JPH0861381A - 共通軸に沿って回転できる２本のシャフトの連結装置 - Google Patents

共通軸に沿って回転できる２本のシャフトの連結装置

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JPH0861381A
JPH0861381A JP7209313A JP20931395A JPH0861381A JP H0861381 A JPH0861381 A JP H0861381A JP 7209313 A JP7209313 A JP 7209313A JP 20931395 A JP20931395 A JP 20931395A JP H0861381 A JPH0861381 A JP H0861381A
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JP
Japan
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shaft
sleeve
coupling device
axial
shafts
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7209313A
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English (en)
Inventor
Charles Daviau
ダヴィオ シャルル
Emmanuel Marzio
マルジョ エマニュエル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAKAMU
Robert Bosch Automotive Steering Vendome SAS
Original Assignee
NAKAMU
Nacam SA
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Filing date
Publication date
Application filed by NAKAMU, Nacam SA filed Critical NAKAMU
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D1/00—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
    • F16D1/10—Quick-acting couplings in which the parts are connected by simply bringing them together axially
    • F16D1/108—Quick-acting couplings in which the parts are connected by simply bringing them together axially having retaining means rotating with the coupling and acting by interengaging parts, i.e. positive coupling
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D1/00—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
    • F16D1/02—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for connecting two abutting shafts or the like
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
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    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Clamps And Clips (AREA)
