JPH08511151A - パーソナルハンズフリー通信装置 - Google Patents

パーソナルハンズフリー通信装置

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JPH08511151A JP8500105A JP50010596A JPH08511151A JP H08511151 A JPH08511151 A JP H08511151A JP 8500105 A JP8500105 A JP 8500105A JP 50010596 A JP50010596 A JP 50010596A JP H08511151 A JPH08511151 A JP H08511151A
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Abstract

(57)【要約】 ユーザが頭部に装置を装着したり、拡声器をユーザの耳の中または上に装置する必要のないハンズフリー通信装置(10)を開示する。ハンズフリー通信装置の様々な応用例を開示しており、多重ポール拡声器(20、22)を搭載した応用例では、従来の頭部装着型の装置使用時と同程度のユーザのプライバシの保護を提供できる。ハンズフリー通信装置(10)のユーザは頭部および耳装着型装置に比べて装置を長時間装着することができ、また同様に、公衆の視線にさらされるユーザにとっても装置はより目立たずに装着することができる。通信装置の使用のための様々な多重ポール拡声器も開示している。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 パーソナルハンズフリー通信装置 発明の分野 本発明は、パーソナルハンズフリー通信装置に関するものである。 背景技術 ハンズフリー通信装置は、ユーザが通信装置を長時間使用したり、通信中に手 を使用しなければならない場合に幅広く使われている。そのような装置には、例 えば、電話のオペレータ、通訳者、運転操作係、受付係、また、多くのラジオお よびテレビのコメンテータによって日常的に装着されている、頭部装着型の通信 装置がある。 典型的なハンズフリー通信装置は、ユーザの頭部に装着する装置で構成される が、その装置はユーザの両耳または片耳の中または上に装着するスピーカ装置を 有している。消費者調査によって、頭部装着型の装置は長時間装着すると不快感 や重さを伴うことがあるため、ユーザはこの型の装置にかなりの抵抗を感じてい ることが明らかになった。さらに、この型の装置は人目に付き易く、ユーザが受 付係や一部のコメンテータなど、公衆の視線にさらされるような職業に就いてい る場合に、問題となっている。また、女性については、このような頭部装着型の 装置を装着する際に支障がないような髪型にある程度限定されるという問題もあ る。耳の上または中に装着するスピーカ装置もまた人目に付くことが多く、ユー ザが日常的に装着すると不快感を伴うことが明らかになっており、(耳の)健康 上の問題を伴うと考える人も多い。 日常一般に用いられる電話の受話器を通常使われる位置、すなわちユーザの口 と耳に非常に近い位置に据える装置は、家庭や小規模な職場で広く使われている 。この装置は一般に頭部に装着するものではないが、ユーザの首と頭部の動きを 拘束し、また、サイズが大きいために、明らかに人目に付きやすいものである。 発明の概要 本発明は改良型のハンズフリー通信装置を提供しようとするものである。本発 明の一側面によるパーソナルハンズフリー通信装置は、外部の信号源からの信号 を受信する信号受信手段と;その信号受信手段によって受信した信号をユーザが 聞こえるようにするスピーカ手段と;ユーザの肩の上で首の周りに装着され、ス ピーカ手段をユーザの耳の下部の首の横に支持する支持手段とから構成される。 本発明のパーソナルハンズフリー通信装置のユーザは、頭部に装置を装着しな くてもよく、またスピーカ手段を耳の中あるいは上に装着しなくてよいので快適 さが非常に増すという利点がある。本発明のユーザは従来の頭部と耳に装着する 装置に比べて長時間装着可能であり、同時に公衆の視線の中で使用するユーザに とって、本発明は、従来の装置よりも目立たずに装着できるものである。装置に は、従来のワイヤレス技術(無線技術)を用いるか、あるいは外部の通信源にワ イヤで直接つなぐことができる。従って、信号受信手段は、無線受信機であって もよく、単に通信ケーブルをサイズするコネクタを用いることもできる。 好ましくは、パーソナルハンズフリー通信装置は、さらに、音声エネルギー信 号を電気信号に変換し、電気信号を外部に送信する信号送信手段を備えることが できる。 本発明の他の側面によると、パーソナルハンズフリー通信装置は、外部信号源 からの信号を受信する信号受信手段と;多重ポール特性を有し、スピーカの特性 サイズよりもかなり大きい音波長に対応した周波数範囲で、音をスピーカの外部 の特定の空間領域に指向性を持って放射することによって、信号受信手段によっ て受信された信号音をユーザに伝えるスピーカと;ユーザの耳が特定の空間領域 内に位置するように、ユーザの耳の下の首の横にスピーカを装着し支持する支持 手段とから構成される。 