JPH08503322A - フーリエ変換を電子工学的に計算するデバイスおよびそのようなデバイス内の内部データパスのサイズを最小化する方法 - Google Patents

フーリエ変換を電子工学的に計算するデバイスおよびそのようなデバイス内の内部データパスのサイズを最小化する方法

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JPH08503322A JP7506262A JP50626295A JPH08503322A JP H08503322 A JPH08503322 A JP H08503322A JP 7506262 A JP7506262 A JP 7506262A JP 50626295 A JP50626295 A JP 50626295A JP H08503322 A JPH08503322 A JP H08503322A
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Abstract

(57)【要約】 所定の初期サイズのフーリエ変換を計算するためのシリーズあるいはパイプラインアーキテクチャー(構造)を持つデバイス(装置)内の内部データパスのサイズを最小化するために、初期サイズより小さい所定の基本のサイズのフーリエ変換基本処理オペレーションのシーケンスは、1つの基本処理オペレーションから次のものへうまく小さくされたサイズを持つデータブロックについて遂行される。グローバルダイナミック値(E1,……,E20)は、現在の基本処理オぺレーション(ET1)から得られる各々のデータブロックに対して、このブロックのデータのすべてのダイナミック値に基づいて決定される。その後、ブロックデータは、このデータについてのすべての連続した基本処理(ET2)が実行される前に、グローバルダイナミック値を考慮して再構築される(DL2)。

Description

【発明の詳細な説明】 フーリエ変換を電子工学的に計算するデバイスおよびそのようなデバイス内の 内部データパスのサイズを最小化する方法 本発明は、いわゆるシリアルまたは「パイプライン」構造を持つフーリエ変換 計算デバイス(装置)、およびこれらのオペレーション(操作)モードに関する 。 文献には、信号処理マイクロプロセッサに専用であるかまたはプログラムされ ているかのいずれかであるフーリエ変換の多くの手段(方法)が述べられている 。これらの手段の多くは、クーレイ・ターキー(Cooley-Tukey)アルゴリズムの 変形を用いており、そして、それは当業者によく知られ、フーリエ変換を計算す るのに必要とされるアリスマティックオペレーション(演算操作)の数を減少さ せる。他のもののなかで、このアルゴリズムは、サイズrpの高速フーリエ変換 の計算を単純化する。ここでrは、通常当業者に呼ばれているように「根(ルー ト)」を表わす。そして、この単純化は計算をさらに複素数の乗算および加算を 持つサイズrp-1のr次のフーリエ変換の計算に分類することによって行われる 。この単純化を繰り返し適用することによって、サイズrのフーリエ変換の計算 が容易になされる。特に、もし、rが2または4に等しいように選ばれるならば 、中間の加算および乗算で容易になされる。 クーレイ・ターキーアルゴリズムは、当業者によく知られたバタフライ型計算 図表(グラフ)を使う。 色々なハードウェアアーキテクチャー(構造)をこのバタフライ計算構造を実 行するのに使うことができる。 第1の解は、グラフの各々のバタフライに対してバタフライ型の計算を実行す ることができる各々のハードウェアオペレータ(演算子)を使う。 第2の解は、グラフのすべての段階(ステージ)のすべてのバタフライに相当 する計算を連続して実行する単一のバタフライハードウェアオペレータを使う。 この種の解は、極めて高速なハードウェアオペレータと中間計算結果が書き込ま れるメモリとは別に入力メモリとが必要であるという欠点を有する。これは、先 のブロックがまだ処理中であるのに、データブロックがオペレータに入った時の アクセスコンフリクト(衝突)を避けるためである。それゆえに各々Nの複素数 のワードの容量を持つ2つのメモリを備えている必要がある。ここで、Nはフー リエ変換のサイズを示す。その結果として、全体としての回路は、特にNが大き いならば、大きな表面積を持つ。 中間解は、グラフの各ステージのためのバタフライ型ハードウェアオペレータ およびメモリエレメント(記憶素子)を使うことである。そしてこのメモリエレ メントの機能は、問題になっているステージのグラフのバタフライが与えられる と仮定すると、正しい順序でデータをオペレータの入力に与えることである。 この種のアーキテクチャーは、当業者によってシリーズまたはパイプラインア ーキテクチャー(構造)と呼ばれている。 所定の初期サイズのフーリエ変換を計算するためのパイプラインアーキテクチ ャー回路は、内部データパスによって回路の入力と出力との間に直列に接続され た複数の連続する処理ステージを有する。各ステージは、初期サイズより小 さい所定のサイズを持つフーリエ変換を、1つのステージから次のステージまで サイズを漸次減少させるデータのブロックを使って処理するためのバタフライ型 の処理手段を含む。これらの変換のサイズは、フーリエ変換のルート(根)と同 じでかつ等価でありえる。これから、「均一ルートフーリエ変換」という表現が 用いられる。