JPH0861938A - 肉厚分布検査方法及び検査装置 - Google Patents

肉厚分布検査方法及び検査装置

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JPH0861938A
JPH0861938A JP19412694A JP19412694A JPH0861938A JP H0861938 A JPH0861938 A JP H0861938A JP 19412694 A JP19412694 A JP 19412694A JP 19412694 A JP19412694 A JP 19412694A JP H0861938 A JPH0861938 A JP H0861938A
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JP19412694A
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Masaru Hoshino
優 星野
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被検査体の側壁部の肉厚分布状況を検査する
肉厚分布検査方法において、光源及び筒状透明な被検査
体の位置関係を厳密に決定することなく被検査体の側壁
部の肉厚不均一部分を確認し、被検査体が不良品か否か
を判定することが可能な肉厚分布検査方法及び検査装置
を提供する。 【構成】 被検査体3の内部に配置した光源1から所定
のパターン若しくは形状を有する検査光Lを側壁部に照
射し、被検査体3の外部に配置した撮像装置2により側
壁部を透過した検査光Lの透過像を撮像し、表示装置4
により表示するように構成する。また、検査光Lの透過
像と、検査光Lが肉厚が均一である側壁部を透過したと
きの透過像である基準透過像とを比較しその相違を判定
するように構成する。さらにまた、上記構成に加えて、
被検査体3と撮像装置2が被検査体3の中心軸を略中心
として相対的に回転するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、肉厚分布検査方法及び
検査装置に関し、より詳細には、ガラスビン等の透明な
筒状被検査体の側壁部の肉厚分布を検査する肉厚分布検
査方法及び検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガラスビン等の透明な筒状の被検
査体の側壁部(ビンの口部の側壁部及びビンの胴部の側
壁部を含むものであり、本来は中心軸方向における同一
位置において均一な肉厚分布を有するべきものであ
る。)の肉厚の分布状況を検査する場合には、所定のパ
ターン若しくは形状を有する検査光を被検査体であるガ
ラスビンの検査対象となる側壁部に照射し、その透過像
をカメラ等の撮像装置により撮像して観察することによ
り行っていた。
【0003】この肉厚分布検査の原理を図6を用いて説
明する。図6における光源は、所定のパターンとして、
一定幅でありかつ一定間隔を有する横ストライプ状の明
暗パターンを有している。
【0004】図6(a)に示すように、所定のパターン
を有する光源を用いた肉厚分布検査においては、所定の
パターン(図6(a)の場合、横ストライプ状の明暗パ
ターン)を有する光源100からの検査光Lを透明な被
検査体(図6(a)の場合、ガラス板とする。)101
に照射し、その透過像を撮像装置102により映像化し
て観察する。
【0005】この場合、肉厚が均一な部分を透過した透
過像は図6(b)(i)に示すように、光源100のパ
ターンと同様の規則的なパターン(図6(b)の場合、
横ストライプ状の明暗パターン)を有する画像となる。
【0006】ところが、肉厚が不均一な部分(図6
(a)中、符号Fで示す。)を透過した透過像は図6
(b)(ii)に示すように、光源100の規則的パタ
ーンとな異なった歪んだパターンとなるのである。これ
は、肉厚の不均一による屈折率の不均一性によるもので
ある。
【0007】したがって、撮像装置102により映像化
した光源100の透過像が図6(b)(ii)に示すよ
うに歪んでいれば、そのときに光源100からの検査光
Lが照射されている部分に肉厚分布の不均一な箇所があ
るとして、その被検査体101を不良品と判定すること
ができるのである。
【0008】次に、上述の原理を用いた従来技術のガラ
