JPH0865659A - 無損失データのアップロード中に有損失圧縮データを生成する方法 - Google Patents

無損失データのアップロード中に有損失圧縮データを生成する方法

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JPH0865659A
JPH0865659A JP7113406A JP11340695A JPH0865659A JP H0865659 A JPH0865659 A JP H0865659A JP 7113406 A JP7113406 A JP 7113406A JP 11340695 A JP11340695 A JP 11340695A JP H0865659 A JPH0865659 A JP H0865659A
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Geraldine Ann Pelanek
アン ペラネク ジェラルディン
Paul Brainard Condit
ブライナード コンデット ポール
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N19/40Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using video transcoding, i.e. partial or full decoding of a coded input stream followed by re-encoding of the decoded output stream
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
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    • G11B27/026Electronic editing of analogue information signals, e.g. audio or video signals on discs

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  • Image Processing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 損失のないデータのアップロードの際に損失
のある圧縮されたデータを生成する方法を提供する。 【構成】 損失のない圧縮された医療画像データとし
て、可搬性媒体100に記録された医療画像をリアルタ
イム動作で表示する。損失のない圧縮された医療画像デ
ータが記録される可搬性媒体100からそのデータを読
み出し、伸長された医療画像データを形成するために、
損失のない圧縮された医療画像データを伸長器106で
伸長する。損失のある圧縮された医療画像データを形成
するために、伸長された医療画像データを有損失圧縮器
108で圧縮し、損失のある圧縮された医療画像データ
を低コストの磁気ハードドライブ110に記憶し、表示
装置114においてリアルタイム動作で、損失のある圧
縮された医療画像によって表される医療画像データを表
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、概して医療画像記憶
システムに関するものである。この発明は特に、可搬性
媒体に記録された医療画像を、損失のない圧縮された医
療画像データとして実時間表示する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフィルムスクリーンによる放射線
写真法では、患者の解剖組織のような被写体のX線画像
が、フィルム上に形成される。フィルムは次に、現像さ
れたX線フィルム画像を形成すべく処理される。患者の
検診で得られた複数のX線フィルム画像の記憶及び/又
は表示は、多くのスペースを要し、手間がかかる上にそ
の費用が高い。CT或いはMRIスキャナのようなデジ
タル画像の診察用スキャナ装置の出現により、デジタル
放射線写真画像が普及してきている。デジタル画像は、
幾つかの点でフィルム画像よりも勝っている。つまりデ
ジタル画像は、コンパクトな磁気もしくは光学媒体に記
憶可能である。それらは、ビデオモニタのような表示装
置で表示可能である。それらはまた、デジタル放射線写
真画像の種々の特性を最適化するために処理可能であ
る。
