JPH0860019A - フレーク状粉体、その製造方法、およびそれを配合した化粧料 - Google Patents

フレーク状粉体、その製造方法、およびそれを配合した化粧料

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JPH0860019A
JPH0860019A JP6198113A JP19811394A JPH0860019A JP H0860019 A JPH0860019 A JP H0860019A JP 6198113 A JP6198113 A JP 6198113A JP 19811394 A JP19811394 A JP 19811394A JP H0860019 A JPH0860019 A JP H0860019A
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powder
dye
flake
pigment
substrate
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JP6198113A
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Kazuhiro Doshita
和宏 堂下
Koji Yokoi
浩司 横井
Kazuo Takemura
和夫 竹村
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人体に安全で皮膚刺激がなく、耐光性、耐ブ
リード性、耐熱性、耐水性、耐汗性、付着性、伸展性、
分散性、色調に優れ、肌に対する感触が特に優れた化粧
料に配合するに適した着色フレーク状粉体を提供する。 【構成】 酸性染料を0.5〜30重量%含有する金属
酸化物フレーク状粉体およびそれを配合した化粧料であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレーク状粉体、特に
着色顔料として化粧料中に配合するに適した色素含有フ
レーク状粉体、およびその製造方法、ならびにその色素
含有フレーク状粉体を配合した化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、化粧料用着色剤として、タール系
合成色素や天然色素等が使用されている。これら着色剤
を、化粧料基剤中にそのまま添加混合した場合、時とし
て分散が不完全で、色ムラや色ブツが観察されることが
あり好ましくなかった。さらに、色素添加量が多くなる
と、皮膚や爪等に色素が強く付着し、処方時に共に配合
される他の無機系顔料(例えば弁柄)との色分かれを生
じ、メークアップ効果を阻害する問題があった。また、
使用感触も重く、伸ばしにくい欠点も有していた。よっ
て、色素配合量に制限があり、高彩度の化粧料を得にく
かった。
【0003】また、上記色素をタルクやマイカ等の無機
顔料と混合して、無機顔料表面に色素を付着させて色素
の分散性を向上させることも行われてきた。しかしなが
ら、この場合には、色素の鮮明さが低下するという欠点
を有し、また、化粧料の製造工程、例えば粉砕による剪
断力により、容易に無機顔料から色素が脱離し、色分か
れが生じる。
【0004】一方、再生フィブロイン微粉末を酸性染料
で染色した着色顔料を化粧料に配合することも提案され
ている(例えば、特開昭61−37715)。この方法
により、ある程度の耐光性、耐ブリード性の向上は認め
られるものの充分ではなく、また、染色効率が悪い、色
素によっては高濃度に染色することが難しい、配合化粧
料使用時に色素が脱離する場合がある等の問題があっ
た。
【0005】また、従来から化粧料に繁用されているタ
ール系合成色素は、発癌性、アレルギー性等、人体への
有害性が問題となってから、化粧品として使用許可され
ている法定色素が年々減少していく傾向にあり、より安
全性の高い色素の開発が望まれている。アレルギー性の
低減方法としては、原料の精製や、色素の有機溶媒等に
よる洗浄(例えば、特開昭57−192468、特開昭
59−74164)、水溶液を活性炭処理後レーキ化す
る方法(例えば特公平4−51588)等が開示されて
いる。これら方法で、処理された色素は、安全性が向上
しているものの、製造工程が増えコスト高となる、精製
や不純物除去を完全に行うには、非常に手間がかかる等
の問題点があった。
【0006】より安全性の高い色素として、天然色素が
あるが、これは耐光性、耐ブリード性、耐熱性等に劣
り、pHによる色相の変動が大きい等の問題点があっ
た。
【0007】本発明者らは 、先に、 有機色素を含有す
るフレーク体の製造法について出願した(特開平4−2
92430)。この方法では、加水分解および脱水縮合
可能な有機金属化合物、例えばシリコンテトラメトキシ
ドのような金属アルコキシド、および有機色素、例えば
ローダミン6G、を含む溶液を、表面が平滑な基板上に
塗布し、これを剥離することにより、有機色素を含有す
るフレーク体が得られる。しかし、この方法では塗布溶
液に多量の有機色素を含ませることが困難であり、従っ
てこのフレークは、化粧料に使用するには、必ずしも着
色、発色特性が充分ではなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の従来技
術に鑑み、人体に安全で皮膚刺激がなく、耐光性、耐ブ
リード性、耐熱性、耐水性、耐汗性、付着性、伸展性、
分散性、色調に優れ、肌に対する感触が特に優れた着色
フレーク状粉体配合の化粧料を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本課題を解決するため、
本発明者らは、加水分解および縮重合が可能な有機金属
化合物を含む溶液に、酸性染料及び水を添加し、これを
基材上、好ましくは表面が平滑な基板上に塗布し、乾燥
して基材から剥離させた後、熱処理すれば、簡単かつ効