多重ポール特性を有するスピーカを備えることによって、本発明はどのユーザ にも発明の利点を全面的に提供でき、また、従来の頭部装着型装置や従来のハン ドセットを使用する時と同程度のプライバシーの保護が期待できる。その他に知 られている指向性スピーカは、スピーカの幾何学的性質、すなわち、円錐形、ホ ーン、または反射面に依存しており、スピーカの特性サイズよりも小さいか同じ 程度の対応する音波長の周波数範囲内でのみ指向性を有する。スピーカの特性サ イズはスピーカの最大寸法と考えられている。すなわち、スピーカのドライバの 最大寸法またはスピーカに使用されているスピーカハウジングの最大寸法のいず れかである。たとえば、334Hz(波長λ=1メートル)の聴覚信号の場合、 同様の指向性を得るためには約1メートルの特性サイズを有する従来の指向性の スピーカが必要である。こうした従来の方向性スピーカはユーザの首の周りに装 着するためには明らかに実用的でない。 一方、多重ポールスピーカは、反射面を用いないで音をスピーカの外部の特定 の空間範囲に適切に放射することのできる指向性音源である。さらに詳しく説明 すると、スピーカの特性サイズよりもはるかに大きい音波長(λ)に対応した周 波数範囲内で同様に機能するものである。便宜上、スピーカの各側の特定の空間 領域は本明細書中では指向性パターンを有する音圧ローブの形をしているものと 考える。本発明の通信装置は、多重ポールスピーカの指向性機能が直接効果を奏 するように、装着時にユーザの耳に対して適切な位置に来るようになっている。 多重ポールスピーカは主音圧ローブがユーザに向けられ、第三者からは遠ざかる ように方向づけられる。本出願の多重ポールスピーカでは、スピーカからの距離 が長くなるため、多重ポールスピーカの音圧レベルは一般的な拡声器におけるよ りも速い速度で減衰し、そのため、プライバシーの保護はさらに確実になる。た とえば、従来のスピーカ(モノポール)では、音圧レベルは近接領域における距 離が2倍になるごとに6dBの割合で減衰するが、一方、多重ポールスピーカで は距離が2倍になるごとに12dB、18dB、またはそれ以上の割合で減衰す る。 好ましくは、通信装置は多重ポール特性を有するスピーカ手段と音声エネルギ ー信号を電気信号に変換し、電気信号を外部に送信する信号送信手段を備える。 この構成によってユーザのプライバシーはより確実に保護され、双方向通信が可 能になる。 好ましくは、スピーカ手段はダイポール指向特性を示す。ダイポール拡声器は 、図8のような指向性パターンを示し、スピーカ手段から外側に向かってほぼ反 対 方向に延びる第1および第2の音圧ローブを形成し、ダイポールは、また、第1 および第2の音圧ローブの中心の縦軸に垂直な平面に零ゾーンを形成する。零ゾ ーンを有する多重ポールスピーカを用いることは、動作中に、一方の音圧ローブ はユーザの耳に向き、他方の音圧ローブは下向きにユーザの肩または胸の辺りに 向き、零ゾーンはユーザの横方向にいる第三者の方に向くように、スピーカを方 向付けられるという利点がある。 好ましくは、ダイポール指向特性を有するスピーカは、シングルドライバと、 細長いハウジングから成り;そのドライバは細長いハウジングの中に設置され、 ハウジングの壁に密着され、そのハウジングはドライバの各側で軸方向にほぼ開 口した端を有し、そこで、ハウジングは軸に沿って両方向にほぼ同じ所定量だけ ドライバより軸方向に長く延びるように構成される。シングルドライバダイポー ルは、製造コストを大幅に減少し、それをハンズフリー通信装置に用いると、ユ ーザにとって常に利点である装置の小規模化と軽量化を実現できる。上述のよう なハウジングを提供することによって、ダイポールスピーカは所定の入力電力レ ベルでより大きな音圧レベルを音圧ローブ方向に供給することができる。 好ましくは、本発明のパーソナルハンズフリー通信装置は、ダイポール指向特 性を示す第2のスピーカ手段を有し、そこで、2つのスピーカ手段は、支持手段 の上に相対的に設置され、支持手段がユーザの首の周りの肩の上に装着されたと きに、それぞれの耳の下に各スピーカ手段が位置するように構成される。双耳動 作によって、1つのダイポールスピーカを用いる場合に比べて、各スピーカがよ り低い電力レベルで動作するため、より確実にプライバシーを保護することがで きる。 他の好ましい構成では、一方のスピーカ手段が他方のスビーカ手段とほぼ18 0度の位相で動作するように構成することができる。 双耳動作を行うために支持手段上に2つのダイポールスピーカ手段を設置し、 一方のダイポールスピーカ手段が他方のダイポールスピーカ手段からほぼ180 度の位相で動作可能であり、この装置は第三者に対して(遠隔場において)4ポ ール特性を示し、ユーザのプライバシをより確実に保護する(音圧レベルはダイ ポール特性を示すスピーカに比べて速い割合で減衰する)。180度違う位相で の動作は、電気的に、あるいは一方のスピーカ内の各ドライバの振動板が他方の スピーカ内の各ドライバの振動板と180度の位相で動作するように一方のスピ ーカ手段を他方のスピーカ手段に対して反転させることによって達成できる。