  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
  • Supports For Plants (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ２本の同軸シャフトを、容易に短時間に、正
確なクリアランスと結合の維持を保証して行なう装置を
提供することを目的とする。 【解決手段】 共通軸（Ｘ−Ｘ）に従って回転すること
のできる２本のシャフト（１，２）の連結装置は、軸方
向維持手段に結びつけられた回転結合手段を含んでい
る。回転結合手段は、シャフト（１）の端部と一体化さ
れた歯（５）及びもう１本のシャフト（２）の端部と一
体化された溝穴（６）から成る。歯（５）及び溝穴
（６）は、一体となった断面形状と傾斜した側面を有
し、もう１本のシャフト（１）との関係におけるシャフ
ト（２）の軸方向の係合の後、各歯の側面（５）が対応
する溝穴の側面に押しつけられることになり、かくして
軸方向維持システムの作用下で所定の位置にとどまるよ
うになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、１本の共通軸に沿
って回転することのできる２本のシャフトの連結装置に
関する。
【０００２】本発明に従った連結装置は、より特定的に
は自動車のステアリングコラム上に取りつけられるため
のものである。
【０００３】
【従来の技術】バネ又はオペレータによる外部のエネル
ギー導入を必要とするすきま調整システムを利用する、
自動車のステアリングコラムの２本のシャフトの連結装
置がすでに知られている。このシステムのあそびの減少
には、非常に大きいエネルギーの導入ひいては非常に強
い予応力を伴うバネが必要であり、これは、組立て易さ
の点で不利である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、適正
なすきま調整及び連結の所定の場所での維持を保証しな
がら、できるかぎり短い時間できわめて容易に組立てる
ことのできる２本の同軸のシャフトの連結装置を提示す
ることにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に従うと、共通軸
に沿って回転することのできる２本のシャフトの連結装
置は、軸方向維持手段に結びつけられた回転連結手段を
有する。
【０００６】回転結合手段は、２本のシャフトのうちの
１本の端部と一体化され共通軸に対してほぼ垂直な平面
上に配置された少なくとも１つの歯もう１本のシャフト
の端部と一体化され、共通軸に対してほぼ垂直な平面上
に配置された少なくとも１つの溝穴、で構成されてお
り、歯と溝穴は、もう１本のシャフトとの関係における
１本のシャフトの軸方向係合の後、歯の側面が溝穴の対
応する側面に押しつけられかくして軸方向維持システム
の作用下で所定の場所にとどまることになるような形
で、それぞれ歯の頂部及び溝穴の底面との関係において
傾斜している側面及び一体となった断面形状を有する。
【０００７】有利にも、本発明に従うと、軸方向維持手
段はスリーブ及び弾性手段を含んでいる。スリーブは連
結すべき２本のシャフトの各々の端部をとり囲み、共通
軸に対しほぼ垂直である支え面をその各端部に有し、か
くして弾性手段がスリーブの支え面のうちの１つに支え
られ２本のシャフトの端部をスリーブのもう１つの支え
面に対して押しつけるようになっている。
【０００８】本発明の性能を改善するべく、軸方向維持
手段は、２本のシャフトが互いの中に係合する際に弾性
手段を所定の場所に維持することを可能にする弾性手段
装着システムを含んでいる。好ましくは、弾性手段は圧
縮バネであってよい。
【０００９】本発明の一実施態様に従うと、装着システ
ムは、スリーブが、弾性手段の支え面をもつ端部上に配
置されたハブを有することから成る。このハブは、対応
するシャフト内に取り付けられたピンが中を通って反対
側と通じるような形で少なくとも１つのスリットを具備
している。好ましくは、このスリットは、軸方向保持用
弾性手段がスリーブに支えられて２本のシャフトを互い
に対して押しつけさせるようにするべく装着システムを
