JPH0851405A - データ出力装置 - Google Patents

データ出力装置

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JPH0851405A
JPH0851405A JP6183127A JP18312794A JPH0851405A JP H0851405 A JPH0851405 A JP H0851405A JP 6183127 A JP6183127 A JP 6183127A JP 18312794 A JP18312794 A JP 18312794A JP H0851405 A JPH0851405 A JP H0851405A
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眞 石井
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 緊急情報を視聴者に即座に知らせることがで
きるようにする。 【構成】 ユーザ端末105では、制御データとともに
伝送されてきたデータが受信されて、データ記録媒体7
に記録され、表示装置202で表示される。制御データ
は、データが強制的に表示されるべき種別の緊急情報
(例えば、地震などの災害に関する情報など)であるか
否かを示す種別フラグを含み、種別フラグが、データが
強制的に出力されるべき種別の緊急情報であることを示
しているとき、そのデータは、ユーザによる装置の操作
に関係なく、表示装置202で強制的に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子的に配信さ
れた新聞や、雑誌、書籍などの刊行物のデータなどを出
力(表示、あるいは音声として出力)するデータ出力装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、例えば新聞データ(新聞情報)
などを電子的に配信するシステム(新聞配信システム)
としては、例えばいわゆるパソコン通信を利用したもの
などがある。このようなシステムを利用する場合、例え
ばユーザは、パソコンネットワークに加入する。そし
て、端末(パソコン)を操作し、新聞データが蓄えられ
ているデータベースにアクセスし、そこから新聞データ
をダウンロードして、モニタに表示させることにより、
新聞を見る(読む)ことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば、テ
レビジョン放送においては、視聴者に最優先で知らせる
必要がある、例えば地震や台風などに関する緊急情報
は、番組の途中であっても、注意音とともに、字幕など
で即座に放送されるようになされている。
【0004】従って、上述のような新聞配信システムに
おいても、例えば地震や台風などによる災害が発生する
恐れのある場合は、新聞を見ている最中であっても、そ
の旨を緊急情報としてユーザに即座に知らせられること
が望ましい。
【0005】しかしながら、従来の新聞配信システムで
は、緊急情報を、即座にユーザに知らせることができる
ようにはなされていなかった。
【0006】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、緊急情報を、強制的に出力することによ
り、その緊急情報を視聴者に即座に知らせることができ
るようにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ出力装置
は、出力制御用データとともに伝送されてきたデータを
受信する受信手段(例えば、図2に示すデータ受信装置
201など)と、受信手段により受信されたデータおよ
び出力制御用データを記録する記録媒体(例えば、図2
に示すデータ記録媒体7など)と、記録媒体に記録され
たデータを出力する出力手段(例えば、図1に示す音声
出力装置203や、図2に示す表示部14など)とを備
え、出力制御用データは、データが強制的に出力される
べき種別の緊急情報であるか否かを示す種別フラグを含
み、種別フラグが、受信手段により受信されたデータが
強制的に出力されるべき種別の緊急情報であることを示
しているとき、そのデータを、出力手段に、強制的に出
力させることを特徴とする。
【0008】このデータ出力装置においては、出力制御
データが、データを強制的に出力するか否かを指定する
ための強制フラグをさらに含む場合、強制フラグが、記
録媒体に記録されたデータを強制的に出力するように指
定しているとき、そのデータが強制的に出力されるべき
種別の緊急情報でなくても、そのデータを、出力手段
に、強制的に出力させることができる。
【0009】出力制御データが、データを出力するとき
の順序を指定する出力順序をさらに含む場合、出力手段
に、データを、出力順序にしたがって出力させることが
できる。また、出力制御データが、データを出力すると
きの条件を指定する出力条件をさらに含む場合、出力手
段に、データを、出力条件にしたがって出力させること
ができる。
【0010】出力条件は、表示可能なデータを表示する
ときの画面の大きさ、フォントのサイズ、フォントの種
類、もしくはバックグランドの明度、または音声出力可
能なデータを出力するときの音量とすることができる。
また、種別フラグが、受信手段により受信されたデータ
が強制的に出力されるべき種別の緊急情報であることを
示している場合、装置の電源のON/OFF状態を判定
させ、電源がOFF状態であるとき、電源をONにさせ
ることができる。
【0011】
【作用】上記構成のデータ出力装置においては、出力制
御用データとともに伝送されてきたデータが受信され
て、データ記録媒体7に記録され、音声出力装置203
から出力され、あるいは表示部14で表示される。出力
制御用データは、データが強制的に出力されるべき種別
の緊急情報であるか否かを示す種別フラグを含み、種別
フラグが、データ受信装置201で受信されたデータが
強制的に出力されるべき種別の緊急情報であることを示
しているとき、そのデータは、音声出力装置203から
強制的に出力され、あるいは表示部14で強制的に表示
される。従って、緊急情報を視聴者に即座に知らせるこ
とができる。
【0012】また、出力制御データが、データを強制的
に出力するか否かを指定するための強制フラグをさらに
含み、強制フラグが、データ記録媒体7に記録されたデ
ータを強制的に出力するように指定しているとき、その
データが強制的に出力されるべき種別の緊急情報でなく
ても、そのデータを、音声出力装置203または表示部
14に、強制的に出力させる場合においては、視聴者に
視聴させたいデータを指定しておくことにより、そのデ
ータを、視聴者に、いわば半強制的に視聴させることが
できる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の一実施例であるユーザ端末
105により、伝送されてきたデータを受信するデータ
放送システムの構成例を示している。このデータ放送シ
ステムによれば、例えば新聞や、書籍、雑誌などの刊行
物のデータを中心とするマルチメディアデータやその他
のデータが放送され、受信側では、これを受信して記録
媒体(例えば、データ記録媒体7など)に記録し、所望
するときにそこからデータを読み出して視聴することが
できるようになされている。
【0014】情報提供者101としての、例えば新聞社
A,Bには、紙面データベースが蓄えられている。この
紙面データベースには、新聞に印刷するための記事や写
真、図面の情報、さらにはレイアウト情報などを含んで
いる。このデータベースのデータ(テキストデータある
いはイメージデータ)は、すべてディジタル化されてお
り、必要に応じてサービス運用会社(あるいはデータ加
工会社)102に伝送され、そこにおいて編集(加工)
される。
【0015】即ち、データベースのデータは、例えば各
紙面ごとに、受信側(ユーザ端末105)において検索
し易いフォーマットに編集される。例えば、この編集に
より、レイアウトはそのままで、見出しだけが見える形
で紙面がそのまま縮小された検索のための画面(検索紙
面)が作成される。さらに、この見出しから、それに対
応する記事(記事紙面)を表示することができるよう
に、検索の画面(見出し)と、その詳細を記述した記事
データとの関係付けが行われる。
【0016】さらに、情報提供者101としてのテレビ
局からサービス運用会社102には、例えば付加的な動
画像データ(例えば、新聞記事に対応する、ニュース番
組の画像、音声、あるいはスポーツ番組のハイライトシ
ーンの画像、音声など)などが、必要に応じて伝送され
る。サービス運用会社102では、これらの情報(これ
も、例えば上述したデータベースのデータと同様にディ
ジタル化されている)も、受信側(ユーザ端末105)
において検索し易いフォーマットに編集される(この場
合、上述したように、情報を画面表示するときのレイア
ウトの編集の他、その情報と、その情報に対応する新聞
記事との関係付けなども行われる)。
【0017】また、情報提供者101(図1において
は、新聞社A,B、テレビ局)からは、上述したデータ
の他、制御データ(詳細は、後述する)も必要に応じ
て、サービス運用会社102に伝送され、そこで加工さ
れる。
【0018】以上のような、受信側で検索し易い形態に
編集したデータであって、テキストデータ、画像デー
タ、および音声データを組み合わせた、新聞データを核
とするマルチメディア新聞データは、制御データを加え
て、サービス運用会社102から、無線回線を構成す
る、例えば衛星(放送衛星または通信衛星)103、あ
