JPH08503390A - ボール発射機 - Google Patents

ボール発射機

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JPH08503390A
JPH08503390A JP6511806A JP51180694A JPH08503390A JP H08503390 A JPH08503390 A JP H08503390A JP 6511806 A JP6511806 A JP 6511806A JP 51180694 A JP51180694 A JP 51180694A JP H08503390 A JPH08503390 A JP H08503390A
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ダニエル エルバウム
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ロボ スポーツ テクノロジーズ プロプライエタリー リミテッド
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    • A63B69/00Training appliances or apparatus for special sports
    • A63B69/40Stationarily-arranged devices for projecting balls or other bodies
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Abstract

(57)【要約】 テニスまたはバドミントンのようなボールゲームを行う競技者が使用することができるこの機械には、隙間(2)だけ離間した、1対の回転円盤(1a,1b)があり、その隙間からボール(4)を引出して方向(3)に放出することができ、その方向は、傾斜駆動装置(10)およびスイープ歯車(12)によって、回転円盤の垂直および水平位置を適当に調整することによって決めることができる。横スピンまたはスライスは、回転円盤をボール放出の方向(3)にある軸の周りに回転することにより、このボールに与えることができ、一方トップスピンまたはアンダースピンは、円盤(1a,1b)の角速度を変えてそれらを異なる速度で回転するようにすることにより、このボールに与えることができる。この放出機構は、このボールを放出する高さを変えるために、高さ調整機構の上に取付けてもよい。この機械は、マイクロプロセッサをベースにしたシステムによって制御でき、そのシステムは、予めプログラムしても、遠隔制御で作動してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】 ボール発射機 この発明は、ボールゲーム、特にテニスおよびバドミントンのようなラケット ゲームに関するが、それには限定されず、そのようなゲームの、例えばそのよう なラケットゲームに使われるストロークの練習をする際に競技者を援助するため に使うことができる機械に関する。 既知のテニスボール発射機は、長い管からボールを圧縮して押出すために加圧 空気流を使い、またはボールを1対の高速回転車輪の間に押込むことによって作 動して、このボールが車輪の間の隙間から発射されるようにする。そのような機 械は全て、ボール放出の角度および方向を調整するための手段を備え、車輪型の 機械は、ボールに垂直平面内である程度のスピンを与えるために車輪の角速度を 変えられ、その結果、純粋なトップスピンまたはアンダースピンが得られるが、 例えばボールを打出す高さのような、平均的テニス選手が使う他のボール特性、 または例えば、制御可能な角度での種々の横スピン若しくは”スライス”のよう な、トップクラスのテニス選手だけがマスターした特性に対する備えがない。 ”プログラム可能”という用語は、既存の発射機に関連して使うと、従来技術 の機械には、一つまたはその他の限られた数のパラメータの手動調整以外にプロ グラムオプションはないという意味で、誤解させる。 他の機械は、”ランダム”モードができるが、この機械は、機械的スイッチに よってセットして、一連のボールを様々なパラメータでランダムに送り出す。 いくつかの既知の機械は、プログラム能力があると主張するが、これは、繰り 返し行われる少数の所定の設定に限られ、ユーザによるボール弾道の調整に対す る準備はない。 