JPH0852829A - 積層用段ボール素材 - Google Patents

積層用段ボール素材

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JPH0852829A
JPH0852829A JP6103602A JP10360294A JPH0852829A JP H0852829 A JPH0852829 A JP H0852829A JP 6103602 A JP6103602 A JP 6103602A JP 10360294 A JP10360294 A JP 10360294A JP H0852829 A JPH0852829 A JP H0852829A
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JP
Japan
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corrugated board
board material
corrugated
folding
folded
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JP6103602A
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English (en)
Inventor
Yoshimasa Yokoyama
佳正 横山
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YOKOYAMA SANKO KK
Original Assignee
YOKOYAMA SANKO KK
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Priority to EP95918746A priority patent/EP0760280A4/en
Priority to KR1019960706513A priority patent/KR970703238A/ko
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 積層体を製造するときに、隣接の層の段相互
をそれぞれ一定の角度で交差させ、又は重ね方向へ一致
するように重ねることが容易であって、輸送や保管中に
取り扱い易く、かつ、自動梱包システムにおいて自動供
給などの扱いが容易な積層用段ボール素材を提供するこ
と。 【構成】 段が形成された段付中芯を含む段ボール素材
(段付中芯,片面段ボール,両面段ボール,複両面段ボ
ール又は複々両面段ボール)に、段と直角又は直角以外
の角度で交差して互いに平行する状態に、互いに逆方向
の折り畳み折り目を交互に形成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、段ボールないし段付
中芯(以下「段ボール素材」と言う。)を多層状に積層
して所定形状の段ボール積層体(段ボールブロック)を
形成する場合において、正確,簡単に重ねることがで
き、かつ取り扱い易くした積層用段ボール素材に関する
ものである。前述のような段ボール積層体は、各種の緩
衝材,梱包用スペーサ,物品包装用のパッド,断熱板及
びガス用のフィルターエレメントなどに使用される。
【0002】
【従来の技術】例えば、実開昭59−164726号公
報には、段が平行するように段ボール素材を多数積層貼
合した段ボール積層体が、また特開平4−267769
号公報には、段が交差するように段ボール素材を多数積
層貼合した段ボール積層体(梱包用スペーサ)がそれぞ
れ提案されている。前述のような段ボール積層体は、段
ボール素材を方形の平面形状に裁断したものを重ねて貼
り合わせている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、所定の
平面形状に裁断された段ボールを素材を重ねて貼り合わ
せると、例えば、隣接の各段ボール素材の段相互が交差
するように段ボール素材を積層する場合には、段ボール
積層体全体における段の交差角度を一定にするのが困難
であり、また、隣接の段ボール素材相互の段が平行する
ように段ボールを重ねる場合には、隣接の段ボール素材
の段頂相互が重ね方向へ一致するように重ねるのが困難
である。また、前述のように切断された各段ボール素材
を積層する場合には、各段ボール素材を貼り合わせない
とばらばらになってしまうので、段ボール素材相互を貼
り合わせる必要がある。しかし、段ボール素材を積層貼
合していまうと、例えば梱包用スペーサのようにそれぞ
れの段ボール積層体の形状や大きさが異なる場合には、
その積層体を製造した後使用するまでの輸送,保管の際
に空間効率が悪くなったり、あるいは、自動梱包システ
ムにおける自動供給などの扱いが難しいという問題があ
る。
【0004】この発明の目的は、隣接する段ボール素材
の層の段相互を交差させた積層体を製造する場合におい
て、積層体全体の段がそれぞれ一定の角度で交差するよ
うに積層できる積層用段ボール素材を提供することにあ
る。この発明の他の目的は、隣接する段ボール素材の層
の段相互を平行させた積層体を製造する場合において、
各層の段頂相互を重ね方向へ一致するように積層するこ
とが容易な積層用段ボール素材を提供することにある。
この発明のさらに他の目的は、段が成形された段付中芯
を含む段ボール素材を、最終的には積層した状態で使用
する場合において、輸送や保管中に取り扱い易いととも