解放することのできる軸方向曲折によって延長されてい
る片端を有する扇形を含んで成る。その上、本発明に従
った連結装置は、本発明の好ましい実施態様によるとス
リット内に取りつけられたつめから成っている戻り防止
システムを含んでいる。
【００１０】本発明の特に有利な構成においては、スリ
ーブは、直径方向に相対する支えほぞの形をした２つの
曲折によって構成された２本のシャフトの端部支え面を
有する。各シャフトの端部は、スリーブの２つの支えほ
ぞの通過用の直径方向に相対する軸方向溝が具備されて
いる円形面板によって構成されている。この実施態様に
おいては、本発明に従って、スリーブのハブの中に設け
られた装着システムのスリットという特別の配置を備え
ることが有利である。この配置は、軸方向曲折の反対側
にある扇形の端部が、装着システムの維持を保証するた
めピンを収容できるように円形くぼみを具備していると
いうことから成る。
【００１１】組立てを容易にするため、本発明に従った
連結装置は、もう１つの円形面板がスリーブのスリット
の円形くぼみ内及び対応するシャフト内にピンと共に置
かれた装着システムを伴って所定の場所にある状態で、
溝穴内への歯の提示の際に２つの支えほぞがなおも円形
面板の軸方向溝の中に係合されていることから２つの円
形面板が互いとの関係において適当に現われるように前
記円板がなおも支えほぞの中に係合されることになるよ
うな形で、支え用つめ上に支えられる円形面板の軸方向
長さを決定することから成る割り出しシステムを含んで
いる。
【００１２】本発明に従った連結装置は同様に、連結装
置全体を閉鎖位置に維持するためスリーブの２つの支え
ほぞを収容する形で円形面板の外部面上に設けられてい
る、直径方向に相対する２つのくぼみから成る閉鎖位置
維持システムも含むことができる。
【００１３】互いとの関係において２本のシャフトの優
れた心合せを保証するため、本発明に従った連結装置は
心出しシステムを含む。
【００１４】本発明の一変形態様においては、心出しシ
ステムは、１本のシャフトの端部が円形アダプタを具備
していることから成る。この円形アダプタは、もう１本
のシャフトの端部に設けられた円形収納部の中に収まっ
てそこに適合するようになっている。
【００１５】本発明のもう１つの変形態様においては、
心出しシステムは、スリーブの内部円形面の中に適合す
る外部円形面をもつ円形面板の各々によって構成され
る。
【００１６】本発明の好ましい一実施態様においては、
シャフトは直径方向に相対する２つの歯及び２つの溝穴
を有する。その上、スリーブのハブには、直径方向に相
対しかつピンと連動する２つのスリットが具備されてい
る。
【００１７】本発明に従うと、軸方向維持手段に結びつ
けられた回転結合手段を含み１本の共通軸に従って回転
することのできる２本のシャフトの連結装置の組立て方
法は、スリーブが圧縮バネとその装着システムが固定位
置にある状態で１本のシャフト上に取りつけられている
ことを特徴とする。このときもう１本のシャフトは、１
本のシャフトの歯の側面がもう１本のシャフトの相対す
る溝穴の側面に押しつけられ、かくして、装着システム
の解放後軸方向維持システムの作用下で所定の場所にと
どまるまで、軸方向に係合されている。この装着システ
ムの解放は、連結装置を閉鎖位置に維持するためもう１
本のシャフトの端部内に設けられた２つのくぼみ内にそ
の２つの支えほぞが係合するようにスリーブの回転によ
って得られる。
【００１８】その上、本発明に従った組立て方法は、圧
縮バネを支持するシャフトが、シャフト上に取りつけら
れスリーブのハブ上に設けられた２つのスリットを横断
するピンによってそれと連結されているスリーブの中に
係合されていることを特徴とする。これらのスリットの
各々は、片端が軸方向曲折により延長されもう一方の端
部には１つの円形くぼみが備わっている扇形を含んでい
る。ピン及び２つのスリットは、圧縮バネ装着システム
を構成する。装着システムは、ピンが各々のスリットの
円形くぼみ内に係合された時点で納入位置に対応する固
定位置にあり、かつピンが各々のスリットの軸方向曲折
の中に係合された時点で連結装置の閉鎖位置に対応する
解放位置にあり、この閉鎖位置の維持は、対応するシャ
