JPH0850947A - 丸型端子用コネクタ - Google Patents
丸型端子用コネクタInfo
- Publication number
- JPH0850947A JPH0850947A JP6183616A JP18361694A JPH0850947A JP H0850947 A JPH0850947 A JP H0850947A JP 6183616 A JP6183616 A JP 6183616A JP 18361694 A JP18361694 A JP 18361694A JP H0850947 A JPH0850947 A JP H0850947A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- round
- lance
- connector
- locking lance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/422—Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means
- H01R13/4223—Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means comprising integral flexible contact retaining fingers
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハウジング内に嵌挿された丸型端子を強固に
保持するとともに、信頼性に高い丸型端子用コネクタを
提供する。 【構成】 ソケットタイプの雌型端子11を構成する端
子接続部12の基部17と首部13との間の段部に環状
の溝部31が形成されるとともに、雌型端子11の抜け
止めを行う係止ランス24のランス頭部26の先端部2
6aが溝部31に嵌合する形状に形成されている。これ
により、雌型端子11が長手方向に引き抜かれた場合、
係止ランス24全体が雌型端子11の軸芯方向に変位す
るようになる。よって、雌型端子11は係止ランス24
を破損させることなく強固にハウジング内に係止される
ことになる。
保持するとともに、信頼性に高い丸型端子用コネクタを
提供する。 【構成】 ソケットタイプの雌型端子11を構成する端
子接続部12の基部17と首部13との間の段部に環状
の溝部31が形成されるとともに、雌型端子11の抜け
止めを行う係止ランス24のランス頭部26の先端部2
6aが溝部31に嵌合する形状に形成されている。これ
により、雌型端子11が長手方向に引き抜かれた場合、
係止ランス24全体が雌型端子11の軸芯方向に変位す
るようになる。よって、雌型端子11は係止ランス24
を破損させることなく強固にハウジング内に係止される
ことになる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電線を加締めた丸型端
子のコネクタハウジング内への係止構造に関し、詳しく
は丸型端子が抜き出し方向に引っ張られても容易に抜け
ることがない丸型端子及び丸型端子用コネクタに関す
る。
子のコネクタハウジング内への係止構造に関し、詳しく
は丸型端子が抜き出し方向に引っ張られても容易に抜け
ることがない丸型端子及び丸型端子用コネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より自動車等に搭載される各種電子
機器には、ワイヤーハーネスとの接続用に各種コネクタ
が使用されている。特に、極数が多い多極コネクタにお
いては、そのコネクタハウジング(以下、単にハウジン
グと言う。)内への接続端子の嵌挿作業が煩雑化する傾
向にある。この嵌挿作業の効率を図るために嵌挿自由度
が高い円筒状の丸型端子の需要が多くなっている。
機器には、ワイヤーハーネスとの接続用に各種コネクタ
が使用されている。特に、極数が多い多極コネクタにお
いては、そのコネクタハウジング(以下、単にハウジン
グと言う。)内への接続端子の嵌挿作業が煩雑化する傾
向にある。この嵌挿作業の効率を図るために嵌挿自由度
が高い円筒状の丸型端子の需要が多くなっている。
【0003】上記丸型端子の一例として、米国特許第5
085598号明細書等に開示されているものを図6を
参照して説明する。図6に示すようにソケットタイプの
雌型端子1は、円筒状の端子接続部2と、電線Wの芯線
Waを加締めて通電可能に接続した電線接続部3と、電
線Wの抜け止めを行う電線保持部4とより構成されてい
る。この端子接続部2は電線接続部3に対し大径に形成
され、両者の間の段差部5に図示を省略したハウジング
に設けられた係止ランス6の頭部6aが係止されるよう
になっている。
085598号明細書等に開示されているものを図6を
参照して説明する。図6に示すようにソケットタイプの
雌型端子1は、円筒状の端子接続部2と、電線Wの芯線
Waを加締めて通電可能に接続した電線接続部3と、電
線Wの抜け止めを行う電線保持部4とより構成されてい
