JPH0850606A - 配管3次元モデル作成装置 - Google Patents

配管3次元モデル作成装置

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JPH0850606A
JPH0850606A JP6184970A JP18497094A JPH0850606A JP H0850606 A JPH0850606 A JP H0850606A JP 6184970 A JP6184970 A JP 6184970A JP 18497094 A JP18497094 A JP 18497094A JP H0850606 A JPH0850606 A JP H0850606A
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JP
Japan
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data
dimensional model
piping
building equipment
creation device
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JP6184970A
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English (en)
Inventor
Shiro Goto
志郎 後藤
Shuji Kikuta
修治 菊田
Kazutaka Onozuka
一宝 小野塚
Ryoichi Arai
良一 新井
Yoshitaka Matsuguchi
義隆 松口
Hidemitsu Fujita
秀満 藤田
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ARUMASU KK
NOOLA ENG KK
Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
ARUMASU KK
NOOLA ENG KK
Takenaka Komuten Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2重入力せずに建築設備図面作成装置及び3
次元モデル作成装置のデータを活用して配管の3次元モ
デルを作成する。 【構成】 建築設備図面作成装置から入力した配管を形
成する部品に関するデータを、該データに基づいて、部
品の接続関係を調べて一連に接続している部品a〜jや
部品イ〜ヌのデータの集合(系統50や系統60)にま
とめる。部品a〜jや部品イ〜ヌのデータに基づいて該
部品の3次元モデルを、配管加工図作成装置から入力
し、入力した3次元モデルを系統50や系統60毎に配
置することにより、配管を形成する部品の3次元モデル
を合成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配管3次元モデル作成
装置に係り、より詳しくは、建築設備図面作成装置に記
憶された建築設備図面を作成するためのデータと3次元
モデル作成装置に記憶された配管を形成する部品の3次
元モデルのデータとに基づいて、配管の3次元モデルを
作成する配管3次元モデル作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、建築設備図面作成装置によっ
て、予めデータベース化された設備機器(冷凍機、空調
機、ポンプ等)、配管のデータに基づいて、建築設備配
管等を現場で施工するための建築設備図面を作成するこ
とが広く行われている。また、該建築設備図面を作成す
る際必要な建築図(梁、柱、床等の構造体の構造図)
は、該装置で作成するか、他の建築設備図面作成装置で
作成されたデータを利用して作成している。これによ
り、図9に示すように、X座標−Y座標の2次元図に高
さ方向の情報が付加された2.5次元の建築設備図面が
作成される。すなわち、該建築設備図面上の数字が高さ
方向の情報となっている。この建築設備図面では、図9
に示すように、3次元モデルの概念がないため、建築設
備を任意角度から認識することかできない。
【0003】一方、建築設備を任意角度から認識するこ
とを可能にするために、建築設備等を3次元モデルとし
て構築して、構築された3次元モデルのデータに基づい
て、配管等を工場で加工できるようにするための配管加
工図を作成する配管加工図作成装置(例えば、3D−C
ADシステム)が提案されている。この装置では、建築
設備のデータに基づいて、ワイヤーフレームモデル、サ
ーフィスモデル、ソリッドモデルの順に作成し、建築設
備を3次元モデル(図10参照)として構築しているの
で、建築設備を任意角度から認識することの可能な配管
加工図を作製することができる。また、配管加工図作成
装置では、構築された建築設備の3次元モデルの一部を
取り出して、建築設備の1部の形状、長さ、材料等のデ
ータを表示したアイソメ図(図11)、管−品図(図1
2参照)等も作成することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、建築設備図
面作成装置と配管加工図作成装置とは、各々独立に運用
がされている。また、建築設備図面作成装置における配
管等のデータは、X座標値、Y座標値及び高さ方向の情