【0003】デジタル放射線写真画像はまた、コンピュ
ータ演算による放射線写真法によって形成することがで
きる。次の米国特許には、コンピュータ演算による放射
線写真法によって形成されたデジタル画像の光学ディス
ク媒体における記憶について開示されている。即ち、米
国特許第4,768,099号、米国特許第5,00
1,569号、米国特許第5,019,975号であ
る。これらの特許には、光学ディスクに記録された画像
信号に対して、その記録が行われる前に画像圧縮技術が
適用される旨、開示されている。しかしながら、これら
の特許には、同一のディスクに損失のあるものと損失の
ないものの両方の放射線写真画像を記録する点について
は開示されていない。米国特許第5,015,854号
には、伸長された画像信号と、伸長された放射線画像の
アウトラインを表す圧縮された画像信号との両方を記憶
する磁気ハードドライブを有する放射線画像表示装置が
開示されている。しかしながら、この特許には、記録可
能な光学コンパクトディスクに、伸長されたものと圧縮
されたものの放射線画像信号を記録する点については開
示されていない。
【0004】X線を吸収するコントラスト媒体を利用し
た心臓のX線血管写真は、心筋組織に血液を送る動脈を
映し出す。血流が制限される(狭窄症)と血液が十分に
送られず、そのため筋肉組織の酸素欠乏が生じる。部分
的な酸素欠乏は心臓病を誘発するが、これに対して、ほ
ぼ全面的に血流が欠乏すると、心臓発作(心筋梗塞)を
起こし、そのとき筋肉組織が死滅し、心機能が低下もし
くは停止して、その患者個人が死亡してしまうことにな
る。重要な動脈は心臓のまわりを囲んでおり、その心臓
は絶えず動いているので、これらの血管を適切に映し出
すためには、X線露光及び撮像は多数の解剖組織の投影
像から得られなければならず、また高い空間解像度でリ
アルタイム動作の映像(ほぼ、毎秒30画像)で撮影さ
れなければならない。このためデジタルデータはかなり
の量に達する。平均的な診察手続では2000画像にな
る。画像形成マトリクス次第では、平均的な診察手続で
500メガバイト(MB)乃至2ギガバイト(GB)の
デジタルデータを生成する。派生的な診察手続の際の画
像では、その2倍の量のデジタルデータを生じさせる。
【0005】心臓のカテーテル挿入画像を記録するため
に現在最も普及している方法は、特製の35mm白黒シ
ネフィルム上にアナログ形式で行われる。しかしながら
診察手続の公的な記録として、更には将来的な再検視
(レビュー)のために、デジタル的に生成された画像を
コスト効果の高い媒体に保存しておきたいという強い要
望がある。デジタル記憶媒体をより効率的に用いるため
に、データは全体的に可逆な方法(損失のない圧縮)に
よって数学的に圧縮可能である。その後、画像を検視す
るために、臨床医は、リアルタイム動作で、そして遅い
スピードで画像を見る必要がある。その臨床医はまた、
画像に順次アクセスするよりもランダムにアクセスする
ことを望む。今のところ、次のような要望、即ち損失の
ない圧縮された画像をリアルタイム動作で表示し、ラン
ダムなデータアクセスを可能にするのに十分速いデータ
転送速度を満たし得るデジタル保存媒体は知られていな
い。従って、ランダムなアクセスやリアルタイム動作の
表示を行うためにとり得る有効な能な選択肢としては、
低速の安価な保存媒体から高速のより高価な記憶媒体へ
データを転送し、或いは安価な保存媒体のデータ転送速
度がリアルタイム動作の表示を可能にするのに十分速く
なるように、高い損失のある圧縮でデータを記憶するか
のいずれかである。
【0006】臨床医は、デジタルデータが保存媒体から
高速の記憶媒体へ転送される際に必要となる時間的遅延
を避けたいという強い意向を持っている。(カリフォル
ニア州、ネバダ市の)エイジンは、デジタルな臨床画像
データを2通りのフォームで磁気光学ディスクに記憶す
る装置を提供した。その1つのフォームは損失のない圧
縮であり、他方は、高速動作の表示を可能にする損失の
ある圧縮である。エイジンの再検視装置によれば、臨床
医は、損失のある圧縮されたデータを利用する動作で画
像を再検視することができ、ユーザが静止画で停止させ
れば、その静止画に対応する損失のない圧縮データが利
用されることになる。
【0007】このような診察手続を受ける患者はしばし
ば、異なる医療施設に紹介され、その診察手続の画像記
録は、紹介先の機関に送付されなければならない。多く
の場合デジタル画像データは、2:1の損失のないデー