スビン等の筒状透明な被検査体の側壁部の肉厚分布検査
について図7を用いて説明する。従来技術の肉厚分布検
査においては、図7(a)に示すような一定幅でありか
つ一定間隔の横ストライプ状の明暗パターンを有する一
の光源100を用いていた。そして、図7(b)に示す
ように、この光源100をガラスビン等の筒状透明な被
検査体103の外部に配置して検査光Lを被検査体10
3の検査すべき部分に照射し、被検査体103を透過し
た検査光Lの透過像を撮像装置102で映像化し、撮像
装置102に接続された表示装置104に表示して観察
していた。
【0009】従来技術の肉厚分布検査によれば、簡易な
方法で、肉厚の不均一な部分の有無を確認し、透明被検
査体103が良品であるか不良品であるかを判定するこ
とができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術の肉厚分布検査によると、光源100から照射された
検査光Lの光軸が被検査体103の中心を通過しない場
合には、正確な検査が不可能になるため、検査時におい
て検査光Lの光軸が被検査体103の中心を通るように
光源100と被検査体103の正確な位置決めが必要に
なり、検査工程が複雑になるという問題点があった。
【0011】すなわち、図7(b)に示すように、横ス
トライプパターンを有する光源が光源100a又は光源
100bの位置にあり、検査光Lの光軸が透明被検査体
103の中心を通過しない場合には、たとえ、透明被検
査体103の検査光Lが通過した部分の肉厚分布が均一
であっても、その透過像は、図7(c)(i)又は(i
ii)に示すように横ストライプパターンに比べて歪ん
でしまうのである。そして、この歪みは図7(b)に符
号100で示す位置に光源があり、検査光Lの光軸が被
検査体103の中心を通過して肉厚不均一部Fに照射さ
れた場合の透過像(図7(c)(ii)に示す。)と同
様の歪みとなるため、光源が光源100a又は光源10
0bの位置にある場合には、肉厚分布が均一であるにも
拘らず、そのときの被検査体103は肉厚分布が不均一
であるとして不良品と判定されてしまうのである。
【0012】従来技術の肉厚分布検査において、光源が
光源100a又は光源100bの位置にある場合に、被
検査体103の肉厚が均一であってもその透過像が歪む
原因は、光源100が被検査体103の外部にあるた
め、検査光Lが撮像装置102に到達して映像化される
までに被検査体103の透明側壁部を2回通過するとい
うことにある。すなわち、検査光Lの光軸と被検査体1
03の中心とが一致していない場合(光源が光源100
a又は光源100bの位置にある場合)には、検査光L
が照射される範囲内で被検査体103の透明側壁部の曲
面の曲率が、初めに透過する透明側壁部(図7(b)
中、符号105で示す。)と次に透過する透明側壁部
(図7(b)中、符号106で示す。)で異なるため、
肉厚が均一であっても、あたかも肉厚の不均一部分を透
過したように(図7(c)(ii)参照)、その透過像
が歪んでしまうのである(図7(c)(i)及び(ii
i)参照)。
【0013】そこで、本発明は、上記問題点に鑑みて成
されたもので、その目的は、光源100及び被検査体1
03の位置関係を厳密に決定することなく被検査体10
3の側壁部の肉厚不均一部分を確認し、透明被検査体1
03が不良品か否かを判定することが可能な肉厚分布検
査方法及び検査装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、ガラスビン等の筒状透
明な被検査体の側壁部の肉厚分布状況を検査する肉厚分
布検査方法において、前記被検査体の内部から、ストラ
イプ状、格子状等の所定のパターンを有する検査光若し
くは円柱等の特定形状の発光体が出力する検査光を前記
側壁部に照射し、前記被検査体の外部から前記側壁部を
透過した前記検査光の透過像を撮像し、前記撮像した透
過像を表示するように構成される。
【0015】請求項2に記載の発明は、ガラスビン等の
筒状透明な被検査体の側壁部の肉厚分布状況を検査する
肉厚分布検査方法において、前記被検査体の内部から、
ストライプ状、格子状等の所定のパターンを有する検査
光若しくは円柱等の特定形状の発光体が出力する検査光
を前記側壁部に照射し、前記被検査体の外部から前記側
壁部を透過した前記検査光の透過像を撮像し、前記撮像
した透過像と、予め設定した基準透過像とを比較し、両