報となっており、配管加工図作成装置における3次元モ
デルの情報は、境界面と体積情報とをもったソリッドモ
デルの情報となっている。このため、建築設備図面作成
装置のデータと配管加工図作成装置のデータとは相互に
データの連動がされていない。従って、配管加工図作成
装置によって配管加工図を作成するためには、手書きの
建築設備図面や、建築設備図面作成装置で作成された建
築設備図面を目視により読み取り、読み取ったデータを
該装置に入力して、配管加工図を作成する必要がある。
よって、建築設備図面作成装置と配管加工図作成装置と
にそれぞれの装置に応じたデータを2重に入力する必要
がある。
【0005】本発明は、上記事実に鑑み成されたもの
で、2重入力せずに建築設備図面作成装置及び3次元モ
デル作成装置のデータを活用して配管の3次元モデルを
作成することの可能の配管3次元モデル作成装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため請求
項1記載の発明は、建築設備図面を作成する建築設備図
面作成装置に記憶された建築設備図面を作成するための
データを入力する入力手段と、前記入力したデータから
配管を形成する部品に関するデータを抽出する配管部品
データ抽出手段と、前記抽出された配管を形成する部品
に関するデータを、該データに基づいて各部品の接続関
係を調べて一連に接続している部品のデータの集合にま
とめる配管部品データ集合手段と、前記部品のデータに
基づいて該部品の3次元モデルを配管を形成する部品の
3次元モデルが記憶された3次元モデル作成装置から入
力し、入力した3次元モデルを前記集合毎に配置するこ
とにより、配管を形成する部品の3次元モデルを合成す
る3次元モデル合成手段と、を備えている。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明では、入力手段から建築設
備図面を作成する建築設備図面作成装置に記憶された建
築設備図面を作成するためのデータを入力する。これ
は、例えば、建築設備図面を作成するためのデータが入
力されたフロッピーディスク、又はマグネットテープ
や、光磁気ディスクを配管3次元モテル作成装置に装填
したり、建築設備図面を作成するためのデータをLAN
やISDN、INS64によってデータ転送することに
より、建築設備図面を作成するためのデータを入力す
る。
【0008】配管部品データ抽出手段は、入力したデー
タから配管を形成する部品に関するデータを抽出する。
配管部品データ集合手段は、抽出された配管を形成する
部品に関するデータを、該データに基づいて各部品の接
続関係を調べて一連に接続している部品のデータの集合
にまとめる。なお、一連に接続している部品のデータの
1つの集合が、1つの配管を形成する部品のデータとな
っている。
【0009】そして、3次元モデル合成手段は、部品の
データに基づいて該部品の3次元モデルを、配管を形成
する部品の3次元モデルが記憶された3次元モデル作成
装置から入力し、入力した3次元モデルを前記集合毎に
配置することにより、配管の3次元モデルを合成する。
【0010】このように、抽出された配管を形成する部
品に関するデータを、該データに基づいて各部品の接続
関係を調べて一連に接続している部品のデータの集合に
まとめ、部品のデータに基づいて該部品の3次元モデル
を、配管を形成する部品の3次元モデルが記憶された3
次元モデル作成装置から入力し、入力した3次元モデル
を集合毎に配置することにより、配管を形成する部品の
3次元モデルを合成することから、建築設備図面作成装
置及び3次元モデル作成装置のデータを活用して、配管
の3次元モデルを作成することができ、建築設備図面作
成装置と3次元モデル作成装置とにそれぞれの装置に応
じたデータを入力するデータの2重入力を排除すること
ができる。
【0011】なお、本発明に、3次元モデル合成手段に
よって合成された配管の3次元モデルを前記3次元モデ
ル作成装置に出力する出力手段を更に備えるようにして
もよい。これにより、3次元モデル作成装置は、入力し
た配管の3次元モデルに基づいて、配管の加工図を作成
することができる。また、出力手段は、合成された配管
の3次元モデルと建築物の構造図のデータとを前記3次
元モデル作成装置に出力するようにしてもよい。なお、
構造図のデータには、例えば、梁、柱、床等のデータが
ある。これにより、構造図データに基づいて作成される
梁、柱、床等の構造体の平面的構造を背景として、3次
元モデルが表示された配管の加工図(配管を立体的に認
識することが可能な加工図)を作成することかできる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1に示すように、本実施例は、建築設備
図面作成装置10、該装置10によって建築設備図面作
成装置データが入力されたフロッピーディスク16Aが
装填されて配管の3次元モデルを作成する配管3次元モ
デル作成装置30及び3次元モデル作成装置としての配
管加工図作成装置40(例えば、3D−CADシステ
ム)を備えている。
【0013】建築設備図面作成装置10は、図2に示す
ように、コンピュータ12(パーソナルコンピュータ又
はエンジニアリングワークステーション等)と、コンピ
ュータ12の入出力ポート12Dに接続される各種入出
力機器と、から構成される。コンピュータ12は、CP
U12A、ROM12B、RAM12C及び入出力ポー