る。この端子接続部2は電線接続部3に対し大径に形成
され、両者の間の段差部5に図示を省略したハウジング
に設けられた係止ランス6の頭部6aが係止されるよう
になっている。
【0004】上記構成の雌型端子1にあっては、端子接
続部2内に相手端子であるピンタイプの雄型端子を挿入
することにより電線Wと通電可能に接続することができ
る。そして、この配線作業中、或いは電子機器の使用中
に電線Wが矢印X方向に引き抜かれた場合は、段差部5
が係止ランス6の頭部6aに係止されることで抜け出し
が防止されている。
続部2内に相手端子であるピンタイプの雄型端子を挿入
することにより電線Wと通電可能に接続することができ
る。そして、この配線作業中、或いは電子機器の使用中
に電線Wが矢印X方向に引き抜かれた場合は、段差部5
が係止ランス6の頭部6aに係止されることで抜け出し
が防止されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の雌型端子1では、電線WがX方向に強く引かれた場
合、端子接続部2のエッジ2aが頭部6aに強く当た
り、該頭部6aが破損されてしまうことがある。このよ
うな事態が発生すると、雌型端子1全体がハウジングか
ら抜け出し易くなり、場合によっては端子接続部2に相
手端子を接続しようとしても、雌型端子1が移動してし
まい接続不能な状態になってしまう場合がある。
成の雌型端子1では、電線WがX方向に強く引かれた場
合、端子接続部2のエッジ2aが頭部6aに強く当た
り、該頭部6aが破損されてしまうことがある。このよ
うな事態が発生すると、雌型端子1全体がハウジングか
ら抜け出し易くなり、場合によっては端子接続部2に相
手端子を接続しようとしても、雌型端子1が移動してし
まい接続不能な状態になってしまう場合がある。
【0006】上記のような問題を解消するものとして、
図7に示すような雌型端子10が通常使用されている。
即ち、雌型端子10は、端子接続部2の後端にある段差
部5から首部3に至る面に角部が形成されておらず、係
止ランス6の頭部6bも段差部5の曲面に対応した形状
になっている。この構成にあっては、段差部5及び係止
ランス6の頭部6bのいずれにも角部が形成されていな
いので、雌型端子10がX方向に強く引かれても、ラン
ス頭部が破損されるようなことはない。しかし、雌型端
子10がX方向に更に強く引かれると、係止ランス6は
弾性変形して矢印Y方向に変位して保持力が弱くなって
しまう。
図7に示すような雌型端子10が通常使用されている。
即ち、雌型端子10は、端子接続部2の後端にある段差
部5から首部3に至る面に角部が形成されておらず、係
止ランス6の頭部6bも段差部5の曲面に対応した形状
になっている。この構成にあっては、段差部5及び係止
ランス6の頭部6bのいずれにも角部が形成されていな
いので、雌型端子10がX方向に強く引かれても、ラン
ス頭部が破損されるようなことはない。しかし、雌型端
子10がX方向に更に強く引かれると、係止ランス6は
弾性変形して矢印Y方向に変位して保持力が弱くなって
しまう。
【0007】本発明の目的は、上記課題を解消するため
になされたものであり、ハウジング内に嵌挿された丸型
端子を強固に保持するとともに、信頼性に高い丸型端子
用コネクタを提供することにある。
になされたものであり、ハウジング内に嵌挿された丸型
端子を強固に保持するとともに、信頼性に高い丸型端子
用コネクタを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、一
端に電線を接続し他端に相手端子を接続する丸型端子
と、該丸型端子を嵌挿する端子挿入孔及び該端子挿入孔
内にあって丸型端子を保持する係止ランスを形成したコ
ネクタハウジングとにより構成した丸型端子用コネクタ
において、丸型端子を構成する大径の端子接続部と小径
の首部との間に溝部を設けるとともに、係止ランスの端
部に、通常状態で溝部内に嵌合し、丸型端子が長手方向
に付勢された状態で係止ランスを丸型端子の軸芯方向に
変位させるランス頭部を設けたことを特徴とする丸型端
子用コネクタによって達成することができる。
端に電線を接続し他端に相手端子を接続する丸型端子
と、該丸型端子を嵌挿する端子挿入孔及び該端子挿入孔
内にあって丸型端子を保持する係止ランスを形成したコ
ネクタハウジングとにより構成した丸型端子用コネクタ
において、丸型端子を構成する大径の端子接続部と小径
の首部との間に溝部を設けるとともに、係止ランスの端
部に、通常状態で溝部内に嵌合し、丸型端子が長手方向
に付勢された状態で係止ランスを丸型端子の軸芯方向に
変位させるランス頭部を設けたことを特徴とする丸型端
子用コネクタによって達成することができる。
【0009】また上記目的は、溝部が、端子接続部と首
部との連結部の周壁に形成された環状溝であることによ
り達成できる。更に上記目的は、ランス頭部の先端部
が、溝部に嵌合するように前方に鋭角状に突き出ている
ことにより達成できる。
部との連結部の周壁に形成された環状溝であることによ