さ らに、互いに同じ位相で動作する2つのダイポールスピーカの場合にはユーザの 両耳の間に集中しない音も(近接領域にいる)ユーザは認識することができる。 さらに、本発明の他の側面によれば、ハンズフリーパーソナル通信装置に使用 されるダイポールスピーカは、シングルドライバと、細長いハウジングとから成 り、そのドライバは、細長いハウジングの中に設置され、そのハウジングの壁に 密着し、そのハウジングは、ドライバの軸方向の両端にほぼ開いた端部を有し、 そこで、そのハウジングは軸に沿って両方向にほぼ同じ所定量だけドライバを越 えて軸方向に延びるように構成される。 ドライバを細長いハウジングの壁に密着させることによって、そのドライバは ドライバ振動板の片側で空気の正の体積速度を生じ、振動板のもう一方の側で同 じ空気の負の体積速度を生じる。このことはダイポール拡声器の必要条件である 。従って、見かけ上の正の速度源が細長いハウジングの一方の端で認識され、( 振幅の)等しい見かけ上の負の体積速度源がハウジングの反対側の端で生じるた め、2つの等しい反対方向の音圧ローブを有する特徴的なダイポール指向性パタ ーンを形成する。拡声器は、音レベルを(音圧ローブ方向に)増加させ、波長を 対応する対象(本出願においては音声帯域)の周波数の波長(λ)よりかなり小 さくすることができるので、見かけ上の正の速度源と見かけ上の負の速度源の間 の距離(この場合は細長いハウジング全体の長さ)は重要である。ハウジングを ドライバ振動板を越えて長くすることはドライバを効果的に保護し、さらに重要 なことには、好ましい方向(すなわち音圧ローブの方向)に所定の入力電力レベ ルでより大きな音圧レベルを生じることができる。しかしながら、実際的な限界 はハウジングがドライバ振動板より長くなる程度によって決まる。一つの物理的 な限界は、スピーカがユーザの肩の周辺と耳の間に装着されることを考慮した上 で、ユーザがどれくらい大きなスピーカを許容できるかということである。また 、ハウジングをスピーカ振動板を越えて延長して長くなる量が(対象の周波数帯 域に対応する波長λ)のλ/4未満であれば、ハウジング内のスピーカの周波数 応答 に大きな好ましくない変化が生じる点で共振周波数の1/4波長が生じるのを阻 止できる。同様に、ハウジング内でのドライバ振動板のいかなる偏心も、ダイポ ール指向性パターンを好ましくない単ポール特性を含む特性に変化させてしまう 。 さらに、本発明の他の側面において、スピーカ手段を有する通信装置中のスピ ーカ手段は、多重ポール特性を有し、スピーカの特性サイズよりもかなり大きい 音波長に対応した周波数範囲で、音を主にスピーカの外部の特定の空間領域に指 向性を持って放射し、およびスピーカの特性サイズよりもより大きな音声波長に 対応した周波数レンジでユーザに直接放射するするスピーカから構成される。 スピーカを必要とする通信装置において多重ポールスピーカを用いることによ ってより妨害の少ない職場環境を提供できるが、これは、多重ポールスピーカが 再生された音声をよりユーザの方に向け、第三者の方からは遠ざけるからである 。同様に、例えば、多重ポールスピーカを用いたスピーカ電話においてユーザの プライバシはより確実に保護され、ユーザはハンズフリーモードにおいてより確 実にプライバシが保護されると共に電話をかけてきた相手の声、またはボイスメ イルメッセージを聞くことができる。 図面の簡単な説明 本発明の様々な実施の形態を以下に説明する。添付される図面の説明は以下の 通りである。 図1は実施の形態1によるハンズフリー通信装置の前面斜視図であり、このハ ンズフリー通信装置は、双方向通信を意図しており、一点鎖線によって描かれた 人によって装着される様子を示す。 図2は図1の実施の形態1の側面斜視図である。 図3は実施の形態1によるハンズフリー通信装置の他の斜視図である。 図4は図3の線IV−IVに沿った断面図である。 図5は実施の形態1によるのハンズフリー通信装置のダイポールスピーカの断 面図である。 図6は実施の形態2によるハンズフリー通信装置のダイポールスピーカの図5 に類似の図である。 図7は実施の形態3によるハンズフリー通信装置の4ポールスピーカの側面図 である。 図8は図5、6のダイポールスピーカの指向特性をグラフによって表示した図 である。 図9は図7の4ポールスピーカの指向特性をグラフによって表示した図である 。 図10は実施の形態4によるハンズフリー通信装置の斜視図である。 図11は図10の実施の形態4の側面図である。 図12は実施の形態5によるハンズフリー通信装置の斜視図である。 図13は実施の形態6によるハンズフリー通信装置の前面斜視図であり、一点 鎖線によって描かれた人によって装着される様子を示す。 図14は実施の形態7によるハンズフリー通信装置の前面斜視図である。 図15は図14の装置の後部斜視図である。 図16は図14、15の装置の部分側面図である。 実施の形態 実施の形態1において、双方向通信を意図したハンズフリー通信装置10は、 図1および図2に示すように、一点鎖線によって表されるユーザに装着される。 ハンズフリー通信装置10はユーザの肩の上の首の周りで支持される湾曲端部1 4を有する半硬質の細長い部材12から成る。