JPH0866223A - ヘアーカーラ装置 - Google Patents

ヘアーカーラ装置

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Publication number
JPH0866223A
JPH0866223A JP20711094A JP20711094A JPH0866223A JP H0866223 A JPH0866223 A JP H0866223A JP 20711094 A JP20711094 A JP 20711094A JP 20711094 A JP20711094 A JP 20711094A JP H0866223 A JPH0866223 A JP H0866223A
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JP
Japan
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hair curler
yoke
heating coil
hair
mounting
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP20711094A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Sainomoto
良典 才ノ本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP20711094A priority Critical patent/JPH0866223A/ja
Publication of JPH0866223A publication Critical patent/JPH0866223A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 価格の低下が図れ、ヨークの温度のバラツキ
を小さくしてヘアーカーラを効率良く加熱することがで
きるヘアーカーラ装置の提供を目的とする。 【構成】 第1のヨーク4 を埋設した第1のヘアーカー
ラ1 と、第1のヘアーカーラ1 を装着する大略筒状をな
す装着部7 と装着部7 の内部に設けられた加熱コイル8
とを有した加熱器3 とを備え、加熱コイル8 に電流が流
れたとき加熱コイル8 に発生する磁力により第1のヨー
ク4 が電磁誘導加熱されるものにおいて、第1のヨーク
4 が略同心となるよう設けられた外筒部4aと内筒部4bと
からなり、装着部7 を外筒部4aと内筒部4bとの間に加熱
コイル8 が位置するよう形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘアーカーラを電磁誘
導加熱により加熱するヘアーカーラ装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のヘアーカーラ装置として、例え
ば、電気が供給されると発熱する発熱体を内装したヘア
ーカーラと、発熱体が電気的に接続したとき発熱体に電
気を供給する給電器とからなるものがある。このもの
は、ヘアーカーラ及び給電器に、それぞれを電気的に接
続するための電気接点が必要であり、ヘアーカーラを水
洗いしたり、ヘアーカーラに衝撃を加えたりした場合、
電気接点の不良や、電気接点と発熱体との間の断線や、
漏電を招く恐れがある。また、このものは、ヘアーカー
ラの加熱に時間がかかるという問題もある。
【0003】このような問題を解消したものとして、特
開平5−104号公報に、ヨークを埋設したヘアーカー
ラと、ヨークを電磁誘導加熱する加熱部を有した加熱器
とからなるものがある。加熱部は、棒状のコアと、コア
の周囲に巻かれた加熱コイルとからなり、加熱コイルに
電流が流れるようになっている。ヘアーカーラは、それ
を加熱器に装着して加熱コイルに電流を流したとき、加
熱コイルの周囲すなわちコア及びヨークを磁路とする磁
界が発生してヨークが加熱されるので、全体が加熱され
ることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、コアを用い
ると磁束のバラツキが大きくなるので、加熱されるヨー
クに温度のバラツキが生じることがある。ヨークに温度
のバラツキが生じても、径が小さく軸線方向が短いヘア
