JPH0865271A - 識別信号伝送装置 - Google Patents

識別信号伝送装置

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JPH0865271A
JPH0865271A JP6191694A JP19169494A JPH0865271A JP H0865271 A JPH0865271 A JP H0865271A JP 6191694 A JP6191694 A JP 6191694A JP 19169494 A JP19169494 A JP 19169494A JP H0865271 A JPH0865271 A JP H0865271A
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JP
Japan
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signal
frequency
identification signal
identification
sub
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6191694A
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English (en)
Inventor
Tadashi Haraguchi
忠 原口
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 演奏所から送信所へテレビ音声多重番組を伝
送する場合、識別信号の専用伝送回線を減らす。 【構成】 識別信号を音声信号と共に平衡変調器1,6
にて互いに直交変調して周波数多重化する。このとき、
搬送波fH として、映像信号の水平同期信号を水平同期
分離部2で抽出してPLL回路3で生成したものを用い
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は識別信号伝送装置に関
し、特にテレビジョン音声多重信号の番組内容を示す識
別信号を、演奏所と送信所との間で伝送するため識別信
号伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置の概略構成を図3に
システムブロック図として示す。演奏所側において、映
像,主音声,副音声の各々を送出するための伝送装置2
6と、音声多重信号の番組内容(ステレオ,モノラル,
二重音声)を示す識別信号を送出するための伝送装置2
8とが設けられている。
【0003】これ等各信号は個別の伝送ラインL1〜L
4を夫々介して送信所側へ送出されており、送信所側で
は、映像,主音声,副音声の各々を受信する伝送装置2
7と、識別信号を受信する伝送装置29とが設けられて
いる。また、音声多重変調器30が設けられており、主
音声,副音声,更には識別信号が多重化されて音声多重
コンポジット信号として映像信号と共に送信機(図示せ
ず)へ送出されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の従来の伝送シ
ステムでは、映像,主音声,副音声を夫々伝送するプロ
グラム回線L1〜L3の他に識別信号伝送用の回線L4
が必要であると共に、それ専用の送受用の伝送装置(T
X,RX)28,29が必要になるという問題がある。
【0005】また、独立回線L4で識別信号のみを伝送
する方式であるために、モノラル/ステレオ/二重音声
の各番組のモード切替え時に時間差を生じることがあ
り、切替えタイミングの調整をなす必要があり、煩雑で
あるとう欠点がある。
【0006】本発明の目的は、識別信号を副音声信号と
周波数多重化して伝送することにより、専用伝送回線を
一本減らすことができる識別信号伝送装置を提供するこ
とである。
【0007】本発明の他の目的は、音声番組モード切替
え時のタイミングずれのない識別信号伝送装置を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、テレビ
ジョン音声多重信号の番組内容を示す識別信号を、演奏
所と送信所との間で伝送する識別信号伝送装置であつ
て、前記演奏所側において、前記識別信号を発生する手
段と、テレビジョン信号の水平同期信号に位相同期した
搬送波信号及びそれに直交する直交搬送波信号を生成す
る手段と、前記搬送波信号及び直交搬送波信号の一方を
音声多重信号の副音声信号により振幅変調する手段と、
前記搬送波信号及び直交搬送波信号の他方を前記識別信
号により振幅変調する手段と、これ等2つの振幅変調出
力を加算合成して送出する手段と、を有することを特徴
とする識別信号伝送装置が得られる。
【0009】更に本発明によれば、送信所側において、
前記演奏所からの送出テレビジョン信号の水平同期信号
に位相同期した周波数信号を及びそれに直交する直交周
波数信号を生成する手段と、前記演奏所からの送出振幅
変調出力を前記周波数信号及び直交周波数信号により夫
々検波する検波手段と、を有し、前記検波手段の検波出
力から前記識別信号及び副音声信号を夫々導出すること
を特徴とする識別信号伝送装置が得られる。
【0010】
【作用】副音声と識別信号とを周波数多重化する。この
とき、映像信号の水平同期信号から生成した搬送波を用
いて互いに直交変調方式にてAM変調することで多重化
する。送信所側では、同じく映像信号の水平同期信号か
ら生成した周波数信号を用いて同期検波することで、多
重化された副音声信号と識別信号とを復調分離する。
【0011】これにより、一本の専用回線で2つの信号
が伝送可能となると共に、副音声と識別信号とを多重化
して伝送するので、両者の時間差がなくなり、番組モー
ドの切替えタイミングのずれもなくなる。
【0012】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例について
説明する。
【0013】図1及び図2は本発明の一実施例のブロッ
ク図である。先ず図1を参照すると、演奏所側の構成を
示すブロック図であり、映像信号から水平同期分離部2
にて水平同期信号が分離され、PLL(フェイズロック
ドループ)回路3によりこの水平同期信号に位相同期し
た搬送波(周波数は水平同期信号のそれfH と同一とす
