JPH085753B2 - テルビウムアルミネート並びにその製法 - Google Patents

テルビウムアルミネート並びにその製法

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JPH085753B2
JPH085753B2 JP5177456A JP17745693A JPH085753B2 JP H085753 B2 JPH085753 B2 JP H085753B2 JP 5177456 A JP5177456 A JP 5177456A JP 17745693 A JP17745693 A JP 17745693A JP H085753 B2 JPH085753 B2 JP H085753B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テルビウムアルミネー
トの単結晶及び多結晶の製造技術に関し、レーザー材
料、螢光体などの発光材料として利用される。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
発光材料は、主として光学的に不活性な母体に、光学活
性元素を微量添加することにより実現されてきた。光学
活性元素を母体構成元素として含有する発光材料として
は、1970年代に発明されたペンタフォスフェイト
(例えば、NdP514)が公知である。しかし、この物質
群は、燐酸の重合により製造されるため、合成炉を著し
く損傷することなど多くの欠点を有している。
【0003】一方、弗化鉛を主とするフラックス法によ
り、Tb3Al512やTbAl3412などがテルビウムを
構成元素とする化合物として報告されているが、いずれ
も褐色又は黒色を呈し、その発光も液体窒素温度(絶対
温度77度)で完全に消滅してしまうことが知られ、ま
してや室温で発光したとの報告は存在していない。
【0004】これは、フラックス法ではテルビウムイオ
ンの価数制御が困難であることに起因する。すなわち、
テルビウムは、工業的にはTb47の形で供給されるた
め、合成のための出発物質としては3価と4価のテルビ
ウムを1:1に含有している。したがって、フラックス
法では、発光のエネルギーを吸収してしまうと考えられ
る4価のテルビウムを取り除くこと、或いは還元して3
価にすることが不可能であった。
【0005】本発明は、上述の従来技術の問題点を解決
して、テルビウムを母体構成元素として含有する材料
で、より高効率な室温においても強い発光を示す新規な
発光材料の製造技術を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上述の目
的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、レーザ材料、蛍
光体などの発光材料として、TbAlO3が良好な特性を
持つことを見い出した。その製法としては、単結晶育成
及び多結晶合成の条件として、還元性雰囲気であること
が決定的に重要であることを究明した。すなわち、還元
性雰囲気とすることにより、4価のテルビウムの混入が
阻止されて、無色透明で且つ黄緑色或いは緑色の発光が
観測されること、また還元性雰囲気は単結晶育成時の歪
による結晶の割れを防ぐ効果のあることを見い出した。
【0007】
【作用】以下に本発明について更に詳細に説明する。
【0008】前述の如く、本発明に係る材料は、少なく
とも、テルビウム、アルミニウム及び酸素を含み、一般
【化4】 Tb1-xAl1+x3 (但し、−0.5≦x≦0.5)を有する組成の単結晶及び
多結晶からなるものである。x値をこの範囲で変えるこ
とにより格子定数を制御できるため、発光の色相を制御
できる。一方、この範囲を超えると結晶内に他の相が析
出するため好ましくない。
【0009】上記一般式において、テルビウムサイトを
IIIa属元素で一部置換し、或いはアルミニウムサイトを
IIIb属元素で一部置換することができる。
【0010】以下、TbAlO3の組成(x=0)を例にと
って説明する。例えば、Tbの一部をIIIa属元素のLaで
置き換えると発光寿命を制御できる。一般に、発光材料
では添加する光学活性イオンの濃度を増加すると、発光
強度が添加量に比例しなくなり、ついには発光しなくな
ると共に、発光寿命が短くなることが知られている(濃
度消光)。但し、置換の意味については、従来の蛍光体
の場合と化学式では類似したものとなるが、その持つ意
味は全く異なることを強調する。
【0011】すなわち、イットリウムで置換する場合を
例にとると、化学式は
【化5】 Tb1-xAl1+x3 と表わされるが、従来技術では、光学的に不活性な化合
物YAlO3に光学活性な元素としてTbを添加すること
にあるのに対し、本発明では、光学活性な化合物TbAl
3の発光寿命を長くさせるために、イットリウム、ラ
ンタン、ガドリニウム等のIIIa元素を添加するのであ
り、その作用と意味は従来技術と根本的に異なる。3価
のテルビウムはそのエネルギー準位構成がネオジミウム
に類似し、且つ発光波長は可視波長域(約530〜55
0nm)にあるため、可視固体四準位レーザーを形成する
ことが可能である。ネオジミウムに比べて400nm以下
の波長域に多くの吸収が存在するため、キセノンランプ
などの励起エネルギーの吸収にも有利であると同時に、
基底状態からの吸収は488nmのアルゴンイオンレーザ
ーの発振線によく一致するため連続発振にも有利な条件