者の相違を判定するように構成される。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の肉厚分布検査方法であって、前記被検査体と前
記透過像を撮像する撮像装置は、前記被検査体の中心軸
を略中心として相対的に回転するように構成される。
【0017】請求項9に記載の発明は、ガラスビン等の
筒状透明な被検査体の側壁部の肉厚分布状況を検査する
肉厚分布検査装置において、前記被検査体の内部に位置
し、ストライプ状、格子状等の所定のパターン若しくは
形状を有する検査光を前記側壁部に照射する光源若しく
は円柱等の特定形状の光源と、前記被検査体の外部に位
置し、前記側壁部を透過した前記検査光の透過像を撮像
する撮像装置と、前記撮像した透過像を表示する表示手
段と、を備えて構成される。
【0018】請求項10に記載の発明は、ガラスビン等
の筒状透明な被検査体の側壁部の肉厚分布状況を検査す
る肉厚分布検査装置において、前記被検査体の内部に位
置し、ストライプ状、格子状等の所定のパターン若しく
は形状を有する検査光を前記側壁部に照射する光源若し
くは円柱等の特定形状の光源と、前記被検査体の外部に
位置し、前記側壁部を透過した前記検査光の透過像を撮
像する撮像装置と、前記撮像した透過像と、予め設定し
た基準透過像とを比較し、両者の相違を判定する比較判
定手段と、を備えて構成される。
【0019】請求項11に記載の発明は、請求項9又は
10に記載の肉厚分布検査装置であって、前記被検査体
と前記撮像装置を前記被検査体の中心軸を略中心として
相対的に回転させる回転手段を備えて構成される。
【0020】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、被検査体の内
部から、所定のパターン若しくは形状を有する検査光が
側壁部に照射され、被検査体の外部から側壁部を透過し
た検査光の透過像が撮像され、撮像した透過像が表示さ
れる。
【0021】よって、検査光は、出力されてから撮像さ
れるまでに被検査体の側壁部を一回のみ透過するので、
検査光の光軸が被検査体の中心軸を通過しない場合であ
っても、検査光の透過像は肉厚の不均一のみに起因して
検査光の有する所定のパターン若しくは形状から歪み、
その歪んだ透過像が表示されることとなる。
【0022】したがって、検査光の通過位置と被検査体
の中心の位置関係を厳密に決定することなく確実に被検
査体の側壁部の肉厚の不均一を判定することができる。
請求項2に記載の発明によれば、被検査体の内部から、
所定のパターン若しくは形状を有する検査光が側壁部に
照射され、被検査体の外部から側壁部を透過した検査光
の透過像が撮像され、撮像した透過像と、予め設定され
た、肉厚が均一な部分を透過した検査光の透過像である
基準透過像とが比較され両者の相違が判定される。
【0023】よって、検査光は、出力されてから撮像さ
れるまでに被検査体の側壁部を一回のみ透過するので、
検査光の光軸が被検査体の中心軸を通過しない場合であ
っても、検査光の透過像は肉厚の不均一のみに起因して
検査光の有する所定のパターン若しくは形状から歪み、
その歪んだ透過像と、予め設定された基準透過像とが比
較され、両者の相違が判定されることとなる。
【0024】したがって、検査光の通過位置と被検査体
の中心軸の位置関係を厳密に決定することなく確実に、
かつ、自動的に被検査体の側壁部の肉厚の不均一を判定
することができる。
【0025】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は2に記載の発明の作用に加えて、被検査体と透過像
を撮像する撮像装置が、被検査体の中心軸を略中心とし
て相対的に回転し、撮像装置は回転しつつ透過像を撮像
するので、肉厚分布検査を高速化することができる。
【0026】請求項9に記載の発明によれば、光源は、
被検査体の内部に位置し、所定のパターン若しくは形状
を有する検査光を側壁部に照射する。撮像装置は被検査
体の外部に位置し、側壁部を透過した検査光の透過像を
撮像する。
【0027】表示手段は、撮像した透過像を表示する。
よって、検査光は、光源から出力され撮像装置に到達す
るまでに被検査体の側壁部を一回のみ透過するので、検
査光の光軸が被検査体の中心を通過しない場合であって
も、検査光の透過像は肉厚の不均一のみに起因して検査
光の有する所定のパターン若しくは形状から歪み、その
歪んだ透過像が表示されることとなる。
