JPH0865803A - 鉄道車両の車輪交換時期表示装置 - Google Patents
鉄道車両の車輪交換時期表示装置Info
- Publication number
- JPH0865803A JPH0865803A JP6189431A JP18943194A JPH0865803A JP H0865803 A JPH0865803 A JP H0865803A JP 6189431 A JP6189431 A JP 6189431A JP 18943194 A JP18943194 A JP 18943194A JP H0865803 A JPH0865803 A JP H0865803A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- distance
- stations
- memory
- wheel
- error
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Tires In General (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 交換時期か否かを自動的に常時表示する。
【構成】 メモリ１１に運行系の各隣接駅間の距離を記
憶しておき、車両に設けられている速度発電機１５から
の信号を距離信号発生部１６で波形整形してマイクロプ
ロセッサ１２に取込み、マイクロプロセッサ１２では走
行距離を計数し、扉開信号が来るごとにその時の駅間走
行距離を測定し、これと対応する正しい駅間距離をメモ
リ１１から読出して比較し、測定誤差を求め、その誤差
が規定値以内ならば正常と表示し、規定値以上で交換と
表示する。
憶しておき、車両に設けられている速度発電機１５から
の信号を距離信号発生部１６で波形整形してマイクロプ
ロセッサ１２に取込み、マイクロプロセッサ１２では走
行距離を計数し、扉開信号が来るごとにその時の駅間走
行距離を測定し、これと対応する正しい駅間距離をメモ
リ１１から読出して比較し、測定誤差を求め、その誤差
が規定値以内ならば正常と表示し、規定値以上で交換と
表示する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は鉄道車両において、摩
耗により車輪が交換時期になったことを整備担当者に知
らせる車輪交換時期表示装置に関する。
耗により車輪が交換時期になったことを整備担当者に知
らせる車輪交換時期表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来においては、車輪が摩耗し過ぎて運
転に支障が生じるようになるのを避けるため、６ケ月ご
との定期点検時に車輪の減り具合を確認して、交換又は
調整を行っていた。
転に支障が生じるようになるのを避けるため、６ケ月ご
との定期点検時に車輪の減り具合を確認して、交換又は
調整を行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】走行距離によっては、
定期点検時に交換不要のものもあり、かつチェックに多
くの工数をかけていた。また定期点検時には規定値以内
であった車輪が、次の定期点検前に摩耗の程度が規定値
以上になって運転に支障をきたすこともあった。
定期点検時に交換不要のものもあり、かつチェックに多
くの工数をかけていた。また定期点検時には規定値以内
であった車輪が、次の定期点検前に摩耗の程度が規定値
以上になって運転に支障をきたすこともあった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明によれば各駅間
距離がメモリに予め記憶されてあり、車両に予め取付け
られている速度発電機の出力から駅間距離が距離測定手
段により測定され、その測定距離と上記メモリ中から読
出された対応する正しい駅間距離とが判定手段で比較さ
れ、測定誤差が求められ、その誤差から車輪交換時期か
否かの判定がなされ、その判定結果が表示器に表示され
る。
距離がメモリに予め記憶されてあり、車両に予め取付け
られている速度発電機の出力から駅間距離が距離測定手
段により測定され、その測定距離と上記メモリ中から読
出された対応する正しい駅間距離とが判定手段で比較さ
れ、測定誤差が求められ、その誤差から車輪交換時期か
否かの判定がなされ、その判定結果が表示器に表示され
る。
【０００５】
【実施例】図１にこの発明の実施例を示す。メモリ１１
に、その車両が運行する各運行系統における、各隣接駅
間の距離が予め記憶されてあり、マイクロプロセッサ１
２から、メモリ１１内の任意の駅間の距離を読取ること
ができるようにされている。つまり運行系統設定器１３
に現に運行する系統が設定され、また扉開信号発生器１
４から、車両が駅で停車して扉を開くごとにそのことを
示す扉開信号がマイクロプロセッサ１２に入力され、マ
イクロプロセッサ１２は運行系統設定器１３で設定され
た運行系統と、扉開信号の入力とから、この運行系統の
何番目の駅区間を運行しているかを判断して、その駅区
間の距離をメモリ１１から読出すことができるようにさ
れている。
に、その車両が運行する各運行系統における、各隣接駅