るいは有線回線である、例えば公衆回線網(例えば、I
SDNやPSTNなど)104やその他CATV網など
を介して、受信側(ユーザ端末105)に伝送される。
【0019】なお、データが、衛星103を経由して伝
送される場合、そのデータは、例えば衛星のディジタル
データチャンネルに挿入されて伝送される。
【0020】受信側であるユーザ端末105において
は、サービス運用会社102から伝送されてきた信号
が、室外装置(パラボラアンテナ)1により受信され、
所定の中間周波信号(IF信号)に変換される。このI
F信号は、データ受信装置201に入力される。データ
受信装置201は、入力されたIF信号に対し、復調処
理などの所定の受信処理を施し、例えば光磁気ディスク
(MO)などでなるデータ記録媒体7に記録する。な
お、データ記録媒体7は、データ受信装置201のスロ
ット7aに対し、着脱可能になされている。
【0021】データ記録媒体7にデータを記録した後、
ユーザは、データ記録媒体7をデータ受信装置201に
装着したまま、そこからデータを読み出して、必要に応
じて表示装置202に、そのデータに対応する画像を表
示させたり、あるいは音声出力装置(例えば、スピーカ
などでなる)203から、そのデータに対応する音声を
出力させることができる。また、ユーザは、データ記録
媒体7を、例えばポータブル端末や、デスクトップ型の
端末などに装着し、そこからデータを読み出して、上述
のように画像や音声を出力させることができる。
【0022】図2は、ユーザ端末105(データ受信装
置201および表示装置202)の詳細構成例を示して
いる。例えば、データが、衛星103(図1)を介して
伝送されてきた場合、そのデータは、室外装置(例え
ば、パラボラアンテナなど)1で受信され、IF信号に
変換されて、データ受信部3に供給される。また、例え
ば、データが、公衆回線網104を介して伝送されてき
た場合、そのデータは、データ受信部3で受信される。
データ受信部3は、入力されたデータに、所定の受信処
理(例えば、復調処理など)を施し、その結果得られた
データを、データ種別判別部2(詳細は、後述する)を
介して、例えば光磁気ディスクなどでなるデータ記録媒
体7に供給して記録させる。
【0023】なお、データをデータ記録媒体7に記録さ
せず、データ受信部3から、後段のブロックに直接供給
するようにし、これにより、受信したデータを、音声出
力装置203(図1)や表示部14から即座に出力させ
るようにすることも可能である。
【0024】また、ユーザは、データを受信するために
は、情報提供者101(あるいはサービス運用会社10
2)と受信契約を結ぶ必要がある。サービス運用会社1
02から伝送されてくるデータは、受信契約を結んだユ
ーザの有するユーザ端末でのみ受信可能になされてい
る。
【0025】データ記録媒体7にデータが記録された後
は、入力ペン(電子ペン)3aやマウス3bなどを操作
することにより、そのデータを読み出して視聴すること
ができる。即ち、入力ペン3a(マウス3bについても
同様)が操作されると、指示操作入力部11は、その操
作(イベント)に対応した入力イベント情報を生成し、
表示/再生管理部9またはユーザ情報/表示条件管理部
10に出力する。
【0026】表示/再生管理部9は、指示操作入力部1
1から所定のイベント情報を受信すると(あるいは、後
述するように、ユーザ情報/表示条件管理部10から表
示命令を受信した場合も同様)、データ記録媒体7から
データを読み出す。
【0027】データ記録媒体7は、マルチメディア新聞
データおよびそれに付随する制御データを記録すること
のできる容量を有し、そこに記録されたデータのうち、
マルチメディア新聞データは、表示/再生管理部9の要
求にしたがって読み出される。即ち、表示/再生管理部
9は、データ復元部4を介してデータ読み出し部5を制
御し、データ記録媒体7から、入力イベント情報(ある
いは表示命令)に対応したマルチメディア新聞データを
読み出させる。データ記録媒体7から読み出されたマル
チメディア新聞データは、データ読み出し部5を介し
て、データ復元部4に供給され、そこで復元され、さら
に後段のブロックで扱い易いフォーマットに変換され
る。フォーマットの変換されたマルチメディア新聞デー
タは、データ復元部4から表示/再生管理部9に供給さ
れる。
【0028】以上のようにして、表示/再生管理部9
は、データ記録媒体7に記録されたマルチメディア新聞
データを読み出す。なお、表示/再生管理部9は、デー
タ記録媒体7に記録されたマルチメディア新聞データ
を、例えば新聞記事のジャンル単位や、ページ単位、あ
るいは見出し単位などの所定の単位で読み出すようにな
されている。
【0029】表示/再生管理部9では、データ記録媒体
7から読み出されたマルチメディア新聞データが、音声
再生部12、動画再生部13、または表示部14に供給
される。即ち、マルチメディア新聞データが、音声デー
タである場合には音声再生部12に、動画像データであ
る場合には動画再生部13に、テキストデータまたはイ
メージデータ(例えば、写真などの静止画のデータな
ど)である場合には表示部14に、それぞれ出力する。
【0030】動画再生部13は、表示/再生管理部9か
ら動画像データが供給されると、その動画像データ(こ
れは、画像データと、その画像データに付随する音声デ
ータでなる)から、画像データと音声データとを分離す
る。そして、画像データは表示部14に、音声データは
音声再生部12にそれぞれ出力する。
【0031】音声再生部12は、表示/再生管理部9ま
たは動画再生部13から供給される音声データをD/A
変換して、音声出力装置203に供給して出力させる。
表示部14は、表示/再生管理部9から供給されるテキ
ストデータやイメージデータ、または動画像再生部13
から供給される画像データを表示する。
【0032】以上のようにして、データ記録媒体7から
読み出されたマルチメディア新聞データは、所定の単位
で、画像(テキスト、イメージ、動画像)として表示さ
れ、あるいは音声として出力される。
【0033】例えばいま、ジャンル単位で新聞記事の表
示が行われるとした場合、あるジャンルの新聞記事が表
示された後は、入力ペン3aあるいはマウス3bを操作
することにより、その新聞記事の画面を拡大させたり、
あるいはその前後の新聞記事を表示させたりすることが
できる。即ち、入力ペン3aあるいはマウス3bを操作
すると、その操作に対応する入力イベント情報が、指示
操作入力部11から表示/再生管理部9に供給され、表
示/再生管理部9は、その入力イベント情報にしたがっ
て、いま表示部14で表示されている新聞記事の画面を
拡大させたり、あるいはその前後の新聞記事を、データ
読み出し部5およびデータ復元部4を介してデータ記録
媒体7から読み出し、表示部14に表示させたりする。
【0034】また、マルチメディア新聞データは、例え
ば次のようにして表示(出力)することができるように
もなされている。
【0035】即ち、入力ペン3aやマウス3bが操作さ
れ、これにより指示操作入力部11でその操作に対応す
るイベント情報が発生されて、ユーザ情報/表示条件管
理部10に出力される。ユーザ情報/表示条件管理部1
0は、指示操作入力部11から所定のイベント情報を受
信すると(後述するように、表示/再生管理部9から表
示命令要求を受信した場合も同様)、個人表示条件読み
出し部8を制御し、データ記録媒体7に記録されたデー
タのうちの制御データを読み出させる。データ記録媒体
7から読み出された制御データは、個人表示条件読み出
し部8からユーザ情報/表示条件管理部10に供給され
る。
【0036】ユーザ情報/表示条件管理部10は、制御
データに対応した表示命令(コマンド)を、表示/再生
管理部9に出力し、これによりデータ記録媒体7から、
データ読み出し部5およびデータ復元部4を介して、所
定のマルチメディア新聞データを読み出させる。さら
に、ユーザ情報/表示条件管理部10は、表示/再生管
理部9を制御し、データ記録媒体7から読み出させたマ
ルチメディア新聞データを、音声再生部12、動画再生
部13、または表示部14に供給させるとともに、制御
データに対応した表示条件を、動画再生部13または表
示部14に供給させる。
【0037】即ち、マルチメディア新聞データが音声デ
ータであった場合、その音声データは、音声再生部12
に供給され、音声として出力される。また、マルチメデ
ィア新聞データが動画像データであった場合、その動画
像データは、動画像再生部13に供給され、そこで画像
データと音声データとに分離される。音声データは、音
声再生部12に供給され、音声として出力される。ま
た、画像データは、表示部14に供給される。なお、こ
のとき、画像データは、上述したように制御データに対
応した表示条件とともに表示部14に供給される。表示
部14では、制御データに対応した表示条件にしたがっ
て、画像データが表示される。
【0038】また、マルチメディア新聞データがテキス
トデータまたは静止画データであった場合、そのテキス
トデータまたは静止画データは、表示部14に供給され
る。なお、このとき、テキストデータまたは静止画デー
タは、上述したように制御データに対応した表示条件と
ともに表示部14に供給される。表示部14では、制御
データに対応した表示条件にしたがって、テキストデー
タまたは静止画データが表示される。
【0039】ユーザ情報/表示条件管理部10は、上述
のように、表示/再生管理部9を介して、動画再生部1
3または表示部14に対し、制御データに対応した表示
条件を供給することにより、動画再生部13または表示
部14をそれぞれ制御するようになされている。
