JPH0856106A - 高周波共振器及び高周波フィルタ - Google Patents

高周波共振器及び高周波フィルタ

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JPH0856106A
JPH0856106A JP18948494A JP18948494A JPH0856106A JP H0856106 A JPH0856106 A JP H0856106A JP 18948494 A JP18948494 A JP 18948494A JP 18948494 A JP18948494 A JP 18948494A JP H0856106 A JPH0856106 A JP H0856106A
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道明 松尾
Morikazu Sagawa
守一 佐川
Mitsuo Makimoto
三夫 牧本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のストリップ線路共振器よりもさらに小
形形状の高周波共振器、及び高周波フィルタを提供す
る。 【構成】 ストリップあるいはマイクロストリップ線路
で構成される一端を接地導体13に接地した単一線路1
2において、その開放端部分を複数の線路に分岐させる
ことにより、その分岐部分で開放端122〜123部分
と接地端121部分の特性インピーダンスをステップ状
に変化させて小形で高調波抑圧特性の優れた高周波共振
器を構成するとともに、分岐した複数の線路をそれぞれ
折り曲げることでさらに共振器を小形化したものであ
る。また、本共振器を並べて配置することにより小形形
状の高周波フィルタが実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロ波帯等の高周
波領域で用いられる高周波共振器及びフィルタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、移動体通信において小形で低コス
トな携帯端末の開発が盛んに行われている。このために
は無線部回路の小形化が必要不可欠であり、この無線部
の中でも特に大きな体積を占めている共振器の小形化、
高性能化が強く要望されている。高周波帯の共振器に
は、ストリップあるいはマイクロストリップ線路構成の
共振器として4分の1波長共振器が広く用いられている
が、他の部品に比べて寸法が大きいことから、共振器を
構成する線路の特性インピーダンスをステップ状に変化
させることにより小形化を実現する試みが提案されてい
る。
【0003】以下、従来のインピーダンスステップをも
つ高周波共振器について説明する。ここではその例とし
て、マイクロストリップ線路共振器について述べる。
【0004】図12は特性インピーダンスをステップ状
に変化させたマイクロストリップ線路共振器を示した斜
視図である。
【0005】図12において、1は誘電体基板、2は共
振素子となるマイクロストリップ線路、3は接地導体、
4は誘電体基板1の表面と裏面に形成された接地導体3
を接続するバイアホールである。
【0006】上記構成において、マイクロストリップ線
路2の線路幅をステップ状に変化させることにより線路
の特性インピーダンスをステップ状に変化させている。
この例ではマイクロストリップ線路2の開放部分の太さ
を接地部分よりも太くすることにより、接地部分のイン
ピーダンスZ1を開放部分のインピーダンスZ2よりも高
くして共振器を小形化している。上記構成により、この
共振素子は、一端開放、他端接地の4分の1波長型の共
振器として動作する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、携帯端
末の無線部回路の集積化により小形化が図られる中で、
共振器を用いるデバイスは上記従来の共振器を用いて
も、その形状は他の部品に比べてまだまだ大きいという
課題を有していた。
【0008】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、共振器の小形化と低損失化の両立を図り、高調波抑
圧特性を有する構造で、従来のインピーダンスをステッ
プ状に変化させた共振器よりもさらに小形形状の高周波
共振器及びこの共振器を用いた小形な高周波フィルタを
提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ストリップあるいはマイクロストリップ
線路から構成される一端を接地した単一線路の開放端側
を複数の線路に分岐させて折り曲げることにより、開放