【0028】したがって、検査光の通過位置と被検査体
の中心の位置関係を厳密に決定することなく確実に被検
査体の側壁部の肉厚の不均一を判定することができる。
請求項10に記載の発明によれば、光源は、被検査体の
内部に位置し、所定のパターン若しくは形状を有する検
査光を側壁部に照射する。
【0029】撮像装置は、被検査体の外部に位置し、側
壁部を透過した検査光の透過像を撮像する。比較判定手
段は、撮像した透過像と、予め設定された、肉厚が均一
な部分を透過した検査光の透過像である基準透過像とを
比較し、両者の相違を判定する。
【0030】よって、検査光は、光源から出力され撮像
装置に到達するまでに被検査体の側壁部を一回のみ透過
するので、検査光の光軸が被検査体の中心軸を通過しな
い場合であっても、検査光の透過像は肉厚の不均一のみ
に起因して検査光の有する所定のパターン若しくは形状
から歪み、その歪んだ透過像と、予め設定された基準透
過像とが比較され、両者の相違が判定されることとな
る。
【0031】したがって、検査光の通過位置と被検査体
の中心軸の位置関係を厳密に決定することなく確実に、
かつ、自動的に被検査体の側壁部の肉厚の不均一を判定
することができる。
【0032】請求項11に記載の発明によれば、請求項
9又は10に記載の発明の作用に加えて、回転手段は、
被検査体と撮像装置を被検査体の中心軸を略中心として
相対的に回転させるので、肉厚分布検査を高速化するこ
とができる。
【0033】
【実施例】次に、本発明に好適な実施例について図1乃
至図5を用いて説明する (I)第1実施例 はじめに、請求項1、2、9及び10に記載の発明に対
応する第1の実施例について図1乃至図4を用いて説明
する。
【0034】図1に示すように、第1実施例において
は、所定のパターンを有する検査光として、蛍光灯に一
定幅でありかつ一定間隔の黒色テープを巻回することに
より横ストライプ状の明暗パターンを有する検査光Lを
一方向に出力するようにした一の光源1が、筒状透明な
被検査体としてのガラスビン3の内部に配置されてい
る。この光源1から出力される検査光Lが、肉厚分布を
検査すべきガラスビン3の側壁部に照射され、当該側壁
部を透過した検査光Lがガラスビン3の外部に配置され
た撮像装置2により映像化され、撮像装置2に接続され
た表示装置4に出力されることにより観察される。
【0035】本実施例においては、検査光Lが光源1か
ら出力され撮像装置2に到達して映像化されるまでに透
過するガラスビン3の側壁部は1カ所のみである。した
がって、光源1が図1(a)に符号1a及び1bで示す
位置にあり、検査光Lがガラスビン3の中心を通過しな
いときでも、曲率の異なる2か所の側壁部を透過するこ
とがないので、透過する側壁部の肉厚が均一であれば、
その透過象は、図1(b)(i)又は(iii)に示す
ように、光源1の有する横ストライプ状のパターンから
歪むことはない。
【0036】よって、光源1が図1(a)に符号1で示
す位置にあり、検査光Lが肉厚不均一部Fを通過する場
合には、検査光Lの光軸がガラスビン3の中心を通過し
ないときでも、その透過像は、図1(b)(ii)に示
すように、肉厚の不均一のみに起因して、光源1の有す
る横ストライプ状のパターンから歪むこととなる。
【0037】したがって、本実施例によれば、検査光L
の光軸がガラスビン3の中心を通過するように、光源1
とガラスビン3の位置を厳密に決定する必要がなく、検
査工程を簡略化しつつ確実に肉厚分布の不均一を検出
し、ガラスビン3の肉厚不均一による不良品か否かを検
出することができる。
【0038】なお、本実施例においては、撮像装置2に
より映像化された透過像を表示装置4に表示して目視観
察するようにしたが、これに限られるものではなく、撮
像装置2の出力を画像処理装置に入力して2値化し、光
源1の有するパターンと比較することにより自動的に肉
厚分布の不均一の有無を自動的に検出するようにするこ
とも可能である。この画像処理装置を含んだ比較判定手
段としての自動判定装置及びその動作の詳細について、
図3及び図4に基づき以下に説明する。
【0039】図3に示すように、本実施例に係る自動判
定装置Sは、ガラスビン3を透過した光源1からの検査
光Lの透過像を撮像するカメラ等の撮像装置2と、撮像
された映像を画像処理して不良品か否かを示す判定信号
Dを出力する画像処理部10と、肉厚が均一な部分を透