ト12Dを備えており、これらはバスによって互いに接
続されている。
【0014】また、入出力機器は、ハードディスクに記
憶されているプログラムや建築設備図面作成装置データ
の読み出し及び建築設備図面作成装置データの書込を行
うハードディスクドライブ(HDD)14と、装填され
たフロッピーディスクに対し建築設備図面作成装置デー
タの書き込み等を行うフロピーディスクドライブ(FD
D)16と、オペレータがデータや各種の指示を入力す
るためのキーボード18及びマウス20と処理結果を表
示するためのディスプレイ22と、処理結果を印刷する
ためのレーザプリンタ24とで構成されている。コンピ
ュータ12及び各入出力機器を建築設備図面作成装置1
0として作用させるためのプログラムはHDD14のハ
ードディスクに記憶されている。このプログラムは、建
築設備図面作成装置10の電源が投入されると読み出さ
れ、実行させる。
【0015】なお、配管3次元モデル作成装置30及び
配管加工図作成装置40は、建築設備図面作成装置10
と略同様の構成となっているので、説明を省略する。
【0016】次に、建築設備図面作成装置10によって
フロッピーディスク16Aに入力される建築設備図面作
成装置データ(建築設備図面を作成するためのデータ)
について説明する。なお、建築設備図面作成装置データ
は、建築設備図面作成装置10のハードディスクに予め
データベース化されており、該ハードディスクから読み
出されてフロッピーディスクに書き込まれる。
【0017】建築設備図面作成装置データには、建築設
備を平面図又は断面図で表現したデータ(図形デー
タ)、建築設備の平面図及び断面図を作成する際に必要
な、梁、柱、床等の構造体の構造図のデータ(構造図デ
ータ)及び図面コントロール用データとがある。
【0018】図形データには、建築設備の図形状、建築
設備の位置を表すX座標値、Y座標値、高さとしての属
性値(Z値)及び部品属性データがある。なお、部品属
性データには、系統種別、配管材質、配管サイズ、継手
種別、取り付け高さ、取り付け位置、勾配、接続関係等
のデータがある。ここで、取り付け高さは、各建築設備
の所定の基準点(配置基準点)における予め定められて
いる高さからの変位(レベルZ値)を示すデータであ
る。また、取り付け位置は、各建築設備の配置基準点の
X座標値、Y座標値及びレベルZ値のデータである。
【0019】これらの図形データは、入力時には原寸で
入力されるが、建築設備図面作成装置10によって建築
設備図面が作成されると、作成される図面に収まるよう
に縮小される。
【0020】図面コントロール用データには、作成され
た建築設備図面に収まるように縮小された図形データの
縮尺値、作成された建築設備図面の原点等のデータがあ
る。
【0021】なお、構造図データは、該建築設備図面作
成装置10によって作成されたデータであってもよく、
他の建築設備図面作成装置10によって作成されたデー
タでもよい。
【0022】なお、以上説明した建築設備図面作成装置
データは、建築設備図面作成装置10で使用することの
できるデータ(バイナリデータ)となっているので、建
築設備図面作成装置10は、配管3次元モデル作成装置
30、配管加工図作成装置40でも使用するこのできる
データ(テキストデータ)に変換する。そして、建築設
備図面作成装置10は、変換された建築設備図面作成装
置データをフロッピーディスク16Aに格納する。
【0023】次に、配管加工図作成装置40によって予
めデータベース化された3次元モデルのデータについて
説明する まず、配管加工図作成装置40では、入力された建築設
備図面から読み取ったデータに基づいて、配管を形成す
る各部品の各頂点の座標から、3次元モデルの稜線を検
出して、ちょうど針金細工(ワイヤーフレーム)のよう
な物体の骨格が表現されたワイヤーフレームモデルを作
成する。そして、ワイヤーフレームモデルから、境界面
と体積情報とを持った配管を形成する部品の3次元モデ
ル(ソリッドモデル)を作成する。これにより、図3に
示すように、種々の3次元モデル42、44、46、4
8が作成される。そして、作成された3次元モデルの各
モデルのデータを、配管を形成する各種部品、例えば、
継手等の形状、接続関係及び継手コード毎に、記憶す
る。
【0024】次に、本実施例の作用を説明する。建築設
備図面作成装置データが入力されたフロッピーディスク
16Aが装填された場合、ステップ102で、テキスト
データの解析を行う。すなわち、図形データ、図面コン
トロールデータを、配管を3次元化するために必要な配
管データ、線図のまま使用する構造図データ及び不要な
データに区別する。ここで、構造図データは、配管の3
次元モデルを作成したときの背景として利用するために
線図のままにしておく。また、配管データについては、
図形を表す線図そのもののデータは使用しないので除
き、図形状や部品属性から得られる配管の各部品の取り
付け位置の座標値や部品の種類、接続相手等のデータを
取り込む。
【0025】ステップ104で、座標変換を行う。すな
わち、前述したように、原寸で入力された図形データは
建築設備図面を作成するために縮小されているので、こ
の縮尺寸法を戻し、作成された各建築設備図面の座標の
原点を、建築設備図面作成装置10における絶対座標に
基づいて、調整する。これにより、複数の配管を形成す
る各部品の座標が、絶対座標に基づいて調整される。