に、自動梱包システムにおいても自動供給などの扱いが
容易な積層用段ボール素材を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明による積層用段
ボール素材は、前述の目的を達成するため、段が形成さ
れた段付中芯を含む段ボール素材に、段と直角又は直角
以外の角度で交差して互いに平行する状態に、互いに逆
方向の折り畳み折り目を交互に形成している。
【0006】前記段ボール素材が任意の平面外形を有す
る段付中芯である場合には、その段付中芯に、一方の面
における段頂部が連なって形成されるヒンジ部を残して
他の部分が切断されている一方向への折り畳み折り目
と、他方の面における段頂部が連なって形成されるヒン
ジ部を残して他の部分が切断されている他方向への折り
畳み折り目とを交互に形成する。
【0007】前記段ボール素材が任意の平面外形を有す
る片面段ボールである場合には、その片面段ボールに、
一方の面における段頂部が連なって形成されるヒンジ部
を残して他の部分が切断されている一方向への折り畳み
折り目と、他方の面において少なくともライナの部分が
連なって形成されるヒンジ部を残して他の部分が切断さ
れている他方向への折り畳み折り目とを交互に形成す
る。
【0008】また、前記段ボール素材が任意の平面外形
を有する両面段ボール,複両面段ボール又は複々両面段
ボールである場合には、それらの一方の面において少な
くともライナの部分が連なって形成されるヒンジ部を残
して他の部分が切断されている一方向への折り畳み折り
目と、他方の面において少なくともライナの部分が連な
って形成されるヒンジ部を残して他の部分が切断されて
いる他方向への折り畳み折り目とを交互に形成する。
【0009】この発明の段ボール素材は、前記折り目が
当該段ボール素材の長さ方向に対してほぼ直角に交差す
る状態に形成されていることが望ましいが、その幅が一
定である必要はない。したがって、前記段ボール素材の
平面形状は特に限定されない。どのような平面形状の段
ボール素材を使用するかは、当該段ボール素材を積層状
態で具体的にどのような用途に使用するか、あるいはど
のような所に使用するかによって異なる。すなわち、段
ボール素材の平面形状は、製造しようとする段ボール積
層体の形状や構造によって適宜設計されるものである。
【0010】この発明の段ボール素材において、前記折
り畳み折り目相互の間隔は一定である必要はない。折り
目相互の間隔をどのように設定するかは、当該段ボール
素材を使用して製造される積層体の形状や構造によって
適宜選択される。この発明の段ボール素材は、その用途
によっては一部の折り目にまたがるように孔を形成した
り、又は折り目相互の間に孔を形成したり、あるいは、
周辺に切り欠きを形成することができる。この発明の段
ボール素材には、普通の段付中芯や段ボールのほかに、
必要に応じて種々の防水加工や強化加工を施したものを
使用することができる。
【0011】
【作用】この発明による積層用段ボール素材は、段付中
芯を含む段ボール素材へ、段と直角又は直角以外の角度
で交差して互いに平行する状態に、互いに逆方向の折り
畳み折り目を交互に形成しているので、前記折り目とほ
ぼ交差するように両方から適当な折り重ね装置で押す
と、つづら折り状に折り重ねられて積層体が製造され
る。このような積層状態では、各層相互を接着剤で貼り
合わせ使用することができるし、用途や最終的な使用状
態によっては貼り合わせなくてもよい。
【0012】この発明による積層用段ボール素材は、前
述のようにつづら折り状に折り重ねて積層体を形成した
場合、前記折り目が段ボール素材の段に対して直角に交
差しているときは、隣接の層相互の段は段頂が直接又は
間接に重なった状態になる。また、前記折り目が段ボー
ル素材の段に対して直角以外の角度で交差しているとき
は、隣接の層相互の段は所定の角度で交差した状態にな
り、かつ、それらの交差角度はその積層体全体において
均一になる。
【0013】この発明による積層用段ボール素材は前述
のように構成されているから、折り重ねた積層状態で輸
送や保管をすることができるほか、折り重ねないで展開
したままの状態で輸送や保管をすることができる。
【0014】
【実施例】以下図面を参照しながら、この発明による積
層用段ボール素材の好ましい実施例を説明する。図1は
この発明による積層用段ボール素材の実施例を示す斜視
図、図2は図1の段ボール素材をつづら折り状にし始め
た状態の部分拡大斜視図、図3は図1の段ボール素材を
折り重ねた積層体の斜視図、図4は図3の積層体の部分
拡大端面図、図5はこの発明による積層用段ボール素材
の他の実施例を示す部分斜視図、図6は図5の段ボール
素材の部分拡大断面図、図7はこの発明による積層用段
ボール素材のさらに他の実施例を示す斜視図、図8は図
7の段ボール素材をつづら折り状にし始めた状態の部分
拡大断面図、図9はこの発明による積層用段ボール素材
のさらに他の実施例を示す斜視図、図10は図9の段ボ
ール素材をつづら折り状にし始めた状態の部分拡大断面
図、図11は図9の段ボール素材を折り重ねて積層する
直前の状態を示す斜視図、図12は図9の段ボール素材
を折り重ねた積層体の部分拡大端面図、図13は図9の
実施例のような段ボール素材の製造装置の一例を示す概
略平面図、図14は図13の後方に位置する折り重ね装
置の一例を示す概略平面図、図15はこの発明による積
層用段ボール素材のさらに他の実施例を示す斜視図、図
16は図15の段ボール素材をつづら折り状にし始めた