を有する。
【0012】一方、蛍光体材料としては、一般に希土類
イオンは部分許容遷移であるため発光寿命が長い傾向を
有するが、とりわけてテルビウムは数%の添加の蛍光材
料で約2〜5ミリ秒程度と長い。しかしながら、後述の
実施例で示すように、テルビウムをセリウムで10%置
換すると発光寿命が著しく短縮し、且つその発光強度に
は著しい低下がみられない効果がある。
【0013】以上のように、本発明に係るテルビウムア
ルミネートは、レーザー材料、蛍光体などの発光材料と
して極めて優れた特性を有する物質である。
【0014】このテルビウムアルミネートの単結晶及び
多結晶は、フラックス法以外の方法、例えば、チョクラ
ルスキー法等々の良く知られた単結晶及び多結晶育成法
において、雰囲気として、還元性ガス雰囲気、若しくは
中性ガス雰囲気を用いて育成することにより製造され
る。
【0015】還元性ガス雰囲気として、水素又は一酸化
炭素、或いは窒素、アルゴンなどの中性ガスに水素又は
一酸化炭素を混入した混合ガスなどが挙げられる。ま
た、中性ガス雰囲気としては、窒素、アルゴンなどの不
活性ガスが挙げられる。還元性ガス雰囲気の方が好まし
い。中性ガスに或る程度還元性を持たせた雰囲気も可能
である。
【0016】なお、坩堝も、グラファイト等の還元性を
有する材質のものを用いることが望ましい。
【0017】以下に本発明の実施例を示す。
【0018】
【実施例1】
【0019】チョクラルスキー法によりTbAlO3単結
晶を育成した。引き上げ温度は1900℃程度である。
【0020】図1に種々の引き上げ雰囲気の効果を吸収
スペクトルで示す。
【0021】図1中、inert atm.(as grown)と示したス
ペクトルは、不活性雰囲気で引き上げた結晶の吸収スペ
クトルであり、inert atm.(anneald)はその結晶を大気
中でアニールしたものの吸収スペクトルであり、re-duc
ed atmは還元性雰囲気(20%水素と80%窒素の混合
ガス気流中)で引き上げた結晶の吸収スペクトルであ
る。
【0022】引き上げ温度は1900℃程度あるため、
不活性ガス雰囲気中でもある程度還元性を有するが十分
ではない。したがって、450nm付近に広い吸収がみら
れ、この吸収はアニールすることにより(inert atm.(an
neald)スペクトル)、強いバンド吸収となって現われて
いる。このピークは4価のテルビウムによるものと考え
られる。
【0023】一方、reduced atmのスペクトルでは、4
80nm付近にテルビウムの76多重項から54多重項へ
の吸収以外に吸収を持たないことがわかる。したがっ
て、非常に透明度がよく、事実上無色透明の結晶となっ
ている。図2にこのreduced atm結晶の発光スペクトル
を示す。
【0024】
【実施例2】
【0025】チョクラルスキー法により
【化6】 TbxLa1-xAlO3 多結晶を育成した。図3にその焼結体の発光寿命の変化
を示す。図より、前述の濃度消光現象がみられ、x=
0.1では発光寿命が2.07ミリ秒であるのに対し、x
=1.0では125マイクロ秒と短くなっている。しか
し、Laで薄めるに従い発光強度も一般に弱くなるの
で、使用する用途に応じて選択することが可能である。
【0026】
【実施例3】
【0027】実施例1において、テルビウムのうち10
%をセリウムで置換した単結晶を育成した。図4にその
発光の減衰曲線を示す。テルビウムイオン間で何らかの
エネルギー移動現象が起こっているため単純な指数関数
的減衰ではなくなっているが、初期強度の1/eの強度
になる時間を発光寿命とすると、TbAlO3単結晶では
180マイクロ秒であるのに対して、10%セリウム置
換の単結晶では45マイクロ秒であり、高速でスキャン
するカソード線蛍光体としてはこのセリウム置換が有効
であることがわかる。
【0028】
【実施例4】
【0029】本例は浮遊帯域溶融法(FZ法)による単結
晶育成例である。育成に用いた装置は、内面に金メッキ
を施した反射鏡を有する赤外線イメージ炉である。光源
には最大出力5kWのハロゲンランプを用いた。
【0030】原料棒は以下の要領で調整した。出発原料
として酸化テルビウムTb47(純度5N)と酸化アルミ
ニウム(純度5N)を用いた。予め灼熱減量を測定した
後、両粉末を原子比でTb:Al=1:1になるように秤
量し、エタノールを加えてボールミル法により24時間
混合した。次にエタノールを分離して乾燥させた混合粉
末約10gを棒状に成型した後、4000kg/cm2の圧力
で冷間静水圧プレスした。プレス後の形状は直径約6m
m、長さ約60mmであった。続いてこの成型体をグラフ
ァイト製の容器に入れ、電気炉内で焼成した。焼成条件
は、雰囲気N2+2%H2、保持温度1600℃、保持時
間20時間、昇降温速度毎時約150℃とした。焼成前
の成型体は淡い茶かっ色であったが、焼成後は白色に変
化した。焼成後の形状は、直径約5mm、長さ約50mmで
あった。
【0031】次に、赤外線イメージ炉を用いた結晶育成
は以下の要領で行った。上主軸に焼成した減量棒を取り
付けた。下主軸には予めc軸方向に切り出したTbAlO
3の種結晶(3mm×3mm×15mm)を取付け、減量棒と種
結晶が偏心しないように調整した。上主軸及び下主軸の
周囲には石英管を配置し、雰囲気が制御できる構造とな
っている。本実施例では雰囲気ガスとしてN2+2%H2
を毎分2リットルの流量で流した。