り達成できる。更に上記目的は、ランス頭部の先端部
が、溝部に嵌合するように前方に鋭角状に突き出ている
ことにより達成できる。
【0010】
【作用】本発明の上記構成に係わる丸型端子用コネクタ
においては、丸型端子を構成する大径の端子接続部と小
径の首部との間に溝部を設けるとともに、係止ランスの
端部に、通常状態で溝部内に嵌合し、丸型端子が長手方
向に付勢された状態で係止ランスを丸型端子の軸芯方向
に変位させるランス頭部が設けられている。これによ
り、通常状態での丸型端子は、溝部内に係止ランスの頭
部が嵌合されて抜け出し防止が行われる。一方、丸型端
子が引き抜き方向に引かれた状態での丸型端子は、溝部
の外輪部分が頭部の下側に入り込むように変位し、係止
ランス全体が丸型端子の軸芯方向に変位して丸型端子を
より一層強固に係止するようになる。
においては、丸型端子を構成する大径の端子接続部と小
径の首部との間に溝部を設けるとともに、係止ランスの
端部に、通常状態で溝部内に嵌合し、丸型端子が長手方
向に付勢された状態で係止ランスを丸型端子の軸芯方向
に変位させるランス頭部が設けられている。これによ
り、通常状態での丸型端子は、溝部内に係止ランスの頭
部が嵌合されて抜け出し防止が行われる。一方、丸型端
子が引き抜き方向に引かれた状態での丸型端子は、溝部
の外輪部分が頭部の下側に入り込むように変位し、係止
ランス全体が丸型端子の軸芯方向に変位して丸型端子を
より一層強固に係止するようになる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の丸型端子用コネクタの一実施
例を図1乃至図4に基づいて詳細に説明する。図1は本
発明の丸型端子用コネクタを示す分解斜視図、図2は図
1におけるソケットタイプの丸型端子の平面図、図3は
端子接続部の部分断面図、図4はハウジング内で係止ラ
ンスに係止されている状態の丸型端子要部の拡大断面図
である。図1に示すようにコネクタTは、合成樹脂を一
体成形したハウジング21と、該ハウジング21内に嵌
挿されるソケットタイプの雌型端子11とより構成され
ている。この雌型端子11は、円筒状の端子接続部12
と、小径の円筒状である首部13と、端子接続部12の
基部17と略同一径で1対の電線保持部15,16から
なる電線接続部14とより構成されている。
例を図1乃至図4に基づいて詳細に説明する。図1は本
発明の丸型端子用コネクタを示す分解斜視図、図2は図
1におけるソケットタイプの丸型端子の平面図、図3は
端子接続部の部分断面図、図4はハウジング内で係止ラ
ンスに係止されている状態の丸型端子要部の拡大断面図
である。図1に示すようにコネクタTは、合成樹脂を一
体成形したハウジング21と、該ハウジング21内に嵌
挿されるソケットタイプの雌型端子11とより構成され
ている。この雌型端子11は、円筒状の端子接続部12
と、小径の円筒状である首部13と、端子接続部12の
基部17と略同一径で1対の電線保持部15,16から
なる電線接続部14とより構成されている。
【0012】一方、ハウジング21は、雌型端子11を
収容し、相手端子を挿入接続する上下2段に形成された
端子挿入孔22,23と、該端子挿入孔22,23の略
中間位置に形成されている係止ランス24と、外周部に
図示されていない相手ハウジングを嵌合係止するための
係止手段29が設けられている。
収容し、相手端子を挿入接続する上下2段に形成された
端子挿入孔22,23と、該端子挿入孔22,23の略
中間位置に形成されている係止ランス24と、外周部に
図示されていない相手ハウジングを嵌合係止するための
係止手段29が設けられている。
【0013】次に、図2及び図3に示すようにソケット
タイプの雌型端子11は、一枚の金属板を打ち抜き、円
筒状に加工したものであり、端子接続部12の先端側に
は小径部12aが形成され、該小径部12aにはスリー
ブ18が被嵌されている。この小径部12aの一部には
係止孔19が形成され、スリーブ18に形成した突起1
8aを係止させてスリーブ18の抜けを防止するように
なっている。
タイプの雌型端子11は、一枚の金属板を打ち抜き、円
筒状に加工したものであり、端子接続部12の先端側に
は小径部12aが形成され、該小径部12aにはスリー
ブ18が被嵌されている。この小径部12aの一部には
係止孔19が形成され、スリーブ18に形成した突起1
8aを係止させてスリーブ18の抜けを防止するように
なっている。
【0014】この雌型端子11は、端子接続部12の基
部17と電線接続部14の間に首部13が形成されてお
り、該基部17との段部には環状の深さdの溝部31が
形成されている。この溝部31は、雌型端子11が平板
状の打ち抜き状態から円筒状に加工する工程において、
溝部31を加圧成形して形成するものである。
部17と電線接続部14の間に首部13が形成されてお
り、該基部17との段部には環状の深さdの溝部31が
形成されている。この溝部31は、雌型端子11が平板
状の打ち抜き状態から円筒状に加工する工程において、