湾曲端部14は内側面16を有し 、内側面16はユーザの首の後ろの部分に接するように設計され、装置が装着し やすいようになっている。内側面16は図4に示すように断面がほぼ平らであり 、優れた装着感を提供するのに適したものである。音響音声エネルギーを電気信 号に変換する従来の変換器は、無線送信器と無線受信機および電源とともに細長 い部材12から独立した小さい胸部の箱18中に格納されている。スピーカ手段 は湾曲端部14の自由端に設置された第1のダイポールスピーカ20と、細長い 部材12上の第1のダイポールスピーカ20に対向した位置に直接取り付けられ た第2のダイポールスピーカ22から成る。胸部の箱18に格納された電子構造 とダイポールスピーカ20、22との全ての必要な電気的接続は図4に示すよう に半硬性の細長い部材12の内側の中空路24の中を通る接続配線(図示してい な い)によって行われる。無線受信機のためのアンテナ(図示していない)も中空 路24の内部に収納される。各ダイポールスピーカ20、22は図1および2に 示すように細長い部材12を装着するとユーザのそれぞれの耳の方を向くように 構成される。各ダイポールスピーカは固定可能なピボットアーム(図示されてい ない)によって支持され、各スピーカが細長い部材12との関係においてさらに 個々のユーザに合わせて調節できる。各ダイポールスピーカ20、22は互いに 180度の位相で動作可能である。これは電気的に(各ダイポールスピーカの極 性を変えることによって)、あるいは両方のダイポールスピーカを電気的に同相 に接続し、一方のダイポールスピーカを物理的に逆にすることによって達成でき る。いずれの方法を用いても一方のダイポールスピーカがどの位置にあっても時 間的に変化する音を他方のダイポールスピーカの音の方向とは逆方向になり、そ のために2つのダイポールがお互いに180度の位相で動作することになる。こ のように動作する2つのダイポールスピーカを用いることでユーザは両耳の間に 集中していない音を認識し、さらに重要なことには2つのダイポールスピーカは 、音圧レベルがシングルダイポールスピーカに比べて速い速度で減衰するために プライバシの保護に効果的である(遠距離場における)4ポールスピーカと類似 の指向性パターンを示すことがわかっている。 次に動作を説明する。ユーザはただ装置を首の周りに装着し、電源スイッチ( 図示されていない)を操作してハンズフリー通信装置を動作させればよい。いっ たん装置が動作し始めれば、ユーザは離れた場所と通信することができる。胸部 の箱18の中の無線受信機は離れた場所からの無線信号を中空路24中に格納さ れたアンテナを経由して受信する。受信機は受信信号を処理し、2つのダイポー ルスピーカ20、22を動作させ、受信音声信号を発生させる。各ダイポールス ピーカはユーザに対して指向特性を効果的に発揮できるような位置に設置される 。一方の音圧ローブはユーザの耳の方向を向き、第2の音圧ローブは下向きにユ ーザの身体(肩/胸の部位)の方向を向いている。これと関連する零ゾーンは横 方向にユーザから離れながら延びて、ユーザの近くにいる他の人々に音声信号が 漏れることを防止する。 通信装置はユーザの頭部に装着せず、スピーカも耳の上や中に装着しないので 、 装置はより長時間、快適に装着することができる。実際には装置は非常に軽く、 ユーザの首、肩および胸の上で細長い部材12の長さ全体によって支えられるた め、その重量はほとんど感じられないくらいである。多重ポールスピーカを用い ることによって、スピーカの大きさと音声帯域内の周波数での指向性性能を利用 して通信装置使用時のプライバシの保護をより確実にすることができる。また、 実施の形態において受信および送信に無線技術を用いることで、動作範囲内でユ ーザが完全に自由に移動することができる。 実験によれば、スピーカハウジングの一方の端がユーザの肩あるいは衣服との 接触によって部分的に妨害されるが、ダイポールスピーカはそれでも十分な指向 性の音声性能を発揮することが明らかになった。 使用時、各スピーカ20、22は図8に示ような音声指向性パターンを示す。 ダイポール拡声器は図8の指向性パターンを示すので、それぞれ正と負の音圧ロ ーブ26、28を生じる。各音圧ローブはスピーカから外に向かって反対方向に 、すなわち軸方向にスピーカから離れるように延びている。ダイポールは、また 、正負の音圧ローブの中心の縦軸に対して垂直な平面上に零ゾーンを生じる。 実施の形態1において、各スピーカ20、22は図5に示すように、2つのド ライバを有するダイポールスピーカである。各ドライバ32は円筒形のハウジン グ34の内部の一方の端に設置されている。各ドライバ32は、また、ハウジン グ34の壁に密着しており明細書中で前述したのとほぼ同じ理由からハウジング 全体の長さは実際的な限界を有しており、λ/4未満であることが望ましい。こ こで、λは最高動作周波数(たとえば、電話音声帯域では3400Hz)の波長 に対応している。スピーカは、細長い部材12の上に安定して設置され、ユーザ にとっても快適であるように実際には小さいものである。ドライバは、直径が約 2.8cmで、全長が約2.4cmで円筒形のハウジングの内部に設置され、十 分に満足できるものである。 