JPH0861308A - 流体圧シリンダ - Google Patents

流体圧シリンダ

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JPH0861308A
JPH0861308A JP6219508A JP21950894A JPH0861308A JP H0861308 A JPH0861308 A JP H0861308A JP 6219508 A JP6219508 A JP 6219508A JP 21950894 A JP21950894 A JP 21950894A JP H0861308 A JPH0861308 A JP H0861308A
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JP
Japan
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piston
cylinder
fluid pressure
return stroke
pistons
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Application number
JP6219508A
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English (en)
Inventor
Kazushi Kita
多 一 志 喜
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SMC Corp
Original Assignee
SMC Corp
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Publication date
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Priority to TW084105871A priority patent/TW291527B/zh
Priority to US08/508,527 priority patent/US5533435A/en
Priority to GB9515960A priority patent/GB2292588B/en
Priority to KR1019950024709A priority patent/KR0175168B1/ko
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Priority to CN95115558A priority patent/CN1126804A/zh
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Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/08Characterised by the construction of the motor unit
    • F15B15/14Characterised by the construction of the motor unit of the straight-cylinder type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
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    • F15B15/14Characterised by the construction of the motor unit of the straight-cylinder type
    • F15B15/1409Characterised by the construction of the motor unit of the straight-cylinder type with two or more independently movable working pistons

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Actuator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動ストローク後半の駆動力が大きく、かつ
コンパクトな流体圧シリンダを提供する。 【構成】 小径の第1シリンダ9と大径の第2シリンダ
10を、環状の連結体3によって軸方向に連結し、第1
ピストン13のロッド12を、環状の第2ピストン17
と第2シリンダ10を通して外部に突出させる。第2ピ
ストン17に、復帰ストローク終端にある該ピストンへ
の第1ピストン13の当接によりこれらのピストンを一
体移動可能とし、第2ピストンの復帰ストローク終端に
おいてこれらのピストンの連結を解除するピストン連結
機構27を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体圧シリンダに関す
るものであり、特に詳しくは、駆動ストローク後半の駆
