JPH08506549A - 複式非空気入りタイヤ及びその製造方法 - Google Patents

複式非空気入りタイヤ及びその製造方法

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JPH08506549A JP7515194A JP51519495A JPH08506549A JP H08506549 A JPH08506549 A JP H08506549A JP 7515194 A JP7515194 A JP 7515194A JP 51519495 A JP51519495 A JP 51519495A JP H08506549 A JPH08506549 A JP H08506549A
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ロバート パジャス,スコット
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ユニローヤル グッドリッチ ライセンシング サービシス,インコーポレイティド
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Abstract

(57)【要約】 複数の非空気入りタイヤ(NPT)が車輪リム(12)上に、並んだ関係で一体的にはめ込まれ、複式NPT(MNPT)を形成し、並んだNPTの間で荷重を分配することによって荷重を支持する。「一体的に」とは、NPTが、切断したり区分したりすることなく全体としてリムにはめ込まれることをいう。好ましくは、このNPTは車輪リム上に、例えば射出成形により注型され又はそうでなければ熱成形され、自己接着的に自己生産的に固定され、複数のNPTが一体的に上記車輪リムに結合される。

Description

【発明の詳細な説明】 複式非空気入りタイヤ及びその製造方法 本発明は、もし1より多い非空気入りタイヤ(「NTP」)を車両のリム上に はめ込んで車両上の荷重を分担できれば、重い車両の車輪は、大いに利益を得る ことに気が付いて生じた。車輪のリムの上に複数のNPTを備えることが望まし いことは、最初にPajtasに与えられた発明の名称“Honeycomb Polyurethane None−Pneumatic Tire wit h a Single Web on One Side”の米国特許No.4 945962に開示されている。図8に示された2つのサイドウェブ(side −web)NPT(SWNPT)の内の1つのみが、SWNPTの外側輪の幅よ り小さな望みの臨界的空間でリム上に成形できる。第2のSWNPTは、半径方 向に膨張可能なマンドレル上に取り外し可能に成形し、このマンドレルから取り 外し、2つの半円形部分に切断することができ、次いでこの部分を車輪のリムの 外表面に接着させて固定することができるであろう。車輪のリムに接着で固定し たNPTは、この車輪が荷重の軽くゆっくり動く車両に取り付けられて回転する ときにのみ有効であるというのは合理的である。このNPTは車輪リムの周囲の 一体(unitary)の輪を欠くので殆どの他の例において結合が離れる。本 発明をもたらした研究に駆り立てたものは、このように、2又はそれ以上の集合 的に(integrally)形成されたNPTを含む複式の非空気入りタイヤ (「MNPT」)を、切断することなくはめ込まれた車輪を提供することができ なかったことである。このNPTを回転軸を通る平面で切断することなく非膨張 性車輪リムの外 側表面上にはめ込まれたNPTを「一体的にはめ込まれた(unitarily fitted)」という。 頭字語「NTP」は、ここでは特に、単一の、円周上で連続しており、鉛直な ウェブ(web)部材で一体的に結合され、注型可能なエラストマー合成樹脂で 形成された「交差したリブ」を含む全ての非空気入りタイヤのことをいうために 用いられている。車輪の回転軸に直角な軸平面中に伸びるこの「交差したリブ」 及びウェブは、NPTの全ての注型された要素を一体的に(integrall y)結合する。そのような構造は各NPTを、運転中に、膨張不能にする。「交 差したリブ」とは、角度をなして方向づけされ、相互に反対の方向を向いた平た いリブ部材のことをいう。「膨張不能な」とは、車輪リムにはめ込まれたNPT の外側直径が、NPTの円周で測定して、この車輪が回転したとき、運転中に生 じる遠心力で大きくならないことをいう。 ウェブ部材は、内部の輪及び外部の輪と共に一体的に形成されるので、外側輪 の外側表面は「外輪表面」又は「トレッド表面」と呼ばれる。NPTが一体的に 車輪リムの周囲にはめ込まれた後、その上にゴムのトレッド又は他の弾性材料が 結合された表面として、外輪表面は用いられる。もし、トレッドが有益でなけれ ば、前記NPTは、トレッドのない設置表面と共に用いられる。用語「トレッド 」は、以後、特に外輪表面に結合したエラストマーの環のことを言い、外輪それ 自体を言わないこととする。 一つのMNPTの各NPTは、荷重のかかった軸体であり、複式のNPTは相 互に単一のNPTとして機能する。同じ外側直径を有する外輪を有する少なくと も2つのNPTをはめ込み、1つのNPTのウェブは、他のNPTのウェブに関 して軸(長軸)方向に間隔をあけて配置された車輪リムを、「MNPTを有する 車輪リム」と 呼ぶ。各ウェブの半径方向の最外端はそれ自体の輪並びにその輪から分離された トレッド及び隣接するNPTのウェブの有するトレッドを持っていてもよいが、 各NPTは、必ず同じ外径の外輪を有する。図2に示すように、そのようなNP Tを2つ持つ具体例においては、MNPTは二重のNPTを有すると言い、3つ 持っているときは「三重」のNPTを持っているといい、云々。これに代えて、 1つのNPTの2つのウェブは単一の連続的な又は共通の外輪を享有していても よく、その場合は、MNPTは“Siamense”MNPTと言う。これは図 8に示されている。従って、唯2つの、鉛直な、軸の長さ方向に間隔をおいたウ ェブを有する全てのMNPTは、そのように呼ぶことができるが、それぞれの構 造に依存して、また前記ウェブが共通の外輪を共有しているかどうかによって、 二重の、対の、又はSiamese MNPTと呼ぶことによって1つのものは 他のものからより詳細に区別される。「二重の」NPTというときは、一般には 1つのNPTが異なった幾何学的配列又は構造を持つこと、例えば1つは他より 狭いことを暗示する。尤も、それらは共通の外側輪を共有していてもよい。「対 の」MNPTというときは、各NPTが同じ構造を持つが、分離している、即ち 各々はそれ自体の分離した外輪を持ち、この外輪は長さ方向に不連続である。用 語「Siamese NPT」は、複数のNPTが共通の外輪を共有している、 即ち外輪が長さ方向に連続である、対のMNPTを表すために用いられる。 対のNPTを有するSiamese MNPTが単一の連続的又は共通のトレ ッドで被覆されているときは、このSMNPTは共通のトレッドを有するという 。そして、もし対のMNPTが分離した、長さ方向、即ち軸方向に間隔をおいた トレッドを備えているときは、このMNPTは「対のトレッド」を有するという 。 2又はそれ以上のNPTが相互に隣接して固定して配置されているとき、それ らが配置される長さ方向の相対的間隔は、MNPTの性能の観点からだけでなく 、それを段階的に注型する能力の観点からも、最高に重要であることが、間もな く以後のMNPTの記述から明らかになるであろう。前記間隔が外輪の幅の半分 (one−half)より大きい限り、2つの別々のNPT(対のMNPT)が 同じ広さの輪を持つときは、この対のMNPTは従来の成形方法を用いて段階的 に注型できる。この従来法は第1のNPTを用いたのち第2のNPTを成形し、 第1のNPTを損なうことなく第2のNPTを形成する中子を取り除くことがで きるものである。しかしながら、前記間隔がいずれかの輪の幅の半分(one− half)以下であるときは、第2のNPTを成形した後、既に成形した第1の NPTの一体性を破壊することなく中子を取り除く方法はない。1つのNPTの 外輪が他のものより狭いときは、もしMNPTを成形する2段階法をだめにする のならば、前記相対的間隔は狭いほうの外輪の幅の半分以下でなければならない ことは明白である。従って、分離されたNPTを以てMNPTが注型され又は成 形されるときは、もしNPTを成形するためのコア(中子)を、そうしなければ ならないのであるが、取り除くならば、それらの相対的間隔は重要である。 Siamese MNPTにおいて、連続的な外輪は、それらの相互間隔に係 わりなく隣接するNPTの間からコアを取り除くことを排除することは、明らか であろう。 重い荷重を運ぶ一方でNPTの「乗り心地」の質を改善すべきこれらの例にお いて、「乗り心地向上挿入物」、「乗り心地挿入物」又は「挿入物」と呼ばれ、 簡単のため「RI」で表される環状弾性挿入物は、ウェブの環状中心線の直接下 に、又は挿入物の半径方向 に最も遠い端部がウェブの環状中心線の上に伸びているウェブ内のラミネートと してウェブ内に捕捉されている。いずれのケースにおいても、前記挿入物は、そ の上にNPTが乗っている車輪のリムの外表面を環状に抱き込んでいる。乗り心 地挿入物をその中に有するNPTは頭字語「NPT/RI」と呼ばれる。車輪の 上に形成された単一のNPT/RIの詳細は、上に確認した特許出願に述べられ ている。 ウェブにより間隔の開けられた外輪及び内輪を有する「交差したリブ」を含む 構造を有する単一のNPTを有する車輪は従来の空気入りタイヤの代替物として 非常に有効であることが知られている。そのような車輪の中に、単一の「長方形 の」非空気入りタイヤ即ち「RNPT」をはめ込んだ車輪リムがある。RNPT は、実質的に長方形の断面(その中に車輪の回転軸が横たわっている軸平面で切 断)を持っている。他の車輪リムは、実質的に台形の断面を有するNPT(以下 「台形」非空気入りタイヤ又は「TNPT」という)をはめ込まれている。単一 のサイドウェブ(side−web)を有し、ハニカム断面を有するNPTをは め込んだ更に他の車輪リムは、「サイドウェブ」又は「ハニカム」非空気入りタ イヤ「SWNPT」と呼ばれる。 