率的に、高濃度に酸性染料(色素)を含有した、優れた
特性を有する着色フレーク状粉体が製造できることを見
いだし本発明に到った。すなわち本発明は、酸性染料を
0.5〜30重量%含有する金属酸化物フレーク状粉体
である。
【0010】本発明の金属酸化物フレーク状粉体は次の
ようにして製造される。酸性染料及び、加水分解および
縮重合が可能な有機金属化合物及び水を含む溶液を基材
上、好ましくは表面が平滑な基板上に塗布し、乾燥して
基材から剥離させた後 、熱処理すれば、簡単かつ効率
的に 、着色フレーク状粉体が製造できる。
【0011】このように、酸性染料及び水を、有機金属
化合物を含む溶液に添加することにより、色素含有率の
高い均一溶液が得られる。塩基性染料や顔料を使用した
場合、このような高濃度の色素を均一に含む水系溶液を
得るのは困難である。これは、酸性染料の水への溶解度
が高いと言う性質だけではなく、加水分解を受けた有機
金属化合物と酸性染料のなじみが良いことにも起因して
いる。
【0012】本発明に用いる加水分解および縮重合が可
能な有機金属化合物としては、アルコキシル基を有する
金属アルコキシドが好ましい。具体的には、シリコン、
チタン、アルミニウム、ジルコニウム等のメトキシド、
エトキシド、プロポキシド、ブトキシド等が、単体ある
いは混合体として用いられる。得られるフレーク状粉体
の組成は、金属酸化物、例えば純粋なシリカ、珪酸塩
系、チタン酸塩系、アルミン酸系、ジルコニウム酸塩系
の非晶質のものである。得られる着色フレーク状粉体の
使用上の安全性安心感から、上記金属エトキシドが、さ
らに好ましく用いられる。これは、得られる着色フレー
ク状粉体中に残留している有機残基が、何等かの分解促
進を受けた場合でも、分解生成物がエタノールであれ
ば、化粧料使用上差し支えないことによる。
【0013】上記着色フレーク状粉体中の酸性染料とし
ては、タール系合成色素や天然色素等が好ましく用いら
れる。タール系合成色素の酸性染料としては、昭和41
年8月31日厚生省令第30号による色素(通称法定色
素)群から選定するのが、化粧品として使用する上で好
ましく、赤色2号、赤色3号、赤色102号、赤色10
4号、赤色105号、赤色106号、黄色4号、黄色5
号、緑色3号、青色1号、青色2号、赤色201号、赤
色227号、赤色232号、橙色205号、橙色207
号、黄色202号、黄色203号、緑色201号、緑色
204号、緑色205号、青色202号、青色205
号、褐色201号、赤色504号、黄色402号、黄色
407号、緑色401号、緑色402号、紫色401
号、黒色401号等が例示される。また、天然色素の酸
性染料としては、クロシン、サフラワーイエロー、ラッ
カイン酸、カルミン酸、ケルメス酸、カプサンチン、ア
ナトー、ビキシン、カルタミン等が例示される。なお、
本発明では、上記色素の一種または二種以上混合して使
用するものである。
【0014】これら酸性染料を、加水分解および縮重合
が可能な有機金属化合物を含む溶液に添加し、均一な溶
液とするが、 この時、水を添加する。 この添加によ
り、色素が均一にかつ高濃度に溶解した溶液が得られ
る。酸性染料は後述のようにフレーク状粉体中の色素含
有量が、0.5〜30重量%になるように前記溶液中に
含有させる。
【0015】上記水添加によっても、溶解しない色素が
残る場合は、界面活性剤を添加して色素を均一分散させ
ても良い。使用する界面活性剤は、特に限定されない
が、上記着色フレーク状粉体が、化粧料として使用され
ることを考慮すると、化粧品原料基準記載の界面活性剤
を用いるのが好ましい。ステアリン酸セッケンや各種の
金属セッケン、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、
ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸
エステル、ジアルキルスルホコハク酸塩等が例示され
る。
【0016】上記有機金属化合物を含む溶液の溶媒は、
実質的に上記有機金属化合物を溶解すれば基本的に何で
も良いが、メタノール、エタノール、プロパノール、ブ
タノール等のアルコール類が好ましい。得られる着色フ
レーク状粉体の使用上の安全性安心感から、エタノール
が、さらに好ましく用いられる。しかし前記有機金属化
合物の加水分解反応で発生するアルコールで十分な場合
には、溶媒は特に用いなくても良い。
【0017】上記有機金属化合物の加水分解及び上記色
素の均一溶解のために添加する水の添加量は、全溶液中
の10重量%以上、80重量%以下が良い。水添加量が
10重量%より少ないと、色素の溶解量が少なくなり、
高濃度の色素を含むフレークを作製するのが難しくな
る、有機金属化合物の加水分解が不充分でフレークの強
度が低くなる等の傾向があり好ましくない。また、水添
加量が80重量%より多いと、溶液中の固形分換算濃度
が低くなりすぎて、必要な厚みのフレーク状粉体が得ら
れ難くなり、フレークの収率が低くなり、好ましくな
い。
【0018】上記有機金属化合物の加水分解を促進する
ために、塩酸、硝酸、硫酸等の酸を添加するのが好まし
い。酸の添加量は特に限定されないが、有機金属化合物
に対してモル比で0.001〜2が良い。添加酸量が、
モル比で0.001より少ないと、有機金属化合物の加
水分解の促進が充分でなく、またモル比で2より多くて
も、もはや加水分解促進の効果が向上せず、酸が過剰と
なり好ましくない。
【0019】その他、上記溶液の特性を変化させるため
に、有機増粘剤等を添加しても良い。しかし、この添加
量が多いと、乾燥剥離工程の歩留りが低下することがあ
るので、添加量は10重量%以下にとどめるべきであ
る。
【0020】上記有機金属化合物を含む溶液中に、例え
ば紫外線遮蔽効果の付与を目的として、酸化チタン、酸
化セリウム、酸化亜鉛等の金属酸化物微粒子を添加して
