JPH0853091A - 折り畳み三輪車 - Google Patents

折り畳み三輪車

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JPH0853091A
JPH0853091A JP6211880A JP21188094A JPH0853091A JP H0853091 A JPH0853091 A JP H0853091A JP 6211880 A JP6211880 A JP 6211880A JP 21188094 A JP21188094 A JP 21188094A JP H0853091 A JPH0853091 A JP H0853091A
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JP
Japan
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pipe
holding frame
stays
stay
rod
Prior art date
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JP6211880A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Nomura
ひろ志 野村
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Araya Industrial Co Ltd
Original Assignee
Araya Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前輪と左右後輪を有する三輪自転車におい
て、乗車時に左右後輪の間隔を広げ安定に走行させ、駐
輪時に後輪の間隔を狭めて駐輪場所を減少する。 【構成】 メインパイプ2にハンドル5、前輪3を有す
るヘッドパイプ6を設け、中央に足踏みペダル15を軸
支し、後端のステー支持部に左右のステー8、8を軸支
し、サドル9の立てパイプ10をステー支持部に設け、
立てパイプ保持枠26をステー支持部に設け、ステー後
端に後輪4を設ける。足踏みペダル5から後輪の車軸1
6にベベルギアを介してフレキシブルシャフト18で駆
動力を伝達し、ステー後端に設けた固定板及びブラケッ
トを設け、該左右のブラケットに軸支したロッド19、
19を前方回動可能にロッド保持枠32に軸支し、立て
パイプ上部とロッド保持枠間を連結棒13で連結して立
てパイプ10の前傾倒とロッド19の前方回動を連動せ
しめ、左右ステー8、8と共に左右後輪4、4の間隔を
狭めることを特徴とする折り畳み三輪自転車。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、折り畳み自転車、特に
立てパイプと後フレームを連動させて折り畳む一つの前
輪と二つの左右後輪を備えた三輪自転車に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】自転車は、買い物又は駅までの至便な交
通手段としてその利用は大きく、このため、駅前や商店
街などの自転車置場の確保が問題であり、特に駅前や商
店街では限られれたスペースを有効利用することが問題
提起され、これが重要課題となっている。
【0003】この様な問題を解決するため、駐輪手段の
工夫、特に、二輪自転車ではフレーム・ハンドル・ペダ
ル等を折畳むことによりその幅及び長さを縮小するもの
が多数提案されている。又、実公昭49−27956号
に開示されている様なサドル部・ハンドル部を折り畳む
三輪車が提案されている。しかしながら、フレーム部を
折り畳む機構を有する一つの前輪と二つの左右後輪を備
えた三輪自転車の提案は皆無である。三輪自転車は自転
車置場において二輪自転車の倍近くの幅を取り、現実の
要求に逆行するものとなっていた。これは、従来の三輪
自転車の二つの左右後輪の幅が広い構成となっているか
らである。
【0004】そこで、実公昭57−7575号には左右
後輪の幅を狭くした三輪自転車が提案されている。とこ
ろが、この先行技術では、常に後輪の幅が狭いため乗車
時のバランスが悪いという不都合があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、一つの前輪
と二つの左右後輪を備えた三輪自転車において、二つの
