JPH08582B2 - 二個の積み重ね袋群を単一の包装装置の単一の包装位置に供給する装置 - Google Patents

二個の積み重ね袋群を単一の包装装置の単一の包装位置に供給する装置

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JPH08582B2
JPH08582B2 JP63223533A JP22353388A JPH08582B2 JP H08582 B2 JPH08582 B2 JP H08582B2 JP 63223533 A JP63223533 A JP 63223533A JP 22353388 A JP22353388 A JP 22353388A JP H08582 B2 JPH08582 B2 JP H08582B2
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正己 大西
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株式会社太洋商会
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Description

【発明の詳細な説明】 イ.目 的 (産業上の利用分野) この発明は一台の製袋機で二条の袋素材帯を供給し、
二袋づつ並列に袋を製造し、それぞれ二箇所に所定枚数
づつ積み重ねた袋群を各袋群を単位として、これらを一
台の包装装置の一つの包装位置に順次供給する装置に関
する。
(従来技術) 従来公知の技術としては、本件出願人が先に開発した
特開昭60−77812号特許公開公報が知られている。
この先行技術の概要を説明すれば、二列に製造される
袋群を積み重ねて、水平なテーブル上に、これらを並べ
て、これら袋群を掛合爪によって、左右に滑らせて順次
中央の位置に前記テーブル上を滑らせて移動し、中央位
置のテーブル面に設けたスリットよりこの袋群を下方に
押し込んで包装装置部に送り込んでいる。
またこれを改良した装置を本件出願人は先に開発し、
特願昭63−188792号として出願した。この先願の発明の
内容の概要は二つの袋群を別々の袋群受け台に供給し、
この袋受け台上の袋群を順次単一の包装受け台部に供給
して、包装するようにしている。
(発明の解決しようとする課題) 前記の先行技術の装置うち前者のものにおいても一応
の成果は収めているが、テーブル上に供給した袋群をそ
のテーブル上を左右に滑らせて供給しなければならず、
広幅の袋の時にはテーブル面も広くしなければならず装
置が非常に大型化する。
またこれらの袋群を包装装置部に供給する時に、狭い
スリットを通過させる構造であるため、一部が打ち抜か
れたグロサリーバッグと称せられている袋などは、前記
スリットを通過するときに、グロサリーバッグの提手部
分が皺になったり、姿勢が乱れ包装が困難乃至不能にな
るおそれがあり、この種の袋群の包装には不向きであ
る。
後者の先願のものにおいては、前記欠点は改善される
が、構造上複雑であり、運動制御装置も複雑となるおそ
れがある。
そこでこの発明は装置の幅がそれ程広くならず、また
前述のグロサリーバッグであっても容易に一台の包装装
置の位置に二つの袋群を順次1袋群づつ供給出来る装置
とすることであり、且つ装置の構造を簡略化することを
目的とする。
ロ.発明の構成 (課題を解決しようとする手段) 前記課題を達成するために、この発明は、並行して二
条の袋素材帯を供給し、同時に二袋づつ袋を製造し順次
隣接する二個所に積み重ねる製袋装置と、この下流側に
連ねて設けた単一の包装装置と、前記製袋装置によって
製袋されたそれぞれの袋群の枚数が所定枚数に達する毎
に出力信号を発する検出装置と、この検出信号を入力信
号として、前記二つの袋群を包装装置の所定位置までそ
れぞれ搬送する袋群搬送装置を備えた装置において、 前記包装装置には袋群の搬入方向に長く平面長方形の