動力が大きい流体圧シリンダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】駆動力が大きい流体圧シリンダとして
は、複数個の流体圧シリンダを軸方向に連結し、これら
のシリンダ内を個別に往復動する複数個のピストンを1
本のロッドによって連結した、タンデム形流体圧シリン
ダが知られている。上記周知のタンデム形流体圧シリン
ダは、複数個の流体圧シリンダを軸方向に接続したこと
によって、ロッドの駆動ストローク当初から大きな駆動
力を得ることができるが、各ピストンが軸方向に連結し
た各シリンダ内を独立して摺動するために、全体の軸方
向長さが長くなって狭い場所に設置できないという問題
がある。
【0003】大きな駆動力を必要とする流体圧シリンダ
には、例えばスポット溶接に使用する流体圧シリンダの
ように、ロッドの駆動ストローク当初は大きな駆動力を
必要とせず、駆動ストローク後半において大きな駆動力
を必要とするものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、駆動ストローク後半の駆動力が大きく、か
つコンパクトな流体圧シリンダを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、小径の第1シリンダとこれより大径の第
2シリンダを、軸方向に連結した流体圧シリンダにおい
て、上記2つのシリンダを環状の連結体で連結して、第
1シリンダ内を摺動する小径の第1ピストンを第2シリ
ンダ内を移動可能とするとともに、第2シリンダ内を摺
動する大径の第2ピストンを環状とし、上記第1ピスト
ンと一体に移動するロッドを、連結体、第2ピストン及
び第2シリンダを通して外部に突出させ、上記第2ピス
トンに、復帰ストローク終端にある該ピストンへの第1
ピストンの当接によりこれらのピストンを連結して一体
移動可能とし、第2ピストンの復帰ストローク終端にお
いて上記連結を解除して第1ピストン及びロッドをこれ
らの復帰ストローク終端まで移動させるピストン連結機
構を設けたことを特徴としている。
【0006】また、同様の課題を解決するため、上記流
体圧シリンダにおけるピストン連結機構が、復帰ストロ
ーク終端にある第2ピストンへの第1ピストンの当接に
よってこれらのピストンを一体移動可能に連結する複数
の連結リングと、これらの連結リングを縮径させてピス
トンの連結を保持する押圧ばねと、第2ピストンの復帰
ストローク終端において上記連結リングを拡径させてピ
ストンの連結を解除させる解放ピンとを備えているこ
と;または、ピストン連結機構が、復帰ストローク終端
にある第2ピストンへの第1ピストンの当接によってこ
れらのピストンを一体移動可能に連結する複数の連結部
材と、軸方向に移動可能に設置され突出によりこれらの
連結部材を中心に向け押圧してピストンの連結を保持さ
せ、第2ピストンの復帰ストローク終端において後退し
て上記連結部材によるピストンの連結を解除させるスト
ッパと、該ストッパを突出方向に付勢する押圧ばねとを
備えていることを特徴としている。
【0007】
【作用】第1ピストン及び第2ピストンがそれぞれ復帰
ストローク終端にある状態において、第1シリンダに圧
力流体を供給すると、第1ピストンに作用する流体圧に
よって第1ピストンとロッドが第2シリンダ側に駆動す
るが、これらの駆動ストローク当初は第2ピストンに第
1シリンダの流体圧が作用しないので、第2ピストンは
復帰ストローク終端に停止している。第1ピストンが復
帰ストローク終端にある第2ピストンに当接すると、ピ
ストン連結機構によってこれらのピストンが一体移動可
能に連結されるので、2個のピストン及びロッドが一体
となってさらに同方向に駆動する。第1ピストンが大径
の第2シリンダ内を移動すると、第2ピストンにも第1
シリンダの流体圧が作用するので、ロッドの駆動ストロ
ーク後半における駆動力を大きくすることができる。
【0008】第2シリンダに圧力流体を供給すると、ピ
ストン連結機構によって連結されたこれらのピストン及
びロッドが、一体となって復帰方向に移動する。第2ピ
ストンが復帰ストローク終端に移動すると、ピストン連
結機構が解除されるので、第2ピストンはその復帰スト
ローク終端に停止し、第1ピストン及びロッドは、第1
ピストンに作用する流体圧によってこれらの復帰ストロ
ーク終端まで移動する。
【0009】具体的には、駆動する第1ピストンが復帰
ストローク終端に停止している第2ピストンに当接する
と、解放ピンによる連結リングの拡径状態が解除され、
これらの連結リングが押圧ばねの付勢力により縮径して
第1ピストンと第2ピストンを連結するので、これらの
ピストンが一体移動可能となる。連結リングで連結され
たこれらのピストンが復帰して、第2ピストンがその復
帰ストローク終端に移動すると、解放ピンが連結リング
を拡径させてピストンの連結を解除するので、第2ピス
トンはその復帰ストローク終端に停止し、第1ピストン
及びロッドは、第1ピストンに作用する流体圧によって
これらの復帰ストローク終端まで移動する。
【0010】また、駆動する第1ピストンが復帰ストロ
ーク終端に停止している第2ピストンを押圧すると、押
圧ばねの付勢力により突出するストッパが連結部材を中
心側に押圧して第1ピストンと第2ピストンを連結する
ので、これらのピストンが一体移動可能となる。連結部