状態の部分拡大断面図、図17は図15の段ボール素材
を折り重ねた積層体の斜視図、図18はこの発明による
積層用段ボール素材のさらに他の実施例を示す斜視図、
図19は図18の段ボール素材をつづら折り状にし始め
た状態の部分拡大断面図、図20はこの発明による積層
用段ボール素材のさらに他の実施例を示す斜視図、図2
1はこの発明による積層用段ボール素材のさらに他の実
施例を示す斜視図、図22は図20の段ボール素材を折
り重ねた積層体の斜視図、図23は図21の段ボール素
材を折り重ねた積層体の斜視図、図24はこの発明によ
る積層用段ボール素材のさらに他の実施例を示す部分平
面図、図25はこの発明による積層用段ボール素材のさ
らに他の実施例を示す部分平面図、図26は図24の段
ボール素材を折り重ねた積層体の斜視図、図27は図2
5の段ボール素材を折り重ねた積層体の斜視図、図28
はこの発明による積層用段ボール素材のさらに他の実施
例を示す部分平面図、図29は図28の段ボール素材を
折り重ねた積層体の斜視図、図30はこの発明による積
層用段ボール素材のさらに他の実施例を示す部分平面
図、図31は図30の段ボール素材を折り重ねた積層体
の斜視図である。
【0015】図1及び図2の積層用段ボール素材1は、
長さ方向に沿って多数の段10を有する一定の幅の段付
中芯によって構成されており、中芯原紙に幅方向に沿っ
て段10を形成し、これを一定間隔に裁断したものであ
る。したがって、もとの中芯原紙の幅方向がこの段ボー
ル素材1の長さ方向になっている。この段ボール素材1
には、一定の間隔でかつ段10に対して直角に交差する
ように、一方向への折り畳み折り目11と他方向への折
り畳み折り目12とが、交互にかつ平行する状態で多数
形成されている。11は段ボール素材1が下方に折り畳
まれる(逆V字状になるように折り畳まれる)折り目で
あり、12はその逆に上方に折り畳まれる(V字状にな
るように折り畳まれる)折り目である。
【0016】図2で示すように、一方向への折り畳み折
り目11は、下面側の段頂部(図示の状態では段の底
部)が連なっているヒンジ部11aを残して他の部分を
切断することにより形成したものであり、他方向への折
り畳み折り目12は、上面側の段頂部が連なっているヒ
ンジ部12aを残して他の部分を切断することにより形
成したものである。
【0017】図1及び図2のような段ボール素材1は、
例えば図示しない段ロールにより、中芯原紙の幅方向に
沿う段を有する段付中芯を連続的に製造しつつ繰り出
し、繰り出された段付中芯を所定の間隔に切断し、切断
した段付中芯へ図示しないカッタで前述のような折り畳
み折り目11,12を交互に形成することにより、工業
的に製造することができる。また、例えば中芯原紙を図
示しないミルロールから繰り出しながら、その中芯原紙
へ図1の折り目11,12の間隔と一致する間隔で長さ
方向に沿って平行する多数のミシン目を連続的に形成
し、図示しない段ロールにより、前記中芯原紙の幅方向
に沿う段を有する段付中芯を連続的に製造しつつ繰り出
し、繰り出された段付中芯を所定の間隔に切断し、切断
した中芯原紙の一つ置きのミシン目の部分には上方への
曲げ圧力を加えるとともに、その他のミシン目の部分に
は下方への曲げ圧力を加えることにより、折り畳み折り
目11,12を有する段ボール素材1を製造することが
できる。すなわち、切断された中芯原紙において、上方
への曲げ圧力が加えられたミシン目の部分は、そのミシ
ン目に沿って下面側の段頂の部分を残して他の部分が破
断して図2の上方向への折り目11となり、下方への曲
げ圧力が加えられたミシン目の部分は、そのミシン目に
沿って上面側の段頂の部分を残して他の部分が破断して
図2の下方向への折り目12となる。
【0018】この実施例の段ボール素材1は、前述のよ
うに、ヒンジ部11a,12aで連なった互いに逆方向
の折り畳み折り目11,12が交互に形成されているの
で、図1の矢印c,dの方向から図示しない適当な折り
重ね装置で押し付けると、図2のようにつづら折り状に
折り畳まれ始め、図3及び図4のように、折り目11,
12で区分されている全部の層が折り重なり、かつ、各
層の段10の頂部相互が重ね方向に一致して接する状態
の積層体2が形成される。このように折り重ねられた積
層体2の端面は、図4のように各層相互の段がヒンジ部
11a(逆の端面ではヒンジ部12a)で連なった状態
のほぼ完全なハニカム構造を呈する。
【0019】前述のように折り重ねる前に、段ボール素
材1の必要な部分の段頂、例えば図1において最左端の
折り目11から最右端の折り目11に達するまでの両面
の段頂に糊付けしておけば、前述のように折り重ねたと
き各層がそれぞれの段頂の部分で貼り合わされた積層体
2が製造される。図3及び図4の積層体2は、最終的に
図4の上下方向及び左右方向から他の部材で拘束された
状態で使用される場合には、前述のように各層を貼り合
わせることを要しない。
【0020】前述のように、この実施例の段ボール素材
1は、段10と直角に交差する状態に、互いに逆方向の
折り畳み折り目11,12が交互に形成されているの
で、折り目11,12と交差するように両方から外力を
加えることにより、隣接の層の段相互が平行し、かつ隣
接の層の段頂相互を重ね方向へ一致接触させた状態に各
層を積層するのが非常に容易である。また、前述の段ボ
ール素材1は折り目11,12の部分で全体が連なって
いて、積層状態で使用されるまでは図1又は図2のよう
に展開状態のままで取り扱うことが容易であるから、輸