一方の袋群を受け、この上で袋群を包装する単一の包装
受け台と、この長辺の隣に幅方向に隣接して、やはり袋
群の搬入方向に長く平面長方形の他の袋群を受ける単一
の補助受け台が設けてあり、前記補助受け台は前記包装
受け台外の位置からこの上に完全に重なる位置まで、そ
の幅方向にかつ往復水平移動自在に水平方向駆動機構と
連設してあり、この受け面には短辺方向に少なくとも二
条の溝が設けてあり、前記包装受け台の前記補助受け台
寄りの縁のやゝ内側の上方には前記補助受け台の受け面
の前記溝に符合する凹凸下縁を持つ起立スイーパ板が設
けてあり、この起立スイーパ板は前記補助受け台が前記
包装受け台に重なつた時に上方よりその下縁の一部が前
記補助受け台の溝に嵌まる位置まで下降させ、前記補助
受け台が包装受け台外まで後退後上昇させる上下方向駆
動機構と連結して設けてあることを特徴とする二個の積
み重ね袋群を単一の包装装置の単一の包装位置に供給す
る装置である。
また、前記課題を達成するために、この二個の積み重
ね袋群を単一の包装装置の単一の包装位置に供給する装
置の前記包装受け台は、左右一対の受部材よりなり、そ
れぞれ外縁には背の低い起立壁が設けてあり、一方の受
部材に対し他方の部材は幅方向に移動可能で、任意の位
置に固定可能としてあることを特徴とする。
ロ.発明の作用 請求項1記載の発明の作用を次に説明する。
単一の製袋装置に二条の袋素材帯を並列に供給し製袋
装置を運転すると、同時に二袋づつ製造され、製袋装置
の製品受け台の二個所に二つの袋群を積み重ねて行き、
この枚数を数検出装置で検出し、この値が所定数に達す
るとこれを検出した出力信号を発し、袋群搬送装置を作
動させて、製品受け台上の各袋群を同時に、これよりも
下流側の包装装置に搬送する。
この製袋装置と包装装置の間に袋加工装置を付加し、
一旦袋群に加工を施してから、包装装置に各袋群を送り
込む場合もある。
この時一方の袋群は直接包装位置の包装受け台上に他
方の袋群は前記包装受け台と隣接して設けてある補助受
け台上に各々同時に搬送される。この二つの袋群の搬送
が終了したならば、搬送装置は元の位置に復帰する。
而して先ず包装受け台上の袋群を例えば熱可塑性合成
樹脂製外装フイルムによって包装し、包装が完了したな
らばこの包装受け台上より包装された袋群は搬出され
る。
この搬出を入力信号として前記補助受け台を残りの袋
群を載置したまま包装受け台上に水平方向駆動機構によ
って移動し停止する。次に袋群の外側の位置で補助受け
台上にある前記起立スイーパ板を前記上下方向駆動機構
によって下降する。このとき、前記起立スイーパ板の下
縁は補助受け台の受け面の溝にその一部が嵌合する。
次に前記補助受け台を水平方向駆動機構によって元の
位置に復帰するこの復帰動中に、この上の袋群は起立ス
イーパ板によってその移動が止められているため、補助
受台の移動に伴いその下の包装受け台上に払い出され
る。
この様にして他方の袋群をも包装受け台上で前記熱可
塑性合成樹脂製外装フイルムによって包装し、この上よ
り搬出する。
この様にして二つの袋群が包装されている間に次の所
定枚数の袋が製袋装置の製品受け台に積み重ねられ、以
下同様の作用を繰り返す。
請求項2記載の発明においては供給される袋の幅に合
わせ、これよりも僅かに広い幅に、一対袋受け部材の両
側の起立壁間の寸法を合わせ、これらを固定して用い
る。このようにすると、補助受け台上の袋群は左右にみ
だりに移動せず、整然と包装される。
(実施例) 次に請求項1及び2記載の発明を含む装置発明の代表
的な実施例を説明する。
図に示すものであって、先ず製袋装置Aは公知の製袋
機と何ら変わるところなく、二条の袋素材帯F1、F2が並
列して供給でき、これら二条の袋素材帯F1、F2を加工す
ることによって、二袋づつ製袋できるものである。製袋
された袋B1、B2はこの製袋装置Aの最も下流側の製品受