フトの面板の外部面上に設けられたくぼみの中へのスリ
ーブの２つの支えほぞの係合によって保証される。
【００１９】かくして、本発明に従った連結装置は、新
品でも使用後でもいかなるあそびも無く容易に難なく迅
速な組立てを可能にするという利点を呈している。その
上、ひとたび連結を行なったならば、これは機械的に保
証される。つまり、利用される部品は比較的単純で従っ
て安価である。
【００２０】本発明のその他の特徴及び利点は、添付図
面を参照しながら、制限的な意味を全くもたない一例と
して示される以下の記述を読むことによって明らかにな
ることだろう。
【００２１】
【発明の実施の形態】本発明に従った連結手段は、共通
軸Ｘ−Ｘに沿って回転することのできる、１及び２とい
う番号の付された２本のシャフトを連結するためのもの
である。図に表わされた実施態様は、連結装置、より特
定的には自動車のステアリングコラム向けの連結装置に
関するものであり、ここでシャフト１は駆動軸で自在継
手二又３５を用いたステアリングコラムに属し、シャフ
ト２は従軸でステアリングギヤハウジングのピニオンロ
ッドに属している。
【００２２】図１，５及び７に全体が表わされている２
本のシャフト１及び２の連結装置は、軸方向維持手段に
結びつけられているその２本のシャフト１及び２の回転
結合手段を含んでいる。
【００２３】この回転結合手段は基本的に次のものから
成る： −図に表わされているケースにおいてはシャフト１であ
る２本の連結すべきシャフトのうちの１本の端部と一体
化され、共通軸Ｘ−Ｘに対してほぼ垂直な平面上に配置
されている少なくとも１つの歯５； −共通軸Ｘ−Ｘに対してほぼ垂直な平面上に配置されて
いる、もう１本の駆動すべきシャフト２の端部と一体化
されている少なくとも１つの溝穴６。
【００２４】この歯５及び溝穴６は、歯５の頂部１５と
の関係において傾斜した側面１７及び溝穴６の底面１６
との関係において傾斜した側面１８を伴う一体になった
断面形状を有する。歯５の側面１７は、シャフト１との
関係におけるシャフト２の軸方向係合の後、溝穴６の相
応する側面８に押しつけられることになる。このとき側
面１７及び１８は、軸方向維持システムの作用下で所定
の場所にとどまる。
【００２５】軸方向維持システムは、スリーブ３及びそ
の内側に取りつけられた圧縮バネ４により構成された弾
性手段を含む。
【００２６】シャフト１は、その端部に、内部面９と外
部面１１を伴う円形面板７を有している。直径方向に相
対する２つの歯５が内部面９上に設けられている。従軸
２は同様に、内部面１０及び外部面１２を伴う円形面板
８を有している。内部面１０は、直径方向に相対し、か
つシャフト１に属する円形面板７の内部面上に設けられ
た対応する歯５の断面形状と一致する断面形状を有する
２つの溝穴を有する。
【００２７】スリーブ３は、その一方の端部に底面２８
を又もう一方の端部に２つの支えほぞを伴う円筒形本体
２３により構成されている。スリーブ２８の底面はハブ
２６により延長されている。円筒形本体２３は、スリー
ブの軸に対して垂直な２つの支え面２４及び２５及び内
部円形面３４を有する。支え面２４は、２つの支えほぞ
２７によって構成され、支え面２５はスリーブの底面２
８上に作られている。２つの支えほぞ２７は、スリーブ
の軸に対して垂直な２つの曲折により構成され、互いと
の関係において直径方向に相対している。
【００２８】円形面板７及び８はスリーブ３の内部円形
面３４に対応する寸法を有する。さらに、シャフト１の
円形面板７は、歯５に対して垂直な平面内にある軸をも
ちしかも２つの支えほぞ２７に対応する寸法をもつ、互
いとの関係において直径方向に相対する２つの軸方向溝
１３を含んでいる。同様にして、シャフト２の円形面板
８は、互いとの関係において直径方向に相対ししかも溝
穴６に対して垂直な平面内にある軸をもち２つの支えほ
ぞ２７の寸法に一致する寸法をもつ２本の軸方向溝１４
を含んでいる。その上、スリーブ３は、シャフト１の中
に取りつけられスリーブ３のハブ２６を横断するピンを
介してシャフト１に対し軸方向に連結されている。
【００２９】かくして、軸方向維持手段は、スリーブ３
及び圧縮バネで構成された弾性手段を含む。スリーブ３