も良い。金属酸化物微粒子の添加については、特に限定
されないが、金属酸化物粉体を予め水やアルコール等の
溶媒に分散させておき、これを上記有機金属化合物、
水、アルコール等と混合するのが、取り扱い上好まし
い。さらに好ましくは、水やアルコール等を分散媒とす
る金属水酸化物コロイド、含水金属酸化物コロイド、金
属酸化物コロイド等を用いるのが、金属酸化物等の微粒
子の分散安定性が高く、製造工程が簡略化されるので良
い。
【0021】本発明で使用する基板は金属、ガラスある
いはプラスチック等の材質で、表面が平滑なものを用い
る。このような基板に、上記の有機金属化合物を含む溶
液を塗布し、 0.2〜50μmの薄い膜とする。この膜
が乾燥すると収縮するが、基板は収縮しないので、膜に
亀裂が発生し、フレーク状となる。基板と膜との剥離が
起きるためには、基板と膜との間に強い結合等の相互作
用の少ない状態が好ましい。
【0022】上記基板表面に膜を形成する技術は、公知
の技術を用いればよく、例えば、上記の有機金属化合物
を含む液体に基板を浸漬した後、引き上げる方法や、基
板上に上記液体を滴下し、基板を高速で回転させる方
法、基板上に上記液体を吹き付ける方法等が用いられ
る。
【0023】熱処理に関しては、その方法に特に制限は
ない。熱処理温度および時間は、溶媒や酸の除去を確実
にし、かつ色素の分解が起こらない条件が好ましく、通
常は80〜250℃で5分間〜24時間加熱する。色素
の分解を抑制する目的で、減圧下で熱処理を行う場合も
ある。
【0024】このようにして得られた着色フレーク状粉
体の厚みは、溶液あるいは製膜条件等によって変化する
が、概ね0.1〜5μmであり、化粧料配合用としては
好ましくは0.3〜1.0、特に好ましくは0.4〜
0.9μmである。5μmより厚いと、製膜後の自由表
面と基板付近との乾燥速度の差が大きくなりすぎ、基板
に平行な方向での膜間剥離が発生するようになる。 逆
に0.1μmより薄いと、基板と膜との付着力が大きく
なりすぎ、膜が基板から剥離しなくなる。また着色フレ
ーク状粉体の粒径は平均粒径が1〜100μmであり、
化粧料配合用としては好ましくは3〜50μm、特に好
ましくは7〜30μmの大きさに粉砕・分級される。
【0025】本発明の着色フレーク状粉体中の色素含有
量は、 0.5重量%以上、30重量%以下、より好まし
くは3〜20重量%である。 0.5%より少ないと色素
による着色効果が小さくなり、着色の色調が良くない等
の理由で好ましくない。また、30%より多いと、フレ
ーク状粉体からの色素溶出が顕著に認められるようにな
るので、好ましくない。
【0026】本発明の色素含有フレーク状粉体を配合し
たことを特徴とする化粧料は、無機酸化物によって色素
が内包固定化されているので、色素がフレークから溶出
したり、脱離したりすることがほとんどなく、耐ブリー
ド性、耐水性、耐汗性に優れた安定な製品となる。ま
た、色素が皮膚に直接触れないので、皮膚や爪等を染め
ることがなく、またフレーク形状であることから、色素
が汗腺や毛穴に詰まることがなく、皮膚刺激がない安全
な製品となる。
【0027】また、無機酸化物中に色素が含有されてい
ることにより、色素分子の安定性が向上しており、耐光
性、耐熱性が高く、鮮やかな発色を有する好ましい色調
の製品となる。さらに、色素含有フレーク状粉体が、互
いに凝集することもなく、その表面が平滑であり、良好
なすべり性を示すことから、伸展性(のび)、分散性、
付着性が良く、使用触感に優れた製品となる。
【0028】本発明で言う化粧料には、上記色素含有フ
レーク状粉体の他、必要に応じ、通常用いられている顔
料等を併用しても、何等差し支えない。例えば、酸化チ
タン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、黄色酸化鉄、黒色
酸化鉄、弁柄、群青、紺青、酸化クロム、水酸化クロム
等の無機顔料、雲母チタン、オキシ塩化ビスマス等の真
珠光沢顔料、シリカビーズ、ナイロン、アクリル等のプ
ラスチックビーズ等の粉体、タルク、カオリン、マイ
カ、セリサイト、その他の雲母類、炭酸マグネシウム、
炭酸カルシウム、珪酸アルミニウム、珪酸マグネシウ
ム、クレー類等が例示される。
【0029】上記色素含有フレーク状粉体の配合量とし
ては、その目的とする化粧料の種類により異なるが、顔
料等の固体成分に対して1〜80重量%の範囲で用いら
れ、特に2〜50重量%の範囲が好ましい。これ以下の
含有量では、使用触感が改善されない、発色が良くない
等の問題点があり、逆に上限より多くの色素含有フレー
ク状粉体を添加しても、着色効果は上がらず、他の成分
が減少し、色調を整えたり、皮膚への付着性を上げるこ
とが困難になる。
【0030】また、本発明で用いる色素含有フレーク状
粉体の化粧料中での分散性を向上させたり、感触を良く
するために、このフレーク状粉体の表面処理を施して、
改質することは何等差し支えない。例えば、メチルハイ
ドロジェンポリシロキサン、反応性アルキルポリシロキ
サン、金属石鹸の他、水素添加レシチン、アシルアミノ
酸、アシル化コラーゲンのアルミニウム、マグネシウ
ム、カルシウム、チタン、亜鉛、ジルコニウム、鉄より
選ばれた金属塩等の、いわゆる疎水化剤で表面処理を行
うと、フレーク状ガラスの表面は親水性から疎水性に変
わるため、化粧料の調合時に添加する油剤との馴染みが
良くなり、感触の良い化粧料となる。
【0031】
【実施例】以下に実施例を示す。 実施例-1及び比較例-1 黄色5号(サンセットイエローFCF、 2-ヒドロキシ
-6-スルホナートナフタレン-1-アゾ-(4'-ベンゼン
スルホン酸)二ナトリウム)44gを、 2200ml
の純水に溶解して、均一な水溶液を得た。この水溶液と
エタノール320ml、シリコンテトラエトキシド14
80ml、 0.8N硝酸200mlを混合し、50℃で
約20時間養生して塗布液とした。この液に、表面を研