材で連結されたこれらのピストンが復帰して、第2ピス
トンがその復帰ストローク終端に移動すると、ストッパ
が後退して連結部材によるピストンの連結を解除するの
で、第2ピストンは復帰ストローク終端に停止し、第1
ピストン及びロッドは、第1ピストンに作用する流体圧
によってこれらの復帰ストローク終端まで移動する。
【0011】上記流体圧シリンダは、ロッドの駆動スト
ローク中にピストン連結機構が作動して、第1ピストン
と第2ピストンを一体に移動させるために、駆動ストロ
ークの後半に大径の第2ピストンにも流体圧が作用する
ので、駆動ストローク後半におけるロッドの駆動力を大
きくすることができる。また、第1ピストンが、第1シ
リンダ及び第2シリンダ内を移動できるので、複数のピ
ストンがそれぞれシリンダ内を個別に移動する周知の流
体圧シリンダに比べて、全体の軸方向長さが短くてコン
パクトなものにすることができる。
【0012】
【実施例】図1ないし図8は本発明の第1実施例を示
し、この流体圧シリンダ1は、ヘッドカバー2と、環状
の連結体3と、これらの間の小径のシリンダチューブ4
と、ロッドカバー5と、連結体3とロッドカバー5の間
の大径のシリンダチューブ6とを備え、ヘッドカバー3
と連結体4は第1タイロッド7,・・によって、連結体
3とロッドカバー5は第2タイロッド8,・・によっ
て、それぞれ連結されており、これによって小径の第1
シリンダ9と大径の第2シリンダ10が構成される。
【0013】ロッド12の基端には、第1シリンダ9を
摺動する小径の第1ピストン13と、そのロッドカバー
5側のクッションリング14とが、かしめ止めにより固
着されており、連結体3、第1シリンダ9及び第2シリ
ンダ10を通るロッド12の先端は、ロッドカバー5を
気密に貫通して第2シリンダ10外に突出している。ま
た、第1ピストン13の外周には、シリンダチューブ4
に気密に摺接するシールパッキン13aと、シリンダチ
ューブ4及び後記する第2ピストンの中心孔に気密に摺
接するシールパッキン13bとが嵌着され、クッション
リング14には円周方向の係合部15が形成されてい
る。
【0014】第2シリンダ10を摺動する環状の第2ピ
ストン17は、図2に詳細を示すように、環状の第1部
材17Aと第2部材17Bを、円周方向に等間隔に配設
された複数個(好ましくは3個または4個、図示の例は
3個)の取付けボルト18,・・によって軸方向に連結
したものとして構成され、第1部材17Aと第2部材1
7Bの間に、上記取付けボルト18と同数個の連結リン
グ19,・・が、径方向に移動可能に装着されている。
第1部材17Aの中心孔17aは第1ピストン13より
僅かに小径とされ、第2部材17Bの中心孔17bは第
1ピストン13とほぼ同径とされ、かつその第1部材1
7A側の内周面に、第1ピストン13が係止する係止部
25が形成されている(図1及び図8参照)。
【0015】第2部材17Bには、軸方向の孔20,・
・が、取付けボルト18と同数個でかつこれらのボルト
に対して円周方向にほぼ等間隔に形成されており、これ
らの孔20,・・に解放ピン21,・・が軸方向に移動
可能に挿入されている(図7参照)。これらの解放ピン
21は、第1部材17Aとの間に縮設された解放ばね2
2によって、先端が第2部材17Bから突出するように
付勢され、軸方向中間の拡径部外周に嵌着したOリング
23が孔20の段部に当接することによって、第2ピス
トン17からの飛び出しが防止されており、解放ピン2
1における拡径部の第1部材17A側には、第1部材1
7A側が縮径する円錐面としたカム24が形成されてい
る。取付けボルト18,・・の外周に装着されたコイル
状の押圧ばね26は、両端の押圧部26a,26aによ
って連結リング19,・・を中心に向け押圧し、これら
の連結リング19,・・の円周方向両端の各内周面は、
先端が第2ピストン17から突出した状態にある解放ピ
ン21,・・のカム24に当接している(図2及び図6
参照)。そして、連結リング19、解放ピン21、押圧
ばね26によって、ピストン連結機構27が構成され
る。
【0016】ヘッドカバー2には、ヘッド側のシリンダ
室30aに圧縮空気を給排する第1ポート29aが、ロ
ッドカバー5にはロッド側のシリンダ室30bに圧縮空
気を給排する第2ポート29bがそれぞれ開設されてお
り、ロッドカバー5のシリンダ室30b側の内周面に
は、ロッド12のストローク終端近くにおいてクッショ
ンリング14が嵌装されるクッションパッキン31が取
付けられている。また、シリンダ室30b内に、第2ピ
ストン17を連結体3に向けて付勢する復帰ばね32が
縮設されている。なお、クッションリング14を省略し
て、係合部15を第1ピストン13に設けることもでき
る。
【0017】図1は、第1ピストン13と第2ピストン
17が復帰ストローク終端にある状態を示している。こ
の状態においては、第2ピストン17が連結体3に当接
しているために解放ピン21,・・が孔20,・・内に
没入し、これによって連結リング19,・・がカム2
4,・・で押圧されて拡径しているので、ピストン連結
機構27によるピストンの連結が解除されている(図5
参照)。第1ポート29aからシリンダ室30aに圧縮
空気を供給するとともに、シリンダ室30bの空気を排
出すると、第1ピストン13とロッド12が図において
