JPH0860625A - 可変標識 - Google Patents

可変標識

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JPH0860625A
JPH0860625A JP6199354A JP19935494A JPH0860625A JP H0860625 A JPH0860625 A JP H0860625A JP 6199354 A JP6199354 A JP 6199354A JP 19935494 A JP19935494 A JP 19935494A JP H0860625 A JPH0860625 A JP H0860625A
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ultraviolet rays
ultraviolet
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Yoshiya Fujishita
義也 藤下
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Sekisui Jushi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 紫外線を照射すると紫外線を照射しないとき
と同色または異色の光を発する発光塗料またはフィルム
で、紫外線を照射したときの表示内容と紫外線を照射し
ないときの表示内容とが異なる状態に描かれた表示板3
と、この表示板3に紫外線を照射する紫外線照射装置4
とからなる可変標識1。 【効果】 昼間、表示板3の表面には、紫外線を照射し
ないときの表示内容が顕れ、夜、この表示内容が見えな
くなると、紫外線照射装置4を点灯する。すると、紫外
線を照射したときの表示内容が顕れる。このように、昼
と夜とで異なる表示ができる。機械的可動部がないから
機械的故障がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、昼夜によって表示内容
の変わる可変標識に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、昼は駐車禁止で夜は進入
禁止であったり、昼の速度制限が40km/hであり、
夜は50km/hであるというように昼と夜の表示内容
が異なる場所に可変標識が使用される。かかる可変標識
としては種々なものがある。例えば、実公昭63−44
846号公報に記載あるように、表示内容が描かれてい
る円盤に半径方向にスリットが設けられ、このスリット
の間から別の表示内容の円盤を回転させ出入させること
により、表示内容を変える可変標識が知られている。
【0003】又、実開昭57−96487号公報に記載
あるように、表示窓の内側に長いシートが移動可能に取
り付けられ、このシートに表示窓の大きさの表示内容を
次々と描いていて、このシートを移動させて、表示窓か
ら表示内容を次々と変えて表示させる可変標識が知られ
ている。又、実開平2−38700号公報に記載あるよ
うに、電灯や発光ダイオード等発光体を2つ以上の表示
内容に合わせて並べていて、この発光体を表示内容に合
わせて点灯させたり消灯させることにより表示内容を変
える可変標識が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記円盤を回
転させる可変標識や長いシートを移動させる可変標識
は、機械的可動部があり構造的に複雑であるから、可動
部が機械的故障の原因になる。又、機械部が筐体の中に
収納されているためメンテナンスが行い難いという問題
がある。
【0005】又、発光体を点灯したり消灯したりする可
変標識は、表示が点表示のため、表示の均一性に欠け、
視認性が著しく低下するという問題があるし、又、電灯
や発光ダイオードの発する色の種類が少ないから、標識
本来の規定色で表示することができないという問題があ
る。例えば、発光体に電球を使用した場合には、表示色
は電球色になり、特に、白色の表示が困難である。又、
発光ダイオードを使用した場合には青色の表示ができな
い。
【0006】そこで、本発明の目的は、機械的可動部を
なくし、しかも、点表示でなく規定色に表示できる可変
標識を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであって、紫外線を照射すると
紫外線を照射しないときと同色または異色の光を発する
発光塗料またはフィルムで、紫外線を照射したときの表