変換サイズは、「混合された」ルートフーリエ変換の場合には、1 つのステージから次のステージまで異なることができる。 この種のパイプラインアーキテクチャーの一例が、IEEE トランザクショ ンズ オン アコースティック スピーチ アンド シグナル プロセッシング (IEEE Transactions on Acoustic speech and Signal Processing),vol.3 7,No.12,1989年12月,P.1982−1985の表題が「ワード− シーケンシャルデータのためのパイプラインFETプロセッサ」というバイ(B I)とジョーンズ(JONES)による論文に述べられている。 使用されるアーキテクチャーの型は別として、入力データのダイナミックが与 えられると、中間および出力データのダイナミックについて問題が起こる。本文 脈においては「ダイナミック」と言われるのは、サイン(正負の符号の)ビット を含み、データを表わすのに用いられるビット数の意味である。バタフライ型ハ ードウェアオペレータは複素乗算および加算を実行する。もちろん、乗算ずつ得 られた結果の全ビットを保持するのは非現実的なことである。一定のダイナミッ クで動作させること、すなわち同じビット数で入力、中間および出力データを表 すことは、特にパイプラインアーキテクチャーでは、標準的な慣行である。 しかしながら、もし、ダイナミックが一定ならば、中間データのダイナミック の数値を前もって知ることはできない。これに関連してデータの「ダイナミック の数値」と言われるのは、データが位置している数値の範囲、例えば−0.5と +0.5の間、または−0.05と+0.05との間などの意味である。 第1の解は、広域にアプリオリにデータのダイナミックを拡張すること、すな わち、回路の出力データのために必要なダイナミックをアプリオリに評価するこ とである。そして、それは内部計算において飽和が起こらないとすれば、意味の あるビットにあまりに過度の正確さを失わず、そしてその後評価された付加ビッ ト数によって入力データワードのサイズを増加させるためにである。 それゆえに、中間および出力データは、このサイズのワードによっても表され る。これは、回路の内部データパスのサイズを増加し、そしてそれは、処理のい くつかの段階を必要とする大型のフーリエ変換の場合においては大型でありえる 。そして、これは、シリコンチップ上に実施された時、回路の全表面積の増加に よって罰則を課す。 もう1つの解も、アプリオリに、しかし段階ずつデータパスのダイナミックを 拡張する。この解は、第1の解より明らかにより有利であるが、これもまた結局 、データ回路の内部データパスのサイズおよびそれゆえにその表面積の不自然な 増加となる。 先に参照したバイとジョーンズの論文は、データのダイナミックのこの問題に ついていかなる解をも述べてはいない。 本発明は、この問題により満足な解答を与えることを目指している。 本発明の1つの目的は、内部データパスのサイズが不自然に増加しない一定の ダイナミック型のターリエ変換計算デバイスを提供することにある。 それゆえに、本発明は、内部データパスにより、装置の入力と出力との間に直 列接続された複数の連続する処理ステージを有し、 1つのステージから次のステージに連続的にサイズが減少されたデータのブロ ックの初期サイズよりも小さな所定のサイズのフーリエ変換処理を実行するため に適用された個々の処理手段を有する、所定の初期サイズのフーリエ変換を計算 する電子回路装置にある。本発明の1つの普遍的な特徴によれば、前記装置は、 装置の内部のデータ経路のサイズを最小にするように、 データブロックの全てのデータのダイナミック値から、現在の処理ステージの 処理手段により供給されるそれぞれの前記ブロックのための広域ダイナミック値 を決定する手段と、 少なくとも前記ブロックの全てのデータが現在の処理ステージの処理手段によ り供給されるまで、次のステージの処理手段に対して前記ブロックのデータの供 給を遅延する手段と、 広域ダイナミック値の一致に備えて前記ブロックのデータを再位置調整し、次 の処理ステージに再位置調整されたデータを供給する中間再位置調整(リジャス ティフィケーション)手段と、 連続的に算出された広域ダイナミック値から得られる出力データに関する最終 ダイナミック値を決定する手段とを有する。 換言すれば、本発明は、適応可能な再位置調整、すなわち1つのステージから 次のステージまで漸次より小さいサイズのデータブロックについて計算されたダ イナミック値に対して許容される再位置調整(再正規化、行そろえ)を提供する ものである。 本発明の装置一実施例において、入力データが基本クロック信号により決定さ れる入力周波数で連続的に受け取られる。t番目のステージの処理手段が基本ク ロック信号の周波数で連続的なデータブロックにサイズrtのフーリエ変換処理 を実行するために適用される。時間遅延手段は、現在のステージの処理手段によ り供給されるものから得られるデータのブロックを記憶し、基本クロック信号の レートでかつ所定の時間遅延で次のステージの処理手段に、それぞれの受け取ら れたブロックのために、所定の順番でデータワードrtの連続するグループを供 給するために適用された第1の選択的時間遅延手段を含む。 時間遅延手段は、また、第1の時間遅延手段に接続され、また基本クロック信 号により同期された第2の時間遅延手段を含む。 第1および第2時間−遅延手段は、一緒に先のステージの処理手段から各々の ブロックのデータのすべてを記憶する。