状態であ
る。即ち入力軸2の回転トルクは、ギヤ26、18、第2油
圧クラッチ22、第2カウンタ軸7、第4シンクロメッシ
ュ式クラッチ24、第2速用変速ギヤ21及びギヤ29を介し
て出力軸5に伝達されており、第1カウンタ軸6は動力
伝達に関与していない。
この状態において各軸の回転数の関係は次のようにな
っている。
Nc2=N2=Ng2=N0×io2 =N−1×e×io2 N3=N2×i12 ここでNc2はカウンタ軸切換用の第2油圧クラッチ22
の回転数、N2は第2カウンタ軸7の回転数、Ng2は第2
速用の変速ギヤ21の回転数、N0は入力軸2の回転数、i0
2は入力軸2のギヤ26と第2カウンタ軸7のギヤ18の変
速比、N−1はトルクコンバータ3の入力部4側の回転
数、eはトルクコンバータ3内の変速比、i12は第2速
用変速ギヤ21と出力軸5のギヤ29との間の変速比(第2
速走行中における第2カウンタ軸7と出力軸5との間の
変速比)である。
第2速から次の段への変速は、通常第1速へのダウン
シフトあるいは第3速へのアップシフトであるが、第2
速中は前記のように第1カウンタ軸6は動力伝達に関与
しておらず空転中であるので、変速シフト時において、
第2シンクロメッシュ式クラッチ15あるいは第1シンク
ロメッシュ式クラッチ14により、第1速用変速ギヤ11の
回転数Ng1と第1カウンタ軸6の軸回転数N1の回転数差
△N=Ng1−N1、又は第3速用変速ギヤ10の回転数Ng3と
第1カウンタ軸6の回転数N1の回転数差△N=Ng3−N1
を同期させなければならない。
ところが空転中の第1カウンタ軸6の回転数N1は第1
カウンタ軸6上の各部分の摩擦トルク及び第1油圧クラ
ッチ13の連れ回りトルク等により変動し、第1油圧クラ
ッチ13に対して一定の回転数値に定まらない。シフトア
ップ時はN1=Nc1−△X、シフトダウン時はN1=Nc1+△
Xがシンクロ負荷が少くなる方向であるが、逆になるこ
ともあり、シフト時のシンクロ負荷が安定せず、シフト
操作性能が不安定になる。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために本発明は、入力軸と、出力
軸と、複数のカウンタ軸を備え、各カウンタ軸はそれぞ
れカウンタ軸切換用油圧クラッチを介して入力軸に継続
自在に連結し、各カウンタ軸上には、それぞれ出力軸の
ギヤに噛み合う各変速段用変速ギヤを嵌合すると共に、
それらの変速ギヤをギヤ選択用のシンクロメッシュ式ク
ラッチにより各カウンタ軸に断続自在とし、上記各油圧
クラッチはそれぞれ油圧切換弁に接続すると共に入力部
が入力軸に対して常に一定の変速比で回転する自動変速
機において、各切換弁の開閉サイクルを制御装置による
デューティ比制御により調整自在とし、空転状態のカウ
ンタ軸の回転数と、これと対応する油圧クラッチ入力部
又は入力軸の回転数を回転数検出機構により検出し、両
回転数を制御装置で比較演算し、空転状態のカウンタ軸
が対応する油圧クラッチの回転数に同期するように、切
換弁の開閉サイクルのデューティ比を制御して油圧クラ
ッチに油圧を導く。
[作用] ある任意の変速段で運転中、カウンタ軸切換用油圧ク
ラッチが接続している側のカウンタ軸はトルク伝達に利
用され、カウンタ軸切換用油圧クラッチが解除されてい
る側のカウンタ軸は空転している。解除側の油圧クラッ
チの入力部は、入力軸と一定の変速比で回転している。
上記運転中、空転中のカウンタ軸及び例えば入力軸の
回転数を回転数検出機構により検出し、制御装置でそれ
らの回転数差を皮下演算し、空転中のカウンタ軸が解除
中の油圧クラッチと同期回転するように、切換弁の開閉
サイクルのデューティ比を制御して、電力伝達に関与し
ていない側の油圧クラッチに低油圧を供給する。
空転中のカウンタ軸とこれに対応する油圧クラッチが
同期することにより、空転状態のカウンタ軸上のシンク
ロメッシュ式クラッチにおける変速ギヤとカウンタ軸と
の回転数差は一定の値に設定される。
従って次の変速段へのシフト時には、空転中のカウン
タ軸に次段階の変速ギヤを連結するが、該変速ギヤに対
応するシンクロメッシュ式クラッチにより同期させるべ
き回転数差、即ち次段階の変速ギヤとカウンタ軸の回転
数差が一定していることにより、シンクロ負荷も一定化
し、変速動作が常に安定する。
[実施例] 本発明が適用される第1図の自動変速機の基本的構成
は、既に従来の技術の欄で説明しているので省略する。
第3図は第1図の自動変速機の油圧配管図を示してお
り、第1油圧クラッチ13及び第2油圧クラッチ22はそれ
ぞれ2ポジション式電磁切換弁31,32に接続し、トルク
コンバータ3のロックアップクラッチ3aは2ポジション