ハウジング34内でのドライバの向きを、両方のドライバが内側を向く配置、 両方のドライバが外側を向く配置、一方のドライバが内側を、他方が外側を向く 配置とすることも可能である。各ドライバの振動板がお互いに同じ位相で動作す ることがダイポール動作にとっては必要である。例えば、図5に示される2つの ドライバを有するダイポールスピーカ(両方のドライバが外側を向いている場合 )について、各スピーカ振動板の位相を同相(すなわち、一方のドライバ振動板 がハウジングの外側に向かって動くとき、他方のドライバ振動板が内側に向かっ て動くというように)で動作させるために、各ドライバは180度異なる位相で 動作するように電気的に配線されなければならない。 実施の形態2. 実施の形態2は、スピーカ20、22が図6に示すような2つのシングルドラ イバダイポールスピーカ40で置き換えられること以外は実施の形態1と類似し ている。各シングルドライバダイポールスピーカ40は、円筒形のハウジング4 4の内部の中間に設置されたシングルドライバ42を有する。このドライバは、 また、ハウジング44の壁に密着しており、明細書中で前述したのと同じ理由か ら、ドライバ振動板より長いハウジングの長さには実際上の制限があり、λ/4 未満であることが望ましい。ここで、λは最高動作周波数(たとえば、音声帯域 の3400Hz)の波長に対応している。ハウジング内部でドライバ振動板が少 しでも中心からずれると、ダイポール指向性パターンを変化させ、指向性パター ンに好ましくない単ポール特性が含むようになるので、ドライバ振動板は正確な 位置に設置される必要がある。ドライバは、直径が約2.8cmで、全長約2. 4cmの円筒形のハウジング(図6に図示)の内部に設置され、十分満足できる できるものである。 実施の形態3. 実施の形態3は、スピーカ20、22が図7に示すような2つの4ポール拡声 器50によって置き換えられること以外は実施の形態1と類似している。図7の 4ポール拡声器は図9に示すような音声指向性パターンを示す。指向性パターン は2つの正の音圧ローブ58を有し、それぞれの正のローブ58はスピーカ50 から外側に向かって反対方向に延びている。同様に小さいトロイダル状の負のロ ーブ59が2つの正のローブ58の間の中心に位置して2つの正のローブに対し て垂直方向に延びている。図7の4ポールスピーカは零ゾーンを示さないが、ダ イポール指向性パターン(図8)の正負のローブに比べてかなり狭いビーム幅を 有する正の音圧ローブ58を示す。4ポールスピーカのより狭いビーム幅の性能 を利用することによって、ユーザの位置ではより直接的に再現され、第三者から は離れるような音を発生することができる。 図7の4ポール拡声器の各ドライバ52は円筒形ハウジング54の内部の一方 の端に設置されている(ドライバおよびハウジングはこれまでの実施の形態のド ライバおよびハウジングと同様の大きさである)。各ドライバ52はハウジング 54の壁に密着しており、ハウジングの全長には前述したような実際上の制限が あり、λ/4未満であることが望ましい。ここで、λは最高動作周波数の波長に 対応している(例えば、電話の音声帯域では3400Hz)。ハウジング54に は複数の小さな開口すなわちポート56がハウジング54の中央部の周囲に並ん でおり、空気がハウジング54に出入りできるようになっている。図7の4ポー ルスピーカ50は、ドライバ52が図示するような向きになっており、図9のよ うな指向性パターンを示すようにするために、各ドライバ52の振動板が互いに 180度の位相で動作するように電気的に配線しなければならない。従って、各 振動板が所定量の空気をハウジングから外に向かって送り出すとき(この時2つ の正の音圧ローブが形成される)、所定の2倍の量の空気がポート56を通って ハウジング52の中に入る(従ってこの時、図9の負のトロイド状ローブ59が 形成される)。 実施の形態4. 上記の実施の形態には2つのスピーカが含まれていた。しかし、例えば、図1 0、11に示される実施の形態4においては、一方のスピーカだけを使うことが できる。図10、11の実施の形態4は図1の実施の形態1に類似しており、図 1と類似の部分には同じ符号を付してある。しかし、図10、11において拡声 器20は取り除いてあり、拡声器22のみが示されている。拡声器20の位置に は湾曲端部14の端があり、そこには鋭さを防ぐために丸いボタン15が取り付 けられる。 実施の形態5. 実施の形態5のハンズフリー通信装置70は、一方向通信のみを必要とする使 用例(例えば、通訳者)を意図しており、図12および図13に図示される。図 12のハンズフリー通信装置70の構造はかなり小さい胸部の箱を有しているこ とを除いては、図10、11の実施の形態4と同じである。本実施の形態の装置 70は一方向通信(すなわち、信号受信)のみ可能なため、一点鎖線で示す胸部 の箱18はより小さい胸部の箱72によって置き換えられており、これには、例 えば無線受信機のみを格納すればよい。 実施の形態6. 実施の形態6によるハンズフリー通信装置80を図13に示す。