端側と接地端側とで特性インピーダンスをステップ状に
変化させて小形な高周波共振器を構成するものである。
【0010】本発明はまた、ストリップあるいはマイク
ロストリップ線路から構成される一端を開放した単一線
路の接地端側を複数の線路に分岐させて折り曲げること
により、開放端側と接地端側とで特性インピーダンスを
ステップ状に変化させて低損失で小形形状の高周波共振
器を構成するものである。
【0011】本発明はさらに、上記構成の高周波共振器
と、外部回路と接続する入出力結合回路を具備し、前記
高周波共振器の開放端、接地端または分岐部分が隣接す
るように並べて配置することにより小形形状の高周波フ
ィルタを構成するものである。
【0012】
【作用】上記構成により共振素子となる線路の開放端側
の特性インピーダンスを接地端側に比べて低くすること
によって、一様なインピーダンスの4分の1波長共振器
に比べて小形な共振器とすることができるとともに、開
放端側を複数の線路に分岐しそれらを折り曲げた構造と
することにより従来のインピーダンスをステップ状に変
化させた共振器と比べてもさらに小形な共振器が実現可
能であり、これを組み合わせることで小形形状のフィル
タが実現できる。
【0013】本発明はまた、単一線路の接地端側の特性
インピーダンスを開放端側に比べて低くすることによっ
て一様なインピーダンスの共振器に比べて低損失な共振
器とすることができるとともに、接地端側を複数の線路
に分岐しそれらを折り曲げた構造であることから低損失
でありながら小形形状の共振器が実現可能であり、これ
を組み合わせることで低損失なフィルタが実現できる。
【0014】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について図1
を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施例
における高周波共振器の斜視図である。図1において、
11は誘電体基板、12はマイクロストリップ線路共振
器、121はマイクロストリップ線路共振器12の接地
端、122、123は2つに分岐されたマイクロストリ
ップ線路共振器12の開放端、13は接地導体、14は
誘電体基板11の表面と裏面に形成された接地導体13
を接続するバイアホールである。
【0015】以上のように構成された高周波共振器につ
いて、以下その動作を説明する。図1に示した本実施例
の高周波共振器は開放端部分と接地端部分の特性インピ
ーダンスをマイクロストリップ線路共振器12の線路の
分岐部分で変化させている。
【0016】図2を用いて、図12に示した従来構成の
共振器と本実施例の共振器の関連を説明する。
【0017】図2(a)は従来例のインピーダンスステ
ップをもつ共振器22である。この例では開放端220
部分の線路幅が接地端221部分の線路幅よりも太くな
っているため、開放端220部分のインピーダンスが接
地端221部分よりも低くなっている。このような条件
において共振器長は短縮され、一様な特性インピーダン
スをもつ4分の1波長共振器に比べて小形化される。
【0018】図2(b)は図2(a)の等価回路を示し
ている。図2(a)の開放端220側のインピーダンス
は、より高いインピーダンスの線路、すなわち線路幅の
細い線路の並列接続と等価となる。図2(b)では開放
端222と開放端223をもつ2つの線路の並列接続と
した例を示している。
【0019】図2(c)は本実施例の共振器を示す図
で、図2(b)の回路の開放端222、223をもつ2
つの線路をそれぞれ接地端221側に180度折り曲げ
た構成となっていることから、線路の特性インピーダン
スがステップ状に変化することにより共振器長が4分の
1波長より短縮されるという特徴を有し、かつ開放端部
分の線路を接地端側に折り曲げることで共振器の高さが
小さい共振器が実現されている。
【0020】図1に示したように、開放端部分の線路の
折り曲げ部分において線路を斜め方向にカットしている
のは、分岐部分以外にインピーダンス不連続が生じない
ようにするためである。
【0021】また、図1の高周波共振器は特性インピー
ダンスをステップ状に変化させているため、4分の1波
長共振器で問題となる奇数次の高次共振周波数を、基本
共振周波数の奇数倍からずらすことができるため、この
高周波共振器は高調波に対する抑圧効果を持つことがで
きる。
【0022】また、共振周波数が所望の周波数からずれ
た場合は、開放端122〜123を削り、共振線路長を
変えることで簡単に周波数調整が可能である。
【0023】以上のように、本実施例によれば、共振器
の開放端122、123の部分を複数の線路に分岐して