間の距離が予め記憶されてあり、マイクロプロセッサ１
２から、メモリ１１内の任意の駅間の距離を読取ること
ができるようにされている。つまり運行系統設定器１３
に現に運行する系統が設定され、また扉開信号発生器１
４から、車両が駅で停車して扉を開くごとにそのことを
示す扉開信号がマイクロプロセッサ１２に入力され、マ
イクロプロセッサ１２は運行系統設定器１３で設定され
た運行系統と、扉開信号の入力とから、この運行系統の
何番目の駅区間を運行しているかを判断して、その駅区
間の距離をメモリ１１から読出すことができるようにさ
れている。
【０００６】車両に予め取付けられている速度発電機１
５からの車両速度に比較した周波数の交流信号又はパル
ス信号が距離信号発生部１６に取込まれ、距離信号発生
部１６で波形整形などがなされ、距離計算が可能な信号
とされるマイクロプロセッサ１２へ供給される。マイク
ロプロセッサ１２は、内部に距離カウンタ１７、駅区間
カウンタ１８が設けられ、図２に示すように、初期化に
より距離カウンタ１７、駅区間カウンタ１８がそれぞれ
リセットされ、かつ運行系統設定器１３の設定運行系統
番号が取込まれて内部のレジスタ（又はメモリ）に格納
される（Ｓ1 ）。
５からの車両速度に比較した周波数の交流信号又はパル
ス信号が距離信号発生部１６に取込まれ、距離信号発生
部１６で波形整形などがなされ、距離計算が可能な信号
とされるマイクロプロセッサ１２へ供給される。マイク
ロプロセッサ１２は、内部に距離カウンタ１７、駅区間
カウンタ１８が設けられ、図２に示すように、初期化に
より距離カウンタ１７、駅区間カウンタ１８がそれぞれ
リセットされ、かつ運行系統設定器１３の設定運行系統
番号が取込まれて内部のレジスタ（又はメモリ）に格納
される（Ｓ1 ）。
【０００７】車両が走行開始したかのチェックが行われ
（Ｓ2 ）、走行開始された後、距離信号発生部１６から
距離信号の割込みを受けると（Ｓ3 ）、距離カウンタ１
７を歩進し（Ｓ4 ）、扉開信号が入力されたかをチェッ
クし（Ｓ5 ）、入力されていない場合はステップＳ3 に
戻り、距離信号の割込みを待つ。扉開信号が入力される
と、その時の距離カウンタ１７の計数値と、予め設定さ
れている使用開始時の車輪の直径とから駅間距離（走行
距離）を計算して駅間距離を測定する（Ｓ6 ）。また駅
区間カウンタ１８の計数値と、設定運行系統番号とか
ら、現在走行した隣接駅間の正しい距離をメモリ１１か
ら読出し（Ｓ7 ）、この正しい駅間距離と測定した駅間
距離との差、つまり測定誤差を求める（Ｓ8）。
（Ｓ2 ）、走行開始された後、距離信号発生部１６から
距離信号の割込みを受けると（Ｓ3 ）、距離カウンタ１
７を歩進し（Ｓ4 ）、扉開信号が入力されたかをチェッ
クし（Ｓ5 ）、入力されていない場合はステップＳ3 に
戻り、距離信号の割込みを待つ。扉開信号が入力される
と、その時の距離カウンタ１７の計数値と、予め設定さ
れている使用開始時の車輪の直径とから駅間距離（走行
距離）を計算して駅間距離を測定する（Ｓ6 ）。また駅
区間カウンタ１８の計数値と、設定運行系統番号とか
ら、現在走行した隣接駅間の正しい距離をメモリ１１か
ら読出し（Ｓ7 ）、この正しい駅間距離と測定した駅間
距離との差、つまり測定誤差を求める（Ｓ8）。
【０００８】その測定誤差を規定値と比較し（Ｓ9 ）、
規定値以内の場合は表示器１９に「正常」と表示し（Ｓ
10）、規定値以上の場合は表示器１９に「交換」と表示
する（Ｓ11）。つまり車輪が摩耗して直径が小さくなる
と、同一走行距離でも速度発電機１５から発生パルス数
が多くなり、測定駅間距離が正しい駅間距離より大とな
り、これが所定値以上になると車輪径が規定値以下にな
ったと判断して交換が必要なことが表示される。
規定値以内の場合は表示器１９に「正常」と表示し（Ｓ
10）、規定値以上の場合は表示器１９に「交換」と表示
する（Ｓ11）。つまり車輪が摩耗して直径が小さくなる
と、同一走行距離でも速度発電機１５から発生パルス数
が多くなり、測定駅間距離が正しい駅間距離より大とな
り、これが所定値以上になると車輪径が規定値以下にな
ったと判断して交換が必要なことが表示される。
【０００９】上記表示の後、運行が終了したかをチェッ
クし（Ｓ12）、終了していない場合は距離カウンタ１７
をリセットし（Ｓ13）、駅区間カウンタ１８を歩進させ
てステップＳ2 に戻る（Ｓ14）。従って、次の駅区間に
ついて、駅間距離の測定が行われ、その誤差が求めら
れ、規定値以内かの判断が同様になされる。なお、距離
信号発生部１６で走行距離を計数乃至演算し、扉開信号
ごとにその測定した走行距離をマイクロプロセッサ１２
に取込んだ後、距離信号発生部１６をリセットするよう
にしてもよい。
クし（Ｓ12）、終了していない場合は距離カウンタ１７
をリセットし（Ｓ13）、駅区間カウンタ１８を歩進させ
てステップＳ2 に戻る（Ｓ14）。従って、次の駅区間に
ついて、駅間距離の測定が行われ、その誤差が求めら
れ、規定値以内かの判断が同様になされる。なお、距離
信号発生部１６で走行距離を計数乃至演算し、扉開信号
ごとにその測定した走行距離をマイクロプロセッサ１２
に取込んだ後、距離信号発生部１６をリセットするよう
