JPH086409A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH086409A
JPH086409A JP13568494A JP13568494A JPH086409A JP H086409 A JPH086409 A JP H086409A JP 13568494 A JP13568494 A JP 13568494A JP 13568494 A JP13568494 A JP 13568494A JP H086409 A JPH086409 A JP H086409A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 互いに圧接された加熱・加圧部材と加圧ロー
ラとの間に形成されるニップ部に被加熱材を導入、通過
させることにより被加熱材に熱を付与する定着装置にお
いて、前記加熱・加圧部材を構成する加熱体を保持する
枠体が、定着装置の作動時の加熱や、小サイズの被加熱
材の加熱の際の非通過部の昇温等により、永久変形を起
こすことを防止すること。 【構成】 前記加熱・加圧部材は、加熱体(3)と、こ
れを保持する枠体(2)と、枠体を加圧する板金のステ
ー(1)と、加熱・加圧部材の外周にあって、ニップ部
において被加熱材と同速度で移動する耐熱性フィルム
(4)からなり、前記ステー(4)は50W/(m・
K)以上の熱伝導率を有するものとし、枠体の昇温変形
を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機・プリンタ等の
画像形成装置における画像加熱定着装置(定着器)等と
して使用される定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は特開昭63−313182公
報、特開平2−157878号、特開平4−44075
号乃至44083号公報等に記載されている従来のフィ
ルム式定着装置を示す。図10において、5は加圧ロー
ラで金属の軸材に柔らかいゴム部材で被覆する構造にな
っている。3は面状の発熱体(以下ヒータと呼ぶ)であ
り、ヒータホルダー2との間で接着によって保持されて
いる。4は定着フィルムであり、PI(ポリイミド)の
基層の外面にトナー離形性の良いPTFEの層をコーテ
ィングしたエンドレスの円筒状で、前記ヒータホルダー
2にゆるやかに外嵌している。
【0003】ヒータホルダー2は樹脂性であり、両端の
バネ受け部に、バネ6から荷重を受ける事によって、フ
ィルム4を挟んで加圧ローラ5との間にニップを形成す
る。ヒータホルダーの上面、開口部には、数点の樹脂性
キャップ10が固設されている。
【0004】加圧ローラの一端にはギヤが加圧ローラ軸
材の同軸上に取り付けられていて、不図示にモータから
ギヤ列等を介して加圧ローラに駆動力が伝達される。前
記ニップ部における、加圧ローラ・フィルム間の摩擦力
によって、フィルム4は内面のヒータを摺動しながら従
動回転する。前記キャップはフィルムの回転を円状に安
定させる役割を持つ。
【0005】不図示の現像装置によって、任意の画像を
形成された未定着トナーを担持した転写紙は、前記定着
器ニップ部に突入する。ヒータの加熱とニップ部の圧力
によってトナーは溶融固化し、画像は定着する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、以下のような問題点があった。
【0007】(1)樹脂製のヒータホルダーに、高温下
で荷重をかけるため、ヒータホルダーがクリープによっ
て長手方向に永久変形し、ニップ部中央が圧抜けしてし
まう。 (2)定着器に小サイズ紙を通したとき、紙通過部は紙
によって熱が奪われるが、非通紙部は、熱が蓄積し、高
温になって材料の耐熱温度を超えたり、加圧ローラの不
均一な熱膨張によるフィルムねじれが生じたりする。上
記従来例では、ヒータホルダーやヒータホルダーに取り
付けられているキャップが樹脂製であるため、断熱効果
が大きく、非通紙部の温度上昇が大きい。
【0008】(3)キャップは、熱膨張による反りを防
ぐため、長手方向になるべく短いものを数点に分けて取
り付けている。そのため部品点数が増えコストが上が
る。
【0009】本発明の目的は、かかる3つの問題を解決
し、定着器の機能を改善した画像形成装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するために、本発明による定着装置は、互いに圧接させ
た加熱・加圧部材と加圧ローラとの間に形成されるニッ
プ部に被加熱材を導入して通過させることにより加熱・
加圧部材の熱を被加熱材に付与する定着装置において、
前記加熱・加圧部材は、加熱体と、加熱体を保持する枠
体と、枠体を加圧する板金のステーと、加熱・加圧部材
の外周にあって、前記ニップ部において、加熱体と被加
熱材に挟まれ加熱体と摺動しながら被加熱材もしくは加
圧ローラと同速で移動する、耐熱性フィルムからなり、
前記ステーは、50W/(m・K)以上の熱伝導率を有
することを特徴とし、また、互いに圧接させた加熱・加
