JPH0863098A - 展示カード支持具 - Google Patents

展示カード支持具

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JPH0863098A
JPH0863098A JP19995494A JP19995494A JPH0863098A JP H0863098 A JPH0863098 A JP H0863098A JP 19995494 A JP19995494 A JP 19995494A JP 19995494 A JP19995494 A JP 19995494A JP H0863098 A JPH0863098 A JP H0863098A
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JP
Japan
Prior art keywords
polygonal
display card
exhibition
polygonal column
bearing portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP19995494A
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English (en)
Inventor
Kenji Niwa
健二 丹羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maruzen Seisakusho KK
Original Assignee
Maruzen Seisakusho KK
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Publication date
Application filed by Maruzen Seisakusho KK filed Critical Maruzen Seisakusho KK
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Publication of JPH0863098A publication Critical patent/JPH0863098A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長期にわたり所定展示角度に展示カードを保
持でき、しかも、部品点数を最小限にでき組み付け工数
も削減できる展示カード支持具を提供すること。 【構成】 展示角度調整自在に展示カード保持体11
が、所定箇所に配置可能な配置ベース体13またはばね
クリップ体27に、軸部15と軸受部17とからなる回
り対偶継手19を介して連結されている展示カード支持
具。回り対偶継手19が、軸部15の少なくとも一部が
多角柱とされ、該多角柱に対応して軸受部17が多角柱
をばね弾性的に周面から挿入可能な開口部25を備えた
多角筒とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デパートや量販店等の
売り場で、商品に対する興味を顧客に喚起させるために
商標・宣伝文句等を意匠性を付与して記載した展示カー
ド(いわゆるポップカード)を所定位置に配置するのに
使用する展示カード支持具に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような展示カード支持具として
は、例えば、展示角度調整自在に展示カード保持体が、
所定箇所に配置可能な配置ベース体に、球面対偶継手を
介して連結されている展示カード支持具が、本願出願人
から提案されている(実公平5−16599号、特開平
5−142997・6−48084号、実開平4−11
2292・4−112293・6−33168号等公報
参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記球面対偶
継手を介して展示カード保持体と配置ベース体とが連結
されている場合、無段階であり任意位置に展示角度を調
整可能であるが、その固定は緊迫による摩擦抵抗に依存
する。このため、球面対偶の珠受け部が経時的に緊迫力
が低下して(継手は通常、硬質プラスチックで形成され
クリープ(応力緩和)が発生する。)、長期にわたり所
定展示角度に展示カードを保持困難となる。
【0004】この問題点を解決するために、下記構成の
ポップカード取り付け具が実開平4−91373号公報
において提案されている。「1対の弾性支持部と、該弾
性支持部の少なくとも一方の内面に形成されたリング状
咬合部と、カード支持材取り付け部とを有するフレーム
部材と、前記一対の弾性支持部間に介在され、かつ前記
リング状咬合部と咬合する咬合部と、フック脱着部とを
有するフック部材とからなり、前記フレーム部材とフッ
ク部材とを回動自在に取り付けたことを特徴とするポッ
プカード取り付け具。」しかし、上記構成のポップ取り
付け具の場合、フレーム部材とフック部材間の固定力
は、弾性支持部の片面咬合(多くても両面咬合)で受け