け台10上の二個所に幅方向に並んで順次積み重ねられ
る。
この製袋装置Aの下流側には実施例においては袋加工
装置Dの一種であるグロサリーバッグの提げ手部分を形
成するための打ち抜き装置15が二組設けてあり、この装
置で袋B1,B2をそれぞれ積み重ねた袋帯B3,B4を一括加工
する。更にこの下流側に連ねて包装装置Pが連結してあ
る。
包装装置Pの上面には前記製袋装置Aの搬送方向に細
長い平面にみて長方形の包装受け台20と補助受け台50が
幅方向に並べて設けてある。
前述の前記本体機枠60に対し幅方向に移動自在の可動
枠70には前記包装受け台20が装備してあり、この可動枠
70に装備された上下方向駆動機構21たる空気シリンダー
装置の可動部材22にこの包装受け台20は結合してあり、
空気シリンダー装置21に供給する圧搾空気を制御する3
位置制御弁23によって、その上下方向のストローク中の
2乃至3位置で停止できる様に設けてある。この包装受
け台20は供給される袋群B3の幅寸法に応じて若干幅の寸
法が変更可能に設けてある。
即ち包装受け台20は左右の二つの受け部材20a及び20a
よりなり、それぞれ外側縁には背の低い起立壁24a、24b
が設けてあり、これら起立壁24a、24bの高さはこの上に
載置する袋群B3及びB4の積み重ね高さとほぼ符合させて
ある。二つの受け部材20a及び20aのうち前記補助受け台
50寄りの受け部材20aは上下方向駆動機構21の可動部材2
2に固定されて、可動枠70に対して水平方向には移動し
ないように設けてある。他方の受け部材20bは前記受け
部材20aに対し幅方向に移動調整可能に装備してあり、
例えばセットねじによって任意の位置で固定できるもの
であり、受け部材20bを前記受け部材20aに対し、移動す
ることによって、包装受け台20の幅が袋群B3及びB4の幅
に応じて変更できるように装備してある。
前記包装受け台20の下流端の一部には後述の包装袋群
B0を搬出するときに、これを掴み易くするための切欠き
部25が設けてある。
前述の補助受け台50は前記包装受け台20と隣接して並
んだ位置から、本体機枠60に装備してある前記水平方向
駆動機構51の可動部材52と一体となって、前記包装受け
台20と完全に重なる位置まで、その短辺方向つまり幅方
向に水平移動出来る様に装備されている。前記水平方向
駆動機構51の作動はその制御弁53の操作によって行う。
また、この補助受け台50の受け面は短辺方向に畝を持
つ波板状の凹凸面54としてあり、この凹凸の溝深さは2
乃至10mm程度としてあり、ピッチは支持すべき袋群B4
長間に少なくとも二個の溝55のあるものが好ましく、実
施例としては10乃至15畝若しくは溝数とし、合成樹脂成
形品によって形成した。
前述の補助受け台50の下の本体機枠60には前記袋群
B3、B4を包装する為の包装フイルム帯Tをロール状に巻
いた原反を支持する原反支持装置56が設けてある。
また前記可動枠70の一部には包装受け台20の固定受け
部材20aの縁に添って、上下一対のヒートシール顎30a、
30bが相互に圧接離反自在に装備してある。更に前記可
動枠70の一部には前記補助受け台50が包装受け台20と重
なったときに上方の待機位置より下降する起立スイーパ
板40が可動枠70に装備した第2上下方向駆動機構41たる
空気圧シリンダー装置の可動部材42に固定して設けてあ
り、起立スイーパ板40の位置は前記包装受け台20の補助
受け台50寄りの縁より若干内側に位置し、起立スイーパ
板40の下縁44の形状は丁度前記補助受け台50の凹凸面54
の凹凸形状に符合した形状にしてあり、起立スイーパ板
40が前記補助受け台50上に下降したときには前記起立ス
イーパ板40の下縁44が前記補助受け台50の受け面の凹凸
形状と丁度嵌合す。第2の上下方向駆動機構41たる空気
圧シリンダー装置の作動はこれに供給する圧搾空気を制