換言すれば、第1および第2の時間遅延 手段の結合されたメモリ容量は、データワードの数に少なくとも等しい。 有利には、t番目のステージの最初の選択的時間遅延手段は、そのステージの 処理手段に接続されたrt出力と、直列に接続された2組のrt−1時間遅延素子 を持つ。第1組の最終時間−遅延素子は、直接第1の時間−遅延手段のrt出力 の1出力に直接接続される。そして、第2組の時間−遅延素子の出力は、2つの 入力を持つ選択的スイッチング手段の1つの入力を経由して第1時間−遅延素子 のその他の出力にそれぞれ接続される。第1組の時間−遅延素子の入力は、2入 力スイッチング手段のその他の入力にそれぞれ接続される。第2の時間−遅延素 子は、第1の選択的時間−遅延手段の入力に接続される時間−遅延を含む。有 利には、時間−遅延素子のすべては同じメモリサイズをもつ。 好ましくは、時間遅延素子は、ダイナミック遅延ラインを含む。 装置の一実施例において、それぞれのブロックの広域ダイナミック値を決定す る手段は、ブロックのそれぞれのデータワードの重複した符号ビットの個数を決 定する手段を含み、そのブロックに関する前記広域ダイナミック値は、重複した 符号ビットの個数の最小である。 有利には、中間再位置調整手段は、ブロックのそれぞれのデータワードのビッ トを最上位ビットの方にシフトする手段を含み、前記シフト手段は、広域ダイナ ミック値を決定する手段に接続される。 有利には、時間遅延手段は、連続するステージのそれぞれ2つの処理手段の間 にあり、一方、広域ダイナミック値を決定する手段は、それぞれのステージの処 理手段の出力に接続される。 一実施例において、それぞれのステージの処理手段は、加算/減算器およびこ れに続く乗算器の組を含み、シフト手段は加算/減算器の組の入力側または前記 組と乗算器との間にある。 最終ダイナミック値を決定する手段は、1つのステージから次のステージまで 周波数を増加させるそれぞれのクロック信号によってタイミングがとられる同じ サイズの一連のレジスタであって、相当するステージのグローバルダイナミック 値を決定するための手段および加算器を経由して先のレジスタにそれぞれ接続さ れる同じサイズの一連のレジスタを含むことができる。 本発明は、また、シリーズまたは「パイプライン」アーキテクチャーを用いて 所定の初期サイズのフーリエ変換を計算するための装置の内部データパスのサイ ズを最小化方法であって、その装置において、初期サイズより小さい所定サイズ の一連のフーリエ変換処理操作が1つの処理操作から次の処理操作まで連続して サイズが減少するデータのブロックに実施されるフーリエ変換を計算するための 装置の内部のデータパスのサイズの最小化方法にある。本発明の1つの普遍的特 徴によれば、グローバルダイナミック値が、ブロックのすべてのデータのダイナ ミック値から現行の処理操作から各データブロックに対して決定され、かつ次の 処理操作がこのデータについて実施される前に前記グローバルダイナミック値に 対し許容されて再正規化される。 本発明の1つの特別な実施例において、装置の入力データは所定の基準クロッ クレートに同期され、各々の処理操作は前記基準クロックに同期され、かつ現在 の処理操作からブロックのデータについての次の処理操作の開始は、現在の処理 操作からのブロックの最初のデータの取得後、ブロックのデータワードの数に等 しい、少なくとも基準クロックサイクルの数によって遅延される。 有利には、各ブロックのグローバルダイナミック値が、ブロックのすべてのデ ータワードのサインビットの数を検出することによって決定され、グローバルダ イナミック値が前記データの複写サインビットの数の最小値である。 好ましくは、ブロックのデータが、複写サインビットの数の最小値に等しいビ ット数によって最も重要なビットに向かって各データワードの全ビットをシフト することによって再正規化される。 方法の一実施例において、処理操作の主題であるブロックの各グローバルダイ ナミック値は、各出力データワードに対して最終ダイナミック値を処理の終点で 得るように前記処理操作後、このブロックから得られた各ブロックのグローバル ダイナミック値によって一定量増加される。 各出力データワードを、その時、もし所定ビット数のデータ出力が必要である ならば、それと関連する最終ダイナミック値を使って再び長さをそろえることが できる。もし、浮動型表示が採用されるならば、この再正規化(リジャスティフ ィケーション)を省くことができる。しかしながら、この場合には、正しい結果 を得るために、出力データ値はその最終ダイナミック値と関連づけて考えねばな らない。 各々の処理操作は、乗算へと続く加算および減算の組み合わせを含む時、加算 および減算を行う前または加算および減算を行った後で乗算を行う前にデータを 再長さそろえをすることができる。 本発明の他の利点および特徴は、以下の添付図面に示された本発明の一つの限 定的でない実施例の詳細な説明を読むことによって明らかになるであろう。 図1は、3ステージパイプラインアーキテクチャーデバイスにおいて実行させ るバタフライ構造の計算グラフを示す。 図2および図3は、図1のグラフに相当するデバイスのアーキテクチャーをよ り詳細に示す。 図4は、図1のグラフにおいて用いられるようなバタフライ型ハードウェアオ ペレータのハードウェアアーキテクチャーを示す線図である。 図5および6は、それぞれ中間再正規化前後の2つのデータワードを示す。 