JPH08507396A - 感圧入力面を有するデータ入力装置 - Google Patents

感圧入力面を有するデータ入力装置

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JPH08507396A
JPH08507396A JP6513774A JP51377494A JPH08507396A JP H08507396 A JPH08507396 A JP H08507396A JP 6513774 A JP6513774 A JP 6513774A JP 51377494 A JP51377494 A JP 51377494A JP H08507396 A JPH08507396 A JP H08507396A
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考彦 伊東
カール ダブリュー ボリグ
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シグナグラフィックス コーポレーション(インク)
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Abstract

(57)【要約】 データ入力装置は、入力面(40)を有し、同入力面には局部的に、ペン、筆記用具等の押圧手段により筆力が加えられる。入力面の下層には、ペン等の押圧手段の位置を検知するとともに、検知された位置を表す出力信号を出力するセンサーがある。入力面とセンサーとの間に色変化層(50)が形成されて、前記筆記用具等で入力面をなぞった位置を一時的に光学的にデイスプレイできるようになっている。色変化層(50)は、ペン等の筆圧に感応して入力面の当該箇所の色が変わるようになっている。色変化層(50)は、ペン等の押圧手段が入力面に接触した後、所定の時間経過後、前記接触以前の状態を再び開始する。

Description

【発明の詳細な説明】 感圧入力面を有するデータ入力装置 本発明は、感圧入力表面を有するデータ入力装置に関するものである。 本発明は、感圧性入力面を有したデータ入力装置に関する。詳しくは、ペン等 の筆記用具による筆圧を随所に受けることのできる入力面と、同入力面より下層 にあって少なくとも筆記用具等の現在の位置を検知するとともに検知した位置を 表す信号を出力するセンサーと、筆記用具等の位置を検知する前記センサーの出 力信号を判定する判定手段とを有することを特徴としている。 かかるデータ入力装置を用いることによって、手書きの記録、例えば、署名を 、コンピュータ読取り可能なデータに変換することができる。その後、かかるデ ータをコンピュータ処理して、位置信号に基づく署名痕跡を再構成しかつ、平滑 化して、コンピュータ内に既に記憶された署名と正確に比較しうるまでにするこ とができる。 感圧入力面を介するデータ入力装置は、欧州特許0032013A3ならびに米国特許4 ,636,582から公知である。これらの装置は、いわゆる「感圧方法」を採用してお り、この場合、署名の評価のために、その記録はセンサーとして設けられた入力 面に及ぼす記入器具の圧力の影響のみにより実施される。この場合使用されるべ きペンは、センサーの入力面に圧力を加えて、手書きの記録または署名が夫々、 センサーによって圧力信号として認知されかつ、評価回路へ移行されるようにな ると考えられる。このセンサーを特徴づけるデータ入力装置の内部構造は、これ が、そのチップが入力面またはセンサー面の面に押圧される記入器具の位置を測 定可能な電気的大きさに変換して、署名が出来る時、ペンの個々の圧力点ならび に接触点のx 位置ならびにy位置に対する寸法を示すように配置されている。 欧州特許0032013A3ならびに米国特許4,636,582によれば、電気的大きさの形成 は柔軟な導電性の層が、抵抗性の層上のある距離に配置されているデータ入力装 置を利用することによって達成される。もし全く圧力を加えない場合は、これら の2層は、ある電気的な絶縁層によって相互に隔離されている。該絶縁層は柔軟 でありかつ、スクリーン印刷によって作られた絶縁層が、記入器具の圧力点にお いて変形して、格子状または点状網の目開孔部によって、上部導電性の層と下部 抵抗性の層の間の電気接触が行われるようになるような形態をなしている。