JPH0852628A - ドラフト装置とその製造方法 - Google Patents

ドラフト装置とその製造方法

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JPH0852628A
JPH0852628A JP7155562A JP15556295A JPH0852628A JP H0852628 A JPH0852628 A JP H0852628A JP 7155562 A JP7155562 A JP 7155562A JP 15556295 A JP15556295 A JP 15556295A JP H0852628 A JPH0852628 A JP H0852628A
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bolt
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エーベルハルト ローランド
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H5/00Drafting machines or arrangements ; Threading of roving into drafting machine
    • D01H5/18Drafting machines or arrangements without fallers or like pinned bars
    • D01H5/56Supports for drafting elements
    • D01H5/565Top roller arms

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドラフト装置の側壁外面においてボルト部分
が突出しないようにし、ボルトを取り付ける際のボルト
の位置公差が減少されてボルトの傾きが避けられるよう
にする。 【構成】 板金部品として形成される側壁間をドラフト
装置(10)の長手軸線に対して直角に延びる複数のボ
ルト(17〜20,23)をもったドラフト装置におい
て、少なくとも一本のボルト(17〜20,23)が側
壁に突き当てて溶接されている。これによりボルト(1
7〜20)はドラフト装置から側壁の外面に突出せず、
従来のごとく突出したボルトによる精紡すべき材料の付
着および作業員の怪我は回避される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板金部品として形成さ
れる二つの側壁間でドラフト装置の長手軸線に対して直
角に延びる複数のボルトをもったドラフト装置に関し、
更には、一本のボルトがドラフト装置の可動部品と協働
するドラフト装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】公知のドラフト装置はその長手軸線に対
して直角に延びる複数のボルトをもっている。これらの
ボルトはドラフト装置のレバーとホルダとそのサポート
との間の機構のために必要とされている。更には、少な
くとも一本のボルトが荷重要素に設けられている。これ
らのボルトはレバーの側壁とホルダのサポートと荷重要
素のサポートとの間、およびホルダを動かすための機構
の部品間を延びている。これらすべてのボルトは機能が
異なっているにも拘わらず、これらがドラフト装置の長
手軸線に対して直角に、板金部品として形成される二つ
の側壁間で延びている点で共通している。
【0003】従来においてこれらのボルトは圧力嵌めに
より取り付けられるか、その代わりにあるいはそれに加
えて、横側(側壁の面)での圧印加工、リベット締め又
はスクイージングにより取り付けられる。しかし特に板
金部品が大きく荷重される際にはこれらの取付け方法に
は限界があることが分かっている。
【0004】更にこの公知の取付け方法は、しばしば、
ボルトの一部がドラフト装置において側壁の外面に突出
するという欠点を有する。ドラフト装置を利用した際に
精紡すべき材料がこの突出したボルト端に引っ掛かるか
集まってしまう。鋭い縁および粘っこい油によって一層
強化されるそのような付着は望ましくない。更には、作
業員がドラフト装置で作業する際に突出したボルトで怪
我をする危険もある。
【0005】ドラフト装置にボルトを取り付ける一般的
な方法の場合、ドラフト装置に互いに対向して位置する
側壁に孔が設けられ、それらの孔にボルトが嵌め込ま
れ、圧印加工、リベット締めあるいはスクイージングに
よって取り付けられる。
【0006】しかしこの方法は、ボルトを孔に嵌め込ん
だ際にボルトの位置を修正して変更することができない
という欠点がある。このために孔付きの個別部品を製造
する際に生ずる公差は、ボルトを孔に取り付けた際にホ
ルダが斜めになるような事態を引き起こす。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、冒頭
に述べた形式のドラフト装置を、ドラフト装置の側壁の
外面においてボルト部分が突出しないように改良するこ
と、およびボルトを取り付ける際のボルトの位置公差を
減少してボルトの傾きが避けられるようなドラフト装置
の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、ドラフト装置に関しては、板金部品として形成さ
れる二つの側壁間でドラフト装置の長手軸線に対して直
角に延びる複数のボルトをもったドラフト装置におい
て、少なくとも一本のボルトが側壁に突き当てて溶接さ
れていることにより達成される。
【0009】又、上記ドラフト装置の製造方法に関して
は、ボルトがドラフト装置の可動部品と協働することと
するドラフト装置を製造する方法において、 a) 可動部品をもったボルトが二つの側壁間に配置さ
れ、加圧作業によって該側壁により保持され、 b) ボルトの位置が可動部品の動きによって検査さ
れ、 c) ボルトが正確に所定位置にある場合に溶接され、
その位置がずれている場合には溶接前にボルトの位置が
再び修正され、前記b)工程が続けて行われる、ことに
より達成される。
【0010】
【作用及び発明の効果】ボルトがドラフト装置の板金部
品として形成される二つの側壁に突き当てて溶接される
ことにより、板金部品に予め孔を設ける必要がなくな
る。たかだか溶接するためのアプローチ用の通路として
の孔を設ければよい。更には、溶接する場合に、ドラフ
ト装置において側壁から突出しない短いボルトしか必要
とされない。したがって公知のドラフト装置の上述の欠
点は避けられる。
【0011】ボルトを溶接することにより、単純な部品
を利用してボルトを確実に固定することができる。
【0012】溶接の際におけるボルトの位置およびアラ
イメントは或る限界内で変更できるので、位置の公差は
溶接装置によって調整できる。