【0040】ここで、制御データによれば、マルチメデ
ィア新聞データを、例えば新聞記事のジャンル単位で表
示するときの順序(表示順序)および条件(表示条件)
を制御する(決める)ことができるようになされてお
り、そのフォーマットは、例えば図3に示すようになさ
れている。
【0041】即ち、制御データ(表示用制御データ)
は、ヘッダ部とそれに続くデータ部とで構成されてお
り、ヘッダ部には、例えば新聞の日付、データ種別、新
聞が朝刊か夕刊かを示す情報(朝/夕)、ユーザが受信
契約を結んでいる新聞記事のジャンル数などが配置され
ている。なお、データ種別については後述する。
【0042】ヘッダ部に続くデータ部には、ジャンル番
号、表示条件、および強制フラグが繰り返し配置されて
いる。
【0043】ジャンル番号は、マルチメディア新聞デー
タ(以下、適宜、単に新聞データという)に、新聞記事
のジャンル単位であらかじめ付されているユニークな番
号であり(なお、図1のデータ放送システムによれば、
新聞データ以外のデータも放送されるが、そのデータに
も所定の単位で、ジャンル番号に相当するユニークな番
号(この番号もジャンル番号という)が付されてい
る)、図1で説明した情報提供者101では、新聞デー
タに共通のジャンル番号が付されるようになされてい
る。即ち、新聞社AおよびBでは、例えば総合欄(面)
には1、政治欄(面)には2、国際欄(面)には3、・
・・というように、共通のジャンル番号が、新聞データ
に付されるようになされている。表示条件は、新聞デー
タを表示するときの条件で、ここでは、例えば画面のサ
イズ(画面サイズ)、フォントのサイズ(フォントサイ
ズ)、フォントの種類(フォント種類)、バックグラン
ドの明度(バックの明度)で構成されている。強制フラ
グについては後述する。
【0044】データ部には、上述したジャンル番号、表
示条件、および強制フラグの組が、そのジャンル番号に
対応するジャンルの新聞データを表示するときの表示順
序にしたがって配置されている。この制御データにおけ
る表示順序および表示条件は、例えば図1の情報提供者
101としての新聞社、あるいはサービス運用会社10
2において設定される。
【0045】以上のような制御データにしたがって、新
聞データの表示が行われる場合、まずデータ部の最初に
配置されているジャンル番号1に対応するジャンルの新
聞データが、それと組になっている表示条件に記述され
ている画面サイズ、フォントサイズ、フォント種類、バ
ックの明度で表示される。そして、次の新聞データを表
示するように、入力ペン3aあるいはマウス3bが操作
されると、データ部の2番目に配置されているジャンル
番号2に対応するジャンルの新聞データが、それと組に
なっている表示条件に記述されている画面サイズ、フォ
ントサイズ、フォント種類、バックの明度で表示され
る。以下、同様にして、制御データにしたがった表示順
序および表示条件で、新聞データの表示が行われる。
【0046】次に、図2のユーザ端末105では、以上
のような表示順序または表示条件をユーザことにカスタ
マイズした個人カスタマイズデータとすることができる
ようになされている。即ち、入力ペン3aあるいはマウ
ス3bを操作して、ユーザの嗜好にあった表示順序、表
示条件を指定し、これを個人カスタマイズデータとし
て、指示操作入力部11、ユーザ情報/表示条件管理部
10、および個人表示条件書き込み部6(この個人表示
条件書き込み部6は、ユーザ情報/表示条件管理部10
に制御され、入力されたデータをデータ記録媒体7に記
録するようになされている)を介して、データ記録媒体
7に記録(登録)しておき、制御データに代えて、個人
カスタマイズデータにしたがって、上述したように新聞
データの表示を行うことができるようになされている。
【0047】なお、データ記録媒体7には、複数ユーザ
の個人カスタマイズデータをテーブル化して記録(登
録)しておくことができるようになされている。データ
記録媒体7に、複数の個人カスタマイズデータ、即ち複
数パターンの表示順序および表示条件が登録されている
場合、いずれの個人カスタマイズデータにしたがって新
聞データの表示を行うかは、入力ペン3aあるいはマウ
ス3bを操作することにより選択することができるよう
になされている。また、データ記録媒体7に記録した個
人化カスタマイズデータは、入力ペン3aあるいはマウ
ス3bを操作することにより変更あるいは消去すること
ができるようになされている。
【0048】図4は、個人カスタマイズデータのフォー
マットを示している。個人カスタマイズデータは、図3
で説明した制御データと同様に、ヘッダ部とデータ部と
から構成される。ヘッダ部には、個人カスタマイズデー
タをデータ記録媒体7に登録(記録)した日付(登録日
付)と、データ部に配置されるジャンル番号の数が順次
配置されて構成されている。データ部は、ジャンル番号
と、それに対応するジャンルの新聞データ表示するとき
の表示条件との組が、新聞データを表示するときの表示
順序にしたがって配置されて構成されている。
【0049】ユーザは、自身の嗜好にあった表示順序、
表示条件を指定し、これを個人カスタマイズデータとし
て登録しておくことができる。従って、この個人カスタ
マイズデータにしたがって、新聞データの表示を行う場
合、ユーザが、表示順序や表示条件をいちいち指定しな
くても、そのユーザの嗜好にあった表示順序、表示条件
で、新聞データの表示がなされることになる。
【0050】即ち、個人カスタマイズデータによれば、
例えば表示条件の中のフォントサイズに注目した場合、
例えば総合面の新聞データは、制御データによる場合と
同様のフォントサイズで表示し、また政治面の新聞デー
タは、制御データによる場合より大きいサイズで表示す
るようにすることができる。さらに、例えば経済面の新
聞データは、制御データによる場合より小さなサイズで
表示するようにすることができる。
【0051】表示条件は、所定の表示単位としての、例
えばジャンルごとに指定可能であり、表示条件のうち
の、例えばフォントサイズをジャンルごとに指定して登
録しておいた場合には、上述のように、ジャンルごと
に、フォントサイズを変えて、新聞記事の表示が行われ
る。
【0052】制御データには、ユーザが契約した新聞デ
ータのすべてのジャンルの表示順序および表示条件を規
定しておく必要があるが、個人カスタマイズデータにつ
いては、その必要はない。即ち、例えば15のジャンル
の新聞データがサービス運用会社102(図1)から伝
送されてくる場合、その新聞データとともに伝送される
制御データには、図3に示したように、15のジャンル
の新聞データの表示順序(図3においては、ジャンル番
号の昇順となっている)および表示条件すべてを規定し
ておく必要がある。
【0053】しかしながら、ユーザが指定して登録する
個人カスタマイズデータには、そのユーザが所望するジ
ャンルのジャンル番号のみを、同じくそのユーザが所望
する表示順序に対応する順番で登録すれば良く、15の
ジャンルすべてに関して表示順序を登録する必要はな
い。個人カスタマイズデータに登録されていないジャン
ル番号に対応するジャンルの新聞データは、その個人カ
スタマイズデータを使用する場合には出力されないの
で、ユーザが興味のないジャンルの新聞データが表示さ
れることを防止することができる。
【0054】また、表示条件も、ジャンル番号を登録し
たジャンルの新聞データを表示するときの、そのユーザ
が所望する表示条件のみを登録するようにすれば良く、
制御データによる場合のように、画面サイズ、フォント
サイズ、フォント種類、およびバックの明度のすべてを
登録する必要はない(なお、登録されていない表示条件
については、例えば前回の表示時の表示条件や、制御デ
ータに登録されている表示条件などが用いられる)。
【0055】新聞データの表示にあたって、制御データ
および個人カスタマイズデータのうちのいずれを用いる
かは、入力ペン3aあるいはマウス3bを操作し、指示
操作入力部11からユーザ情報/表示条件管理部10
に、所定のイベント情報を入力することにより決定され
るようになされている。
【0056】即ち、制御データを用いるように、入力ペ
ン3aあるいはマウス3bが操作された場合には、ユー
ザ情報/表示条件管理部10は、データ記録媒体7から
個人表示条件読み出し部8を介して、制御データを読み
出し、上述したように、その制御データにしたがった表
示命令(データ記録媒体7から読み出す新聞データのジ
ャンルを指示する命令)を表示/再生管理部9に出力
し、またその制御データにしたがった表示条件を、表示
/再生管理部9を介して、動画再生部13または表示部
14に出力する。一方、個人カスタマイズデータを用い
るように、入力ペン3aあるいはマウス3bが操作され
た場合には、ユーザ情報/表示条件管理部10は、デー
タ記録媒体7から個人表示条件読み出し部8を介して、
個人カスタマイズデータを読み出し、その個人カスタマ
イズデータにしたがった表示命令を表示/再生管理部9
に出力し、またその個人カスタマイズデータにしたがっ
た表示条件を、表示/再生管理部9を介して、動画再生
部13または表示部14に出力する。
【0057】ここで、図2においては、入力ペン2aあ
るいはマウス3bの操作に対応する操作信号としての入
力イベント情報は、その内容に対応して、指示操作入力
部11から、表示/再生管理部9およびユーザ情報/表
示条件管理部10のうちのいずれかに出力されるように
なされている。即ち、図5に示すように、例えば新聞デ
ータの表示時に用いる個人カスタマイズデータを指定す
るとき(どのユーザか)や、新聞データの表示時に制御