る)及び1/2の周波数(fH /2)を有する周波数信
号が生成される。
【0014】fH の搬送波は平衡変調器1へ入力されて
副音声のAM変調のための搬送波信号となる。また、こ
のfH の搬送波は位相遅延器4にて90°位相遅延され
て直交搬送波となり、平衡変調器6へ入力されて識別信
号のAM変調のための搬送波信号となる。
【0015】識別信号はモノラル,ステレオ,2ケ国語
の各モードに対応したモノトーン発振器15,16,1
7から発生されて平衡変調器6へ入力される。
【0016】これ等平衡変調器1,6の各直交変調出力
は加算器7で加算合成されて周波数変換器8でPLL回
路3からのfH /2の周波数信号をローカル信号として
用いて周波数変換を行い、可聴帯域へ落される。可聴帯
域とするのは、伝送回線としてNTT第2種伝送サービ
ス(10KHZ 帯域)または第3種伝送サービス(15
KHZ 帯域)を用いるためである。そして、LPF9に
より下側帯波のみを抽出して伝送装置10へ映像信号と
主音声信号と共に、送出される。
【0017】図2は送信所側の本発明の実施例のブロッ
ク図であり、受信用伝送装置20にて受信された映像信
号,主音声,副音声と識別信号との多重信号のうち、多
重信号は周波数変換部21へ入力されて再びfH の周波
数に変換される。そのために、水平同期分離部22及び
PLL回路23が設けられており、受信映像信号から水
平同期分離部22にて水平同期信号が分離され、PLL
回路23によりこの水平同期信号に位相同期したfH 及
びfH /2の周波数信号が生成される。
【0018】このfH /2の周波数信号と先の多重信号
とが周波数変換部で周波数混合されてfH の周波数に変
換されるのである。この周波数変換後の信号のうち上側
帯波のみがHPF24により抽出され2分配器25にて
2分配される。
【0019】これ等各分配出力は同期検波器26,27
へ入力され、PLL回路23からのfH の周波数信号に
より同期検波される。このとき、一方の同期検波器27
では、位相遅延器28にて90°位相遅延されたfH の
周波数信号が同期検波用に用いられており、直交同期検
波がなされるのである。
【0020】同期検波器26の出力は副音声となり、同
期検波器27の出力は識別信号となり、この識別信号は
BPF29〜31により夫々トーン識別され、増幅判定
器32〜34にて各番組プログラムの識別信号毎に接点
のオンオフを行うことになる。
【0021】尚、NTT第3種伝送サービス(15KH
Z 帯域)を多重信号伝送に用いる場合には、図1におい
ては、直交変調波(fH )の合成波(加算器7の出力)
を、低いfH /2の周波数へ落すための周波数変換は必
要ではなく、加算器27の出力を直接LPF9へ入力し
て下側帯波のみをそのまま送出するようにしても良いこ
とになる。この場合、図2の送信所側でも、周波数変換
器21は必要なくなり、そのまま2分配器25へ入力す
れば良いものである。
【0022】また、平衡変調器1において、fH の搬送
波を完全に抑圧せずに搬送波残留方式の変調方式とすれ
ば、送信所側での同期検波時に、この残留搬送波を抽出
して同期検波用のfH 周波数信号を生成できるので、図
2の水平同期分離部22及びPLL回路23が不要とな
る。
【0023】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、音声
プログラム識別信号を副音声信号と多重化したので、演
奏所間と送信所間との専用伝送回線が映像信号,主音声
信号の2本の他に1本で良く合計3本のみで良く、また
音声プログラムの切替えタイミングのずれも生じないと
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の演奏所側ブロック図である。
【図2】本発明の実施例の送信所側ブロック図である。
【図3】従来の識別信号伝送方式を説明するためのブロ
ック図である。
【符号の説明】
1,6 平衡変調器 2,22 水平同期分離部 3,23 PLL回路 4,28 位相遅延器 7 加算器 8,21 周波数変換器 9 LPF 10 送信側伝送装置 20 受信側伝送装置 24 HPF 25 2分配器 26,27 同期検波器 29〜31 BPF 32〜34 増幅判定器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン音声多重信号の番組内容を
    示す識別信号を、演奏所と送信所との間で伝送する識別
    信号伝送装置であつて、 前記演奏所側において、 前記識別信号を発生する手段と、 テレビジョン信号の水平同期信号に位相同期した搬送波
    信号及びそれに直交する直交搬送波信号を生成する手段
    と、 前記搬送波信号及び直交搬送波信号の一方を音声多重信
    号の副音声信号により振幅変調する手段と、 前記搬送波信号及び直交搬送波信号の他方を前記識別信
    号により振幅変調する手段と、 これ等2つの振幅変調出力を加算合成して送出する手段
    と、 を有することを特徴とする識別信号伝送装置。
  2. 【請求項2】 送信所側において、 前記演奏所からの送出テレビジョン信号の水平同期信号
    に位相同期した周波数信号を及びそれに直交する直交周
    波数信号を生成する手段と、 前記演奏所からの送出振幅変調出力を前記周波数信号及
    び直交周波数信号により夫々検波する検波手段と、 を有し、前記検波手段の検波出力から前記識別信号及び
    副音声信号を夫々導出することを特徴とする請求項1記
    載の識別信号伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記演奏所側において前記加算手段の加
    算出力を可聴周波数帯域へ周波数変換する手段を有し、
    前記送信所側において前記検波手段の前段で前記演奏所
    からの送出振幅変調出力を前記周波数信号の周波数に変
    換する手段を有することを特徴とする請求項2記載の識
    別信号伝送装置。
JP6191694A 1994-08-16 1994-08-16 識別信号伝送装置 Withdrawn JPH0865271A (ja)

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