JPH0865646A - 動画像音声伝送装置 - Google Patents

動画像音声伝送装置

Info

Publication number
JPH0865646A
JPH0865646A JP6198364A JP19836494A JPH0865646A JP H0865646 A JPH0865646 A JP H0865646A JP 6198364 A JP6198364 A JP 6198364A JP 19836494 A JP19836494 A JP 19836494A JP H0865646 A JPH0865646 A JP H0865646A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
audio
transmission
transmission channel
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6198364A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Watanabe
一裕 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6198364A priority Critical patent/JPH0865646A/ja
Publication of JPH0865646A publication Critical patent/JPH0865646A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信側での画像および音声の入力から受信側
での画像および音声の出力までの遅延時間が小さい動画
像音声伝送装置を提供することである。 【構成】 制御部110は、画像符号化部107からシ
ーンチェンジ検出信号111が与えられると、第1およ
び第2セレクタ104およびセレクタ109を制御し、
フレーム内符号化データを音声伝送チャネルと画像伝送
チャネルを同時に使用して伝送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動画像音声伝送装置に
関し、より特定的には、テレビ電話、テレビ会議装置等
のように動画像と音声を異なる伝送路で同時に伝送する
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、テレビ電話,テレビ会議装置等の
ように、動画像と音声を同時に伝送する装置が多く用い
られている。この場合、情報の伝送方式としては、以下
の2種類が考えられる。 (1)伝送路を物理的に2つ用意し、それぞれに音声信
号、動画像信号を割り当てる方式。 (2)伝送路を物理的に1つとし、音声信号、動画像信
号を多重化して伝送する方式。
【0003】上記(1)の例として、ISDNのベーシ
ックインタフェースのBチャネルを2本使用し、1本で
動画像データ、もう1本で音声データを伝送するテレビ
電話装置がある。この例のように使用可能な1つの伝送
媒体の容量が大きくない場合、動画像信号と音声信号を
異なる伝送媒体で伝送することは有用であると考えられ
る。
【0004】以下、図7〜図10を参照して、動画像信
号と音声信号を異なる伝送媒体で伝送する従来の伝送シ
ステムの動作について説明する。図7は、従来の動画像
音声伝送システムにおける送信側の構成を示すブロック
図である。図8は、従来の動画像音声伝送システムにお
ける受信側の構成を示すブロック図である。図9は、図
7および図8に示した動画像音声伝送システムの伝送方
式を示す図である。
【0005】図7において、音声入力部501によりデ
ィジタル信号に変換された音声情報は、音声符号化部5
02により適応PCM符号化方式(ADPCM)等によ
り圧縮され、音声伝送バッファ503により一定時間遅
延させられた後に、音声データ送信部521により受信
側へ送信される。一方、画像入力部504によりディジ
タル信号に変換された画像は、画像符号化部505によ
り圧縮される。この際、テレビ電話装置等に使用される
高能率符号化方式では、フレーム間予測符号化方式が適
用されるのが一般的である。フレーム間予測符号化方式
では、画像の場面が大きく変化した時(これをシーンチ
ェンジと呼ぶ)に、その画像だけから符号化を行い(こ
れをフレーム内符号化と呼ぶ)、それ以降の画像は前の
フレームとの差分を符号化する(これをフレーム間符号
化と呼ぶ)。従って、シーンチェンジ時の画像の符号量
は、その他の画像の符号量よりも大きい。画像符号化部