複式のNPTを用いてそれらの間で実質的に等しく分散された荷重を支えるた めに複式のNPTを用いるという着想は、その仕事のための単一で新しく比較的 大きなNPTを「注文設計」では実施不能であり、そこで新しく設計された比較 的大きなNPTの仕様書に合わせて寸法設計された新しい型を設計し、構成する ことから、引き出された。これらの経済的制約の下で1つより多くのNPTを使 用するというアイデアが、広い道路接触表面(「広いタイヤ跡」)を有するMN PTの着想を生じさせた。この着想は優れた安定性、 敏感ではあるが許容性のあるハンドル操作性、及び、雨に浸水した道路表面上で 、複数のNPTの間で水を閉じ込めたりこれらから排出したりして、水を入替え 、またトレッドの下からの水の流出はMNPT上のトレッドのデザインによって 定められる。機械工学及び設計を考慮すると、今度は、MNPT中の各NPTの 外輪は、車輪の外周上の隣接するNPTの外輪に関して空隙「Se」で非常に近 く配置されるべきこと、即ち、NPTは共軸方向に、その間隔をおいて並んで配 置さるべきことを指示した。少なくとも2つの隣接したNPTが必要であり、好 ましくは4未満である。尤もこれは、理論的には任意に大きな正の数であり得、 特別な用途には向いているかも知れないものを、現実的な考慮から限定したもの である。例えば、複式の車軸及び輪を持つ輸送可能な台の上で家を動かすときの ように、「乗り心地」及び「取扱い」への考慮が当てはまらず、中心の乗り心地 挿入物が無しで済まされる場合には、車輪のリムは6つのNPTを持ち、それぞ れは広さ10cmの輪を持つとよい。 二重のMNPTにおいて、唯の2つ、第1と第2のNPTが用いられるとき、 それらは同じの又は異なる軸幅(即ち軸方向の長さ方向に測った長さ)を有する 外輪及び内輪を有しうる。異なるときは、1つの外側の輪は他の輪よりも狭い。 但し、全ての内輪はそれぞれの外輪よりも軸方向に広くなることはできない。 1つの好ましい具体例においては、TNPTのようにそれぞれの外輪は各内輪 よりも広く;他の具体例においては、RNPT又はSWNTのように各外輪は各 内輪と同じ幅であり;更に他の具体例においては、1つのNPTはTNPTであ り、他はRNPTであり得、又は複数のNPTの1つと他との組み合わせであり 得る。同じ構造(RNPT、TNPT又はSWNPTのいずれかの種類)のとき は、1つのNPTは他よりも広くてもよい。同じ種類で、それぞれ は同じ外輪及び内輪の幅を持っているときは、各NPTは他と同じである。タイ ヤ製造技術分野においては、そのようなNPTを用いることの示唆は無く、その ようなMNPTをどのようにして作るかも、発生するエネルギーの消散の理由か らそのようなMNPTを、単一のNPTの代替物として作り使用するのが何故望 ましいのかについても何らの示唆もない。 各NPTの幾何学図形的配列、及び各NPTによって支えられる荷重の分配に 関する理由で、MNPT中の複数のNPTを各NPTの外輪の最も近い端から最 も近い端までの軸方向に測定した間隔が、個別のNPTの外輪の幅の半分以下で あること、即ち外輪の端部一端部間隔「Se」は0.5(Woh)(ここに、Woh は外輪の幅である)以下であること、即ちSe<0.5(Woh)であることが望 ましい。分離したNPTにとって、トレッドの幅は、外輪の幅と同じである。 これに代えて、前記間隔は半径平面から隣接するウェブの中心線までの間の間 隔Swで測定できる。この間隔SwはSw<1.5×Wohである。Sw>1.5×Woh のときは、MNPTによって得られる安定性の相乗効果(以下に引用する)は 、意外にもだめになる。MNPTが、隣接するNPTがこの指定された最大間隔 において、自己生産的に相互に接合して車輪リム上に集積的に形成され、そのよ うな間隔が従来の環状鋼間隔取り用コアを用いて得られたとき、切断することな く、又は複数のNPTの一体性を破壊することなく成形品を取り出した後に間隔 取り用中子を取り出すことは不可能である。 しかしながら、連続的トレッドが望ましいこれらの例において、隣接するNP Tの外輪(及びトレッド)は連続的であってもよい(即ち、隣接する外輪の端部 一端部の合端における不連続性がない) 。尤も、NPTの反対側のリブは間隔を置いている。従って、対、即ち、第1及 び第2のNPTを有するMNPTにおいて、隣接する第1及び第2のNPTのウ ェブは、共通の外輪を持つ。車輪のリムの上の各NPTは構造及びデザインにお いて向じであっても、続きの複数のNPTは、車輪リムの上で同じ姿勢で配置さ れていてもよく、また、もしNPTがサイドウェブNPTであるとき(ハニカム )は、鏡像関係にあってもよい。 車輪のリムに集合的に形成されるときは、MNPT中の複数のNPTの隣接す る外輪(及びトレッド)の相対する最も近い端は、最も好ましくは軸方向に車輪 リムの外周表面上で0.5(Woh)の距離だけ軸方向に間隔をおく(回転軸を横 軸にとっている)。間隔をあけるためのコア(スペーシングコア)の周りに熱い 粘稠な液体として注型したMNPTを形成するために、「取り外せるスペーシン グコア(fugitive spacing core)」が用いられる。後硬 化及びMNPTの取り出しの後、前記スペーシングコアを取り除く。 硬化したとき、NPTのための望みの性質を与えるいずれかの熱成形性の弾性 樹脂から、MNPT上の各NPTは成形できるが、適当な型キャビティ中に注型 又は射出成形できる流動性のある樹脂を用いるのが好ましい。好ましいポリウレ タンから成形され、個々のNPTとして、即ち、内輪が車輪のリムに結合してい ない環状体として従来のようにして成形品を取り出すのであれば、それをエラス トマーの最初のガラス転移温度Tgより、好ましくは1℃〜5℃低く加熱するな らば、内輪が半径方向に伸長可能で、NPTは歪むけれども、熱い膨張したNP Tを車輪のリムの上に押し上げることが可能であることを、意外にも見いだした 。もっと驚くべきことは、冷却すると、不可避的に歪んだNPTは当初の寸法を 実質的に取り 戻す。この発見は、冷たい車輪リムの外表面の上に「伸長はめ込み」に丁度充分 に、熱いNPTを熱膨張させる。このNPTは、そのTgのすぐ下に加熱し、熱 い間に車輪リムの円周外表面に強制的に乗せる。冷却すると、内輪と車輪リムの 表面との間の接合の強度を除いて、伸長はめ込みしたNPTを有する車輪リムは 、その上にNPTが直接に、一体的に成形された車輪リムから本質的に識別不能 である。 各NPTが、車輪リム上に一体的に伸長はめ込みされようが、その上に成形さ れようが、車輪リムの表面に適当な接着剤を準備するのが好ましい。車輪リム上 に伸長はめ込みしたNPTは、低トルク用途、例えば貨物車、食料雑貨車などで 優れた働きをする。 これに代えて、各NPTは、好ましくは鋭利な切断手段で、車輪の回転軸を含 む平面内で、直径方向に切断され、各半分の部分を再組み立てし、リムの外表面 に接着して固定し、NPTを再構成するしてもよい。すぐ上の例におけるように 、そのような後はめ込みされたNPTを有するMNPTは、車輪上での運転トル クが、後はめ込みされたNPTを車輪リムから分離するに不十分な場合の用途に 適しているであろう。 後はめ込みされたNPTと車輪リムの間の結合にとっては運転トルクが高すぎ る他の場合については、それはNMPTで一体的にリムの外周に形成されてはめ 込まれ、自己生産的な接着性で、任意に以下に述べるように、接着剤の助けを借 りて、それに結合されることにより回転しないようにしっかりと固定される。「 自己生産的に結合された」とは、溶融したポリマーが車輪の表面と接触して冷却 されるとき接着層が自動的に形成されることをいう。 個々のそのような交差したリブを有するNPTは、Palinkas and Nybakkenに与えられ、名称が“Non−P neumatic Tire with Vibration Reducin g Features”の米国特許No.4784201;Palinkas and Pageに与えられ、名称が”Non−Pneumatic Tire with Supporting and Cushioning Mean s”の米国特許No.4832098;Palinkas and Pajta sに与えられ、名称が“Trapezoidal Non−Pneumatic Tire with Supporting and Cushioning Means”の米国特許No.4921029;Gajewski et a lに与えられ、名称が”Non−Pneumatic Tire”の米国特許N o.4934425;Gajewski et alに与えられ、名称が“Me thod for Making a Polyurethane Non−P neumatic Tire”の米国特許No.5023040;Pajtas に与えられ、名称が“Honeycomb Polyurethane Non −Pneumatic Tire with a Single Web on One Side”の米国特許No.4945962;及び日本特許出願平成 2−179503(平山)に記載されているようにして注型され成形されうる。 これらの文献をここに引用してその記載事項をここに完全に記載されているかの ように含める。 あるNPTはどんな注型可能な合成樹脂材料からでも形成することができ、最 も好ましくは指定された望ましい性質を有する弾性樹脂(elastomeri c resin)から形成される。この樹脂は、NPTをはめ込まれた車両がそ の下で機能する予想されたダイナミックな条件に依存して最適なハンドル操作、 角の曲がり、及び貨物の積載特性を提供するものである。「弾性合成樹脂状材料 (elastomeric synthetic resinous mate rial)」とは、硬くて、弾性の材料で、イソプレン天然“NR”又はスチレ ン−ブタジエンゴムSBRを言うのではない。この弾性材料は以下に定義する特 別な特性を有する。ゴムは、天然ゴムであれ、合成ゴムであれ、それらの混合物 であれ、どんなに混合しようとも、加硫しようとも、ここで定義するNPTを作 るのに使用できるエラストマーではない。それはNPTのための基準に適合しな いからである。 RNPTは、比較的ゆっくり動き(50マイル/時間、又は80キロメートル /時間)、非日常的に高い横方向の加速に曝される全ての種類の動力化した車両 の用いられるとき、優れた全体的支持及び安定性を提供する。