ーカーラであれば、すぐに温度が均一になるために問題
ないが、径が大きい又は軸線方向が長いヘアーカーラで
あれば、温度が均一になるまでに時間がかかってしま
う。
【0005】また、ヘアーカーラを効率良く加熱するた
めに、コアをフェライト製としているものが多いが、フ
ェライトは、鉄やステンレス等に比べて高価であり、ヘ
アーカーラ装置の価格にも影響を与えていた。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
のであり、その目的とするところは、価格の低下が図
れ、ヨークの温度のバラツキを小さくしてヘアーカーラ
を効率良く加熱することができるヘアーカーラ装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載のヘアーカーラ装置は、ヨークを埋設
した大略筒状をなすヘアーカーラと、ヘアーカーラを装
着する大略筒状をなす装着部と装着部の内部に設けられ
た加熱コイルとを有した加熱器とを備え、加熱コイルに
電流が流れたとき加熱コイルに発生する磁力によりヨー
クが電磁誘導加熱されるヘアーカーラ装置において、前
記ヨークが略同心となるよう設けられた外筒部と内筒部
とからなり、前記装着部が外筒部と内筒部との間に加熱
コイルが位置するよう形成された構成としている。
【0008】また、請求項2記載のヘアーカーラ装置
は、請求項1記載のもののヨークに、外筒部の端部と内
筒部の端部とを連結する連結部を設けた構成としてい
る。
【0009】また、請求項3記載のヘアーカーラ装置
は、請求項2記載のものの連結部が、加熱コイルに発生
する磁界の磁路となり得る箇所に設けられた構成として
いる。
【0010】また、請求項4記載のヘアーカーラ装置
は、請求項2又は3記載のもののヘアーカーラを、連結
部を被覆する箇所が装着部の先端に係止するよう形成し
た構成としている。
【0011】また、請求項5記載のヘアーカーラ装置
は、請求項1乃至4の何れかに記載のもののヨークの、
装着部に装着したときに加熱コイルに対向しない箇所
を、対向する箇所より熱伝導率の高い材料で形成した構
成としている。
【0012】また、請求項6記載のヘアーカーラ装置
は、請求項1乃至5の何れかに記載のものの装着部の水
が溜まり得る箇所に、水抜き部を設けた構成としてい
る。
【0013】
【作用】請求項1記載の構成によれば、加熱コイルに電
流が流れたとき外筒部と内筒部とを磁路の一部とする磁
界が発生するので、加熱コイルの内部に棒状のコアを設
けこれを磁路の一部としていたものに比べて、磁束のバ
ラツキが小さくなり、ヨークの温度のバラツキが小さく
なる。
【0014】請求項2記載の構成によれば、連結部によ
り外筒部と内筒部との熱のやりとりを容易に行うことが
できる。
【0015】請求項3記載の構成によれば、加熱コイル
に電流が流れたとき外筒部と内筒部と連結部とを磁路の
一部とする磁界が発生するので、漏れ磁束が少なくな
る。
【0016】請求項4記載の構成によれば、ヘアーカー
ラを装着部に装着するときの位置決めを容易に行うこと
ができる。
【0017】請求項5記載の構成によれば、ヨークの加
熱コイルに対向する箇所の発熱量が大きいとき、加熱コ
イルに対向しない箇所へ容易に熱が伝導するので、ヨー
ク全体の温度を比較的短い時間で略均一にすることがで
きる。
【0018】請求項6記載の構成によれば、水洗い等に
よりヘアーカーラに水分が残っているとき、又はスチー
ム発生用のヘアーカーラを用いたとき、ヘアーカーラか
ら装着部へ水が付着しても水抜き部によりその水を取り
除くことができるので、装着部に水垢等の汚れが付着し
にくくなる。
【0019】
【実施例】本発明の第1実施例を図1及び図2に基づい
て説明する。
【0020】このヘアーカーラ装置は、軸線方向の短い
第1のヘアーカーラ1 と、軸線方向の長い第2のヘアー
カーラ2 と、第1のヘアーカーラ1 及び第2のヘアーカ
ーラ2 を電磁誘導加熱により加熱する加熱器3 とから構
成されている。
【0021】第1のヘアーカーラ1 は、蓄熱性を有する
合成樹脂等の材料により、径の大きい筒状体の中空部に
径の小さい筒状体を略同心円状となるよう設け径の大き
い筒状体の内面に径の小さい筒状体の一端を連結したよ
うな形状に形成されており、その内部に第1のヨーク4
が埋設されている。第1のヨーク4 は、径の大きい外筒
部4aと、外筒部4aの中空部に略同心円状となるよう設け
