JPH0863937A - 記録媒体収納カセット - Google Patents

記録媒体収納カセット

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Publication number
JPH0863937A
JPH0863937A JP20089294A JP20089294A JPH0863937A JP H0863937 A JPH0863937 A JP H0863937A JP 20089294 A JP20089294 A JP 20089294A JP 20089294 A JP20089294 A JP 20089294A JP H0863937 A JPH0863937 A JP H0863937A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
writable area
tape
recording medium
label sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20089294A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Yoshinari
尚喜 吉成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH0863937A publication Critical patent/JPH0863937A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えばテープカセットにおいて、ラベルシー
トを用いることなくテープの記録内容(タイトル、曲目
など)を明示できるようにする。 【構成】 カセット匣体2の表面の一部に、筆記可能エ
リア13を二層成形によって形成し、この筆記可能エリ
ア13に筆記具14によってタイトルなどを直接記入で
きる構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種の記録に用いられる
テープカセットなどの記録媒体収納カセットに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、記録媒体収納カセットの一例とし
てテープカセットにおいては、オーディオ用コンパクト
カセット、ビデオカセット、DAT(デジタルオーディ
オテープレコーダー)用カセットなど、各種のカセット
が製品化されている。
【0003】これらの各種のテープカセットにおいて、
テープの記録内容などを明示するための手段としては、
ラベルシートが用いられている。即ち、一般にテープカ
セット製品には、裏面を粘着面とした紙製のラベルシー
トが添付されており、このラベルシートにテープの記録
内容(タイトル、曲目など)を記入し、これをカセット
匣体の表面の所定エリアに貼付けるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにラベルシートを貼付けたテープカセットは、長期
間使用しているうちにラベルシートに破れや紙の変色が
生じて外観を損ねたり、またラベルシートがカセットか
ら剥がれてしまうなど、充分に機能を果たしていない。
本発明はこのような問題点を解消することを目的として
なされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、例えばカセット匣体内に記録テープが収
納されてなるテープカセットにおいて、カセット匣体の
表面に、テープの記録内容(タイトル、曲目など)を記
入できる筆記可能エリアを設けたものである。この筆記
可能エリアは、二層成形あるいは二色成形によってカセ
ット匣体と一体に形成される。またこの筆記可能エリア
の成形材料としては、カセット匣体と同一の樹脂または
他の樹脂に白色顔料を混合した材料を用いる。
【0006】
【作用】上記の如き本発明のテープカセットでは、カセ
ット匣体の筆記可能エリアにタイトルなどを直接記入で
きるので、従来のようなラベルシートの破れや剥がれの
心配がなく、長期間安心して使うことができる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて詳細に説明する。
【0008】図1及び図2において1は記録媒体収納カ
セットの一例としてオーディオ用コンパクトカセットを
全体として示し、2はそのカセット匣体で、このカセッ
ト匣体2は上側カセットハーフ2aと下側カセットハー
フ2bとを溶着などで合体固着することにより構成され
る。3a及び3bはハブ駆動軸挿入孔、4a及び4bは
キャプスタン挿入孔、5a及び5bは位置決め基準孔で
ある。
【0009】カセット匣体2内には、ハブ駆動軸挿入孔
3a及び3bに夫々対応して一対のハブ即ち供給側ハブ
6a及び巻取側ハブ6bが回転可能に収納されており、
このハブ6a及び6bにテープ(磁気テープ)7の端末
部が止着されると共に、このテープ7が巻回される。
【0010】8a及び8bはガイドピン、9a及び9b
はガイドローラーで、供給側ハブ6aに巻回されたテー
プ7がガイドピン8a及びガイドローラー9aを介して
カセット匣体2の前面開口部10に導出露呈され、さら
にこの前面開口部10を通過した後、ガイドローラー9
b及びガイドピン8bを介して巻取側ハブ6bに巻取ら
れる如くテープ走行経路が形成されている。
【0011】テープ7が露出される前面開口部10の中
央部分は磁気ヘッドが挿入されるヘッド挿入部11とな
されており、このヘッド挿入部11に挿入された磁気ヘ
ッドがテープ7に接触することによって記録または再生
が行なわれる。また、ハブ6a,6bと上側カセットハ
ーフ2aとの間、及びハブ6a,6bと下側カセットハ
ーフ2bとの間には、ハブ6a,6bに巻回されるテー
プ7の巻き乱れを防ぐためのライナーシート12a及び
12bが夫々配されている。
【0012】そして上記の如き内部構造を有するテープ
カセット1においては、カセット匣体2を構成する上側
カセットハーフ2a及び下側カセットハーフ2bの夫々
の表面の一部に、筆記可能エリア13が形成されてい
る。
【0013】本例ではこの筆記可能エリア13は、上側
カセットハーフ2a及び下側カセットハーフ2bにおけ
る後部寄りの位置に左右の全幅にわたって帯状に形成さ
れており、この筆記可能エリア13に図5に示すように
筆記具14によってタイトルなどを自由に記入できるよ
うになっている。
【0014】この筆記可能エリア13は、図3の断面図
で明らかな如く二層成形によってカセットハーフ2a,