送や保管中に取り扱い易いとともに、自動梱包システム
においても自動供給などの扱いが極めて容易である。
【0021】前述の実施例の段ボール素材1において、
隣接の層を連続させているヒンジ部11a及びヒンジ部
12aは、折り目11,12と交差する全ての段10に
ついて形成されているのが好ましいが、一部の段につい
てはこれらのヒンジ部11a,12aがなく、当該部分
が破断している状態でも差し支えない。
【0022】図3及び図4の積層体2は、各層の段10
に沿う方向の外力に対して最も強固であるので、段10
の方向に沿う外力を受ける断熱板の芯材や、一方向へ外
力に対して堅牢さを要する各種スペーサとして使用する
のに適する。また、隣接の層の段10相互が形成する孔
は吸着剤を担持させるのに適するので、ガス用のフィル
タエレメントとして使用するのに適する。また、図4の
上下方向及び左右方向に対しては弾力性を有するので、
弾性を必要とする緩衝材,梱包用スペーサ及び物品包装
用のパッドとして使用するのにも適する。
【0023】図5及び図6の段ボール素材1aは、長さ
方向に沿って多数の段10を有する一定の幅の片面段ボ
ールによって構成されており、図示しないシングルフェ
ーサにより、中芯原紙の幅方向に沿って段10を有する
片面段ボールを連続的に製造しつつ繰り出し、これを所
定の間隔に裁断したものである。前述のように裁断した
段ボール素材1aには、図示しないカッタにより、一定
の間隔でかつ段10に対して直角に交差かつ互いに平行
するように、一方向への折り畳み折り目11と他方向へ
の折り畳み折り目12とが交互に多数形成されている。
11は段ボール素材1aが逆V字状になるように折り畳
まれる折り目であり、12はその逆に段ボール素材1a
がV字状になるように折り畳まれる折り目である。
【0024】特に図6で示すように、一方向への折り畳
み折り目11は、下面側の段頂部(図示の状態では段の
底部)と下面のライナ13の部分が連なっているヒンジ
部11bを残して他の部分を切断することによって形成
したものであり、他方向への折り畳み折り目12は、上
面側の段頂部が連なっているヒンジ部12aを残して他
の部分を切断することによって形成したものである。こ
の実施例において、一方の折り畳み折り目11のヒンジ
部11bは、下面側の段頂部とライナ13の部分が連な
って形成されているが、このヒンジ部11bはライナ1
3の部分のみが連なって形成されていれば十分である。
【0025】前述の積層用段ボール素材1aは、図示し
ない折り重ね装置により、図5の矢印e,fの方向から
押し付けることにより、折り目11,12で区分された
各層がつづら折り状に折り重なって図示しない積層体が
構成される。この実施例の段ボール素材1aは、図1及
び図2の段ボール素材1とは、ライナ13の有無につい
て相違するのみであって、その他の構成や作用は図1及
び図2の実施例の段ボール素材1とほぼ同様であるの
で、それらの説明は省略する。
【0026】図7及び図8の段ボール素材1bは、長さ
方向に沿って多数の段10を有する一定の幅の両面段ボ
ールによって構成されており、図示しないダブルフェー
サにより、中芯原紙の幅方向に沿って段10を有する両
面段ボールを連続的に製造しつつ繰り出し、これを所定
の間隔に裁断したものである。前述のように裁断した段
ボール素材1bには、図示しないカッタにより、一定の
間隔でかつ段10に対して直角に交差し、かつ互いに平
行するように、一方向への折り畳み折り目11と他方向
への折り畳み折り目12とが交互に多数形成されてい
る。11は段ボール素材1bが逆V字状になるように折
り畳まれる折り目であり、12はその逆に段ボール素材
1bがV字状になるように折り畳まれる折り目である。
【0027】特に図8で示すように、一方向への折り畳
み折り目11は、下面側の段頂部(図示の状態では段の
底部)と下面のライナ13の部分が連なっているヒンジ
部11bを残して他の部分を切断することによって形成
したものであり、他方向への折り畳み折り目12は、上
面側の段頂部と上面側のライナ14の部分が連なってい
るヒンジ部12bを残し、他の部分を切断することによ
って形成したものである。この実施例において、一方の
折り畳み折り目11のヒンジ部11bと他方の折り畳み
折り目12のヒンジ部12bは、いずれか一方の段頂と
ライナ13又は14の部分が連なってそれぞれ形成され
ているが、このヒンジ部11b,12bはライナ13又
は14の部分のみが連なって形成されていれば十分であ
る。
【0028】前述の積層用段ボール素材1bは、図示し
ない折り重ね装置により、図7の矢印g,hの方向から
押し付けることにより、折り目11,12で区分された
各層がつづら折り状に折り重なって図示しない積層体が
構成される。この実施例の段ボール素材1bは、図1及
び図2の段ボール素材1とは、ライナ13,14の有無
について相違するのみであって、その他の構成や作用は
図1及び図2の実施例の段ボール素材1とほぼ同様であ
るので、それらの説明は省略する。
【0029】図9〜図11の段ボール素材1cは、長さ
方向に対して直角以外の角度(この実施例ではほぼ35
度)の多数の段10を有する一定の幅の段付中芯によっ
て構成されている。この段ボール素材1cには、一定の
間隔でかつ段10に対して直角以外の角度で交差かつ平
行するように、一方向への折り畳み折り目11と他方向
への折り畳み折り目12とが交互に多数形成されてい
る。11は段ボール素材1cが逆V字状になるように折
り畳まれる折り目であり、12はその逆に段ボール素材