タ圧縮で送付される。紹介先の施設が、ネットワーク化
された画像再検視システムを備えていれば、そのデータ
は、ネットワークのディスクアレイに転送(アップロー
ド)され、臨床医は、必要とされるリアルタイム動作で
画像を再検視することができる。しかしながら、紹介先
のセンタがそのようなシステムを備えていない場合に
は、臨床医は2つの選択肢を有する。彼等は、データが
送られた交換媒体から損失のないデータが転送され得る
最大速度によって制限される、かなり低速の最大表示ス
ピード(おおよそ毎秒5フレーム又はそれ以下)で即座
に画像を検視することができる。他方の選択肢として
は、ディスクアレイを購入し、交換媒体からそのディス
クアレイにデータをアップロードするというものであ
る。そしてデータがディスクアレイにロードされると、
ユーザはその画像をリアルタイム動作で検視することが
できる。適合サイズのディスクアレイを付加するには費
用がかかり、即ち数千ドルになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シネフ
ィルムの代用として画像を保存するための磁気光学ディ
スクを使用する場合、2つの著しい不利益がある。先
ず、シネフィルムでは診察手続を変更不可能に記録する
のに対して、磁気光学ディスクは、診察手続の恒久的記
録を意図的もしくは突発的に変化させ得る再書込可能な
媒体である。第2に磁気光学ディスクは、シネフィルム
に対するコスト効果の高い代替方法としてはその要求に
そぐわない。磁気光学ディスクに平均的な診察手続を保
存するには、シネフィルムに画像を保存する場合の約3
倍程のコストがかかる。
【0009】米国特許第4,768,099号には、X
線画像システムからの生画像データが、画像処理条件で
光学ディスクに直接記録されるシステムが開示されてい
る。記録された画像データは、記録される前に圧縮され
得る。また、米国特許第4,969,049号には、イ
ンタフェースを介して供給された画像データが、メモリ
モジュールからの復元データと伴に、光学ディスクに圧
縮され、且つ記録されるシステムが開示されている。こ
れらの特許とも、損失のない圧縮された動作の医療画像
を順次リアルタイムで検視するという問題を解決するも
のではない。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するために、本発明は、可搬性媒体から無損失データを
読み出すステップと、無損失圧縮データを伸長し、非圧
縮医療画像データを生成するステップと、前記非圧縮デ
ータを有損失で圧縮し有損失圧縮医療画像データを生成
するステップと、有損失圧縮医療画像データを磁気ハー
ドドライブに記憶するステップと、有損失圧縮医療画像
で表現される医療画像をディスプレイ上に実時間で表示
するステップとを有することを特徴とする。
【0011】
【実施例】記録可能な光学コンパクトディスクに医療画
像、特に心臓血管のX線写真画像を記録するための技術
が提供されている。記録された画像データは、2通りの
異なる方法で圧縮され、即ち一方は損失のある、或いは
不可逆の圧縮であり、他方は損失のない、或いは可逆の
圧縮である。損失のある圧縮は、データ損失をもたら
す。しかしながら、ビデオ表示上では視覚的に殆ど損失
なく映る。損失のない圧縮されたデジタルデータは、損
失のある圧縮よりも少なく圧縮され、オリジナル撮影で
得られた解像度に匹敵する画像を復元することができ
る。損失のない圧縮率は一般に1.5:1乃至4.0:
1の範囲であるのに対して、損失のある圧縮率はそれよ
りも高く、例えば12:1以上とすることができる。
【0012】図2に示すように、記録可能な光学コンパ
クトディスク10は、次の領域、即ち把持部12(フォ
ーマットされない)、リードアウト(leadout)領域1
4、ファイルディレクトリを記憶するための領域16、
損失なく圧縮されたデジタル画像データが記憶される領
域18、損失のある圧縮されたデジタル画像データが記
憶される領域20、及びヘッダ情報が記憶される領域2
2を有するようにフォーマットされる。好ましくはヘッ
ダ情報は、ISO 9660フォーマットの規格を満た
す適宜の情報を含んでいる。ISO 9660コンプラ
イアンスは、CDのファイルを認識するために複数のコ
ンピュータプラットフォーム(IBMコンパチブルP
C、マッキントッシュ、サン等)を使用可能にする。
【0013】記録可能な光学コンパクトディスクもしく
はCD−Rは、1度は記録可能であるが、一旦記録され