2bと一体に形成される。即ちこの例においては、先ず
筆記可能エリア13の部分を肉厚の半分程度凹状に除い
てカセットハーフ2a,2bの本体部を成形し、その後
に残りの凹状部分に筆記可能エリア13を形成する層を
一体に成形する。つまり、この例では筆記可能エリア1
3の部分がカセットハーフ2a,2bと二層構造になっ
ているのが特徴である。
【0015】また、この筆記可能エリア13は、図4に
示す如く二色成形によってカセットハーフ2a,2bと
一体に形成することもできる。即ちこの例では、先ず筆
記可能エリア13の部分を全肉厚分除いてカセットハー
フ2a,2bの本体部を成形し、その後に残りの空間に
筆記可能エリア13を形成する部分を一体に成形する。
つまり、この二色成形の例は、筆記可能エリア13の部
分が層構造ではなく、カセットハーフ2a,2bの全肉
厚分に形成されている構造を特徴とする。
【0016】筆記可能エリア13の部分の成形材料とし
ては、カセットハーフ2a,2bと同一の樹脂または他
の樹脂に、白色顔料を混合したものを用いる。具体的に
は、ポリスチレン(PS)、ハイインパクトポリスチレ
ン(HI−PS)、アクリロニトリルブタジエンスチレ
ン(ABS)、ポリカーボネート(PC)などの樹脂
に、炭酸カルシウム、酸化チタン、酸化亜鉛、アルミナ
などの白色顔料を5〜30wt%、及びプロテインパウ
ダーを5〜25wt%混合した材料が用いられる。
【0017】このような材料で成形された筆記可能エリ
ア13は、炭酸カルシウムなどの白色顔料によって明確
な白地を呈し、しかもこの顔料によって適度な表面粗度
を有して形成されるので、ここに油性ペン、水性ペン、
鉛筆、ボールペンなどの一般的な筆記具を用いて紙と同
じような感覚で自由にタイトルなどを書き込むことがで
きる。
【0018】また特に本例の材料ではプロテインパウダ
ーを混合してあるので、このプロテインパウダーの持つ
親水基により、水性ペンでもインクが浮くことなく良好
な筆記性が得られる。
【0019】尚、筆記可能エリア13の表面粗度は、R
z3〜25μmが最適で、この表面粗度によって筆記具
(ペン)の引掛りが良くなり、即ち適度な抵抗をもって
筆記することができるので、安定した書き味が得られる
(Rz3μm未満では筆記時の抵抗が殆どないので書き
味が悪く、逆にRz25μmを越えると粗くなりすぎて
表面の凹凸が目立ち、書きずらい)。
【0020】以上のように本実施例のテープカセット1
においては、カセット匣体2の筆記可能エリア13にタ
イトルなどを直接記入することができるので、従来のよ
うに添付のラベルシートにタイトルなどを記入しカセッ
トに貼る手間がなくなり、またラベルシートの破れや剥
がれの心配もなくなる。
【0021】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明はこの実施例に限定されるものではない。例
えば、実施例においてはカセット匣体の表面の一部に筆
記可能エリアを形成してあるが、カセット匣体の表面の
略全面を筆記可能エリアとしてもよい。
【0022】また本発明は、実施例に示した如きオーデ
ィオ用コンパクトカセットに限ることなく、他にも例え
ばビデオカセットやDAT用カセットなど各種のテープ
カセットやディスクカセットなどにもに広く適用可能で
あることは言うまでもない。
【0023】
【発明の効果】以上の実施例の説明によって明らかなよ
うに本発明の記録媒体収納カセットは、カセット匣体の
表面にタイトルなどを記入できる筆記可能エリアが形成
されていることを特徴とするものである。
【0024】そしてこの本発明のカセットによれば、カ
セット匣体にタイトルなどを直接記入することができる
ので、従来のように添付のラベルシートにタイトルなど
を記入しカセット匣体に貼る手間がなくなるため、使い
勝手が向上する。また、従来の如きラベルシートの破れ
や剥がれの心配もなくなるので、長期間安心して使うこ
とができる。
【0025】さらに本発明のカセットでは、廃棄後のリ
サイクルに際し、ラベルシートを剥がすことなくカセッ
トをそのまま粉砕し再利用が可能となるので、リサイク
ルし易いという特長をも有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示すテープカセットの斜視図である。
【図2】同、分解斜視図である。
【図3】同、要部の断面図である。
【図4】要部の他の構造例である。
【図5】筆記可能エリアへの記入の説明図である。
【符号の説明】
1 テープカセット(記録媒体収納カセット) 2 カセット匣体 2a 上側カセットハーフ 2b 下側カセットハーフ 13 筆記可能エリア 14 筆記具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセット匣体内に記録媒体が収納されて
    なるカセットにおいて、上記カセット匣体の表面に、上
    記記録媒体の記録内容などを記入できる筆記可能エリア
    が形成されていることを特徴とする記録媒体収納カセッ
    ト。
  2. 【請求項2】 上記筆記可能エリアは、二層成形によっ
    てカセット匣体と一体に形成されてなる請求項1に記載
    の記録媒体収納カセット。
  3. 【請求項3】 上記筆記可能エリアは、二色成形によっ
    てカセット匣体と一体に形成されてなる請求項1に記載
    の記録媒体収納カセット。
  4. 【請求項4】 上記筆記可能エリアは、カセット匣体と
    同一の樹脂または他の樹脂に白色顔料を混合した材料で
    成形されてなる請求項1〜3に記載の記録媒体収納カセ
    ット。
JP20089294A 1994-08-25 1994-08-25 記録媒体収納カセット Pending JPH0863937A (ja)

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JP20089294A JPH0863937A (ja) 1994-08-25 1994-08-25 記録媒体収納カセット

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JP20089294A JPH0863937A (ja) 1994-08-25 1994-08-25 記録媒体収納カセット

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JPH0863937A true JPH0863937A (ja) 1996-03-08

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