この ことによって、抵抗性の層を横切って電圧の分割が形成されることになり、この 場合、部分抵抗は、ペンの圧力の位置の関数として示される。 欧州特許0032013A3によれば、長方形の抵抗性層の4外角において、電圧が互 換的に印加されかつ、結果として抵抗性の層における電圧分割は、抵抗性の層の 縦方向と横方向においてのみ評価され、この際、圧力点の夫々x位置ならびにy 位置信号が得られることは公知である。 電圧分割の部分抵抗の測定は、抵抗性の層に印加される直流電圧によって行わ れるが、この場合、圧力点ならびに、導電性の層と、抵抗性の層の接触によって 生じるトラフ状の沈下によって電圧分割器の電圧が感知される。 このように、これらの公知のデータ入力装置の長期の使用の後では(パッドと もいわれる)上部の導電性の層と、抵抗性の層の間の直接接触によって、特に、 これらの層間に配置された柔軟性の絶縁性の層、ならびに抵抗性の層の発熱と機 械応力が観察される。この結果、データ入力装置の寿命の短縮と、信頼性の低下 が起こるだろう。これが起こるのは、特に、絶縁層がスクリーン印刷法で製作さ れ、この場合、スクリーン印刷パターンに分布していて、かつ、絶縁性の材料で できている短柔毛状の突出部分が、本出願の要求を満足させるようには導電性の 層に固定することができないからである。公知のデータ入力装置のさらなる欠点 は、記入器具を入力面に押しつける圧力の測定が不可能なことである。 欧州特許0194861A2から、感圧入力面を具備していて、この場合、圧力点のx 及びy座標の検知の他に、圧力点において、感圧入力面に、働く圧力の力も検知 されるデータ入力装置が公知である。このように、本装置においては、感圧入力 面内の圧力点ならびに押圧力も表示する電気信号が生じる。こうすることにより 、xならびにy座標の検知が、該圧力点と、抵抗性の層の該配置の、向合わせて 配列した2電極との間で得られる抵抗性の層の配置の部分抵抗に基づいて実施さ れる。押圧力は、抵抗性の層の配置と、抵抗性の層の配置の上に配置されており 、かつその上で圧力点の、抵抗性の層の配置との接触が多少強くなる導電性の接 触層との間の(接触)抵抗から生じる。 欧州特許0288692は記入器具等によって、入力面に発生する線に対する別の感 圧データ入力装置を教示している。該装置においては、相互に突合わせ接触して いる個々の導電性の繊維を具備する圧縮性抵抗性の層が使用されている。該抵抗 性の層は、その4つの縁に、電極を具備しており、これは導電性の繊維の端末に 接続されている。抵抗性の層の上下に堅い導電性の層が配置されている。記入器 具の使用により、抵抗性の層と導電性の層の組合わせの1側に配置されている入 力面上に圧力が行使される。導電性の繊維の突合わせ接触の強さが増大するにつ れて、発生する抵抗は、これに応じて低下するだろう。入力面内の圧力点のxと yの位置は、電流が導電性の層に供給される時、個々の電極を通る電流に基づい て検知される。電 流の全体の大きさは、圧力点において入力面に作用する記入器具の圧力の一つの 尺度である。 欧州特許0189590から、記入器具による情報の入力ならびにこれと同時の該情 報の表示のための装置は公知である。この装置は、相互にある距離をおいて配置 されている、帯状電極、すなわち相互に平衡な横電極と、これに対して直交して 延びているこれも平行な縦電極の2群を具備している。両電極群間の空間は液晶 で満たされている。横電極及び縦電極の夫々は駆動装置を具備している。縦電極 は、更に、駆動装置に並列に接続された入力センサーを具備している。これらの 電極はすべて、時分割多重法に従って駆動される。更に、入力センサーは連続的 に走査される。これらのプロセスに必要な駆動制御エレクトロニクスは比較的複 雑である。記入器具によって、縦電極の横電極に対する距離は局部的に短縮され 、この場合、記入圧力にさらされる縦電極が横電極と交差する区域における抵抗 及び/又は容量は変わる。これは入力センサーが検知する。連結された駆動装置 を介しての、このように局在した電極の対応する制御によって、液晶層は、記入 器具が記入した情報を表示することになる。 欧州特許0189590による情報入力装置は入力された情報を光学的に表示するこ とはできるが、かなりの数の入力センサーを備えた液晶デイスプレイを必要とす る。その結果、構造も製造も複雑なものとなる。 