にしてもよい。
【００１０】なお、表示器１９の表示パネルは図１Ｂに
示すように、正常と判断されると、「正常」と表記した
所の発光素子２１が点灯され、交換と判断させると、
「正常」と並んで「交換」と表記した所の発光素子２２
が点灯される。運行系統番号表示２３と、駅区間番号表
示２４も表示される。運行系統番号表示２３のセットの
ための送り釦２５、戻し釦２６、セット釦２７が運行系
統番号表示２３の下に設けられている。
示すように、正常と判断されると、「正常」と表記した
所の発光素子２１が点灯され、交換と判断させると、
「正常」と並んで「交換」と表記した所の発光素子２２
が点灯される。運行系統番号表示２３と、駅区間番号表
示２４も表示される。運行系統番号表示２３のセットの
ための送り釦２５、戻し釦２６、セット釦２７が運行系
統番号表示２３の下に設けられている。
【００１１】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、常
時、走行駅間距離を測定し、その正しい値と比較し、そ
の誤差により車輪の交換時期になったか否かの表示をす
るため、定期点検時に工数が多くかかる車輪の減り具合
が規定値以上か否かを行う必要がなく、しかも、定期点
検前において車輪が規定値以上減った危険な状態になる
おそれはない。
時、走行駅間距離を測定し、その正しい値と比較し、そ
の誤差により車輪の交換時期になったか否かの表示をす
るため、定期点検時に工数が多くかかる車輪の減り具合
が規定値以上か否かを行う必要がなく、しかも、定期点
検前において車輪が規定値以上減った危険な状態になる
おそれはない。
【図１】Ａはこの発明の実施例を示すブロック図、Ｂは
その表示器１９の表示パネルの例を示す図である。
その表示器１９の表示パネルの例を示す図である。
【図２】図１Ａに示した装置の処理手順の例を示す流れ
図。
図。
Claims (2)
- 【請求項１】 駅間距離を記憶したメモリと、 車両に取付けられている速度発電機の出力から駅間距離
を測定する距離測定手段と、 上記測定された駅間距離と、上記メモリから読出された
対応する正しい駅間距離とを比較して測定誤差を求め、
その誤差から車輪交換時期か否かを判定する判定手段
と、 上記判定の結果を表示する表示器と、 を具備する鉄道車両の車輪交換時期表示装置。 - 【請求項２】 扉開信号により、上記距離測定手段の測
定値をリセットすると共に、上記メモリに対し読出しア
ドレスを出す駅区間カウンタを歩進させる手段を含むこ
とを特徴とする請求項１記載の鉄道車両の車輪交換時期
表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6189431A JPH0865803A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | 鉄道車両の車輪交換時期表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6189431A JPH0865803A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | 鉄道車両の車輪交換時期表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0865803A true JPH0865803A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16241140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6189431A Pending JPH0865803A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | 鉄道車両の車輪交換時期表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0865803A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013104679A (ja) * | 2011-11-10 | 2013-05-30 | Nippon Signal Co Ltd:The | 車上装置 |
| JP2016146724A (ja) * | 2015-02-09 | 2016-08-12 | 東洋電機製造株式会社 | 列車情報装置 |
-
1994
- 1994-08-11 JP JP6189431A patent/JPH0865803A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013104679A (ja) * | 2011-11-10 | 2013-05-30 | Nippon Signal Co Ltd:The | 車上装置 |
| JP2016146724A (ja) * | 2015-02-09 | 2016-08-12 | 東洋電機製造株式会社 | 列車情報装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031224 |