折り曲げた構成とすることにより、共振素子の特性イン
ピーダンスをステップ状に変化させ、小形でかつ高調波
抑圧特性に優れた高周波共振器が実現可能である。
【0024】なお、本実施例では、共振器の開放端部分
を2つの線路に分岐した実施例を示したが、3つ以上の
線路に分岐してもよいことは言うまでもない。また、分
岐した線路の太さ及び長さはそれぞれ等しくなくても実
現可能であり、共振器の配置スペースの都合により分岐
した複数の線路をそれぞれ任意の方向に折り曲げても同
様の特徴を持つ共振器が実現できることは言うまでもな
い。
【0025】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
について、図3を参照しながら説明する。図3は本発明
の第2の実施例における高周波共振器の斜視図である。
【0026】図3において、図1の構成と異なる点は、
図1におけるマイクロストリップ線路共振器12の開放
端122、123側でなく、接地端322、323側を
複数の線路に分岐させている点である。
【0027】図3において、31は誘電体基板、32は
マイクロストリップ線路共振器、321は共振器32の
開放端、322、323は共振器32の接地端、33は
接地導体、34は誘電体基板31の表面と裏面に形成さ
れた接地導体33を接続するバイアホールである。
【0028】以上のように構成された高周波共振器につ
いて、以下その動作を説明する。図3に示した本実施例
の高周波共振器は開放端321部分と接地端322、3
23部分の特性インピーダンスをマイクロストリップ線
路共振器32の線路の分岐部分で変化させているが、接
地端322、323側を複数の線路に分岐することによ
り、接地端322、323側の特性インピーダンスを開
放端321側よりも低くしていることから、マイクロス
トリップ線路共振器32内で電流最大となる接地端32
2、323部分での導体損失が小さくなり、無負荷Qの
高い共振器が実現される。通常、開放端321側のイン
ピーダンスを接地端322、323側に比べて高くする
と、インピーダンス一様の4分の1波長共振器に比べて
共振器長が長くなるが、接地端322、323部分を複
数の線路に分岐して180度折り曲げた構成とすること
により小形形状としている。上記第1の実施例と同様
に、折り曲げ部分において線路を斜め方向にカットして
いるのは、分岐部分以外にインピーダンス不連続が生じ
ないようにするためである。
【0029】なお、図3の高周波共振器は特性インピー
ダンスをステップ状に変化させているため、4分の1波
長共振器で問題となる奇数次の高次共振周波数を、基本
共振周波数の奇数倍からずらすことができるため、この
高周波共振器は高調波に対する抑圧効果を持つことがで
きる。また、共振周波数が所望の周波数からずれた場合
は、開放端321を削り、共振線路長を変えることで、
簡単に周波数調整が可能である。
【0030】以上のように、本実施例によれば、マイク
ロストリップ線路共振器32の接地端322、323部
分を複数の線路に分岐して折り曲げた構成とすることに
より、共振素子の特性インピーダンスを部分的に変化さ
せ、低損失で高調波抑圧特性に優れた小形形状の高周波
共振器が実現可能である。
【0031】なお、本実施例では、マイクロストリップ
線路共振器32の接地端322、323部分を2つの線
路に分岐した実施例を示したが、3つ以上の線路に分岐
してもよいことは言うまでもない。また、分岐した線路
の太さ及び長さはそれぞれ等しくなくても実現可能であ
り、共振器の配置スペースや接地導体の位置等の都合に
より分岐した複数の線路をそれぞれ任意の方向に折り曲
げても同様の特徴を持つ共振器が実現できることは言う
までもない。
【0032】(実施例3)以下、本発明の第3の実施例
について図4を参照しながら説明する。図4は本発明の
第3の実施例における高周波共振器を上から見た平面図
である。図4において、42はマイクロストリップ線路
共振器、43は接地導体、45は共振器42の開放端と
接地導体43を接続する接地容量である。
【0033】以上のように構成された高周波共振器につ
いて、以下その動作を説明する。図4(a)は第1の実
施例に示した高周波共振器の2つの開放端と接地導体の
間に接地容量45を接続したものである。また、図4
(b)は前記第2の実施例に示した高周波共振器の開放
端と接地導体の間に接地容量45を接続したものであ
る。基本的な動作は第1及び第2の実施例と同じであ
る。接地容量45を付加することにより、マイクロスト
リップ線路共振器42の長さをさらに短縮することがで
き、その容量値を大きくするほど共振器は小形化する。
