JP2776430B2 - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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JP2776430B2
JP2776430B2 JP5182043A JP18204393A JP2776430B2 JP 2776430 B2 JP2776430 B2 JP 2776430B2 JP 5182043 A JP5182043 A JP 5182043A JP 18204393 A JP18204393 A JP 18204393A JP 2776430 B2 JP2776430 B2 JP 2776430B2
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正人 三原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープカセットに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビデオテープレコーダ等の記録
及び/又は再生装置に装着されて使用されるテープカセ
ットは、筺体内に磁気テープを巻回した一対のリールを
回転自在に収納すると共に、筺体の背面には、誤消去防
止用の被検出部が設けられている。そして、このテープ
カセットの後面または一側面で、かつ、被検出部の近傍
にはラベルが貼着されてあり、ここに磁気テープに記録
されている内容のタイトル等が文字で記載されている。
これは、テープカセットをいちいち装置内に装着せずと
も外部より一見するだけで、テープカセット内の磁気テ
ープに記録されている内容が解るようにするためであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のテ
ープカセットは、家庭用として用いられる場合には、永
久に保存するものを除き、経済性の観点から一度記録し
た内容を消去して再記録して使用することがまま行われ
ている。このように、一度テープカセット内の磁気テー
プに記録されている内容を消去してこれに別の内容を記
録したいような場合には、当然の如く、ラベルを剥して
別のラベルを貼り付ける必要があり、甚だ使い勝手が悪
い欠点があった。更に、磁気テープの急激な進歩によっ
て、長時間化への対応が可能となることより、そこに記
録される内容もモード設定に応じてかなり多くなってき
ている事情もあり、従来のレベルでは記録内容の全てを
そこに記載することが難しくなってきている。本発明
は、かかる従来の欠点を除去すべく案出されたものであ
り、例えば、従来の磁気テープ等の記録媒体が納めてあ
るテープカセットの背面の誤消去防止用の被検出部近傍
に設けたラベル貼着用の凹部の端部で、かつ、前記被検
出部側にこの端部と大略同一形状を有するメモリ等のI
Cを封入した樹脂の小片よりなるICパッケージを取付
けてなるテープカセットを構成することにより解決した
ものである。また、ICパッケージはテープカセットの
所定位置に正しく装着されていない場合には、これが取
付けられたテープカセットが装置の所定位置に装着され
た際正しい情報信号の授受が行われないことより、その
取付け方法にも工夫を凝らす必要があるが、本発明は、
かかる点をテープカセットの筐体とICパッケージの両
方に識別部を設けることにより一挙に解決したものであ
る。なお、目の不自由な者であっても例えば、磁気カー
ドが正しく挿入出来るようカード本体の一部に切り欠き
部、穴部、押形部を設けたものがある(実開昭62−3
766号公報)が、そこには、当然の如く誤消去防止の
点等の工夫は何等されていない。また、本発明に考え方
が近いテープカセットとして例えば、実開昭60−12
7686号公報があるが、そこには、本発明の特徴であ
る例えば標準テープカセットラベル用の被取付け部内に
ICパッケージを取付ける考え方はない。更に、特開表
4−50732号公報には、本発明になるICパッケー
ジに類似の考え方が示されているが、単にそれのみでし
かない。更にまた、これらを仮に組み合わせたとして
も、そこには、本発明が意図している以下の具体的構成
よりなる解決手段は何等開示示唆されていないものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、第1の発明と
して、筐体内に磁気テープを巻回した一対のリールを回