図7は、図1からの計算グラフおよび図2、3および4からのデバイスの操作 に相当するタイミング線図を示す。 図8は、本発明のデバイスにおいて使用可能なダイナミック遅延ラインのメモ リポイントのハードウェア手段を示す線図である。 今、述べられる実施例において、フーリエ変換の初期サイズNは32に等しく 、計算は、それぞれ4,4および2に等しいサイズr1,r2,r3の3つのフー リエ変換の計算に還元される。それゆえに、これは、t番目の処理ステージ(t =1,2または3)のサイズrtが最初の2ステージおよび第3番目および最終 ステージに対して異なるので、混合されたルートフーリエ変換である。本発明は 、もちろん均一なルートフーリエ変換にも適用される。各インプットデータワー ドが、2の補数記数法を使ってnビットに符号化され、−1と1の間に正規化さ れた、実数部分および虚数部分とを持つ複素ワードである。 特に、図1および図2を参照すると、第1処理ステージETIは、32データ ワード(入力データ)の1ブロックに、サイズ4のフーリエ変換処理を実施する 。第2処理ステージET2は、各々8データワードの4つの連続するブロックB 1,B2,B3およびB4にサイズr2=4のフーリエ変換処理を実施する。最 後のステージET3は、各々2データワードの16の連続するブロックB5〜B 20にサイズr3=2のフーリエ変換処理を行う。 これを一般化すると、一連の処理ステージにおいて、t番目のステージは、rttのデータワードの連続するブロックにサイズrtのフーリエ変換処理を実施 する。ここで、 であり、Πは「積」関数を表わす。 第1処理ステージET1は、4データワードのグループにバタフライタイプ( 型)の処理を実施する。複素数e-j2mπ/N に等しい係数WN mによるバタフライ および乗算によって処理された後に得られた出力(中間)データXiを、各々8 データワードの4つのブロックに細分化することができる。バタフライ型処理は 、4データワードのグループのこれらのブロックの各々に実施される。係数Wq による乗算後、出力データYiを2データワードの16のブロックに分割するこ とができ、それらの各々は、サイズ2のフーリエ変換のバタフライ型オペレータ によって処理される。図1は、関連する乗算器を用いない、このサイズ2のバタ フライオペレータを示す。なぜなら、それは、システムの終端に位置しているか らである。このオペレータの構造は、当業者によく知られ、例えば、ロウレンス アール ラビナー(Lawrence R.Rabiner)とベルナード ゴールド(Bernard Gold)による「デジタル信号処理の理論と応用」に示されている。 同様に、データのオーダーは1つのステージから次のステージまで同じではな いことを当業者は理解するであろう。従って、入力データは、特に図2に示され るように、0,1,2,・・・,31の順に到着するけれども、この例では、出 力データは0,16,4・・・,31の順に送り出される。 後に詳述するように、第2ステージから前方へ各々のステージにおいて、汎用 (広域)のダイナミック値E1−E20が、ブロックのすべてのデータのダイナ ミック値から各々のデータブロックB1−B20に対して決定される。これは、 バタフライオペレータにおける処理の前にブロックのデータの再正規化を可能と する。もちろん、32入力データワードのブロックに対して広域のダイナミック 値を計算するための手段を備えることは、(必須ではないけれども)可能であっ てもよい。なぜなら、これらは、それらの実数および虚数部分がすべて−1と1 との間にあるように共通の正規化を持つからである。 図2〜4は、図1の計算図表(グラフ)を実行する回路Dのハードウェア構造 を示す。この回路は、都合良くハードウェアに組み込まれ、すなわちシリコンチ ップ上に集積化され、例えば、これを、分離した素子で構成されると、互いに、 かつnビット内部データパス(バス)によってデータ入力ESとデータ出力OU Tとの間に接続された連続する処理ステージET1,ET2,ET3の系列に分 割することができる。各処理ステージ、例えば2番目の処理ステージET2は、 減少されたサイズのデータの連続するブロックにサイズr、のフーリエ変換処理 を行うための処理手段EAS2,MC2を含む。こうして、第1ステージET1 の処理手段EAS1,MC1は、所定の順序で、32入力データワードのブロッ クから4入力データワードの連続するグループにサイズ4のフーリエ変換処理を 行う。 同様に、第2ステージET2の処理手段は、ブロックB1から4データワード の連続するグループにサイズ4のフーリエ変換処理を、所定の順序でかつ、計算 図表の各々のバタフライに通信して実施し、さらに、それから、ブロックB2な どからブロックB4のデータまで4データワードの連続するグループにもう1つ のサイズ4のフーリエ変換計算を行う。 第2ステージET2を含む、各々のステージの処理手段は、適切な回路BH2 によって送出される基準クロック信号Hによってタイミングがとられる。ステー ジET2の処理手段EAS2,MC2は、基準クロック信号Hのクロックレート においてかつ受け取られた各々のブロックに対する所定の時間遅延を持って、処 理手段EAS2、MC2に所定の順序でr、データワードの連続するグループに 送出するのに適用される第1の選択的時間遅延手段MRA2と関連づけられる。 第2ステージET2の第1選択的時間遅延手段MRA2は、処理手段EAS2 ,MC2に接続される4出力S21,S22,S23,S24を含む。