示内容と紫外線を照射しないときの表示内容とが異なる
状態に描かれた表示板と、この表示板に紫外線を照射す
る点滅自在な紫外線照射装置とからなるものである。
【0008】本発明に使用する紫外線を照射すると紫外
線を照射しないときと同色または異色の光を発する発光
塗料またはフィルムには、紫外線を照射すると、紫外線
を照射しないときの色と同じ色に発光する塗料またはフ
ィルム(以下それぞれ同色発光塗料、同色発光フィルム
という)と、異なる色に発光する塗料またはフィルム
(以下それぞれ異色発光塗料、異色発光フィルムとい
う)とがある。
【0009】本発明では、これ等の同色発光塗料または
同色発光フィルムや異色発光塗料または異色発光フィル
ムを適宜組み合わせて表示板に表示内容を描くのであ
る。その際、紫外線を照射しないときの色(以下可視光
下の色という)で昼の表示内容に、又、紫外線で照射し
たときの色(以下紫外線照射下の色という)で夜の表示
内容になるように描くのである。
【0010】又、本発明に使用する紫外線照射装置と
は、波長360nm前後の紫外線を照射する発光体(以
下ブラックランプと称する)を装備し、このブラックラ
ンプの発する紫外線を表示板に照射させるものである。
このブラックランプとしては、高圧水銀型ブラックラン
プ、蛍光灯型ブラックランプ等がある。
【0011】又、この紫外線照射装置で表示板に紫外線
を照射する方法は、表示板の前に紫外線照射装置を取り
付けて前方から照射する外照式方式と、表示板の裏側に
紫外線照射装置を取り付けて裏側から照射する内照式方
式とがある。又、外照式方式には、上方から照射するダ
ウンライト方式と、下方から照射するアップライト方式
と、横方向から照射するサイドライト方式とがある。
又、内照式方式では、表示板をポリメチルメタクリル板
やポリカーボネート板等の合成樹脂製板や光透過性のス
クリーン等の紫外線を透過する板またはスクリーンを使
用する必要がある。
【0012】本発明の可変標識は道路標識、案内標識、
警戒標識、広告看板、その他の表示等に使用できる。
【0013】
【作用】本発明では、これ等の同色発光塗料、同色発光
フィルムや異色発光塗料、異色発光フィルムを適宜組み
合わせて表示板に、可視光下の色で昼の表示内容を、
又、紫外線照射下の色で夜の表示内容を描く。すると、
昼間、可視光下の色で描いた表示内容が顕れる。そし
て、夜になり、昼間の表示内容が見えなくなると、ブラ
ックランプを点灯する。すると、紫外線照射下の色で描
いた表示内容が顕れる。このように、昼と夜とで表示内
容を変えることができる。
【0014】又、本発明では機械的可動部がないから機
械的故障がない。故障があるとすると、ブラックランプ
の故障であるが、これはブラックランプを交換すればよ
いからメンテナンスが簡単である。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。図1およ
び図2は本発明の一実施例を示すもので、図1は可変標
識の説明図、図2の(イ)は表示板に発光フィルムを貼
り付けた状態を示す正面図、(ロ)は昼間に見える状態
を示す表示板の正面図、(ハ)は夜、紫外線照射装置を
点灯したときに見える状態を示す表示板の正面図、図3
は本発明の他の実施例を示すもので、可変標識の説明
図、図4は本発明の別の実施例を示すもので、可変標識
の説明図、図5は本発明の更に別の実施例を示すもの
で、(イ)は可変標識の正面図、(ロ)は側面図であ
る。
【0016】先ず、図1および図2に示す実施例につい
て説明する。図1および図2において、1は可変標識で
あり、この可変標識1はアルミニウム製の円筒体等の支
柱2と表示板3とからなる。
【0017】表示板3は支柱2の上端部に取り付けられ
たアルミニウム製の板である。この表示板3の表面に
は、図2に示すように、31の部分が可視光下の色およ
び紫外線照射下の色が白色の同色蛍光フィルムを貼り付
けて描かれ、32の部分を可視光下の色および紫外線照
射下の色が赤色の同色蛍光フィルムを貼り付けて描き、
33の部分を可視光下の色が白色、紫外線照射下の色が
赤色である異色蛍光フィルムを貼り付けて描き、34の
部分を可視光下の色が赤色、紫外線照射下の色が青色に
見える異色蛍光フィルムを貼り付けて描き、35の部分
を可視光下の色が白色、紫外線照射下の色が青色の異色
蛍光フィルムを貼り付けて描き、36の部分を可視光下
の色および紫外線照射下の色が赤色の同色蛍光フィルム
を貼り付けて描いたものである。
【0018】4は高圧水銀灯からなるブラックランプを
装備した紫外線照射装置であり、この紫外線照射装置4