るだけで、両者間の所定角度での固定力(係止力)を大
きく取れないとともに、経時的に弾性支持部の弾性力が
低下して弾性支持部が上方で両側に広がるために、やは
り、上記問題点を十分には解決し難い。また、フック部
材とフレーム部材とを結合するために、別体の軸部材と
必要とし、即ち、余分な部品が必要となるとともに組み
付け工数が嵩む。
【0005】この際、弾性支持部を、非弾性支持部と金
属ばね材とに分けることも同公報で提案されているが、
さらに、部品点数が多くなり、かつ、組み付けもより困
難となり組み付け工数が嵩む。
【0006】本発明は、上記にかんがみて、長期にわた
り所定展示角度に展示カードを保持でき、しかも、部品
点数を最小限にでき組み付け工数も削減できる展示カー
ド支持具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1) 請求項1に係る本発明の展示カード支持具は、上記
課題を、下記構成により解決するものである。
【0008】展示角度調整自在に展示カード保持体が、
所定箇所に配置可能な配置ベース体またはばねクリップ
体に、軸部と軸受部とからなる回り対偶継手を介して連
結されている展示カード支持具であって、回り対偶継手
が、軸部の少なくとも一部が多角柱とされ、該多角柱に
対応して軸受部が多角柱をばね弾性的に周面から挿入可
能な開口部を備えた多角筒とされていることを特徴とす
る。
【0009】(2) 請求項2に係る、本発明の展示カード
は、上記課題を、下記構成により、請求項1に係るもの
に比してより確実に解決するものである。
【0010】請求項1において、多角柱軸部と多角筒軸
受部の各多角形辺が、夫々、咬合可能な凹円弧及び凸円
弧とされているいることを特徴とする。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図例に基づいて説明
する。
【0012】(1) 本実施例の展示カード支持具は、図1
〜2に示す如く、展示角度調整自在に展示カード保持体
11が、所定箇所に配置可能な配置ベース体13に、軸
部15と軸受部17とからなる回り対偶継手19を介し
て連結されていることを、上位概念的構成とする。
【0013】図1では、回り対偶継手19の軸部15が
配置ベース体13側に一体化され、軸受部17が展示カ
ード保持体11側に一体化されている。具体的には、配
置ベース体13は、二段横長六角形形状で、ベース体1
3の上に、柱部21を介してその上端部両側に一対の軸
部15が形成されている。展示カード保持体11は、断
面U字形のカード挿入溝部23を有し、その裏面に軸部
15に対応して一対の軸受部17が形成されている。
【0014】ここで、配置ベース体13は、図例では二
段の六角板体であるが、平板状、丸型(図6参照)、矩
形等、また、中央膨出形、任意である。また、配置ベー
ス体13の裏面には、必要により、貼着後再使用可能な
両面テープまたは吸盤構造を形成しておくことも可能で
ある。
【0015】なお、通常、配置ベース体13は、AB
S、PP等の硬質合成樹脂で成形し、展示カード保持体
11は、アクリル樹脂・スチレン樹脂等の透明樹脂(意
匠性の見地から)で成形する。
【0016】(2) 上記構成において、本実施例では、回
り対偶継手19の軸部15の少なくとも一部が多角柱と
され、該多角柱に対応して軸受部17が多角柱をばね弾
性的に周面から挿入可能な開口部25を備えた多角筒と
されていることを第一の特徴的構成とする。更に、多角
柱軸部15と多角筒軸受部17との多角形の各辺が、夫
々、咬合可能な凹円弧15a及び凸円弧17bとされて
いる、ことを第二の特徴的構成とする(図3参照)。
【0017】図例では、軸部15の全長が多角柱とされ
てるが、一部、例えば先端側半分でもよい。当然、軸受
部17は、それに対応した部位のみ多角筒とする。ま
た、軸受部17の多角形状は、図表示の便宜状、六角形
(図3参照)で表示してあるが、八角形、十二角形(図
4参照)であるほうが、展示角度が多くて望ましい。こ
こで上記円弧の大きさは、多角形の外接円を反転させた
大きさとする。
【0018】また、本実施例では、軸受部17は、展示
カード保持体11の裏面側に一体形成されているが、図
5に示す如く、回り対偶継手19の軸受部17を展示カ
ード保持体11Aの底部側に形成してもよい。
【0019】更に、本実施例では、回り対偶継手19の
軸部15が配置ベース体13側に一体化され、軸受部1
7が展示カード保持体11側に一体化されているが、図
6に示す如く、回り対偶継手を取付ける側を逆にしても
よい。図6では、回り対偶継手19の軸部15が、展示
カード保持体11側に柱部21を介して配置ベース体1
3A側に一体化され、軸受部17が配置ベース体13側
に上面を介して一体化されている。
【0020】また、配置ベース体13を、図7・8・1
1に示すように、棚板等を挟み可能なばねクリップ体2
7に置換することもできる。
【0021】なお、回り対偶軸継手は、一段ではなく、
図9・10に示すような組み回り継手29、31等を使