は、２本のシャフト１及び２の各々の端部即ち２つの円
形面板７及び８及び圧縮バネ４をとり囲んでおり、この
バネはシャフト１上及びスリーブ３の底面２８の支え面
２５上に取りつけられ、溝穴６内に係合された歯５をも
つ２７の円形面板７及び８を図４に表わされているとお
り閉鎖位置にある２つの支えほぞ２７により構成される
スリーブ３のもう一方の支え面２４に対して押しつけ
る。
【００３０】弾性システムすなわち圧縮バネ４は、２つ
のシャフト１及び２が互いの中に係合した時点で圧縮バ
ネ４を所定の場所に維持することを可能にする装着シス
テムを含んでいる。この装着システムは、スリーブ３の
ハブ２６上に配置され互いとの関係において直径方向に
相対する２つのスリット２９から成る。この２つのスリ
ット２９は、シャフト１の穴１９の中に取りつけられこ
れら２つのスリット２９を横断して反対側に通じている
ピン３３と連動している。
【００３１】各々のスリット２９は、一方の端部が１つ
の軸方向曲折３１により延長させられ、もう一方の端部
には円形くぼみ３２が具備されている扇形３０を含む。
各々の軸方向曲折３１は、２つの支えほぞ２７を介して
スリーブ３上に支えられることにより圧縮バネ４が２つ
の円形面板７及び８を互いに対して押しつけさせるよう
に装着システムを解放することを可能にし、これは図４
の閉鎖位置に対応する。
【００３２】シャフト１上に取りつけられたアセンブリ
が納入位置にある場合、ピン３３は、図１，２，３及び
６に表わされている通り装着システムの維持を保証する
ような形で円形くぼみ３２内の扇形３０のもう一方の端
部に来る。
【００３３】さらに本発明の連結装置は、図６に表わさ
れている通りスリット２９内に取りつけられたつめ３６
により構成される軸方向戻り防止システムを含む。
【００３４】連結装置の組立てを容易にするべく、この
連結装置は割り出しシステムを含んでいる。この割り出
しシステムは、シャフト１上に取りつけられたアセンブ
リが納入位置にある場合このアセンブリからのシャフト
２に属する円形面板８の軸方向長さを決定することから
成る。シャフト１のアセンブリが納入位置にある場合、
装着システムは、スリーブ３の対応するスリット２９の
円形くぼみ３２の各々の中で支持されるシャフト１の中
にピン３３と共に置かれる。このとき円形面板８の軸方
向長さは、対応する溝穴６内への歯の提示の際に２本の
軸方向溝１４を介して支えほぞ２７の中に前記面板８が
なおも係合されるような形で決定される。
【００３５】２本のシャフト１及び２が互いとの関係に
おいて正しく心合せされるように、連結装置は、心出し
システムを含んでいる。この心出しシステムは、シャフ
ト１が円形アダプタ２１を具備した端部を有していると
いうことから成る。この円形アダプタ２１は、もう１本
のシャフト２の端部に設けられた円形収納部２２の中に
収まるようになっている。
【００３６】本発明に従った心出しシステムのもう１つ
の実施態様においては、この心出しシステムは、それぞ
れシャフト１及び２に属する円形面板７及び８の各々の
外部円形面がスリーブ３の内部円形面３４の中に適合す
ることから成る。
【００３７】連結装置が閉鎖位置にある場合、この位置
での維持用システムが具備される。このために、シャフ
ト２に属する円形面板の外部面１２には、直径方向に相
対する２つのくぼみ２０が具備される。これらのくぼみ
２０は、２つの支えほぞ２７の寸法に対応する寸法を有
する。かくして図３及び図４を見ればわかるように、連
結装置が納入位置から閉鎖位置へと移行する場合、スリ
ーブ３はシャフト１及び２との関係において回転し、２
つの支えほぞ２７は対応する２つのくぼみ２０の内に係
合されることになり、かくして連結装置アセンブリを閉
鎖位置に維持することが可能となる。
【００３８】軸方向維持手段に結びつけられた回転結合
手段を含む共通軸Ｘ−Ｘに沿って回転することのできる
２本のシャフト１及び２の連結装置の組立て方法は、圧
縮バネ４を支持するシャフト１がスリーブ３内に係合さ
れていることを特徴とする。このときシャフト１は、ス
リーブ３のハブ２６上に設けられた２つのスリット２９
を横断することによりシャフト１の穴１９の中に取りつ
けられたピン３３によって、スリーブ３と連結されてい