転自在に収納し、前記筐体の背面の誤消去防止用の被検
出部近傍に標準テープカセットラベル用の被取付け部を
設けると共に、方形上に形成されており、方形の下方部
に設けた端子部と、この端子部と離隔しており、方形の
上方隅部に設けた識別部と、この識別部以外の隅部に設
けた曲面部とを有するICパッケージを、これの取り付
け位置が、前記被検出部側の前記標準テープカセットラ
ベル用の被取付け部に設定されているテープカセット
を、また第2の発明として、筐体内に高性能磁気テープ
を巻回した一対のリールを回転自在に収納し、前記筐体
の背面の標準テープカセットの誤消去防止用の被検出部
と略同一位置に被検出部を設け、また、前記被検出部近
傍に高性能テープカセットラベル用の被取付け部を設け
ると共に、方形上に形成されており、方形の下方部に設
けた端子部と、この端子部と離隔しており、方形の上方
隅部に設けた識別部と、この識別部以外の隅部に設けた
曲面部とを有するICパッケージを、これの取り付け位
置が、前記標準テープカセットラベル用の被取付け部と
略同一位置になるよう、前記誤消去防止用の被検出部
と、この被検出部側の前記高性能テープカセットラベル
用の被取付け部との間に設けた被取付け部に取付けてな
るテープカセットをそれぞれ提供するものである。
【0005】
【実施例】図1は,例えば一般に普及されている、筐体
内に図示しない磁気テープを巻回した一対のリールを回
転自在に収納したVHS(登録商標)方式のテープカセ
ット(標準テープカセット)1の側面図、図2は、本発
明になるテープカセット10の凹部(被取付け部)に取
付けられるICパッケージの平面図、図3は、図2の詳
細図であり、(A)はその平面図、(B)は同、側面
図、(C)は同、背面図、図4は、テープカセット1の
凹部2にICパッケージ5を、例えば、貼着した状態を
示す本発明になるテープカセット10の側面図である。
図1中2は、テープカセット1の側面の略全域に亘って
形成された幅Lを有する凹部である。この凹部2は、
その内部に、例えば、記録内容を記載した従来と同形状
のラベル3が、例えば、貼着されるような寸法、形状に
形成されていると共に4つの綾のうち少なくとも2つの
綾には曲面部(2e,2f)が形成されている。(図1
は、凹部2内にラベル3が貼着された状態を示したもの
である。)なお、このテープカセット1は、図示してい
ないが、上ハーフと下ハーフとが合体されることにより
構成されるものである。4は、この凹部2の一方の端部
2aの近傍に設けられた誤消去防止用の被検出部であ
り、周知の如く壁部4aが折り取られていない場合は消
去可能であり、これが折り取られている場合は、消去が
できないよう構成されているものである。
【0006】図2,図3中5は、例えば、樹脂材より形
成された長方形状のICパッケージの平面図であり、上
面5aと、この上面5aの略下半部に埋込まれた端子6
と、下面5iの上,下端部に設けられた感圧接着材7
a,7bとより大略構成されている。5bは、このIC
パッケージ5の例えば右上方部であって、前記端子6と
離隔した位置で、しかも、上下左右の識別ができるよう
斜辺にて形成された識別部、5c,5dは、それぞれ
上,下端部に形成された段部である。また5e,5f
は、左下方,左上方の稜(隅部)にそれぞれ形成された
曲面部である。なお、この曲面部5e,5fの曲面形状
は、図1に示したラベル3の端部の曲面形状と同一形状
に形成されているものである。5gは、曲面部5e,5
fと連結された左側面部であり、5hは、斜辺部5bの
一側と段部5cの一側とで連結された右側面部である。
【0007】ここで端子6の具体的構成について説明す
ると、6aは、例えば、図示しない装置側の接続端子と
接続される制御信号1用の端子、6bは、同,電源用の
端子また6cは、同,制御信号2用の端子、6dは、
同,アース用の端子としてそれぞれ機能するよう構成さ
れている。
【0008】次に、ICパッケージ5の下面5iの具体
的構成について図3(B),(C)を参照して説明す
る。7a,7bは、前記した如く、下面5iの上,下端
部にそれぞれ設けられた感圧接着材であり、これら7
a,7bの中間部7cには、感圧接着材層を設けないよ
うな構成としてある。これは前記した如く、この種のテ
ープカセットは、上,下ハーフを合体することにより構
成されるものであるが、この合せ目の部分を正確に合致
させることが成型上難しく、仮に、一方が他方に比しズ