磨して平滑にした、厚さ0.5mmのステンレス板を浸
漬して、 50cm/minの速度で引き上げて、その
表面に液を塗布した。これを150℃で約2分乾燥し
て、塗布されたゲル膜を剥離させ、フレーク状とし、1
20℃で24時間熱処理した。走査型電子顕微鏡でフレ
ークを観察したところ、表面は平滑で、 厚みは約0.6
ミクロンであった。窒素吸着法によりこのフレークの表
面積を測定したところ、比表面積が約20m2 /gであ
り、直径8μm以下の細孔を有する多孔質体であった。
フレーク中の5号含有量は、約10重量%であった。
【0032】この熱処理フレークをジェットミルで粉
砕、分級して、平均粒径約10ミクロンの鮮やかな黄橙
色フレーク状粉体(粉体A)を得た。このフレーク状粉
体は、互いに凝集することがなく、滑り性があって、独
特の優れた触感を有していた。上記フレーク状粉体の少
量を、水及びエタノールに各々添加して、色素溶出を観
察したところ、色素の溶出はほとんど認められなかっ
た。
【0033】次に、以下の配合でパウダーファンデーシ
ョンを作製した。 成分-1 配合量(重量%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 上記黄色5号含有フレーク状粉体(粉体A) 1.7 タルク 79.9 マイカ 9.0 二酸化チタン微粒子 5.4 ステアリン酸マグネシウム 2.8 シルクパウダー 0.5
【0034】 成分-2 配合量(重量%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− スクワラン 0.5 セスキオレイン酸ソルビタン 0.1
【0035】 成分-3 配合量(重量%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 香料 0.1 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0036】成分-1をヘンシェルミキサーを用いて、
5分間撹拌した。これに、70℃ にて均一に溶融した
成分-2を滴下しながら、撹拌混合を行った。さらに、
成分-3を添加後、1分間撹拌混合し、アトマイザーに
より粉砕して粉製品-1(実施例-1)を得た。
【0037】 成分-4 配合量(重量%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 黄色5号アルミニウムレーキ 0.3 タルク 80.4 マイカ 9.6 二酸化チタン 5.5 ステアリン酸マグネシウム 2.9 シルクパウダー 0.6
【0038】成分-4をヘンシェルミキサーを用いて、
10分間撹拌した。これに、 70℃にて均一に溶融し
た成分-2を滴下しながら、撹拌混合を行った。さら
に、成分-3を添加後、1分間撹拌混合し、アトマイザ
ーにより粉砕して粉製品-2(比較例-1)を得た。
【0039】これら製品試料1gを200mlの純水中
に入れ、攪拌しながら、50℃で12時間保った。水へ
の色素の溶出度合を、目視観察したところ、 粉製品-1
(実施例-1)ではほとんど溶出が認められなかったの
に対し、 粉製品-2(比較例-1)では明らかな色素溶
解が認められた。よって、本発明の化粧料は、耐水性に
優れている。
【0040】これら製品試料を、300Wキセノンラン
プで約15cmの距離から100時間照射して、照射前
後の色調の変化を色彩色差計(ミノルタカメラ株式会社
製CR-300)を用いて測定した。 その結果、粉製品
-1(実施例-1)では色差ΔEが1.2であり、粉製品
-2(比較例-1)では8.4であった。ただし、色差Δ
Eは、ハンター測色系のL値、a値、b値の照射前後の
変化、ΔL、Δa、Δbを用いて下記の式で表される。 ΔE=((ΔL)2+(Δa)2+(Δb)21/2 よって、本発明の化粧料は、耐光性に優れている。
【0041】上記製品をパネラー20名に10日間使用
させ、最低点1、最高点を5点とする5段階法にて、評
価した官能テストの結果を表-1に示す。
【0042】
【表1】 表-1 =================================== 項目 本発明の化粧料(粉製品-1) 比較の化粧料(粉製品-2) (実施例-1) (比較例-1) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− のび 4.8 1.5 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− つき 4.6 3.5 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 透明感 4.5 3.0 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 光沢感 4.2 2.2 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 色感 4.1 3.6 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 化粧もち 4.7 2.3 ===================================
【0043】このように、本発明の化粧料は、のび(伸
展性)やつき(付着性)に優れ、透明感、光沢感が良好
で、発色が良く、化粧もちの良いことが、確認された。
【0044】実施例-2及び比較例-2 赤色102号(ニューコクシン、2-ヒドロキシアゾナ
フタレン-4',6,8-トリスルホン酸三ナトリウム)4
4gを、2200mlの純水に溶解して、均一な水溶液
を得た。この水溶液とエタノール320ml、シリコン
テトラエトキシド1480ml、 0.8N硝酸200m
lを混合し、50℃で約20時間養生して塗布液とし
た。実施例-1記載の方法でフレーク化、 熱処理、粉砕
分級を行い、赤色102号含有量約10%、厚み約0.