る。各々のスリット２９は一方の端部が軸方向曲折３１
によって延長されもう一方の端部が円形くぼみ３２を備
えている扇形３０を含む。ピン３３と２つのスリット２
９は圧縮バネ４の装着システムを構成する。この圧縮バ
ネ４は、ピン３３がスリット２９の各々の円形くぼみ３
２の中に係合されている場合に固定位置にあり、これは
納入位置に対応する。圧縮バネ４の装着システムは、各
スリット２９の軸方向曲折３１内にピン３３が係合され
た場合に解放位置にあり、これは連結装置の閉鎖位置に
対応する。この閉鎖位置の維持は、対応するシャフト２
の面板８の外部面１２上に設けられたくぼみ２０の中へ
のスリーブ３の２つの支えほぞ２７の係合によって保証
される。
【００３９】本発明の組立て方法に従うと、スリーブ３
が圧縮バネ４と共にシャフト１上に取りつけられその装
着システムがブロック位置にある場合、もう１本のシャ
フト２は、シャフト１の歯５の側面１７がもう１本のシ
ャフト２の対応する溝穴６の側面１８に対し押しつけら
れるまで、スリーブ３内に軸方向に係合される。かくし
て側面１７及び１８は、スリーブ３の回転による装着シ
ステムの解放後作用する軸方向維持システムの作用下で
互いに対して所定の場所にとどまる。この回転は、連結
装置を閉鎖位置に維持するべく外部面１２上で、もう１
本のシャフト２の端部内に設けられた２つのくぼみ２０
の中に係合されることになる２つの支えほぞ２７を回転
させる。
【図面の簡単な説明】
【図１】スリーブが軸方向断面で表わされた状態の、本
発明に従った連結装置の全体図である。
【図２】図１の平面II−IIに沿った断面図である。
【図３】図１の場合がそうであるように、連結装置全体
が「納入」位置にある、図１のIII に沿った図である。
【図４】連結装置が閉鎖位置にある、図３に類似した図
である。
【図５】スリーブが外観図で示された状態の、図１と類
似の図である。
【図６】図５の詳細図である。
【図７】組立て前の連結装置全体の斜投影図である。
【図８】連結すべきシャフトの１本の軸方向図である。
【図９】図８のIXに沿った図である。
【図１０】図８のX に沿った図である。
【図１１】連結すべきもう１本のシャフトの軸方向図で
ある。
【図１２】図１１のXII に沿った図である。
【図１３】図１１のXIIIに沿った図である。
【符号の説明】
１，２ シャフト ３ スリーブ ４ 圧縮バネ ５ 歯 ６ 溝穴 ７，８ 円形面板 １２ 面板外部面 １５ 歯の頂部 １６ 溝穴の底面 １７ 歯の側面 １８ 溝穴の側面 ２４，２５ 支え面 ２６ ハブ ２７ 支えほぞ ２９ スリット ３０ 扇形 ３１ 曲折 ３２ 円形くぼみ ３３ ピン ３４ スリーブの内部円形面

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 軸方向維持手段に結びつけられた回転結
    合手段を含む、共通軸（Ｘ−Ｘ）に沿って回転すること
    のできる２本のシャフト（１，２）の連結装置におい
    て、回転結合手段が、 −２本のシャフトのうちの１本（１）の端部と一体化さ
    れ共通軸（Ｘ−Ｘ）に対してほぼ垂直な平面上に配置さ
    れた少なくとも１つの歯（５）、 −もう１本のシャフト（２）の端部と一体化され、共通
    軸（Ｘ−Ｘ）に対してほぼ垂直な平面上に配置された少
    なくとも１つの溝穴（６）、で構成されており、歯
    （５）と溝穴（６）は、もう１本のシャフト（１）との
    関係におけるシャフト（２）の軸方向係合の後、歯
    （５）の側面（１７）が溝穴（６）の対応する側面（１
    ８）に押しつけられ、かくして軸方向維持システムの作
    用下で所定の場所にとどまることになるような形で、そ
    れぞれ歯（５）の頂部（１５）及び溝穴（６）の底面
    （１６）との関係において傾斜している側面（１７，１
    ８）及び一体となった断面形状を有することを特徴とす
    る連結装置。
  2. 【請求項２】 軸方向維持手段にはスリーブ（３）及び
    弾性手段が含まれ、スリーブ（３）は２本のシャフト
    （１，２）の各々の端部をとり囲み、共通軸（Ｘ−Ｘ）
    に対してほぼ垂直である支え面（２４，２５）をその端