505により得られた符号化データは、画像伝送バッフ
ァ506に書き込まれ、画像データ送信部522により
受信側へ送信される。なお、画像伝送バッファ506
は、画像フレーム毎に異なる符号量を平滑化し、一定伝
送速度で、画像データ送信部522に送出するために設
けられている。また、画像伝送バッファ506内の符号
化データの滞留量を示す信号507を画像符号化部50
5にフィードバックすることにより、画像符号化部50
5は、発生符号量を制御する。
【0006】図8において、音声データ受信部523に
より受信された音声符号化データは、音声復号化部50
8および音声出力部509により、音声として出力され
る。画像データ受信部524により受信された画像符号
化データは、画像復号化部510および画像表示部51
1により、画像として表示される。
【0007】図9は、画像V1と画像V6とでシーンチ
ェンジが発生した場合の、伝送の様子を示したものであ
る。ただし、画像および音声の符号化処理ならびに復号
化処理では遅延は発生しないものと仮定している。V1
の符号量は、一例として、通常時(V4、V5等)の2
倍となっており、このためV1は送信側で入力されてか
ら受信側で画像が出力されるまで、画像フレーム間隔の
2倍の時間を要している。入力画像の時間間隔と出力画
像の時間間隔は等しくなければならないため、フレーム
間符号化された画像フレームについても、画像が入力さ
れてから、画像フレーム間隔の2倍に相当する時間の後
に表示されなければならない。また、音声も画像と同期
しなければならないため、音声伝送バッファ503によ
り一定時間(この場合、画像フレーム間隔の2倍の時
間)遅延させられる。すなわち、画像および音声の送信
側での入力から受信側での出力時間は、シーンチェンジ
時の画像の符号の伝送時間で決定される。
【0008】次に、図7および図8に示した構成の伝送
システムにおいて、画像伝送チャネルに伝送エラーが発
生した場合の動作を図10を用いて説明する。図10で
は、全ての画像にシーンチェンジがなく、画像V1およ
び画像V6の伝送中にエラーが発生した場合の動作を示
している。画像V1および画像V6の符号化データが伝
送されないため、受信側では、画像V1および画像V6
を表示すべき時刻に駒飛びが発生することになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例の場
合、送信側での画像および音声の入力から、受信側での
画像および音声の出力まで、画像フレーム間隔の2倍の
伝送遅延時間を要している。この伝送遅延時間は、前述
したように、シーンチェンジ時の画像の符号の伝送時間
に依存するが、テレビ電話等のように対話に使用される
動画像音声伝送システムの場合、この伝送遅延時間が大
きいと対話に支障をきたすことになる。
【0010】また、前述したように、画像データチャネ
ルに伝送エラーが発生した場合、受信側において駒飛び
が発生することになり、受信画像が劣化する。
【0011】それゆえに、本発明の目的は、送信側での
画像および音声の入力から受信側での画像および音声の
出力までの遅延時間が小さい動画像音声伝送装置を提供
することである。本発明の他の目的は、伝送エラー等が
発生しても受信側での駒飛びを防止できるような動画像
音声伝送装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
動画像情報および音声情報を、画像伝送チャネルおよび
音声伝送チャネルの2つの伝送チャネルを用いて伝送す
る動画像音声伝送装置であって、入力された動画像信号
を符号化して、ディジタルの画像符号化データを出力す
る動画像信号符号化手段と、入力された音声信号を符号
化して、ディジタルの音声符号化データを出力する音声
信号符号化手段と、動画像信号符号化手段から出力され
る画像符号化データを、画像伝送チャネルを用いて送信
する画像データ送信手段と、音声信号符号化手段から出
力される音声符号化データを、音声伝送チャネルを用い
て送信する音声データ送信手段と、動画像信号符号化手
段から出力される画像符号化データの符号量が所定値を
越えるとき、当該画像符号化データを画像伝送チャネル
および音声伝送チャネルの2つの伝送チャネルを用いて
伝送するように、動画像信号符号化手段および音声信号
符号化手段と画像データ送信手段および音声データ送信
手段との間の接続関係を切り換える切り換え手段とを備
えている。
【0013】請求項2に係る発明は、請求項1の発明に
おいて、切り換え手段は、符号量が所定値を越える画像
符号化データの次に伝送される画像符号化データと時間