溝部31を加圧成形して形成するものである。
【0015】次に、図4に示すように係止ランス24
は、可撓性を備えた舌状のランス基部25と、該ランス
基部25上に形成され、端子接続部12の基部17と首
部13との段差に相当する高さHに設定されるととも
に、溝部31に接する先端部26aを溝部31の曲面に
対応するように凸状に形成されたランス頭部26とが形
成されている。 そして、雌型端子11が端子挿入孔2
2,23に嵌挿された時には、ランス頭部26が首部1
3部分に入り込み、ランス頭部26の先端部26aが溝
部31に嵌合され、矢印X方向に強く引かれても容易に
引き抜かれることはない。
は、可撓性を備えた舌状のランス基部25と、該ランス
基部25上に形成され、端子接続部12の基部17と首
部13との段差に相当する高さHに設定されるととも
に、溝部31に接する先端部26aを溝部31の曲面に
対応するように凸状に形成されたランス頭部26とが形
成されている。 そして、雌型端子11が端子挿入孔2
2,23に嵌挿された時には、ランス頭部26が首部1
3部分に入り込み、ランス頭部26の先端部26aが溝
部31に嵌合され、矢印X方向に強く引かれても容易に
引き抜かれることはない。
【0016】即ち、本実施例の構成にあっては、溝部3
1の外輪部分によってランス頭部26とともに係止ラン
ス24全体が雌型端子11の軸芯方向に付勢されること
になる。従って、雌型端子11の保持力がより一層向上
することになる。更に、係止ランス24のランス頭部2
6に端子接続部12の角部が強く当たるようなことはな
く、係止ランス24が雌型端子11によって破損される
ようなことは確実に回避される。このように、本実施例
におけるコネクタTにおいては、雌型端子11の抜け防
止とともに、係止ランス24の破損防止が確実に行われ
るので、コネクタTの信頼性の向上により、コネクタT
を適用した各種機器の信頼性を向上させることができ
る。
1の外輪部分によってランス頭部26とともに係止ラン
ス24全体が雌型端子11の軸芯方向に付勢されること
になる。従って、雌型端子11の保持力がより一層向上
することになる。更に、係止ランス24のランス頭部2
6に端子接続部12の角部が強く当たるようなことはな
く、係止ランス24が雌型端子11によって破損される
ようなことは確実に回避される。このように、本実施例
におけるコネクタTにおいては、雌型端子11の抜け防
止とともに、係止ランス24の破損防止が確実に行われ
るので、コネクタTの信頼性の向上により、コネクタT
を適用した各種機器の信頼性を向上させることができ
る。
【0017】次に、本発明の別の実施例であるピンタイ
プの丸型端子に適用した場合を図5に基づいて説明す
る。このピンタイプの雄型端子41は、上記雌型端子1
1と嵌合接続されるものであり、先端側には円柱状の端
子接続部32が形成されている。この雄型端子41は、
上記雌型端子11と同様に端子接続部32の基部17と
電線接続部14の間に首部13が形成されており、該基
部17との段部には環状の深さdの溝部31が形成され
ている。この溝部31は、図4に示した同様の構成の係
止ランスによってハウジング内に係止されるためのもの
である。
プの丸型端子に適用した場合を図5に基づいて説明す
る。このピンタイプの雄型端子41は、上記雌型端子1
1と嵌合接続されるものであり、先端側には円柱状の端
子接続部32が形成されている。この雄型端子41は、
上記雌型端子11と同様に端子接続部32の基部17と
電線接続部14の間に首部13が形成されており、該基
部17との段部には環状の深さdの溝部31が形成され
ている。この溝部31は、図4に示した同様の構成の係
止ランスによってハウジング内に係止されるためのもの
である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る丸型端
子用コネクタは、丸型端子を構成する大径の端子接続部
と小径の首部との間に溝部を設けるとともに、係止ラン
スの端部に、通常状態で溝部内に嵌合し、丸型端子が長
手方向に付勢された状態で係止ランスを丸型端子の軸芯
方向に変位させるランス頭部が設けられている。これに
より、丸型端子が引き抜き方向に引っ張られた場合に
は、係止ランスが丸型端子の軸芯方向に変位して保持力
が向上し、丸型端子をより一層強固に保持することがで
きる。よって、丸型端子を嵌挿したコネクタの信頼性が
更に確保される。
子用コネクタは、丸型端子を構成する大径の端子接続部
と小径の首部との間に溝部を設けるとともに、係止ラン
スの端部に、通常状態で溝部内に嵌合し、丸型端子が長
手方向に付勢された状態で係止ランスを丸型端子の軸芯
方向に変位させるランス頭部が設けられている。これに
より、丸型端子が引き抜き方向に引っ張られた場合に
は、係止ランスが丸型端子の軸芯方向に変位して保持力
が向上し、丸型端子をより一層強固に保持することがで
きる。よって、丸型端子を嵌挿したコネクタの信頼性が
更に確保される。