左動するが、ピストン連結機構27によるピストンの連
結が解除され、かつ第2ピストン17にはシリンダ室3
0aの流体圧が作用しないので、第2ピストン17は復
帰ばね32の付勢力によって復帰ストローク終端に停止
している。
【0018】第1ピストン13及びロッド12が左動し
て、第1ピストン13が第2部材17Bの中心孔17b
に嵌入すると、シールパッキン13bによって第1ピス
トン13と第2ピストン17の間がシールされ、第1ピ
ストン13が係止部25に当接して押圧すると(図3参
照)、第2ピストン17が僅かに左動する。第2ピスト
ン17が左動すると、解放ピン21,・・が解放ばね2
2,・・の付勢力により第2部材17Bから突出して、
解放ピン21,・・のカム24,・・による連結リング
19,・・の拡開状態が解除されるので、押圧ばね2
6,・・の付勢力により連結リング19,・・が縮径し
てこれと対向する位置に移動したクッションリング14
の係合部15に係合し、これによって第1ピストン13
と第2ピストン17が連結される(図6及び図8参
照)。したがって、第1ピストン13と第2ピストン1
7及びロッド12が一体となってさらに左動する。
【0019】第1ピストン13が第1シリンダ9の駆動
ストローク範囲を越えてさらに移動すると、第2ピスト
ン17にもシリンダ室30aの空気圧が作用するので、
ロッド12のストローク後半における駆動力が大きくな
る。この場合、第1ピストン13と第2ピストン17の
間は、シールパッキン13bによってシールされている
ので、シリンダ室30aの圧縮空気がシリンダ室30b
にリークすることはない。ピストン13と17の左動ス
トローク終端近くにおいて、クッションリング14がク
ッションパッキン31に嵌入すると、シリンダ室30b
の排出空気が一時的に封じ込められて空気圧が上昇する
ので、ピストン13と17が減速されて駆動ストローク
終端に緩衝的に停止する。
【0020】第2ポート29bからシリンダ室30bに
圧縮空気を供給するとともに、シリンダ室30aの空気
を排出すると、復帰ばね32の付勢力とシリンダ室30
bの空気圧とによって、第2ピストン17、第1ピスト
ン13及びロッド12が一体に復帰方向(図1における
右方向)に移動する。第2ピストン17がその復帰スト
ローク終端において連結体3に当接すると、解放ピン2
1,・・が押圧されて孔20,・・内に没入して、カム
24,・・によって連結リング19,・・が拡径される
ので、ピストン連結機構27によるピストンの連結が解
除される。したがって、第2ピストン17はその復帰ス
トローク終端に停止するが、第1ピストン13とロッド
12は、シリンダ室30bの圧縮空気によってこれらの
復帰ストローク終端まで移動する。
【0021】上記第1実施例は、ロッド12の駆動スト
ローク後半に、第2ピストン17に空気圧が作用するの
で、駆動ストローク後半におけるロッド12の駆動力を
大きくすることができる。また、第1ピストン13が、
環状の連結体3を通って大径の第2シリンダ10内を移
動できるので、タンデム形流体圧シリンダに比べて軸方
向長さが短くなって、流体圧シリンダ1をコンパクトに
することができる。さらに、第1シリンダ9と第2シリ
ンダ10の軸方向長さの比を変えると、ロッド12のス
トロークが同じでありながら、大きな駆動力が出力され
るストロークを変えることができる。
【0022】図9及び図10は本発明の第2実施例を示
し、この流体圧シリンダ36におけるクッションリング
37は円周方向の係合部38を備え、係合部38の底面
の軸方向両側に、それぞれテーパ38a,38aが形成
されている。また、環状の第2ピストン40の内周に、
環状の連結体41に向いて延びる環状のホルダ42が螺
着されている。ホルダ42に、円周方向に等間隔に開設
された3個または4個(図示の例は3個)ボール溝4
3,・・には、連結部材を構成するボール44が、径方
向に移動可能に挿入されており、ホルダ42の連結体4
1側の外周面にはストッパリング45が嵌着されてい
る。
【0023】第2ピストン40とホルダ42との間にお
けるボール44,・・と対向する位置には、これと対向
する同数個のストッパ47,・・が軸方向に移動可能に
挿入され、これらのストッパ47,・・は、第2ピスト
ン40との間に縮設された押圧ばね48,・・によって
連結体41側に向けて付勢され、ストッパリング45に
よって抜け出しが防止されている。そして、ボール4
4,・・、ストッパ47,・・及び押圧ばね48,・・
によって、ピストン連結機構49が構成される。また、
連結体41には、弁体51が、弁ばね52の付勢力によ
り先端が第2ピストン40側に突出するように設置され
ており、弁体51で区画された両側の部屋は、連結体4
1に開設した流路53,53によって外部に開口してい
る。第2実施例の他の構成は第1実施例と同じであるか
ら、図の主要な同一の箇所に同一の符号を付して、詳細
な説明は省略する。
【0024】上記第2実施例は、第2ピストン40が復
帰ストローク終端にあるときは、第2ピストン40が復
帰ばね32の付勢力により連結体41に当接しているた
め、ストッパ47,・・は押圧ばね48,・・の付勢力
に抗して後退しているので、ピストン連結機構49によ