それらも 、直列に接続された、3つの時間遅延エレメントER1−2〜ER6−2の2セ ットを含む。素子の第1セットは素子ER1−2〜ER6−2を含む。素子の第 2セットは、素子ER4−2〜ER6−2を含む。 第1セットの最後の時間遅延素子ER3−2の出力は、出力S21に直接接続 される。第2セットの時間遅延素子ER4−2〜ER6−2の出力は、2入力選 択的スイッチング手段Ca,Cb,Ccの1つの入力によって他の出力S22, S23,S24にそれぞれ接続される。 第1セットの時間遅延素子の入力は、スイッチング手段Ca,Cb,Ccの他 の入力にそれぞれ接続される。 このスイッチング手段Ca,Cb,Ccは、制御論理(ロジック)LC2から の制御信号によって制御される。これらのスイッチを制御する1つの方法は、前 述のバイとジョーンズによる論文に記載され、その内容はこの文書により参照の ために組み込まれる。時間遅延要素の各々の「サイズ」、すなわちそれらが一時 的に各々記憶されるデータワード数は、第2ステージET2に対して2に等しい 。より一般的には、一連の処理ステージにおいて、時間遅延素子の各々のサイズ は、 に等しい。ここで、tはステージ数である。 もちろん、「サイズ」という語句は、記憶さるべきデータワード数に関して単 純化のために用いられるけれども、各データ「ワード」は、それぞれにその虚数 部分とその実数部分を表わす2ワードからなるので、各時間遅延素子の記憶容量 は、実際、これより大きいことが当業者には理解されるであろう。 第2の時間遅延手段MRB2は、第1の時間遅延手段MRA2の時間遅延素子 と同じサイズの時間遅延素子を含み、そしてその出力は、第1時間遅延手段MR A2の入力EN2(従って、この実施例では、第1セットの第1時間遅延素子E R1−2の入力)に接続される。 すべてのこれらの時間遅延素子は、基準ブロック信号Hによってタイミングが とられるシーケンシャルアクセスメモリ手段を持つ。これらをシフトレジスタに おいて、例えば、またはファーストイン/ファーストアウト(FIFO)メモリ を使って実行してもよい。それらの全体のサイズに関する理由のためにダイナミ ック遅延ラインを用いることは特に有利であり、そして、その色々なメモリポイ ントは、図8に示されるように3個のトランジスタを有する。2個のトランジス タT1とT2のゲートは、それぞれ書き込みおよび読み出し信号によって制御さ れる。これらは、それぞれ、書き込みバスBECと読み出しバスBLEとの間に 接続され、かつまた、第3のトランジスタT3を経由してグランドに接続される 。内部に記憶される値は、トランジスタT3内に保持される。 図4に線図的に示されるステージET2の処理手段のような各ステージの処理 手段は、複素乗算器へと続く、複素アダー(加算器)/サブトラクター(減 算器)の一つの組EAS2(この実施例では、これらのデバイスの3つAS1, AS2,AS3がある)を含む。処理手段は制御ロジックLC2によって制御さ れるマルチプレクサMUXによって2つの加算器/減算器AS1,AS2に接続 されるr、入力(この実施例では4入力)を持つ。このタイプのオペレータのも っと完全な実行は、バイとジョーンズによる前述の論文中に記載されている。4 入力データワードa0,a1,a2,a3を同時に受信する際に、処理手段は入 力データのフーリエ変換に相当する4つの連続するデータ出力ワードb0,b1 ,b3,b4を送出する。 ステージET1の処理手段からnビットデータXiに正規化(例えば、左正規 化)するための手段CDIが、ステージET1の処理手段の乗算器MC1の出力 とステージET2の入力(、すなわち、この実施例では、第2時間遅延手段MR B2の入力)との間に備えられる。 ステージET1の手段CD1の出力は、ブロックのすべてのデータのダイナミ ック値から、乗算器MC1からのデータの各々のブロックに対する広域ダイナミ ック値を決定することのできる手段DBS2に接続される。 具体的な項目において、もし、各データワードが所定ビット数に2の補数の2 進記数法において符号化されるならば、各データワードのダイナミック値の検出 は、そのデータワードのワードにおいて複写されたサインビット数の検出に基づ いている。その時、手段DBS2は、直接隣接するビットのある数、例えば3つ のそのようなビットを持つデータワードの最も重要なビットの値を比較するため の手段を含む。サインビットに等しい隣接ビットの数は、複写されたサインビッ ト数を決定する。図5に示す実施例においては、Sは、サインビットを示し、B T1〜BT6は重要なビットを示し、左側の3ビットは同一であり、2つの二重 化されたサインビットに相当する。 手段DBS2も、また当該ブロックのすべてのデータに対する複写されたサイ ンビットの最小の数を決定するための手段を含む。この最小数は、ブロックの広 域ダイナミック値を表わすが、その時、これは基準クロック信号Hに由来するク ロック信号H2によって制御されるレジスタRGb2内に記憶される。 時間遅延手段MRA2によって供給されるデータを再正規化するための手段は 、これらの時間遅延手段の出力とステージET2の処理手段の加算器/減算器の 組EAS2の入力との間に備えられる。これらのデータ再正規化(位置調整、行 そろえ)手段は、この実施例では、左に向かって、すなわち最も重要なビットに 向かって、ブロックのすべてのデータを、レジスタRGb1内の記憶される数に 等しい量だけシフトするために適用されるシフタDL2を含む。