7ミクロン、 平均粒径約20ミクロンの鮮やかな赤色
フレーク状粉体(粉体B)を得た。このフレーク状粉体
は、互いに凝集することがなく、滑り性があって、独特
の優れた触感を有していた。また、窒素吸着法によりこ
のフレーク状粉体の表面積を測定したところ、比表面積
が約20m2 /gであり、直径8μm以下の細孔を有す
る多孔質体であった。上記フレーク状粉体の少量を、水
及びエタノールに各々添加して、色素溶出を観察したと
ころ、色素の溶出はほとんど認められなかった。
【0045】赤色2号(アマランス、 1-(4'-スルホ
-1'-ナフチルアゾ)-2-ナフトル-3,6-ジスルホン酸
三ナトリウム)135g、純水1000ml 、 エタノ
ール100ml、モノステアリン酸ポリオキシエチレン
グリセリン(日本油脂株式会社製ノニオンS-10)2
gを混合し、 超音波ホモジナイザーを用いて分散を行
い、赤色の分散液を得た。一方、別にシリコンテトラエ
トキシド1480ml、0.1N硝酸1600mlを混
合して、超音波照射を30分間行い、 その後50℃で
約10時間養生した。この液と、先の赤色2号分散液を
混合し、超音波照射を5分間行い、50℃で約2時間養
生して、塗布液を得た。 実施例-1記載の方法でフレー
ク化、熱処理、粉砕分級を行い、赤色2号含有量約25
%、厚み約0.6ミクロン、 平均粒径約10ミクロンの
赤紫色フレーク状粉体(粉体C)を得た。このフレーク
状粉体は、互いに凝集することがなく、滑り性があっ
て、独特の優れた触感を有していた。また、窒素吸着法
によりこのフレーク状粉体の表面積を測定したところ、
比表面積が約20m2 /gであり、直径8μm以下の細
孔を有する多孔質体であった。水及び油に対する色素溶
出を観察したところ、色素の溶出はほとんど認められな
かった。
【0046】次に以下の配合で口紅を作製した。 成分-5 配合量(重量%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ひまし油 35.0 ミリスチン酸オクチルドデシル 19.0 ミリスチン酸イソプロピル 5.4 ラノリン 5.5 みつろう 2.7 キャンデリラろう 6.6 カルナウバろう 0.9 セレシン 7.2
【0047】 成分-6 配合量(重量%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 上記赤色102号含有フレーク状粉体(粉体B) 8.3 上記赤色2号含有フレーク状粉体(粉体C) 3.8 二酸化チタン 5.5
【0048】 成分-7 配合量(重量%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 香料 0.1 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0049】成分-5を混合して85℃に加熱溶融し
た。この溶融物に成分-6を添加して、撹拌混合を行っ
た。さらに、成分- 7を添加、撹拌混合し、型に流し込
み、冷却して、棒状に成形して口紅製品-1(実施例-
2)を得た。
【0050】 成分-8 配合量(重量%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 赤色102号アルミニウムレーキ 0.8 赤色2号アルミニウムレーキ 1.0 マイカ 10.3 二酸化チタン 5.5
【0051】成分-6の代わりに成分-8を使用した以外
は、前記と同様の方法により、口紅製品-2(比較例-
2)を得た。
【0052】上記製品をパネラー20名に5日間使用さ
せ、最低点1、 最高点を5点とする5段階法にて、評
価した官能テストの結果を表-2に示す。
【0053】
【表2】 表-2 =================================== 項目 本発明の化粧料(口紅製品-1) 比較の化粧料(口紅製品-2) (実施例-2) (比較例-2) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− のび 4.8 3.3 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− つき 4.6 3.5 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 透明感 4.2 3.0 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 光沢感 4.1 3.2 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 仕上り感 3.8 2.2 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 色感 4.4 2.8 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 化粧もち 3.7 2.3 ===================================
【0054】このように、本発明の化粧料は、のび(伸
展性)やつき(付着性)に優れ、透明感、光沢感が良好
で、発色が良く、仕上り感及び化粧もちの良いことが、
確認された。なお、赤色102号含有フレーク状粉体
(粉体B)および赤色2号含有フレーク状粉体(粉体
C)は、化粧料に配合された後に色がより鮮やかに変化
するのが認められた。これは粉体Bおよび粉体Cが有す
る微細な孔にひまし油等の油性成分が含浸して微細な孔
による光散乱が減少するためと考えられる。
【0055】実施例-3及び比較例-3 青色1号(ブリリアントブルーFCF、3-〔N-エチル
-N-〔4-〔〔4-〔N-エチル-N-(3-スルホナートベ
ンジル) アミノ〕フェニル〕(2-スルホナートフェニ
ル)メチレン〕-2,5-シクロヘキサジエニリデン〕ア
ンモニオメチル〕ベンゼンスルホン酸二ナトリウム)6
0gを、2200mlの純水に溶解して、均一な水溶液
を得た。この水溶液とエタノール320ml、シリコン
テトラエトキシド1480ml、 0.8N硝酸200m
lを混合し、50℃で約20時間養生して塗布液とし
た。実施例-1記載の方法でフレーク化、熱処理、 粉砕
分級を行い、青色1号含有量約13%、厚み約0.6ミ
クロン、 平均粒径約15ミクロンの青色フレーク状粉
体(粉体D)を得た。このフレーク状粉体は、互いに凝
集することがなく、滑り性があって、独特の優れた触感
を有していた。上記フレーク状粉体の少量を、水及びエ
タノールに各々添加して、色素溶出を観察したところ、
色素の溶出はほとんど認められなかった。
【0056】エチルシリケート(コルコート株式会社製
エチルシリケート40、 SiO2含有量40%)100
0g、チタンイソプロポキシド75g、エタノール50
0mlを混合しながら、1.5N硝酸100mlを滴下
した。 これを40℃で24時間養生した後、クチナシ
青色素(株式会社アイゼン製クロシンブルーG、クチナ
シ青色素50%含有)44gを1200mlの純水に溶
解した水溶液を加え、さらに50℃で約12時間養生し
て塗布液とした。
【0057】実施例-1記載の方法でフレーク化、熱処