抵抗性の紙シートとして設けられた堅い抵抗性の層を具備するデータ入力装置 は、ドイツ公開公報2319460から公知である。該装置は抵抗性の紙シートの縁に 沿って等距離に配置されている複数の接点電極を具備している。4縁部分の各々 の電極は夫々、抵抗体によって相互に接続されている。 本発明の目的は、簡単に安定して筆記用具等による書き込みを一時的に光学的 にデイスプレイできる感圧性入力面を有したことを特徴とするデータ入力装置を 提供することである。 本発明のデータ入力装置では、入力面とセンサーの間に一層を設け、同層によ りペン、筆記用具等の押圧手段による筆圧の跡を一時的に光学的にデスプレイす る。厳密に言えば、同層の介在により、入力面に加えられた筆圧を一時的に光学 的にデスプレイする。光学的デスプレイのため、同層は筆圧により発生するエネ ルギに感応する。ある位置が一旦接触された後所定の時間再び接触されなければ 、この位置は接触以前の状態に復帰する。これは自動的におこなっても、または 、外部手段(露光、加熱、または、同層を電界または磁場を発生させてこれに触 れさせる)によって行ってもよい。 層の配置は、好ましくは粘性且つ不透明性で、局所的に変形可能で入力面の下 部に位置する層及び粘性材料とコントラストをなす色彩を有し、第1の層の下部 に位置する層から成っている。入力面からの圧力の影響を受けない時は、粘性材 料の層は実質的に不透光性である。入力面を介して筆記用具により層に圧力が加 えれると直ちに、粘性材料は変形し、層の厚みは局部的に減少する。粘性材料が 低い筆圧により既に完全に変形した状態で、粘性且つ不透明性層が形成されるの で、コントラストをなす色彩を有した粘性層の下部の層は、透明な入力面を介し て可視状態となる。圧力を付されていない状態の層の厚みに比して、小さい厚み を有する層の場合、粘性材料は既に透明である。不透明性材料の粘性によって、 筆記用具の圧力により粘性材料が移動した箇所を不透明性材料が埋め、層の状態 を筆記用具による圧力が加わる前の状態に戻すのは、ごく僅か後である。 筆記用具により入力面に筆圧が加えれた箇所の層の色彩の変化は、 好ましくは化学的な影響を受けたものである。この影響とは、本発明の好適実施 例によると、フォトクトミック化学化合物を含む材料から成る層配置及びペン、 筆記用具等がその内部に設けられた光源を有していることによってもたらせれ、 ペン又は筆記用具が入力面へ滑動するとき、層配置は入力面を介して局部的に照 射され層配置の色が局部的に変化する、というものである。入力面をペン、筆記 用具等を通過した後、層配置は記入跡に対応して、入力面を介して可視である色 変化を起こす。フォトクロミック化学化合物自体は公知である。これらの化合物 は、それらのもとの状態(色)をしている時点、また、一時の露光後の化学状態 の測定基準である特定の半減期を有している。本発明のデータ入力装置の層配置 においては可逆性、即ち入力面が記入後の元の状態へ戻るという特徴は決定的な 重要性をもつ。電極が励起され、露光によりエネルギーが高まった状態にあるフ ォトクロミック化学化合物は時の経過に伴い、もとのエネルギー状態に戻り外界 へ熱を放出する。換言すれば、本発明のデータ入力装置の層配置によると、熱的 にまた光化学的に可逆性のある材料、つまり露光又は熱供給によりもとの状態に 戻ることのできる材料の使用が可能である。 本発明の装置の層配置には、フォトケミカル化学化合物の代わりにサーモクロ ミック化学化合物を用いることもできる。この様な場合、筆記用具はその内部に 熱源を有し、筆記用具が入力面へ滑動する間層配置を局部的に熱し、局部的に層 配置の色変化を起こす。サーモクロミック化合物の対応する構成では、局部加熱 は入力面に押圧され、押圧された状態で通過するペンの動作を用いることにより 生成され、層配置に摩擦熱が起こり、サーモクロミック化学化合物は色変化を起 こす。 ペン、又は筆記用具の圧力や押力により局部的に色変化する層配 置が選択されることが望ましい。 本発明の一実施態様を、以下に、図面を参考に更に詳しく説明の予定である。 図1はデータ入力装置各種層を切る縦断面を示しており、この場合、筆記用具の 接触点におけるトラフ状沈下の下の変形可能な誘電層の中間配置において、該誘 電性の層の狭窄と、これによって誘電性層に生じた静電容量の主要部分が略図的 に描いた蓄電器によって表示されており、この蓄電器は下部抵抗性層に配置され た部分抵抗R1とR2を有する電圧分割器に接続されている。 