【0034】以上のように、本実施例によれば、マイク
ロストリップ線路共振器42の開放端と接地導体43の
間に接地容量45を付加することにより、さらに小形な
高周波共振器が実現可能である。
【0035】(実施例4)以下、本発明の第4の実施例
について図5を参照しながら説明する。図5は本発明の
第4の実施例における高周波共振器を上から見た平面図
である。図5において、52はマイクロストリップ線路
共振器、53は接地導体、56は共振器52の開放端と
接地導体53の間に設けた分布結合回路である。
【0036】以上のように構成された高周波共振器につ
いて、以下その動作を説明する。図5(a)は第1の実
施例に示した高周波共振器の開放端と接地導体53とを
分布結合させたものである。また、図5(b)は第2の
実施例に示した高周波共振器の開放端と接地導体とを分
布結合させたものである。基本的な動作は第1及び第2
の実施例と同じである。分布結合回路56を設けること
により共振器72の長さはさらに短縮され、分布結合回
路56の結合度を大きくするほど高周波共振器は小形化
する。
【0037】以上のように、本実施例によれば、マイク
ロストリップ線路共振器52の開放端と接地導体53の
間に分布結合回路56を付加することにより、さらに小
形な高周波共振器が実現可能である。
【0038】(実施例5)以下、本発明の第5の実施例
について図6を参照しながら説明する。図6は本発明の
第5の実施例における高周波共振器を上から見た平面図
及び断面図である。図6において、61は誘電体基板、
62はマイクロストリップ線路共振器、63は接地導
体、621は共振器62の接地端、622、623は共
振器62の開放端、624は共振器62の接地端621
と接地導体63を接続するバイアホール、671、67
2はオーバレイ金属、681〜682はオーバレイ誘電
体である。
【0039】以上のように構成された高周波共振器につ
いて、以下その動作を説明する。図6(a)は第1の実
施例に示した高周波共振器の開放端622、623を接
地導体63に接近させることにより分布結合させたもの
である。
【0040】図6(b)はマイクロストリップ線路共振
器62の開放端622、623を誘電体61を介して接
地導体63と上下方向で分布結合させたものである。
【0041】なお、図6(c)は図6(b)におけるA
−A’線で切断した断面図である。この図のように、接
地導体63との誘電体基板61の誘電体を挟んだ上下方
向の間隔がマイクロストリップ線路共振器62の開放端
部分だけ狭くなるように接地導体63を構成することに
より、共振器62の開放端部分の特性インピーダンスは
さらに低くなり全体を小形化できる。
【0042】図6(d)は共振器62の開放端622、
623と接地導体63をオーバレイ誘電体681、68
2を介して上部に設けたオーバレイ金属671、672
により分布結合させたものである。
【0043】なお、図6(e)は図6(d)におけるB
−B’線で切断した断面図である。基本的な動作は第1
の実施例と同じである。このように図6(a)〜(e)
に示した分布結合により共振器62の長さをさらに短縮
することができ、分布結合の結合度を大きくするほど共
振器は小形化する。共振周波数の調整は、図9(a)、
(b)の場合は開放端622、623を、図6(d)の
場合はオーバレイ金属671、672をトリミングする
ことにより容易に行うことができる。
【0044】以上のように、本実施例によれば、共振器
の開放端と接地導体をギャップやオーバレイを用いる、
あるいは誘電体を介して上下方向に重ねるといった構造
によって分布結合させることで、周波数調整が容易で小
形な高周波共振器が実現可能である。
【0045】(実施例6)以下、本発明の第6の実施例
について図7を参照しながら説明する。図7は本発明の
第6の実施例における高周波フィルタの斜視図である。
【0046】図7において、71は誘電体基板、72は
マイクロストリップ線路共振器、73は接地導体、74
は誘電体基板71の表面と裏面に形成された接地導体7
3を接続するバイアホール、721〜726は共振器7
2の開放端、791、792は容量により構成された入
出力結合回路である。
【0047】以上のように構成された高周波フィルタに
ついて、以下その動作を説明する。図7は第1の実施例
に示した高周波共振器を、開放端部分の線路が隣接する
ように3つ並べて配置したものである。図7では開放端
722と723、724と725をそれぞれ隣接させて
いる。この高周波共振器は第1の実施例で述べたように
小形形状であることから、この共振器を用いて構成した
フィルタも非常に小形に実現できる。入出力結合回路7