【0032】次に原料棒を毎分10回転で回転させなが
ら、その先端をハロゲンランプの焦点に調整した後、ハ
ロゲンランプを点灯し、徐々にその出力を上昇させた。
出力約3.8kWで原料棒の先端が溶融した。続いて、
種結晶を毎分10回転で原料棒とは逆向きに回転させな
がら徐々に上昇させ融帯と接合した。この状態で15分
間保持し、融帯が安定であることを確認した後、原料棒
及び種結晶を毎時2mmの速さで降下させ、結晶を育成し
た。育成中、融帯の長さが一定になるようにハロゲンラ
ンプの出力を調整した。約20時間育成した後、ハロゲ
ンランプの出力を徐々に低下させながら、原料棒を上方
に移動させ、融帯と育成した結晶を切り離した。この
後、約5時間かけてハロゲンランプの出力を零まで低下
させ、結晶を徐冷した。得られた結晶は無色透明であ
り、形状は直径約4mm、長さ約40mmであった。また、
気泡やクラックは認められなかった。
【0033】
【実施例5】
【0034】本例は垂直ブリッジマン法による単結晶育
成の例である。結晶育成にはグラファイト製の容器を用
いた。容器の形状は、内径45mm、円筒部の長さ50mm
で、底は開き角45゜のテーパーになっており、その先
端は5mm×5mm×10mmの種結晶が設置できる構造とな
つている。
【0035】この容器に、予めc軸に切り出した種結晶
を設置した後、実施例4と同様な方法で混合した粉末約
450gを容器に充填した。続いて、粉末を充填したグ
ラファイト容器を、メッシュ状のタングステンを発熱体
とする電気炉に設置した。炉内を一旦10-3Torrまで
真空排気した後、雰囲気ガスとしてAr+3%H2を導入
した。続いて発熱体に通電して加熱し、温度勾配を調整
した後、粉末を溶融した。次に種結晶側から徐冷し、結
晶を育成した。1週間かけて室温まで徐冷し、結晶を取
り出した。得られた結晶は無色透明であり、気泡やクラ
ックは認められなかった。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
4価のテルビウムの混入が阻止されるので、無色透明で
且つ黄緑色或いは緑色の発光を呈し、割れのない高品質
の単結晶及び多結晶からなる発光材料を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1において種々の雰囲気で得られたTb
AlO3単結晶の吸収スペクトルを示す図である。
【図2】実施例1において還元性雰囲気で得られたTb
AlO3単結晶の発光スペクトルを示す図である。
【図3】実施例2においてテルビウムの一部をランタン
で置換した多結晶の焼結体の発光寿命の変化を示す図で
ある。
【図4】実施例3においてテルビウムの一部をセリウム
で置換した単結晶の発光の減衰曲線を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C09K 11/80 CPM 9280−4H H01S 3/16

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、テルビウム、アルミニウム
    及び酸素を含み、一般式 【化1】 Tb1-xAl1+x3 (但し、−0.5≦x≦0.5)で表わされるテルビウムア
    ルミネートの単結晶及び多結晶の製造法において、育成
    雰囲気として、還元性ガス雰囲気若しくは中性ガス雰囲
    気を用いて育成することを特徴とするテルビウムアルミ
    ネートの単結晶及び多結晶の製造法。
  2. 【請求項2】 グラファイト等の還元性を有する材質の
    坩堝を用いる請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 テルビウムサイトをIIIa属元素で一部置
    換したものである請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 アルミニウムサイトをIIIb属元素で一部
    置換したものである請求項1、2又は3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 少なくとも、テルビウム、アルミニウム
    及び酸素を含み、一般式 【化2】 Tb1-xAl1+x3 (但し、−0.5≦x≦0.5)で表わされる組成を有し、
    可視波長域において、室温においても緑色或いは黄緑色
    の発光を呈するものであることを特徴とするテルビウム
    アルミネートの単結晶及び多結晶。
  6. 【請求項6】 少なくとも、テルビウム、アルミニウム
    及び酸素を含み、一般式 【化3】 Tb1-xAl1+x3 (但し、−0.5≦x≦0.5)で表わされる組成を有し、
    可視波長域において、テルビウムの76多重項から54
    多重項への吸収以外に吸収を持たないものであることを
    特徴とするテルビウムアルミネートの単結晶及び多結
    晶。
  7. 【請求項7】 テルビウムサイトをIIIa属元素で一部置
    換したものである請求項6に記載のテルビウムアルミネ
    ートの単結晶及び多結晶。
  8. 【請求項8】 アルミニウムサイトをIIIb属元素で一部
    置換したものである請求項6又は7に記載のテルビウム
    アルミネートの単結晶及び多結晶。
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