過した検査光の透過像である基準透過像を記憶する基準
透過像記憶部21と、判定信号Dに基づいて不良品であ
るガラスビンを排出する不良品排出部20により構成さ
れている。
【0040】画像処理部10は、撮像された映像を2値
化して2値化映像を出力する2値化処理部11と、光源
1と背景部Bとを弁別して検査範囲を確定するためのウ
インドを発生するウインド発生部12と、横ストライプ
ピッチ判定及び横ストライプの数の判定並びに横ストラ
イプの角度判定に使用される複数の基準線Z(図4
(b)、(c)及び(d)参照)を発生し、ウインドに
よって検出範囲が確定された2値化映像に重畳する基準
線発生部13と、横ストライプの幅aj (図4(a)参
照)又は基準線Z上における横ストライプピッチb
ij(図4(b)参照)を検出するための長さ検出部14
と、長さ検出部14により検出された横ストライプの幅
j 又は基準線Z上における横ストライプピッチbij
基準透過像の横ストライプの幅又は横ストライプピッチ
とを比較して、不良品か否かを示す判定信号Dを出力す
るコンパレータ17と、基準線Z上における横ストライ
プの数ci(図4(c)参照)をカウントするカウンタ
15と、カウンタ15でカウントされた横ストライプの
数ci と、基準透過像の横ストライプの数を比較して、
不良品か否かを示す判定信号Dを出力するコンパレータ
18と、基準線Zと横ストライプのなす角度θj (図4
(d)参照)を検出する角度検出部16と、角度検出部
16で検出された横ストライプの角度θj と、基準透過
像の横ストライプの角度を比較して、不良品か否かを示
す判定信号Dを出力するコンパレータ18と、により構
成されている。
【0041】次に、動作を説明する。撮像装置2により
撮像された検査光Lの透過像は、2値化処理部11にお
いて2値化され、ウインド発生部12において検出範囲
が確定され、基準線発生部13において検出用の基準線
が重畳された後、それぞれ長さ検出部14、カウンタ1
5及び角度検出部16に出力される。
【0042】長さ検出部14においては、横ストライプ
の幅aj (図4(a)参照)又は複数の基準線Z上にお
ける複数の横ストライプピッチbij(図4(b)参照)
が検出され、コンパレータ17に出力される。
【0043】コンパレータ17においては、横ストライ
プの幅aj 又は基準線Z上におけるそれぞれの横ストラ
イプピッチbijと基準透過像記憶部21に記憶された基
準透過像に基づく横ストライプの幅又は横ストライプピ
ッチとが比較される。より具体的には、横ストライプの
幅aj は、図4(a)に示すように、基準透過像に基づ
く横ストライプの幅の最小値amin 及び最大値amax
比較され、aj がami n とamax により確定される範囲
内にあるときには、そのガラスビン3は良品(肉厚が均
一)と判定され判定信号Dが出力される。また、aj
min とamaxにより確定される範囲外にあるときに
は、そのガラスビン3は不良品(肉厚が不均一)と判定
され判定信号Dが出力される。
【0044】同様に、それぞれの横ストライプピッチb
ijは、図4(b)に示すように、基準透過像に基づく横
ストライプピッチの最小値bmin 及び最大値bmax と比
較され、全ての横ストライプピッチbijがbmin とb
max により確定される範囲内にあるときには、良品とし
ての判定信号Dが出力される。また、それぞれの横スト
ライプピッチbijのうち、ひとつでもbmin とbmax
より確定される範囲外にある場合には、不良品としての
判定信号Dが出力される。
【0045】カウンタ15においては、複数の基準線Z
上における横ストライプの数ci (図4(c)参照)が
検出され、コンパレータ18に出力される。コンパレー
タ18においては、横ストライプの数ci と基準透過像
記憶部21に記憶された基準透過像に基づく横ストライ
プの数とが比較される。より具体的には、それぞれの基
準線Z上の横ストライプの数ci は、図4(c)に示す
ように、基準透過像に基づく横ストライプの数の最小値
min 及び最大値cmax と比較され、全ての基準線Z上
の横ストライプの数のci がcmin とcmax により確定
される範囲内にあるときには、そのガラスビン3は良品
(肉厚が均一)と判定され判定信号Dが出力される。ま
た、それぞれの横ストライプの数ci のうち、ひとつで
もcmin とcmax により確定される範囲外にある場合に