理、粉砕分級を行い、 クチナシ青色素含有量約5%、
厚み約0.6ミクロン、 平均粒径約10ミクロンの青色
フレーク状粉体(粉体E)を得た。このフレーク状粉体
は、互いに凝集することがなく、滑り性があって、独特
の優れた触感を有していた。上記フレーク状粉体の少量
を、水及びエタノールに各々添加して、色素溶出を観察
したところ、色素の溶出はほとんど認められなかった。
【0058】赤色2号21gを、2200mlの純水に
溶解して、均一な水溶液を得た。この水溶液と、エタノ
ール320ml、シリコンテトラエトキシド1480m
l、0.8N硝酸200mlを混合し、 50℃で約20
時間養生して塗布液とした。実施例-1記載の方法でフ
レーク化、熱処理、粉砕分級を行い、 赤色2号含有量
約5%、厚み約0.6ミクロン、 平均粒径約15ミクロ
ンの赤紫色フレーク状粉体(粉体F)を得た。このフレ
ーク状粉体は、互いに凝集することがなく、滑り性があ
って、独特の優れた触感を有していた。上記フレーク状
粉体の少量を、水及びエタノールに各々添加して、色素
溶出を観察したところ、色素の溶出はほとんど認められ
なかった。
【0059】次に、以下の配合でアイシャドーを作製し
た。 成分-9 配合量(重量%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 上記青色1号含有フレーク状粉体(粉体D) 5.1 上記クチナシ青色素含有フレーク状粉体(粉体E) 4.3 上記赤色2号含有フレーク状粉体(粉体F) 4.1 タルク 40.0 マイカ 21.0 雲母チタン 10.3 ステアリン酸亜鉛 8.6
【0060】 成分-10 配合量(重量%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− スクワラン 1.0 セスキオレイン酸ソルビタン 1.0 流動パラフィン 3.0 ワセリン 1.5
【0061】 成分-11 配合量(重量%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 香料 0.1 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0062】成分-9をヘンシェルミキサーを用いて、
5分間撹拌した。これに、70℃ にて均一に混合した
成分-10を滴下しながら、撹拌混合を行った。さら
に、成分-11を添加後、1分間撹拌混合し、粉砕した
ものを圧縮成形して、 ES製品-1(実施例-3)を得
た。
【0063】 成分-12 配合量(重量%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 青色1号アルミニウムレーキ 0.7 クチナシ青色素粉体(クチナシ青色素50%含有) 0.4 赤色2号アルミニウムレーキ 0.2 タルク 41.2 マイカ 32.0 雲母チタン 10.3 ステアリン酸亜鉛 8.6
【0064】成分-9の代わりに成分-12を使用した以
外は、前記と同様の方法により、ES製品-2(比較例-
3)を得た。
【0065】上記製品をパネラー20名に7日間使用さ
せ、最低点1、最高点を5点とする5段階法にて、評価
した官能テストの結果を表-3に示す。
【0066】
【表3】 表-3 =================================== 項目 本発明の化粧料(ES製品-1) 比較の化粧料(ES製品-2) (実施例-3) (比較例-3) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− のび 4.7 3.8 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− つき 4.4 3.8 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ぼかし易さ 4.0 3.0 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 光沢感 4.6 3.2 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 仕上り感 4.2 3.5 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 色感 4.5 2.8 ===================================
【0067】このように、本発明の化粧料は、のび(伸
展性)やつき(付着性)に優れ、ぼかし易く、光沢感が
良好で、発色が良く、仕上り感に優れることが、確認さ
れた。
【0068】実施例-4及び比較例-4 赤色102号9.1g、赤色106号(アシッドレッ
ド、 3,6-ビス(ジエチルアミノ)キサンチリウム-9
-(2,4-ベンゼンジスルホン酸)ナトリウム)0.6
g、黄色5号5.0gを、2200mlの純水に溶解し
て、均一な水溶液を得た。この水溶液とエタノール32
0ml、シリコンテトラエトキシド1480ml、 0.
8N硝酸200mlを混合し、50℃で約20時間養生
して塗布液とした。実施例-1記載の方法でフレーク
化、熱処理、粉砕分級を行い、 色素含有量約3.5%、
厚み約0.6ミクロン、平均粒径約10ミクロンの桃色
フレーク状粉体(粉体G)を得た。このフレーク状粉体
は、互いに凝集することがなく、滑り性があって、独特
の優れた触感を有していた。上記フレーク状粉体の少量
を、水及びエタノールに各々添加して、色素溶出を観察
したところ、色素の溶出はほとんど認められなかった。
【0069】以下の配合でネイルエナメルを作製した。 成分-13 配合量(重量%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ニトロセルロース 15.0 フタル酸系アルキド樹脂 12.0 フタル酸ジブチル 4.0
【0070】 成分-14 配合量(重量%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 酢酸ブチル 25.0 酢酸エチル 7.0 トルエン 24.0 2-プロパノール 6.0 エタノール 2.0 1-ブタノール 2.0
【0071】 成分-15 配合量(重量%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 上記色素含有フレーク状粉体(粉体G) 3.0 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0072】成分-13と成分-14を混合し溶解させ
た。 これに、成分-15を添加し、撹拌混合を行ない、
NE製品-1(実施例-4)を得た。
【0073】 成分-16 配合量(重量%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 赤色102号アルミニウムレーキ 0.065 赤色106号アルミニウムレーキ 0.004 黄色5号アルミニウムレーキ 0.036 マイカ 2.895
【0074】成分-15の代わりに成分-16を使用した
以外は、前記と同様の方法により、NE製品-2(比較
例-4)を得た。
【0075】上記製品を(女性)パネラー20名に5日