的に対応する音声符号化データを画像伝送チャネルで伝
送するように、動画像信号符号化手段および音声信号符
号化手段と画像データ送信手段および音声データ送信手
段との間の接続関係を切り換えることを特徴とする。
【0014】請求項3に係る発明は、請求項1の発明に
おいて、音声信号符号化手段は、動画像信号符号化手段
から出力される画像符号化データの符号量が所定値を越
えるとき、入力される音声信号の符号化による圧縮率を
高めることを特徴とする。
【0015】請求項4に係る発明は、請求項1の発明に
おいて、動画像信号符号化手段は、フレーム間予測符号
化方式を用いて動画像信号を符号化しており、切り換え
手段は、シーンチェンジにおいて動画像信号符号化手段
から出力される画像符号化データを画像伝送チャネルお
よび音声伝送チャネルの2つの伝送チャネルを用いて伝
送するように、動画像信号符号化手段および音声信号符
号化手段と画像データ送信手段および音声データ送信手
段との間の接続関係を切り換えることを特徴とする。
【0016】請求項5に係る発明は、動画像情報および
音声情報を、画像伝送チャネルおよび音声伝送チャネル
の2つの伝送チャネルを用いて伝送する動画像音声伝送
装置であって、入力された動画像信号を符号化して、デ
ィジタルの画像符号化データを出力する動画像信号符号
化手段と、入力された音声信号を符号化して、ディジタ
ルの音声符号化データを出力する音声信号符号化手段
と、動画像信号符号化手段から出力される画像符号化デ
ータを、画像伝送チャネルを用いて送信する画像データ
送信手段と、音声信号符号化手段から出力される音声符
号化データを、音声伝送チャネルを用いて送信する音声
データ送信手段と、動画像信号符号化手段から出力され
る画像符号化データを画像伝送チャネルで伝送不可能な
場合、当該画像符号化データを画像伝送チャネルを用い
て伝送するように、動画像信号符号化手段および音声信
号符号化手段と画像データ送信手段および音声データ送
信手段との間の接続関係を切り換える切り換え手段とを
備えている。
【0017】請求項6に係る発明は、請求項5の発明に
おいて、切り換え手段は、音声伝送チャネルで伝送され
た画像符号化データの次に伝送される画像符号化データ
と時間的に対応する音声符号化データを画像伝送チャネ
ルで伝送するように、動画像信号符号化手段および音声
信号符号化手段と画像データ送信手段および音声データ
送信手段との間の接続関係を切り換えることを特徴とす
る。
【0018】請求項7に係る発明は、請求項5の発明に
おいて、音声信号符号化手段は、動画像信号符号化手段
から出力される画像符号化データを画像伝送チャネルで
伝送不可能な場合、入力される音声信号の圧縮率を高め
ることを特徴とする。
【0019】
【作用】先に説明したように、画像および音声の送信側
での入力から受信側での出力までの遅延時間は、シーン
チェンジ時のように符号量の多い画像符号化データの伝
送時間で決定されるわけであるから、この伝送時間を小
さくすることが可能であれば、遅延時間を小さくするこ
とが可能となる。
【0020】また、画像伝送チャネルのエラー等により
伝送することができない画像符号化データを別の方法で
伝送することが可能で有れば、受信側での駒飛びを防ぐ
ことが可能となる。
【0021】そこで、請求項1に係る発明においては、
動画像信号符号化手段から出力される画像符号化データ
の符号量が所定値を越えるとき、当該画像符号化データ
を画像伝送チャネルおよび音声伝送チャネルの2つの伝
送チャネルを用いて並列に伝送することにより、その伝
送時間を短縮化し、画像および音声の送信側での入力か
ら受信側での出力までの遅延時間を小さくするようにし
ている。
【0022】請求項2に係る発明においては、符号量が
所定値を越える画像符号化データの次に伝送される画像
符号化データと時間的に対応する音声符号化データを画
像伝送チャネルで伝送することにより、音声の伝送に遅
れが生じないようにしている。
【0023】請求項3に係る発明においては、動画像信
号符号化手段から出力される画像符号化データの符号量
が所定値を越えるとき、音声信号の符号化による圧縮率
を高めることにより、音声の伝送時間を短縮化し、それ
によって音声の伝送に遅れが生じないようにしている。
【0024】請求項4に係る発明においては、フレーム
間予測符号化方式を用いて動画像信号を符号化した場
合、シーンチェンジ発生時の画像符号化データの符号量
が多くなるため、当該シーンチェンジ発生時の画像符号
化データを画像伝送チャネルおよび音声伝送チャネルの
2つの伝送チャネルを用いて伝送するようにしている。