    部の各々に有し、弾性手段がシャフト（１）の１本に対
    し軸方向に連結されたスリーブ（３）の支え面の１つ
    （２５）に支持され２本のシャフト（１，２）の端部を
    スリーブ（３）のもう１つの支え面（２４）に対し押し
    つけるようになっていることを特徴とする、請求項１に
    記載の連結装置。
  3. 【請求項３】 ２本のシャフト（１，２）が互いの中に
    係合する際にこれらを所定の位置に維持することを可能
    にする弾性手段の装着システムを含んで成ることを特徴
    とする、請求項２に記載の連結装置。
  4. 【請求項４】 弾性手段が圧縮バネで構成されているこ
    とを特徴とする、請求項２及び３のいずれか１項に記載
    の連結装置。
  5. 【請求項５】 装着システムは、スリーブ（３）が弾性
    手段の支え面（２５）をもつ端部上に配置されたハブ
    （２６）を有することから成り、このハブ（２６）には
    少なくとも１つのスリット（２９）が具備され、かくし
    て対応するシャフト（１）内に取り付けられたピン（３
    ３）がこのスリット（２９）を横断して反対側に通じる
    ようになっていることを特徴とする、請求項３及び４の
    いずれか１項に記載の連結装置。
  6. 【請求項６】 スリット（２９）は、スリーブ（３）に
    支えられて弾性手段が２本のシャフト（１，２）を互い
    に対して押しつけさせるようにするべく、装着システム
    を解放できる軸方向曲折（３１）によって延長されてい
    る片端を有する扇形（３０）を含んで成ることを特徴と
    する、請求項５に記載の連結装置。
  7. 【請求項７】 軸方向戻り防止システムを含んで成るこ
    とを特徴とする、請求項６に記載の連結装置。
  8. 【請求項８】 軸方向戻り防止システムが、スリット
    （２９）内に取り付けられたつめ（３６）を含んで成る
    ことを特徴とする、請求項７に記載の連結装置。
  9. 【請求項９】 −スリーブ（３）が、直径方向に相対す
    る支えほぞ（２７）の形をした２つの曲折により構成さ
    れている２本のシャフト（１，２）の端部の支え面（２
    ４）を有すること、 −各シャフト（１，２）の端部は、スリーブ（３）の２
    つの支えほぞ（２７）の通過用の直径方向に相対する２
    つの軸方向溝（１３，１４）が具備された円形面板
    （７，８）によって構成されていること、を特徴とす
    る、請求項２〜８のいずれか１項に記載の連結装置。
  10. 【請求項１０】 スリーブ（３）の中に配置されている
    スリット（２９）が、装着システムの維持を保証するた
    めの円形くぼみ（３２）が具備されかつ軸方向曲折（３
    １）の反対側にある扇形（３０）の端部を有することを
    特徴とする、請求項６〜９のいずれか１項に記載の連結
    装置。
  11. 【請求項１１】 もう１つの円形面板（７）がスリーブ
    （３）のスリット（２９）の円形くぼみ（３２）内及び
    シャフト（１）内にピン（３３）と共に置かれた装着シ
    ステムを伴って所定の場所にある状態で面板（８）の軸
    方向溝（１４）が支えほぞ（２７）内になおも係合され
    かくして２つの円形面板（７，８）が溝穴（６）内の歯
    （５）の呈示の際に互いとの関係において適切に現われ
    ることになるような形で、支え用つめ（２７）上に支持
    された円形面板（８）の軸方向長さを決定することから
    成る割り出しシステムを含むことを特徴とする、請求項
    １０に記載の連結装置。
  12. 【請求項１２】 閉鎖位置維持システムを含むことを特
    徴とする、請求項９〜１１のいずれか１項に記載の連結
    装置。
  13. 【請求項１３】 閉鎖位置維持システムは、全体を閉鎖
    位置に維持するためスリーブ（３）の２つの支えほぞ
    （２７）を収容する形で円形面板（８）の外部面（１
    ２）上に設けられている直径方向に相対する２つのくぼ
    み（２０）から成ることを特徴とする、請求項１２に記