ると消去することができないコンパクトディスク媒体で
ある。このコンパクトディスクには、記録されていない
領域に別々の時に記録することができる。この媒体は、
コンパクトで可搬性があり、コスト効果が高く信頼性に
優れている。
【0014】図2の記録可能な光学コンパクトディスク
10は、35mmシネフィルム及びその結合装置(シネ
カメラ、処理装置及びプロジェクタ)の代わりのデジタ
ル保存・再検視システムにおいて用いることができる。
心臓映像システムが以下に記述されるが、本発明の記録
可能な光学コンパクトディスクの使用については、他の
医療映像保存・検視システムを想定する。図1に示され
るように、心臓動画像ソース30は、画像が1又はそれ
以上の記録可能な光学コンパクトディスク10に記録さ
れる保存部32へデジタル画像を供給する。記録可能な
光学CD10は次に、再検視部34にて検視される。
【0015】図3において、心臓画像を受け取ってそれ
らを記録可能な光学コンパクトディスク10に記録する
保存部32のブロック図が示されている。図示のように
保存部32は、中央処理装置(CPU)35、内部メモ
リ36及びバス42に接続されたユーザ入力装置を含ん
でいる。バス42は、画像前処理及び圧縮ボード48と
バッファ記憶装置52に接続される。バス42に対し
て、XEM(X-ray equipment manufacturer)動画像ソ
ースインタフェース58及びCD書込装置60が接続さ
れる。CD書込装置60は、ニューヨーク州、ロチェス
タのイーストマンコダック社から供給されるコダックフ
ォトCD書込装置のような記録可能な光学ディスク書込
装置である。この圧縮ボードは好適には、連続トーンの
静止画のためのジョイント・フォトグラフィック・エキ
スパート・グループ(JPEG)国際デジタル画像圧縮
規格に基づいている。この規格の概要は、ACM通信
誌、1991年4月、第4巻、NO.4、30〜44
頁、グレゴリー K.ワレス氏による「JPEG静止画
圧縮規格」と題する論文に記述されている。本発明の範
囲内で他の圧縮技術を用いることができるのは勿論であ
る。
【0016】保存部32の作用は次の通りである。
【0017】概して、心臓のカテーテル挿入の事例の検
診においては、画像はXEMデジタル形成メモリに記憶
される。あらゆる事例のデータが、保存部32に転送さ
れる。データが保存部32に記憶されてから、XEMメ
モリは、新たな患者画像を記憶するために開放される。
画像データは、インタフェースボード58を介してXE
Mメモリから受け取られる。圧縮ボード48において、
画像データは2通りの方法で圧縮され、つまり損失のあ
る圧縮と損失のない(例えば2:1の)圧縮が行われ
る。損失のある圧縮ではデータ損失を伴う。しかしなが
ら、表示上では視覚的に殆ど損失なく映る。2:1の圧
縮は損失のない圧縮であり、オリジナル撮影で得られた
解像度に匹敵する画像を復元することができる。損失の
ないもの及び損失のある圧縮された画像データは、バッ
ファ記憶装置52に記憶される。ユーザは、患者名、I
Dナンバ等の情報がXEM動画像ソースインタフェース
58を介して供給され得ないならば、これらの情報をユ
ーザ入力装置44によって保存部32に入力することが
できる。この情報は、画像データと結合され、書込装置
60によってCD10に書き込まれる。この機能によ
り、リード文字や識別用X線露光を用意しないで済む。
この情報部分は、CD10のファイルディレクトリの内
容と同様に、CD10に書き込まれたヘッダ情報に含ま
れる。
【0018】典型的な心臓動画像ソースは、毎秒30の
デジタル画像を形成する。各デジタル画像は、8ビット
の解像度で512×512画素アレイもしくは1024
×512画素アレイのフォーマットを有することができ
る。典型的な患者の事例検診が2000画素を含んでい
れば、(10+:1の損失のある圧縮と2:1の損失の
ない圧縮を仮定して)この事例検診を記録するために記
録可能なシングルCDを用いることができる。
【0019】前の患者のデジタルが完全に保存されてい
ないうちにユーザ側のラボラトリから新たなデータを受
け入れる必要が有り得るため、バッファ記憶装置52
は、2つの長い検診事例の最小量を保持するだけの容量
を有している。
【0020】現在利用可能な63分記録用CD10は、
540メガバイトの最大容量を有している。この最大容
量は、ただデータだけでなく、データの他にISO 9
660ファイル構造等を含むものでなければならない。