られる径の小さい内筒部4bと、外筒部4aの一端と内筒部
4bの一端とを連結する連結部4cとからなり、それぞれ鉄
やステンレス等の電磁誘導による加熱効率の高い材料に
より形成されている。
【0022】ここで、第1のヨーク4 は、一枚の薄板を
絞り加工により形成することが可能な形状となっている
ため、安価に製造することができる。また、第1のヨー
ク4は、外筒部4a、内筒部4b、及び連結部4cをそれぞれ
単体として形成した後にこれらを結合して形成してもよ
いし、これらを最初から一体的に形成してもよい。
【0023】第2のヘアーカーラ2 は、第1のヘアーカ
ーラ1 と同様に、蓄熱性を有する合成樹脂等の材料によ
り、径の大きい筒状体の中空部に径の小さい筒状体を略
同心円状となるよう設け径の大きい筒状体の内面に径の
小さい筒状体の一端を連結したような形状に形成されて
おり、その内部に第2のヨーク5 が埋設されている。第
2のヨーク5 は、径の大きい外筒部5aと、外筒部4aの中
空部に略同心円状となるよう設けられる径の小さい内筒
部5bと、外筒部5aの一端と内筒部5bの一端とを連結する
連結部5cと、外筒部5aと略同径であって外筒部5aの両端
に設けられる第2の外筒部5dとからなり、外筒部5a、内
筒部5b、及び連結部5cは、鉄やステンレス等の電磁誘導
による加熱効率の高い材料により形成され、第2の外筒
部5dは、アルミニウム等の熱伝導率の高い材料で形成で
形成されている。なお、第2のヨーク5 を形成すると
き、第2のヨーク5 のうち外筒部5a、内筒部5b、及び連
結部5cに、第1のヨーク4 を用いてもよい。
【0024】加熱器3 は、外郭部材であるケーシング6
の所定箇所に、第1のヘアーカーラ1 及び第2のヘアー
カーラ2 を装着する装着部7 を有している。装着部7
は、鉛直上方に突出するとともに軸線方向の長さが第1
のヘアーカーラ1 より長く第2のヘアーカーラ2 より短
くなるように大略円筒状に形成されており、その先端中
央から下方に、第1のヘアーカーラ1 の内筒部4bを被覆
している箇所及び第2のヘアーカーラ2 の内筒部5bを被
覆している箇所を挿入させる凹部7aが設けられている。
この凹部7aの深さは、内筒部4b及び内筒部5bの軸線方向
の長さと略同じか若干長めとなっている。
【0025】装着部7 の凹部7aの内部には、第1のヨー
ク4 と略同一の長さを有する加熱コイル8 が配設されて
おり、加熱コイル8 は、装着部7 に第1のヘアーカーラ
1 を装着したとき第1のヨーク4 の外筒部4a及び内筒部
4bに対向し、装着部7 に第2のヘアーカーラ2 を装着し
たとき第2のヨーク5 の外筒部5a及び内筒部5bに対向し
た位置関係となっている。
【0026】次に、本実施例の動作について説明する。
まず、図1に示すように、第1のヘアーカーラ1 の連結
部4cを被覆している箇所を装着部7 の先端に係止するこ
とにより、第1のヘアーカーラ1 を装着部7 に装着した
場合、スイッチ(図示せず)を閉じると、加熱コイル8
に高周波パルス電流が流れ、外筒部4a、内筒部4b、及び
連結部4cを磁路の一部とする磁界が発生し、第1のヨー
ク4 が電磁誘導加熱される。
【0027】このとき、第1のヨーク4 の外筒部4a、内
筒部4b、及び連結部4cを磁路の一部としているので、加
熱コイルの内部に棒状のコアを設けこれを磁路の一部と
していたものに比べて、磁束のバラツキが小さくかつ漏
れ磁束が少なくなり、第1のヨーク4 の温度のバラツキ
が小さくなる。つまり、第1のヨーク4 全体の温度が比
較的短い時間で略均一となるので、第1のヘアーカーラ
1 全体の温度は、比較的短い時間で略均一となる。
【0028】次に、図2に示すように、第2のヘアーカ
ーラ2 を装着部7 に装着した場合、スイッチを閉じる
と、加熱コイル8 に高周波パルス電流が流れ、外筒部5
a、内筒部5b、及び連結部5cを磁路の一部とする磁界が
発生し、第2のヨーク5 が電磁誘導加熱される。
【0029】このとき、第2のヨーク5 の外筒部5a、内
筒部5b、及び連結部5cを磁路の一部としているので、第
1のヨーク4 の場合と同様に、磁束のバラツキが小さく
かつ漏れ磁束が少なくなり、第2のヨーク5 の外筒部5
a、内筒部5b、及び連結部5cでの温度のバラツキが小さ
くなる。また、外筒部5a、内筒部5b、及び連結部5cの方
