JPH08624A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH08624A
JPH08624A JP14296694A JP14296694A JPH08624A JP H08624 A JPH08624 A JP H08624A JP 14296694 A JP14296694 A JP 14296694A JP 14296694 A JP14296694 A JP 14296694A JP H08624 A JPH08624 A JP H08624A
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JP
Japan
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mark
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brightness
heart
brightness information
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Pending
Application number
JP14296694A
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English (en)
Inventor
Shinji Kishimoto
眞治 岸本
Kenji Nosaka
賢司 野坂
Ken Ishihara
謙 石原
Hiroshi Kanda
浩 神田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Publication date
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Publication of JPH08624A publication Critical patent/JPH08624A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 収縮および拡大を繰り返して動作する臓器が
正常に動作しているか否かを客観的に判断できる。 【構成】 収縮および拡大を繰り返して動作する臓器の
輝度情報を格納する記憶手段と、この記憶手段からの輝
度情報を表示する表示器とが備えられているものであっ
て、表示された前記臓器の少なくとも一箇所にマークを
指定するマーク指定手段と、このマーク指定手段によっ
て指定されたマークの個所に相当する輝度情報の時間的
変化を前記記憶装置から読みだす読出手段と、この読出
手段から読み出された輝度情報の輝度値の時間軸に沿っ
た変化グラフを表示する表示手段とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波診断装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】超音波診断装置は、たとえば被検体の心
臓の断層像を表示する場合に、その断層像(Bモード
像)とともに、表示された該心臓を横切って設定表示さ
れたいわゆるAモード抽出ラインに沿った輝度情報(A
モード像)を表示することが知られている。
【0003】この輝度情報によって、心臓の収縮および
拡大の繰返し作動にともなうAモード抽出ライン上の輝
度値の変化を観察でき、この観察によって、該心臓の心
筋が正常に動作しているか否かが判断できるようになっ
ている。
【0004】すなわち、心臓が収縮している場合と拡大
している場合とで、それぞれの超音波の反射輝度が異な
っており、一般に、収縮時にはその収縮度合いに応じて
低輝度で表示され、また拡大時にはその拡大度合いに応
じて高輝度で表示されるからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された超音波診断装置において、前記輝度情報
は時間経過にともなう輝度変化のみの情報であることか
ら、おおよその見当はつくものの、正確に判断するには
その判断者にそれ相応の経験を必要とするものであっ
た。
【0006】このことから、判断者の判断に微妙な差異
を生じせしめることなく、客観的に心臓の心筋等が正常
に動作しているか否かを判断できることが要望されるに
到った。
【0007】それ故、本発明はこのような事情に基づい
てなされたものであり、その目的とするところのもの
は、収縮および拡大を繰り返して動作する臓器が正常に
動作しているか否かを客観的に判断できるようにした超
音波診断装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、基本的には、次のような手段から
構成されるようになっている。
【0009】手段1.収縮および拡大を繰り返して動作
する臓器の輝度情報を格納する記憶手段と、この記憶手
段からの輝度情報を表示する表示器とが備えられている
ものであって、表示された前記臓器の少なくとも一箇所
にマークを指定するマーク指定手段と、このマーク指定
手段によって指定されたマークの個所に相当する輝度情
報の時間的変化を前記記憶装置から読みだす読出手段
と、この読出手段から読み出された輝度情報の輝度値の
時間軸に沿った変化グラフを表示する表示手段とを備え
たことを特徴とするものである。
【0010】手段2.収縮および拡大を繰り返して動作
する臓器の輝度情報を格納する第1記憶手段と、時間軸
に沿った心電波形情報を格納する第2記憶手段と、前記
第1記憶手段からの輝度情報と第2記憶情報からの心電
波形情報からそれぞれ前記臓器の断層像と心電波形図と
を表示する表示器とが備えられたものであって、表示さ
れた前記臓器の少なくとも一箇所にマークを指定するマ
ーク指定手段と、このマーク指定手段によって指定され
たマークの個所に相当する輝度情報の時間的変化を前記
第1記憶装置から読みだす読出手段と、この読出手段か
ら読み出された輝度情報の輝度値の時間軸に沿った変化
グラフを前記心電波形図と時間的に対応させて表示する
表示手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】手段1の構成によれば、表示された臓器の所定
の個所における、該臓器の動作にともなう輝度変化を時