図13のハン ズフリー通信装置80の構造は2つのスピーカ20、22を有していることを除 いては図12の実施の形態5と同じである。 実施の形態7. 図14、15、16に示す実施の形態7のハンズフリー通信装置90において 、支持手段は装置をネックレスのようにユーザの首の周りに装着するフレキシブ ルウェブ94から成る。シングルスピーカ92はフレキシブルウェブ94の一部 の上に設置され、これまでの実施の形態の胸部の箱18、72はフレキシブルウ ェブ94の各端に設置された前部箱96および後部箱98によって置き換えられ る。ユーザの首への支持手段の装着、取り外しを容易にするために、前部箱96 および後部箱98は、取りはずせるようにスナップコネクタ99で留められる。 フレキシブルウェブ94は電気リボンケーブルで作られており、スピーカ92と 胸部の箱96、98との電気的な接続はリボンケーブル中の配線を通して行われ る。 既述の全ての実施の形態における胸部の箱はユーザが基本的に静止している使 用例(例えば、オペレータ、受付係)では、これまで胸部の箱18、26、96 、98の内部に格納されていた電子構造をユーザの近くに設置された隔離ハウジ ング中に格納することで、さらに装置の大きさと費用を削減することが可能であ る。この場合、ハンズフリー通信装置のコネクタ(図示していない)と隔離ハウ ジン グの間は適切な配線によって接続される。 実施の形態8. 上述の、例えば、図5、6、7に示した多重ポールスピーカには上述の使用例 以外の使用例がある。例えば、他の実施の形態として、多重ポールスピーカはユ ーザがハンズフリーモードにおいて電話をかけてきた相手の声かボイスメイルメ ッセージを聞くことができるスピーカ電話のスピーカとして用いることができる 。これらの構造では、スピーカは音声を電話機を通常使用する位置に設置したと きにユーザの耳と一直線に並ぶような特定の空間領域の方に向けるように搭載さ れている。 実施の形態9. さらに、別の実施の形態では、多重ポールスピーカは他のパーソナルハンズフ リー通信装置、例えば、ユーザの耳が位置する特定の空間領域に音声を向けるよ うに配置されるスピーカを有する端末装置やパソコン、などに使用される。 請求項に記載された発明の範囲を越えることなく、本発明の各実施の形態は多 くの変更、変形、応用が可能である。
【手続補正書】 【提出日】1996年2月5日 【補正内容】 (1)特許請求の範囲を別紙のとおり補正する。 (2)明細書第11頁第27行の「15」を「61」と補正する。 (3)明細書第12頁第3行の「および図13」を削除する。 (4)図面の図8、図12を別紙の通り補正する。 特許請求の範囲 『1.パーソナルハンズフリー通信装置において: 外部の信号源からの信号を受信する信号受信手段と; 前記信号受信手段によって受信した信号をユーザが聞こえるようにするスピー カ手段と; ユーザの肩の上で首の周りに装着され、スピーカ手段をユーザの耳の下部の首 の横に支持する支持手段と; から成ることを特徴とするパーソナルハンズフリー通信装置。 2.請求項1記載のパーソナルハンズフリー通信装置において:さらに、 音声エネルギー信号を電気信号に変換し、電気信号を外部に送信する信号送信 手段を備えたことを特徴とするパーソナルハンズフリー通信装置。 3.パーソナルハンズフリー通信装置において: 外部信号源からの信号を受信する信号受信手段と; 多重ポール特性を有し、スピーカの特性サイズよりもかなり大きい音波長に対 応した周波数範囲で、音声をスピーカの外部の特定の空間領域に指向性を持って 放射することによって、信号受信手段によって受信された信号音をユーザに伝え るスピーカと; ユーザの耳が特定の空間領域内に位置するように、ユーザの耳の下の首の横に スピーカを装着し支持する支持手段と; から成ることを特徴とするパーソナルハンズフリー通信装置。 4.請求項3記載のパーソナルハンズフリー通信装置において:さらに、 音声エネルギー信号を電気信号に変換し、電気信号を外部に送信する信号送信 手段を備えたことを特徴とするパーソナルハンズフリー通信装置。 5.請求項3または4のいずれかに記載されたパーソナルハンズフリー通信装置 において: 前記スピーカ手段はダイポール指向特性を示すことを特徴とするパーソナルハ ンズフリー通信装置。 6.請求項5記載のパーソナルハンズフリー通信装置において: 前記スピーカ手段は、第1および第2のドライバを有し、各ドライバはそれぞ れドライバ振動板を有し、第1のドライバ振動板が第2のドライバの振動板と同 じ位相で動作することを特徴とするパーソナルハンズフリー通信装置。 7.請求項5記載のパーソナルハンズフリー通信装置において: 前記スピーカ手段は、シングルドライバと、細長いハウジングから成り; そのドライバは細長いハウジングの中に設置され、ハウジングの壁に密着され 、そのハウジングはドライバの各側で軸方向にほぼ開口した端を有し、そこで、 ハウジングは軸に沿って両方向にほぼ同じ所定量だけドライバより軸方向に長く 延びることを特徴とするパーソナルハンズフリー通信装置。 8.請求項1または3のいずれかに記載のパーソナルハンズフリー通信装置にお いて: 前記支持手段は、ユーザの肩の上の首の周りに延びるように、長手方向に、通 常一方向に湾曲した十分に硬質の細長い部材から成り、その湾曲した部分は装置 をユーザの首の周りに快適に支持することができることを特徴とするパーソナル ハンズフリー通信装置。 