るピストンの連結が解除されている。第1ピストン13
の図における左動により、ホルダ42を介して第2ピス
トン40がが押圧されると(図9参照)、ストッパ4
7,・・がばね48,・・の付勢力により突出して、ボ
ール44,・・をロッド12の中心に向けて押圧するた
め、ボール44,・・がクッションリング37の係合部
38に係合し、これによってピストン13と40が連結
されるので、これらのピストン及びロッド12は第2シ
リンダ10の左動ストローク終端まで移動する(図10
参照)。また、第2ピストン40の図における左動によ
り弁体51が弁ばね52の付勢力で突出するので、流路
53,53が閉鎖される。
【0025】シリンダ室30bに圧縮空気を供給すると
ともにシリンダ室30aの空気を排出すると、ピストン
13、40及びロッド12が一体となって復帰する。第
2ピストン40が復帰ストローク終端において連結体4
1に当接すると、ストッパ47,・・が後退してボール
44の押圧が解除され、引き続くロッド12及び第1ピ
ストン13の復帰によりボール44がテーパ38aによ
って係合部38から抜け出すので、ピストン連結機構4
9によるピストンの連結が解除される。したがって、第
2ピストン40はその復帰ストロークの終端に停止し、
第1ピストン13及びロッド12はこれらの復帰ストロ
ーク終端まで移動する。また、第2ピストン40の連結
体41への当接直前に、第2ピストン40によって弁体
51が押圧されるので、これらの間の空気は流路53を
通って外部に排出される。第2実施例の他の作用は、第
1実施例と同じであるから、詳細な説明は省略する。
【0026】
【発明の効果】本発明の流体圧シリンダは、ロッドの駆
動ストローク後半において、第2ピストンに流体圧が作
用するので、ロッドの駆動ストローク後半の駆動力を大
きくすることができる。また、環状の連結体によって、
第1ピストンが大径の第2シリンダ内に移動できるの
で、駆動力が大きいものでありながら、全体の軸方向長
さを短くできるので、コンパクトなものとすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の半部縦断正面図である。
【図2】第2ピストンの分解斜視図である。
【図3】駆動ストローク中の半部縦断正面図である。
【図4】駆動ストローク終端の半部縦断正面図である。
【図5】図3のA−A断面図である。
【図6】図4のB−B断面図である。
【図7】図6のC−C断面図である。
【図8】図6のD−D断面図である。
【図9】第2実施例の駆動ストローク中の半部縦断正面
図である。
【図10】駆動ストローク終端の半部縦断面図である。
【符号の説明】
1,36 流体圧シリンダ 3,41 連結体 9 第1シリンダ 10 第2シリンダ 12 ロッド 13 第1ピストン 17,40 第2ピストン 19 連結リング 21 解放ピン 26,48 押圧ばね 27,49 ピストン連結機構 44 ボール 47 ストッパ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】小径の第1シリンダとこれより大径の第2
    シリンダを、軸方向に連結した流体圧シリンダにおい
    て、 上記2つのシリンダを環状の連結体で連結して、第1シ
    リンダ内を摺動する小径の第1ピストンを第2シリンダ
    内を移動可能とするとともに、第2シリンダ内を摺動す
    る大径の第2ピストンを環状とし、 上記第1ピストンと一体に移動するロッドを、連結体、
    第2ピストン及び第2シリンダを通して外部に突出さ
    せ、 上記第2ピストンに、復帰ストローク終端にある該ピス
    トンへの第1ピストンの当接によりこれらのピストンを
    連結して一体移動可能とし、第2ピストンの復帰ストロ
    ーク終端において上記連結を解除して第1ピストン及び
    ロッドをこれらの復帰ストローク終端まで移動させるピ
    ストン連結機構を設けた、ことを特徴とする流体圧シリ
    ンダ。
  2. 【請求項2】ピストン連結機構が、復帰ストローク終端
    にある第2ピストンへの第1ピストンの当接によってこ
    れらのピストンを一体移動可能に連結する複数の連結リ
    ングと、これらの連結リングを縮径させてピストンの連
    結を保持する押圧ばねと、第2ピストンの復帰ストロー
    ク終端において上記連結リングを拡径させてピストンの
    連結を解除させる解放ピンとを備えている、ことを特徴
    とする請求項1に記載した流体圧シリンダ。
  3. 【請求項3】ピストン連結機構が、復帰ストローク終端
    にある第2ピストンへの第1ピストンの当接によってこ
    れらのピストンを一体移動可能に連結する複数の連結部
    材と、軸方向に移動可能に設置され突出によりこれらの
    連結部材を中心に向け押圧してピストンの連結を保持さ
    せ、第2ピストンの復帰ストローク終端において後退し
    て上記連結部材によるピストンの連結を解除させるスト
    ッパと、該ストッパを突出方向に付勢する押圧ばねとを
    備えている、ことを特徴とする請求項1に記載した流体
    圧シリンダ。
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