圧部材と加圧ローラとの間に形成されるニップ部に被加
熱材を導入して通過させることにより加熱・加圧部材の
熱を被加熱材に付与する定着装置において、前記加熱・
加圧部材は、加熱体と、加熱体を保持する枠体と、枠体
を加圧する板金のステーと、加熱・加圧部材の外周にあ
って、前記ニップ部において、加熱体と被加熱材に挟ま
れ加熱体と摺動しながら被加熱材もしくは加圧ローラと
同速で移動する、耐熱性フィルムからなり、前記フィル
ムの少なくとも1点は、前記ステーの表面から2mm以
下の位置を通過することを特徴とする。
【0011】上記手段により、本発明による定着装置
は、ヒータホルダーの変形を防止したり、非通紙部の昇
温を防止たりすることができる。
【0012】
【実施例】
〈実施例1〉図1,2は本発明の一実施例を良く表す、
電子写真方式を用いたLBPや複写機等の画像形成装置
におけるフィルム加熱方式の定着装置を示す。図1のよ
うにステー1、ヒータホルダー2、ヒータ3、定着フィ
ルム4、加圧ローラ5から主に構成されている。
【0013】本実施例において、アルミニウム製の板材
から形成された逆U字形状のステー1は、ヒータホルダ
ー2の内側側壁部にゆるやかに収まる。ステー側面部と
ヒータホルダー内側側壁とはステーがヒータホルダーに
簡単に収まり、かつヒータホルダー内の熱がステーに容
易に伝達され得る間隔(本実施例では約0.5mm)が
あいている。前記ステー1の最下部(足部)1aはヒー
タホルダー内面の平面部2aに接地する。定着フィルム
摺動面であるステー上部の円弧1bの半径は、図のよう
にヒータホルダー2の最外周円2bより半径が約1mm
小さい。ステー1は、その長手方向の両端がヒータホル
ダー2から突き出ていて、ステー1両端部にあるバネ受
け部1cがバネ受け部材9を介してコイルバネ6によっ
て加圧され(本実施例では総圧約6〜8kg)、ステー
足部1aを介して荷重がヒータホルダー長手方向に渡っ
て均一に伝達される。バネ受け部材は断熱性材料で、高
温のステーからバネを断熱してへたりを防ぐ。本実施例
において、ステー1は例えばアルミニウム等の金属製で
あり、50W/(m・K)以上の熱伝導率を有してお
り、ステーの板材の厚みは1.2mm〜3mmである。
この厚みが薄いと加圧時の剛性が足りず、厚過ぎると熱
容量が大きくなり過ぎ定着時の熱効率が悪くなる。
【0014】ヒータホルダー2はヒータ3と電気絶縁、
断熱する必要があるので耐熱性のある例えばフェノール
や液晶ポリマー、PPS等の樹脂を用いる。
【0015】ヒータホルダー2の断面形状は図2のよう
に半円弧樋型であり、その最下部にはヒータを嵌合する
溝2cがあり、接着によってヒータを接合する。図3の
ように、ヒータホルダーは、ステーの変形を考慮してキ
ャップ接地部と、ヒータ接触面との間の肉厚を変化させ
ることによって、ヒータ接着面が長手方向にクラウン形
状(0.3mm前後)をなすようになっている。
【0016】ヒータホルダー外部側壁部は、フィルムが
面接触になってヒータホルダーにはり付かなくなるよう
に、ヒータホルダー外部側壁曲面部より約0.5mm高
いリブ2dが立っている。ヒータホルダー内部には、安
全装置である温度ヒューズ7とAC線8が通っているの
で、ステー1とのリークを防ぐために、ステー・AC線
間にリブ2eが立っている。ヒータホルダー2の剛性は
後述の理由により、少なくともステー1の剛性の50%
以下である必要があるため、側壁部の高さが従来例より
も約5mm低くなっている。ただし、定着フィルム4が
滑らかに摺動するため、外側のリブだけ上部に出張って
いる。
【0017】定着フィルム4は、PIの基層の外側にト
ナー離形性の良い例えばPTFEをコーティングしたエ
ンドレス円筒状をなし、ヒータホルダーとステーによっ
て形成されるほぼ円筒形状にゆるやかに外嵌し、ヒータ
ホルダーに接着されたヒータと加圧ローラは定着フィル
ムをはさんで圧接状態になって、ニップを形成してお
り、ニップ部において加圧ローラマサツ力によって、従
動回転する。そのとき、フィルムは、ステー上面を摺動
するかもしくはステー上面2mm以下を通過する。
【0018】ヒータ3の表面には蒸着、スパッタリン
グ、スクリーン印刷等により形成された薄膜発熱抵抗部
があり、ヒータ3上には安全装置7およびヒータ温度を
検知する事によって不図示のCPUをもってこのヒータ
温度を適切な温度に制御なさしめる温度検出装置(不図
示)を備えている。
【0019】この加熱装置を備えた電子写真方式のプリ
ンタは、不図示の画像形成部から形成された未定着トナ
ーTによる画像を転写材P上にのせ、このトナーを定着
させるため、定着装置に転写材を送る。転写材Pは、前
述の加圧ローラ5によってフィルム4とともに搬送され
ると同時に、温調されたヒータ3によって加熱され、加
圧ローラ5とヒータ3間で形成されるニップ内で加圧さ
れることによってトナーTが定着する。
【0020】以下にキャップの動作・効果について加
圧した時、非通紙昇温が起った時、フィルムを摺動
させた時の3つの場合を説明する。