より大容量の記録用CDが、現行の記録用CDと物理的
に交換可能となる。
【0021】カテーテル挿入の事例がシングルCD10
の容量を越えるならば、損失のある圧縮されたトラック
は事例全体の画像を含み各CDで同一となる。損失のな
いデータは、複数のCD10に適切に分割される。
【0022】再検視部図4において、記録可能なCD1
0に記録された医療画像検診の画像を表示するための再
検視部34が示されている。図示のように再検視部34
は、ユーザインタフェース90、中央処理装置(CP
U)84、バス87に接続されたメモリ86を含んでい
る。またバス87に対して、画像伸長及び後処理ボード
92とビデオコントローラ98を経由してビデオ表示装
置96が接続される。再検視部34は、CD読取装置1
00とバス97に接続されたバッファ記憶装置106を
含んでいる。
【0023】再検視部34は概して、次のように作用す
る。CD10が、CD読取装置100にロードされる。
読取装置100は、医療画像検診の順次的な画像を形成
する。この画像はバッファ記憶装置106に記憶され
る。バッファ記憶装置106から読み出された画像は、
ボード92によって伸長され、処理される。画像は、ビ
デオコントローラ98を経由して表示装置96に表示さ
れる。
【0024】医療画像事例が保存部32によってCD1
0に記憶されると、それは再検視部34にて即座に再検
視のために利用可能である(図4)。ユーザは、ユーザ
インタフェース90を介して、検視のための所望のCD
10と所望の再検視モードを選択することができる。読
取装置100は、CD10のデータ圧縮フォーマットを
読み取り、適切な画像伸長要因を決定する。ファイルデ
ィレクトリはCD10からメモリ86に読み込まれ、ま
た再検視部34は表示装置96における画像の表示の開
始準備に入る。
【0025】回文性能(順・逆双方向の検視動作)に対
する必要性から再検視部34の2つの作動モードが生
じ、その1つは、システムが損失のあるデータを利用す
ることに限定されれば、完全回文検視を提供することが
できる。更にユーザは、各CDが事例全体の同一の損失
のある圧縮データを含むので、事例を保存するために用
いられる潜在的に複数のCD10のうちの1つをロード
しなければならないだけである。他のモードは逆方向検
視を提供しないが、低速もしくは静止検視のための損失
のないデータをアクセスする性能を維持しながら、ユー
ザが検視順方向動作をバックアップし、繰り返すのを可
能にする。この作動モードでは、ユーザは、事例を保存
することに含まれた全てのCD10をロードする必要が
ある。
【0026】高圧縮画像データは、オリジナル画像デー
タからのデータ損失があるものの、視覚的に殆ど損失の
ない画像を形成する。心臓医師は常に、リアルタイムの
検視のためにメモリに転送され、ロードされるべきデジ
タル画像記録を切望していた。このことは、リアルタイ
ムの検視(そしてまた、作動モードに依存する遅い/静
止スピード)に対しては有効な損失のある圧縮された画
像を有することによって実現でき、一方で損失のない画
像が低速もしくは静止スピードでの画像の詳細な研究に
利用可能とする。ユーザは、実時間、又は低速もしくは
静止画像のいずれかのスピードを迅速に切り換えること
ができる。
【0027】再検視部作動モード モードA ユーザがモードAを選択すると、静止及び実時間動作の
いずれかのスピードに対して損失のあるデータが用いら
れることになる。損失のある圧縮されたデータがCD1
0から読み出されるのに従って、そのデータは、フレー
ム毎に基礎を置いた圧縮されたデータの可変量を補償す
るためにバッファとして機能するバッファ記憶装置10
6にロードされる。維持された表示速度を可能にする適
切量のデータが一時保持された後、そのデータは表示装
置96における画像表示のために伸長ボード92に送ら
れる。ユーザが逆方向検視に切り換えると、圧縮された
データは、バッファ記憶装置106にて「逆方向」に読
み出され、処理を行うための伸長ボード92に送られ
る。いずれかのデータ送出経路を介して、圧縮されたデ
ータは表示装置96のために処理される。
【0028】モードB ユーザがモードBを選択すると、表示装置96における
画像表示のために損失のある及び損失のないデータ双方
が利用可能になる。明らかなように患者事例が複数のC
D10で保存されたならば、ユーザは全ての事例のCD
10をロードしなければならない。損失のあるデータ
は、リアルタイム動作を通して閾値スピードよりも速い