は、不良品(肉厚が不均一)としての判定信号Dが出力
される。
【0046】角度検出部16においては、複数の基準線
Zと横ストライプのなす角度θj (図4(d)参照)が
検出され、コンパレータ19に出力される。コンパレー
タ19においては、それぞれの横ストライプのなす角度
θj と基準透過像記憶部21に記憶された基準透過像に
基づく横ストライプの角度とが比較される。より具体的
には、それぞれの横ストライプのなす角度θj は、図4
(d)に示すように、基準透過像に基づく横ストライプ
の最小角度θmin と比較され、全ての基準線Zに対する
横ストライプの角度θj が−θmin とθmin により確定
される範囲内にあるときには、そのガラスビン3は良品
(肉厚が均一)と判定され判定信号Dが出力される。ま
た、それぞれの横ストライプの角度θj のうち、ひとつ
でも−θmin とθmin により確定される範囲外にある場
合には、不良品(肉厚が不均一)としての判定信号Dが
出力される。
【0047】以上説明した画像処理部10の動作により
不良品を示す判定信号Dが出力されたときには、不良品
排出部20は当該ガラスビン3を不良品として排出す
る。以上説明した自動判定装置Sによれば、ガラスビン
の肉厚不均一を高速かつ自動的に判定し、不良品を排出
することができる。
【0048】さらに、本実施例では、光源1が有する規
則的なパターンとして一定幅かつ一定間隔を有する横ス
トライプパターンを用いたが、これに限られるものでは
なく、図2に示すように、一定幅かつ一定間隔の縦スト
ライプパターン(図2(a)に示す。)、一定幅かつ一
定間隔の格子状パターン(図2(b)に示す。)、一定
間隔の点状パターン(図2(c)に示す。)及び円状パ
ターン(図2(d)に示す。)を用いても同様の効果が
得られる。また、図2(e)に示すように、特定の形状
を有する光源(図2(e)の場合は円柱形状)を用い
て、それを撮像し、その映像がもとの円柱形状の映像か
らどのように歪んでいるかを観察することにより、不良
品を判定するようにしてもよい。 (II)第2実施例 次に、請求項1乃至3及び9乃至11に記載の発明に対
応する実施例である第2実施例について、図5を用いて
説明する。
【0049】図5において、図5(a)は平面図であ
り、図5(b)は斜視図である。図5に示すように、第
2実施例においては、規則的なパターンを有する検査光
Lを出力する光源1として、円筒状の石英ロッド1に一
定幅でありかつ一定間隔の黒色テープを巻回し、ガラス
ビン3外部の図示しない発光部が出力する光を石英ロッ
ドに誘導して光源とすることにより横ストライプ状の明
暗パターンを有する検査光Lを全方向に出力するように
構成され、この石英ロッド1が筒状透明な被検査体とし
てのガラスビン3の内部に配置されている。そして、こ
の石英ロッド1から出力される検査光Lが、肉厚分布を
検査すべきガラスビン3の側壁部に照射され、当該側壁
部を透過した検査光Lの透過像がガラスビン3の外部に
配置された撮像装置2により映像化され、撮像装置2に
接続された表示装置4に出力されることにより観察され
る。また、本実施例においては、ガラスビン3は回転台
4上に載置され、石英ロッド1の周囲を回転するように
なされている。
【0050】その他の動作については第1実施例と同様
であるので、細部の説明は省略する。本実施例において
は、ガラスビン3が回転することにより、肉厚不均一部
Fを透過した検査光Lを撮像装置2が受光したときに、
肉厚の不均一にのみ起因して光源1の有するパターンか
ら歪んだ透過像が映像化されるので、肉厚不均一部Fが
存在することを判定することができる。
【0051】したがって、本実施例によれば、第1実施
例の効果に加えて、ガラスビン3の回転を高速にして検
査光Lの透過像を取り込むことにより、肉厚分布検査を
高速化することができる。
【0052】なお、本実施例においては、撮像装置2に
より映像化された透過像を表示装置4に表示して目視観
察するようにしたが、これに限られるものではなく、第
1実施例と同様に、撮像装置2の出力を画像処理装置に
入力して2値化し、光源1の有する所定のパターンと比
較することにより自動的に肉厚分布の不均一の有無を検
出するようにすることも可能である。このための自動判
定装置は、第1実施例における図3及び図4の関連説明
部分と同様の構成であるので、細部の説明は省略する。
【0053】さらに、本実施例では、石英ロッド1が有