【図1】本発明の丸型端子用コネクタの一実施例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】本実施例のソケットタイプの丸型端子を示す平
面図である。
面図である。
【図3】図2における部分断面である。
【図4】本実施例の係止ランスに係止された状態を示す
丸型端子要部の拡大断面図である。
丸型端子要部の拡大断面図である。
【図5】本発明の別の実施例であるピンタイプの丸型端
子を示す部分断面である。
子を示す部分断面である。
【図6】従来の丸型端子を示す部分断面図である。
【図7】従来の別構成の丸型端子を示す部分断面図であ
る。
る。
【符号の説明】 T コネクタ 11 雌型端子(丸型端子) 12 端子接続部 13 首部 14 電線接続部 15,16 電線加締部 17 基部 18 スリーブ 18a 係止突起 19 係止孔 21 コネクタハウジング 22,23 端子挿入孔 24 係止ランス 25 ランス基部 26 ランス頭部 26a 先端部 31 溝部 32 端子接続部 41 雄型端子(丸型端子) d 溝部の深さ H 頭部の高さ W 電線 Wa 芯線
Claims (3)
- 【請求項1】 一端に電線を接続し他端に相手端子を接
続する丸型端子と、該丸型端子を嵌挿する端子挿入孔及
び該端子挿入孔内にあって前記丸型端子を保持する係止
ランスを形成したコネクタハウジングとにより構成した
丸型端子用コネクタにおいて、 前記丸型端子を構成する大径の端子接続部と小径の首部
との間に溝部を設けるとともに、前記係止ランスの端部
に、通常状態で前記溝部内に嵌合し、前記丸型端子が長
手方向に付勢された状態で前記係止ランスを前記丸型端
子の軸芯方向に変位させるランス頭部を設けたことを特
徴とする丸型端子用コネクタ。 - 【請求項2】 前記溝部が、前記端子接続部と前記首部
との連結部の周壁に形成された環状溝であることを特徴
とする請求項1記載の丸型端子用コネクタ。 - 【請求項3】 前記ランス頭部の先端部が、前記溝部に
嵌合するように前方に鋭角状に突き出ていることを特徴
とする請求項1記載の丸型端子用コネクタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6183616A JPH0850947A (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | 丸型端子用コネクタ |
US08/508,691 US5672075A (en) | 1994-08-04 | 1995-07-28 | Round terminal-receiving connector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6183616A JPH0850947A (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | 丸型端子用コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0850947A true JPH0850947A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16138904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6183616A Pending JPH0850947A (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | 丸型端子用コネクタ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5672075A (ja) |
JP (1) | JPH0850947A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010041664A1 (ja) * | 2008-10-06 | 2010-04-15 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
JP2012069468A (ja) * | 2010-09-27 | 2012-04-05 | Yazaki Corp | 丸形端子及びコネクタ |
JP2015082453A (ja) * | 2013-10-24 | 2015-04-27 | 矢崎総業株式会社 | 端子 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001052794A (ja) * | 1999-07-26 | 2001-02-23 | Thomas & Betts Corp <T&B> | コネクタ |
JP3654182B2 (ja) * | 2000-12-21 | 2005-06-02 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
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