レ込んだ場合(正確に接合面が合わず一方が他方により
へこんだ状態)、そこの部分が浮いてしまうため、接触
面積を少なくすることにより感圧接着剤の平滑度を高め
るようにしたものである。なお、端子6は、ICパッケ
ージ5の内部に完全に埋込まれ、この端子6の上面と、
ICパッケージ5の上部5aの面とが一致するよう形成
されているものである。また、このICパッケージ5の
全体形状は、上記したVHS(登録商標)方式のテープ
カセット1の側面部に設けた凹部の形状より若干小なる
形状に形成されているものである。
【0009】なお、このICパッケージ5の全体の厚み
は、これがテープカセット1の凹部2の所定位置に取付
けられた後、図示しない装置に装着され、その装置側に
設けられた接続端子とICパッケージ5の端子6とが接
続されることにより信号の授受を行う関係上、凹部2の
厚みより若干大となるよう形成してある。また、段部5
c,5dは、例えば、ICパッケージ5の全体の厚みに
対し、略2等分するような厚みとしてある。従って、こ
の場合は当然の如く、段部5c,5dの略2等分とされ
たそれぞれ一方の厚みは、凹部2の厚みより小となるよ
う形成されているものである。なお、テープカセット1
の凹部2内で、この段部5c,5dと対応する部分にこ
の段部5c,5dを収納する収納部を設けておくことに
より、このICパッケージ5は凹部2に収納される際、
この段部5c,5dがガイド作用をなすので、円滑に装
着脱が行なえるものである。この場合には、ICパッケ
ージ5は、収納部内に確実に収納されるので、感圧接着
材は必ずしも必要ではない。更に、ICパッケージ5
は、樹脂により形成されているので、着色や印刷が可能
であり、色や文字によるICパッケージそのものに識別
情報を持たすこともできる。
【0010】図5は、本発明になる、例えば、高性能磁
気テープが内蔵されたテープカセット20の他の実施例
の側面図である。なおこの図5の説明において、前記し
た構成部分と同一部分には同一符号を付し、その具体的
説明は省略する。7は、前記した図1,図4に示される
テープカセット1,10に設けられた誤消去防止用の被
検出部4と同一位置に設けられた切欠であり、これは、
この高性能磁気テープが内蔵されたテープカセット20
が、通常の磁気テープが内蔵された一般のテープカセッ
ト1,10用の記録/再生装置に装着された際、この一
般用の記録/再生装置に設けられた誤消去防止爪検出手
段が、この切欠7を検出することにより、この装置内部
に設けられた磁気ヘッドによって、その内部に内蔵され
ている高性能磁気テープが記録されるのを防止するため
のものである。
【0011】8は、端子6を内蔵したICパッケージ5
を収納するための凹部であり、この凹部(被取付け部)
8は、前記した凹部2の端部2aと同一位置になるよう
に端部8aが形成されていると共に、前記したと同様そ
の少くとも2つの稜(隅部)には曲面部8e,8fが形
成されているものである。また、この凹部8は、前記し
た凹部と同様ICパッケージ5と同一形状でそれより若
干大なる寸法に形成されているものである。なお、その
幅L1 は、後述するラベル取付け用の溝部9の幅L2 よ
りやや大なる如く形成されている。
【0012】9は、凹部8と間隔Tをもって形成された
ラベル取付け用の溝部であり、この溝部9は、前記凹部
8の幅L1 よりやや幅狭の幅L2 を有し、その4つの稜
にそれぞれ同一形状の曲面部9a,9b,9c,9dを
形成したものである。なお、この他の実施例になるテー
プカセット20においては、溝部9に対応した大きさの
ラベルがそこに貼着されるものであること勿論である。
【0013】図6は、テープカセット20の凹部8にI
Cパッケージ5を、例えば貼着した状態を示す本発明の
更に他の実施例になるテープカセット30の側面図であ
る。なお、この図6の説明において、前記した構成部分
と同一部分には同一符号を付し、その具体的説明は省略
する。31は、筐体の背面の誤消去防止用の被検出部4
の上方に設けた識別部でありこれは、例えば三角形状の
マークとして上ハーフの形成時それと一体形成するか又
は後に貼着する等してそこに取付けられるものである。
32は、ICパッケージ5の端子6と離隔した状態で上
方隅部に設けた識別部であり、これは、例えば前記した
筐体背面の上方に設けた識別部31と略同一形状に形成
してある。そしてこの識別部32は、このICパッケー
ジ5が凹部8内に収納された際には、それぞれの識別部