1cがV字状になるように折り畳まれる折り目である。
【0030】図10で示すように、一方向への折り畳み
折り目11は、下面側の段頂(図示の状態では段の底
部)が連なっているヒンジ部11aを残して他の部分を
切断することによって形成したものであり、他方向への
折り畳み折り目12は、上面側の段頂が連なっているヒ
ンジ部12aを残して他の部分を切断することによって
形成したものである。
【0031】この実施例の段ボール素材1cは、前述の
ように、ヒンジ部11a,12aで連なった互いに逆方
向の折り畳み折り目11,12が交互に形成されている
ので、図9の矢印i,jの方向から図示しない適当な折
り重ね装置で押すと、図11のようにつづら折り状に折
り畳まれ始め、図12のように、折り目11,12で区
分されている全部の層が折り重なり、かつ各層の段10
相互がそれぞれ一定の角度で交差した状態の積層体2c
が形成される。このように折り重ねられた積層体2cの
端面は、図12のように各層相互の段がヒンジ部11a
(逆の端面ではヒンジ部12a)で連なった状態の疑似
ハニカム構造を呈する。折り目11,12と段10との
交差角度が直角に近いほどより完全なハニカム形状を呈
する。
【0032】前述のような積層体2cは、必要に応じて
それらの各層を貼り合わせることができること、及び、
上下方向及び左右方向から他の部材で拘束された状態で
使用される場合に、前述のように貼り合わせることを要
しない点については、図1の段ボール素材1と同様であ
る。
【0033】前述のように、この実施例の段ボール素材
1cは、段10と直角以外の角度で交差する状態に、互
いに逆方向の折り畳み折り目11,12が交互にかつ平
行するように形成されているので、折り目11,12と
交差するように両方から外力を加えることにより、隣接
の層の段10相互を均一な角度で交差させるように積層
するのが非常に容易である。また、前述の段ボール素材
1は折り目11,12の部分で全体が連なっていて、積
層状態で使用されるまでは図9のように展開状態のまま
で取り扱うことが容易であるから、輸送や保管中に取り
扱い易いとともに、自動梱包システムにおいても自動供
給などの扱いが極めて容易である。
【0034】前述の段ボール素材1cを使用した積層体
2cは、各層の段相互がそれぞれ一定の角度で交差して
いるので、図12に表れている端面に対して直交する方
向の外力、及び図12の左右方向からの外力に対して強
固であって、このような方向の外力を受ける断熱板の芯
材や、前述の方向からの外力に対して堅牢さを要する各
種スペーサなどに適する。また、積層体2cにおける隣
接の層の各段10は交差していて、隣接の層相互の段1
0が形成する孔は図12の左右方向へ連通するので、ガ
ス用のフィルターエレメントとして使用するのに適して
いる。さらに、図12の上下方向からの外力に対しては
ある程度の弾力性を有するので、弾性を必要とする緩衝
材,梱包用スペーサ及び物品包装用のパッドとして使用
するのにも適する。
【0035】前述の段ボール素材1cは、中芯原紙の幅
方向に沿って段を形成した段付中芯を、斜め方向へ方形
に裁断し、これに図示しないカッタにより折り目11,
12を形成することによって製造することができる。
【0036】また、この段ボール素材1cは、図13及
び図14のような装置を使用すればさらに工業的に製造
することができる。先ず中芯原紙を繰り出しながら、そ
の長さ方向に沿って平行しかつ一定の間隔の多数のミシ
ン目a11,a12を連続的に形成し、その中芯原紙を
幅方向に対して斜めに所定の間隔で切断することによっ
て、ほぼ平行四辺形の中芯片a1を製造する。次にこの
中芯片a1を、段ロール3の噛み合い線に対して所定の
挿入角θになる状態で段ロール3へ噛み込ませ、中芯片
a1に対して多数の斜めの段10を成形する。中芯片a
1に斜めの段10を形成した状態では、その中芯片a1
がほぼ方形にな、かつミシン目a11,a12が幅方向
に沿うように、段10の成形による原紙の縮み方向と縮
み量を演算して、段10を成形する前の中芯片a1の平
面形状及びサイズを設定する。前述のように段10を斜
めに成形した中芯片a1のミシン目a11の部分には、
下方より上方への曲げ圧力を付与し、ミシン目a12の
部分には上方より下方への曲げ圧力を付与することによ
り、図14(a)のように、斜めに成形された段10に
対して直角以外の角度で交差し、かつ、互いに逆方向の
折り畳み折り目11,12を交互に有する段ボール素材
1cを製造する。そして、図14のように同じ移送ライ
ンの両側に、例えばエアシリンダを使用した折り畳み装
置4,4を設置し、図14(b)のように前記折り畳み
装置4,4により段ボール素材1cを両側から押し付
け、積層体2cを製造する。
【0037】図15及び図16の段ボール素材1dは、
幅方向へ多数の斜めの段10を有する一定の幅の片面段
ボールによって構成されており、この段ボール素材1d
には、図示しないカッタにより、段10に対して直角以
外の角度に交差して互いに平行するように、一方向への
折り畳み折り目11と他方向への折り畳み折り目12と
が交互に多数形成されている。11は段ボール素材1d
が逆V字状になるように折り畳まれる折り目であり、1
2はその逆に段ボール素材1dがV字状になるように折
り畳まれる折り目である。
【0038】特に図16で示すように、一方向への折り
畳み折り目11は、下面のライナ13の部分が連なって
いるヒンジ部11bを残して他の部分を切断することに
よって形成したものであり、他方向への折り畳み折り目