従って、図6に 示すように、今やシフトされたデータワードは、最も重要なビットとして、サイ ンビットSを持ち、これに6つの重要なビットBT1−BT6が続く。このワー ドの最後の2つのビットは、シフトする前に値BT5とBT6を持つが、今値0 を持つ。先に計算された広域ダイナミック値に対して許容するデータワードの重 要ビットのこの左側へのシフトは、データの許容可能な正確さを保存する。一方 nビットの表示を保持することが当業者には容易に理解されるであろう。 手段DBS2の出力は、加算器A2に接続され、加算器の他の入力は、データ 伝送バスBS1に接続され、その出力は、クロック信号H2によって制御される もう1つのレジスタRGa2にも接続される。レジスタRGa2の出力は、デー タ伝送バスのもう1つの部分BS2に接続される。これらの手段の機能は、以下 により詳細に説明される。 本発明のデバイスの作用は、図7に示されるタイミングチャートを参照して詳 細に説明されるであろう。 単純化のために、図7は、以下の仮定に基づいている。すなわち、加算器/減 算器および複素乗算器によって行われる計算、複写されたサインビットの数の検 出および色々な加算器A1,A2,A3(特に図2参照)における加算は、基準 クロックHの単一のクロックサイクルにおいて行われる。 ステージET2のクロック信号H2は、その立ち上がりエッジが乗算器MC1 からのデータブロックの開始と同期されるが、基準クロック信号Hの周波数の1 /8に等しい周波数を持つ。 データX0−X7は、ステージET1の処理手段から第1データブロックB1 を形成する。これらのデータワードの各々の複写サインビット数は手段DBS2 において検出され、このブロックの汎用ダイナミック値E1、すなわち複写サイ ンビットの最小数はクロックH2の次の立ち上がりエッジにおいてレジスタRG b2内に記憶される。ブロックのデータが乗算器MC1によって供給されるので 、そしてその時、メモリ手段MRB2およびMRA2に記憶され、その後、4つ の出力S21,S22,S23,S24において4つのグループに所定の順序で 順次出力される。しかしながら、時間遅延手段MRA2およびMRB2の性質な らびにそれらの記憶容量が与えられると、データX0,X6,X4,X2の第1 グループが、ブロックX0−X7の全データが乗算器MC1によって供給された 後のみ時間遅延手段の出力S21,S22,S23,S24に存在する (そしてこうしてステージET2の処理手段によって処理されるべく準備される )。 換言すれば、一連のフーリエ変換ステージにおいて、現行の処理(ステージE T1)からブロックのデータの次の処理(すなわち、この実施例では、ステージ ET2における処理)の開始は、乗算器MC1によって出力されるブロックの第 1データの取得からスタートすると、rtt′に少なくとも等しい基準クロック サイクルの数によって遅延される。 それから、時間遅延手段MRA2の出力における4データワードの8つの連続 するグループG1〜G8は、それらがステージET2の処理手段の加算器/減算 器の組(セット)EAS2に進む前に、シフタDL2において値E1だけ左側に シフトされる。 時間遅延素子MRB2が不可欠であることが当業者には理解されるであろう。 このエレメント(素子)がない時、乗算器MC1からのデータのいくつかは、ブ ロックB1のデータのすべてが乗算器MC1によって供給される前にセットEA S2の入力において存在する。それゆえに、時間遅延手段MRA2およびMRB 2によってセットEAS2に供給される4データワードの第1グループG1を正 規化することはできない。 同じ操作が、乗算器MC1から第2データブロックB2に対して実施される。 グローバル(汎用の)ダイナミック値E2もまた、このブロックのデータを、そ れがセットEAS2内で処理される前に、シフトすることができるようにレジス タRGb2内に記憶される。 この実施例では、シフタDL2は加算器/減算器の組EAS2の入力側にある けれども、この組のEAS2の出力と乗算器MC2の入力との間でデータをシフ トすることは有利なことであり、その理由はこれがシフタの構造を単純化するか らであるということに注目せよ。 それゆえに、手段DBS2の出力において、それぞれ4つのブロックB1,B 2,B3およびB4と関連付けられた4つのグローバルダイナミック値E1,E 2,E3およびE4が得られる。これらの4つの値は、加算器A2においてバス BS1について利用可能な入力データに加えられる。この実施例では、ダイナミ ック値が32入力データワードのブロックに対し計算されるので、この入力デー タ値は0に等しい。その結果、4つのグローバルダイナミック値E1〜E4はレ ジスタRGa2に記憶される。 乗算器MC2の出力において、先に説明したのと同様に、データがステージE T3の処理手段において処理される前に、データYiは各々2データワードの1 6ブロックB5−B20に分割され、それらの位置に、データを再正規化するの に用いられる16のグローバルダイナミック値E5−E20を割り当てられる。 データブロックB5〜B8はデータブロックB1から得られ、データブロックB 9〜B12はデータブロックB2から得られ、データブロックB13〜B16は データブロックB2から得られ、データブロックB17〜B20はデータブロッ クB4から得られる。