左右後輪の幅を乗車時には広幅にし、駐輪時には折り畳
み機構を簡単に操作することにより対向する後輪の間隔
を狭めることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の手段は、請求項1の発明では、メインパイプ
及びメインパイプに後続する左右のステーから自転車メ
インフレームを構成し、メインパイプ前端にハンドル及
び前輪を取りつけたヘッドパイプを設け、メインパイプ
中央部に足踏みペダルを軸支し、メインパイプ後端に有
するステー支持部を介して左右のステーを軸支し、か
つ、サドルを上端に具備した立てパイプをステー支持部
に設け、左右のステー後端に左右の後輪をそれぞれ具備
してなる三輪自転車において、足踏みペダルの駆動軸か
ら左右いずれかの後輪の車軸にフレキシブルシャフトを
配設し、足踏みペダルの駆動軸とフレキシブルシャフト
の先端をベベルギアで噛合わせ、かつ、フレキシブルシ
ャフトの後端と左右いずれかの後輪の車軸をベベルギア
で噛合わせて駆動力伝達機構とし、左右のステー後端に
設けた左右の固定板の内側にブラケットを設け、該左右
のブラケットに左右のロッドを内側中央に突き合わせ状
態にかつ前方に回動可能に軸支し、左右ロッドの内側中
央部を所定横幅の背板を後部に有するロッド保持枠に軸
支し、左右ステー及び左右ロッドで2等辺三角形を構成
せしめて後部フレームとし、立てパイプを前方へ傾倒可
能にステー支持部に軸支し、かつ、立てパイプを後部で
立設保持する立てパイプ保持枠をステー支持部に立設
し、立てパイプ上部とロッド保持枠間を連結棒で連結軸
支して立てパイプの前傾倒とロッドの前方回動を連動せ
しめ、かつ、左右ステーと共に左右後輪の間隔を狭め得
る構造としたことを特徴とする折り畳み三輪自転車であ
る。
【0007】請求項2の発明では、走行時の左右ステー
の最大拡開時に左右ステーの外方側部に当接する弾性体
を具備した当接板をステー支持部に配設したことを特徴
とする請求項1の発明の手段における折り畳み三輪自転
車である。
【0008】請求項3の発明では、立てパイプ保持枠は
半円筒の立てパイプ収納部とし、立てパイプ保持枠の後
方上部に連結棒を上下に可動挿通する切欠長孔を設け、
立てパイプ収納部の側部にストッパーを設け、該ストッ
パーはバネにより常時立てパイプ側に付勢せしめてスト
ッパーのピンを立てパイプ側部のピン係止孔に挿入して
立てパイプを立てパイプ保持枠に係止することを特徴と
する請求項1又は請求項2の発明の手段における折り畳
み三輪自転車である。
【0009】
【作用】本発明の折り畳み三輪自転車は上記の手段に構
成したので、走行する場合は、サドルを手で引き上げる
と、立てパイプがステー支持部に直立して立てパイプ保
持枠の立てパイプ収納部に嵌まり込む。立てパイプが立
てパイプ収納部に嵌まり込むとき、ストッパーのピンは
立てパイプの壁面の膨らみの移動に順応してバネの押圧
に抗して押されて引っ込み、立てパイプが立てパイプ収
納部に嵌まり込んだとき、立てパイプのピン係止孔に自
動的に嵌まり込み、立てパイプを立てパイプ保持枠に固
定する。同時に立てパイプの上端の軸に連結された連結
棒は他端に連結したロッド保持枠を後方に押して左右の
ロッドを一直線状にする。そして、左右の固定板は拡開
され、それに伴い左右ステー、左右車輪も拡開されて走
行態勢となる。この時、左右ステーの外側はステー支持
部に取り付けた当接板が具備するゴム板等の弾性体に当
接し左右ステーを固定する。
【0010】駐輪時に左右の後輪の間隔を狭める場合
は、立てパイプ保持枠のストッパーの握り部を引っ張る
と、ストッパーのピンは押圧ばねに抗して立てパイプの
ピン係止孔から抜け、立てパイプは立てパイプ保持枠か
ら自由になり、サドルを手で前に倒すと、連結棒に引っ
張られてロッド保持枠が前方に移動させられ、同時に左
右のステーおよび左右の後輪の間隔が狭められる。最終
的にロッド保持枠の予め所定の幅に設定された背板に左
右のロッドの側面が当接状態となる。こうして、後部フ
レーム全体は、並列接近した状態となり、コンパクトに
折り畳むことができる。
【0011】本発明の折り畳み三輪自転車の駆動力の伝
達機構は、ベベルギアとフレキシシャフトで構成したの
で、左右ステーおよび左右車輪の間隔を変更しても駆動
機構の係合が外れることがない。
【0012】また、走行状態時に上記のとおり、ステー
支持部に取り付けた当接板が具備するゴム板等の弾性体