12は、上面側の段頂の部分が連なっているヒンジ部1
2aを残して他の部分を切断することによって形成した
ものである。この実施例において、折り目11はライナ
13の部分のみが連なっているが、ライナ13と下面側
の段頂部とが連なっていても差し支えない。
【0039】前述の積層用段ボール素材1dは、図示し
ない折り重ね装置により、図15の左右両方向から押し
付けることにより、折り目11,12で区分された各層
がつづら折り状に折り重なた図17のような積層体2d
が構成される。この実施例の段ボール素材1dは、図9
〜図11の段ボール素材1cとは、ライナ13の有無に
ついて相違するのみであって、その他の構成や作用は図
9〜図11の実施例の段ボール素材1cとほぼ同様であ
るので、それらの説明は省略する。
【0040】図18及び図19の段ボール素材1eは、
幅方向へ多数の斜めの段10を有する一定の幅の両面段
ボールによって構成されており、この段ボール素材1e
には、段10に対して直角以外の角度で交差して互いに
平行するように、一方向への折り畳み折り目11と他方
向への折り畳み折り目12とが交互に多数形成されてい
る。11は段ボール素材1eが逆V字状になるように折
り畳まれる折り目であり、12はその逆に段ボール素材
1eがV字状になるように折り畳まれる折り目である。
【0041】特に図19で示すように、一方向への折り
畳み折り目11は、下面のライナ13の部分が連なって
いるヒンジ部11bを残して他の部分を切断することに
よって形成したものであり、他方向への折り畳み折り目
12は、上面のライナ14の部分が連なっているヒンジ
部12bを残して他の部分を切断することによって形成
したものである。この実施例において、折り目11,1
2はライナ13又は14の部分のみが連なっているが、
ライナ13又は14といずれかの面の段頂部とが連なっ
ていても差し支えない。
【0042】前述の積層用段ボール素材1eは、図示し
ない折り重ね装置により、図19の左右両方向から押し
付けることにより、折り目11,12で区分された各層
がつづら折り状に折り重なった図示しない積層体が構成
される。この実施例の段ボール素材1eは、図9〜図1
1の段ボール素材1cとは、ライナ13,14の有無に
ついて相違するのみであって、その他の構成や作用は図
9〜図11の実施例の段ボール素材1cとほぼ同様であ
るので、それらの説明は省略する。
【0043】前述の各実施例の段ボール素材1,1a〜
1eは、折り畳み折り目11,12がそれぞれ一定の間
隔に形成されているが、その間隔は製造しようとする積
層体の形状によって適宜設定される。例えば、図20の
段ボール素材1dは、図9の段ボール素材と同様に斜め
の多数の段10を有する片面段ボールであって、この段
ボール素材1dには、上方に折れる折り畳み折り目11
と下方に折れる折り畳み折り目12とが、それぞれ平行
に形成されており、段ボール素材1dの両端部分におけ
る折り目11,12の間隔L1よりも、中間部の折り目
11,12の間隔L2が小さくしてあり、かつ、各間隔
L1相互、各間隔L2相互はそれぞれ同じに設定されて
いる。そして、この段ボール素材1dは、各間隔L2が
両端部分における各間隔L1よりも小さいため、この段
ボール素材1dをつづら折り状に折り重ねた図22の積
層体2dには、上面に溝部20が形成される。したがっ
て、図20の各間隔L1が他の各間隔L2よりも小さい
場合には、図22の溝部20は逆に凸部になる。そし
て、各部における折り目11と12との間隔を適宜変化
させると、積層体2dの上面又は(及び)下面には、種
々の形状の溝部や凸部が形成される。
【0044】前述の各実施例の段ボール素材1,1a〜
1eには、製造しようとする積層体の形状に応じて所望
の位置に適当な孔を形成することができる。例えば、図
21の段ボール素材1dは、図9の段ボール素材と同様
に斜め方向に多数の段10を有する片面段ボールであっ
て、段ボール素材1dの中央寄り部分には、上方への各
折り目11にまがたる状態にそれぞれ同じ形状及び同じ
サイズの孔15が多数形成されている。そして、この段
ボール素材1dは、前述のような孔15が多数形成され
ているため、この段ボール素材1dをつづら折り状に折
り重ねた図23の積層体2dには、直方体形状の凹部2
1が形成され、全体が箱状ないしトレイのような形状に
なる。仮に、図21の孔15が段ボール素材1dの中央
寄り部分における折り目12をまたがる状態に形成され
ていれば、その段ボール素材1dによる積層体2dの前
記凹部21は、積層体2dの下面に形成される。また、
全ての一方向への折り畳み折り目11の部分に同様な孔
15を形成しておくと、積層体2dは全体が溝状に製造
される。そして、前述のような多数の孔15のそれぞれ
の形状を変化させることにより、積層体2dの上面又は
(及び)下面には種々の形状の凹部や凸部を形成するこ
とができる。
【0045】例えば、図24の段ボール素材1eは、図
18の段ボール素材と同様に斜め方向に多数の段10を
有する両面段ボールであって、この段ボール素材1eに
は、一定の間隔に逆方向の折り畳み折り目11,12が
交互に形成され、中央寄り部分へ多数の各折り目11,
12にまたがるように一つの長方形の孔16が形成され
ている。この段ボール素材1eは、前述のような孔16
が形成されているため、この段ボール素材1eをつづら
折り状に折り重ねた図26の積層体2eには、中央に孔
22が形成されて全体が方形の枠状になる。そして、前
述のような孔16の形状を他の種々の形状に変えること