16個の値E5〜E20は、ステージET3のレジスタR Ga3(図2)に供給される。このレジスタ内の最初の4つの値は、それぞれブ ロックB1から得られたブロックB5〜B8と関連づけられた4つのグローバル ダイナミック値によって一定量増加されたブロックB1の4つのグローバルダイ ナミック値E1に等しい。その他の値は、3つのその他のブロックから 得られたブロックのグローバルダイナミック値によって一定量増加されたその他 のグローバルダイナミック値E2〜E4の和に等しい。レジスタRGa3のサイズ (ワード数)は、レジスタRGa2のサイズと同じである。しかしながら、それ は、クロック信号H2より4倍速いクロック信号H3によってタイミングをとっ て(に同期して)いるので、4倍多くの値を記憶できる。 それゆえに、デバイスDの出力において、各々の出力データワードに対して最 終ダイナミック値が得られ、その各出力データワードから、それによってデータ ワードがシフトされたビットの全数を決定することができる。記載の実施例にお いて、最後のステージの処理手段によって供給される出力データワードの各対は 、同じ最終ダイナミック値と関連する。 より一般的には、2つの検出とシフトは、デバイスがどのように作動するのか を理解することを容易にするために上述されていたけれども、実際、1つの検出 と1つのシフトのみが中間処理ステージに対して行われている。混合ルート32 点フーリエ変換(4,4,2)の場合には、第2ステージのみが検出とシフトを 含むであろう。最終ダイナミック値に関して、もし、シフトと検出が最終ステー ジにおいて適用されるならば、最終ダイナミック値はブロックと関連するであろ うし、その長さは、そのステージのルートに等しい。一方、もし、このステージ において処理がないならば、最終ダイナミック値は、多数の値(もし、最後の2 ステージがルート4と、4と2にそれぞれ等しいルートに対する8値を持つなら ば16値)のブロックと関連付けられるであろう。 正確であるべく得られた出力データに対して、データの最終の正規化が、右に 、すなわち、少なくとも重要なビットに向かってシフトすることによって、 各データワードと関連付けられた最終ダイナミック値に等しいビット数によって デバイスの出力において必要である。専用のシフト手段MRFをこれに対して用 いることができる(図2)。しかしながら、もし、「浮動」表示が採用されるな らば、これらの手段は必須ではないが、この場合には、出力データワードの各々 と関連付けられた色々な最終ダイナミック値を供給する補助出力を持たねばなら ず、その結果、この情報を次々と作用させることができる。 本発明が、一定のダイナミックで作業させることを可能とし、回路の内部デー タパスのサイズを、中間データにかかわらず精度を過度に失うことなく、このサ イズをnビットに限定して最小化するものであることが当業者に理解されるであ ろう。 これは、サブミクロンCMOSテクノロジーを用い、地上型ディジタルテレビ ジョンへの応用に適し、回路の表面積の不必要かつ望ましくない増加もなく、1 msに8192複素点でフーリエ変換を処理することのできる集積回路の実施を 可能とするものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.内部データパスにより、装置の入力(ES)と出力(OUT)との間に直列 接続された複数の連続する処理ステージ(ET1,ET2,ET3)を有し、 1つのステージから次のステージに連続的にサイズが減少されたデータのブロ ックの初期サイズよりも小さな所定のサイズ(rt)のフーリエ変換処理を実行 するために適用された個々の処理手段を有する、所定の初期サイズのフーリエ変 換を計算する電子回路装置であって、 装置の内部のデータ経路のサイズを最小にするように、 データブロック(B1,…,B20)の全てのデータのダイナミック値から、 現在の処理ステージの処理手段により供給されるそれぞれの前記ブロックのため の広域ダイナミック値(E1,…,E20)を決定する手段(DBS2)と、 少なくとも前記ブロックの全てのデータが現在の処理ステージ(ET1)の処 理手段により供給されるまで、次のステージ(ET2)の処理手段に対して前記 ブロックのデータの供給を遅延する手段(MRA2,MRB2)と、 広域ダイナミック値の一致に備えて前記ブロックのデータを再位置調整し、次 の処理ステージ(ET2)に再位置調整されたデータを供給する中間再位置調整 手段(DL2)と、 連続的に算出された広域ダイナミック値から得られる出力データに関する最終 ダイナミック値を決定する手段(A2,RGa2,A3,RGa3)とを備える ことを特徴とする電子回路装置。 2.入力データが基本クロック信号(H)により決定される入力周波数で連続的 に受け取られ、t番目のステージの処理手段が基本クロック信号の周波数で連続 的なデータブロックにサイズrtのフーリエ変換処理を実行するために適用され ること、 時間遅延手段は、現在のステージ(ET1)の処理手段により供給されるもの から得られるデータのブロックを記憶し、基本クロック信号のレートでかつ所定 の時間遅延で次のステージ(ET2)の処理手段に、それぞれの受け取られたブ ロックのために、所定の順番でデータワードrtの連続するグループ(G1−G 8)を供給するのに適用された第1選択の時間遅延手段(MRA2)と、第1の 時間遅延手段に接続され、基本クロック信号により同期された第2の時間遅延手 段(MRB2)とを含むこと、 第1および第2の時間遅延手段は、現在のステージ(ET1)の処理手段から 、それぞれのブロックのデータワード数に少なくとも等しい結合されたメモリ容 量を持つことを特徴とする請求項1に記載の装置。 