31,32が相対向するような位置に形成されているも
のである。従って、収納部8内に収納されたICパッケ
ージ5の状態において、識別部31,32が相対向して
いれば、ICパッケージ5は所定の位置に正しく装着さ
れていることが外部より容易に確認出来るものである。
【0014】ここで、このICパッケージ5をテープカ
セット10の凹部2へ装着する動作について、図1〜図
3を参照して説明する。まず、ICパッケージ5の右上
方部に形成された識別部である斜辺部5bが上側にくる
ようこのICパッケージ5を把持し、しかる後、左下
方,左上方の稜(隅部)にそれぞれ形成された曲面部5
e,5f及び左側面部5gを、幅L1 を有する凹部2の
一方の端部2a及び曲面部2e,2fと合致するよう貼
着する。この場合前記した如く、ICパッケージ5の曲
面部等の形状は、凹部2と同一形状で、かつ、凹部2よ
り若干小なる形状としてあり、しかも、識別用の斜辺部
5bとの相乗作用により、所定の位置に確実に取付けら
れるものである(図4参照)。この際、ICパッケージ
5の下面5iには感圧接着材層7a,7bが設けられて
いることにより、このICパッケージ5は、他の貼着手
段を用いる必要がないので、すこぶる便利である。この
ように、識別部5bを設けると共に曲面部2e,2f及
び5e,5fを設けたことにより、ICパッケージ5は
所定の位置に正しく装着されるので、このICパッケー
ジ5を設けたテープカセット10を装置の所定位置に装
着した場合端子部61 〜64 と装置側の接点部とが確実
に接続され、情報信号の授受が確実に行われるものであ
る。
【0015】同様に、端子6を内蔵したICパッケージ
5をテープカセット20の凹部8へ装着する動作につい
て図2,図3を併せ参照して説明する。まず、ICパッ
ケージ5の右上方部に形成された識別部である斜辺部5
bが上側にくるようこのICパッケージ5を把持し、し
かる後、左下方,左上方の稜(隅部)にそれぞれ形成さ
れた曲面部5e,5f及び左側面部5gを、幅L1 を有
する凹部8の一方の端部8a及び曲面部8e,8fと合
致するよう貼着する。この場合前記した如く、ICパッ
ケージ5の曲面部等の形状は、凹部8と同一形状で、か
つ、凹部8より若干小なる形状としてあること及び凹部
8と溝部9の幅形状を異ならせていること、更には、識
別用の斜辺部5bの形状との相乗作用により、所定の位
置に確実に取付けられるものである(図5参照)。この
際、ICパッケージ5の下面5iには感圧接着材層7
a,7bが設けられていることにより、前記と同様この
ICパッケージ5は、他の貼着手段を用いる必要がない
ので、すこぶる便利である。
【0016】更に、前記したICパッケージと若干形状
が異なるICパッケージをテープカセット30の凹部8
へ装着する動作について、図6を参照して説明する。ま
ず、ICパッケージ5の左上方隅部に設けた識別部32
が上方にくるようにこのICパッケージ5を把持し、し
かる後、左側面部5g1 を幅L1 を有する凹部8の端部
8a1 と合致させると共にこの識別部32が筐体に設け
た識別部31と相対向するようにして貼着する。この場
合、前記したと同様、ICパッケージ5の形状は凹部8
と同一形状で、かつ、凹部8より若干小なる形状として
あり、しかも、識別部31,32との相乗作用により、
所定の位置に確実に取付けられるものである。
【0017】なお、図7は、図6と同一形状のICパッ
ケージを、図1と略同様構成のテープカセットの所定位
置に貼着した状態のテープカセット40の側面図であ
る。このテープカセット40へのICパッケージ5の取
付け等については、前記したものと同様なので、ここで
は改めて説明はしない。
【0018】このように、所定位置にICパッケージ5
を取付けたテープカセット10,20,30,40は、
図示しない装置側の所定箇所より装着されることによ
り、ICパッケージ5の端子6と装置側の図示しない接
続端子とが確実に接続される。この結果、装置側に設け
た、例えばペン入力装置、文字入力装置等により磁気テ
ープに記録された記録内容を容易にICパッケージ5内
に記録することができるものである。なお、記録内容の
入力は、パソコン等の外部装置を接続することにより行
うことも勿論可能である。
【0019】なお、本実施例においては、誤消去防止用
の被検出部4及び切欠7近傍の凹部(ラベル貼着部分)
の一部にICパッケージ5を取付ける例で説明したが、
必ずしもこれに限定されるものではなく、装置側の接続