91、792は、開放端721及び726部分の線路と
接続した容量により構成している。この高周波フィルタ
の中心周波数調整は共振器72の開放端722と72
3、724と725をトリミングすることにより容易に
行える。
【0048】以上のように、本実施例によれば、第1の
実施例に示したマイクロストリップ線路共振器72を開
放端722と723、724と725の部分の線路が隣
接するように並べて配置することにより、超小形な高周
波フィルタが実現可能である。
【0049】なお、本実施例では、マイクロストリップ
線路共振器72を3つ並べて構成した3段高周波フィル
タの実施例を示したが、共振器数に依らず高周波フィル
タが実現できることは言うまでもない。また、本実施例
では、入出力結合回路として開放端721、726の部
分に容量を接続した実施例を示したが、ギャップや平行
結合線路により開放端部分の線路と電界結合させても入
出力結合回路が構成でき、同様の特長を有する高周波フ
ィルタが実現可能である。
【0050】(実施例7)以下、本発明の第7の実施例
について図8を参照しながら説明する。図8は本発明の
第7の実施例における高周波フィルタの斜視図である。
【0051】図8において、81は誘電体基板、82は
マイクロストリップ線路共振器、83は接地導体、84
は誘電体基板81の表面と裏面に形成された接地導体8
3を接続するバイアホール、821〜826は共振器8
2の接地端、891、892はタップにより構成された
入出力結合回路である。
【0052】以上のように構成された高周波フィルタに
ついて、以下その動作を説明する。図8は第2の実施例
に示した高周波共振器を、接地端部分の線路が隣接する
ように3つ並べて配置したものである。図8では接地端
822と823、824と825をそれぞれ隣接させて
いる。この高周波共振器は第2の実施例で述べたように
無負荷Qが高いことから、小形で低損失なフィルタが実
現できる。入出力結合回路891、892は、接地端8
21及び826の部分の線路と接続したタップにより構
成している。この高周波フィルタの中心周波数調整は共
振器82の中央部の開放端をトリミングすることによ
り、また、入出力結合の調整は入出力結合回路891、
892先端のタップ部分をトリミングすることにより容
易に行える。
【0053】以上のように、本実施例によれば、第2の
実施例に示した共振器を接地端部分の線路が隣接するよ
うに並べて配置することにより、低損失な小形高周波フ
ィルタが実現可能である。
【0054】なお、本実施例では、共振器を3つ並べて
構成した3段高周波フィルタの実施例を示したが、共振
器数に依らず高周波フィルタが実現できることは言うま
でもない。また、本実施例では、入出力結合回路79
1、792として接地端部分にタップを設けた実施例を
示したが、インダクタや平行結合線路により接地端と磁
界結合させても入出力結合回路が構成でき、同様の特徴
を有する高周波フィルタが実現可能である。
【0055】(実施例8)以下、本発明の第8の実施例
について図9を参照しながら説明する。図9は本発明の
第8の実施例における高周波フィルタを上から見た平面
図である。図9において、921、922はマイクロス
トリップ線路共振器、991、994は平行結合線路に
より構成された入出力結合回路である。
【0056】以上のように構成された高周波フィルタに
ついて、以下その動作を説明する。図9(a)は第1の
実施例に示した高周波共振器を、線路の分岐部分が隣接
するように配置したものである。図9(b)は第2の実
施例に示した高周波共振器を、線路の分岐部分が隣接す
るように配置したものである。
【0057】図9に示した構成により、図9(a)では
超小形な、図9(b)では低損失な2段フィルタが実現
できる。入出力結合回路991、992は共振器921
の開放端部分の線路と電界結合する平行結合線路、入出
力結合回路993、994は共振器922の接地端部分
の線路と磁界結合する平行結合線路である。この高周波
フィルタの中心周波数調整は共振器921、922の開
放端をトリミングすることにより、また、入出力結合の
調整は入出力結合回路991、992の先端をトリミン
グすることにより容易に行える。
【0058】以上のように、本実施例によれば、共振器
の線路の分岐部分が隣接するように配置することによ
り、超小形または低損失な高周波フィルタが実現可能で
ある。
【0059】なお、本実施例では、入出力結合回路99
1と992、993と994を平行結合線路とした実施
例を示したが、開放端部分に対しては容量やギャップに
より、接地端部分に対してはインダクタやタップにより