御する2位置制御弁43によって行う。前述の製袋装置A
の製品受け台10から袋加工装置Dを通り包装装置Bの前
記包装受け台20及び補助受け台50に袋群B3及びB4を搬送
する一連の袋群搬送装置80がこれら各部の上にわたって
設けてあり、製袋装置Aの作動回数(製袋数と同じ)を
計数し、所定数に達する毎に出力信号を発する検出装置
11が設けてあり、この信号を入力信号として、前記搬送
装置80は一挙動して、製品受け台10上の袋群B3、B4を次
のステーションである袋加工装置Dの位置まで搬送し、
この袋加工装置Dにおいて加工終了後直ちに次のステー
ションである包装受け台20及び補助受け台50上まで各袋
群B3、B4を搬送する。
この搬送装置80は前述の機能を有するものであれば、
その構造にとくに限定はない。
前記包装受け台20上で袋群B3及びB4を順次包装する包
装装置Pとしても前述の包装位置が単一のものであれば
特に限定はないが、実施例の装置においては次のように
構成している。
前記可動枠70には外装フイルム帯Tを原反支持装置56
の軸線と並行な軸線をもつ巻軸31が前記可動枠70に包装
受け台20の幅よりも大きい寸法包装受け台20の幅に添っ
て、往復移動自在に設けてあり、先ず包装に先立ち包装
フイルム帯Tを必要な長さ前記巻軸31に巻取り、包装受
け台20が上位位置にあるときに、前記巻軸31は上下に離
反しているヒートシール顎30a、30bの間を通って、包装
受け台20の下側を通りその反対側に移動し、袋群B3又は
B4を載せた状態で包装受け台20を降下させ、今度はこの
上側を通り前記巻軸31を元に位置に復帰させ、包装受け
台20とその上の袋群B3又はB4を一括ループ状に包装し、
その後前記ヒートシール顎30a、30bが相圧接して、前記
包装フイルム帯Tを溶着溶断して後チューブ状の外装フ
イルムと袋群B3又はB4を一緒に包装受け台20より引き抜
く様構成した包装装置を用いた。
亦前記ヒートシール顎30a、30bによってチューブ状に
シールされた外装フイルムの一方の開口端をヒートシー
ルする一対の開口部シール顎32a、32bが包装受け台20の
下流側に添ってこの幅方向に長く、つまりヒートシール
顎30a、30bとは直角方向に前記可動枠70に設けてある。
前述の包装受け台20と補助受け台50が袋群B3又はB4
受けるとき、両者の受け面の高さは相互に面一(第1図
参照)にしておくか或は第3図に示す様に包装受け台20
が補助受け台50の水平移動の邪魔にならず、後述の袋群
B3又はB4の払出時にこれらの姿勢が乱れないよう出来る
だけ高低差を少なく設けておいてもこの発明としては同
一である。
その他図において、符合57は各空気シリンダー装置2
1、41及び51に圧搾空気を供給するコンプレッサであ
り、空気タンク58及び空気バイプ59を介して各制御弁2
3、43及び53に接続してある。
(実施例の作用) 先ず供給される袋素材帯F1、F2の幅に合わせて包装受
け台20の受け部材20bを受け部材20aに対して移動させ
て、包装受け台20の幅を調整し、セットねじなどによっ
て両者を固定する。
次に搬送されてくる袋群B3が丁度包装受け台20の上に
載置されるように、可動枠70と共に包装受け台20を幅方
向に送りねじ62などを用いて移動調整し、最適の位置で
可動枠70を本体機枠60に対して固定する。
而して包装受け台20は上位の待機位置とし、補助受け
台50は包装受け台20と重ならない並んだ待機位置とし、
これらの位置をスタート位置とする。この時ヒートシー
ル顎30a、30b及び32a、32bは相離反状態とする。
次に製袋装置Aに所期の袋素材帯F1とF2を供給し、而
してこの実施例の全装置を運転すると先ず製袋装置Aに
よって、同時に袋B1、B2が二袋横に並んで製造され、製
袋装置Aの製品受け台10の二個所にこれら袋B1、B2は順
次積み重ねられ、この枚数がそれぞれ所定枚数に達する