間軸上に表示できることになる。
【0012】このため、時間変化にともなう心臓の所定
個所の動きをその輝度変化によって観察することができ
るようになる。
【0013】このことから、収縮および拡大を繰り返し
て動作する臓器が正常に動作しているか否かを客観的に
判断できるようになる。
【0014】手段2の構成によれば、表示された臓器の
所定の個所における、該臓器の動作にともなう輝度変化
を心電波形の時間軸に対応して表示できることになる。
【0015】このため、心電波形に応じた心臓の所定個
所の動きを輝度変化によって観察することができるよう
になる。
【0016】このことから、収縮および拡大を繰り返し
て動作する臓器が正常に動作しているか否かを客観的に
判断できるようになる。
【0017】
【実施例】図2は本発明による超音波診断装置の一実施
例を示すブロック構成図である。
【0018】同図において、被検体の体表に当接させて
用いられる超音波探触子1がある。この超音波探触子1
は、たとえば超音波ビームがこの探触子を頂点として扇
状に走査されるいわゆるセクタ走査探触子から構成され
たものとなっている。
【0019】ここで、本実施例の場合は、たとえば心臓
を含む断層像を得る場合について説明することから、こ
の超音波探触子1は心臓に近接する体表に当接されて使
用される。
【0020】この超音波探触子1は送受信器2による駆
動によって、被検体の体内に超音波ビームを照射し、そ
の反射エコーを捕らえて再び送受信器2に入力されるよ
うになっている。
【0021】送受信器2に入力された超音波情報は、内
蔵されているA/D変換器によってディジタル化された
後、シネメモリ3に入力されるようになっている。
【0022】このシネメモリ3では、各超音波ビーム毎
の反射エコーによる超音波情報(USラインデータ)が
順次格納されて1フレーム分の情報が格納され、同様に
してさらに次のフレーム分の情報が格納されるようにな
っている。
【0023】各フレームにおける情報は順次ディジタル
スキャンコンバータ4に出力され、このディジタルスキ
ャンコンバータ4では前記情報に基づいて断層像(Bモ
ード像)を作成するようになっている。
【0024】そして、ディジタルスキャンコンバータ4
で作成された断層像の情報はフレームメモリ5および合
成回路6を介して表示装置7に出力され、この表示装置
7の表示面に前記断層像(心臓の断面像を含む)が表示
されるようになっている。
【0025】一方、前記被検体の体表にはEGS電極8
が接触されており、このEGS電極8からの信号は心電
部9を介して制御演算グラフィック部10に入力される
ようになっている。
【0026】この制御演算グラフィック部10では、E
GS電極8からの信号から横軸を時間にとった心電波形
図を形成するようになっており、この場合における時間
は前記シネメモリ3におけるフレームの切り替わり時間
に対応させるようになっている。
【0027】このようにして形成された心電波形図の情
報はグラフィックメモリ11および合成回路6を介して
表示装置7の表示面に表示できるようになっている。
【0028】ここで、本実施例では、特に、次に示す構
成が付加されたものとなっている。
【0029】まず、入力部12の操作によって、表示装
置7の表示面7Aに、それまで記憶されていた断層像情
報に基づいてその静止画像を時系列的に順次表示できる
ようになっている。
【0030】そして、この各静止画像ごとに、その関心
部位、たとえば図3に示すように心臓の心筋の一箇所に
マークAを描出できるようになっている。
【0031】この操作は入力部12におけるトラックボ
ール等によってその個所を指定することができ、この個
所に対応するフレームメモリ5上のアドレスにグラッフ
ィックメモリ11を介して該マークAを表示するように
なっている。
【0032】この場合、各静止画像は、収縮および拡大
を繰り返して動作する心臓の動きの経時的変化を示すこ
とから、その関心部位の位置がその都度変化してしまう
が、たとえば、心腔と心筋との境界部等を基準にして各
静止画像毎に該マークAを描出するようにする。
【0033】このようにして各静止画像毎にマークAを
描出する際に、そのマークAの位置に相当するアドレス
における前記フレームメモリ6の輝度情報を順次読みだ
すようになっており、その輝度情報は制御演算グラフィ
ック部10に入力されるようになっている。
【0034】制御演算グラフィック部10では、これら
の輝度情報から横軸を時間とし縦軸を輝度値とするグラ
フを作成するようになっている。この場合、このグラフ
の時間軸は前記心電波形図の時間軸とたとえば1:1の
対応がとれるように作成するようになっている。
【0035】そして、このように作成されたグラフはス
クロールメモリ13および合成回路6を介して表示装置
7に出力できるようになっている。
【0036】このようにして、各静止画像にそれぞれマ
ークAの描出が終了した後(この際、このマークAの位
置における時間変化にともなう輝度変化のグラフの作成
も完了する)において、入力部12の操作によって、前
記断層像を通常の速度で再生するとともに、心電波形お
よび前記グラフをも同時に表示するようにする。
【0037】図1は、このようにして表示装置7の表示
面7Aに表示された表示態様の一実施例を示した説明図
である。
【0038】該表示面7Aの左半分の領域には、心臓2
0の断面図が表示され、この心臓20はその収縮および
拡大を順次繰り返して動作する様が表示される。この場
合、先の操作で描出させたマークAも同時に表示され、
心臓20の動きに合わせてその位置が変化して表示され
る。
【0039】また、表示面7Aの右半分の領域には、該
心臓20の動きに合わせた心電波形30が表示されると
とともに、この心電波形30の時間軸に対応させた時間
軸を有する前記グラフ、すなわち、前記心臓20におけ
るマークAの位置における時間変化にともなう輝度変化
のグラフ40をも表示されるようになっている。
【0040】このような実施例による超音波診断装置に
よれば、表示された心臓20の所定の個所(マークA)
における、該心臓20の動作にともなう輝度変化を心電
波形30の時間軸に対応して表示できることになる。
【0041】このため、心電波形30に応じた心臓20
の所定個所の動きを輝度変化によって観察することがで
きるようになる。