高い横方向の加速 が日常的に経験されるときは、TNPTがより望ましい。RNPTもTNPTも ダイナミックな条件下に望みの性能を与えないときは、SWNPTを用いるとよ い。特に、オーバーサイズの貨物を運ぶために大きな「タイヤ跡(footpr int)」が必要なときはそうである。指定された道路条件下で指定された速度 範囲において特別な貨物積載及びハンドル操作特性が要求されるときは、1つの NPTを外輪の直径を除いて全ての点で同じか又は異なることのできる1つ又は それ以上の他のNPTと混合し、組み合わせるのが望ましいであろう。 TNPTの詳細は上述のPalinkas and Pajtasの’029 特許に開示されている。そして、SWNPTの詳細は上述のPajtasの’9 62特許に開示されている。これら両特許の開示をここに完全に記載しているか のように記載に含める。 しかしながら、上述のこと、及び関連するNPT特許に記載されているように 、ウェブ、交差リブ、内輪及び外輪等を適当に寸法定めすることにより予定され た貨物積載能力を制限すべきことを教え ているので、同じ車輪リム上に載せられた1つのNPTよりも多くのNPTによ ってより多くの貨物が運搬できるとの示唆もないし、どれほどの複式のNPTが 、単一の車輪リム上に設けられるかまた設けるべきか、全く示唆がない。更に、 各最も好ましい先行技術のNPTは、車輪リムに注型することによって、一体に 車輪リムに結合しているので、当業者は複式のNPTを有する車輪に気が付かず 、またどうやってそうするかは明らかでなかったであろう。 NPTにはめ込まれた車輪の機能と構造を特に織りまぜた考慮から、車輪リム 上のMNPTの必要性が生じた。運搬さるべき荷物はNPTの物理的寸法を決定 するので、「より小さな」NPTによって運搬される荷物よりも大きな荷物を運 ぶためには、スケールアップした寸法を有する「より大きな」NPTを設計し、 構成することを必要とするであろう。しかしながら、「より大きい」NPTの寸 法はより小さいNPTを注型するのに用いる型よりも大きな型を必要とし、より 大きなNPTの製造コストは劇的に増大するであろう。それは、サイズの大型化 と共に注型の品質を制御するのは益々難しくなるからである。 上記のことを考慮して、もし同じ大きな荷重を、各車輪上の1つより多くのよ り小さなNPTに分配することができるならば、そのような「より大きな」NP Tを製造することを避けることができることが偶然に発見されたのである。経済 的利点は、どんな望みの荷重も運ぶための高品質のNPTを備えつけたMNPT を、廃物を最小にして、標準の直径の車輪リム上に設けられることである。 発明の要約 複数のNPTは、車輪リムの上に集合して(unitarily)並んではめ 込み、MNPTを形成し、荷物を各NPTの間に分散 して運ぶことができること、及びMNPTは、同じの又は異なる外輪直径を有し 、複数のNPTと同じ質量の樹脂を有する単一のNPTに帰せられる特性よりも 驚くほどに良好な特性を備えうることが、見いだされた。前記複数のNPTは、 比較的低いトルクでの運転のためには、環として成形され、次いでそれらを熱膨 張させ、接着の準備のされた車輪リムの表面に集合的に(unitarily) 後はめ込みしてもよく;これに代えて、そしてより好ましくは、前記複数のNP Tは、車輪リム上に注型し、又は、そうでなければ、例えば射出成形することに より熱成形し、自己接着的に、自己生産的に固定され、車輪リムに集合的に結合 された複数のNPTを提供する。 車輪リム上の間隔の空けられた二重のNPTは、幾つかの理由で、デザインベ ースでいずれのNPTが用いられるかに関係なく、同じ荷重を運ぶように設計さ れた単一のNPTに較べて、予想外に有利であることが見いだされた。第1に、 対のNPTは、間隔の空けられた対のウェブは単一のウェブよりもより大きな安 定性を与えるので、より大きな安定性を提供する。大地よりも6m又はそれ以上 に重い荷物を日常的に持ち上げなければならないフォークリフトトラックの車輪 にとって、このことは特に望ましいことである。第2に、より高いウェブを有す るより大きなNPTについてのスプリングレート(spring rate)は 、二重のNPTのいずれについてのスプリングレートよりも低い。二重のNPT にとって、このことは、より低い道路騒音、より良好な乗り心地及びより大きな 安心感をもたらす。これらの考慮のそれぞれは、車両のスピードが増すに連れて より大きな重要性を提示する。第3に、二重のNPTのそれぞれは実質的により 少ない熱をを発生し、運行速度が増すに連れてその差は次第に過大視されるよう になる。更に、主として対 のNPTによって与えられるより大きな表面積の故に、発生した熱を単一の比較 的大きなNPTによって発散させるよりも、発生した熱を二重のより小さなNP Tによって発散させるほうが容易であるからである。こうして、より大きなNP Tのための新しくてより大きな型を設計し製作するためのコストを削除するにも 拘わらず、そして、単一のより大きなNPTに約20%好都合な程度に生じる材 料の節約にも拘わらず、そのような節約は、上述の二重NPTの諸利点をあきら めることを正当化するには遥に不十分であることを見いだしたことは驚くべきこ とであった。 上述のことは、用いられる二重のNPTが対の本質的に同じNPTであり、比 較が、組み合わされた対の役務と同じ役務(同じ荷重を運ぶこと)を有する単一 のより大きなNPTとのものであり、この単一のNPTは、複数のNPTと類似 した構造上の形状を有し、同じ質量を有するように慎重に設計して行ったもので あるときは、上述のことはより明らかである。 従って、並んだ関係において複式のNPTを提供することが本発明の一般的な 目的である。好ましくは、前記NPTの各々は同じ構造と寸法を持ち、車輪の外 周上に軸方向に端部一端部間隔Seをおいて配置され、このSeはこのNPTの 外輪の幅(軸方向の長さ)より小さく、そしてより好ましくは、各々が同じ幅を 有するときは両方の外輪の幅の半分よりも小さく、1つの外輪が他のそれよりも 広いときは狭いほうの外輪の幅の半分より大きい。前記間隔は、測定して、隣接 する複数のNPTのウェブの中心線を通る中心半径平面の間の間隔、Sw以下で あるとよい。この場合、前記NPTは連続したもしくは不連続の共通の外輪、連 続したもしくは不連続の共通の内輪、又はそれらのいずれかの組み合わせで形成 されていてもよい。 本発明の他の一般的な目的は、短期間の間、「取り外せるスペーシングコア( fugitive spacing core)」、又はスペーシングコアの周 りに合成樹脂状エラストマーを注型することによって車輪リム上に上述の間隔を おいたNPTを与えることである。但し、このスペーシングコアは、前記複数の NPTが硬化した共通の外輪を以て成形されようが、不連続な、間隔の空いた外 輪を以て成形されようが、隣接するNPTの間の上述の予定された間隔を与える ような形状をしているものである。スペーシングコアの材料(「コア材料」)は 、注型されるポリマーに関して不活性でなければならず、この材料とポリマーは 相互に不溶性でなければならない。好ましくは、前記コア材料は、実質的に平滑 な表面を有する固体を構成するが、このコアは液体エラストマーが成形用キャビ ティ中に導入される温度よりも高い温度で固体を維持し、液体ポリマーの注型さ れた形状を維持するために充分に部分的に硬化されており、そして前記エラスト マー中で本質的に不活性で不溶性である前記スペーシングコアは取り出し可能に それに結合していることが重要である。 「取り外せるスペーシングコア」とは、その周辺で熱い液体エラストマーが注 型される温度の融点(この材料が結晶性である場合)又はTg(この材料がゴム 状である場合)を有するコア(中子)材料の成形用中子をいう。前記熱い液体エ ラストマーは注型された後、冷却され、硬化され、こうして前記成形用コアはそ の機能を果たす。取り外せるコアを除くために、MNPTは加熱されるか又は溶 媒抽出される。一般には、注型されたエラストマーは、液体ポリマーの温度より も高くない第1の硬化温度、好ましくは約60℃より低い温度で硬い固体塊に硬 化され;次いでこの硬い固体は、このコア材料を溶融するに充分高いが液体ポリ マーの硬化に悪影響を与え ず、得られる硬化したエラストマーの性質に悪影響を与えない程度に充分高くな い温度で後硬化させる。このコア材料は後に述べるように除かれる。この除く方 法はコア材料、及びNPT(以下「NPTエラストマー」と呼ぶ)を作るのに用 いられるエラストマーの硬化温度に依存する。コア材料が脆い発泡体であるよう な特別な例では、それは硬化されたNPT中で粉砕され、次いでそのままNPT 中に残すか、又は除かれる。 本発明は、1つの軸の周りに回転可能なタイヤと車輪リムの組み立て部品を提 供する。この組み立て部品は、同じ姿勢で、又は鏡像関係で、車輪リムの円周外 表面上に並んで配置された、少なくとも2つの、好ましくは同じ弾性非空気入り タイヤを含み、各タイヤは上部と下部とを有するウェブによって半径方向に間隔 を空けられた関係において結合された外輪及び内輪、並びにその一方の側又は両 方の側で材料ウェブを反対方向に角度を付けて横断するリブを有し、ここに少な くともウェブの低部はタイヤの回転軸に直角な円周平面上に(in a cir cumferencial plane)横たわる。 より詳しくは、自動車又はトラック用のスペアタイヤとして用いるためのMN PTが開示されており、ここに各NPTは、中心ウェブを持ち、このウェブにお いては弾性部材又は乗り心地挿入物が捕捉されている。この乗り心地挿入物はN PTが載っている車輪の上に横たわる円周平面(circumferentia l plane)上に配置され、ウェブと一体になっており、この乗り心地送入 物は内輪の面積の50%未満を占め、そしてウェブの高さの半分未満で半径方向 に延びている。 