により、種々の形状の孔を有する積層体を製造すること
ができる。
【0046】前述の各実施例の段ボール素材1,1a〜
1eは、幅が全長にわたって一定に形成されているが、
各部分の幅は製造しようとする積層体の形状によって適
宜選択される。例えば、図25の段ボール素材1eは、
図18の段ボール素材と同様に斜め方向に多数の段10
を有する両面段ボールであって、この段ボール素材1e
には、一定の間隔に互いに逆方向の折り畳み折り目1
1,12が交互に形成され、中央寄り部分の両側部へ多
数の各折り目11,12にまたがるようにそれぞれ長方
形の切り欠き17,17が形成されていて、この切り欠
き17,17が形成されている部分は段ボール素材1e
の幅が他の部分の幅よりも狭くなっている。この段ボー
ル素材1eは、前述のような切り欠き17,17が形成
されているため、これをつづら折り状に折り重ねた図2
7の積層体2eには、対の両側面に方形の切り欠き状部
23,23が形成される。そして、前述のような切り欠
き17の形状を他の種々の形状に変えることにより、種
々の形状の切り欠き状部を有する積層体を製造すること
ができる。
【0047】例えば、図28の段ボール素材1eは、図
18の段ボール素材と同様に斜め方向に多数の段10を
有する両面段ボールであって、この段ボール素材1eに
は、一定の間隔に逆方向の折り畳み折り目11,12が
交互に形成され、各折り目11,12の間には同位置へ
同径同サイズの長方形の孔16がそれぞれ形成されてい
る。この段ボール素材1eは、前述のような多数の孔1
6が形成されているため、この段ボール素材1eをつづ
ら折り状に折り重ねた図29の積層体2eには、対の側
面間に貫通するように長方形の孔22が形成されて全体
が角筒状になる。そして、前述のような孔16の形状を
他の種々の形状に変えることにより、種々の形状の孔を
有する積層体を製造することができる。
【0048】また例えば、図30の段ボール素材1b
は、図7の段ボール素材と同様に長さ方向に平行な多数
の段10を有する両面段ボールであって、この段ボール
素材1bには、一定の間隔に互いに逆方向の折り畳み折
り目11,12が交互に形成され、長さ方向に沿う両側
において各折り目11,12の間に同径同サイズの切り
欠き17,17が形成されている。この段ボール素材1
bは、前述のような切り欠き17,17が形成されてい
るため、これをつづら折り状に折り重ねた図31の積層
体2bには、対の両側面に溝部20,20が形成され
る。そして、前述のような切り欠き17の形状を他の種
々の形状に変えることにより、種々の形状の溝部を有す
る積層体を製造することができる。
【0049】すなわち、この発明による積層用段ボール
素材の平面形状及び各部のサイズは、製造しようとする
積層体の形状や構造によって自由に設計することができ
るので、特に限定することができないものである。
【0050】前述の実施例では、段ボール素材の材料と
して、段付中芯,片面段ボール及び両面段ボールを使用
した場合のみについて説明したが、複両面段ボール又は
複々両面段ボールを使用した場合の実施例は、両面段ボ
ールを使用した図7,図8の実施例の段ボール素材1
b、及び図18,19の実施例の段ボール素材1eの場
合とほぼ同様であるので、これらの説明は省略する。
【0051】
【発明の効果】この発明による積層用段ボール素材は、
段付中芯を含む段ボール素材へ、段と直角又は直角以外
の角度で交差して互いに平行する状態に、互いに逆方向
の折り畳み折り目を交互に形成しているので、これをつ
づら折り状に折り重ねることにより、隣接の層の段相互
の段頂が一致した状態で直接又は間接的に重なり、ある
いは、隣接の層の段相互がそれぞれ一定の角度で交差す
る状態の段ボール積層体を製造するのが非常に容易であ
る。
【0052】この発明による積層用段ボール素材は、互
いに逆方向の折り畳み折り目が交互にかつ平行に形成さ
れており、折り重ねた積層状態で輸送や保管をすること
ができるほか、折り重ねないで展開したままの状態で輸
送や保管をすることができるから、輸送や保管中に取り
扱いの自由度が高くなるとともに、自動梱包システムに
おいても自動供給などの扱いが非常に容易である。
【0053】この発明による請求項2〜4の積層用段ボ
ール素材は、前記逆方向の折り畳み折り目が、それぞれ
の面に形成されるヒンジ部を残して他の部分が切断され
た構成であるので、前述のような効果を確実に達成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による積層用段ボール素材の実施例を
示す斜視図である。
【図2】図1の段ボール素材をつづら折り状にし始めた
状態の部分拡大斜視図である。
【図3】図1の段ボール素材を折り重ねた積層体の斜視
図である。
【図4】図3の積層体の部分拡大端面図である。
【図5】この発明による積層用段ボール素材の他の実施
例を示す部分斜視図である。
【図6】図5の段ボール素材の部分拡大断面図である。
【図7】この発明による積層用段ボール素材のさらに他
の実施例を示す斜視図である。
【図8】図7の段ボール素材をつづら折り状にし始めた
状態の部分拡大断面図である。
【図9】この発明による積層用段ボール素材のさらに他
の実施例を示す斜視図である。
【図10】図9の段ボール素材をつづら折り状にし始め
た状態の部分拡大断面図である。
【図11】図9の段ボール素材の積層直前の状態を示す
斜視図である。
【図12】図9の段ボール素材を折り重ねた積層体の部
分端面図である。
【図13】図9の実施例のような段ボール素材の製造装