【0025】請求項5に係る発明においては、伝送エラ
ー等により画像符号化データを画像伝送チャネルで伝送
不可能な場合、当該画像符号化データを画像伝送チャネ
ルを用いて伝送することにより、受信側で駒飛びが生じ
ないようにしている。
【0026】請求項6に係る発明においては、音声伝送
チャネルで伝送された画像符号化データの次に伝送され
る画像符号化データと時間的に対応する音声符号化デー
タを画像伝送チャネルで伝送することにより、音声の伝
送に遅れが生じないようにしている。
【0027】請求項7に係る発明においては、動画像信
号符号化手段から出力される画像符号化データを画像伝
送チャネルで伝送不可能な場合、音声信号の符号化によ
る圧縮率を高めることにより、音声の伝送時間を短縮化
し、それによって音声の伝送に遅れが生じないようにし
ている。
【0028】
【実施例】
(第1の実施例)図1は、本発明の第1の実施例に係る
動画像音声伝送システムの送信側の構成を示すブロック
図である。図2は、当該第1の実施例の受信側の構成を
示すブロック図である。以下、これら図1および図2を
参照して、本発明の第1の実施例の構成ないし動作を説
明する。
【0029】図1において、音声入力部101によりデ
ィジタル信号に変換された音声情報は、音声符号化部1
02により適応PCM符号化方式(ADPCM)等によ
り圧縮され、音声符号メモリ103に一旦記憶される。
同様に、画像入力部106によりディジタル信号に変換
された画像情報は、画像符号化部107により圧縮さ
れ、画像符号メモリ108に一旦記憶される。
【0030】シーンチェンジが発生していない通常の状
態では、制御部110により、第1および第2セレクタ
104および109は、音声送信バッファ105の入力
を音声符号メモリ103の出力に、画像送信バッファ1
13の入力を画像符号メモリ108の出力にそれぞれ接
続する。音声符号メモリ103内のデータは、音声送信
バッファ105を経て音声データ送信部131により受
信側に伝送される。同様に、画像符号メモリ108内の
データは、画像送信バッファ113を経て画像データ送
信部132により受信側に伝送される。
【0031】画像にシーンチェンジが発生した場合は、
画像符号化部107がシーンチェンジ検出信号111を
発生し、制御部110に通知する。応じて、制御部11
0は、第1および第2セレクタ104および109を切
り換え、それによって音声送信バッファ105の入力と
画像送信バッファ113の入力の双方を画像符号メモリ
108の出力に接続する。従って、画像符号メモリ10
8内のデータは、画像データ送信部132と音声データ
送信部131により受信側に送信される。
【0032】図3は、上記第1の実施例において、画像
V1と画像V6でシーンチェンジが発生した場合の、伝
送の様子を示した図である。ただし、画像および音声の
符号化処理ならびに復号化処理では遅延は発生しないも
のと仮定している。以後、V1のシーンチェンジに着目
して、伝送動作をより具体的に説明する。
【0033】V1の符号量は、通常時(V4、V5等)
の2倍となっており、これを音声伝送チャネルおよび画
像伝送チャネルで同時に伝送することにより、伝送時間
を半減させ、画像および音声の送信側での入力から受信
側での出力時間が画像の1フレーム間隔と同じ時間にな
っている。画像符号化データの2つの伝送チャネルへの
振り分けは、小ブロック単位で交互に振り分けてもよい
し、画像の前半部と後半部の2つに振り分けても良い。
【0034】次に、第1および第2セレクタ104およ
び109は、音声送信バッファ105の入力を音声符号
メモリ103の出力に、画像送信バッファ113の入力
を画像符号メモリ108の出力にそれぞれ再度接続す
る。これによって、音声符号化データA1が音声データ
送信部131により伝送され、画像符号化データV2が
画像データ送信部132により伝送される。
【0035】ところで、画像符号化データV1の半分を
音声伝送チャネルで伝送したため、音声符号化データA
2を音声伝送チャネルで伝送したのでは、以後のシーン
チェンジに再び対応できなくなる。そこで、音声符号化
データA2を画像伝送チャネルで伝送する。すなわち、
第2セレクタ109は、画像送信バッファ113の入力
を音声符号メモリ103の出力に接続することにより、
両チャネルにおける伝送符号量を平滑化し、以後のシー
ンチェンジにも対応できるようにしている。
【0036】以上説明したように、図3に示すように、
音声符号化データおよび画像符号化データを2つの伝送
チャネルを使用して伝送することにより、送信側での画