スピードで、順方向動作にて画像検視のために用いられ
ることになる。静止もしくは単一進度、或いは閾値スピ
ードよりも遅いスピードで検視された画像については、
伸長ボード92による伸長のためにCD10から損失の
ないデータが得られる。この閾値スピードは、用いられ
るCD読取装置100のデータ転送速度と画像あたりの
データ量の関数となっている。画像あたりのデータ量は
本質的に、データ形成/保存マトリクスの関数である。
【0029】ユーザは損失のあるもの及び損失のないデ
ータを相互作用的に切り換えることができるため、損失
のある/損失のないデータの画像が混在する逆方向検視
が、維持された検視スピードを許容せず、またこれがユ
ーザに煩わしいこととなるときは、圧縮されたデータを
バッファ記憶装置106にロードし、それを逆方向に読
み出すスキームは、働かない。従って、このモードで作
動する場合には実質的な回文検視は行われない。一連の
画像の検査を繰り返すために、ユーザは、特定数の画像
だけ「ジャンプバック(jump back )」し、再度、順方
向に画像検視を行うことができる。検視されるべきフレ
ームと画像を逆方向に検視するために選択されたスピー
ド次第で、適切なデータ(損失のあるもの或いは損失の
ないもの)が最初にCD10から読み出されなければな
らないとき、時間遅延に遭遇することがある。モードB
では動作が順方向にのみ制限される。
【0030】再検視部34はまた、本発明によれば損失
のないデータをそこに記録しただけであるCD−Rか
ら、そのような損失のある圧縮医療画像データを読み出
して、それから損失のある圧縮されたデータを生成し、
そしてメモリ86のハードディスク或いはバッファ記憶
装置106のような比較的高速で低コストの媒体に記憶
するために用いられる。損失のある圧縮医療画像データ
は次に、表示装置96において画像のリアルタイム動作
の検視を提供するために用いることができる。
【0031】本発明はまた、他のコンピュータに基づく
装置に用いることができる。図5を参照してこの例を説
明する。図示のように、媒体100から損失のない圧縮
医療画像データを読み出し、それをコンピュータに基づ
くシステム104に給送する交換媒体読取装置102
に、(CD−R等のような)デジタル交換媒体100が
ロードされる。システム104は、回路106にて損失
のない医療画像データを伸長し、回路108にて回路1
06からのデータを損失のある圧縮を行い、低コストの
磁気ハードドライブ110にその損失のある圧縮された
医療画像データを記憶し、そしてドライブ110からの
損失のある圧縮された医療画像データが回路112にて
伸長された後、表示装置114でその医療画像を表示す
る。選択的に、ドライブ110からの損失のある圧縮さ
れた医療画像データは、書込装置116によって元のデ
ジタル媒体100又は新たなデジタル媒体100′に記
録可能である。
【0032】X線血管写真のための一般的なデジタル形
成マトリクスは、毎秒30画像で、1024×512×
8ビット、或いは毎秒15メガバイトでほぼ0.5メガ
バイト(MB)である。このようなデータの損失のない
圧縮は典型的には、データ量として2:1の減少に相当
する。記憶媒体からのこのデータを読み出すために、少
なくとも7.5MB/secのデータ速度が要求され
る。一般的な低コストの交換媒体は、ほぼ1MB/se
cのデータ転送速度を有している。従って、リアルタイ
ム動作速度で画像を検視するためには、高価なディスク
アレイのような極めて高速のバッファ記憶装置にデジタ
ルデータが転送されなければならない。本発明によれ
ば、ディスクアレイにデータをアップロードするために
かかる同じ時間で、高価なディスクアレイを用いること
なく画像のリアルタイム動作の表示を実現することがで
きる。
【0033】損失のない圧縮されたデータは、デジタル
交換媒体読取装置からコンピュータに基づく装置に転送
されるので、データは損失なく圧縮される。画像データ
の損失のある圧縮が次に行われ、リアルタイム動作の画
像表示を支援する。損失のある画像データは、低コスト
の磁気ハードドライブに一時的に記憶される。データが
交換媒体から転送されると、そのデータは、ソフト表示
への変換のために利用可能である。
【0034】リアルタイムの圧縮されたデータが一時的
なハードドライブ記憶装置で利用可能になると、順次オ
リジナルの交換媒体に付加され、或いは将来的な使用の
ために新たな交換媒体に書き込まれることも可能であ
る。