図2は抵抗性層の内部の沈下部の下に夫々設けられている電圧分割器の部分抵抗 に接続するためのデータ入力装置の評価手段と、その上に生ずる、誘電性の層の 容量Cとを示しており、層配置の全体は分解状態で部分的に示してある。 図3はフィルター回路を示し、これがx座標と、y座標用のアナログスイッチを 省いた場合の姿であり、かつ、 図4は図3によるフィルター回路のジャンプ応答関数を例示している。 図1のデータ入力装置11の断面から分かるように、本装置は薄くて絶縁性で、 その中に記入パッド(書き込み領域)が設けられている上部被覆層40から成って いる。この被覆層40の下に被覆層40が筆記用具30のチップによって筆圧を受ける 領域で色を局部的に変える色変化層が配置されている。 このように筆記用具が通過した被覆層40の全領域において、色変化層50はその 色を変化させ、それによって例えば筆記用具30による署名は色変化層50上に光学 的に表わされる。ある一定時間経過後は色変化層50は、その原色状態にもどる。 色変化層50の下に導電性の層1(ハッチラインで示す)及びその下に別の抵抗性 の層2が配置 されている。導電性の層1と抵抗性の層2の間に層3及び4を備え、誘電性質を 有する電気絶縁層が配列されている。層1〜4を有する層群は入力面と入力面に かかる圧力内での筆記用具30のxとyの両位置を検出するセンサー手段を構成し ている。 入力面上の、30で略図的に示す筆記用具上に圧力があり、かつ、この際、層配 列に生じるえくぼのような沈下(図1参照)がある場合の導電性の層1と、抵抗 性の層2の間の直接の電気的接触を避けるために、薄い柔軟性のある絶縁材料( 例えばPVC)でできた絶縁材料3と、抵抗性の層2に触れる誘電性の層4が、層 1と2の間にある。誘電性の材料は柔軟性であるか、あるいは弾性の堅い材料ま たは移動可能な液体材料でできていて、ために、筆記用具30のチップの圧力が加 わると、圧力点の下にえくぼのような沈下が層4に形成され、従って、ここでは 層厚の減少が起こる。大きな誘電定数を有する弾性ゴムも、誘電性材料として使 用することができる。 図1の略図から分かるように、弾性的誘電性材料に食い込んで、これを絶縁層 3と抵抗性の層2の間の空間から逸脱させている多少顕著な沈下の形成(弾性的 かつ柔軟性のある層の系統上の筆記用具30の圧力次第で)が観察される。誘電性 材料4の圧縮において象徴的に示してある蓄電器10の静電容量“C”は、従って 変化し、この場合、同時に、このようにして起きた静電容量の変化の大部分が、 沈下の底部と抵抗性の層の間に所在する。このような静電容量の変化は、静電容 量の絶対値が高いほど、それだけよく測定することができる。この理由のために 、可能最大の誘電定数の材料を層4に使用する。上部導電性の層1が、電圧分割 器R1,R2の中点に直接接続されている米国特許4,636,582におけるデータ入力 装置の回路と異なり、蓄電器“C”の1極のみが、図1において20で、電圧分割 器に接続されている。 上部導電性の層1と、抵抗性の層2の間の直接的電気接触がないために、結果 的にデータ入力装置の寿命は長くなり、かつ、信頼性は高くなる。 図2のデータ収集用回路から分かるように、この回路は、データ入力装置11の 抵抗性層3の端子12,13,14,15の4本のリード線ならびに、導電性の層1の端子1 6へのもう一本のリード線を有する評価回路からなり、この際、演算増幅器18と の接続は、図2に示すような方法で実施される。この場合、長方形状の抵抗性の 層2の2本の座標軸x,y間の切替は、3接点を有する2個の交番スイッチで実 施され(例えば、半導体ベースのアナログスイッチ)この際、これらのスイッチ も後述する信号の評価を制御する制御装置21で始動される。これらの接続によっ て、フィルター回路17が作られ、切替可能な基準電圧源7,8に基づく周波数ス ペクトルならびに相スペクトルの形成では、出力においてサンプル採取すること により興味ある電気特性が、筆記用具30のチップの位置と記入領域にかかる筆圧 の関数として得られる。 