【0042】このことから、収縮および拡大を繰り返し
て動作する心臓20が正常に動作しているか否かを客観
的に判断できるようになる。
【0043】上述した実施例では、心臓20の動作にと
もなう輝度変化を心電波形図30の時間軸に対応して表
示させたものであるが、必ずしもこれに限定されること
はなく、心電波形図30と独立に表示するようにしても
同様の効果が得られることはいうまでもない。
【0044】また、上述した実施例では、心臓の一箇所
におけるマークAの描出は時系列的に変化する各静止画
像ごとに行なったものであるが、必ずしも各静止画像ご
とに行なう必要はなく、たとえば2枚おきあるいは3枚
おきに行なってもよい。
【0045】また、上述した実施例では、マークAの描
出は一箇所において行なったものであるが、同時に他の
個所を複数点描出し、それらの各点における輝度変化を
算出してそれぞれグラフ表示するようにしてもよいこと
はいうまでもない。
【0046】さらに、本実施例では、心臓を対象として
本発明を適用させたものであるが、たとえば血管の断面
等においても適用できることはいうまでもない。収縮お
よび拡大を繰り返して動作する臓器に適用できるからで
ある。
【0047】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明による超音波診断装置によれば、収縮および拡大
を繰り返して動作する臓器が正常に動作しているか否か
を客観的に判断できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による超音波診断装置の一実施例を示す
説明図である。
【図2】本発明による超音波診断装置の一実施例を示す
ブロック構成図である。
【図3】検出しようとする輝度変化の位置を指定する場
合の説明図である。
【符号の説明】
A…………マーク 7A………表示面 20………心臓(断層像) 30………心電波形図 40………時間にともなって変化する輝度グラフ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神田 浩 東京都千代田区内神田一丁目1番14号 株 式会社日立メディコ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収縮および拡大を繰り返して動作する臓
    器の輝度情報を格納する記憶手段と、この記憶手段から
    の輝度情報を表示する表示器とが備えられているもので
    あって、 表示された前記臓器の少なくとも一箇所にマークを指定
    するマーク指定手段と、 このマーク指定手段によって指定されたマークの個所に
    相当する輝度情報の時間的変化を前記記憶装置から読み
    だす読出手段と、 この読出手段から読み出された輝度情報の輝度値の時間
    軸に沿った変化グラフを表示する表示手段とを備えたこ
    とを特徴とする超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 収縮および拡大を繰り返して動作する臓
    器の輝度情報を格納する第1記憶手段と、時間軸に沿っ
    た心電波形情報を格納する第2記憶手段と、前記第1記
    憶手段からの輝度情報と第2記憶情報からの心電波形情
    報からそれぞれ前記臓器の断層像と心電波形図とを表示
    する表示器とが備えられたものであって、 表示された前記臓器の少なくとも一箇所にマークを指定
    するマーク指定手段と、 このマーク指定手段によって指定されたマークの個所に
    相当する輝度情報の時間的変化を前記第1記憶装置から
    読みだす読出手段と、 この読出手段から読み出された輝度情報の輝度値の時間
    軸に沿った変化グラフを前記心電波形図と時間的に対応
    させて表示する表示手段とを備えたことを特徴とする超
    音波診断装置。
JP14296694A 1994-06-24 1994-06-24 超音波診断装置 Pending JPH08624A (ja)

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JP14296694A JPH08624A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 超音波診断装置

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JP14296694A JPH08624A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 超音波診断装置

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JPH08624A true JPH08624A (ja) 1996-01-09

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ID=15327806

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JP14296694A Pending JPH08624A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 超音波診断装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004024003A1 (ja) * 2002-09-12 2004-03-25 Hitachi Medical Corporation 生体組織の動き追跡方法、その追跡方法を用いた画像診断装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004024003A1 (ja) * 2002-09-12 2004-03-25 Hitachi Medical Corporation 生体組織の動き追跡方法、その追跡方法を用いた画像診断装置
CN100393283C (zh) * 2002-09-12 2008-06-11 株式会社日立医药 生物体组织动状态跟踪方法、使用该方法的图像诊断装置

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