式電磁切換弁33に接続し、それらは調圧弁36を介して油
圧供給ポンプに37に接続している。41,42,43,44はそれ
ぞれ第1、第2、第3、第4シンクロメッシュ式クラッ
チ14,15,23,24(第1図)を切り換えるためのアクチュ
エータであり、詳しい説明は省略するが一連の切換弁装
置47を介して油圧ポンプ37に接続している。
第2図において、各カウンタ軸切換用の油圧クラッチ
13,22の電磁切換弁31,32はそれぞれ開閉制御装置50に電
磁的に接続し、制御装置50のパルス指令信号により、電
磁切換弁31、32のソレノイドの通電をデューティ比制御
し、それにより電磁切換換弁31,32の開閉サイクルを調
整し、所望の油圧供給量を自在に調節できるようになっ
ている。
各カウンタ軸6、7及び入力軸2にはそれぞれ回転数
検出機構35、36、38が接続され、各軸の回転数を検出し
てそれぞれ制御装置50に入力するようになっている。
制御装置50は、各回転数検出機構35,36,38で検出され
た回転数値のうち、空転状態のカウンタ軸の回転数と、
入力軸の回転数の差を演算する。制御装置50には予め各
油圧クラッチ(入力部側)13,22の回転数と入力軸2の
回転数の差が基準値として記憶されており、この基準値
と上記演算による検出回転数差を比較し、上記検出回転
数差を基準値に一致させるべく、対応する切換弁の開閉
サイクルをデューティ比制御して、低油圧を油圧クラッ
チに供給し、空転状態のカウンタ軸をそれに対応する油
圧クラッチに同期させる。
次に具体的な制御例を説明する。
例えば第2速で運転中、第1図の第2油圧クラッチ22
は接続し、第1油圧クラッチ13は解除され、第2速用変
速ギヤ21が第4シンクロメッシュ式クラッチ24を介して
第2カウンタ軸7に接続し、第2カウンタ軸7が動力伝
達に関与している。他のシンクロメッシュ式クラッチ1
4,15,23は中立状態である。
第1カウンタ軸6の回転数N1は、本願に関する制御が
働いていないと仮定した場合には次のようになる。
N1=N0×i01×Mfc1/(Mfc1±Mfj) ここでN0は入力軸2の回転数、i01は入力軸2のギヤ2
5と第1カウンタ軸6ギヤ18の変速比、Mfc1は第1油圧
クラッチ13の連れ回りトルク、Mfjは第1カウンタ軸6
上の各変速ギヤ8,9,10,11,12及びシンクロメッシュ式ク
ラッチ14,15の摩擦抵抗トルクであって、(+)は減速
方向に働き、(−)は増速方向に働くことを示す。
なおMfj=Mf1+Mf3+Mf5+MFRであり、Mf1,Mf3,Mf5,
MFRは各変速ギヤ9,10,11,12部分の摩擦抵抗トルクであ
る。
シフト時の同期すべき相対回転数は、第2速から第1
速へのダウンシフト時には、 △N=Ng1−N1 第2速から第3速へのアップシフト時には、 △N=Ng3−N1 となる。
ここで例えば第2速から第1速へのダウンシフト時を
考えると、シフト時に同期すべき第1速用変速ギヤ11と
第1カウンタ軸の回転数差△Nは、 △N=Ng1−N1 =N3×1/i12−N0×i01 ×Mfc1/(Mfc1±ΣMfj) となる。しかるに出力軸5の回転数N3は、 N3=N0×i01×i12 であるので、 △N=N0×i02−N0×i01×Mfc1/ (Mfc1±ΣMij) △N=N0×{i02−i01×Mfc1/(Mfc1±ΣMfj)} となる。上記式で不安定項の値を1にするように、即ち
第1油圧クラッチ13と空転状態の第1カウンタ軸6が同
期するように第1油圧クラッチ13の油圧を低デューティ
比で制御する。これにより、 △N=N0(i02−i01) となる。
即ち空転している第1カウンタ軸6と第1速用変速ギ
ヤ11との回転数差△Nが常に一定に保たれることにな
り、第1速へのシフト時において、第2シンクロメッシ
ュ式クラッチ15のシンクロ負荷は安定しており、常に安
定したシウト操作が行なえる。
また第1速で運転中は、第1カウンタ軸6が動力伝達
に関与し、第2カウンタ軸7動力伝達に関与せず空転し
ている。この場合は空転中の第2カウンタ軸7の回転数
と入力軸2の回転数を比較し、第2油圧クラッチ22の切
換弁32の開閉サイクルをデューティ比制御することによ
り、低油圧を第2油圧クラッチ22に供給し、第2カウン
タ軸7を第2油圧クラッチ22の入力部の回転数に同期さ
せている。
従って第1速からシフトアップする場合には、接続す
べき次段階の第2変速ギヤ21と第2カウンタ軸7との回
転数差は一定に保たれているので、第4シンクロメッシ
ュ式クラッチ24のシンクロ負荷は安定している。
その他の変速段のシフト操作においても、すべて上述
と同様にシンクロ負荷は安定している。