    載の連結装置。
  14. 【請求項１４】 心出しシステムを含んで成ることを特
    徴とする、請求項１〜１３のいずれか１項に記載の連結
    装置。
  15. 【請求項１５】 心出しシステムは、シャフトのうちの
    １本（１）の端部がもう１本のシャフト（２）の端部に
    設けられた円形収納部（２２）の中に収まってそこに適
    合するようになっている円形アダプタ（２１）を具備し
    ていることから成ることを特徴とする、請求項１４に記
    載の連結装置。
  16. 【請求項１６】 心出しシステムは、スリーブ（３）の
    内部円形面（３４）の中に適合する外部円形面をもつ円
    形面板（７，８）の各々によって構成されることを特徴
    とする、請求項１４に記載の連結装置。
  17. 【請求項１７】 シャフト（１及び２）には、互いとの
    関係において直径方向に相対している２つの溝穴及び２
    つの歯（５）がついていることを特徴とする、請求項５
    〜１６のいずれか１項に記載の連結装置。
  18. 【請求項１８】 スリーブ（３）のハブ（２６）には、
    互いとの関係において直径方向に相対しピン（３３）と
    連動する２つのスリット（２９）が具備されていること
    を特徴とする、請求項５〜１７のいずれか１項に記載の
    連結装置。
  19. 【請求項１９】 請求項１〜１８のいずれか１項に記載
    の軸方向維持手段に結びつけられた回転結合手段を含
    む、共通軸（Ｘ−Ｘ）に沿って回転することのできる２
    本のシャフト（１，２）の連結装置の組立て方法におい
    て、スリーブ（３）は、圧縮バネ（４）とその装着シス
    テムがブロック位置にある状態でシャフトの１本（１）
    の上に取りつけられること、そしてもう１本のシャフト
    （２）は、１本のシャフト（１）がもう１本のシャフト
    （２）の対応する溝穴（６）の側面（１８）に対して押
    しつけられかくしてスリーブ（３）の回転による装着シ
    ステムの解放の後軸方向維持システムの作用下で所定の
    位置にとどまりこうしてスリーブ（３）の２つの支えほ
    ぞ（２７）がもう１本のシャフト（２）の端部に設けら
    れた２つのくぼみの中に係合されて連結装置を閉鎖位置
    で維持することになるまで、軸方向に係合されているこ
    とを特徴とする組立て方法。
  20. 【請求項２０】 圧縮バネ（４）を支持するシャフト
    （１）が、このシャフト（１）上に取りつけられかつス
    リーブ（３）のハブ（２６）上に設けられた２つのスリ
    ット（２９）を横断するピン（３３）によってこのシャ
    フトと連結されているスリーブ（３）の中に係合されて
    おり、これらのスリット（２９）の各々が扇形（３０）
    を含み、その片端が軸方向曲折（３１）により延長され
    もう１方の端部には円形くぼみ（３２）が具備されてい
    ること；ピン（３３）及び２つのスリット（２９）は、
    ピン（３３）が各々のスリット（２９）の円形くぼみ
    （３２）内に係合された時点で納入位置に対応する固定
    位置にありかつピン（３３）が各々のスリット（２９）
    の軸方向曲折（３１）内に係合された時点で連結装置の
    閉鎖位置に対応する解放位置にある圧縮バネ（４）の装
    着システムを構成し、前記連結装置閉鎖位置の維持は、
    対応するシャフト（２）の面板（８）の外部面（１２）
    上に設けられたくぼみ（２０）の中のスリーブ（３）の
    ２つの支えほぞ（２７）の係合によって保証されること
    を特徴とする、請求項１９に記載の組立て方法。
  21. 【請求項２１】 自動車のステアリングコラムに対する
    請求項１〜１８のいずれか１項に記載の連結装置の応
    用。
JP7209313A 1994-07-26 1995-07-26 共通軸に沿って回転できる２本のシャフトの連結装置 Withdrawn JPH0861381A (ja)

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