【0021】加圧した時 前述のようにステー1に圧をかけると、図4のaのよう
にステー1が弾性変形し、逆クラウン側に反る。ヒータ
ホルダー2はステー1にならって変形するため、ヒータ
ホルダーのヒータ接着面がストレート形状であると、ニ
ップの長手方向端部に圧が偏ってかかる。そこで本実施
例では、先に述べたようにヒータホルダー、ステー接地
面とヒータ接着面との間の肉厚を中央部が厚くなり、ヒ
ータ接着面がクラウン形状となるようにする事によっ
て、ニップ内の圧を均等にしている(図3,図4の
b)。
【0022】ヒータホルダーは樹脂性であるので、前記
のように応力がかかったまま高温で放置すると、クリー
プによって永久変形が起こり、ステー2の接地面2aが
平面でなくなる(図4c)。ここにステーによって荷重
をかけた時、ヒータホルダーの接地面2aがストレート
の状態になるためには、端部に余分な圧F1 がかかって
しまう。
【0023】ヒータホルダーの変形分の圧F1 は、ヒー
タホルダーの剛性断面2次モーメント×ヤング率が小さ
ければ小さくなる。検討によればステーの断面剛性にく
らべヒータホルダーの剛性が50%以下であれば、圧F
1 が本実施例の定着器の機能に影響を及ぼすことはな
い。
【0024】非通紙昇温の時 定着器に封筒やはがき等の小サイズ紙を通した時、紙に
よって熱を奪われない非通紙部のヒータホルダーやフィ
イルムは、通紙部よりも高温になり、これを非通紙部昇
温という。
【0025】本実施例によれば、フィルムまたはヒータ
ホルダー内壁の非通紙側の熱がアルミニウム製のステー
1を通って通紙側に伝わることにより、非通紙部昇温を
最低限に抑えることができる。この場合非通紙昇温に効
果のあるアルミ・内壁間のすきまは1mm以下である。
また、フィルムがステー上面2mm以下の位置を通過す
るときも、非通紙昇温は検知される。
【0026】フィルム摺動の時 前述の非通紙昇温が起ったとき、加圧ローラ5の非通紙
側が通紙側に比べ熱膨張が大きいため、フィルム駆動に
速度差が生じ、フィルムが座屈してねじれる現象が起き
る。
【0027】本実施例のステーは、通常時はフィルムに
線接触し、フィルムねじれが生じたときに、その座屈を
フィルムの内側から支えられるような位置にある。
【0028】〈実施例2〉本発明の実施例2について図
5を参照して説明する。
【0029】本実施例においては、アルミニウム製ステ
ーの上面を平面にして、その上部に、長手方向に伸びる
1個の樹脂性のキャップ部材10を取り付ける。他の構
成は実施例1と同じである。定着フィルムの摺動面が金
属から樹脂になることによって、マサツ係数が減じ、フ
ィルム摺動がより容易になる。本実施例は、キャップ部
は樹脂性であるが、下部にアルミニウムの板材が存在す
ることによって、従来例よりも非通紙昇温の緩和が図れ
る。
【0030】〈実施例3〉次に本発明の実施例3に関し
図6を参照して説明する。
【0031】本実施例において、加圧時のステー1の変
形による圧の偏りを矯正するために、ステー1の最下部
1aの形状を長手方向にわたってクラウン形状にする。
【0032】本実施例によれば、電子写真装置のプロセ
ススピードの変化に簡単に対応し得る定着装置を提供す
ることができる。
【0033】電子写真装置のプロセススピードが上昇す
ると、所定のトナー定着の機能を満たすために、ニップ
の加圧力が増加する。例えば4ppm(枚/分)の装置
には5kgf、6ppmの装置には7kgf、8ppm
の装置には9kgfの総加圧力が必要である。加圧力が
増加すると、ステーの弾性変形量も増加するので、プロ
セススピードの異なる電子写真装置に、同じ定着装置を
組み込むと、均等なニップを得ることができない。
【0034】本実施例においては、プロセススピードに
よって最適な足部のクラウン量をもったステーを設定す
ることができ、プロセススピードの変化にステーの入れ
替えだけで対応することが可能である。
【0035】〈実施例4〉本発明の実施例4につき図7
を参照して説明する。
【0036】本実施例では、フィルム4をガイドする機
能を持ったヒータホルダー2に、上面が開いたコの字状
のステー1が嵌挿され、その上面部に、フィルム4をガ
イドするキャップ10がはまる構成をとる。駆動が加圧
ローラ5で行なわれること、ステー1に加圧される事等
その他の構成は実施例1と同じである。本実施例では、
キャップ10は断面略きのこ形状をなし、その剛性が高
くステーの変形が抑制されるとともに、キャップ及びス
テーの構造が簡単である。
【0037】〈実施例5〉本発明の実施例5に関し図8
を参照して説明する。
【0038】本実施例は、実施例1や実施例3のように
フィルム4がステー1に摺動する構成であって、かつ、
金属性のステー1をアースにおとす構成をとる。
【0039】フィルム4は、帯電したトナーの飛び散り
を押えたり、ステー1との摩耗による静電ノイズを防ぐ
ため、アースに落ちていなければならない。本実施例に
よればステー1をアースに落とすことによって、単体で
はアースのとりにくいフィルムをより容易にアースに落