と、検出装置11が出力信号を発し、この信号を入力信号
として、前記搬送装置80が作動して二つの袋群B3、B4
同時に製品受け台10より次のステーションたる袋加工装
置Dまで搬送し、この部分で各袋群B3、B4にそれぞれ一
括加工が施される。
実施例の装置Dにおいては、グロサリーバッグとする
ため提手部分の打ち抜き加工が打ち抜き装置15によって
行われる。この加工が施されたならば、直ちにこれら各
袋群B3、B4は前記搬送装置80によって包装装置Pまで搬
送され、一方の袋群B3は包装受け台20に、他方の袋群B4
は補助受け台50の上に各々同時に搬送される。
この包装受け台20が上位の待機位置にある間に、前記
巻き軸31に原反支持装置に連なる外装フイルム帯Tを必
要長さ予め巻き取り、これを解きながら、前記上下に離
反しているヒートシール顎30a、30bの間及び包装受け台
20の下側を通して、包装受け台20の反対側まで前記巻軸
31を移動させておく。
次に前記制御弁23を作動させ、上下方向駆動機構21の
可動部材22を下降させ、これと一体の包装受け台20はそ
の上に載置した袋群B3と共に前記巻軸31の軌跡よりも下
位まで移動する。
而して前記巻軸31は再び外装フイルム帯Tを解きなが
ら、前記包装受け台20及び袋群B3の上を通り、更に離反
しているヒートシール顎30a、30bの間を通って元に位置
に戻る。
次に前記ヒートシール顎30a、30bが互いに接近し前記
包装受け台20及び袋群B3をループ状に包装している一側
の二枚重ねになっている部分の外装フイルム帯Tを溶着
溶断し、袋群B3を包装受け台20と共にチューブ状に包装
する。
次に包装受け台20の切欠き部25部分を利用して第二の
搬送装置90によって袋群B3と前記チューブ状の外装フイ
ルムとを一緒に掴み、下流側に引っ張り、包装受け台20
よりこれらを搬出する。この時袋群B3を包装している外
装フイルムの上流側の開口端部を開口部ヒートシーラ32
a、32bの間に停止し、この開口部ヒートシーラ32a、32b
が相圧接して外装フイルムの三辺をヒートシールし包装
袋群B0としこの装置外に適宜の搬送手段で搬出される。
この包装袋群B0の搬出を検出する搬出検出センサ91が
第2の搬送装置90の近傍に設けてあり、この搬出検出装
置91の出力信号を入力信号として、前記制御弁23を作動
させ、前記包装袋群B0が搬出されて空になった包装受け
台20は補助受け台50が水平移動しても接触しない待機位
置まで上下方向駆動機構21によって上昇させてその位置
に停止させる。
次に水平方向駆動機構51を制御弁53を作動させ、その
可動部材52と共に補助受け台50を待機位置から包装受け
台20の上に重なるようにその上の袋群B4と共にこの袋群
B4の幅方向の移動方向を基準として、その御端位置が起
立スイーパ板40の位置を通過したところまで水平移動さ
せ、この位置を可動部材52のストロークの終端として、
前記補助受け台50を停止させる。
次に第2上下方向駆動機構41の制御弁43を作動させ
て、その可動部材42と共に起立スイーパ板40を降下さ
せ、起立スイーパ板40の下縁44は凹凸面54に嵌合する。
つまりこの下縁44の下方への突出部は積み重ねた袋群B4
の最下層の袋よりも下方に突出することになる。
而して、水平方向駆動機構51を逆方向に作動させて前
記補助受け台50を再び待機位置に後退させると、この上
の袋群B4は前記起立スイーパ板40によって移動が阻止さ
れているから、この袋群B4は補助受け台50の下側の包装
受け台20の上に払い出される(第7図参照)。
この間に前記巻軸31は前回の時と同様に予め必要長さ
外装フイルム帯Tを巻き取り、これを解きながら、ヒー
トシール顎30a、30bの間及び包装受け台20の下側を通
り、包装受け台20の反対側まで移動させておく。
次に包装受け台20を上下方向駆動機構21によって前回
と同様に下降させ、また第2上下方向駆動機構41によっ