置の一例を示す主要部の平面図である。
【図14】図13の後方に位置する折り重ね装置の一例
を示す概略平面図で、(a)は折り重ね装置で段ボール
素材を挟んだ状態の平面図、(b)は折り畳み装置によ
り段ボール素材を折り重ねて積層した状態の平面図であ
る。
【図15】この発明による積層用段ボール素材のさらに
他の実施例を示す斜視図である。
【図16】図15の段ボール素材をつづら折り状にし始
めた状態の部分拡大断面図である。
【図17】図15の段ボール素材を折り重ねた積層体の
斜視図である。
【図18】この発明による積層用段ボール素材のさらに
他の実施例を示す斜視図である。
【図19】図18の段ボール素材をつづら折り状にし始
めた状態の部分拡大断面図である。
【図20】この発明による積層用段ボール素材のさらに
他の実施例を示す斜視図である。
【図21】この発明による積層用段ボール素材のさらに
他の実施例を示す斜視図である。
【図22】図20の段ボール素材を折り重ねた積層体の
斜視図である。
【図23】図21の段ボール素材を折り重ねた積層体の
斜視図である。
【図24】この発明による積層用段ボール素材のさらに
他の実施例を示す部分平面図である。
【図25】この発明による積層用段ボール素材のさらに
他の実施例を示す部分平面図である。
【図26】図24の段ボール素材を折り重ねた積層体の
斜視図である。
【図27】図25の段ボール素材を折り重ねた積層体の
斜視図である。
【図28】この発明による積層用段ボール素材のさらに
他の実施例を示す部分平面図である。
【図29】図28の段ボール素材を折り重ねた積層体の
斜視図である。
【図30】この発明による積層用段ボール素材のさらに
他の実施例を示す部分平面図である。
【図31】図30の段ボール素材を折り重ねた積層体の
斜視図である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c,1d,1e 積層用段ボール素
材 10 段 11 一方向への折り畳み折り目 12 他方向への折り畳み折り目 11a,11b,12a,12b ヒンジ部 13,14 ライナ 15,16 孔 17 切り欠き a1 中芯片 a11,12 ミシン目 2,2c,2d,2e 積層体 20 溝部 21凹部 22 孔 23 切り欠き状部 3 段ロール 4 折り重ね装置 L1,L2 間隔

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段が形成された段付中芯を含む段ボール
    素材に、段と直角又は直角以外の角度で交差して互いに
    平行する状態に、互いに逆方向の折り畳み折り目を交互
    に形成したことを特徴とする、積層用段ボール素材。
  2. 【請求項2】 任意の平面形状の段付中芯からなる段ボ
    ール素材には、一方の面における段頂部が連なって形成
    されるヒンジ部を残して他の部分が切断されている一方
    向への折り畳み折り目と、他方の面における段頂部が連
    なって形成されるヒンジ部を残して他の部分が切断され
    ている他方向への折り畳み折り目とが、交互に形成され
    ていることを特徴とする、請求項1に記載の積層用段ボ
    ール素材。
  3. 【請求項3】 任意の平面形状の片面段ボールからなる
    段ボール素材には、一方の面における段頂部が連なって
    形成されるヒンジ部を残して他の部分が切断されている
    一方向への折り畳み折り目と、他方の面における少なく
    ともライナの部分が連なって形成されるヒンジ部を残し
    て他の部分が切断されている他方向への折り畳み折り目
    とが、交互に形成されていることを特徴とする、請求項
    1に記載の積層用段ボール素材。
  4. 【請求項4】 任意の平面形状の両面段ボール,複両面
    段ボール又は複々両面段ボールからなる段ボール素材に
    は、一方の面における少なくともライナの部分が連なっ
    て形成されるヒンジ部を残して他の部分が切断されてい
    る一方向への折り畳み折り目と、他方の面における少な
    くともライナの部分が連なって形成されるヒンジ部を残
    して他の部分が切断されている他方向への折り畳み折り
    目とが、交互に形成されていることを特徴とする、請求
    項1に記載の積層用段ボール素材。
  5. 【請求項5】 前記段ボール素材は長さ方向に沿う段又
    は長さ方向に対して直角以外の角度で傾斜した段を有す
    る、請求項1〜4のいずれかに記載の積層用段ボール素
    材。
  6. 【請求項6】 前記段ボール素材には適宜の位置に孔が
    形成されている、請求項1〜5のいずれかに記載の積層
    用段ボール素材。
  7. 【請求項7】 前記段ボール素材は全長にわたって幅が
    同じである、請求項1〜5のいずれかに記載の積層用段
    ボール素材。
  8. 【請求項8】 前記段ボール素材は長さ方向の各部にお
    いて幅が異なっている、請求項1〜5のいずれかに記載
    の積層用段ボール素材。
  9. 【請求項9】 前記折り畳み折り目相互の間隔が一定で
    ある、請求項1〜8のいずれかに記載の積層用段ボール
    素材。
  10. 【請求項10】 前記折り畳み折り目相互の間隔が一定
    でない、請求項1〜8のいずれかに記載の積層用段ボー
    ル素材。
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