【0026】ステップ106で、ルート解析を行う。す
なわち、配管を形成する部品の座標に基づいて、ある部
品の終点の座標と他の部品の始点の座標とが一致するか
否かを判断し、一致する場合に両部品が接続していると
する。例えば、図5に示すように、部品bの終点の座標
と部品cの始点の座標とが一致する場合に、部品bと部
品cとが接続しているとする。この処理を全ての部品に
対して行う。これにより、図5に示すように、部品a〜
部品jや部品イ〜部品ヌのように、接続している複数の
部品の集合(系統50、60)が得られる。そして、得
られた系統毎に該系統を形成する部品のデータをまとめ
る。これにより、部品a〜部品jのデータを系統50の
集合としてまとめ、また、部品イ〜部品ヌのデータを系
統60の集合としてまとめる。なお、系統番号がある場
合には、これらの処理を、該系統番号を参照して行う。
【0027】ステップ108で、各部品の3次元モデル
を、配管加工図作成装置40から入力する。これを図5
に示す系統50の部品a〜部品jで説明すると、例え
ば、部品dのデータが、継手形状として一般配管、接続
形状が90°曲がり及び継手コードが突き合わせとなっ
ている場合には、これらのデータに基づいて、配管加工
図作成装置40から該当する3次元モデルを入力する。
ここで、配管加工図作成装置40にデータとしてもって
いる3次元モデルのなかで、継手形状として一般配管、
接続形状が90°曲がり、継手コードが突き合わせとい
う条件け満たす3次元モデルは、図3に示すように、モ
デル44である。よって、部品dに対してモデル44の
データが入力される。このように、配管を形成する全て
の部品の3次元モデルを配管加工図作成装置40から入
力する。
【0028】ステップ110で、入力した各部品の3次
元モデルを配置する。すなわち、まず、建築図面作成装
置10における絶対座標と配管加工図作成装置40にお
ける絶対座標とを調整する。また、前述したように、各
部品のデータは、系統毎にまとめられているので、例え
ば、系統50を例にとり説明すると、入力した部品a〜
部品jの3次元モデルを、調整した絶対座標及び系統5
0に基づいて配置する。これにより、図6に示すよう
に、配管の3次元モデル70が形成されることになる。
【0029】ステップ112で、配管の3次元モデルの
データを、配管加工図作成装置40に出力する。該装置
40におけるディスプレイ上には、図7に示すように、
複数の配管の3次元モデルが表示される。この図7に示
すように、配管の3次元モデルのみ表示したのでは、配
管がどのような箇所に取り付けられているのかや配管と
他の建築設備との関係も明確ではない。そこで、本実施
例では、構造図データも併せて配管加工図作成装置40
に出力する。そして、該装置40におけるディスプレイ
上には、構造図データに基づいて作成される梁、柱、床
等の構造体の平面的構造Aが背景として、3次元モデル
Bが表示される。これにより、図8に示すように、取り
付け位置や他の建築設備との関係が明確になると共に配
管のみが立体的に表示される。
【0030】そして、配管加工図作成装置40では、該
装置40におけるディスプレイ上に表示された構造が背
景となった配管の3次元モデルから、図8に示した配管
加工図を作成する。また、配管を形成する部品の3次元
モデルから、アイソメ図(図11参照)や管−品図(図
12参照)等も作成する。
【0031】以上説明したように、建築設備図面作成装
置から入力した建築設備図面作成装置データから配管を
形成する部品のデータを区別し、該部品のデータを系統
毎にまとめ、まとめられた部品のデータに基づいて、配
管加工図作成装置から該部品の3次元モデルを入力し、
入力した3次元モデルを系統毎に配置して、配管の3次
元モデルを合成している。このように、本実施例では、
建築設備図面作成装置及び配管加工図作成装置のデータ
を活用して、配管の3次元モデルを合成することができ
るので、建築設備図面作成装置と配管加工図作成装置と
にそれぞれの装置に応じたデータを入力する2重入力を
排除することができる、という効果を有する。
【0032】また、前述した実施例では、配管のみが3
次元化され、他の構造は平面的に表現されているので、
配管の取り付け位置や他の建築設備との関係を明確にす
ることができる、という効果を有する。
【0033】さらに、各建築設備を3次元化するために
は非常に手間をかけて構造図データを入力しなければな
らないが、本前述した実施例では、配管のみを3次元化
しているので、入力するデータを減少させることがで
き、配管加工図を効率よく作成することができる、とい
う効果を有する。
【0034】また、建築設備図面作成装置のデータと配
管加工図作成装置のデータとを活用して配管の3次元モ
デルを作成しているので、配管設計から配管加工までの
一貫した生産システムを確率することができる、という
効果を有する。
【0035】以上説明した実施例では、建築設備図面作
成装置データが入力されたフロッピーディスクを配管3
次元モデル作製装置に装填することにより、建築設備図
面作成装置データを配管3次元モデル作製装置に入力す
るようにしているが、これに限定するものでなく、建築
設備図面を作成するためのデータが入力されたマグネッ
トテープ、又は、光磁気ディスクを配管3次元モテル作
成装置に装填したり、建築設備図面を作成するためのデ