入出力結合回路を構成しても、同様の特徴を有する高周
波フィルタが実現可能である。
【0060】(実施例9)以下、本発明の第9の実施例
について図10を参照しながら説明する。図10は本発
明の第9の実施例における高周波フィルタを上から見た
平面図である。図10において、1021〜1023は
マイクロストリップ線路共振器、1091、1092は
ギャップにより構成された入出力結合回路である。
【0061】以上のように構成された高周波フィルタに
ついて、以下その動作を説明する。図10は第1の実施
例に示した高周波共振器1021及び1023の開放端
部分の線路と、第2の実施例で示した高周波共振器10
22の接地端部分の線路が隣接するように交互に並べて
配置したものである。開放端部分を分岐した共振器10
21、1023と接地端部分を分岐した共振器1022
はそれぞれ異なるスプリアス応答を有するため、これら
を交互に組み合わせて構成した高周波フィルタは同一の
共振器を組み合わせたものに比べて阻止域が広がりスプ
リアス抑圧効果が高くなる。
【0062】さらに、開放端部分と接地端部分の結合度
は比較的小さくなることから、共振器を近接して配置し
ても段間結合は疎となって狭帯域な特性を得ることがで
き、通常大きな形状となる狭帯域フィルタが小形に実現
可能である。入出力結合回路1091、1092は、開
放端部分の線路と入出力線路の先端との間にギャップを
設けることで構成されている。この高周波フィルタの中
心周波数調整は共振器1021〜1023の開放端をト
リミングすることにより、また、入出力結合の調整はギ
ャップ幅をトリミング調整することにより容易に行え
る。
【0063】以上のように、本実施例によれば、開放端
部分を分岐した共振器と接地端部分を分岐した共振器
を、その開放端部分の線路と接地端部分の線路が隣接す
るように交互に並べて配置することにより、スプリアス
抑圧効果の高い小形高周波フィルタが実現可能である。
【0064】なお、本実施例では、入出力結合回路が開
放端部分を分岐した共振器と接続した例を示したが、接
地端部分を分岐した共振器と接続しても良好なスプリア
ス応答を有する小形形状の高周波フィルタが実現できる
ことは言うまでもない。また、本実施例では、共振器を
3つ並べた例を示したが、共振器数に依らず高周波フィ
ルタが構成できることは言うまでもない。
【0065】(実施例10)以下、本発明の第10の実
施例について図11を参照しながら説明する。図11は
本発明の第10の実施例における高周波フィルタを上か
ら見た平面図である。図11において、1121、11
22はマイクロストリップ線路共振器、1191、12
92は外部回路と接続する入出力結合回路である。
【0066】以上のように構成された高周波フィルタに
ついて、以下その動作を説明する。図11は第1の実施
例で示した高周波共振器1121と、第2の実施例で示
した高周波共振器1122の分岐部分が隣接するように
並べて配置したものである。共振器1121と1122
はそれぞれ異なるスプリアス応答を有するため、これら
を組み合わせて構成した高周波フィルタは同一の共振器
を組み合わせたものに比べて阻止域が広がりスプリアス
抑圧効果が高くなる。入出力結合回路1191は共振器
1121の開放端部分の線路とギャップ結合により、入
出力結合回路1192は共振器1122の接地端部分の
線路とのタップ結合により構成されているが、このよう
に入出力結合に電界結合と磁界結合の両方を用いること
により、通過帯域の低域側と高域側の阻止域の減衰特性
をともによくすることが可能となる。この高周波フィル
タの中心周波数調整はマイクロストリップ線路共振器1
121、1122の開放端をトリミングすることにより
容易に行える。また、入出力結合の調整はタップ及びギ
ャップをそれぞれトリミング調整することで簡単に行え
る。
【0067】以上のように、本実施例によれば、開放端
部分を分岐した共振器と接地端部分を分岐した共振器
を、その分岐部分が隣接するように並べて配置すること
により、スプリアス抑圧効果の高い小形高周波フィルタ
が実現できるとともに、入出力結合回路に電界結合と磁
界結合の両方を利用することにより良好な減衰特性を有
する高周波フィルタが実現可能となる。
【0068】なお、本実施例では、2つの入出力結合回
路をそれぞれ共振器を挟んで反対側に設けた実施例を示
したが、同じ側に設けても高周波フィルタが実現できる
ことは言うまでもない。
【0069】
【発明の効果】以上のように、本発明は、共振器の開放
端部分を分岐して折り曲げた構造とすることにより、従
来の線路インピーダンスを部分的に変化させて小形化を