とすことができる。
【0040】又、本実施例は、図9に示すような、フィ
ルム駆動の定着装置にも適用できる。ここで、11はフ
ィルム駆動ローラ、12はフィルムにテンションを与え
る従動ローラである。
【0041】不図示の駆動ギヤから駆動力を伝達された
駆動ローラ11は、回転することによって、駆動ロー
ラ、従動ローラ、ニップ部の3点にテンションをもって
かかっているフィルムを駆動する。
【0042】加圧ローラ5は、フィルムを挟んでヒータ
と圧接状態になっており、フィルム又は紙の摩擦力によ
って従動回転する。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
定着ニップ部に均等に圧をかけることができ、非通紙部
昇温を緩和することができ、またフィルムのねじれを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による定着装置の実施例1の分解斜視図
【図2】本発明の実施例1の横断面図
【図3】本発明の実施例1の概略側面図
【図4】本発明の実施例1の作用効果を示した説明図
【図5】本発明による定着装置の実施例2の横断面図
【図6】本発明の実施例3の概略側面図
【図7】本発明の実施例4の横断面図
【図8】本発明による定着装置の実施例5の分解斜視図
【図9】本発明の実施例5の変形例を示す横断面図
【図10】従来の定着装置の一例の横断面図
【符号の説明】
1…ステー 2…ヒータホル
ダー 3…ヒータ 4…フィルム 5…加圧ローラ 6…加圧バネ 7…温度ヒューズ 8…AC線 9…バネ受け部材 10…モールド
キャップ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに圧接させた加熱・加圧部材と加圧
    ローラとの間に形成されるニップ部に被加熱材を導入し
    て通過させることにより加熱・加圧部材の熱を被加熱材
    に付与する定着装置において、 前記加熱・加圧部材は、加熱体と、加熱体を保持する枠
    体と、枠体を加圧する板金のステーと、加熱・加圧部材
    の外周にあって、前記ニップ部において、加熱体と被加
    熱材に挟まれ加熱体と摺動しながら被加熱材もしくは加
    圧ローラと同速で移動する、耐熱性フィルムからなり、 前記ステーは、50W/(m・K)以上の熱伝導率を有
    することを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 互いに圧接させた加熱・加圧部材と加圧
    ローラとの間に形成されるニップ部に被加熱材を導入し
    て通過させることにより加熱・加圧部材の熱を被加熱材
    に付与する定着装置において、 前記加熱・加圧部材は、加熱体と、加熱体を保持する枠
    体と、枠体を加圧する板金のステーと、加熱・加圧部材
    の外周にあって、前記ニップ部において、加熱体と被加
    熱材に挟まれ加熱体と摺動しながら被加熱材もしくは加
    圧ローラと同速で移動する、耐熱性フィルムからなり、 前記フィルムの少なくとも1点は、前記ステーの表面か
    ら2mm以下の位置を通過することを特徴とする定着装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ステーは、熱伝導率50W/(m・
    K)以上であることを特徴とする請求項2記載の定着装
    置。
  4. 【請求項4】 前記フィルムは、前記枠体にガイドされ
    ながら回転運動することを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれかに記載の定着装置。
  5. 【請求項5】 前記枠体の加熱体保持面とステー接地面
    との距離が長手方向にわたって、加熱体側が凸となるク
    ラウン形状であるか、もしくは前記ステーのエッジが長
    手方向にわたって、加熱体側が凸となるクラウン形状で
    あることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載
    の定着装置。
  6. 【請求項6】 前記枠体と前記ステーを交換可能に構成
    し、複数の加圧力に対して、適切なクラウン量を選択す
    ることによって、前記ニップ部長手方向の圧分布を均等
    にすることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記
    載の定着装置。
  7. 【請求項7】 前記ステーは、アースに落ちていること
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の定着装
    置。
  8. 【請求項8】 ステーは、アルミニウムであることを特
    徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の定着装置。
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