MNPTを製造するために、効果的で簡単な方法が提供され、この方法は、次 のことを含む: 車輪リムの外側円周平面上で予め選ばれた位置に回転しないように、取り外せ るスペーシングコアを固定して「準備された」車輪リムを用意し; この準備された車輪リムを成形ゾーン中に配置し、このゾーン中では成形用キ ャビティが、同じか又は異なる複式の、より好ましくは、二重の非空気入りタイ ヤを与えるように寸法合わせされ、各タイヤは半径方向に伸びるウェブを持ち、 各ウェブは半径方向に間隔の空けられた内輪及び外輪を結び付け、内外輪の間に 多数の斜めに角度を付けられた交差したリブを配置されており; 充填された成形用キャビティが得られるまで成形用キャビティ中に成形できる エラストマー樹脂を導入し; 充填された成形用キャビティを、前記樹脂を硬くて固体の塊にするに充分高い が、この樹脂に有害な温度未満の高められた温度で、選ばれた間隔の時間内、維 持し、二重の、間隔を空けた、スペーシングコアによって分離された軸体を有す るMNPT(全て前記車輪リム上に支持されている)を形成するようにし; 前記時間間隔の後成形ゾーンから前記MNPTを取り出し;そして、 硬化した複数のNPTの一体性を破壊することなく硬化した複数のNPTの間 からスペーシングコアを取り出すこと。 好ましくは、この方法は、高められた温度で、後硬化されたエラストマーに望 まれる性質を与えるに充分な時間、前記MNPTを後硬化させることを含む。ス ペーシングコアを取り除く操作の順序(sequence)は、狭く臨界的なも のではなく、以下の詳細な説明により詳細に説明されているように、エラストマ ー及びスペーシングコア用の材料の選択に大いに依存している。 図面の簡単な説明 本発明の上述の及び追加の目的及び利点は本発明の好ましい具体例の概略図を 伴う以下の詳細を参照して最もよく理解されるであろう。この図面において同様 な引用数字は同様の要素を表す。 図1は、一対の長さ方向に配列されたNPTをはめ込まれて一対のMNPTを 形成した車輪リムのはがした部分を示す側面図である。「長さ方向に配列された 」とは、前側NPTの前側リブ26が後ろ側NPTの前側リブと重なっている( 後ろ側NPTの前側リブは、前側NPTの前側リブの直ぐ後ろにあるので見えな い)ことをいう。 図1Aは、円周の中央であるが、車輪リムの回転軸に関して直角な平面で切断 された車輪のリムの上に載せられたMSWNPTの半分のはがした部分の透視図 (自動車の上に載せられた車輪の中央寄りの側から見たもの)である。対のサイ ドウェブNPT(SWNPT)は、長さ方向に間隔の空けられた関係においてリ ム上に載せられ、各NPTのサイドウェブは、車輪リムの各反対の外側端と隣合 っている。ここには、それらの全体の幅(軸方向の長さ)に沿って相互に交差す るリブを示している。このSWNPTの外側表面は、トレッドで覆われている。 これら複数のSWNPTの間の間隔Swは、外輪の幅の半分より小さいか、又は 、この輪がそれ自体の分離されたトレッドで覆われているときはこのトレッドの 幅である。 図2は、図1における2−2平面の末端拡大断面図であり、車輪リム上の、上 に定義した間隔Swを有する2つのRNPT(R=長方形の)を有する対のMN PTを示している。各RNPTは分離されており、即ち、共通の外輪がない。こ の「複式RNPT」(MRNPT)は一体的に形成されようが後ではめ込まれよ うが同じように見える。 図3は、トレッド幅の半分より小さい間隔を持った車輪リム上の2つの台形N PT(TNPT)(T=台形の)を有する対のMNPTを示す末端拡大図である 。各TNPTは分離している。即ち、共通の外輪がない。この「複式TNPT」 (MTNPT)も、一体的に成形されていようが、後ではめ込まれていようが、 同じに見える。 図4は、図1Aにおける半径平面において切断した対のMNPTを示す末端拡 大図であり、車輪リム上に鏡像関係にありトレッド幅の半分より小さい間隔を持 った2つのサイドウェブNPT(SWNPT)を持っている。各SWNPTは分 離されており、即ち、共通の外輪がない。再び、この図は一体的に形成されよう が、後ではめ込まれようが、同じに見える。 図5は、2つのNPTを持った二重のMNPTを示す末端拡大図であり、この 2つのNPTの内の1つは、RNPTであり、他はTNPTである。 図6は、2つのNPTを持った二重のMNPTを示す末端拡大図であり、この 2つのNPTの内の1つは、RNPTであり、他はSWNPTである。 図7は、2つのNPTを持った二重のMNPTを示す末端拡大図であり、この 2つのNPTの内の1つは、TNPTであり、他はSWNPTである。 図8は、車輪リム上にあって、トレッド幅の半分より小さい間隔を持っている 2つのTNPTであるが、これらのTNPTは共通の外輪及びトレッドで結ばれ たものを示すSiamese TNPTの末端拡大図である。この複式TNPT は作ることができず、後ではめ込まれる。 図9は、車輪リム上にあって、トレッド幅の半分より小さい間隔 を持っている2つのSWNPTであるが、これらのSWNPTは共通の外輪及び トレッドで結ばれたものを示すSiamese SWNPTの末端拡大図である 。 図10は、車輪リム上にあって、中心のNPTの1つの端と、隣合うNPTの 相対する最も近い端がそれぞれのTNPTのトレッド幅の半分より小さい3つの TNPTを示す三重MNPTの透視図である。各TNPTは、分離されており、 即ち、共通の外輪がない。再び、この図は一体的に形成されようが、後ではめ込 まれようが、同じに見える。 図11は、車輪リムの上にあって、間隔がトレッド幅の半分であるが、TNP Tは共通の外輪及びトレッドによって結ばれている3つのTNPTを示すSia mese三重TNPTの透視図である。 図12A、12B及び12Cは、それぞれ隣接する複数のRNPT、TNPT 及びSWNPTの間に用いられるような環状の取り外せるインサートであって、 それら取り外せるインサートの各々は、それらの周りの及び間にNPTリブが成 形されるコア部分を与える同じ方向に角度の付けられた取り外せるリブを有する ものを示す断面末端拡大図である。 図13は、各RNPTがウェブの基部の近くに捕捉された中央の乗り心地挿入 物を有する他は、上の図2のように、車輪リムの上に2つのRNPTを有する対 のMNPTを示す端部拡大図である。 図14は、各TNPTがウェブの基部の近くに捕捉された中央の乗り心地挿入 物を有する他は、上の図3のように、車輪リムの上に2つのTNPTを有する対 のMNPTを示す端部拡大図である。 図15は、MNPTの製造において操作の順序を示す概略フローシートであり 、また特別な材料の組み合わせのために選ばれた操作の特別な態様に役に立つオ プションを示す。 好ましい態様の詳細な説明 上述のように、MNPT中のNPTは断面が長方形、台形又はハニカムであり 得るが、ウェブが中央鉛直ウェブ(RNPT及びTNPTについて)であろうが 、側方鉛直ウェブ(SWNPTにおいて)であろうが、少なくとも下半分が鉛直 であるウェブを常に持っている。それからMNPTの各NPTが成形されるエラ ストマーの選択は、MNPTの末端用途に依存する。最も好ましいものは、その Tgより高い温度で流動性の非結晶性の又はアモルファスな樹脂であるが、半結 晶質エラストマー樹脂も使用できる。半結晶質の樹脂は非結晶性の樹脂と大体同 じようにTgを示すが、この半結晶性の樹脂は通常そのTgよりも相当に高い融 点も示す。いずれの成形可能なエラストマー樹脂が用いられようと、それは流動 化可能であり、車輪リム上にNPTを形成する成形用キャビティ中に導入できる ものでなければならない。 車両用途のために、各NPTは、よりよいロードホールディング及びハンドル 操作(handling)特性を有するMNPTを与えるように設計された道路 表面接触トレッドを有している。そのようなトレッドは、好ましくは、空気入り 自動車タイヤに用いられるのと本質的に同じ種類の合成ゴム又は天然ゴムから作 られる。このトレッドは、好ましくは接着剤で外輪の外周表面に固定される。こ の代替手段は、リベットのような固着手段でこの輪にトレッドを固定することで ある。各場合において、各NPTは、一般にそれ自体のトレッドを持っているが 、以下に述べるようにSiamese MNPTにおいては、連続的なトレッド が与えられる。頻繁に1つの場所から他の場所に動かされる、例えば消防車(a ppliances)、圧縮機、ボール盤等のようなトレッドの必要でない用途 のためには、MNPTの外輪は適当な静止摩擦を提供する。 用途によっては、上述のMNPTの各NPTの外輪は、複式TNPT(「MT NPT」)であれ、複式RNPT(「MRNPT」)であれ、複式SWNPT( 「MSWNPT」)であれ、又はそれらの1つと少なくとも1つの他のものとの 組み合わせであれ、分離されたNPT上の複数の輪でなく、単一の連続した外輪 であって型中でそのようなものとして一体的に成形されたものであってもよい。 NPTの各外輪は、外周において連続的でなければならないことは自明であるか ら、MNPTに関連して用いられる用語「軸方向に連続な外輪」は、長い軸に沿 った輪の連続性を表し、単一のNPT上の単一の外輪の機能と同じ複数のNPT 上の共通の外輪の機能を意味する。従って、そのようなMNPTの軸方向に連続 した外輪は、比較的広い円筒状輪であり、幅(長い軸に沿って測定)は、複数の NPTが分離されているとして、各NPT上の各輪の幅と、隣接する外輪の最も 近い相対する端の間の間隔との和に等しい。単一のNPTにおけるように、MN PTの隣接するNPTの相対するリブは、軸の長さ方向に間隔を空けた関係にあ る。連続した外輪を有するMNPTの隣接する2又はそれ以上のNPTの間から 外輪の外側への通路がないのであるから、MNPTを形成するのに用いられた取 り外せるコアを排出するのであれば、この排出は車輪のリム中の通路を通して行 わなければならないことは明らかである。 図1を参照して、各対応する要素は紙面に垂直な方向に配列されている対にな った同じ複数のRNPT16の、複数の部分をはがした(broken awa y)立面図が示されている。共にMRNPTとして識別される複数のRNPTは 、一般に10で示される車輪の車輪リム12上に載せられており、この車輪はM RNPTの対のRNPT16という最も重要なものを含む。複数のRNPTは、 エラストマーポリマーから成形されており、このポリマーの詳細は ’962特許に述べられている。最も好ましいものは、ポリウレタン(PU)、 例えばUniroyal Chemical Corp.,から入手可能なAd iprene(商標)である。