するパターンとして一定幅かつ一定間隔を有する横スト
ライプパターンを用いたが、これに限られるものではな
く、第1実施例と同様に、図2に示すような種々のパタ
ーン若しくは形状を用いることも可能である。
【0054】さらにまた、本実施例においてはガラスビ
ン3を回転させたが、これに限られるものではなく、ガ
ラスビン3を固定とし、撮像装置2をガラスビンの中心
軸を略中心として回転させたときでも同様の効果が得ら
れる。また、ガラスビン3と撮像装置2をガラスビンの
中心軸を略中心として同時に相対的に回転させたときで
も同様の効果が得られる。
【0055】なお、以上説明した各実施例においては、
本発明を肉厚分布の検査に応用した場合について説明し
たが、本発明の適用はこれに限られるものではなく、ガ
ラスビンの製造過程において発生したバリ等により結果
的に肉厚が変化した部分を検出し、バリ等の存在の有無
を判定することに用いることも可能である。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1又は9に
記載の発明によれば、検査光が出力されてから撮像され
るまでに被検査体の側壁部を一回のみ透過するので、検
査光の光軸が被検査体の中心を通過しない場合であって
も、側壁部の肉厚の不均一にのみ起因して、透過像が検
査光の有する規則的なパターンから歪むこととなる。
【0057】したがって、検査光の通過位置と被検査体
の中心の位置関係を厳密に決定することなく確実に被検
査体の側壁部の肉厚の不均一を判定することができるた
め、検査工程を複雑にすることなく被検査体が不良品か
否かを正確に判定することができる。
【0058】請求項2又は10に記載の発明によれば、
請求項1又は9に記載の発明の効果に加えて、光源のパ
ターンから歪んだ透過像と、予め設定された基準透過像
とが比較され、両者の相違が判定されるので、被検査体
の側壁部の肉厚の不均一を確実、かつ、自動的に判定す
ることができる。
【0059】請求項3又は11に記載の発明によれば、
請求項1、2、9又は10に記載の発明の効果に加え
て、被検査体と撮像装置が被検査体の中心軸を略中心と
して相対的に回転するので、肉厚分布検査を高速化する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図である。
【図2】検査光の規則的パターンを示す図である。
【図3】自動判定装置の構成を示す図である。
【図4】自動判定装置の検査基準を示す図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す図である。
【図6】肉厚分布検査の原理を示す図である。
【図7】従来技術の肉厚分布検査を示す図である。
【符号の説明】
1、1a、1b…光源(石英ロッド) 2、2a、2b…撮像装置 3…ガラスビン 4…表示装置 5…回転台 10…画像処理部 11…2値化処理部 12…ウインド発生部 13…基準線発生部 14…長さ検出部 15…カウンタ 16…角度検出部 17、18、19…コンパレータ 20…不良品排出部 21…基準透過像記憶部 100、100a、100b…光源 101…透明被検査体 102、102a、102b…撮像装置 103…透明被検査体 105…検査光Lが初めに透過する透明側壁部 106…検査光Lが次に透過する透明側壁部 D…判定信号 S…自動判定装置 L…検査光 F…肉厚不均一部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状透明な被検査体の側壁部の肉厚分布
    状況を検査する肉厚分布検査方法において、 前記被検査体の内部から所定のパターン若しくは形状を
    有する検査光を前記側壁部に照射し、 前記被検査体の外部から前記側壁部を透過した前記検査
    光の透過像を撮像し、 前記撮像した透過像を表示することを特徴とする肉厚分
    布検査方法。
  2. 【請求項2】 筒状透明な被検査体の側壁部の肉厚分布
    状況を検査する肉厚分布検査方法において、 前記被検査体の内部から所定のパターン若しくは形状を
    有する検査光を前記側壁部に照射し、 前記被検査体の外部から前記側壁部を透過した前記検査
    光の透過像を撮像し、 前記撮像した透過像と、予め設定した基準透過像とを比
    較し、両者の相違を判定することを特徴とする肉厚分布