【0013】更には、ボルトの溶接によってドラフト装
置の強度(安定性)が著しく増大される。
【0014】溶接する際に必要な接触個所は、板金たる
側壁並びにボルトに形成される。ボルトの端面あるいは
板金部品として形成される側壁の溶接個所における組立
構造は溶接過程を良好にする。溶接の際に溶接個所で火
花が飛び散ることを避けるために、溶接個所を膨出部状
の板金成形部によって取り囲むことができる。
【0015】特に本発明に基づく方法も有利である。ド
ラフト装置に複数のボルトが取り付けられ、これらのボ
ルトはその位置公差の影響が加算されるように協働する
ので、ドラフト装置の位置あるいは荷重要素において生
ずる荷重力を測定し、ボルトを、意図した場所に位置決
めすることによって部品における製造公差を補償するこ
とが有利である。
【0016】
【実施例】以下図を参照して本発明に基づくドラフト装
置の実施例を詳細に説明する。
【0017】図1におけるドラフト装置10は、板金成
形されたレバー11、ホルダ12およびサポート13を
有している。図2に見られるように逆U字状断面をもち
図1の紙面に平行な二つの側壁をもつホルダ12の該二
つの側壁間に三つの荷重要素14,15,16が可動部
品として取り付けられている。サポート13およびホル
ダ12の両側壁に、あるいはサポート13の内部に存在
する機構にボルト17,18,19,20が取り付けら
れている。
【0018】図2(A)および図2(B)はそのような
ボルト、例えばボルト20についての異なる取付け構造
例を示している。ホルダ12はボルト20によりサポー
ト13に対して回転(揺動)可能に取り付けられてい
る。そのために、図2(A)のごとく、サポート13の
両側壁に孔21,22が形成され、これらの孔21,2
2にボルト20が差し込まれる。ボルト20はサポート
13の両側壁から僅かに突出し、ホルダ12の側壁内面
に接触している。その接触面でボルト20はホルダ12
に溶接される。溶接の際に火花が飛び散ることを避ける
ために、その接触面の周囲にホルダ12における側壁の
内面に円環状の膨出部を設けることができる(図2
(B)参照)。
【0019】図3は荷重要素14を示しており、この荷
重要素14はガイド24を可動(回動自在)に支持して
いるボルト23を持っている。
【0020】図4にはこの荷重要素14の断面図が示さ
れている。この図には、荷重要素14の両側壁間に配置
されガイド24を支持しているボルト23が図示されて
いる。ここでもボルト23は荷重要素14の側壁の面に
突き合わせ溶接されている。
【0021】ドラフト装置のかかる可動部品と協働する
ボルトは、本発明に基づく方法で溶接される。例えばガ
イド24をボルト23により荷重要素14に可動に結合
しようとするとき、ボルト23はガイド24に設けられ
た孔を通され、荷重要素のための板金部品間たる両側壁
に対し所定の位置に配置され、加圧作業によって板金部
品に固定される。続いてボルト23の位置が検査され
る。そのためにガイド24が与えねばならない圧力が測
定される。その圧力が所定の値に相応したとき、ボルト
はそれが板金部品間に固定されている個所で溶接され
る。測定値が所定の値と一致しないとき、ボルトの位置
が修正される。この修正および検査の工程は調整過程と
して、ボルトが正しい位置に置かれるまで、即ちホルダ
を動かした際の測定圧力が所定の値と一致するまで継続
される。
【0022】他の本発明に基づく方法により、まずドラ
フト装置の形状およびアライメントを特殊な装置におい
て検査し、続いてボルトを溶接して固定することができ
る。この方法の場合、ボルト17〜20はサポート13
およびホルダ12の板金部品たる両側壁間に可動に配置
され、即ち例えば板金部品間に締付け固定され、次いで
その装置においてドラフト装置の形状およびアライメン
トが調節される。その場合、ボルト17〜20の板金部
品に対する位置は容易に変更できる。ドラフト装置の形
状およびアライメントが所定の値に相応したときにはじ
めて、ボルトは溶接して固定される。この方法でもドラ
フト装置における所定のパラメータを計算してボルトの
所定位置を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくドラフト装置の側面図。
【図2】図2(A)は図1のII−II線に沿った断面
図、図2(B)は図2(A)の相当部分を拡大した他の
例の断面図。
【図3】ドラフト装置の荷重要素の側面図。
【図4】図3のIV−IV線に沿った断面図。
【符号の説明】
10 ドラフト装置 12 ホルダ 13 サポート 14 荷重要素 17〜20 ボルト 23 ボルト 24 ガイド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板金部品として形成される二つの側壁間
    でドラフト装置(10)の長手軸線に対して直角に延び
    る複数のボルト(17〜20,23)をもったドラフト
    装置において、少なくとも一本のボルト(17〜20,
    23)が側壁に突き当てて溶接されていることを特徴と
    するドラフト装置。
  2. 【請求項2】 ボルト(17〜20,23)の端面ある
    いは側壁の溶接個所が組立構造を有していることを特徴
    とする請求項1に記載のドラフト装置。
  3. 【請求項3】 溶接個所が膨出部状の板金成形部によっ
    て取り囲まれていることを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載のドラフト装置。
  4. 【請求項4】 ボルト(23)がドラフト装置(10)
    の可動部品(24)と協働することとする請求項1に記
    載のドラフト装置(10)を製造する方法において、 a) 可動部品(24)をもったボルト(23)が二つ
    の側壁間に配置され、加圧作業によって該側壁により保
    持され、 b) ボルト(23)の位置が可動部品(24)の動き
    によって検査され、 c) ボルト(23)が正確に所定位置にある場合に溶
    接され、その位置がずれている場合には溶接前にボルト
    (23)の位置が再び修正され、前記b)工程が続けて
    行われる、ことを特徴とするドラフト装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 荷重力が測定され、ボルト(23)の位
    置修正によって目標値に調節されることを特徴とする請
    求項4に記載のドラフト装置の製造方法。
JP7155562A 1994-06-01 1995-05-31 ドラフト装置とその製造方法 Expired - Lifetime JP2592439B2 (ja)

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