用して、二段・三段に接続することも可能となる(図8
参照)。また、図11に示すように、ばねクリップ体2
7の元部(上部)に太鼓状軸部15Aを形成するととも
に、該太鼓状軸部15Aと回り対偶的に(水平回動可能
に)嵌合する筒状軸受部17Aと前述の軸受部17とが
回動方向が直交する様に結合された回り対偶継手33を
使用して、展示カード保持体11とばねクリップ体27
とを接続してもよい。これらの場合は、展示カードの展
示角度・方向の自在性が増大する。
【0022】なお、上記継手の軸受部17は、通常、ば
ね弾性を有するPP等の合成樹脂材料で成形し、軸部1
5は成形性の見地から一体化する部材と同一樹脂材料で
一体成形する。また、ばねクリップ体27は、アクリル
樹脂・スチレン樹脂等の透明樹脂(意匠性の見地から)
で成形する。
【0023】(3) 上記実施例の使用態様は、下記の通り
である。
【0024】展示カード保持体11のカード挿入溝部2
3に展示カードCに挿入して保持させた後、回り対偶継
手19を介して所定角度・方向に向ける。この際、軸部
15と軸受部17との多角形嵌合であるため、所定展示
角度で展示カードを保持できる。更に、多角形嵌合を円
弧面を介して行う場合は、クリツク感(節度感)がある
とともに、円弧面を介するため、円滑に回転可能とな
り、角部の摩耗及び軸受部17のクリープ現象も発生し
難い。
【0025】
【発明の作用・効果】本発明の展示カード支持具は、上
記構成により、下記のような作用効果を奏するものであ
る。
【0026】展示角度調整自在に展示カード保持体が、
所定箇所に配置可能な配置ベース体に、軸部と軸受部と
からなる回り対偶継手を介して連結されている展示カー
ド支持具であって、回り対偶継手を多角形咬み合いとす
るため、咬合面積・咬合長さを大きく取ることができ、
前記実開平4−91373号公報に記載のものに比し
て、咬合力(係止力)が増大して、たとえ、軸受部がへ
たって来ても、摩擦抵抗で係止可能となる。また、回り
対偶継手の組み付けは、ワンタッチで可能である。従っ
て、長期にわたり所定展示角度に展示カードを保持で
き、しかも、従来より部品点数が少なく、さらに、従来
の如く、余分な軸部材や、ばね部材を必要とせず、組み
立て工数も少なくて済む。
【0027】また、請求項2の如く、多角形咬合を円弧
面を介して行う場合は、多角形嵌合が円弧面を介して行
うため、クリツク感(節度感)があるとともに、円弧面
を介するため、円滑に角度調整可能となり、角部の摩耗
及び軸受部のクリープ現象も発生し難くなる。従って、
長期にわたり所定展示角度に展示カードを保持できる効
果の増大が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の展示カード支持具の一例を示す分解斜
視図
【図2】同じく組み付け斜視図
【図3】本発明に使用する回り対偶軸継手の六角形咬合
を示す拡大断面図
【図4】同じく十二角形咬合を示す拡大断面図
【図5】図2の実施例の変形態様を示す斜視図
【図6】図2の実施例の他の変形態様を示す斜視図
【図7】図2の実施例のさらに他の変形態様を示す側面
【図8】図7の実施例において回り対偶継手を二段にし
た例を示す斜視図
【図9】本発明に使用する組み回り対偶軸継手の一例を
示す斜視図
【図10】同じく組み回り対偶軸継手の他の例を示す斜
視図
【図11】図7の実施例の他の変形態様を示す斜視図
【符号の説明】
11 展示カード保持体 13 配置ベース体 15 回り対偶継手の軸部 15a 軸部の凹円弧 17 回り対偶継手の軸受部 17b 軸部の凸円弧 19 回り対偶継手 25 軸受部の開口部 27 ばねクリップ体 29 組み回り対偶継手 31 組み回り対偶継手 33 組み回り対偶継手

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 展示角度調整自在に展示カード保持体
    が、所定箇所に配置可能な配置ベース体またはばねクリ
    ップ体に、軸部と軸受部とからなる回り対偶継手を介し
    て連結されている展示カード支持具であって、 前記回り対偶継手が、軸部の少なくとも一部が多角柱と
    され、該多角柱に対応して前記軸受部が前記多角柱をば
    ね弾性的に周面から挿入可能な開口部を備えた多角筒と
    されていることを特徴とする展示カード支持具。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記多角柱軸部と多
    角筒軸受部の各多角形辺が、夫々、咬合可能な凹円弧及
    び凸円弧とされていることを特徴とする展示カード支持
    具。
JP19995494A 1994-08-24 1994-08-24 展示カード支持具 Pending JPH0863098A (ja)

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Legal Events

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971216