像および音声の入力から受信側での画像および音声の出
力までの遅延時間を小さくすることができる。
【0037】一方、受信側では、音声データ受信部13
3および画像データ受信部134により受信された2つ
の伝送チャネルのデータの種別(音声か映像か)を、音
声受信バッファ114および映像受信バッファ119に
より検出し、この検出結果に基づいて、制御部121が
第3および第4セレクタ115および120を適切に切
り換えることにより、音声符号メモリ116内に音声符
号化データが、画像符号メモリ122内に画像符号化デ
ータが格納される。そして、音声は音声復号化部117
と音声出力部118により出力され、画像は画像復号化
部123と画像表示部124により出力される。
【0038】なお、上記第1の実施例では、動画像V1
でシーンチェンジ発生後、次のシーンチェンジ(動画像
V6)に対応できるようにするために、音声符号化デー
タA2を画像伝送チャネルを用いて受信側に伝送するよ
うにしたが、音声符号化データA2〜A5の一部または
全部の圧縮率を高めて伝送時間を短縮化することによ
り、次のシーンチェンジに対応できるようにしても良
い。この場合、音声符号化データA2は、他の音声符号
化データA1,A3〜A5と同様、音声伝送チャネルを
用いて受信側に伝送される。
【0039】また、上記第1の実施例では、シーンチェ
ンジが発生したときに、画像符号化データを画像および
音声の2つの伝送チャネルを用いて伝送するようにして
いるが、これに限らず、伝送すべき動画像の符号量が何
らかの理由で所定値を越えたときに、画像符号化データ
を画像および音声の2つの伝送チャネルを用いて伝送す
るようにしてもよい。
【0040】(第2の実施例)図4は、本発明の第2の
実施例に係る動画像音声伝送システムの送信側の構成を
示すブロック図である。図5は、当該第2の実施例の受
信側の構成を示すブロック図である。
【0041】図4および図5を参照して、本第2の実施
例が構成上、前述の第1の実施例(図1および図2)と
異なる点は、図1の制御部110に代えて、図4の制御
部1100を設けた点だけである。すなわち、図1の制
御部110がシーンチェンジ検出信号111に基づいて
第1および第2セレクタ104および109の切換動作
を行うのに対し、本実施例の制御部1100は画像デー
タ送信部132からの伝送エラー検出信号311に基づ
いて第1および第2セレクタ104および109の切換
動作を行う。第2の実施例におけるその他の構成は、前
述の第1の実施例と同様であり、相当する部分には同一
の参照番号を付し、その説明を省略する。
【0042】図6は、上記第2の実施例において、画像
V1と画像V6の伝送中にエラーが発生した場合の、伝
送の様子を示した図である。以下、この図6を参照し
て、エラー発生時の伝送動作を説明する。今、音声伝送
チャネルで音声符号化データA1を、画像伝送チャネル
で画像符号化データV1を伝送中に、画像符号化データ
V1の伝送についてエラーが発生したとする。このと
き、画像データ送信部132は、画像符号化データの伝
送エラーを検出し、伝送エラー検出信号311を制御部
1100に出力する。応じて、制御部1100は、第1
セレクタ104を切り換え、音声送信バッファ105の
入力を画像符号メモリ108の出力に接続する。これに
よって、音声データ送信部131は、音声符号化データ
A1の送信を途中で停止し、それに代えて画像符号化デ
ータV1を音声伝送チャネルを用いて受信側に送信す
る。以後の動作は、前述の第1の実施例において、シー
ンチェンジ後の動作(図3において音声符号化データA
2〜A5、画像符号化データV2〜V5を送信するとき
の動作)と同様である。なお、画像V6の伝送について
エラーが生じた場合も上記と同様の動作が行われる。
【0043】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、動画像信号符
号化手段から出力される画像符号化データの符号量が所
定値を越えるとき、当該画像符号化データを画像伝送チ
ャネルおよび音声伝送チャネルの2つの伝送チャネルを
用いて並列に伝送するようにしているので、画像符号化
データの伝送時間が短縮化され、結果として画像および
音声の送信側での入力から受信側での出力までの遅延時
間を小さくすることができる。
【0044】請求項2の発明によれば、符号量が所定値
を越える画像符号化データの次に伝送される画像符号化
データと時間的に対応する音声符号化データを画像伝送
チャネルで伝送するようにしているので、符号量が所定
値を越える画像符号化データを同時に2つの伝送チャネ