切替可能な基準電圧源7,8はアナログスイッチS1ならびにゼーナダイオー ド7からなるが、これは、演算増幅器18の反転入力前の抵抗R,当該演算増幅器 及び、5本のリード線(抵抗性の層2上の端子12,13,14,15への4本のリード線 と導電性の層への1本のリード線16)を有する実際のデータ入力装置11を、x方 向とy方向の個別測定を可能ならしめるため2個のアナログスイッチS2,S3と 同様に具備しているフィルター回路17用に入力電圧を供給する。 演算増幅器18の反転入力は、一方では、抵抗Rを介して、切替可能な基準電圧 源に、また他方では、データ入力装置またはその入力16の導電性層1に、夫々接 続されている。演算増幅器18の出力は、アナログスイッチS2を介して、抵抗性 の層2の端子12,13に接続 されており、かつその端子14,15は別のアナログスイッチS3によって、抵抗性の 層3の横側または縦側への接続のため、接地または基準電位へ接続されている。 この場合、アナログスイッチS1,S2の休止極へ接続されるリード線は倍となる 。すなわち、横方向に接続される1本のリード線と縦方向に接続される1本のリ ード線である。演算増幅器の出力は、アナログスイッチの一つの可動極ならびに 別のアナログスイッチの可動極に対する接地へ接続される。2個のアナログスイ ッチの切替の実施においては、横方向と縦方向の測定が個別に行えるようにする 。 データ入力装置が設けられているフィルター回路17の使用により、結果的に得 られるジャンプ応答関数はフィルター回路の出力におけるサンプル採取によって 、少なくとも2離散時間t1とt2において分析される。求めたジャンプ応答関数 の形状から、位置と圧力に対する興味ある量が明瞭に得られる。 フィルター回路17の出力は、従って、アナログからデジタルへの変換器19を夫 々付属している2個のサンプル及びホールド増幅器5,6に接続されている。サ ンプル及びホールド増幅器は制御装置21が決定する任意の時間における測定点を 採取し、記憶することを可能ならしめる。スイッチS1,S2及びS3もこの制御 装置21によって起動される。 図3は、端子13と15が演算増幅器18に電気的に接続されている場合のフィルタ ー回路17を示す。この回路網においては、x座標は(及び、筆圧)は、端子13と 15の間の電圧分割器R1,R2及び静電容量Cに基づいて決定することができる。 下記の説明は、電圧分割器R′1,R′2に基づいて(かつ静電容量Cも)y座標 を(ならびにもし必要なら、筆圧も)決定するために演算増幅器18に電気的に端 子12と14が接続されている回路についても適用できる。 この回路の詳細な分析で伝達関数が式(1)によって与えられることが分かる 。 更に簡単にするために、抵抗“R”を、一方向のデータ入力装置の全抵抗に等 しくなるように選んだ(R=R1+R2)。(端子12と14の間に、部分抵抗R′1 ,R′2に基づく電圧分割器が形成されているy方向には、R=R′1+R′2と いう条件は、y方向における比抵抗すなわち、抵抗性の層の単位面積あたりの抵 抗が、x方向のものと異なるので満たされる。x方向とy方向における比抵抗す なわち単位面積あたりの抵抗が同じである場合、スイッチS2又はS3ならびに余 り離れていない端子12,14から成る端子対はその間に余分の抵抗R′を接続する ことができ、従って、R=R1+R2=R′1+R′2という条件が得られる。明細 書の序文の部で述べたように、もし、各種の端子対に交番に接続されるに適し、 かつ夫々、1個の演算増幅器と抵抗RまたはR′を、夫々非反転入力と基準電圧 源の間に具備している2個のフィルター回路が設けられていれば、各抵抗は、条 件R=R1+R2ならびにR′=R′1+R′2を満足させるような寸法とすること ができる。 式(1)が基本的には2項、すなわち筆記用具のチップの位置を反映する一つ の定数項と、そして、静電容量“C”を含む一つの積分項とから構成されている ことが分かる。時間領域内での該回路の挙動を明らかにするために、1ωをラプ ラス変数“s”で置換し、そして回路のジャンプ応答がラプラス変換によって求 められる。 出力電圧Ua′の絶対値を考慮して、式(2)を、回路17のジャンプ応答関数が 関する限りにおいて、図3に示すように表わすことができる。 該曲線は高さa=UE0×(R1/R)のジャンプと、これに追随する勾配b= UE0/(R×C)×(1+R1/R2)を有する傾斜を示している。従って、aの 評価によってペンの位置(座標で)が求められることは明白である。