て起立スイーパ板40を上方の待機位置に復帰させる。
次に巻軸31を外装フイルム帯Tを解きながら元の位置
まで復帰させ、袋群B3の時と同様にヒートシール顎30
a、30b及び開口部ヒートシール顎32a、32bを作動させて
外装フイルム帯Tの溶着溶断と一方の開口部の溶着を同
時にし、この袋群B4を包装した包装袋B0をこの包装受け
台20より搬出する。
最後に上下方向駆動機構21により包装受け台20を待機
位置まで復帰させる。
これら包装工程の間に製袋装置Aにおいては順次製袋
が継続されており、次の所定枚数製袋される毎に、以下
前述の作用が繰りかえされる。
前述の各構成部材の順序動作はシーケンス制御装置又
はコンピータからなる制御部Cより予め定められたプロ
グラムに基づき順次各制御弁23、43及び53に指令されて
実行される。
前述の巻軸31の移動、ヒートシーラ30a、30b並びに開
口部ヒートシーラ32a、32bの作動も前述の各上下方向又
は水平方向駆動機構と同様の往復駆動機構で行う。また
巻軸31の発停は例えばパルスモータで行い、袋群B3、B4
の幅の寸法及び厚みに応じ予め必要長さをパルスモータ
にパルス数で指令するようにしておく。
前述の各往復駆動機構は前述の空気シリンダー機構の
外、油圧シリンダー機構、ソレノイド機構、リニアモー
タ、その他カム、レバーなどの純機械的なもの、もしく
は前述の各機構を少なくとも2種組合せたものでもこの
発明としては同一である。
ハ.発明の効果 前述のように構成し作用をなす請求項1記載の発明に
おいては、包装装置に供給後の袋群の一方はその単一の
包装受け台上で直ちに包装出来、他方の補助受け台上に
供給された他方の袋群のみ、その後前記包装受け台上に
移動させるだけで良く、包装する受け台は一つで良い
し、補助受け台も一つで良く、構造が簡素化され故障の
原因も少なく出来、保守管理が容易となる。
またシーケンス制御装置やコンピータ制御のプログラ
ムも簡素化出来全体として、装置のコストが嵩まずこの
装置を用いる加工コストが嵩まない。
前記補助受け台と起立スイーパ板とは前述の通りの構
造及び作用をなすから、補助受け台上に載置された袋群
の包装受け台への払出し効果は確実であり、この上に載
置される袋群の幅の大小に関係なく払出が確実にでき
る。
従って、この発明においては後工程の包装工程が不完
全や、不能になるおそれはない。
請求項2記載の発明においては、前記の請求項1記載
の発明の効果の外、補助受け台が前述の通り、その幅が
可変式であるから供給される袋の幅に合わせて調整で
き、包装中にこれらがみだりに幅方向に散乱せず、整然
と包装できる。
(実施例固有の効果) 実施例のものにおいては前記のこの出願の各発明の効
果を奏する外、次のような固有の効果を奏する。
即ち補助受け台50は移動しない包装装置本体機枠60に
所定寸法左右に往復移動出来るように装備してあり、包
装受け台20は本体機枠60に対して左右に位置が調整自在
に装備してある可動枠前70に装備し、この可動枠70に包
装受け台20を構成する一方の受け部材20a、一対のヒー
トシール顎30a、30b並びに起立スイーパ板40及びこれを
上下する第2の上下方向駆動機構41などを左右に移動し
ないように装備してあるから、袋群B3、B4の幅に応じ
て、包装受け台20を構成している一対の受け部材20a、2
0bを接離調整後、包装受け台20の幅の中心位置を前工程
の装置である袋加工装置Dより供給される袋群B3、B4
中心位置に合わせる時に、可動枠70全体を移動しても、
前記包装受け台20を構成する一方の受け部材20a、一対
のヒートシール顎30a、30b並びに起立スイーパ板40及び
これを上下する第2の上下方向駆動機構41などの相対的
な位置関係は変化しないから、袋群B3、B4の幅の異なる
ものを供給するときの段取り作業としては、前記一対の
受け部材20a、20bのうちの一方の受け部材20bの移動と