が第2の外筒部5dに比べて発熱量が大きくなるが、外筒
部5aから第2の外筒部5dに容易に熱が伝導されていく。
つまり、第2のヨーク5 全体の温度が比較的短い時間で
略均一となり、その結果、第2のヘアーカーラ2 の温度
は、比較的短い時間で略均一となる。
【0030】加熱の完了した第1のヘアーカーラ1 又は
第2のヘアーカーラ2 を装着部7 から取り外し、これら
の外面に毛髪を巻き付け、この状態を止めピン等で10
分程度保持した後にこれらを毛髪から外すと、毛髪のく
せづけができる。ところで、第1のヘアーカーラ1 及び
第2のヘアーカーラ2 は、これらを毛髪に巻き付けたと
き、外面の熱が毛髪に奪われていくが、内筒部4b,5b の
熱が連結部4c,5c を介して外筒部4a,5a に伝導していく
ので、外面の高温状態(毛髪のくせづけに適した温度)
が比較的長い時間保持され、毛髪のくせづけ効果を高め
るようになっている。
【0031】以上より、本実施例は、加熱コイル8 に電
流が流れたとき外筒部4a,5a 、内筒部4b,5b 、及び連結
部4c,5c を磁路の一部とする磁界が発生するので、加熱
コイル8 の内部に棒状のコアを設けこれを磁路の一部と
していたものに比べて、磁束のバラツキが小さくかつ漏
れ磁束が少なくなり、ヨーク4,5 の温度のバラツキが小
さくなり、その結果、第1のヘアーカーラ1 及び第2の
ヘアーカーラ2 全体を効率良く加熱することができ、使
用者の好みのヘアースタイルを容易に実現することがで
きる。
【0032】また、本実施例は、加熱コイル8 の内部に
棒状のコアを設けていないので、価格の低下を図ること
ができる。
【0033】また、本実施例は、第1のヘアーカーラ1
の連結部4cを被覆している箇所を装着部7 の先端に係止
するので、第1のヘアーカーラ1 の装着部7 における位
置決めを容易に行うことができる。
【0034】なお、本実施例では、内筒部4b,5b の内側
を中空としたが、これを中実としてもよい。
【0035】また、本実施例では、軸線方向の長さの異
なるヘアーカーラを第1のヘアーカーラ1 及び第2のヘ
アーカーラ2 の2種類としたが、3種類以上であっても
よい。
【0036】また、本実施例では、装着部7 を鉛直上方
に突出するように設けたが、装着部7 をそれ以外の方向
(例えば、水平方向)に突出するように設けてもよい。
【0037】また、本実施例では、第1のヘアーカーラ
1 及び第2のヘアーカーラ2 を乾式としたが、第1のヘ
アーカーラ1 及び第2のヘアーカーラ2 の表面に吸水部
材を設け、加熱により吸水部材からスチームが発生する
ようにしてもよい。
【0038】次に、本発明の第2実施例を図3に基づい
て説明する。なお、先の第1実施例と実質的に同様な機
能を有する部材については、同一の符号を付して説明を
省略する。
【0039】本実施例では、装着部7 の水が溜まり得る
箇所に水抜き部7bを設けている。すなわち、水抜き部7b
は、凹部7aの底部から外部へと通じる管からなり、凹部
7aの底部に水が溜まったとき、その水が水抜き部7bを通
って外部に放出されるようになっている。
【0040】したがって、本実施例は、水洗い等により
ヘアーカーラに水分が残っているとき、又はスチーム発
生用のヘアーカーラを用いたとき、ヘアーカーラから凹
部7aへ水が付着しても水抜き部7bによりその水を取り除
くことができるので、凹部7aに水垢等の汚れが付着しに
くくなり、その結果、比較的長い期間掃除を不要とする
ことができる。
【0041】なお、水抜き部7bの別の例として、装着部
7 を凹部7aがヘアーカーラに接触し得るように形成する
とともに凹部7aの内面から外面に至るスリット部を設
け、このスリット部を水抜き部7bとしてもよい。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載のヘアーカーラ装置は、加
熱コイルに電流が流れたとき外筒部と内筒部とを磁路の
一部とする磁界が発生するので、加熱コイルの内部に棒
状のコアを設けこれを磁路の一部としていたものに比べ
て、磁束のバラツキが小さくなり、ヨークの温度のバラ
ツキが小さくなり、その結果、ヘアーカーラ全体を効率
良く加熱することができ、使用者の好みのヘアースタイ
ルを容易に実現することができる。また、このヘアーカ
ーラ装置は、加熱コイルの内部に棒状のコアを設けてい
ないので、価格の低下を図ることができる。