データを用いることを指定するとき(Default
か)、あるいは個人カスタマイズデータを新規登録する
とき(新規登録か)などの、いわばユーザ個別の情報の
選択に関する入力イベント情報(ユーザ情報関係イベン
ト情報)は、指示操作入力部11からユーザ情報/表示
条件管理部10に出力される。
【0058】また、指示操作入力部11からユーザ情報
/表示条件管理部10へは、同図に示すように、あるジ
ャンルの新聞記事を視聴している最中において、その次
のジャンルや前のジャンルの新聞記事を表示させたり、
また表示中の新聞データを拡大させたり、あるいは表示
を終了させたりするための、いわば表示処理そのものに
関する入力イベント情報(表示処理関係イベント情報)
が出力される。
【0059】次に、図6のフローチャートを参照して、
ユーザ情報/表示条件管理部10の動作について詳述す
る。なお、データ記録媒体7には、新聞データととも
に、制御データが、既に記録されているものとする。
【0060】例えば装置の電源がON状態にされると、
ユーザ情報/表示条件管理部10では、まずステップS
1において、初期設定が行われる。即ち、ユーザ情報/
表示条件管理部10は、表示/再生管理部9を制御し、
表示部14にメニュー画面を表示させる。このメニュー
画面は、新聞データを表示するときに、制御データを用
いるか、あるいは個人カスタマイズデータを用いるかを
選択するための画面とされている。
【0061】ユーザは、このメニュー画面を見ながら、
入力ペン3aまたはマウス3bを操作して、新聞データ
の表示を行うモードを、制御データおよび個人カスタマ
イズデータのうちのいずれを用いるモードとするかを決
定する(以下、適宜、制御データまたは個人カスタマイ
ズデータを用いて、新聞データの表示を行うモードを、
それぞれ制御モードまたはユーザモードという)。
【0062】ここでは、制御モードが選択されたものと
する。
【0063】初期設定処理後、ステップS22に進み、
制御データが、個人表示条件読み出し部8を介してデー
タ記録媒体7から読み出される。
【0064】そして、ユーザ情報/表示条件管理部10
では、ステップS23に進み、データ記録媒体7から読
み出した制御データにしたがって、第1表示ジャンル
(データ部の1番目(最初)に配置されているジャンル
番号に対応するジャンル)の新聞データを表示するよう
に指令する表示命令が、表示/再生管理部9に転送され
る。さらに、そのジャンル番号と組になっている表示条
件も、表示/再生管理部9に転送される。
【0065】ここで、以下、表示条件も表示命令に含ま
れるものとする
【0066】表示/再生管理部9では、表示命令を受信
すると、その表示命令に対応するジャンルの新聞データ
が、上述したようにして、データ記録媒体7から読み出
され、表示命令に含まれる表示条件とともに、表示部1
4に、あるいは動画再生部13を介して表示部14に供
給される。これにより、表示部14では、制御データの
データ部に配置された第1表示ジャンルの新聞データ
が、その第1表示ジャンルに対応するジャンル番号と組
になっている表示条件にしたがって表示される。
【0067】その後、ステップS24に進み、制御デー
タにおける次ジャンル(制御データにおいて、いま表示
されている新聞データのジャンルに対応するジャンル番
号の次に配置されているジャンル番号に対応するジャン
ル)の新聞データを表示する表示命令の要求(この要求
は、後述する図7のステップS67で行われる)が、表
示/再生管理部9からあったか否かが判定される。ステ
ップS24において、次ジャンルの新聞データを表示す
る表示命令の要求が、表示/再生管理部9からあったと
判定された場合、ステップS25に進み、制御データに
次ジャンルに対応するジャンル番号が登録されているか
否かが判定される。
【0068】ステップS25において、制御データに次
ジャンルに対応するジャンル番号が登録されていないと
判定された場合、ステップS27に進み、表示/再生管
理部9に対し、制御データに次ジャンルに対応するジャ
ンル番号が登録されていない旨のメッセージが転送され
(制御データに次ジャンルに対応するジャンル番号が登
録されていない旨の報告がなされ)、ステップS24に
戻る。
【0069】また、ステップS25において、制御デー
タに次ジャンルに対応するジャンル番号が登録されてい
ると判定された場合、ステップS26に進み、制御デー
タに登録されている、次ジャンルに対応するジャンル番
号およびそれと組になっている表示条件が、表示命令と
して、表示/再生管理部9に転送される。
【0070】これにより、上述したように、表示部14
では、次ジャンルの新聞データが、その次ジャンルに対
応する表示条件で表示される。
【0071】一方、ステップS24において、次ジャン
ルの新聞データを表示する表示命令の要求が、表示/再
生管理部9からなかったと判定された場合、ステップS
28に進み、制御データにおける前ジャンル(制御デー
タにおいて、いま表示されている新聞データのジャンル
に対応するジャンル番号の前に配置されているジャンル
番号に対応するジャンル)の新聞データを表示する表示
命令の要求(この要求も、後述する図7のステップS6
7で行われる)が、表示/再生管理部9からあったか否
かが判定される。ステップS28において、前ジャンル
の新聞データを表示する表示命令の要求が、表示/再生
管理部9からあったと判定された場合、ステップS29
に進み、制御データに前ジャンルに対応するジャンル番
号が登録されているか否かが判定される。
【0072】ステップS29において、制御データに前
ジャンルに対応するジャンル番号が登録されていないと
判定された場合、ステップS31に進み、表示/再生管
理部9に対し、制御データに前ジャンルに対応するジャ
ンル番号が登録されていない旨のメッセージが転送され
(制御データに前ジャンルに対応するジャンル番号が登
録されていない旨の報告がなされ)、ステップS24に
戻る。
【0073】また、ステップS29において、制御デー
タに前ジャンルに対応するジャンル番号が登録されてい
ると判定された場合、ステップS30に進み、制御デー
タに登録されている、前ジャンルに対応するジャンル番
号およびそれと組になっている表示条件が、表示命令と
して、表示/再生管理部9に転送される。
【0074】これにより、上述したように、表示部14
では、前ジャンルの新聞データが、その前ジャンルに対
応する表示条件で表示される。
【0075】一方、ステップS28において、前ジャン
ルの新聞データを表示する表示命令の要求が、表示/再
生管理部9からなかったと判定された場合、ステップS
32に進み、処理を終了するように指示する終了要求
(この要求は、後述する図7のステップS72の処理後
に行われる)が、表示/再生管理部9からあったか否か
が判定される。ステップS32において、終了要求が、
表示/再生管理部9からなかったと判定された場合、ス
テップS24に戻る。また、ステップ32において、終
了要求が、表示/再生管理部9からあったと判定された
場合、処理を終了する。
【0076】次に、図7は、表示/再生管理部9の詳細
動作を説明するフローチャートである。例えば、装置の
電源がON状態にされると、表示/再生管理部9では、
まず最初にステップS61において、図6のステップS
21で説明した初期設定処理に対応する初期設定処理が
行われる。そして、ステップS62に進み、ユーザ情報
/表示条件管理部10から表示命令(これは、図6のス
テップS23,S26,S30で転送される)が転送さ
れてきたか否かが判定される。ステップS62におい
て、ユーザ情報/表示条件管理部10から表示命令が転
送されてきたと判定された場合、ステップS63に進
み、ユーザ情報/表示条件管理部10からの表示命令に
対応するジャンルの新聞データが、データ読み出し部5
およびデータ復元部4を介してデータ記録媒体7から読
み出され(ロードされ)、ステップS64に進む。
【0077】ステップS64では、データ記録媒体7か
ら読み出されたジャンルの新聞データ(表示イメージデ
ータ)が、ユーザ情報/表示条件管理部10からの表示
命令に含まれる表示条件とともに、表示部14に、ある
いは動画再生部13を介して表示部14に転送され、ス
テップS65に進む。これにより、表示部14では、所
定のジャンルの新聞データが、所定の表示条件にしたが
って表示される。
【0078】一方、ステップS62において、ユーザ情
報/表示条件管理部10から表示命令が転送されてきて
いないと判定された場合、ステップS63およびS64
をスキップして、ステップS65に進み、入力イベント
があったか否かが判定される。ステップS65におい
て、入力イベントがなかったと判定された場合、ステッ
プS65に戻る。
【0079】また、ステップS65において、入力イベ
ントがあったと判定された場合、ステップS66に進
み、その入力イベントが、ユーザからの次ジャンルの新
聞データの表示の要求に対応するものであるか否かが判
定される。ステップS66において、入力イベントが、
ユーザからの次ジャンルの新聞データの表示の要求に対
応するものであると判定された場合、ステップS67に
進み、ユーザ情報/表示条件管理部10に対し、次ジャ
ンルの新聞データを表示するように指示する表示命令を
転送するように要求がなされる。そして、ステップS6
8に進み、ユーザ情報/表示条件管理部10から、表示
命令が転送されてきたか否かが判定される。
【0080】ステップS68において、ユーザ情報/表
示条件管理部10から、表示命令が転送されてきていな
いと判定された場合、即ち図6のステップS27で説明
した次ジャンルに対応するジャンル番号が登録されてい