間使用させ、最低点1、最高点を5点とする5段階法に
て、評価した官能テストの結果を表-4に示す。
【0076】
【表4】 表-4 =================================== 項目 本発明の化粧料(NE製品-1) 比較の化粧料(NE製品-2) (実施例-4) (比較例-4) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− のび 4.7 2.8 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− つき 4.4 3.9 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 塗布性 4.5 1.5 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 透明感 4.6 2.2 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 光沢感 4.6 3.0 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 仕上り感 4.2 1.5 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 色感 4.5 1.8 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 均一性 4.6 1.2 ===================================
【0077】このように、本発明の化粧料は、のび(伸
展性)やつき(付着性)に優れ、均一に塗布し易く、透
明感、光沢感が良好で、発色が良く、仕上り感に優れる
ことが、確認された。
【0078】実施例-5及び比較例-5 市販の含水酸化チタンコロイド TiO(OH)2(商品
名:チタニアゾルCS-N、石原産業株式会社製、二酸化
チタン換算含有量約30重量%、粒子径30〜60n
m、水分散)120ml、0.2規定の硝酸1900m
l、 シリコンテトラエトキシド1630ml、エタノ
ール1400mlを混合し、35℃で約50時間養生し
た。この液に、黄色4号(タートラジン、 3-カルボキ
シ-5-ヒドロキシ-1-(4-スルホキシフェニル)- 1
H-4-ピラゾリルアゾ-4-ベンゼンスルホン酸三ナトリ
ウム )12gと黄色5号12gを添加混合して、色素
を均一に溶解させ、50℃で10時間養生して、塗布液
とした。 実施例-1記載の方法でフレーク化を行い、得
られたフレークを、減圧(約1Pa)下、150℃、2
4時間の熱処理を施した。 さらに、実施例-1記載の方
法で粉砕分級を行い、色素含有量約5重量%(黄色4号
含有量約2.5重量%、黄色5号含有量約2.5重量
%)、二酸化チタン含有量約9.5重量%、厚み約0.7
ミクロン、平均粒径約12ミクロンの黄橙色フレーク状
粉体(粉体H)を得た。このフレーク状粉体をX線回折
法で調べたところ、アナターゼ型二酸化チタンが検出さ
れたのみであり、マトリックスは非晶質状態であった。
透過型電子顕微鏡でフレークを観察したところ、直径が
30〜60nmの二酸化チタン微粒子が、マトリックス
中に平均的に分散して位置しているのが観察された。こ
のフレーク状粉体は、互いに凝集することがなく、滑り
性があって、独特の優れた触感を有していた。上記フレ
ーク状粉体の少量を、水及びエタノールに各々添加し
て、色素溶出を観察したところ、色素の溶出はほとんど
認められなかった。
【0079】このフレークをビニル系樹脂 (硬化後の
屈折率が約1.5)中に約10重量%混入分散させた塗
料を基板の上に塗布乾燥して、 約0.15mm厚みのフ
ィルムとして、分光光度計で透過率を測定したところ、
波長600〜800nmの可視光透過率が、全域にわたっ
て95%以上であり、かつ波長350nm以下の紫外線
透過率が5%以下であり、可視光に対する透明性が高
く、紫外線を有効に遮蔽する着色フレーク状粉体である
ことが確認された。
【0080】次に以下の配合でパウダーファンデーショ
ンを作製した。 成分-17 配合量(重量%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 上記色素含有フレーク状粉体(粉体H) 3.7 タルク 77.9 マイカ 9.0 二酸化チタン 5.4 ステアリン酸マグネシウム 2.8 シルクパウダー 0.5
【0081】 成分-18 配合量(重量%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− スクワラン 0.5 セスキオレイン酸ソルビタン 0.1
【0082】 成分-19 配合量(重量%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 香料 0.1 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0083】成分-17をヘンシェルミキサーを用い
て、5分間撹拌した。 これに、70℃にて均一に溶融
した成分-18を滴下しながら、撹拌混合を行った。 さ
らに、成分-19を添加後、1分間撹拌混合し、アトマ
イザーにより粉砕して粉製品-3(実施例-5)を得た。
【0084】 成分-20 配合量(重量%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 黄色4号アルミニウムレーキ 0.1 黄色5号アルミニウムレーキ 0.1 タルク 80.4 マイカ 9.7 二酸化チタン 5.5 ステアリン酸マグネシウム 2.9 シルクパウダー 0.6
【0085】成分-20をヘンシェルミキサーを用い
て、10分間撹拌した。 これに、70℃ にて均一に溶
融した成分-18を滴下しながら、撹拌混合を行った。
さらに、成分-19を添加後、1分間撹拌混合し、アト
マイザーにより粉砕して粉製品-4(比較例-5)を得
た。
【0086】これら製品試料1gを200mlの純水中
に入れ、攪拌しながら、50℃で12時間保った。 水
への色素の溶出度合を、目視観察したところ、粉製品-
3(実施例-5)ではほとんど溶出が認められなかった
のに対し、 粉製品-4(比較例-5)では明らかな色素
溶解が認められた。よって、本発明の化粧料は、耐水性
に優れている。
【0087】これら製品試料を、300Wキセノンラン
プで約15cmの距離から100時間照射して、照射前
後の色調の変化を色彩色差計(ミノルタカメラ株式会社
製CR-300)を用いて測定した。 その結果、粉製品
-3(実施例-5)では色差ΔEが1.5であり、粉製品-
4(比較例-5)では8.6であった。よって、本発明の
化粧料は、耐光性に優れている。
【0088】上記製品を(女性)パネラー20名に10
日間使用させ、最低点1、最高点を5点とする5段階法
にて、評価した官能テストの結果を表-5に示す。
【0089】