ルで伝送しても、音声の伝送に遅れが生じるのを防止す
ることができる。
【0045】請求項3の発明によれば、動画像信号符号
化手段から出力される画像符号化データの符号量が所定
値を越えるとき、音声信号の符号化による圧縮率を高め
るようにしているので、符号量が所定値を越える画像符
号化データを同時に2つの伝送チャネルで伝送しても、
音声の伝送時間が短縮化されるため、結果として音声の
伝送に遅れが生じるのを防止することができる。
【0046】請求項4の発明によれば、フレーム間予測
符号化方式を用いて動画像信号を符号化した場合、シー
ンチェンジ発生時の画像符号化データの符号量が多くな
るため、当該シーンチェンジ発生時の画像符号化データ
を画像伝送チャネルおよび音声伝送チャネルの2つの伝
送チャネルを用いて伝送することにより、画像および音
声の送信側での入力から受信側での出力までの遅延時間
を小さくするようにしている。
【0047】請求項5の発明によれば、伝送エラー等に
より画像符号化データを画像伝送チャネルで伝送不可能
な場合、当該画像符号化データを画像伝送チャネルを用
いて伝送するようにしているので、受信側で駒飛びが生
じるのを防止することができる。
【0048】請求項6の発明によれば、音声伝送チャネ
ルで伝送された画像符号化データの次に伝送される画像
符号化データと時間的に対応する音声符号化データを画
像伝送チャネルで伝送するようにしているので、画像符
号化データを音声伝送チャネルで伝送しても、それに続
く音声の伝送に遅れが生じるのを防止することができ
る。
【0049】請求項7の発明によれば、画像符号化デー
タを音声伝送チャネルで伝送した場合、音声信号の符号
化による圧縮率を高めるようにしているので、画像符号
化データを音声伝送チャネルで伝送しても、音声の伝送
に遅れが生じるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る動画像音声伝送シ
ステムの送信側の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る動画像音声伝送シ
ステムの受信側の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施例において、画像V1と画
像V6でシーンチェンジが発生した場合の、伝送の様子
を示した図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係る動画像音声伝送シ
ステムの送信側の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施例に係る動画像音声伝送シ
ステムの受信側の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施例において、画像V1と画
像V6の伝送中にエラーが発生した場合の、伝送の様子
を示した図である。
【図7】従来の動画像音声伝送システムの送信側の構成
を示すブロック図である。
【図8】従来の動画像音声伝送システムの受信側の構成
を示すブロック図である。
【図9】従来の動画像音声伝送システムにおいて、画像
V1と画像V6でシーンチェンジが発生した場合の、伝
送の様子を示した図である。
【図10】従来の動画像音声伝送システムにおいて、画
像V1と画像V6の伝送中にエラーが発生した場合の、
伝送の様子を示した図である。
【符号の説明】
101…音声入力部 102…音声符号化部 103,116…音声符号メモリ 104、109、115、120…第1〜第4セレクタ 105…音声送信バッファ 106…画像入力部 107…画像符号化部 108,122…画像符号メモリ 110,121,1100…制御部 111…シーンチェンジ検出信号 113…画像送信バッファ 114…音声受信バッファ 116…音声符号メモリ 117…音声復号化部 118…画像復号化部 119…画像受信バッファ 123…音声出力部 124…画像表示部 131…音声データ送信部 132…画像データ送信部 133…音声データ受信部 134…画像データ受信部 311…伝送エラー検出信号

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像情報および音声情報を、画像伝送
    チャネルおよび音声伝送チャネルの2つの伝送チャネル
    を用いて伝送する動画像音声伝送装置であって、 入力された動画像信号を符号化して、ディジタルの画像
    符号化データを出力する動画像信号符号化手段と、 入力された音声信号を符号化して、ディジタルの音声符