9.請求項1または3のいずれかに記載のパーソナルハンズフリー通信装置にお いて: 前記支持手段は、フレキシブルな細長い部材から成り、 さらに、前記フレキシブルな細長い部材の各端を連結してユーザが装置をネッ クレスのように装着できるようにするための連結手段と、 を備えたことを特徴とするパーソナルハンズフリー通信装置。 10.請求項9記載のパーソナルハンズフリー通信装置において: 前記のフレキシブルな細長い部材は、スピーカ手段と信号受信手段の電気的な 接続路を供給する複数の内部導体を有することを特徴とするパーソナルハンズフ リー通信装置。 11.請求項5記載のパーソナルハンズフリー通信装置において:さらに、 ダイポール指向特性を示す第2のスピーカ手段を有し、 そこで、2つのスピーカ手段は、支持手段の上に相対的に設置され、支持手段 がユーザの首の周りの肩の上に装着されたときに、それぞれの耳の下に各スピー カ手段が位置することを特徴とするパーソナルハンズフリー通信装置。 12.請求項11記載のパーソナルハンズフリー通信装置において: 一方のスピーカ手段が他方のスピーカ手段と同じ位相で動作することを特徴と するパーソナルハンズフリー通信装置。 13.請求項12記載のパーソナルハンズフリー通信装置において: 一方のスピーカ手段が他方のスピーカ手段とほぼ180度の位相で動作するこ とを特徴とするパーソナルハンズフリー通信装置。 14.請求項13記載のパーソナルハンズフリー通信装置において: ダイポール動作が可能な一方のスピーカ手段をやはりダイポール動作が可能な 他方のスピーカ手段に対してほぼ逆になるように物理的に方向付けすることによ って異なる位相での動作を可能にすることを特徴とするパーソナルハンズフリー 通信装置。 15.請求項8記載のパーソナルハンズフリー通信装置において: 前記信号受信手段は硬質の細長い部材の一方の端に設置されることを特徴とす るパーソナルハンズフリー通信装置。 16.請求項9記載のパーソナルハンズフリー通信装置において: 前記信号受信手段はフレキシブルな細長い部材の一方の端に設置されることを 特徴とするパーソナルハンズフリー通信装置。 17.ハンズフリーパーソナル通信装置に使用されるダイポールスピーカにおい て: そのスピーカは、シングルドライバと、細長いハウジングとから成り、 そのドライバは、細長いハウジングの中に設置され、そのハウジングの壁に密 着し、そのハウジングは、ドライバの軸方向の両端にほぼ開いた端部を有し、そ こで、そのハウジングは軸に沿つて両方向にほぼ同じ所定量だけドライバを越え て軸方向に延びることを特徴とするダイポールスピーカ。 18.スピーカ手段を有する通信装置において: そのスピーカ手段は、多重ポール特性を有し、スピーカの特性サイズよりもか なり大きい音波長に対応した周波数範囲で、音を主にスピーカの外部の特定の空 間領域に指向性を持って放射するスピーカから成ることを特徴とするスピーカ手 段を有する通信装置。19.支持部上にマウントされたスピーカを有する通信装置において: そのスピーカは、多重ポール特性を有し、その支持部によってユーザ位置の相 対する方向に支持され、スピーカの特性サイズよりもかなり大きい音波長に対応 した周波数範囲で、主音圧ローブから音を主にユーザの耳の位置する特定の空間 領域に指向性を持って放射することを特徴とするスピーカ手段を有する通信装置 20.支持部上にマウントされたスピーカを有する通信装置において: そのスピーカは、ダイポール特性を有し、その支持部によってユーザ位置の相 対する方向に支持され、スピーカの特性サイズよりもかなり大きい音波長に対応 した周波数範囲で、音圧ローブから音を主にユーザの耳の位置する特定の空間領 域に指向性を持って放射することを特徴とするスピーカ手段を有する通信装置。 』 【図8】 【図12】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リード・クリフォード・ディーン カナダ国,ケイ2エス 1ジー8,オンタ リオ,スティッツビル,ホビン ストリー ト 78 (72)発明者 ビー・ジェームス・ウィリアム・ムーア カナダ国,ケイ1アール 6ビー4,オン タリオ,オタワ,ベイ ストリート 531

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.パーソナルハンズフリー通信装置において: 外部の信号源からの信号を受信する信号受信手段と; 前記信号受信手段によって受信した信号をユーザが聞こえるようにするスピー カ手段と; ユーザの肩の上で首の周りに装着され、スピーカ手段をユーザの耳の下部の首 の横に支持する支持手段と; から成ることを特徴とするパーソナルハンズフリー通信装置。 2.請求項1記載のパーソナルハンズフリー通信装置において:さらに、 音声エネルギー信号を電気信号に変換し、電気信号を外部に送信する信号送信 手段を備えたことを特徴とするパーソナルハンズフリー通信装置。 3.