が左右ステーの外側に当接して左右ステーを弾性的に固
定するので、走行時の振動を適切に吸収するので安定し
て、快適に走行できる。
【0013】
【実施例】図面を参照して、本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の折り畳み三輪自転車の走行状態の平
面図である。図2は本発明の折り畳み三輪自転車の走行
状態の正面図である。図3は本発明の折り畳み三輪自転
車の駐輪状態の平面図である。図4は本発明の折り畳み
三輪自転車の駐輪状態の正面図である。図5は本発明の
折り畳み三輪自転車のフレーム後部の拡大斜視図であ
る。図6は図5の円Aにおける立てパイプと立てパイプ
保持枠のストッパーによる固定状態を説明する一部断面
拡大図である。
【0014】折り畳み三輪自転車1は、図1ないし図4
に見られるように、メインパイプ2の立ち上がり部の前
端にヘッドパイプ6を設け、ヘッドパイプ6を介してそ
の上部に回動可能に設けたハンドルポスト7及びこれに
緊結されたハンドル5を有し、その下部に回動可能に設
けた前輪フォークに前輪3を軸支している。もちろん、
前輪泥よけ17、図示しないが、前輪ブレーキ、ランプ
等は従来慣用されているように具備される。
【0015】メインパイプ2の下方水平部の中央部に足
踏みペダル15を軸支する。図5に見られるように、さ
らにメインパイプ2の水平部の後端にはステー支持部2
5を接続する。ステー支持部25の後部の左右に縦軸2
9、29を設け、該縦軸29、29に左右のステー8、
8を軸支する。従って左右のステー8、8は左右に回動
自在である。
【0016】ステー支持部25の横向きの支軸28に立
てパイプ10を軸支する。従って立てパイプ10は前方
に傾倒自在である。さらに立てパイプ10は上端にサド
ル9を具備する。立てパイプ10の直後のステー支持部
25上には半円管状の立てパイプ収納部27を有する立
てパイプ保持枠26を立設する。立てパイプ保持枠26
の後部の上端から下方にかけて切欠き長孔24を設け
る。この切欠き長孔24には、立てパイプ10が前方に
傾倒するとき、後述の連結棒13が上下に可動状に挿通
される。さらに、図6に示すように、立てパイプ保持枠
26の側部上部にピン38を有するストッパー12が設
けられ、立てパイプ10の側部上部に設けたピン係止孔
36にピン38が嵌挿される。このストッパー12は立
てパイプ保持枠26の側部に設けられたストッパー筒3
6内のピン38のばね押さえ39に装着されたばね40
により常時立てパイプ10側に付勢されている。即ち、
ピン38の形状は図6の(a)に示すように同一形状の
棒状とし、ピン38の先端から少し握り部41側に入っ
た位置に径大のばね押え39をピン38に設けてばね4
0を係止して、ピン38をピン係止孔36方向に常時押
圧力を付勢するようにする。ピン38の他の実施例の形
状は図6の(b)に示すようにピン38の先端からばね
押え39のばね40を装着する部分は細く、ばね押え3
9から先端部分をばね40の径よりも太くして、ピン3
8をピン係止孔36方向に常時押圧力を付勢するように
する。
【0017】各ステー8の後端には固定板20を設け
る。固定板20は内側にブラケット21を有する。後輪
の車軸16を固定板20の外側から固定板20とブラケ
ット21を貫通装着し、この車軸16に後輪4を装着す
る。さらに固定板20の上端部には泥よけステー35を
介して後輪4の泥よけ17が延設されている。
【0018】固定板20のブラケット21には縦軸22
を介してロッド19を前方に回動自在に軸支する。ロッ
ド21の長さは自転車走行態勢にある場合の左右後輪1
6、16の間隔の半分の長さとする。左右のロッド2
1、21の中央側の端部はロッド保持枠32の縦軸2
3、23に軸支する。従って自転車走行態勢としたと
き、左右のロッド21、21を底辺とし左右のステー
8、8を2辺とする2等辺三角形となり、折り畳み三輪
自転車の後部フレームを構成する。
【0019】保持枠32の横軸34には剛体の連結棒1
3を軸支する。連結棒13の他端は立てパイプ10の上
端後部に設けた横軸14に軸支する。連結棒13の長さ
は自転車走行態勢としたときに、立てパイプ10が垂直
に立つ長さとする。
【0020】左右ステー8、8を縦軸29、29により
軸支するステー支持部25の両側部には、左右ステー
8、8が走行時の最大拡開時に当接するゴム板からなる