3.t番目のステージの最初の選択的時間遅延手段(MRA2)は、そのステー ジの処理手段に接続されたrt出力(S21,S22,S23,S24)と、直 列に接続された2組のrt−1時間遅延素子を持つこと、 第1組の最終時間−遅延素子(ER3−2)は、直接第1の時間−遅延手段( MRA2)のrt出力の1出力(S21)に直接接続されること、 第2組の時間−遅延素子(ER4−2,ER5−2,ER6−2)の出力は、 2つの入力を持つ選択的スイッチング手段(Ca,Cb,Cc)の1つの入力を 経由して第1時間−遅延素子のその他の出力(S22,S23,S24)にそれ ぞれ接続されること、 第1組の時間−遅延素子の入力は、2入力スイッチング手段(Ca,Cb, Cc)のその他の入力にそれぞれ接続されること、 第2の時間−遅延素子(MRB2)は、第1の選択的時間−遅延手段(MRA 2)の入力(EN2)に接続される時間−遅延を含むこと、および 時間−遅延素子のすべては同じメモリサイズをもつことを特徴とする請求項2 に記載の装置。 4.時間遅延素子は、ダイナミック遅延ラインを含むことを特徴とする請求項3 に記載の装置。 5.それぞれのブロックの広域ダイナミック値を決定する手段は、ブロックのそ れぞれのデータワードの重複した符号ビットの個数を決定する手段(DBS1) を含み、そのブロックに関する前記広域ダイナミック値は、重複した符号ビット の個数の最小であることを特徴とする先の請求項のいずれかに記載の装置。 6.中間再位置調整手段は、ブロックのそれぞれのデータワードのビットを最上 位ビットの方にシフトする手段(DL2)を含み、前記シフト手段は、広域ダイ ナミック値を決定する手段(DBS2)に接続されることを特徴とする先の請求 項のいずれかに記載の装置。 7.時間遅延手段は、連続するステージのそれぞれ2つの処理手段(EAS1, MC1;EAS2,MC2)の間にあることを特徴とする先の請求項のいずれか に記載の装置。 8.広域ダイナミック値を決定する手段は、それぞれのステージの処理手段の出 力に接続されることを特徴とする先の請求項のいずれかに記載の装置。 9.それぞれのステージの処理手段は、加算/減算器およびこれに続く乗算器( MC2)の組(EAS2)を含み、シフト手段(DL2)は加算/減算器の 組(EAS2)の入力側または前記組と乗算器(MC2)との間にあることを特 徴とする請求項6と組み合わせて先の請求項のいずれかに記載の装置。 10.最終ダイナミック値を決定する手段は、1つのステージから次のステージ まで周波数を増加させるそれぞれのクロック信号(H2,H3)によってタイミ ングがとられる同じサイズの一連のレジスタ(RGa2,RGa3)であって、 相当するステージのグローバルダイナミック値を決定するための手段(DBS2 )および加算器(A2,A3)を経由して先のレジスタにそれぞれ接続される同 じサイズの一連のレジスタ(RGa2,RGa3)を含むことを特徴とする先の 請求項のいずれかに記載の装置。 11.シリーズまたは「パイプライン」アーキテクチャーを用いて所定の初期サ イズのフーリエ変換を計算するための装置の内部データパスのサイズを最小化す るに際し、その装置において、初期サイズより小さい所定サイズの一連のフーリ エ変換処理操作が1つの処理操作から次の処理操作まで連続してサイズが減少す るデータのブロックに実施される際に、 グローバルダイナミック値(E1,……,E20)が、ブロックのすべてのデ ータのダイナミック値から現行の処理操作(ET1)から各データブロックに対 して決定され、かつ次の処理操作(ET2)がこのデータについて実施される前 に前記グローバルダイナミック値に対し許容されて再正規化されることを特徴と するフーリエ変換計算装置の内部データパスのサイズの最小化方法。 12.装置の入力データは所定の基準クロック(4)のタイミングレートで供給 され、各々の処理操作は前記基準クロックに同期され、かつ現在の処理操作(E T1)からブロックのデータについての次の処理操作(ET2)の開始は、 現在の処理操作(ET1)からのブロックの最初のデータの取得後、ブロックの データワードの数に等しい、少なくとも基準クロックサイクルの数によって遅延 されることを特徴とする請求項11に記載の方法。 13.各ブロックのグローバルダイナミック値が、ブロックのすべてのデータワ ードのサインビットの数を検出することによって決定され、グローバルダイナミ ック値が前記データの複写サインビットの数の最小値であることを特徴とする請 求項11または12に記載の方法。 14.ブロックのデータが、複写サインビットの数の最小値に等しいビット数に よって最も重要なビットに向かって各データワードの全ビットをシフトすること によって再正規化されることを特徴とする請求項13に記載の方法。 15.処理操作の主題であるブロックの各グローバルダイナミック値は、各出力 データワードに対して最終ダイナミック値を処理の終点で得るように前記処理操 作後、このブロックから得られた各ブロックのグローバルダイナミック値によっ て一定量増加されることを特徴とする請求項14に記載の方法。
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