パーソナルハンズフリー通信装置において: 外部信号源からの信号を受信する信号受信手段と; 多重ポール特性を有し、スピーカの特性サイズよりもかなり大きい音波長に対 応した周波数範囲で、音声をスピーカの外部の特定の空間領域に指向性を持って 放射することによって、信号受信手段によって受信された信号音をユーザに伝え るスピーカと; ユーザの耳が特定の空間領域内に位置するように、ユーザの耳の下の首の横に スピーカを装着し支持する支持手段と; から成ることを特徴とするパーソナルハンズフリー通信装置。 4.請求項3記載のパーソナルハンズフリー通信装置において:さらに、 音声エネルギー信号を電気信号に変換し、電気信号を外部に送信する信号送信 手段を備えたことを特徴とするパーソナルハンズフリー通信装置。 5.請求項3または4のいずれかに記載されたパーソナルハンズフリー通信装置 において: 前記スピーカ手段はダイポール指向特性を示すことを特徴とするパーソナルハ ンズフリー通信装置。 6.請求項5記載のパーソナルハンズフリー通信装置において: 前記スピーカ手段は、第1および第2のドライバを有し、各ドライバはそれぞ れドライバ振動板を有し、第1のドライバ振動板が第2のドライバの振動板と同 じ位相で動作することを特徴とするパーソナルハンズフリー通信装置。 7.請求項5記載のパーソナルハンズフリー通信装置において: 前記スピーカ手段は、シングルドライバと、細長いハウジングから成り; そのドライバは細長いハウジングの中に設置され、ハウジングの壁に密着され 、そのハウジングはドライバの各側で軸方向にほぼ開口した端を有し、そこで、 ハウジングは軸に沿って両方向にほぼ同じ所定量だけドライバより軸方向に長く 延びることを特徴とするパーソナルハンズフリー通信装置。 8.請求項1または3のいずれかに記載のパーソナルハンズフリー通信装置にお いて: 前記支持手段は、ユーザの肩の上の首の周りに延びるように、長手方向に、通 常一方向に湾曲した十分に硬質の細長い部材から成り、その湾曲した部分は装置 をユーザの首の周りに快適に支持することができることを特徴とするパーソナル ハンズフリー通信装置。 9.請求項1または3のいずれかに記載のパーソナルハンズフリー通信装置にお いて: 前記支持手段は、フレキシブルな細長い部材から成り、 さらに、前記フレキシブルな細長い部材の各端を連結してユーザが装置をネッ クレスのように装着できるようにするための連結手段と、 を備えたことを特徴とするパーソナルハンズフリー通信装置。 10.請求項9記載のパーソナルハンズフリー通信装置において: 前記のフレキシブルな細長い部材は、スピーカ手段と信号受信手段の電気的な 接続路を供給する複数の内部導体を有することを特徴とするパーソナルハンズフ リー通信装置。 11.請求項5記載のパーソナルハンズフリー通信装置において:さらに、 ダイポール指向特性を示す第2のスピーカ手段を有し、 そこで、2つのスピーカ手段は、支持手段の上に相対的に設置され、支持手段 がユーザの首の周りの肩の上に装着されたときに、それぞれの耳の下に各スピー カ手段が位置することを特徴とするパーソナルハンズフリー通信装置。 12.請求項11記載のパーソナルハンズフリー通信装置において: 一方のスピーカ手段が他方のスピーカ手段と同じ位相で動作することを特徴と するパーソナルハンズフリー通信装置。 13.請求項12記載のパーソナルハンズフリー通信装置において: 一方のスピーカ手段が他方のスピーカ手段とほぼ180度の位相で動作するこ とを特徴とするパーソナルハンズフリー通信装置。 14.請求項13記載のパーソナルハンズフリー通信装置において: ダイポール動作が可能な一方のスピーカ手段をやはりダイポール動作が可能な 他方のスピーカ手段に対してほぼ逆になるように物理的に方向付けすることによ って異なる位相での動作を可能にすることを特徴とするパーソナルハンズフリー 通信装置。 15.請求項8記載のパーソナルハンズフリー通信装置において: 前記信号受信手段は硬質の細長い部材の一方の端に設置されることを特徴とす るパーソナルハンズフリー通信装置。 16.請求項9記載のパーソナルハンズフリー通信装置において: 前記信号受信手段はフレキシブルな細長い部材の一方の端に設置されることを 特徴とするパーソナルハンズフリー通信装置。 17.ハンズフリーパーソナル通信装置に使用されるダイポールスピーカにおい て: そのスピーカは、シングルドライバと、細長いハウジングとから成り、 そのドライバは、細長いハウジングの中に設置され、そのハウジングの壁に密 着し、そのハウジングは、ドライバの軸方向の両端にほぼ開いた端部を有し、そ こで、そのハウジングは軸に沿って両方向にほぼ同じ所定量だけドライバを越え て軸方向に延びることを特徴とするダイポールスピーカ。 18.スピーカ手段を有する通信装置において: そのスピーカ手段は、多重ポール特性を有し、スピーカの特性サイズよりもか なり大きい音波長に対応した周波数範囲で、音を主にスピーカの外部の特定の空 間領域に指向性を持って放射するスピーカから成ることを特徴とするスピーカ手 段を有する通信装置。
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