理由は、その物性が、意図した機能と共に輪郭の はっきりした構造を与え、許容できる性能をもたらすからである。他の商業的に 入手可能なエラストマーは、セグメント化されたコポリエステル、例えばDuP ontから入手できるHytrel(商標)5556、及びナイロンのブロック コポリマー類、例えばMonsanto Chemical Co.から得られ るNyrim(商標)である。 各RNPTは、それぞれ内及び外輪22及び18を含み、これらはその厚み( 半径方向に測定)よりも広い(即ち、軸方向に測定)環状バンドである。内輪2 2の内表面は、好ましくはトレッド20を有するRNPTが従来の空気入りタイ ヤと大体同じように使用されるように車輪10のリム上にしっかりと載せられて いる。最も好ましくは、内輪22は、RNPTのリムへの機械的固着が不必要と なるように、エラストマー(例えばポリウレタン)の接着強度により、又は追加 の接着剤を用いてリムに接合される。 内外輪の間に、平らな第1のリブ26(前側セットと呼ぶ)及び後側セットを 構成する追加の第2のリブ30(点線で示されている)があり、一片の構造体を 形成している。そのように言うのは、前及び後ろのセットのリブは厚さdwを有 するウェブ32で一体に結び付けられているからである。このウェブはまた、厚 さ(半径方向)それぞれd。及びdiを有し、半径方向に輪間隔Dだけ離れてい る外内輪18及び22を結合している。用語「一体的に(integrally )」とは、NPTが、内外輪、ウェブ及びリブから、エラストマーの単一の構造 体として形成されていることをいう。用語「単一の(unitary)」とは、 単位としての構成構造要素 の相互作用をいう。これらの用語は相互に、内外輪、ウェブ及びリブを前記エラ ストマーを用いた単一の構造体として成形し又は注型し、これらNPTの構造要 素が指定された機能を遂行する相互作用を強調するものである。 複数のリブ30は等しい長さLであり、複数のリブ26と反対の方向を向いて いるが、NPTの成形の便のため同じ角度αをなしている。尤も、長さL及びリ ブの角度付けは、それらが反対方向に向いている限り異なっていてもよい。反対 方向に向いているときは、最適の剛さと荷重支持能力のために、1つの前側リブ 26は少なくとも1つの後ろ側リブ30と交差して、「交差リブ」構造を与える のが好ましい。その長さに直角な方向に測定した(軸方向に測定した)厚さds 、及び角度方向の端から端までの長さLを有するリブ26は、好ましくは、図示 のように、それらの両端部がそれぞれ内外輪22及び18と会合する所34で基 部をえぐられて結合の柔軟性が高められるのが好ましい。こうすれば、NPTを 備えた車両が大地を走る間NPTの円周の各点が大地と接触するとき、リブ26 及び30がたわまないで圧縮されることが容易になる。 図2を参照して、ここには対になった分離された中央寄りの及び外側寄りのR NPTが車輪リム24上に載せられているのが示されている。各RNPTの内輪 22の末端縁(外周の中心線から見て)は、内外の出っ張り36及び38によっ て閉じ込められている。ウェブ32は、厚さdwを有し、内外輪18及び22の 軸端の間に位置し、そしてその(ウェブの)内側周辺32cにおいて内輪22に 、その外側周辺32dにおいて外輪18に結び付けられ、これによってリブ26 の両端はウェブの片側表面32aに沿って横たわっている。全ての第1のリブ2 6(前側セット)は、全てのリブが同じ方向に角度α(図1参照)となるように 、同様に結合されている。 同様に、全ての第2のリブ30(後ろ側セット)は、それらの対応する内外端に おいて、内外輪に結合され、それらの端はウェブの面32bに沿って横たわり、 こうして全てのリブ26及び30は実質的に同じ角度αを有するが、第1のリブ は第2のリブと反対の方向になっている。 望むならば、MRNPTの各RNPTは、外輪18の外側周辺表面に固定され たゴムトレッド20を設けられていてもよい。ウェブ32は、リブがLに沿って 曲がることによって変形することを防ぐのに役立つが、大地との接触点の周辺に おいてNPTの圧縮変形をさせる。リブは、今度は、ウェブが臨界圧力Pcrに達 するまで軸方向に撓むのを防ぎ、従って、ウェブ及び交差したリブは共同して荷 重を支持する。リブの角度αを変えることは、NPTの構造成分の寸法、又は成 形材料であるエラストマーの組成を変えることなしに、スプリングレートを効果 的に変える。貫通孔37を車輪リム24に設け、この孔を通して空気ポンプ注入 し、NPTの冷却を高める。特に、図8に示したSiamese SMRNPT におけるように、NPTに共通の外輪を設けたときはそうである。 圧縮と荷重の突然の変化の下で本質的に瞬間的に変形され、しかもその円柱形 状に戻るMNPTの能力は、その有効寿命期間に亘って通常の運転の間20%の 最大歪みにNPTは耐え、その上、突き出したものや道路表面の凸凹による突然 の衝撃を吸収するために局部的にたわむことを必要とする。MNPTに望みのハ ンドル操作性と乗り心地特性を与えるものは複数のNPTの特異な共同作用から 引き出されるこの能力である。NPTの本質的な変形性とたわみ特性の特定のデ ザインは、MNPTのために選ばれた特定の役務に依存する。 図1Aに概略の示された具体例において、SWNPTは鏡像関係 において載せられ、それぞれのウェブは車輪リムの中央寄りの端及び外側寄りの 端の隣にある。各SWNPTは、「平面的な」SWNPTであるという。それは 、サイドウェブの断面図がそれ(ウェブ)が、平行で、鉛直で、中央寄りの及び 外側寄りの表面を持っているからである。このSWNPTは、平面のウェブ、鉛 直線(複数のリブの開口端での)、並びにそれぞれ外内輪の外表面での第1及び 第2の水平線の鉛直な外観を、それが表したとき、「長方形である」という。従 って、エラストマーの断面の外縁の一般的な形状は長方形である。他の具体例に おいて、ウェブは角度を付けられてもよく、SWNPTはくさび形でもよい。こ れらの具体例の詳細は’962特許に述べられている。 引用数字40で一般的に示され、図1AにMSWNPTの半断面として示され たSWNPTにおいて、MSWNPTは、車輪のディスク11及び折り返しを付 けた端13の間の車輪リム12の外表面24上に載せられて、図4に示すように 、対の長方形のSWNPTを持っている。外輪48は、複数の、周囲に間隔をお いて、それぞれ反対方向を向き、交差した平面の第1の及び第2のリブ43及び 46によって、半径方向に間隔を空けられている。単一のサイドウェブ49は、 それらの端、即ちSWNPTの回転軸に直角な平面中の外端にそって、内外輪を 結合する。それ故、もしリブが無いと、形状は環状に形成され、内部フランジは 実質的に同じ幅であるか、又は外側よりも狭いU字形溝のそれであろう。 図3を参照して、共にMTNPTとして識別される対の台形のNPT(TNP T)を含むMNPTの正面断面図が示されている。上に述べたRNPTにおける ように、各TNPTの外輪18は輪の外表面上のゴムトレッドを一般には備えて いる。内輪22’は、外輪と共軸であるが、同一の広がりを持たず、正味の結果 はリブが、図 3に見られるように、外側に張り出している(ウェブを通る鉛直な中央平面に関 して)。それは、リブは内輪から外輪へ外側に連続的に角度をなしているからで ある。同じ結果、即ち外側に張り出したリブは、リブが1又はそれ以上の短い鉛 直なセグメントで終わっているならば、角度を付けられた平面において角度θで 外側に張り出したリブで作りだされうる。 RNPTの構造に類似した構造において、外輪18は前後の複数の外周で間隔 の空けられた平面状のリブ26’及び30’のセット並びに単一の中央の平面状 のウェブ32(これら全ては単一の構造体として形成されている)によって内輪 22から間隔を空けられている。単一のウェブ32は、内外輪をそれらの内端、 即ちTNPTの円周中心線(circumferential centerl ine)に沿って結合する。従って、もしリブがなければ、その形状は環に形成 されたI型鋼材で、その内部フランジは外部フランジよりも狭いものの形状であ ろう。 複数のリブは、単一のウェブの両側上に、前後のセットのリブとして伸び、前 側セットはリブを1の方向に横断する半径方向の平面に対して約15°〜75° の範囲で角度を付けられ、後ろ側セットは、同じ範囲の角度をなし、好ましくは 前側セットと同じ角度であるが反対の方向である。好ましくは、これらリブは3 0°〜60°の範囲の角度で反対の方向に向いている。 MNPTが当てられるべき選ばれた役務に依存して、MNPTの最良の形状は 上記「対」のいずれかではなく、1つのNPTと他のものとの組み合わせ、例え ば、図5に示すようにRNPT(5TNPTとの組み合わせであるかも知れない 。この場合、構造要素及びそれらの共同作用は各RNPT及びTNPTについて 図2及び3でそれぞれ述べたのと同じである。そのような構造は当業者に設計上 の 柔軟性を与え、一方の側のMNPTを他方の側よりも大事にしたり、荷重が1つ の構造体に他のものよりも有利に働く条件下で、荷重のよりよい分配を与えるよ うにする。 図4は、車輪リムを通る鉛直の中央円周平面(mid−circumfere ntial plane)の相対する側上の、換言すれば、それぞれ中央よりの 及び外側寄りの側上の側壁を持って、一対の同一のSWNPTが互いに鏡像関係 に車輪リム12上に成形された対のMSWNPTを示している。 図5は、用いられた組み合わせがRNPTとTNPTである対のMNPTを示 している。各NPTの分離されたトレッド20は、MNPTのタイヤ跡において 共面であることが理解される。望みのハンドル操作特性及びそれらが出会う条件 に依存して、TNPTは車輪リムの中央寄りの又は外側寄りの側に位置しうる。 図6は、用いられた組み合わせがRNPT(5SWNPTである対のMNPT を示している。各NPTの分離されたトレッド20は、MNPTのタイヤ跡にお いて共面であることが理解される。SWNPTは、同一の側壁に似せるために同 一のキャップを設け、車輪リムの外側に置かれる。これら2つのNPTの間の空 いた空間の故に、SWNPTのための適当な冷却が与えられる。