【0043】請求項2記載のヘアーカーラ装置は、請求
項1記載の効果に加え、連結部により外筒部と内筒部と
の熱のやりとりが容易に行われるので、ヨーク全体の温
度を比較的短い時間で略均一にすることができる。
【0044】請求項3記載のヘアーカーラ装置は、請求
項2記載の効果に加え、加熱コイルに電流が流れたとき
外筒部と内筒部と連結部とを磁路の一部とする磁界が発
生するので、漏れ磁束が少なくなり、その結果、ヘアー
カーラ全体をさらに効率良く加熱することができる。
【0045】請求項4記載のヘアーカーラ装置は、請求
項2又は3記載の効果に加え、ヘアーカーラを装着部に
装着するときの位置決めを容易に行うことができる。
【0046】請求項5記載のヘアーカーラ装置は、請求
項1乃至4の何れかに記載の効果に加え、ヨークの加熱
コイルに対向する箇所の発熱量が大きいとき、加熱コイ
ルに対向しない箇所へ容易に熱が伝導するので、ヨーク
全体の温度を比較的短い時間で略均一にすることができ
る。
【0047】請求項6記載のヘアーカーラ装置は、請求
項1乃至5の何れかに記載の効果に加え、水洗い等によ
りヘアーカーラに水分が残っているとき、又はスチーム
発生用のヘアーカーラを用いたとき、ヘアーカーラから
装着部へ水が付着しても水抜き部によりその水を取り除
くことができるので、装着部に水垢等の汚れが付着しに
くくなり、その結果、比較的長い期間掃除を不要とする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の第1のヘアーカーラを加
熱する場合を示す破断断面図である。
【図2】その第2のヘアーカーラを加熱する場合を示す
破断断面図である。
【図3】本発明の第2実施例の加熱器の破断断面図であ
る。
【符号の説明】
1 第1のヘアーカーラ 2 第2のヘアーカーラ 3 加熱器 4 第1のヨーク 4a 外筒部 4b 内筒部 4c 連結部 5 第2のヨーク 5a 外筒部 5b 内筒部 5c 連結部 7 装着部 7b 水抜き部 8 加熱コイル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヨークを埋設した大略筒状をなすヘアー
    カーラと、ヘアーカーラを装着する大略筒状をなす装着
    部と装着部の内部に設けられた加熱コイルとを有した加
    熱器とを備え、加熱コイルに電流が流れたとき加熱コイ
    ルに発生する磁力によりヨークが電磁誘導加熱されるヘ
    アーカーラ装置において、前記ヨークは略同心となるよ
    う設けられた外筒部と内筒部とからなり、前記装着部は
    外筒部と内筒部との間に加熱コイルが位置するよう形成
    されてなるヘアーカーラ装置。
  2. 【請求項2】 前記ヨークに、外筒部と内筒部とを連結
    する連結部を設けてなる請求項1記載のヘアーカーラ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記連結部は、加熱コイルに発生する磁
    界の磁路となり得る箇所に設けられてなる請求項2記載
    のヘアーカーラ装置。
  4. 【請求項4】 前記ヘアーカーラは、連結部を被覆する
    箇所が装着部の先端に係止するよう形成されてなる請求
    項2又は3記載のヘアーカーラ装置。
  5. 【請求項5】 前記ヨークは、装着部に装着したときに
    加熱コイルに対向しない箇所を対向する箇所より熱伝導
    率の高い材料で形成してなる請求項1乃至4の何れかに
    記載のヘアーカーラ装置。
  6. 【請求項6】 前記装着部は、水が溜まり得る箇所に水
    抜き部を設けてなる請求項1乃至5の何れかに記載のヘ
    アーカーラ装置。
JP20711094A 1994-08-31 1994-08-31 ヘアーカーラ装置 Withdrawn JPH0866223A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7078654B1 (en) * 2005-06-13 2006-07-18 Samson Tsen Hail curler heater device with heater elements on heat-conducting supports

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