[別の実施例] 上記実施例においては、カウンタ軸との回転数差を演
算する回転数として、入力軸の回転数を制御装置に入力
しているが、カウンタ軸切換用の各油圧クラッチ(入力
部)毎に回転数検出機構を設けて油圧クラッチの回転数
を直接検出し、空転状態のカウンタ軸を対応する油圧ク
ラッチの回転数に同期させるべく、油圧クラッチの開閉
を低デューティ比により制御するようにしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、それぞれカウンタ軸切
換用油圧クラッチを介して入力軸に断続自在に連結され
る複数のカウンタ軸を備え、各カウンタ軸に嵌合する各
変速段用変速ギヤを、それぞれギヤ選択用のシンクロメ
ッシュ式クラッチにより各カウンタ軸に断続自在とし、
上記各油圧クラッチは入力軸に対して常に一定の変速比
で回転すると共にそれぞれ油圧切換弁に接続している自
動変速機において: 各切換弁の開閉サイクルを制御装置によるデューティ
比制御により調整自在とし、空転状態のカウンタ軸の回
転数と、これと対応する油圧クラッチ入力部又は入力軸
の回転数を回転数検出機構により検出し、両回転数を制
御装置で比較演算し、空転状態のカウンタ軸が対応する
油圧クラッチの回転数に同期するように、切換弁の開閉
サイクルのデューティ比を制御して油圧クラッチに油圧
を導くようにしているので、変速シフト時のシンクロメ
ッシュ式クラッチの回転数差を常に定められた値に制御
でき、シンクロ負荷を一定に保つことができる。
従ってシフト操作が常に安定する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による制御方法が適用される自動変速機
の一例を示すスケルトン図、第2図は本発明による制御
方法を実施するための制御装置等を示す配管及び配線
図、第3図は第1図の自動変速機の油圧制御回路図の一
例である。1……自動変速機、2……入力軸、3……ト
ルクコンバータ、5……出力軸、6、7……カウンタ
軸、9,10,11,12,19,20,21……変速ギヤ、13,22……カウ
ンタ軸切換用の第1、第2油圧クラッチ、14,15,23,24
……シンクロメッシュ式クラッチ、31,32……切換弁、3
5,36,38……回転数検出機構、50……制御装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16H 3/093 8609−3J

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力軸と、出力軸と、複数のカウンタ軸を
    備え、各カウンタ軸はそれぞれカウンタ軸切換用油圧ク
    ラッチを介して入力軸に断続自在に連結し、各カウンタ
    軸上には、それぞれ出力軸のギヤに噛み合う各変速段用
    変速ギヤを嵌合すると共に、それらの変速ギヤをギヤ選
    択用のシンクロメッシュ式クラッチにより各カウンタ軸
    に断続自在とし、上記各油圧クラッチはそれぞれ油圧切
    換弁に接続すると共に入力部が入力軸に対して常に一定
    の変速比で回転する自動変速機において、各切換弁の開
    閉サイクルを制御装置によるデューティ比制御により調
    整自在とし、空転状態のカウンタ軸の回転数と、これと
    対応する油圧クラッチ入力部又は入力軸の回転数を回転
    数検出機構により検出し、両回転数を制御装置で比較演
    算し、空転状態のカウンタ軸が対応する油圧クラッチの
    回転数に同期するように、切換弁の開閉サイクルのデュ
    ーティ比を制御して油圧クラッチに油圧を導くことを特
    徴とする自動変速機の制御方法。
JP2300419A 1990-11-05 1990-11-05 自動変速機の制御方法 Expired - Lifetime JPH086798B2 (ja)

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JP4499084B2 (ja) * 2000-03-10 2010-07-07 日立オートモティブシステムズ株式会社 自動車用自動変速機、およびそれを用いた自動車
US8046144B2 (en) * 2007-06-26 2011-10-25 Chrysler Group Llc Systems and methods for non-linear proportional and derivative control during vehicle garage shifts

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