この組み合わせ は、特定の役務について、各NPTの最良の特性を組み合わせる機会を与える。 図7は、用いられた組み合わせがTNPTとSWNPTである対のMNPTを 示している。再び、各NPTの分離されたトレッド20は、MNPTのタイヤ跡 において共面であることが理解される。図6に示されたMNPTにおけるように 、SWNPTは、同一の側壁に似せるために同一のキャップを設け、車輪リムの 外側に置かれる。前と同様に、これら2つのNPTの間の開いた空間の故に、S WNPTのための適当な冷却が与えられる。この組み合わせは、図6のMNPT において、TNPTの性能特性をRNPTのそれと置き換える機会を与える。 上に述べ、図8に示したように、Siamese MRNPT(一般に記号S MRNPTで示される)は、長さ方向に連続した外輪18’を持ち、これは共通 の外輪及び表面を与え、この表面上に連続した共通のトレッド20’が結合され ている。明らかなように、隣接する外輪の最も近い相対する内側端は、任意に選 べる。それは、どれほど小さかろうと、成形用コアは、外側の連続した輪が形成 された後は、取り出せないからである。しかしながら、デザインと性能の理由で 、前記間隔は一般にいずれかの外輪の軸方向の幅の半分以下であるが、最も好ま しくは、間隔はSMRNPTの必要な役務によって決定される。貫通孔37は成 形用キャビティの全体に亘って分散されており、それに通気孔を与え、蓄積され た熱を消散させる。 図9は、Siamese MSWNPT(一般に記号SMSWNPTで示され る)を示し、連続した外輪48’は、トレッド20’で覆われている。図8にお けるように、車輪リム12は、複数の貫通孔37が設けられており、成形用キャ ビティに通気孔を与え、蓄積された熱を消散させる。 対のMNPT又はSiamese MNPTで経済的に提供されうるものより も広いタイヤ跡が望まれるときは、車輪の鉛直中央円周平面の周りに対称的に成 形された中央RNPTと、この中央RNPTのいずれかの側に成形され又は固定 され、隣接するNPTの間の距離の臨界的要請を維持した残りの2つのRNPT とを有する、図10に示したような三重MNPTを提供するのが望ましい。この デザインの予期できなかった利点は、それが非常に大きな荷重役務 を提供することである。この荷重役務は単一のNPTに同じ荷重役務を与えよう とすると、そのように大きなNPTを成形するという問題が日常的に解決できた としても経済的に製造することができないことは直ぐに明らかになる。 図11は、RNPTがTNPTに置き換えられた他は図10に示したのと類似 の三重MNPTを示している。 最も好ましい具体例において、MNPTを製作するには、外輪部材及びこの外 輪と共軸の内輪部材を有するエラストマーの環状体をそれぞれ有する二重のNP Tを用いる。リブは、好ましくは、少なくともそれらの基部(それらが内輪と結 合する所)の近くをえぐることが好ましい。取り外せるコアがしっかりと車輪リ ム上に配置され、2つの中央のエラストマー乗り心地挿入物(RI)が車輪リム の表面に配置され、1つは前記取り外せるスペーシングコアのいずれかの側に配 置された後、全体のMNPTは、一般には一単位として車輪リム上に直接成形さ れる。 従って、図13及び14において、上述の特許に記載された中央の乗り心地挿 入物をそれぞれ有するMNPTが示されている。そのようなMNPTは、約40 km/hrより大きい速度を出せる車両に使用するのに特によく適している。そ の速度より大きい速度でそれらは最も快適な乗り心地を与えるのである。図13 に示された具体例は「MRNPT/RI」として識別され、図14に示されたも のは「MTNPT/RI」として識別される。 各NPT/RIにおいて、中央挿入物はウェブ中、その基部に捕捉され、それ により荷重はこの中央挿入物の周りに分散される。MRNPTであろうが、MT NPTであろうが、MSWNPTであろうが、MNPTの他の具体例は、MNP T中の各NPTの特有の、固有の、末端拡大断面の形状に拘わらず、MTNPT /RIについ て述べたのと同様な方法で注型され又は熱成形されることが理解されよう。 上述の各々の場合において、軸方向に連続的な外輪を形成しようが不連続な外 輪を形成しようが、望みの正確な寸法を提供し、各NPTをリム上に正確に配置 するために隣接するNTPの間に「型キャビティ(mold cavity)」 と呼ばれるキャビティの同じ外形を有する(having the ident ical geometry of the cavity)コアボデイーを画 定するために「取り外せるスペーシングコア」が用いられる。 取り外せるコアは、その形状が、圧力と温度に関する注型条件に耐えなければ ならないコア材料でできているので、このコア材料の2つの本質的な必要条件は (i)MNPTを作るのに用いられる注型可能な合成樹脂における不溶性、及び (ii)その樹脂の硬化によって引き起こされる発熱の間発生する温度に耐える コアの能力、である。コア材料の不溶性はコア材料が、注型樹脂が冷却した後、 それに剥離可能に結合することを可能にする。 図12A、12B、及び12Cを参照して、ここには、車輪リム上に注型され たそれぞれMRNPT、MTNPT及びMSWNPT用のスペーシングコアが示 されている。このスペーシングコアは、直接に車輪リム上の環として形成され、 リム上に配置されたリングとして直接形成されうる。好ましくは、各取り外せる コア50、60及び70は、成形されるべきスペーシングコアに対応する寸法を 有する成形用キャビティ(molding cavity)中に閉じ込められた 車輪リム上に直接注型される。図示のコアにおけるように、もしスペーシングコ アが隣接する外輪の相対する最も近い端の間に間隔を設けようとするのであれば 、取り出せるコアの中央円周部分から半径方向に突き出した、それぞれ環状尾根 51、61及 び71を、取り外せるスペーサーコアは持っている。注型さるべきMNPTの外 輪の間の望みの間隔に対応する尾根の長さ方向、軸方向の幅を、この尾根は持つ 。特に、コア70に関して、コアの周りに成形されるべきSWNPTのサイドウ ェブを通して空気を抜けさせる発散用突出部72が設けられている。 最も好ましくは、MNPTの操作の間、発生した熱を消散するための空気抜き として奉仕する複数の貫通孔が車輪リムに設けられる。空気の発散を維持するた めには、スペーシングコアを成形するためのキャビティが満たされるまで、コア 材料を通気孔から注入し、取り外せるスペーシングコアを車輪リム上に形成する のが好ましい。 前記取り外せるスペーシングコアは適当なコア材料からいずれかの従来法で作 られる。多数のそのような取り外せるコア、好ましくは環状体としてのコアは、 MNPTSが開始される前に車輪リム上に予備成形される。 図15のフローチャートに示されているように、MNPTを作る方法は簡単で 、信頼性がありそして経済的である。引用数字81で指定された第1のステップ において、車輪リム上に注型されるべき取り外せるコアを受け入れるために車輪 リムは、取り外せるコアが形成されるべき材料に依存して、従来法で「準備され る」。次のステップ82において、取り外せるコアを成形するために、準備され た車輪は型中に挿入され、コア材料であるウッド合金が、好ましくは車輪リム中 に設けられた孔を通して型キャビティ中に注入され、成形キャビティを満たして 取り外せるコアを形成する。その後、第3ステップ83において、取り外せるコ アが注型された車輪をMNPTを作るために型中に配置し、取り外せるコアを取 り囲む型キャビティ中にエラストマー樹脂を導入する。多数の貫通孔37が車輪 リム中に設けられているとき、好ましくはこれらが鉛直平面のいずれかの側に互 い違いに配置されているとき、車輪を回転する場合に中央部は周囲空気と開かれ た連通状態になる。MNPTは最も好ましくは、液体ポリウレタンを用いて紡出 により成形され、孔37は取り外せるコアで詰められる。100℃に加熱された 型は、(a)予備混合された分子量(名目数平均)1000及び2000のポリ テトラメチレンエーテルグリコール(PTMEG)とトルエンジイソシアネート (TDI)との反応混合物を満たしてNCO/OH比が約2:1のプレポリマー (Uniroyal CorpからAdiprene(商標)として入手可能) を作る。前記複数のプレポリマーのブレンドは4,4’−メチレン−ビス(2− クロロアニリン)(“MBOCA”)と、プレポリマー対MBOCAの当量比約 90〜110で混合する。 タイヤ型を取り外し、樹脂をその中で20分かけて硬化させ、一方では、他の タイヤ型を所定の位置に置いて次のMNPTを成形する。第4ステップ84にお いて、後硬化のためにタイヤ型を約250〜325°F(121〜163℃)の 範囲の温度に加熱する。この範囲で、ウッド合金は融解し、車輪リム中の通路か ら流出する。MNPTをタイヤ型中で後硬化した後、それは周囲温度に冷却され 、MNPTはタイヤ型から取り出す。次いで、タイヤトレッドをNPT/RIの 外表面に接着剤で固定する。 コアに用いられる取り外せる材料の種類は狭く臨界的なものではなく、比較的 低い融点のロウ、高い融点のロウ、合金、又は合成樹脂でありえ、これらは融解 、溶解、分解又は昇華によって除かれうる。この材料の選択はエラストマーを硬 化すべき温度に依存する。そして、その特別な操作はスペーシングコアを除くた めに選択される。スペーシングコアの材料は、好ましくは溶媒溶解性物質であり 、エラストマーが本質的に不溶性である溶媒に溶解性であり、こうして、スペー シングコアは液相中に洗い出されるか、又はその除去をスピードアップするため にコアは蒸気溶解されてMNPTを残す。例えば、発泡スペーシングコアはメチ ルエチルケトン蒸気で蒸気溶解されうる。更に、スペーシングコアは脆い有機又 は無機の材料から形成することができる。この材料は、MNPTを作ったとき除 くことができるが、熱伝導を改善するときを除いて直ちに除く必要はない。もし 除かなければ、発泡スペーシングコアはMNPTの運転のとき自発的に有意破壊 するであろう。例えば、スペーシングコアは発泡樹脂、例えばポリスチレン、好 ましくは小さなビーズサイズを有し高圧で現場で発泡させて、平滑な表面を得、 この平滑面が成形されたMNPTに転写されうるものであるポリスチレンから形 成することができる。 