既知の機械は遠隔制御操作用の手段を備えるが、これらは、ボール特性、発射 高さおよびボール弾道形式の全範囲にわたる完全制御ができないということは、 従来技術の機械の更なる欠点である。 このようにテニスボール発射機は、次のような欠点に悩んでいる: (a) 本当に現実的なボールサービスに対する準備がない; (b) 可変発射高さに対する準備がない; (c) 限定された範囲の特性でしかボールを発射できず、効果的練習には不満 である;および (d) 小数回のショットでボールが激しく損傷する。 この発明の目的は、既知の機械の欠点をなくしたボール発射機を提供すること である。 それでこの発明は、テニス、バドミントン、バレーボール等のようなスポーツ およびレクレーションゲームに使われるべき種々の形式の発射機を制御、調整、 および操作するための、機械的および電子的装置並びに方法を提供する。 この発明によれば、ボールの使用を伴うゲームを行う競技者の一般的方向にそ のようなボールを発射するのに適した機械であって: 凹んだリムをもち、それらがそれらの間に隙間を形成するように隣接した、1 対のほぼ共面の離間した回転可能円盤; 使用する際、これらの円盤を反対方向に回転させられる駆動手段; ボール等を上記隙間の一端の中へ送り、使用する際、それがこれらの回転する 円盤の隣接するリムによる隙間を通して引込まれ、この隙間の他端から放出され るようにできる供給手段;並びに これらの円盤の水平および垂直位置を変え、放出するボール等の方向を定める 軸の周りにこれらの円盤を回転するための手段; を組合わせて含み、使用する際、競技者が、これらの回転する円盤の対の垂直お よび水平平面内のそれぞれの位置を適当に調整することにより、並びにこれらの 円盤を上記軸周りに回転することにより、所望のボール特性が得られるように配 置された機械が提供される。 この発明の好ましい実施例では、この機械の動作は、マイクロプロセッサをベ ースにしたシステムによって支配され、そのシステムは、所定の設定によるか、 または競技者の要求に応じることによって、この動作をモニタし、制御する。こ のマイクロプロセッサは、前もってプログラムして、いくつかの機械的運動を制 御し、これらの運動を利用して活動している競技者を模倣することができる。こ のマイクロプロセッサは、この機械を単一ショット用の必要なパラメータに、並 びに様々なショットおよびボール特性の完全なゲームパターンに調整するために 、上記運動のどれかの、別々の並びに組合わせた作動を可能にする。この発明の 機械は、前もってプログラムしたゲームパターンおよび特別注文に合せた特性を 保存すること、並びに実際のゲームパターンまたはショット特性を記録すること ができる。このようにして、フルゲームを全部または一部模擬する。 好ましい実施例では、この競技者はリモコンを携え、それで実際のゲーム状態 で、全ての機械特性を完全に動作させることができる。 この発明の機械は、好ましい実施例において、以下のボール特性を提供するこ とができる: (a) ボール速度 − 円盤の回転速度の調整により制御する; (b) ボールスピン(トップスピンまたはアンダースピン) − 円盤の相対 回転速度の調整により制御 する; (c) 横スピンまたは”スライス”(スイベル) − ボール放出方向にある 軸に対する回転円盤の方位 を半径方向に変えることにより制御する; (d) 発射高さ − 回転円盤を種々の地上高に位置付ける高さ調整機構によ り制御する; (e) スイープ(横角) − 回転円盤の水平位置の調整により制御する;お よび (f) 傾斜角 − 回転円盤の垂直位置の調整により制御する。 上に列挙した特性を制御することにより、ボール弾道を制御できることが理解 されよう。それで、例えば湾曲した弾道は、速度とスピン調整を横スピン(スイ ベル)、スイープ、および高さ位置決めと組合わせることによって得られる。 この発明を更によく理解し、それがどのようにして実施されるかを示すために 、例として、添付の図面を参照する。それらの図面で、 第1図は、ボール発射機の右側面図であり、 第2図は、第1図の機械の背面図であり、 第3図は、第1図の機械の垂直断面図であり、 第4図は、第1図の機械の部分断面左側面図であり、 第5図は、この機械用の高さ調整機構の左側面図であって、異なる位置a、b およびcを示し、 第6図は、この機械用のもう一つの高さ調整機構の右側面図であって、異なる 位置a、bおよびcを示し、 第7図は、テニスコートの一部の模式図であり、そして 第8図は、第1図の機械の正面図であって、異なる位置AおよびBを示す。 