    号化データを出力する音声信号符号化手段と、 前記動画像信号符号化手段から出力される画像符号化デ
    ータを、前記画像伝送チャネルを用いて送信する画像デ
    ータ送信手段と、 前記音声信号符号化手段から出力される音声符号化デー
    タを、前記音声伝送チャネルを用いて送信する音声デー
    タ送信手段と、 前記動画像信号符号化手段から出力される画像符号化デ
    ータの符号量が所定値を越えるとき、当該画像符号化デ
    ータを前記画像伝送チャネルおよび前記音声伝送チャネ
    ルの2つの伝送チャネルを用いて伝送するように、前記
    動画像信号符号化手段および前記音声信号符号化手段と
    前記画像データ送信手段および前記音声データ送信手段
    との間の接続関係を切り換える切り換え手段とを備え
    る、動画像音声伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記切り換え手段は、符号量が所定値を
    越える画像符号化データの次に伝送される画像符号化デ
    ータと時間的に対応する音声符号化データを前記画像伝
    送チャネルで伝送するように、前記動画像信号符号化手
    段および前記音声信号符号化手段と前記画像データ送信
    手段および前記音声データ送信手段との間の接続関係を
    切り換えることを特徴とする、請求項1に記載の動画像
    音声伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記音声信号符号化手段は、前記動画像
    信号符号化手段から出力される画像符号化データの符号
    量が所定値を越えるとき、入力される音声信号の符号化
    による圧縮率を高めることを特徴とする、請求項1に記
    載の動画像音声伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記動画像信号符号化手段は、フレーム
    間予測符号化方式を用いて動画像信号を符号化してお
    り、 前記切り換え手段は、シーンチェンジにおいて前記動画
    像信号符号化手段から出力される画像符号化データを前
    記画像伝送チャネルおよび前記音声伝送チャネルの2つ
    の伝送チャネルを用いて伝送するように、前記動画像信
    号符号化手段および前記音声信号符号化手段と前記画像
    データ送信手段および前記音声データ送信手段との間の
    接続関係を切り換えることを特徴とする、請求項1に記
    載の動画像音声伝送装置。
  5. 【請求項5】 動画像情報および音声情報を、画像伝送
    チャネルおよび音声伝送チャネルの2つの伝送チャネル
    を用いて伝送する動画像音声伝送装置であって、 入力された動画像信号を符号化して、ディジタルの画像
    符号化データを出力する動画像信号符号化手段と、 入力された音声信号を符号化して、ディジタルの音声符
    号化データを出力する音声信号符号化手段と、 前記動画像信号符号化手段から出力される画像符号化デ
    ータを、前記画像伝送チャネルを用いて送信する画像デ
    ータ送信手段と、 前記音声信号符号化手段から出力される音声符号化デー
    タを、前記音声伝送チャネルを用いて送信する音声デー
    タ送信手段と、 前記動画像信号符号化手段から出力される画像符号化デ
    ータを前記画像伝送チャネルで伝送不可能な場合、当該
    画像符号化データを前記画像伝送チャネルを用いて伝送
    するように、前記動画像信号符号化手段および前記音声
    信号符号化手段と前記画像データ送信手段および前記音
    声データ送信手段との間の接続関係を切り換える切り換
    え手段とを備える、動画像音声伝送装置。
  6. 【請求項6】 前記切り換え手段は、前記音声伝送チャ
    ネルで伝送された画像符号化データの次に伝送される画
    像符号化データと時間的に対応する音声符号化データを
    前記画像伝送チャネルで伝送するように、前記動画像信
    号符号化手段および前記音声信号符号化手段と前記画像
    データ送信手段および前記音声データ送信手段との間の
    接続関係を切り換えることを特徴とする、請求項5に記
    載の動画像音声伝送装置。
  7. 【請求項7】 前記音声信号符号化手段は、前記動画像
    信号符号化手段から出力される画像符号化データを前記
    画像伝送チャネルで伝送不可能な場合、入力される音声
    信号の圧縮率を高めることを特徴とする、請求項5に記