このコアは隣接するウェブの間隔を確保し、もしあれば、MNPTにおける外 輪の隣接する相対する端の間の間隔を確保する。隣接するウェブが共通の外輪を 共有するとき、それらの間には間隔がない。外輪が分離されているが、相互に接 触しているときでも、それらの間に本質的に間隔がない。本質的に間隔が無いと きは、スペーシングコアの外表面上に半径方向に伸びる突出部はない。次いで、 コア材料は車輪リム中の孔を通して除かれる。もし、コア材料が冷却したとき脆 くて砕けやすいときは、突出したスパイクをコア表面上に、及び車輪リムを通し て設けるとよい。このスパイクは、隣接するウェブの間で、外輪及び内輪それぞ れの円周を超えて伸びている。これらスパイクを除いて、連続する外輪及び車輪 リム中に通気孔を設けると、粉砕されたコア材料はこれら通気孔から除かれる。 Siamese MNPTの軸方向に連続した外輪に溝、例えばMNPTの運 転中に水を排出するために設けられる溝、を画定する ために、隣接するNPTの間の間隔が必要であるときは、この溝の輪郭はコアに よって決定される。 硬化及び後硬化の両方を生き延びる脆くて砕けやすいコア材料からコアが形成 されているときは、MNPTは、コアをその中に入れて後硬化してもよい。その 後、この後硬化されたMNPTは取り出され、取り出されたMNPT中のコアは 、充分な荷重の下に車輪を走らせてコアを粉砕して粉を形成することにより粉砕 できる。この粉末はMNPT中に閉じ込めてもよく、また、好ましくは、複式N PTが共通の無孔の外輪を持っている場合に、粉末が充分に小さい粒子となって リム通路から流出するときは、貫通孔又は車輪リム中のリム通路から除かれる。 これに代えて、粉末の粉砕は、MNPTの通常の使用の間に起こり、車輪が動い ているときに複数のNPTの間から排出される。 特別の場合として、コアがロウ又は発泡ポリスチレン、又は低融点合金であり 、ポリマーが液体ポリウレタンであるときは、ポリマーは、型が冷却する間に硬 化する。この場合、ポリマーは、ロウもしくは合金を融解するか又はポリスチレ ンを液化して、コア材料を外輪及び車輪リムの通路を通って流出するに充分高い 温度で後硬化するとよい。エラストマーがポリウレタンであるときは、好ましい 合金は約150℃未満、好ましくは120℃未満で融解するもの、例えば二元共 晶のインジウム錫、又はインジウムカドミウム;並びに三元共晶で、ビスマスを 主成分とするもの、例えばローズ合金及びウッド合金である。 複式の間隔の密な一体的に自己生産的に結合したNPTの車輪リムの表面への 注型の好ましい方法は、NPTを注型した後、NPTの間で交接的にぴったり合 うような形状をした脆い発泡体の環状コア(以下「発泡体挿入物」という)を利 用する。液体エラストマー が型の中に注入されるときは、エラストマーは型キャビティ(mold cav ity)を満たし、発泡体挿入物の全ての開いた表面に接触する。車輪リムに結 合した一対の隣接するRNPTの間の環状発泡体挿入物は、概略的に図10に示 されている。 発泡体挿入物の材料は、好ましくはポリスチレンのような発泡合成樹脂状材料 で、車輪リム上に鉛直円周中央平面の付近に配置されている。次いで、液体ポリ ウレタン又は他の液体注型樹脂は、上述の諸特許に開示されているような従来の 型の中に、従来法で注入され、成形されたNPTは充分冷却されたとき成形用キ ャビティから取り出される。 発泡体ポリスチレン挿入物は隣接するNPTの間に閉じ込められる。2つのN PTを有する車輪リムはシャフト上に載せられ、発泡体を粉砕するに充分な圧力 下に一対のローラーに対して回転され(rotated against)、粉 砕された発泡体は小さな片となって両方のNPTの間から排出される。 これに代えて、この発泡体は発泡ポリスチレンに対して特別な溶媒で溶解し、 このポリスチレンは溶媒から再使用のために回収される。ポリスチレンの溶液は 液相の溶媒で形成されてもよく、又はより大きな速度のためには蒸気相中の溶媒 で形成されてもよい。 好ましい態様において、NPTの固体弾性材料は、ウェブと圧縮荷重の下で、 たわむが曲がってはいけない相互に連結した反対方向に向いたリブとを含む構造 体に成形されるから、乗り心地は空気入りタイヤの乗り心地を真実に副生するも のではないが、この乗り心地に似ているだけであることは驚くにあたらない。特 別の「エラストマー材料」は、ショアー硬度60A〜75D、圧縮弾性率(形状 係数0.5、圧縮10%)1000〜50,000psi(6.9〜345MP a)、好ましくは80A〜53D、3000−10, 000psi(21〜69MPa)を有するものである。好ましい材料は、ポリ ウレタン、ポリブタジエン、ポリイソプレン、エチレン−プロピレン−非共役ジ エンターポリマー、ブタジエンとアクリロニトリルの、並びにブタジエンとメタ クリロニトリル、スチレン及びアクリレートの共重合体である。最も好ましいエ ラストマーはポリウレタンである。 ウェブの幅dwは、NPTの役務、及び特別の目的に奉仕するようにデザイン されたNPTの全体的寸法に依存する。重量約1000kgの小さな自動車用で はウェブの厚さは約2.5〜5mmであろう。軽トラック等のような比較的大きな 自動車用では、ウェブ厚さは約4〜9mmであろう。 図12及び13に示されているように、嵩密度約2Lb/ft3(32kg/ m3)の独立気泡発泡ポリウレタンの中実リングRI90は、dwより大きい直径 を有し、車輪リム12の表面24上の中央に配置されている。TNPTがRIの 周りに成形されるときは、液体樹脂はRIの周りを流れ、表面24へ流下し、R Iを包み、内輪22を形成する。同時に、リブ26及び30が形成され、同様に 外輪18が形成され、この外輪は内輪22の長さtiと同じ長さt。(長さ方向 、即ち軸方向に測定)である。車輪リムは内輪22を閉じ込めるために突起36 及び38を備えている。内輪22の厚さdiは、外輪18の厚さdoより小さいと きは、最適な乗り心地を与えるTNPT/RIを形成する。発泡体RIを液化す るのに必要とされる温度よりも低い温度で硬化したときは、アーチ型壁を有しR Iを包む基部の形成はRNPT/RIの突然の大きな衝撃を吸収するのを助ける 。トレッド20は、好ましくは静止摩擦、トレッド磨耗及びゴムトレッドの騒音 を改善するようにデザインされたトレッドパターンを設けられた加硫ゴムの単一 のストリップ(str ip)からなっている。 操作中に、RIゾーンに発生した熱は非常に高く、もしこのゾーンが適切に冷 却されないと、物理的条件に影響を与え、従ってRNPT/RIの性能に影響を 与えるであろう。この目的のために車輪リム中に通路37が設けられ、それらを 通してRIを含むゾーンに空気をポンプ注入し、このゾーンに望みの温度を維持 する。もし、ウェブの基部が完全にRIを包んでいないとき、又は包まれたRI の周りの基部のアーチ形壁が、RNPTを作るために用いられた合成樹脂状材料 の融点又はTgより低い温度に維持するために充分な熱伝達を有効に与えるなら ば、そのような孔37は無しで済ますことができる。好ましくは、RI90が独 立気泡発泡体であろうが、ガス透過性もしくは不透過性の壁を持った管状体であ ろうが;あるいはRIがウェブの基部で充分に包まれていようが、部分的にのみ 包まれていようが、操作中に周囲空気に熱を伝達する追加の手段を設けるのが好 ましい。最も好ましくは、前記独立気泡発泡体は、MNPTが硬化され、また取 り外せるコアを取り外すときの温度に影響されないポリウレタン又はポリオレフ ィンである。 RIのウェブ幅に対する相対直径は未だ定量化されていないが、その直径がdw より小さいときはRIの有利な効果は非常に小さいであろう。その直径が内輪 の幅に近づけば、ウェブの基部の脆化効果(stiffening effec t)は大きくなりすぎるであろう。 その範囲内で各NPTが作られる寸法(単位はインチ)の範囲は、’098及 び’029特許に述べられているが従来の15インチ(38cm)車輪リムに使用 するためのNPTの寸法の組み合わせを以下に示す: ここに、roは、環状体16の外径であり、 αはリブ26が半径平面Rとなす角であり、 diは内輪の半径方向の厚さであり、 doは外輪の半径方向の厚さであり、 Dは、内輪22の外表面から外輪18の内表面までの半径方向の距離であり、 dwは、ウェブの軸方向の厚みであり、 dsは、リブ部材のその長さLに直角に測定した厚みであり、 tiは、内輪22の軸方向の厚みであり、 toは、外輪18の軸方向の厚みであり、そして riは、内輪22の内表面の半径である。 上述の特許に、より詳細に記載されているように、内輪の基部の車輪リムの金 属への最大接着力を得るためには、NPT/RIは最も好ましくは車輪リム上に 直接成形される。特に、NPT/RIを車両の、相当なトルクを発生する駆動輪 の上に用いるときはそうである。しかしながら、最大接着力が本質的でないとき は、NPT/ RIは組立式のマンドレル上に成形され、環状体として取り出してもよい。次い で、この環状体は、好ましくは、NPT/RIを車輪リムに接合するための接着 剤を最初に適用することにより、車輪リムに後はめ込みするとよい。この場合は 高トルク駆動手段を備えていない車両に用いられる。 好ましくは、乗り心地挿入物はリム上に配置され、NPTがRIの周りに注型 される。RIは、型の中央平面中に正確に配置され、それにより、RIは、取り 外せるコアが注型される前に、適所に閉じ込められ、NPT中に一体的に固定さ れる。 上述のステップにおいて、それ故に、取り外せるコアのために、準備された車 輪を型中に挿入する前に最初のステップを設けることが必要であろう。この最初 のステップにおいては、RIが車輪リム上に配置される。 上述のように、環状体RIは中実のエラストマーの代わりに発泡エラストマー から形成されていてもよい。空気透過性のRIが好ましい。あるいは、前記環状 体は、両端を相互に接合したゴムチューブで形成され、リム上にはめ込まれてい てもよい。前記RIは型中に注入される液体ポリマーの温度で融解せず、このポ リマーに溶解しない材料から作られる。最良の態様において、ポリマーはイソシ アネート基で末端停止したポリエチレングリコールプレポリマーと芳香族ジアミ ン触媒との混合物であり、乗り心地挿入物は、エラストマーの中空チューブ、典 型的には前記ポリマー混合物の温度より高い融点を持つ天然ゴム又はポリオレフ ィンである。 