さて、図面を参照すると、第1図および第2図に、この発明による好ましいボ ール発射機が示され、それには1対の回転可能円盤1a、1bがあり、それらの 間に隙間2がある。各円盤のリム15a、15bは、凹んでいる(第2図参照) 。これらの円盤1a,1bは、ヨーク6に付いたV字形支持体7に取付けられ、 そのヨークは、回転可能スリーブ8を囲み、その中に供給管5が嵌められ、その 管を通してボール4を隙間2に供給し、そこからボール発射方向3に放出するこ とができる。横角度(スイープ)駆動機構9は、スイープ軸受14に関連して、 円盤1a,1bの水平位置を変えるようにスイープ歯車12を作動することがで き、傾斜駆動機構10は、円盤1a,1bの垂直位置を変えるように作動するこ とができる。同様に、スイベル(スピン角)駆動機構11は、方向3に対する円 盤1a,1bの方位を変えるようにスイベル歯車13を作動することができる。 この組立体は、回転可能ベース16(第2図参照)に取付けられている。 第3図は、これらの回転可能円盤1a、1bを駆動する個々の電気モータ20 を示し、それらは、放出したボールのスピンを制御するように、異なる速度で作 動できる。 第4図は、ケーシング17とホッパ18を示し、このホッパには、溝の付いた ボール供給円盤があり、一連のボールをボール供給管5へ供給するようにこのホ ッパ18内で回転する。 このボール発射機用高さ調整機構の一つの形を第5図に示し、それは、種々の 高さに調整できる二つのセグメントアームを含み、高さの例をa、bおよびcに 示す。このアームは、任意に回り継手19を付けてもよく、それを使って回転可 能円盤1a、1bの水平(横角度)位置を変えることができる。 高さ調整機構の代替形を第6図に示し、それは、種々の高さに調整できる伸展 可能なはさみ型機構を含み、高さの例をa、bおよびcに示す。 第7図に、テニスコートの模式描写を示し、水平面c、bとボール方向aとの 間の傾斜角α、および平面a、bとこのコートを直接横切ることにねらいを定め た直線cとの間の横角βを示す。 第8図に、凹んだリムの間に隙間2がある、二つの円盤1a、1bの正面図を 示し、これらの円盤は、この回転可能なベース16に固着された支持体7に取付 けられている。位置Aでは、このテニスボールにサイドスピンは加えられないが 、位置Bでは、このボールはサイドスピンを掛けて放出される。放出機構 第1図に示すように、回転可能円盤1a、1bは、供給管5の開口部を囲む回 転スリーブ8に取付けられた二重支持体7に配置され、それらは放出されるボー ル4の方向を定める軸3の周りに一斉に回転でき、一方円盤1a、1bの位置は 、上記ボールに伝えられるサイドスピンまたは”スライス”の程度を決める。 円盤1a、1bの相対角速度は、ボール4にトップまたはアンダースピンを加 えるために変えることができる。円盤1a、1bの各は、第2図に15a、15 bで示すように、リムがこのボールに対して凹面を呈する。この凹面半径と円盤 間の隙間2の大きさが、このボールの特性を変えることができる範囲を決める。 これらの円盤1a、1bは、例えば、凹部の半径50mm、二つの円盤のリムの 最深表面点間の隙間38mmに作ることができる。 好ましい実施例では、これらの回転円盤を、第3図に20で示すように、軸固 定・ケース回転直流モータに直接取付けて、駆動する。代替実施例では、二つの 標準高速直流モータによって、直接か、歯車、チエーンまたはベルト駆動で駆動 する。 いろいろな速度とスピンの強さは、人間の競技者が作るボール特性を精密に模 倣する能力を終始維持しながら、これらの円盤の凹部15a、15bを、半径が 38から68mmまでの範囲内、隙間が28から48mmまでの範囲内に作るこ とによって実施することができる。 個々のモータ速度は、電子的に制御され、速度とスピンの調整を、前もってセ ットするか、プログラム可能なショットにするか、それとも両者の組合せにでき る。 この発明の更なる局面によれば、モータ速度は、ボール特性を特別注文に応じ てセットするために、遠隔制御可能である。ボール供給機構 第4図に示すボール供給機構には、ホッパ18と回転円盤(図示せず)がある 。 この円盤を回転すると、ホッパからのボールが、一時に一つずつ供給チャンネ ルの開口部に導かれる。