    載の動画像音声伝送装置。
JP6198364A 1994-08-23 1994-08-23 動画像音声伝送装置 Pending JPH0865646A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6198364A JPH0865646A (ja) 1994-08-23 1994-08-23 動画像音声伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6198364A JPH0865646A (ja) 1994-08-23 1994-08-23 動画像音声伝送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0865646A true JPH0865646A (ja) 1996-03-08

Family

ID=16389883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6198364A Pending JPH0865646A (ja) 1994-08-23 1994-08-23 動画像音声伝送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0865646A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104464421A (zh) * 2014-12-04 2015-03-25 重庆晋才富熙科技有限公司 远程教学视频互动***

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104464421A (zh) * 2014-12-04 2015-03-25 重庆晋才富熙科技有限公司 远程教学视频互动***

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04318791A (ja) 信号処理方法及び記録再生装置
JPS61118085A (ja) 画像信号の符号化方式およびその装置
JP3516450B2 (ja) ビットストリームの伝送方法及び伝送システム
US5905534A (en) Picture decoding and encoding method and apparatus for controlling processing speeds
US5796436A (en) Video data storing device and method for coding video data based upon determining whether or not video data conforms to a predetermined standard
JP3604725B2 (ja) ディジタル放送受信装置
US10812789B2 (en) Encoding/transmitting apparatus and encoding/transmitting method
US6885703B1 (en) Video code processing method, which can generate continuous moving pictures
JP2002010265A (ja) 送信装置およびその方法と受信装置およびその方法
JPH0865646A (ja) 動画像音声伝送装置
JP2839295B2 (ja) 多地点間テレビ会議システムの画面更新方式
JP2834134B2 (ja) 多重符号化装置及び多重復号化装置
JPS6030473B2 (ja) フレ−ムメモリ制御方式
JP3359143B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JPS62137983A (ja) 復号化装置修復方式
JP2687335B2 (ja) 動画像の伝送方法と符号化復号化装置
JP3653745B2 (ja) 符号化装置及び方法並びに符号化復号化装置及び方法
JP2733153B2 (ja) 画像伝送装置
JPS5997286A (ja) 符号化方式
JP3334287B2 (ja) 画像通信端末
JPH08289288A (ja) 動画像通信方式
JPH08223582A (ja) 圧縮画像データ選択システムおよび画像処理システム
JPH10285546A (ja) 動画データ保存回路
JPH01155790A (ja) 画像符号化制御方式
JPH0818958A (ja) 映像信号符号化装置及び復号化装置