    検査方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の肉厚分布検査方
    法であって、 前記被検査体と前記透過像を撮像する撮像装置は、前記
    被検査体の中心軸を略中心として相対的に回転すること
    を特徴とする肉厚分布検査方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3に記載の肉厚分布検査方
    法において、 前記検査光は、ストライプ状パターンを有することを特
    徴とする肉厚分布検査方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3に記載の肉厚分布検査方
    法において、 前記検査光は、格子状パターンを有することを特徴とす
    る肉厚分布検査方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至3に記載の肉厚分布検査方
    法において、 前記検査光は、点状パターンを有することを特徴とする
    肉厚分布検査方法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至3に記載の肉厚分布検査方
    法において、 前記検査光は、円状パターンを有することを特徴とする
    肉厚分布検査方法。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至3に記載の肉厚分布検査方
    法において、 前記検査光は、所定の特定形状の発光体より出力される
    ことを特徴とする肉厚分布検査方法。
  9. 【請求項9】 筒状透明な被検査体の側壁部の肉厚分布
    状況を検査する肉厚分布検査装置において、 前記被検査体の内部に位置し、所定のパターン若しくは
    形状を有する検査光を前記側壁部に照射する光源と、 前記被検査体の外部に位置し、前記側壁部を透過した前
    記検査光の透過像を撮像する撮像装置と、 前記撮像した透過像を表示する表示手段と、 を備えることを特徴とする肉厚分布検査装置。
  10. 【請求項10】 筒状透明な被検査体の側壁部の肉厚分
    布状況を検査する肉厚分布検査装置において、 前記被検査体の内部に位置し、所定のパターン若しくは
    形状を有する検査光を前記側壁部に照射する光源と、 前記被検査体の外部に位置し、前記側壁部を透過した前
    記検査光の透過像を撮像する撮像装置と、 前記撮像した透過像と、予め設定した基準透過像とを比
    較し、両者の相違を判定する比較判定手段と、 を備えることを特徴とする肉厚分布検査装置。
  11. 【請求項11】 請求項9又は10に記載の肉厚分布検
    査装置であって、 前記被検査体と前記撮像装置を前記被検査体の中心軸を
    略中心として相対的に回転させる回転手段を備えたこと
    を特徴とする肉厚分布検査装置。
  12. 【請求項12】 請求項9乃至11に記載の肉厚分布検
    査装置において、 前記検査光は、ストライプ状パターンを有することを特
    徴とする肉厚分布検査装置。
  13. 【請求項13】 請求項9乃至11に記載の肉厚分布検
    査装置において、 前記検査光は、格子状パターンを有することを特徴とす
    る肉厚分布検査装置。
  14. 【請求項14】 請求項9乃至11に記載の肉厚分布検
    査装置において、 前記検査光は、点状パターンを有することを特徴とする
    肉厚分布検査装置。
  15. 【請求項15】 請求項9乃至11に記載の肉厚分布検
    査装置において、 前記検査光は、円状パターンを有することを特徴とする
    肉厚分布検査装置。
  16. 【請求項16】 請求項9乃至11に記載の肉厚分布検
    査装置において、 前記光源は所定の特定形状を有することを特徴とする肉
    厚分布検査装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000018922A (ja) * 1998-07-02 2000-01-21 Toshiba Eng Co Ltd 厚み欠陥検査装置及びその検査方法
JP2009080120A (ja) * 2002-04-26 2009-04-16 Optrex Corp 透明基板の検査方法

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