ない旨のメッセージが転送されてきた場合、ステップS
65に戻る。また、ステップS68において、ユーザ情
報/表示条件管理部10から、表示命令が転送されてき
たと判定された場合、ステップS69に進み、その表示
命令に対応するジャンル、即ち次ジャンルの新聞データ
が、データ読み出し部5およびデータ復元部4を介して
データ記録媒体7から読み出され(ロードされ)、ステ
ップS70に進む。
【0081】ステップS70では、データ記録媒体7か
ら読み出された次ジャンルの新聞データ(表示イメージ
データ)が、ユーザ情報/表示条件管理部10からの表
示命令に含まれる表示条件とともに、表示部14に、あ
るいは動画再生部13を介して表示部14に転送され、
ステップS65に戻る。これにより、表示部14では、
次ジャンルの新聞データが、所定の表示条件にしたがっ
て表示される。
【0082】一方、ステップS66において、入力イベ
ントが、ユーザからの次ジャンルの新聞データの表示の
要求に対応するものでないと判定された場合、ステップ
S71に進み、その入力イベントが、ユーザからの前ジ
ャンルの新聞データの表示の要求に対応するものである
か否かが判定される。ステップS71において、入力イ
ベントが、ユーザからの前ジャンルの新聞データの表示
の要求に対応するものであると判定された場合、ステッ
プS67に進み、ユーザ情報/表示条件管理部10に対
し、前ジャンルの新聞データを表示するように指示する
表示命令を転送するように要求がなされ、以下ステップ
S68乃至S70で上述した場合と同様の処理が行われ
る。
【0083】また、ステップS71において、入力イベ
ントが、ユーザからの前ジャンルの新聞データの表示の
要求に対応するものでないと判定された場合、ステップ
S72に進み、その入力イベントが、処理を終了するよ
うに指示する終了要求に対応するものであるか否かが判
定される。ステップS72において、入力イベントが、
終了要求に対応するものでないと判定された場合、ステ
ップS65に戻る。また、ステップS72において、入
力イベントが、終了要求に対応するものであると判定さ
れた場合、ユーザ情報/表示条件管理部10に対し、終
了要求がなされ、処理を終了する。
【0084】なお、図6のステップS21において、制
御モードではなく、ユーザモードが選択された場合に
は、上述した図6および図7の説明のうち、「制御デー
タ」を、「個人カスタマイズデータ」に読み替えた処理
が行われる。
【0085】従って、ユーザは、個人カスタマイズデー
タを登録しておくことにより、容易に、自身の嗜好にあ
った順序および条件で、電子的に配信された新聞データ
を視聴することができる。また、ユーザは、個人カスタ
マイズデータを登録しておかなくても、デフォルトデー
タにおける表示順序および表示条件にしたがって新聞デ
ータを視聴することができる。
【0086】なお、以上においては、表示条件として、
画面サイズ、フォントサイズ、フォント種類、およびバ
ックグランドの明度を設定することができるようにした
が、その他の条件としての、例えばバックグランドの色
合いやフォントの色なども設定することが可能である。
表示条件をどのようなものとするかは、システム(装
置)の構成時に、必要なものを選択するようにすれば良
い。
【0087】また、上述の場合では、ジャンル単位の新
聞データの表示順序および表示条件を設定するようにし
たが、この他、例えばページ単位や見出し単位などで新
聞データの表示順序および表示条件を設定するようにす
ることが可能である。
【0088】さらに、上述の場合においては、表示順序
と表示条件の両方を個人カスタマイズデータとして登録
するようにしたが、そのうちのいずれかだけを登録する
ようにすることも可能である。
【0089】また、上述の場合においては、表示可能な
データを表示するときの表示順序と表示条件を個人カス
タマイズデータとして登録するようにしたが、この個人
カスタマイズデータには、音声として出力可能なデータ
の出力順序(再生順序)や出力条件(再生条件)を含ま
せることが可能である。音声として出力可能なデータの
出力条件としては、例えば音量や音声の高低などを設定
することが可能である。この場合、表示/再生管理部9
からは、音声データとともに、出力条件(再生条件)が
音声再生部12に供給され、これにより音声出力装置2
03(図1)では、音声データに対応する音声が、出力
条件(再生条件)にしたがって出力される。
【0090】さらに、同様に、制御データにも、音声と
して出力可能なデータの出力順序や出力条件を含ませる
ことが可能である。
【0091】以下、表示可能なデータを表示するときの
表示順序および音声として出力可能なデータを出力する
ときの出力順序の両方を含めて、出力順序と、表示可能
なデータを表示するときの表示条件および音声として出
力可能なデータを出力するときの出力条件の両方を含め
て、出力条件とそれぞれいう。
【0092】次に、図1に示したデータ放送システムに
おいては、通常モード、準強制モード、および強制モー
ドの3つの伝送モードで、サービス運用会社3から受信
者側(ユーザ端末105)へのデータの伝送が行われる
ようになされている。
【0093】通常モードでは、ユーザが、情報提供者1
01(あるいはサービス運用会社3)と受信契約(定期
講読契約)を結んだマルチメディア新聞データが、定期
的に伝送されるようになされている。従って、この通常
モードで伝送されるデータは、ユーザ端末105(デー
タ受信装置201)を有する、情報提供者101と受信
契約を結んだユーザのみが受信することができる(ユー
ザが、情報提供者101のうちの、例えば新聞社Aまた
はBと受信契約を結んでいれば、それぞれの新聞データ
を受信することができ、また例えば、両方と受信契約を
結んでいれば、両方の新聞データを受信することができ
る)。
【0094】準強制モードでは、通常モードにおける場
合と同様に、ユーザが受信契約を結んだデータに加え、
サービス運用会社102が何らかの理由によってユーザ
に視聴させたいデータが伝送されるようになされてい
る。また、データを、所定の表示条件で、ユーザに視聴
させたい場合(例えば、必ずカラーで、データを見せた
い場合など)に、伝送モードは、準強制モードとされる
ようになされている。
【0095】即ち、準強制モードでは、それほど緊急で
はないが、ユーザに視聴させたいデータが伝送された
り、また表示条件を、送信側(情報提供者101または
サービス運用会社)で強制的に設定することができるよ
うになされている。この場合、ユーザの意志(都合)に
関わらず、データを、いわば半強制的にユーザに視聴さ
せたり、データを、所定の表示条件で視聴させることが
できる。この準強制モードは、例えばある程度緊急なニ
ュースや広告を放送(伝送)する場合に有効である。
【0096】さらに、準強制モードにおいては、ユーザ
が、情報提供者101のすべてと受信契約を結んでいな
くても、そのうちのいずれか(図1に示した新聞社A,
B、およびテレビ局のうちの、例えば新聞社Aなど)と
受信契約を結んでいれば、そのユーザ(ユーザ端末10
5(データ受信装置201)を有するユーザ)に、デー
タを視聴させることができるようになされている。
【0097】ここで、上述したように、ユーザ端末10
5では、個人カスタマイズデータを登録しておくことに
より、ユーザの嗜好にあった出力条件で、データを出力
することができる。また、ユーザは、個人カスタマイズ
データに登録したジャンル番号のデータのみを視聴する
ことができる。従って、ユーザは、例えば白黒、かつ音
声出力なしという出力条件で、データを視聴する場合な
どがある。さらに、ユーザは、受信したデータのすべて
を、必ず視聴するとは限らない。即ち、ユーザによって
は、受信したデータのうち、例えばスポーツ面のデータ
しか視聴しない者もいれば、例えば総合面と経済面しか
視聴しない者もいる。
【0098】準強制モードによれば、上述したような白
黒、かつ音声出力なしという出力条件を個人カスタマイ
ズデータとして登録しているユーザに、半強制的に、カ
ラー、かつ音声出力有りという出力条件で、データを視
聴させることができる。さらに、個人カスタマイズデー
タに、スポーツ面のジャンル番号しか登録していないユ
ーザに、半強制的に、その他のデータを視聴させること
ができる。
【0099】強制モードでは、ユーザに強制的に視聴さ
せるべき緊急情報(例えば、地震や台風、津波などの災
害に関する情報、交通ストライキに関する情報、誘拐事
件などに関する情報など)が、非定期的(突発的)に伝
送される。この強制モードで伝送された緊急情報は、ユ
ーザの意志(都合)やユーザ端末105の状態に関係な
く、ユーザ端末105において、強制的に出力される。
【0100】即ち、例えばユーザが、あるデータを視聴
していた場合、そのデータに代えて、緊急情報が出力さ
れる。さらに、この場合、緊急情報は、それとともに伝
送された制御データに登録された出力条件で出力され
る。また、ユーザ端末105の電源がOFF状態であっ
た場合、電源が強制的にONにされ、これにより上述し
たように緊急情報が出力される。
【0101】この緊急モードで伝送されるデータ(緊急
情報)は、ユーザ端末105(データ受信装置201)
を有するユーザであれば、情報提供者101との受信契
約の有無に関係なく受信することができる。
【0102】次に、図8乃至図11および上述した図3
を参照して、通常モード、準強制モード、強制モードに
ついて、さらに説明する。まず、図8および図3を参照
して、通常モードについて詳述する。なお、ユーザは、
情報提供者101(図1)のうちの、例えば新聞社Aと