すると、この供給チャンネルは、このボールをボール容 器(ホッパ)18の外部包被を通して方向転換して、供給管5の中へ送る。 この好ましい実施例の回転円盤は、ステッピング機構によって駆動される。供 給管5は、このボール発射ヘッドの中に配置され、ボールを円盤1a、1bの間 の隙間2の方向へ導き、そこでそれは、上記隙間2の中へ引込まれ、入力された 放出データに従って、そこから放出される。 この回転供給円盤は、ホッパ18内の垂直位置に配置され、それがその軸周り に回転するとき、ボールを集め、それらを供給チャンネルの中へ送る。代替実施 例では、この回転供給円盤は、ホッパのベースに水平に取付けられている。更な る実施例によれば、この回転供給円盤には、ボールを導き、ボールの詰まりを避 けるための、いくつかの溝が刻まれている。 このボールは、重力によって、または小さな推進装置によって、回転円盤1a 、1bの間の隙間2の中央にある放出機構の中へ送られる。スイベルまたはスピン角機構 このスイベル機構は、スピン角または”スライス”を連続的に調整するための 手段を提供し、このスピン角と言うのは、水平線とスピン軸との間の角度である 。このスピン角の調整は、左手利きまたは右手利きの競技者が、任意の高さ、方 向、速度およびスピンの程度で、フォアハンドまたはバックハンドで打つことに よって生ずるかも知れないような、ボールのどんなサイドスピンのモードも模倣 可能にする。実際の競技者が作るどんな種類のサイドスピンも考慮するために、 180゜の範囲のスイベル(各側に90゜)が用意されている。 この好ましい実施例では、スイベルは、円盤1a、1bの調整によって行い、 上記円盤は、第1図に示す軸3の周りに回転可能であり、その軸は、上記回転円 盤1a、1bの間の隙間2の中央を通る、このボール4の放出方向を定める。ス イベル(スピン角)範囲は、各側に90゜である。 回転円盤1a、1bの調整は、それらを回転スリーブ8から突出する二重フレ ーム7に取付けることによって行われ、上記回転スリーブ8は、ヨーク6の内側 に保持され、回転されながら、供給管5を囲む。回転は、回転円盤1a、1bを 、前もってセットされていてもよい角度に配置するために、ステッピング機構と 歯車13を利用して、スイベル駆動装置11によってもたらされ、それはプログ ラム可能であり、調整可能である。この駆動機構は、ウォーム・ホィール機構で あり、このホィールは、回転スリーブ8に取付けられている。第8図は、例とし て、この放出手段の二つの異なる位置を示す。全体をAで示す図面では、円盤が 垂直な位置にあって、スピンがゼロの結果となり、一方全体をBで示す図面では 、円盤が対角線位置を採るように回転され、それで制御可能な速度のサイドスピ ンが得られる。サイドスピン速度制御機構 二つの回転円盤1a、1bのどちらかを他より高い相対速度で回転するように 選び、それによって+/−90゜のスイベルと組合せて、どんな種類のサイドス ピンも模倣することができる。傾斜機構 傾斜角は、第7図に示すように、ボール方向aと水平面bcとの間の角度αと 定義される。この傾斜機構は、傾斜角を連続的に調整するための手段を提供し、 それによって、与えられた速度および放出高さでの弾道の変化を可能にする。こ の傾斜角は、第7図のように水平線の上に置いて見上げ角を作るようにしてもよ いし、図示しないが、その下に置いて見下し角を作るようにしてもよいことは理 解されよう。角度は、完全に調整可能であり、プログラム可能であって、機械に 前もってセットすることもできる。 この傾斜角の制御は、競技者がネットから異なる距離で種々の高さからボール を打つことの模倣は勿論、競技者が地上に打ち下すことの模倣を含めて、サービ スの高さから下は地上までのショットの全範囲の模倣を可能にする。傾斜角の範 囲は、15゜下から45°上までである。 第1図に示すように、供給管5は、垂直平面内で傾斜を受けるヨーク6に取付 けられていて、この傾斜角の変更を可能にする。 傾斜は、ヨーク6に取付けられたウォーム・ホィールと共に歯車13を含むス テッピング機構を利用して傾斜駆動装置10によってもたらされる。スイープまたは横角度機構 このスイープ機構は、この発射機からボールが放出される水平角を連続的に調 整するための手段を提供する。第7図に示す横角度βは、このコートを直接横切 ることにねらいを定めた直線cを含む垂直平面からのボールの方向のずれと定義 される。