【表5】 表-5 =================================== 項目 本発明の化粧料(粉製品-3) 比較の化粧料(粉製品-4) (実施例-5) (比較例-5) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− のび 4.7 1.8 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− つき 4.5 3.5 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 透明感 4.6 3.1 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 光沢感 4.5 2.1 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 色感 4.3 3.8 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 化粧もち 4.6 2.5 ===================================
【0090】このように、本発明の化粧料は、のび(伸
展性)やつき(付着性)に優れ、透明感、光沢感が良好
で、発色が良く、化粧もちの良いことが、確認された。
【0091】
【発明の効果】以上の本発明の詳細な説明及び実施例、
比較例で明らかなように、本発明の色素含有フレーク状
粉体は、無機酸化物によって色素が内包固定化されてい
るので、色素がフレークから溶出したり、脱離したりす
ることがほとんどなく、これを配合した化粧料は耐ブリ
ード性、耐水性、耐汗性に優れた安定な製品となる。ま
た、色素が皮膚に直接触れないので、皮膚や爪等を染め
ることがなく、またフレーク形状であることから、色素
が汗腺や毛穴に詰まることがなく、皮膚刺激がない安全
な製品となる。また、無機酸化物中に色素が含有されて
いることにより、色素分子の安定性が向上しており、耐
光性、耐熱性が高く、鮮やかな発色を有する好ましい色
調の製品となる。さらに、色素含有フレーク状粉体が、
互いに凝集することもなく、その表面が平滑であり、良
好なすべり性を示すことから、伸展性(のび)、分散
性、付着性が良く、使用触感に優れた製品となる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年2月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】
【実施例】以下に実施例を示す。 実施例-1及び比較例-1 黄色5号(サンセットイエローFCF、 2-ヒドロキシ
-6-スルホナートナフタレン-1-アゾ-(4'-ベンゼン
スルホン酸)二ナトリウム)44gを、 2200ml
の純水に溶解して、均一な水溶液を得た。この水溶液と
エタノール320ml、シリコンテトラエトキシド14
80ml、 0.8N硝酸200mlを混合し、50℃で
約20時間養生して塗布液とした。この液に、表面を研
磨して平滑にした、厚さ0.5mmのステンレス板を浸
漬して、 50cm/minの速度で引き上げて、その
表面に液を塗布した。これを150℃で約2分乾燥し
て、塗布されたゲル膜を剥離させ、フレーク状とし、1
20℃で24時間熱処理した。走査型電子顕微鏡でフレ
ークを観察したところ、表面は平滑で、 厚みは約0.6
ミクロンであった。窒素吸着法によりこのフレークの表
面積を測定したところ、比表面積が約20m2/g であ
り、直径8m以下の細孔を有する多孔質体であった。
フレーク中の黄色5号含有量は、約10重量%であっ
た。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】実施例-2及び比較例-2 赤色102号(ニューコクシン、2-ヒドロキシアゾナ
フタレン-4',6,8-トリスルホン酸三ナトリウム)4
4gを、2200mlの純水に溶解して、均一な水溶液
を得た。この水溶液とエタノール320ml、シリコン
テトラエトキシド1480ml、 0.8N硝酸200m
lを混合し、50℃で約20時間養生して塗布液とし
た。実施例-1記載の方法でフレーク化、 熱処理、粉砕
分級を行い、赤色102号含有量約10%、厚み約0.
7ミクロン、 平均粒径約20ミクロンの鮮やかな赤色
フレーク状粉体(粉体B)を得た。このフレーク状粉体
は、互いに凝集することがなく、滑り性があって、独特
の優れた触感を有していた。また、窒素吸着法によりこ
のフレーク状粉体の表面積を測定したところ、比表面積
が約20m2 /gであり、直径8m以下の細孔を有
する多孔質体であった。 上記フレーク状粉体の少量
を、水及びエタノールに各々添加して、色素溶出を観察
したところ、色素の溶出はほとんど認められなかった。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】赤色2号(アマランス、 1-(4'-スルホ
-1'-ナフチルアゾ)-2-ナフトル-3,6-ジスルホン酸
三ナトリウム)135g、純水1000ml 、エタノ
ール100ml、モノステアリン酸ポリオキシエチレン
グリセリン(日本油脂株式会社製ノニオンS-10)2
gを混合し、 超音波ホモジナイザーを用いて分散を行
い、赤色の分散液を得た。一方、別にシリコンテトラエ
トキシド1480ml、0.1N硝酸1600mlを混
合して、超音波照射を30分間行い、 その後50℃で
約10時間養生した。この液と、先の赤色2号分散液を
混合し、超音波照射を5分間行い、50℃で約2時間養
生して、塗布液を得た。 実施例-1記載の方法でフレー
ク化、熱処理、粉砕分級を行い、赤色2号含有量約25
%、厚み約0.6ミクロン、 平均粒径約10ミクロンの
赤紫色フレーク状粉体(粉体C)を得た。このフレーク
状粉体は、互いに凝集することがなく、滑り性があっ
て、独特の優れた触感を有していた。また、窒素吸着法
によりこのフレーク状粉体の表面積を測定したところ、
比表面積が約20m2 /gであり、直径8m以下の細
孔を有する多孔質体であった。水及び油に対する色素溶
出を観察したところ、色素の溶出はほとんど認められな
かった。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸性染料を0.5〜30重量%含有する
    金属酸化物フレーク状粉体。
  2. 【請求項2】 前記金属酸化物が、シリカ、チタニア、
    アルミナ、およびジルコニアからなる群から選ばれた少
    なくとも1種である請求項1記載のフレーク状粉体。
  3. 【請求項3】 前記酸性染料が、タール系合成色素また
    は天然色素またはそれらの混合物である請求項1または
    2記載のフレーク状粉体。
  4. 【請求項4】 加水分解および縮重合可能な有機金属化
    合物、酸性染料、および10〜80重量%の水を含む溶
    液を、表面が平滑な基板上に塗布し、これを剥離し、8
    0〜250℃で5分間〜24時間加熱することを特徴と
    する金属酸化物フレーク状粉体の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のフレーク状粉体を配合し
    てなる化粧料。
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