受信契約を結んでおり、またサービス運用会社3は、テ
レビ局とデータ(動画像データ)提供の契約を結んでい
るものとする。
【0103】図8は、通常モードでデータの伝送が行わ
れる場合の、データ放送システム(図1)におけるデー
タの流れを示している。同図に示すように、新聞社A
は、情報提供者端末52を有しており、そこには、上述
した紙面データベースが蓄えられている。また、情報提
供者端末52には、紙面データベースのデータ(新聞デ
ータ)の出力を制御するための制御データも蓄えられて
いる。情報提供者端末52からは、紙面データベースの
データ(新聞イメージデータ)と、制御データ(表示制
御用データ)が、必要に応じて、サービス運用会社3に
伝送される。
【0104】また、テレビ局は、情報提供者端末51を
有しており、そこには上述した動画像データ(音声デー
タおよび映像データ)とともに、その動画像データの出
力を制御するための制御データが蓄えられている。情報
提供者端末52からも、情報提供者端末52における場
合と同様に、動画像データおよび制御データが、必要に
応じて、サービス運用会社3に伝送される。
【0105】サービス運用会社3は、配信装置53を有
しており、そこでは、新聞社Aが有する情報提供者端末
52からの新聞データと、テレビ局からの動画像データ
が編集されるとともに、適宜組み合わされてマルチメデ
ィアデータとされる。
【0106】即ち、配信装置53は、情報提供者端末5
2からの新聞データに、動画像データの付加が必要なも
のがあると、その新聞データ(記事)に関する動画像デ
ータを、テレビ局の情報提供者端末51に要求する。情
報提供者端末51は、配信装置53から動画像データの
要求を受信すると、その要求のあった動画像データを、
配信装置53に伝送する。
【0107】配信装置53では、情報提供者端末51ま
たは52からそれぞれ供給された動画像データまたは新
聞データが、ユーザ端末105で扱い易い形に編集(加
工)され、最終的には、新聞データ(新聞イメージデー
タ)を核とするマルチメディアデータ(マルチメディア
新聞データ)とされる。
【0108】なお、サービス運用会社3が、動画像デー
タのデータベースを有し、その管理を行っているなら
ば、サービス運用会社3では、テレビ局からの動画像デ
ータではなく、自身が有するデータベースの動画像デー
タを用いるようにすることが可能である。
【0109】サービス運用会社102の配信装置53で
は、以上のようなデータの編集(加工)の他、情報提供
者端末51または52それぞれから伝送されてきた制御
データの加工も行われる。この加工により、情報提供者
端末51または52それぞれから伝送されてきた制御デ
ータは、例えば図3で説明したようなフォーマットの1
つの制御データにされる。なお、図3(後述する図11
も同様)には、音声の出力条件としての、例えば音量や
音声の高低などが示されていないが、これらは、図が煩
雑になるのを避けるために省略してある。
【0110】ここで、図3に示したように、制御データ
は、この制御データとともに伝送されるデータが強制的
に出力されるべき種別の緊急情報であるか否かを示す種
別フラグ(データ種別)を含んでいる。通常モードにお
いては、緊急情報ではなく、上述したように、情報提供
者101(あるいはサービス運用会社3)と受信契約を
結んだマルチメディア新聞データが、定期的に伝送され
るので、即ち、いわば通常のデータが伝送されるので、
データ種別は、「通常」とされる。
【0111】さらに、制御データは、この制御データと
ともに伝送されるデータを強制的に出力するか否かを指
定するための強制フラグを含んでいる。強制フラグは、
図3に示したように、例えば2ビットで構成されてお
り、そのうちの最初のビット(第1ビット)は、強制フ
ラグと組になっているジャンル番号に対応するジャンル
のデータを強制的に出力させるときは、0および1のう
ちの、例えば1にされ、強制的に出力させない、即ちユ
ーザによる装置(入力ペン3aやマウス3b)の操作に
したがって出力させるときは、0および1のうちの、例
えば0にされる。
【0112】強制フラグを構成する第2ビットは、強制
フラグと組になっているジャンル番号に対応するジャン
ルのデータを出力する際の出力条件として、その強制フ
ラグと組になっている出力条件を、強制的に使用させる
ときは、0および1のうちの、例えば1にされ、強制的
に使用させない、即ちユーザによる装置(入力ペン3a
やマウス3b)の操作にしたがって、制御データに登録
(記述)された出力条件、あるいは個人カスタマイズデ
ータに登録(記述)された出力条件を使用させるとき
は、0および1のうちの、例えば0にされる。
【0113】通常モードにおいては、強制フラグは「0
0」(第1および第2ビットとも0)とされる。従っ
て、通常モードで伝送されたデータは、ユーザによる装
置の操作にしたがって出力され、その出力に際しては、
ユーザによる装置の操作にしたがって、制御データに登
録された出力条件、あるいは個人カスタマイズデータに
登録された出力条件が使用される。
【0114】なお、強制フラグが「10」の場合、その
強制フラグと組になっているジャンル番号に対応するジ
ャンルのデータは、ユーザによる装置の操作に関係な
く、強制的に出力される。但し、その出力に際しては、
ユーザによる装置の操作にしたがって、制御データに登
録された出力条件、あるいは個人カスタマイズデータに
登録された出力条件が使用される。
【0115】また、強制フラグが「01」の場合、その
強制フラグと組になっているジャンル番号に対応するジ
ャンルのデータは、ユーザによる装置の操作にしたがっ
て出力される。但し、その出力に際しては、強制フラグ
と組になっている出力条件が、ユーザによる装置の操作
に関係なく、強制的に使用される。
【0116】さらに、強制フラグが「11」の場合、そ
の強制フラグと組になっているジャンル番号に対応する
ジャンルのデータは、ユーザによる装置の操作に関係な
く、強制的に出力され、さらにその出力に際しては、強
制フラグと組になっている出力条件が、ユーザによる装
置の操作に関係なく、強制的に使用される。
【0117】以上から、通常モードは、ユーザの意志に
基づいて、データの出力が可能なモードということがで
きる。
【0118】通常モードでは、以上のように加工された
制御データ(図3)とともに、データ(マルチメディア
新聞データ)が、配信装置53からユーザ端末105に
伝送(配信)される。
【0119】次に、図9は、準強制モードでデータの伝
送が行われる場合の、データ放送システム(図1)にお
けるデータの流れを示している。なお、図中、図8にお
ける場合と対応する部分については、同一の符号を付し
てある。さらに、この場合も、通常モードにおける場合
と同様に、ユーザは、情報提供者101(図1)のうち
の、例えば新聞社Aと受信契約を結んでおり、またサー
ビス運用会社3は、テレビ局とデータ(動画像データ)
提供の契約を結んでいるものとする。
【0120】この場合、新聞社Aまたはテレビ局が、例
えば緊急情報ではないが、ある程度緊急を要するデータ
(以下、準強制データという)を有するとき、情報提供
者端末51または52から、その準強制データが、上述
した通常モードで定期的に配信されるマルチメディア新
聞データ(以下、適宜、通常データという)とともに、
サービス運用会社102の配信装置53に伝送される。
【0121】また、この場合、情報提供者端末51また
は52から配信装置53へは、準強制データおよび通常
データとともに、制御データも伝送されるが、制御デー
タにおける、準強制データの出力条件の後に配置される
強制フラグは、「00」以外の値、即ち「01」、「1
0」、および「11」のうちのいずれかとされている。
【0122】配信装置53では、図8で説明したよう
に、そこに伝送されてきたデータ(準強制データおよび
通常データ、並びに制御データ)が編集(加工)され
る。なお、配信装置53においては、例えば準強制デー
タを、通常データの中に挿入する位置の指定などが、情
報提供者端末51または52からあった場合、その指定
通りになるように、データの編集(加工)が行われる。
【0123】以上のように編集(加工)のなされた準強
制データおよび通常データ、並びに制御データが、配信
装置53からユーザ端末105に伝送される。
【0124】なお、制御データは、図3で説明した通常
モードにおける場合と同様のフォーマットであるが、ヘ
ッダ部のデータ種別は、「準強制」とされる。
【0125】また、準強制モードでは、その他の情報提
供者としての、例えば国などの情報機関が、ユーザに対
して知らせたい準強制データを有するときなども、その
準強制データを、ユーザ端末105に伝送することがで
きる。即ち、この場合、その情報機関に設けられた情報
提供者端末54から、準強制データが、それを出力する
ときの出力条件(準強制データが、例えば表示可能なデ
ータだけでなる場合は、表示条件のみ)とともに、配信
装置53に伝送される。配信装置53では、情報提供者
端末54からの準強制データが、通常データの中に、適
宜挿入されるとともに、同じく情報提供者端末54から
の出力条件に、必要なデータ(ジャンル番号、強制フラ
グ(「01」、「10」、および「11」のうちのいず
れか))が付加され、制御データの中に組み込まれて、
ユーザ端末105に伝送される。
【0126】以上のように、準強制データに対応する強
制フラグは、「01」、「10」、および「11」のう
ちのいずれかにされているので、準強制データは、ユー
ザによる装置の操作に関係なく、強制的に出力され、ま
たはその出力に際して、強制フラグと組になっている出