ータをLANやISDN、INS64によってデータ転
送することにより、建築設備図面を作成するためのデー
タを入力するようにしてもよい。
【0036】ここで、配管加工図作成装置40における
ディスプレイ上に表示された構造図が背景となった配管
の3次元モデルを見ると、例えば、厚みが間違っている
パッキンや面間距離が間違っているバルブの3次元モデ
ルが表示され、所望の配管の3次元モデルが形成されな
い場合がある。このような場合には、配管加工図作成装
置40において間違った部品の3次元モデルを他の部品
に取り替えるようなシミュレーションを行えば、所望の
配管の3次元モデルを作成することができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
は、抽出された配管を形成する部品に関するデータを、
該データに基づいて各部品の接続関係を調べて一連に接
続している部品のデータの集合にまとめ、部品のデータ
に基づいて該部品の3次元モデルを、配管を形成する部
品の3次元モデルが記憶された3次元モデル作成装置か
ら入力し、入力した3次元モデルを集合毎に配置するこ
とにより、配管を形成する部品の3次元モデルを合成す
ることから、建築設備図面作成装置及び3次元モデル作
成装置のデータを活用して、配管の3次元モデルを作成
することができ、建築設備図面作成装置と3次元モデル
作成装置とにそれぞれの装置に応じたデータを入力する
データの2重入力を排除することができる、という効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の概略構成を示したブロック図であ
る。
【図2】建築設備図面作成装置の概略構成を示したブロ
ック図である。
【図3】配管を形成する部品の種類に応じた3次元モデ
ルを示した図である。
【図4】本実施例の制御ルーチンを示した流れ図であ
る。
【図5】配管の部品の接続関係を示した図である。
【図6】入力した各部品の3次元モデルを1つの系統に
基づいて配置した1つの配管の3次元モデルを示した図
である。
【図7】複数の配管の3次元モデルのみ表示した配管加
工図である。
【図8】配管加工図である。
【図9】建築設備図面作成装置によって作成された建築
設備図面である。
【図10】配管加工図作成装置によって作製された配管
加工図である。
【図11】アイソメ図である。
【図12】管−品図である。
【符号の説明】
10 建築設備図面作成装置 16A フロッピーディスク 30 配管3次元モデル作成装置 40 配管加工図作製装置 42、44、46、48 3次元モデル a〜j、イ〜ヌ 部品 50、60 系統 70 配管3次元モデル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊田 修治 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 小野塚 一宝 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 新井 良一 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 松口 義隆 大阪府大阪市西区土佐堀1丁目3番7号 ノーラエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 藤田 秀満 東京都千代田区飯田橋1丁目12番1号 株 式会社アルマス内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築設備図面を作成する建築設備図面作
    成装置に記憶された建築設備図面を作成するためのデー
    タを入力する入力手段と、 前記入力したデータから配管を形成する部品に関するデ
    ータを抽出する配管部品データ抽出手段と、 前記抽出された配管を形成する部品に関するデータを、
    該データに基づいて各部品の接続関係を調べて一連に接
    続している部品のデータの集合にまとめる配管部品デー
    タ集合手段と、 前記部品のデータに基づいて該部品の3次元モデルを配
    管を形成する部品の3次元モデルが記憶された3次元モ
    デル作成装置から入力し、入力した3次元モデルを前記
    集合毎に配置することにより、配管を形成する部品の3
    次元モデルを合成する3次元モデル合成手段と、 を備えた配管3次元モデル作成装置。
JP6184970A 1994-08-05 1994-08-05 配管3次元モデル作成装置 Pending JPH0850606A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005108014A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Shimizu Corp 建築設備機器配置設計支援方法および建築設備機器配置設計支援システム
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KR20200059847A (ko) * 2018-11-22 2020-05-29 삼성중공업 주식회사 해양구조물 3d 모델의 연결 부위 분석을 통한 누락 부재 탐지 방법 및 장치
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