ずれは、線cの反対側に向いてもよいことが理解されよう。 上記水平角を制御することは、コート上の多様な位置をねらった多種の弾道を 作ることを可能にし、それによってベースラインとネットの間でコートの幅を横 切るどの点でも目標にしたショットの全範囲の模倣を可能にする。上記の制御機 構のために、この発明の装置は、簡単な機械によって一人以上の競技者に役立つ 。スイープ(横)角の範囲は、左に45°、右に45°である。 好ましい実施例では、この発射機は、第1図に示すように、ステッピング機構 と歯車12を使ってスイープ駆動装置9によって駆動され、右から左へスイープ する回転ベース16上に支持されている。 代替実施例では、この駆動機構は、伝動装置を使うモータ、空気または油圧装 置のどれでもよく、また第5図に19で示すように、地上でまたは地上近くで付 けて、この高さ制御機構を上の放出機構と共にまとめてスイープできるようにし てもよい。持ち上げまたは高さ制御機構 この高さ制御機構は、放出機構からボールが放出される高さを連続的に調整す るための手段を提供し、それによって種々の高さをねらった多様な弾道ができて 、ネットからの多様な距離で多様な高さにボールを打つ競技者を模倣する。持ち 上げの範囲は、地上0.3mから2.75mまでである。 この好ましい実施例では、この持ち上げ機構は、第6図に示すはさみ機構から 成る。 例として第5図に示す代替実施例では、この放出機構を持ち上げるために二つ 、 三つまたは四つのセグメントアームを使ってもよい。この機構を上げるために要 する力を最少にするため、ばねまたはガスを入れた支柱を使ってもよい。ボール弾道の視覚表示 この好ましい実施例の特徴によれば、実際の運動が、この装置の放出ヘッドに よって見えるように行われ、それによって放出されるべきボールの方向、傾斜、 高さおよびサイドスピンを競技者に視覚表示できる。この特徴は、全練習期間ま たはフルゲームを行うとき非常に重要である。ボール損傷防止 この発明の更なる局面によれば、回転円盤のリムの凹面ならびに表面材料およ び肌理は、テニスボールをしっかりと安定してつかみ、このボールへの損傷を最 少にして、それを、所望の速度およびスピンで、放出まで加速するように設計さ れ、ここで損傷とは、ボール表面の繊維の喪失で、ボールの”シェービング”ま たは削り取りと定義される。この発明は、ボールの損傷を、他の機械またはプロ の競技者が行うより実質的に少なく、最少にする。 この好ましい実施例では、この表面材料は、ポリウレタンのような、合成プラ スチック材料で、表面は滑らかで模様付けが最少になっている。 代替実施例で、この表面材料は、ウレタン若しくは類似の特性の他の材料の誘導 体、例えば熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、エラストマー、若しくはアロイプラス チック材料、反応性プラスチック材料または天然産塗料のどれでもよい。着地点制御および発射点模倣 この発明の装置の機械部品、駆動装置、および電子装置は、この装置を較正の ためにコート上の所定の点に置くならば、ボール特性を非常に正確に制御し、ボ ールを放出して所望の点から15cm以内に着地させるための手段を提供する。 この装置の実際の位置に妨げられることなく、ボール特性、弾道および発射高さ を調整して、所望の位置から来るショットを模擬する弾道を作ることによって、 種々の位置から来るボールでの練習を模倣することができる。 この好ましい実施例では、弾道と着地点を正確に設計し、調整するために二つ の手段が利用できる: (a) どのテニスコートにも付いている共通ラインを使って、ベースラインの 中央に正確に位置決めするためにこの機械のベースに付けたはっきりし たしるし、並びに (b) 較正と調整。既知のショットを較正用に使うことができ、この較正ショ ットは、反対側のベースラインの(1)中央、および(2)ベースライ ンの右隅をねらった、最大サービス高さからの直線ショットである。す るとこの機械は、所望する新しい位置の座標を指定することによって、 どの位置にもディジタルで調整できる。コート周りの独立の移動 この発明の更なる局面によれば、このボール発射装置は、コートの周りを独立 に移動できる。この特徴は、全ゲームの完全な視覚的模倣、並びにコート上の異 なる位置から打たれる種々のボール特性による競技者の訓練を可能にする。 