弾性体31、31を有した当接板30、30を具備して
いる。
【0021】足踏みペダル15の駆動軸から左右いずれ
かの後輪4の車軸34に到るフレキシブルシャフト18
を配設する。そして、足踏みペダル15の駆動軸とフレ
キシブルシャフト18の足踏みペダル側の先端を、図示
しないが、両者に設けたベベルギアで噛合わせ、かつ、
フレキシブルシャフト18の後輪側の後端と後輪の車軸
16を同様に両者に設けたベベルギアで噛合わせて駆動
力伝達機構とする。また、図示しないが、後部車輪には
慣用の手段で後輪のブレーキを設け、さらに、適宜テー
ルランプ等を具備する。
【0022】本発明の折り畳み三輪自転車1を駐輪する
場合に、後輪間隔を狭める折り畳み操作について説明す
る。
【0023】図1、図2のように組立てた状態におい
て、ストッパー12の握り部41をバネ40に抗して引
っ張り、ストッパー12のピン38を立てパイプ10の
ピン係止孔36の係合から外すと、立てパイプ10は立
てパイプ保持枠26からフリーとなる。そこでサドル9
に力を加えてこの立てパイプ10をハンドル5側に前傾
させると、立てパイプ10は支軸28を中心に回動する
ことになる。回動につれて連結棒13は切欠き長孔24
を下降して行き、この時、連結棒13によりロッド保持
枠32が立てパイプ保持枠27側に引っ張られて接近し
てくると共に、左右のロッド19、19及び左右のステ
ー8、8に左右の固定板20、20を介して取り付けら
れている左右の後輪4、4も互いにその間隔を狭めてく
る。そして、最終的にロッド保持枠32のあらかじめ所
定の幅に設定された背板33に左右のロッド19、19
の側面が当接状態となる。こうして、後部フレーム全体
は、図3、図4に示すように並列接近した状態となり、
コンパクトに折り畳むことができる。
【0024】上記の折り畳んだ三輪自転車を走行する場
合は、前傾状態にある立てパイプ10をパイプ収容部2
7に向かって支軸28を中心に回動させて起こすと、ス
トッパー12が立てパイプ10の外周面を摺動し、立て
パイプ10に具備されているピン係止孔にストッパー1
2のピン38がばね40の押圧により嵌合固定される。
この時、左右のロッド19、19は連結棒13に押し戻
され、左右ステー8、8が当接板30の弾性体31に当
接することになり、元の状態、すなわち図1、図2の走
行状態に復帰する。
【0025】本発明の折り畳み三輪自転車を走行する駆
動機構の構成は既に上述したが、フレキシブルシャフト
18の後端に傘歯車を固着し、左右後輪の一方の車軸1
6に固着した傘歯車と噛合結合させて足踏みペダル15
からの動力を最終的に後輪4に伝える。
【0026】足踏みペダル15を踏み、メインパイプに
軸支したペダル軸を回転させると、ペダル軸に固着され
た傘歯車と噛み合う傘歯車を介してフレキシブルシャフ
ト18を回転させ、該フレキシブルシャフト18の後端
に連結した傘歯車を介して後輪4の車軸16に固着され
た傘歯車が駆動し、後輪4を回転させ走行する。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の折り畳み
三輪自転車は、走行する場合は、サドルを手で引き上げ
ると、立てパイプがステー支持部に直立して立てパイプ
保持枠の立てパイプ収納部に嵌まり込む。同時に立てパ
イプの上端の軸に連結された連結棒は他端に連結したロ
ッド保持枠を後方に押して左右のロッドを一直線状にす
る。そして、左右の固定板は拡開され、それに伴い左右
ステー、左右車輪も拡開されて走行態勢となる。駐輪時
に左右の後輪の間隔を狭める場合は、立てパイプ保持枠
のストッパーの握り部を引っ張り、サドルを手で前に倒
すと、連結棒に引っ張られてロッド保持枠が前方に移動
させられ、同時に左右のステーおよび左右の後輪の間隔
が狭められる。こうして、後部フレーム全体は、並列接
近した状態となり、コンパクトに折り畳むことができ
る。従って、走行のための組み立てが簡単で瞬時に行
え、走行時の後輪の間隔は充分広く、安定して走行でき
る。また、駐輪する場合、ストッパーを引くだけで容易
に後輪の間隔を簡単に狭めることができ、場所を取るこ
ともない。
【0028】本発明の折り畳み三輪自転車の駆動力の伝
達機構は、ベベルギアとフレキシシャフトで構成したの
で、左右ステーおよび左右車輪の間隔を変更しても駆動
機構の係合が外れることがない。また、走行時に、ステ
ー支持部に取り付けた当接板が具備するゴム板等の弾性