力条件が、ユーザによる装置の操作に関係なく、強制的
に使用される。従って、準強制モードは、伝送するデー
タのうちの一部(準強制データ)の出力を、送信側か
ら、いわば選択的に制御することが可能なモードという
ことができる。
【0127】図10は、強制モードでデータの伝送が行
われる場合の、データ放送システム(図1)におけるデ
ータの流れを示している。なお、図中、図8または図9
における場合と対応する部分については、同一の符号を
付してある。
【0128】この場合、新聞社Aまたはテレビ局が、強
制的に出力されるべき種別の緊急情報(以下、適宜、強
制データという)を有するとき、情報提供者端末51ま
たは52から、その強制データが、サービス運用会社1
02の配信装置53に伝送される。
【0129】また、この場合、情報提供者端末51また
は52から配信装置53へは、強制データとともに、制
御データも伝送されるが、この制御データにおける、強
制データの出力条件の後に配置される強制フラグは、
「11」とされている。
【0130】配信装置53では、図8で説明したよう
に、そこに伝送されてきたデータ(強制データおよび制
御データ)が、受信側(ユーザ端末105)において扱
い易い形に編集(加工)される。
【0131】以上のように編集(加工)のなされた強制
データおよび制御データが、配信装置53からユーザ端
末105に伝送される。
【0132】ここで、配信装置53では、強制データに
対応する制御データは、例えば図11に示すようなフォ
ーマットとされる。即ち、ヘッダ部のデータ種別は、
「強制」とされる。さらに、強制データは、朝刊および
夕刊のうちのいずれに関するデータでもないので、新聞
が朝刊かあるいは夕刊かを示す情報(朝/夕)は、いず
れでもないことを示す、例えば0とされる。また、強制
フラグは、上述したように「11」とされている。
【0133】強制モードでは、その他の情報提供者とし
ての、例えば国などの情報機関が、強制データを有する
ときも、その強制データを、ユーザ端末105に伝送す
ることができる。即ち、この場合、その情報機関に設け
られた情報提供者端末54から、強制データが、それを
出力するときの出力条件(強制データが、表示可能なデ
ータだけでなる場合は、表示条件のみ)とともに、配信
装置53に伝送される。配信装置53では、情報提供者
端末54からの出力条件に、必要なデータ(ジャンル番
号、強制フラグ(「11」)が付加され、図11に示し
たフォーマットの制御データとされる。そして、情報提
供者端末54からの強制データが、制御データととも
に、ユーザ端末105に伝送される。
【0134】以上のように、強制データに対応する強制
フラグは、「11」にされるので、強制データは、ユー
ザによる装置の操作に関係なく、強制的に出力され、さ
らにその出力に際して、強制フラグと組になっている出
力条件が、ユーザによる装置の操作に関係なく、強制的
に使用される。従って、強制モードは、伝送するデータ
(強制データ)の出力を、送信側から、いわば完全に制
御することが可能なモードということができる。
【0135】なお、図11に示した制御データは、強制
データが、1つのジャンル(強制データの1ジャンルと
は、例えばある地震に関する情報や、ある事件に関する
情報などの、1つのニュースに対応する)でなる場合の
ものであるが、複数のジャンルの強制データを送信する
場合においては、そのジャンル数が、ヘッダ部の受信ジ
ャンル数に配置(記述)され、さらにそのジャンル数に
応じた数だけの、ジャンル番号、出力条件(表示条
件)、および強制フラグの組が、データ部に配置され
る。強制データが、複数のジャンルに渡っている場合、
その複数のジャンルの強制データは、ユーザ端末105
において順次出力(強制的に出力)される。
【0136】次に、以上のような通常モード、準強制モ
ード、または強制モードで伝送されたきたデータが出力
される場合の、ユーザ端末105(図2)の動作につい
て、図12のフローチャートを参照して詳述する。ま
ず、ステップS1において、ユーザ端末105を構成す
る各ブロックの初期設定が行われ、ステップS2に進
み、サービス運用会社3からのデータが受信されたかど
うかが、データ受信部3によって判定される。ステップ
S2において、データが受信されていないと判定された
場合、ステップS2に戻る。また、ステップS2におい
て、データが受信されたと判定された場合、ステップ3
に進み、受信したデータ(通常データ、準強制データ、
または強制データと、制御データ)が、データ種別判別
部2を介して、データ記録媒体7に出力されて記録(保
存)される。
【0137】そして、ステップS4に進み、データ受信
部3で受信されたデータが、強制データであるか否か
が、データ種別判別部2によって判定される。なお、こ
の判定は、制御データ(図3、図11)のヘッダ部のデ
ータ種別を参照することにより行われる(データ種別が
「強制」であれば、データ受信部3で受信されたデータ
は強制データであると判定され、またデータ種別が「強
制」でなければ、データ受信部3で受信されたデータは
強制データでないと判定される)。
【0138】ステップS4において、データ受信部3で
受信されたデータが、強制データでないと判定された場
合、即ちデータ受信部3で受信されたデータが、通常デ
ータまたは準強制データ(準強制データを含む通常デー
タ)である場合、ステップS5に進み、ユーザからの表
示指示があったか否か、即ち入力ペン3aまたはマウス
3bが、データの出力(表示)を行うように操作された
か否かが、ユーザ情報/表示条件管理部10または表示
/再生管理部9によって判定される。
【0139】ステップS5において、入力ペン3aまた
はマウス3bが、データの出力を行うように操作されて
いないと判定された場合、ステップS5に戻る。また、
ステップS5において、入力ペン3aまたはマウス3b
が、データの出力を行うように操作されたと判定された
場合、ステップS6に進み、上述したようにして(例え
ば、図6および図7で説明したようにして)、データの
出力が行われる(表示可能なデータは、表示部14で表
示され、音声出力可能なデータは、音声出力装置203
(図1)から出力される)。
【0140】ここで、ステップS6において、通常デー
タの出力は、ユーザによる入力ペン3aまたはマウス3
bの操作にしたがって行われるが、準強制データの出力
は、次のように行われる。
【0141】即ち、準強制データに対応する強制フラグ
が「10」の場合、その強制フラグと組になっているジ
ャンル番号に対応するジャンルのデータは、例えばユー
ザが、そのデータをスキップして、その他のデータを出
力するように、入力ペン3aまたはマウス3bを操作し
ても、強制的に出力される。但し、その出力に際して
は、ユーザによる入力ペン3aまたはマウス3bの操作
にしたがって、データ記録媒体7に記録された制御デー
タに登録された出力条件、あるいは個人カスタマイズデ
ータに登録された出力条件が使用される。
【0142】また、強制フラグが「01」の場合、その
強制フラグと組になっているジャンル番号に対応するジ
ャンルのデータは、ユーザによる入力ペン3aまたはマ
ウス3bの操作にしたがって出力されるが、その出力に
際しては、例えばユーザが、データ記録媒体7に記録さ
せてある個人カスタマイズデータに登録された出力条件
を使用するように、入力ペン3aまたはマウス3bを操
作しても、強制フラグと組になっている出力条件が、強
制的に使用される。
【0143】さらに、強制フラグが「11」の場合、そ
の強制フラグと組になっているジャンル番号に対応する
ジャンルのデータは、上述したようなユーザによる装置
の操作に関係なく、強制的に出力され、さらにその出力
に際しては、強制フラグと組になっている出力条件が、
ユーザによる装置の操作に関係なく、強制的に使用され
る。
【0144】従って、強制フラグによって、データを強
制的に出力するように指定されているとき、即ち強制フ
ラグの第1ビットが1である場合、データが、強制的に
出力されるべき種別の緊急情報でなくても、音声出力装
置203または表示部14から、強制的に出力されるの
で、そのデータ(準強制データ)を、ユーザに、いわば
半強制的に視聴させることができる。
【0145】また、強制フラグの第2ビットが1である
場合、強制的に、制御データに配置された出力条件が用
いられて、データが音声出力装置203または表示部1
4から出力されるので、ユーザに対し、データ(準強制
データ)を、送信側(情報提供者101またはサービス
運用会社102)が指定する出力条件で視聴させること
ができる。
【0146】なお、以上のような強制フラグにしたがっ
た処理は、ユーザ情報/表示条件管理部10の制御の下
で行われる。
【0147】以上のようにして、通常データまたは準強
制データの出力がなされた後、ステップS7に進み、ユ
ーザによって、入力ペン3aまたはマウス3bが、処理
を終了するように操作されたか否かが判定される。ステ
ップS7において、入力ペン3aまたはマウス3bが、
処理を終了するように操作されていないと判定された場
合、ステップS2に戻る。また、ステップS7におい
て、入力ペン3aまたはマウス3bが、処理を終了する
ように操作されたと判定された場合、処理を終了する。
【0148】一方、ステップS4において、データ受信
部3で受信されたデータが、強制データであると判定さ
れた場合、ステップS8に進み、表示装置202の電源
がON状態であるか否かが、例えばデータ種別判別部2
によって判定される。
【0149】ここで、データ受信装置201の電源は、
常にON状態であるとする。即ち、データ受信装置20