図った共振器よりも更に小形形状の高周波共振器が実現
できる。また、共振器の接地端部分を分岐して折り曲げ
た構造とすることにより、低損失化でありながら小形な
高周波共振器が実現可能である。本発明の高周波共振器
は、線路インピーダンスが一様でないため、高調波に対
する抑圧効果を有するとともに、共振周波数の調整を開
放端をトリミングすることで簡単に行えるなど、高周波
デバイスとして有益な特徴を備えている。
【0070】また、本発明の高周波共振器は、その開放
端に容量、分布結合回路を付加することでその形状を更
に小形化することが可能である。この場合の共振周波数
の調整は、結合線路のトリミング、オーバレイを施すこ
とによって容易に実現できる。
【0071】また、本発明の高周波共振器を、その開放
端部分、接地端部分、分岐部分が隣接するように並べて
配置することにより、従来よりも更に小形な高周波フィ
ルタを構成することができる。この場合、異なる種類の
高周波共振器を交互に配置することにより優れた高調波
抑圧特性を有するフィルタが実現可能であり、入出力結
合回路に電界結合と磁界結合の両方を利用することで減
衰特性の良好なフィルタが実現できる。
【0072】以上のように本発明により、小形で優れた
特長を持つ高周波共振器及び高周波フィルタが実現可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における高周波共振器の
構成を示す斜視図
【図2】従来の高周波共振器と本発明の第1の実施例に
おける高周波共振器の関連を示す平面図
【図3】本発明の第2の実施例における高周波共振器の
構成を示す斜視図
【図4】本発明の第3の実施例における高周波共振器の
構成を示す平面図
【図5】本発明の第4の実施例における高周波共振器の
構成を示す平面図
【図6】本発明の第5の実施例における高周波共振器の
構成を示す平面図及び断面図
【図7】本発明の第6の実施例における高周波フィルタ
の構成を示す斜視図
【図8】本発明の第7の実施例における高周波フィルタ
の構成を示す斜視図
【図9】本発明の第8の実施例における高周波フィルタ
の構成を示す平面図
【図10】本発明の第9の実施例における高周波フィル
タの構成を示す平面図
【図11】本発明の第10の実施例における高周波フィ
ルタの構成を示す平面図
【図12】従来の高周波共振器の構成を示す斜視図
【符号の説明】
1、11、31、61、71、81 誘電体基板 2、12、22、32、42、52、62、72、8
2、921、922、1021、1023、1121、
1122 マイクロストリップ線路共振器 3、13、33、43、53、63、73、83 接地
導体 4、14、34、74、84 バイアホール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01P 5/08 H

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストリップあるいはマイクロストリップ
    線路から構成される単一線路の一端を接地した接地端
    と、前記接地端側でない方の前記単一線路の先端を複数
    の線路に分岐させて折り曲げて開放した開放端を具備す
    る高周波共振器。
  2. 【請求項2】 ストリップあるいはマイクロストリップ
    線路から構成される単一線路と、前記単一線路の一端を
    複数の線路に分岐させて折り曲げて接地した接地端と、
    前記単一線路で前記接地端側でない方の先端を開放とし
    た開放端を具備する高周波共振器。
  3. 【請求項3】 開放端に接地容量を付加したことを特徴
    とする請求項1、若しくは2記載の高周波共振器。
  4. 【請求項4】 接地容量を接地導体との分布結合回路に
    置き換えた請求項3記載の高周波共振器。
  5. 【請求項5】 接地導体との分布結合回路は、同一平面
    上に線路の側面を近接して並べることにより構成された
    ことを特徴とする請求項4記載の高周波共振器。
  6. 【請求項6】 接地導体との分布結合回路は、同一平面
    上で線路の先端を近接させることにより構成されたこと
    を特徴とする請求項4記載の高周波共振器。
  7. 【請求項7】 接地導体との分布結合回路は、誘電体を
    介した上下で形成した結合線路から構成されたことを特
    徴とする請求項4記載の高周波共振器。
  8. 【請求項8】 接地導体との分布結合回路は、上部にオ
    ーバレイを設けることにより構成されたことを特徴とす
    る請求項4記載の高周波共振器。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8記載の少なくとも2つの高