体が左右ステーの外側に当接して左右ステーを弾性的に
固定するので、走行時の振動を適切に吸収するので安定
して、快適に走行できる。
【0029】以上ののとおり、本発明の折り畳み三輪自
転車は従来の三輪自転車にない優れた作用効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の折り畳み三輪自転車の走行状態の平面
図である。
【図2】本発明の折り畳み三輪自転車の走行状態の正面
図である。
【図3】本発明の折り畳み三輪自転車の駐輪状態の平面
図である。
【図4】本発明の折り畳み三輪自転車の駐輪状態の正面
図である。
【図5】本発明の折り畳み三輪自転車のフレーム後部の
拡大斜視図である。
【図6】図5の円Aにおける立てパイプと立てパイプ保
持枠のストッパーによる固定状態を説明する一部断面拡
大図で、(a)は一実施例を示す図で、(b)は他の実
施例を示す図であるある。
【符号の説明】
1 折り畳み三輪自転車 2 メインパイプ 3 前輪 4 後輪 5 ハンドル 6 ヘッドパイプ 7 ハンドルポスト 8 ステー 9 サドル 10 立てパイプ 11 支軸 12 ストッパー 13 連結棒 14 横軸 15 ペダル 16 車軸 17 泥よけ 18 フレキシブルシャフト 19 ロッド 20 固定板 21 ブラケット 22 縦軸 23 縦軸 24 切欠長孔 25 ステー支持部 26 立てパイプ保持枠 27 立てパイプ収納部 28 支軸 29 縦軸 30 当接板 31 弾性体 32 ロッド保持枠 33 背板 34 横軸 35 泥よけステー 36 ピン係止孔 37 ストッパー筒 38 ピン 39 ばね押さえ 40 ばね 41 握り部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインパイプとメインパイプに後続する
    左右のステーから自転車メインフレームを構成し、メイ
    ンパイプ前端にハンドル及び前輪を有するヘッドパイプ
    を設け、メインパイプ中央部に足踏みペダルを軸支し、
    メインパイプ後端に有するステー支持部を介して左右の
    ステーを軸支し、かつ、サドルを上端に具備した立てパ
    イプをステー支持部に設け、左右のステー後端に左右の
    後輪をそれぞれ具備してなる三輪自転車において、足踏
    みペダルの駆動軸から左右いずれかの後輪の車軸にフレ
    キシブルシャフトを配設し、足踏みペダルの駆動軸とフ
    レキシブルシャフトの先端をベベルギアで噛合わせ、か
    つ、フレキシブルシャフトの後端と左右いずれかの後輪
    の車軸をベベルギアで噛合わせて駆動力伝達機構とし、
    左右のステー後端に設けた左右の固定板の内側にブラケ
    ットを設け、該左右のブラケットに左右のロッドを内側
    中央に突き合わせ状態にかつ前方に回動可能に軸支し、
    左右ロッドの内側中央部を所定横幅の背板を後部に有す
    るロッド保持枠に軸支し、左右ステー及び左右ロッドで
    2等辺三角形を構成せしめて後部フレームとし、立てパ
    イプを前方へ傾倒可能にステー支持部に軸支し、かつ、
    立てパイプを後部で立設保持する立てパイプ保持枠をス
    テー支持部に立設し、立てパイプ上部とロッド保持枠間
    を連結棒で連結軸支して立てパイプの前方傾倒とロッド
    の前方回動を連動せしめ、かつ、左右ステーと共に左右
    後輪の間隔を狭め得る構造としたことを特徴とする折り
    畳み三輪自転車。
  2. 【請求項2】 走行時の左右ステーの最大拡開時に左右
    ステーの外方側部に当接する弾性体を具備した当接板を
    ステー支持部に配設したことを特徴とする請求項1記載
    の折り畳み三輪自転車。
  3. 【請求項3】 立てパイプ保持枠は半円筒の立てパイプ
    収納部とし、立てパイプ保持枠の後方上部に連結棒を上
    下に可動挿通する切欠長孔を設け、立てパイプ収納部の
    側部にストッパーを設け、該ストッパーはバネにより常
    時立てパイプ側に付勢せしめてストッパーのピンを立て
    パイプ側部のピン係止孔に挿入して立てパイプを立てパ
    イプ保持枠に係止することを特徴とする請求項1又は請
    求項2記載の折り畳み三輪自転車。
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