NPT/RIを注型するための紡出注型の説明に役立つ実施例は前記特許の例 の中に与えられている。MTNPT/RIを注型するために同じ方法が適用され る。 このようにNPT/RIの一般的な議論を与え、それを作る全体 の方法を詳細に述べ、そしてNPT/RIを作るための最良の態様の特別な例で 本発明を説明したので、本発明はウェブで支持されたNPTの比較的粗い乗り心 地を改善するという問題に対する有効な解決を与えたことは明らかである。それ 故、特許請求の範囲に記載されていることを除いて、説明し、論じた特別な例の 故に不当な限定が課されるべきではないことが理解されるべきである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.次のものを含む、回転軸の周りに回転可能な車輪リムの円周外表面にしっ かりと固定された非空気入りタイヤの組み立て品: 同じであるか又は異なり、相互に長さ方向の臨界的な間隙をおいて前記外表面 上に隣合って、しっかりと配置された複式の分離された非空気入りタイヤであっ て、前記各非空気入りタイヤは上部及び下部を有する半径方向に伸びるウェブを 持ち、前記タイヤはそのウェブを軸方向に並んだ関係で他のウェブと隣合って配 置させ、他と同じであるもの、及び他と鏡像関係にあるものから選ばれた姿勢を 有するもの; 前記ウェブの各々は前記車輪リムの回転軸に直角な半径方向の平面内にあり、 半径方向に間隔をおいた内輪及び外輪を結び付け、それらの間に斜めに角度の付 けられ、反対方向に方向づけられ、前記ウェブをそのいずれかの側又は両方の側 を横断する交差した多数のリブが配置され; 前記臨界的な間隔は分離した隣合った外輪の相対する最も近い端の間の間隔で あり、この間隔は、前記外輪が実質的に同じ幅を有するときは、いずれかの外輪 の軸方向の半分以下であり、1つの外輪が他の外輪よりも広いときは狭いほうの 外輪の幅の半分よりも小さく; 前記非空気入りタイヤは、長さ方向に軸方向に測定して同じであるか又は異な る幅を持つ前記外輪及び内輪を有し、異なるときは、前記内輪は前記外輪よりも 狭い。 2.前記複数の外輪は同じ軸方向の幅を持ち、前記並んだ関係は前記第1のN PTの前記第1の半径方向の平面が、前記第2のNPTの前記第2の半径方向の 平面から前記外輪の幅の半分より小さい 距離離れている請求の範囲1の、タイヤと車輪リムの組み立て体。 3.前記複数の外輪は異なった軸方向の幅を持ち、1つは他よりも狭く、前記 並んだ関係は前記第1のNPTの前記第1の半径方向の平面が、前記第2のNP Tの前記第2の半径方向の平面から前記狭い方の外輪の幅の半分より小さい距離 離れている請求の範囲1の、タイヤと車輪リムの組み立て体。 4.前記NPTの各々が前記車輪リムに接着剤で結合されている請求の範囲1 のタイヤと車輪リムの組み立て体。 5.前記NPTの各々が前記車輪リムに自己生産的に接着剤で結合している液 体エラストマー樹脂から誘導された成形されたNPTである請求の範囲1のタイ ヤと車輪リムの組み立て体。 6.前記NPTの各々が、長方形のNPT、台形のNPT、及びサイドウェブ NPTからなる群から選ばれ、このサイドウェブNPTは、前記ウェブの1の側 に交差したリブのハニカム構造を有し、1つのSWNPTのハニカム構造体は他 のそれと鏡像関係に配置された請求の範囲1のタイヤと車輪リムの組み立て体。 7.前記NPTの1つが長方形のNPTであり、他がTNPTである請求の範 囲1のタイヤと車輪リムの組み立て体。 8.前記NPTの1つが台形のNPTであり、他がサイドウェブNPTである 請求の範囲1のタイヤと車輪リムの組み立て体。 9.前記NPTの1つが台形のNPTであり、他がサイドウェブNPTである 請求の範囲1のタイヤと車輪リムの組み立て体。 10.前記NPTの1つが長方形のNPTであり、他がサイドウェブNPTで ある請求の範囲1のタイヤと車輪リムの組み立て体。 11.前記ウェブ内に、前記内輪の面積の50%より小さい面積を占め、前記 ウェブの高さの半分より低いエラストマー部材、即ち乗り心地挿入物が捕捉され ている請求の範囲1のタイヤと車輪リム の組み立て体。 12.前記NPTの各々が長方形のNPTである請求の範囲11のタイヤと車 輪リムの組み立て体。 13.前記NPTの各々が台形のNPTである請求の範囲11のタイヤと車輪 リムの組み立て体。 14.前記NPTのおのおのが、前記ウェブの1の側に交差したリブのハニカ ム構造を有し、1つのSWNPTのハニカム構造体は他のそれと鏡像関係に配置 されたサイドウェブ非空気入りタイヤSWNPTである請求の範囲11のタイヤ と車輪リムの組み立て体。 15.次のものを含む、回転軸の周りに回転可能な車輪リムの円周外表面にし っかりと固定された非空気入りタイヤの組み立て品: 共通の外輪を有する複式の非空気入りタイヤであって、これらタイヤのおのお のは、同じであるか又は異なり、相互に長さ方向に任意の間隙をおいて前記外表 面上に隣合って、しっかりと配置され、各非空気入りタイヤは上部及び下部を有 する半径方向に伸びるウェブを持ち、前記各タイヤはそのウェブを軸方向に並ん だ関係で他のウェブと隣合って配置させ、他と同じであるもの、及び他と鏡像関 係にあるものから選ばれた姿勢を有するもの; 前記ウェブの各々は前記車輪リムの回転軸に直角な半径方向の平面内にあり、 分離された長さ方向に間隔をおいた複数の内輪から半径方向に間隔をおいた前記 連続した外輪を結び付け、その外輪と各内輪の間に多数の斜めに角度を付けられ 、反対方向に方向づけられ、前記ウェブをそのいずれかの側又は両方の側で横断 する交差したリブが配置され; 前記間隔は、1つのウェブの中央円周鉛直平面と隣のウェブのそれとの間の間 隔である。 16.前記NPTの各々が、長方形のNPT、台形のNPT、及 びサイドウェブNPTからなる群から選ばれ、このサイドウェブNPTは、前記 ウェブの1の側に交差したリブのハニカム構造を有し、1つのSWNPTのハニ カム構造体は他のそれと鏡像関係に配置された請求の範囲1のタイヤと車輪リム の組み立て体。 17.次のことを含む、軸の周りに回転可能な車輪リムの外表面上の複式非空 気入りタイヤである、タイヤと車輪リムとの組み立て品を形成する方法: 成形さるべき環状の外側体の半径に等しい半径を有するアーチ形の表面を有す る外側成形部材によって限られた内部キャビティを有する型中に硬化性液体ポリ マーを注型し、前記キャビティは少なくとも2つの前記環状体を成形するように 造形され、第1の体は第2の体と軸方向に並んだ関係において間隔を空けられ、 各体は中央単一環状ウェブ部材、及び交差したリブを有し、前記ウェブ部材は外 輪部材及び内輪部材を結び付け、前記ウェブ部材はそれを通る半径方向の面を有 し; 取り外せる材料の造形されたスペーシングコアを配置し、前記スペーシングコ アは前記第1の軸方向の体の複数のリブを前記第2の軸方向の体のそれらから間 隔を空け、その内側表面において前記車輪リムの外側表面によって限られ、前記 キャビティの外側表面において前記外側の型の前記内側表面により限られた環状 キャビティを満たし; 前記液体ポリマーを前記外表面の周りの前記キャビティ中に閉じ込め; 前記ポリマーを硬化し;そして、 前記非空気入りタイヤを取り出すこと。 18.前記硬化性液体ポリマーを注型する前に、前記外表面上でそれの前記環 状平面における中央にエラストマー材料のリングを固 定し、これによって前記乗り心地挿入物が前記ウェブ手段と前記外表面の間に捕 捉される、請求の範囲17の方法。 19.前記ポリマーはイソシアネート基で末端停止されたポリエーテルグリコ ールプレポリマーと前記プレポリマーの硬化触媒との混合物であり、前記環状体 は、その外周辺にある前記外輪、前記外輪と共軸であってこの外輪から半径方向 に間隔をおいた内輪、複数の軸方向に伸び、円周方向に間隔の空けられた第1及 び第2の複数のリブであってそれらの対応する内外端で前記内外輪に結合されて いるものからなり、前記リブは一般に半径方向の平面にたいして約15°〜75 °の実質的に同じ角度で傾斜しており、この平面はそれらの内部端においてそれ らを横断しており;前記ウェブ部材は相対する側面を有し、その内外周辺はそれ ぞれ前記内外輪に結び付けられており;前記ウェブ部材は一の側の面で前記第1 のリブ部材に、他の側の面で前記第2のリブ部材にそれぞれ結び付けられ、前記 第1リブは、前記第2リブと前記半径方向の面に関して反対方向に向けられて、 前記内外輪及び前記ウェブ部材と共に荷重に耐える構造体を形成し、この構造体 は、たわむように適応された局部的に荷重のかけられた部材を提供する、請求の 範囲17の方法。 20.前記ポリマーはイソシアネート基で末端停止されたポリエーテルグリコ ールプレポリマーと前記プレポリマーの硬化触媒との混合物であり、前記環状体 は、その外周辺にある前記外輪、前記外輪と共軸であってこの外輪から半径方向 に間隔をおいた内輪、並びに複数の軸方向に伸び、円周方向に間隔の空けられた 第1及び第2の複数のリブであってそれらの対応する内外端で前記内外輪に結合 されているものからなり、前記リブは一般に半径方向の平面にたいして約15° 〜75°の実質的に同じ角度で傾斜しており、この平面はそれらの内部端におい てそれらを横断しており;前記ウェブ部 材は相対する側面を有し、その内外周辺はそれぞれ前記内外輪に結び付けられて おり;前記ウェブ部材は一の側の面で前記第1のリブ部材に他の側の面で前記第 2のリブ部材にそれぞれ結び付けられ、前記第1リブは、前記第2リブと前記半 径方向の面に関して反対方向に向けられて、前記内外輪及び前記ウェブ部材と共 に荷重に耐える構造体を形成し、この構造体は、たわむように適応された局部的 に荷重のかけられた部材を提供する、請求の範囲18の方法。 21.前記乗り心地挿入物が、天然ゴム及び合成樹脂状材料からなる群から選 ばれるエラストマー材料の中空環状体である請求の範囲20の方法。 22.前記乗り心地挿入物がポリウレタン及びポリオレフィンからなる群から 選ばれた独立気泡発泡体である請求の範囲21の方法。
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