この機械は、赤外線若しくは超音波トランシーバまたはその両者がこの機械と コートの脇にあって、その位置を特定するセンサを備える。このシステムは、こ の機械を所定の方向、例えばネットに直面する方向に向けるように調整するため の必要な手段を提供する。電源 この発明の装置は、どの主電源にも接続でき、バックアップ用に再充電可能密 封鉛酸電池のような代替電源を備えてもよい。この電池は、太陽充電システムを 使って充電してもよく、代替手段としては、主電力線からの急速充電がある。マイクロプロセッサをベースにしたシステム この発明の装置の動作は、全てマイクロプロセッサをベースにしたサブシステ ムによって制御され、そのマイクロプロセッサは、電子基板に埋込まれている。 上記の電子基板は、電線で接続したパソコンによるか、リモコン装置からの指示 を受け、ショット特性を個々に決定し、並びにプログラムの調整および練習期間 の設計を特別注文に合わせるようにするための手段を提供する。 前もってプログラムし、特別注文に応じて作ったパラメータは、プロセッサのメ モリに記憶して、(a)所望のボール特性の組合わせを作る、(b)ゲームパタ ーンを作る、(c)ボールの放出前に安全対策を行う、(d)ボール特性、ボー ル特性の系列およびショットに対する競技者の反応の評価を記録、検索、表示お よび/またはプリントすることができる。 この発明の装置を作動するために、異なる種類のプロセッサを使う種々の種類 の電子回路を使ってもよいことは理解されよう。それで、例えばI/Oラインの 数は、種々のモデルの特徴および性能によって異なってもよいし、一方外部メモ リは、適当な駆動装置を備えたフロッピディスクまたはCMOSメモリカードを 使った多様な手段で実行してもよい。遠隔制御 この装置の遠隔制御システムは、マイクロプロセッサの遠隔コンソールとして 使われ、ユーザにショット特性の決定並びに特別注文に合わせたプログラムおよ び前もって設計した練習期間の選択を可能にする。 この好ましい実施例では、上記パラメータを決定するために、通信プロトコル を利用する。この好ましい実施例の他の局面によれば、このマンマシンインタフ ェースが、この決定過程を単純化するためにメニュー方式のオプションを使用で きるようにする。 この発明の更なる実施例によれば、この遠隔制御装置は、この装置からフィー ドバック情報を受け、トランシーバとコンソールが一体で動作する遠隔表示端末 でデータを表示することができる。練習期間 この発明の装置の電子サブシステムは、多様な特性のショットの大きなデータ ベースを記憶することができる。上記の予め記憶したショットは、どんな順序で も連続的に、または繰り返し使って練習プログラムを作ることができる。ショッ トは、所定のパターンに従って、競技者の要求するときに発射することも、逐次 発射することもできる。各ショットの間の経過時間は、前もって決めることも、 競技者が調整することも、もし競技者がそう望むならランダムに選択することも できる。 上記電子サブシステムは、更に、新しい特別注文の練習期間を記憶し、既存の 期間を更新することができる。 期間は、迅速な検索または将来使用するために、プロセッサのメモリまたは外部 メモリに記憶することができる。ゲームの模擬 上記電子サブシステムは、多数のゲームのデータベースを記憶することができ る。各ゲームは、実際のゲームを模擬しても、競技者の好みに合わせて設計して もよい。この電子サブシステムは、新しいゲームを特別注文に合わせて作り、記 録すること、並びに外部メモリ装置によって提供される新しい更新したゲームを 利用することを可能にする。ゲームと練習期間のプリント この装置の電子サブシステムは、更に、プリンタを介して、設計したまたは実 際のゲームと練習期間をプリントするための手段を提供する。この好ましい実施 例では、データは、各ショットのボール特性の形で提示される。記録とプリント は、練習計画立案の支援のためにコーチが使ってもよい。リターンショットの評価、記録およびプリント この発明の更なる局面によれば、コーチまたは競技者が、選択したショットを 各ショットに対する生徒の反応の評価と共に記録することができる。この好まし い実施例では、コーチが彼の評価を”a”ないし”n”の尺度で選択し、”a” は優秀で、”n”は悪い反応で、生徒のリターンの評価と共にボールの特性を記 録する。