は表示板3の方に向けられて設けられている。即ち、こ
の照射方式は外照式方式のアップライト方式である。
【0019】次に、この可変標識1の使用方法について
説明する。この可変標識1は昼の明るいときには、表示
板3の表面には、可視光下の色の表示内容、即ち、図2
の(ロ)に示す進入禁止の表示内容が見える。そして、
夜になり暗くなると、図示しないセンサーが感知し、自
動的に紫外線照射装置4が点灯される。すると、紫外線
照射装置4に照射されて表示板の表面には、紫外線照射
下の色の表示内容、即ち、図2の(ハ)に示す駐車禁止
の表示内容が見える。
【0020】このように昼と夜とで異なる表示内容が見
える。しかも、この可変標識は機械的可動部分がないか
ら機械的故障がない。故障があるとするとブラックラン
プの故障であるが、これはブラックランプを交換すれば
よいから、メンテナンスが簡単である。
【0021】次に、図3に示す実施例について説明す
る。図3に示す実施例を図1および図2に示す実施例と
比較すると、蛍光灯型ブラックランプを装備した紫外線
照射装置4aが支柱2aの上端に取り付けられて上方か
ら表示板3aを照射する外照式方式のダウンライト方式
であることが異なる。その他は図1および図2に示す実
施例と同じであるから説明を省略する。
【0022】次に、図4に示す実施例について説明す
る。図4に示す実施例を図1および図2に示す実施例と
比較すると、蛍光灯型ブラックランプを装備した紫外線
照射装置4bが表示板3bの下方の支柱2bに取り付け
られて、下方から表示板3bを照射する外照式方式のア
ップライト方式であることが異なる。その他は図1およ
び図2に示す実施例と同じであるから説明を省略する。
【0023】次に、図5に示す実施例について説明す
る。図5に示す実施例を図1および図2に示す実施例と
比較すると、表示板3cがポリカーボネート樹脂製の板
であること、表示板の後方に函体5が取り付けられ、こ
の函体5の中に蛍光灯型ブラックランプを装備した紫外
線照射装置4cが設けられており内照式方式であること
が異なる。その他は図1および図2に示す実施例と同じ
であるから説明を省略する。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明では、表示
板が紫外線を照射すると紫外線を照射しないときと同色
または異色の光を発する発光塗料またはフィルムで、紫
外線を照射したときの表示内容と紫外線を照射しないと
きの表示内容とが異なる状態に描かれているから、昼
間、可視光下の色で描いた表示内容が顕れる。そして、
夜、この標示内容が見えなくなると、紫外線照射装置を
点灯する。すると、紫外線照射下の色で描いた表示内容
が顕れる。このように、昼と夜とで表示内容を変えるこ
とができる。
【0025】又、この発光塗料またはフィルムには種々
の色があるから、標示内容を規定色で描くことができ
る。又、本発明では機械的可動部がないから機械的故障
がない。故障があるとすると、ブラックランプの故障で
あるが、これはブラックランプを交換すればよいのでメ
ンテナンスが簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、可変標識の説
明図である。
【図2】(イ)は表示板に発光フィルムを貼り付けた状
態を示す正面図、(ロ)は紫外線照射装置を点灯しない
ときに見える状態を示す表示板の正面図、(ハ)は夜、
紫外線照射装置を点灯したときに見える状態を示す表示
板の正面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示すもので、可変標識の
説明図である。
【図4】本発明の別の実施例を示すもので、可変標識の
説明図である。
【図5】本発明の更に別の実施例を示すもので、(イ)
は可変標識の正面図、(ロ)は側面図である。
【符号の説明】
1 可変標識 2、2a、2b 支柱 3、3a、3b、3c 表示板 4、4a、4b、4c 紫外線照射装置 5 函体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紫外線を照射すると紫外線を照射しない
    ときと同色または異色の光を発する発光塗料またはフィ
    ルムで、紫外線を照射したときの表示内容と紫外線を照
    射しないときの表示内容とが異なる状態に描かれた表示
    板と、この表示板に紫外線を照射する点滅自在な紫外線
    照射装置とからなることを特徴とする可変標識。
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