可動枠70の調整のみでよく、取扱が簡単である。
その他補助受け台50の凹凸面54は波板状としたから、
袋群B3、B4の最下層の袋との接触面積が極めて少なく、
接触抵抗も僅かで、起立スイーパ板40による前記袋群B4
の払い出し時における抵抗が少なく、しかもこの払出時
の補助受け台50の移動方向は前記溝55の方向と一致して
おり、払い出し操作は軽快であり、一部の袋が皺になる
おそれもない。
その他、製袋装置Aに製袋された袋B1、B2は袋加工装
置Dで加工を施した後、包装装置Pに袋群B3、B4として
供給される効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明に係るものを示すものであり、第1図はこ
の装置発明の代表的な実施例の主要部をなす機構図的正
面図、第2図は第1図の斜視図、第3図乃至第8図は方
法発明の工程を示し、それぞれ包装受け台と補助受け台
及び起立スイーパ板の作動関係を示す正面図、第9図は
装置全体の側面図、対10図は第9図の平面図、第11図は
外装フイルムに包装された袋群の斜視図である。 図中主な符号 A……製袋装置、F1,F2……袋素材帯 B1,B2……袋、B3,B4……袋群 C……制御部 D……袋加工装置、P……包装装置 20……包装受け台 21……上下方向駆動機構 30a,30b……ヒートシール顎 31……巻軸、40……起立スイーパ板 41……第2上下方向駆動機構 44……下縁、50……補助受け台 51……水平方向駆動機構 54……凹凸面、56……原反支持装置 60……本体機枠、70……可動枠 80……搬送装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】並行して二条の袋素材帯を供給し、同時に
    二袋づつ袋を製造し順次隣接する二個所に積み重ねる製
    袋装置と、この下流側に連ねて設けた単一の包装装置
    と、前記製袋装置によって製袋されたそれぞれの袋群の
    枚数が所定枚数に達する毎に出力信号を発する検出装置
    と、この検出信号を入力信号として、前記二つの袋群を
    包装装置の所定位置までそれぞれ搬送する袋群搬送装置
    を備えた装置において、 前記包装装置には袋群の搬入方向に長く平面長方形の一
    方の袋群を受け、この上で袋群を包装する単一の包装受
    け台と、この長辺の隣に幅方向に隣接して、やはり袋群
    の搬入方向に長く平面長方形の他の袋群を受ける単一の
    補助受け台が設けてあり、前記補助受け台は前記包装受
    け台外の位置からこの上に完全に重なる位置まで、その
    幅方向にかつ往復水平移動自在に水平方向駆動機構と連
    設してあり、この受け面には短辺方向に少なくとも二条
    の溝が設けてあり、前記包装受け台の前記補助受け台寄
    りの縁のやゝ内側の上方には前記補助受け台の受け面の
    前記溝に符合する凹凸下縁を持つ起立スイーパ板が設け
    てあり、この起立スイーパ板は前記補助受け台が前記包
    装受け台に重なつた時に上方よりその下縁の一部が前記
    補助受け台の溝に嵌まる位置まで下降させ、前記補助受
    け台が包装受け台外まで後退後上昇させる上下方向駆動
    機構と連結して設けてあることを特徴とする二個の積み
    重ね袋群を単一の包装装置の単一の包装位置に供給する
    装置。
  2. 【請求項2】前記包装受け台は、左右一対の受部材より
    なり、それぞれ外縁には背の低い起立壁が設けてあり、
    一方の受部材に対し他方の部材は幅方向に移動可能で、
    任意の位置に固定可能としてあることを特徴とする請求
    項1記載の二個の積み重ね袋群を単一の包装装置の単一
    の包装位置に供給する装置。
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