つまり、こ れはR1に比例し、かつ、電圧EE0ならびに抵抗Rは既知だからである。従って 、抵抗R2も、計算は容易にでき、かつbを用いて、容量性“C”の計算も容易 にできる。静電容量“C”用にプレート蓄電器のモデルを考えれば、容量値はプ レートの距離、本例では圧縮の底部を抵抗性層の距離に逆比例することは静電気 学から公知である。今、bも容量に逆比例する事実を利用する。従って、bは圧 縮と抵抗性層の距離に完全に比例し、従って、表面に対するペンの圧力の大きさ に比例する。横軸と線勾配に応じて、aとbを個別に求めるためには、様々な時 間における2点が必要である。この理由のため、2個の別々のサンプル及びホー ルド増幅器を使用した。これらの増幅器が与えるアナログ信号をデジタル化した 形に変換するため、両増幅器には、それらの出力側に、アナログからデジタルへ の変換器19が接続されている。該アナログからデジタルへの変換器19の出力は評 価回路22に接 続されていて、この場合―制御装置21によって制御されて―与えられたデジタル 信号は、x座標またはy座標ならびに筆圧を求めるため、上記の様にして評価す ることができる。 フィルター回路17のジャンプ応答関数から、離散時間t1,t2において、少な くとも2サンプルを採取して、位置の座標(x方向とy方向の)の計算のための 測定値のサンプリングをすると圧力の大きさを、参照電圧(電圧ジャンプ)スイ ッチオン後直ちに計算することができる。2サンプルに基づくジャンプ応答関数 の補外がこのようにして可能となり、ジャンプ応答関数の勾配bと横座標a(定 時の切替において)が明らかになる。 筆圧に加えて交番スイッチS2とS3の適当に頻繁かつ迅速な切替によって、x 座標ならびにy座標は、筆記用具30が走行する殆どあらゆる点で検知することが できる。基準電圧の適当に頻繁な切替によって(スイッチS1の切替)筆圧,x 座標ならびにy座標は、筆記用具30によって生じた(圧力)線の殆どあらゆる点 において検知することができる。評価された後、アナログからデジタルへの変換 器19で与えられたデジタル信号は例えば、当署名な信頼性を立証するために署名 に関して記憶された値と、後で比較するため筆圧やxならびにy座標として記憶 することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.特にペン、筆記用具(30)などによる圧力または押圧力に局部的に曝され るのに適した入力面と、 該入力面の下に配され、少なくともペンまたは筆記用具の現在位置を検出し 、この位置を表す出力信号を出力するセンサー手段(1−4)と、 該センサー手段(1−4)の出力信号を評価し、ペンまたは筆記用具の位置 を求める評価手段(17)と を備える、感圧入力面を有するデータ入力装置において、 ペンまたは筆記用具(30)などが通過した入力面上の位置を一時的に光学 表示をするために、入力面とセンサー手段(1−4)との間に層配置(50)が 配設されており、一時的光学表示のための層配置(50)は入力面への接触によ るエネルギー供給に反応し、この接触後、所定時間経過した後は、接触前の状態 に復帰することを特徴とするデータ入力装置。 2.層配置(50)は、入力面の下に配されており、粘着性を有し、不透明な、 局部的に移動可能な材料からなる層と、該層の下に配され、前記粘着性材料とコ ントラストをなす層とを備えることを特徴とする請求項1記載のデータ入力装置 。 3.層配置(50)は、フォトクロミック化学組成物を含む材料を有し、ペンま たは筆記用具(30)などがその内部に光源を有し、層配置(50)は、入力面 上を通過されると、入力面を介して局部的に照明され、層配置(50)の局部的 色変化が得られることを特徴とする請求項1記載のデータ入力装置。 4.層配置(50)は、サーモクロミック化学組成物を含む材料を有することを 特徴とする請求項1記載のデータ入力装置。 5.ペンまたは筆記用具(30)などはその内部に、入力面上を通 過されると、層配置(50)を入力面を介して局部的に熱する熱源を有し、層配 置(50)の局部的色変化が得られることを特徴とする請求項4記載のデータ入 力装置。 6.層配置(50)は圧力または押圧力により局部的に色変化することを特徴と する請求項1記載のデータ入力装置。
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