【0035】上述のシステムは、X線血管写真の撮像に
よる患者のカテーテル挿入検診の際に形成された心臓画
像の保存及び再検査に関連して記述されたが、損失のあ
る圧縮されたもの及び損失のない圧縮された画像データ
双方での、他の種類の医療画像を含むものである。(M
RI,US,CT,PET,NM等のような)診察画像
形式、(記憶蛍光体システムのような)デジタル放射線
写真、静止及びシネ放射線写真フィルムデジタイザ等の
ものから医療画像を得ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような利点を有している。
【0037】a)所望の検視スピードよりも遅いデータ
転送速度を有する外部媒体ソースからデジタル画像を検
査するための低コストな方法である。
【0038】b)損失のある圧縮された画像が、低コス
トのハードドライブに記憶されるので、圧縮された画像
データは順次、オリジナルデータソース媒体もしくは新
たな媒体に記憶され得る。これによりアップロード/伸
長/再圧縮処理のために時間遅延なしに、データが次に
検視されることができる。
【0039】c)損失のないデータを高価なディスクア
レイにアップロードするのと同一の時間で、損失のある
データを生成し、それを低コストのハード磁気ドライブ
に記憶するので、余計な時間的不利益を被ることがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る医療画像保存・再検視システム
のブロック図である。
【図2】 本発明に係る記録コンパクトディスクの実施
例における図である。
【図3】 図1のシステムの保存部のブロック図であ
る。
【図4】 図1のシステムの再検視部のブロック図であ
る。
【図5】 本発明の実施に使用されるコンピュータに基
づくシステムのブロック図である。
【符号の説明】
10 光学コンパクトディスク、12 把持部、14
リードアウト、16ファイルディレクトリを記憶するた
めの領域、18 損失のない圧縮されたデジタル画像デ
ータが記憶される領域、20 損失のある圧縮されたデ
ジタル画像データが記憶される領域、22 ヘッダ情報
が記憶される領域、30 心臓動画像ソース、32 保
存部、35 中央処理装置(CPU)、36 内部メモ
リ 42 バス、48 圧縮ボード、52 バッファ記
憶装置、58 動画像ソースインタフェース、60 C
D書込装置、84 中央処理装置(CPU)、87 バ
ス、90 ユーザインタフェース、92 画像伸長及び
後処理ボード、96 ビデオ表示装置、98 ビデオコ
ントローラ、100 CD読取装置、106 バッファ
記憶装置。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/41 B 7/24

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可搬性媒体に無損失圧縮された医療画像
    データを実時間で表示する方法であって、 可搬性媒体から無損失データを読み出すステップと、 無損失圧縮データを伸長し、非圧縮医療画像データを生
    成するステップと、 前記非圧縮データを有損失で圧縮し有損失圧縮医療画像
    データを生成するステップと、 有損失圧縮医療画像データを磁気ハードドライブに記憶
    するステップと、 有損失圧縮医療画像で表現される医療画像をディスプレ
    イ上に実時間で表示するステップと、 を有することを特徴とする無損失データのアップロード
    中に有損失圧縮データを生成する方法。
JP7113406A 1994-05-27 1995-05-11 無損失データのアップロード中に有損失圧縮データを生成する方法 Pending JPH0865659A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US25075094A 1994-05-27 1994-05-27
US250750 1994-05-27

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0865659A true JPH0865659A (ja) 1996-03-08

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ID=22948988

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