端子との兼合いで凹部と溝部の適宜位置に設けられても
勿論良いものである。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上詳述した如く構成したこと
により、情報内容の書き換え等が容易で必要に応じて従
来のラベルを省略でき、かつ、ICパッケージ形状その
ものが小形状であるにもかかわらず多量の情報が記録で
き、しかも、その形状より装、着脱が容易であり、更に
は、ラベルに文字の形で記載すると不都合が生ずるよう
な情報を記録するのに好適である等の実用的効果があ
る。また、ICパッケージそのものが樹脂で形成されて
いるため、着色や印刷が可能であり、色や文字によるI
Cパッケージそのものに識別情報を持たすこともできる
ので、これをテープカセットに取付けた場合、このIC
パッケージそのものを見ただけでテープカセットの記録
内容そのものが判別できる等の多様な使い分けが出来る
という効果がある。更に、本発明を利用した管理システ
ムが構築された場合、ICパッケージの取付け位置は、
従来のテープカセットでも可能な位置にしているため、
従来のテープカセットもこの管理システムで仕様可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般に普及されているテープカセットの側面図
である。
【図2】本発明になるテープカセットに取付けられるI
Cパッケージの一実施例を示す平面図である。
【図3】図2の詳細図であり、(A)は平面図、(B)
は側面図、(C)は背面図である。
【図4】本発明になるICパッケージを取付けたテープ
カセットの一実施例を示す側面図である。
【図5】本発明になるICパッケージを取付けたテープ
カセットの他の実施例を示す側面図である。
【図6】本発明になるICパッケージを取付けたテープ
カセットの更に他の実施例を示す側面図である。
【図7】本発明になるICパッケージを取付けたテープ
カセットの他の実施例を示す側面図である。
【符号の説明】
1,10,20,30,40 テープカセット 2,8 凹部(被取付け部) 2a,8a 端部 3 ラベル 4,7 被検出部 5 ICパッケージ 5a 上面 5b,31,32 識別部 5e,5f 曲面部 5g 左側面部 6 端子 9 溝部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特表 平4−507323(JP,A) 実開 昭62−3766(JP,U) 実開 昭60−127686(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 23/30 G11B 23/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体内に磁気テープを巻回した一対のリー
    ルを回転自在に収納し、前記筐体の背面の誤消去防止用
    の被検出部近傍に標準テープカセットラベル用の被取付
    け部を設けると共に、方形上に形成されており、方形の
    下方部に設けた端子部と、この端子部と離隔しており、
    方形の上方隅部に設けた識別部と、この識別部以外の隅
    部に設けた曲面部とを有するICパッケージを、これの
    取り付け位置が、前記被検出部側の前記標準テープカセ
    ットラベル用の被取付け部に設定されていることを特徴
    とするテープカセット。
  2. 【請求項2】筐体内に高性能磁気テープを巻回した一対
    のリールを回転自在に収納し、前記筐体の背面の標準テ
    ープカセットの誤消去防止用の被検出部と略同一位置に
    被検出部を設け、また、前記被検出部近傍に高性能テー
    プカセットラベル用の被取付け部を設けると共に、方形
    上に形成されており、方形の下方部に設けた端子部と、
    この端子部と離隔しており、方形の上方隅部に設けた識
    別部と、この識別部以外の隅部に設けた曲面部とを有す
    るICパッケージを、これの取り付け位置が、前記標準
    テープカセットラベル用の被取付け部と略同一位置にな
    るよう、前記誤消去防止用の被検出部と、この被検出部
    側の前記高性能テープカセットラベル用の被取付け部と
    の間に設けた被取付け部に取付けてなることを特徴とす
    るテープカセット。
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