    周波共振器と、前記高周波共振器と外部回路を接続する
    入出力結合回路とを設け、前記高周波共振器の開放端側
    で分岐することにより開放端部分の各線路を、一方前記
    高周波共振器の接地端側で分岐することにより接地端部
    分の各線路を、それぞれ隣接するように配置したことを
    特徴とする高周波フィルタ。
  10. 【請求項10】 請求項1〜8記載の少なくとも2つの
    高周波共振器と、前記高周波共振器と外部回路を接続す
    る入出力結合回路とを設け、前記高周波共振器の線路の
    分岐部分が隣接するように配置したことを特徴とする高
    周波フィルタ。
  11. 【請求項11】 請求項1〜8記載の高周波共振器の接
    地端側を分岐して構成した第1の高周波共振器と、請求
    項1〜8記載の高周波共振器の開放端側を分岐して構成
    した第2の高周波共振器と、前記第1及び第2の高周波
    共振器と外部回路を接続する入出力結合回路とを設け、
    前記第1の高周波共振器の接地端部分の線路と前記第2
    の高周波共振器の開放端部分の線路が隣接するように交
    互に配置したことを特徴とする高周波フィルタ。
  12. 【請求項12】 請求項1〜8記載の高周波共振器のう
    ちで、開放端側を分岐して構成した第1の高周波共振器
    と、接地端側を分岐して構成した第2の高周波共振器
    と、前記第1及び第2の高周波共振器と外部回路を接続
    する入出力結合回路とを設け、前記第1と第2の高周波
    共振器の線路の分岐部分が隣接するように配置したこと
    を特徴とする高周波フィルタ。
  13. 【請求項13】 入出力結合回路は、高周波共振器の開
    放端部分の線路に接続した容量であることを特徴とする
    請求項9〜請求項12のいずれか記載の高周波フィル
    タ。
  14. 【請求項14】 入出力結合回路は、高周波共振器の接
    地端部分の線路に接続したインダクタであることを特徴
    とする請求項9〜請求項12のいずれか記載の高周波フ
    ィルタ。
  15. 【請求項15】 入出力結合回路は、高周波共振器の開
    放端部分の線路と電界結合する分布定数回路であること
    を特徴とする請求項9〜請求項12のいずれか記載の高
    周波フィルタ。
  16. 【請求項16】 入出力結合回路は、高周波共振器の接
    地端部分の線路と磁界結合する分布定数回路であること
    を特徴とする請求項9〜請求項12のいずれか記載の高
    周波フィルタ。
  17. 【請求項17】 入出力結合回路は、入力側と出力側の
    一方を開放端部分の線路と電界結合する分布定数回路も
    しくは開放端部分の線路と接続する容量とし、他方を接
    地端部分の線路と磁界結合する分布定数回路もしくは接
    地端部分の線路と接続するインダクタとしたことを特徴
    とする請求項9〜請求項12のいずれか記載の高周波フ
    ィルタ。
  18. 【請求項18】 開放端と電界結合する分布定数回路
    は、外部回路と接続する入出力線路を設け、前記入出力
    線路の先端と前記開放端部分の線路との間にギャップを
    設けることにより構成されたことを特徴とする請求項1
    5若しくは請求項17記載の高周波フィルタ。
  19. 【請求項19】 開放端と電界結合する分布定数回路
    は、外部回路と接続する入出力線路を設け、前記開放端
    部分の線路と前記入出力線路を平行結合させることによ
    り構成されたことを特徴とする請求項15若しくは請求
    項17記載の高周波フィルタ。
  20. 【請求項20】 接地端と磁界結合する分布定数回路
    は、外部回路と接続する入出力線路を設け、前記入出力
    線路の先端をタップとして前記接地端部分の線路に接続
    することにより構成されたことを特徴とする請求項16
    若しくは17記載の高周波フィルタ。
  21. 【請求項21】 接地端と磁界結合する分布定数回路
    は、外部回路と接続する入出力線路を設け、前記入出力
    線路を前記接地端の近傍に接地して配置することにより
    構成されたことを特徴とする請求項16若しくは17記
    載の高周波フィルタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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