1は、常にデータが受信可能な状態にあるようになされ
ているものとする
【0150】ステップS8において、表示装置202の
電源がON状態でないと判定された場合、即ち表示装置
202の電源がOFF状態である場合、ステップS9に
進み、表示装置202の電源が、例えばデータ種別判別
部2によってON状態にされ、ステップS10に進む。
【0151】また、ステップS8において、表示装置2
02の電源がON状態であると判定された場合、ステッ
プS9をスキップして、ステップS10に進み、データ
種別判別部2によって、データ受信部3で受信されたデ
ータ、即ち強制データ(強制モードで伝送されてきたデ
ータ)が、それに付随する制御データとともに、データ
復元部4に転送され、ステップS11に進む。
【0152】データ復元部4では、上述したように、デ
ータ(強制データ)の復元その他の処理が行われ、復元
後の強制データが、制御データとともに、表示/再生管
理部9に供給される。そして、ステップS11に進み、
制御データに含まれる出力条件とともに、強制データ
が、表示/再生管理部9から、音声再生部12、動画再
生部13、または表示部14に転送される。これによ
り、強制データが、制御データに含まれる出力条件にし
たがって、表示部14で表示され、あるいは音声出力装
置203(図1)から出力される。
【0153】以上のようにして、強制データの出力がな
された後、処理を終了する。
【0154】上述のように、強制データが受信された場
合には、例えばユーザが、その他のデータ(通常データ
または準強制データ)を視聴している途中であっても、
そのデータの出力が中断され、上述のように、ユーザの
意志に関係なく、強制データが、強制的に出力される。
従って、強制データである緊急情報を、ユーザに即座に
知らせることができる。さらに、この場合、表示装置2
02の電源がOFF状態であるときには、その電源がO
N状態にされるので、ユーザが表示装置202の電源を
OFF状態にしていたとしても、ユーザに、緊急情報を
即座に知らせることができる。
【0155】ところで、上述のように、強制データの受
信後、それを、即座に出力したとしても、ユーザが、そ
の場にいなかった場合、ユーザは、緊急情報を知ること
ができない。そこで、図2に示したユーザ端末105で
は、図12のステップS3でデータ記録媒体7に記録し
たデータ(強制データ)を、後で出力することにより、
緊急情報を、ユーザに知らせることができるようになさ
れている。
【0156】即ち、ユーザ端末105では、強制データ
を受信すると、それを、上述したように出力する他、強
制データを受信したことを、何らかの形で(例えば、強
制データを受信した旨を、表示部14に表示させたり、
あるいは音声出力装置203からメッセージを出力させ
たりすることなどにより)、ユーザに報知するようにな
されている。強制データを受信したことを知ったユーザ
は、入力ペン3aやマウス3bを操作し、データ記録媒
体7に記録された強制データを出力させることにより緊
急情報を知ることができる。
【0157】以上、本発明を、新聞を核とするマルチメ
ディア新聞データの出力を行うユーザ端末105に適用
した場合について説明したが、本発明は、新聞データ以
外の、例えば雑誌や書籍などの刊行物のデータを核とす
るマルチメディアデータや、その他のデータを伝送する
場合にも適用可能である。
【0158】
【発明の効果】以上の如く、本発明のデータ出力装置に
よれば、出力制御用データとともに伝送されてきたデー
タが受信されて、記録媒体に記録され、出力手段によっ
て出力される。出力制御用データは、データが強制的に
出力されるべき種別の緊急情報であるか否かを示す種別
フラグを含み、種別フラグが、受信手段により受信され
たデータが強制的に出力されるべき種別の緊急情報であ
ることを示しているとき、そのデータは、出力手段から
強制的に出力される。従って、緊急情報を視聴者に即座
に知らせることができる。
【0159】また、出力制御データが、データを強制的
に出力するか否かを指定するための強制フラグをさらに
含み、強制フラグが、記録媒体に記録されたデータを強
制的に出力するように指定しているとき、そのデータが
強制的に出力されるべき種別の緊急情報でなくても、そ
のデータを、出力手段から、強制的に出力させる場合に
よれば、視聴者に視聴させたいデータを指定しておくこ
とにより、そのデータを、視聴者に、いわば半強制的に
視聴させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子的に配信されたマルチメディアの新聞デー
タを、ユーザ端末105によって受信するデータ放送シ
ステムの構成例を示す図である。
【図2】本発明を適用したユーザ端末105の一実施例
の構成を示すブロック図である。
【図3】通常モード時および準強制モード時における制
御データのフォーマットを示す図である。
【図4】個人カスタマイズデータのフォーマットを示す
図である。
【図5】図2の表示/再生管理部9またはユーザ情報/
表示条件管理部10それぞれに入力される入力イベント
情報を説明する図である。
【図6】図2のユーザ情報/表示条件管理部10の動作
を説明するフローチャートである。
【図7】図2の表示/再生管理部9の動作を説明するフ
ローチャートである。
【図8】通常モードでデータの伝送が行われる場合の、
図1のデータ放送システムにおけるデータの流れを説明
する図である。
【図9】準強制モードでデータの伝送が行われる場合
の、図1のデータ放送システムにおけるデータの流れを
説明する図である。
【図10】強制モードでデータの伝送が行われる場合
の、図1のデータ放送システムにおけるデータの流れを
説明する図である。
【図11】強制モード時における制御データのフォーマ
ットを示す図である。
【図12】図2のユーザ端末105の動作を説明するフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 室外装置 2 データ種別判別部 3 データ受信部 3a 入力ペン 3b マウス 4 データ復元部 5 データ読み出し部 6 個人表示条件書き込み部 7 データ記録媒体 7a スロット 8 個人表示条件読み出し部 9 表示/再生管理部 10 ユーザ情報/表示条件管理部 11 指示操作入力部 12 音声再生部 13 動画再生部 14 表示部 101 情報提供者 102 サービス運用会社 103 衛星 104 公衆回線網 105 ユーザ端末 201 データ受信装置 202 表示装置 203 音声出力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/03 7/035 7/16 E

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力制御用データとともに伝送されてき
    たデータを受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記データおよび出力制
    御用データを記録する記録媒体と、 前記記録媒体に記録された前記データを出力する出力手
    段とを備え、 前記出力制御用データは、前記データが強制的に出力さ
    れるべき種別の緊急情報であるか否かを示す種別フラグ
    を含み、 前記種別フラグが、前記受信手段により受信された前記
    データが強制的に出力されるべき種別の緊急情報である
    ことを示しているとき、そのデータを、前記出力手段
    に、強制的に出力させることを特徴とするデータ出力装
    置。
  2. 【請求項2】 前記出力制御データは、前記データを強
    制的に出力するか否かを指定するための強制フラグをさ
    らに含み、 前記強制フラグが、前記記録媒体に記録された前記デー
    タを強制的に出力するように指定しているとき、そのデ
    ータが強制的に出力されるべき種別の緊急情報でなくて
    も、そのデータを、前記出力手段に、強制的に出力させ
    ることを特徴とする請求項1に記載のデータ出力装置。
  3. 【請求項3】 前記出力制御データは、前記データを出
    力するときの順序を指定する出力順序をさらに含み、 前記出力手段は、前記データを、前記出力順序にしたが
    って出力することを特徴とする請求項1または2に記載
    のデータ出力装置。
  4. 【請求項4】 前記出力制御データは、前記データを出
    力するときの条件を指定する出力条件をさらに含み、 前記出力手段は、前記データを、前記出力条件にしたが
    って出力することを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    かに記載のデータ出力装置。
  5. 【請求項5】 前記出力条件は、表示可能な前記データ
    を表示するときの画面の大きさ、フォントのサイズ、フ
    ォントの種類、もしくはバックグランドの明度、または
    音声出力可能な前記データを出力するときの音量である
    ことを特徴とする請求項4に記載のデータ出力装置。
  6. 【請求項6】 前記種別フラグが、前記受信手段により
    受信された前記データが強制的に出力されるべき種別の
    緊急情報であることを示している場合、装置の電源のO
    N/OFF状態を判定し、前記電源がOFF状態である
    とき、前記電源をONにすることを特徴とする請求項1
    乃至5のいずれかに記載のデータ出力装置。
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