コーチと生徒は、次に、評価したショットをプリントし、それらを分析 し、それに応じて生徒の次の練習期間を計画することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ボールの使用を伴うゲームを行う競技者の一般的方向にそのようなボール を発射するのに適した機械であって: 凹んだリムをもち、それらがそれらの間に隙間を形成するように隣接した、1 対のほぼ共面の離間した回転可能円盤; 使用する際、これらの円盤を反対方向に回転させられる駆動手段; ボール等を上記隙間の一端の中へ送り、使用する際、それがこれらの回転する 円盤の隣接するリムによる隙間を通して引込まれ、この隙間の他端から放出され るようにできる供給手段;並びに これらの円盤の水平および垂直位置を変え、放出するボール等の方向を定める 軸の周りにこれらの円盤を回転するための手段; を組合わせて含み、使用する際、競技者が、これらの回転する円盤の対の垂直お よび水平平面内のそれぞれの位置を適当に調整することにより、並びにこれらの 円盤を上記軸周りに回転することにより、所望のボール特性が得られるように配 置された機械。 2.請求項1に記載する機械において、上記駆動手段が、回転可能円盤用の個 々の別々に制御可能なモータを含み、それによって、使用する際、各円盤のこの モータを適当に調整することによって、放出するボールの速度およびスピンを制 御できる機械。 3.請求項1または請求項2に記載する機械において、上記供給手段は、一端 が上記隙間の一端に隣接して配置され、他端が収納ホッパ包含手段に通じる管を 含み、このホッパに収容されたボール等をこの管の上記他端の中に導入する機械 。 4.請求項1、請求項2または請求項3に記載する機械において、これらの回 転可能円盤の凹んだリムが合成プラスチック材料で被覆されている機械。 5.請求項4に記載する機械において、これらのリムがポリウレタンで被覆さ れている機械。 6.請求項1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5に記載する機械 において、所望の特性が、これらの円盤の調整および/または回転を作動させら れる電気モータによって得られ、この電気モータの動作を制御するための手段が 設けられている機械。 7.請求項6に記載する機械において、上記電気モータの動作を制御するため の上記手段がマイクロプロセッサである機械。 8.請求項7に記載する機械において、上記マイクロプロセッサが遠隔制御装 置から出る信号を受けるようにプログラムされ、競技者がショット特性を決め、 またはこのマイクロプロセッサのメモリ若しくは外部メモリに記憶された特別注 文に合わせたショットのレパートリおよび練習プログラムから選択できるように する機械。 9.請求項8に記載する機械において、上記マイクロプロセッサがパソコンと 通信するようにされ、単一ショットまたはフルゲームの特性をプログラムし、保 存し、記録しおよび呼出せるようにする機械。 10.請求項9に記載する機械において、単一ショット特性、ゲーム、練習期間 およびリターンショット評価を打ち出すための手段が設けられている機械。 11.請求項10に記載する機械において、ゲーム評価の入力を記録するための 手段が設けられている機械。 12.請求項8、請求項9、請求項10または請求項11に記載する機械におい て、上記遠隔制御装置が上記機械からフィードバック情報を受ける機械。 13.請求項7から請求項12までのいずれか一つに記載する機械であって、更 にコートの周りに配置された発信器からの信号を受けるためのセンサを含み、そ の信号が上記マイクロプロセッサによって処理されて、このコート内の上記機械 の位置を定める機械。 14.請求項13に記載する機械の修正において、これらのセンサがこのコート の周りに配置され、発信器がこの機械に取付けられている機械。 15.請求項13または請求項14に記載する機械において、上記センサが赤外 線の受信器、または超音波信号の受信器である機械。 16.請求項13、請求項14または請求項15に記載する機械において、この マイクロプロセッサが、この機械の上記位置に従ってボール特性を計算するよう にプログラムされている機械。
JP6511806A 1992-11-13 1992-11-13 ボール発射機 Pending JPH08503390A (ja)

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