JPH08502875A - モータに少なくとも２の導電路を接続する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 特に自動車のセントラルロッキング装置の小型電動モータを、簡単かつ迅速に、更に、完全に自動化された態様で導電路の端部ピースに接続可能とし、多くのスペースを必要とすることなくセントラルロッキング装置のハウジング（１）内にモータを収容するために、小型モータ（２）がアダプタ（５）にプラグ嵌め可能に接続される。続いて、このユニットは導電路（３３，３４）の平行な端部ピースに取付けられる。はんだ付けは必要なく、邪魔なケーブルがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】 モータに少なくとも２の導電路を接続する装置 本発明は、小型電動モータを印刷基板の少なくとも２の導電路、特に自動車の セントラルロッキング装置のハウジングについて接続する装置に関し、この小型 モータは挿入すべき導電路の端部毎に１のソケットを有する。今日の小型モータ は極めて種々のサーボ装置に接続されて用いられる。自動車工業の分野において は、このような多くのサーボ装置があり、例えば窓を開閉するため、あるいは、 更にセントラルロッキング装置を作動するためにも用いられる。このような１あ るいは複数の小型モータは、印刷基板等の導電路に所定の方法で接続する必要が ある。通常は、各モータはケーブル接続部を設けられ、また、ケーブルは挿入あ るいははんだ付けにより印刷基板の導電路に接続されている。また、モータのコ ンタクトシートに平坦なプラグを接続する試みが成されている。これらの接続は 手作業で行う必要があるために、コスト高で、時間を要する。更に、ケーブルが 可動部材の動きを阻害する可能性があるために、装置のハウジング内にケーブル を配置することが望ましくない場合もある。これは、特に１あるいは複数のモー タに設けられた装置が、自動車のように常に振動を受けるときに当てはまるもの である。 更に、コンタクトシートと同様にモータから突出するスライドコネクタが設け られた小型モータも知られている。これ らのスライドコネクタは、導電路の開口内に押圧され、直接はんだ付けされる。 この場合には、ケーブルは配置されないが、小型モータは、所要の印刷基板ある いは導電路に対して正確な位置に配置しなければならない。この位置はモータの 望ましい装着位置と対応しない場合がある。これは、モータに円形ではなく、楕 円形あるいはこれに類似した非円形のハウジングが設けられているときに、特に 問題となる。モータを変更すると、対応して導電路を変更する必要がある。これ は時間を要し、通常は極めて高価でもある。 したがって、本発明の目的は、ケーブル接続部の省略およびモータの僅かな変 更があっても、印刷基板の接続部の調整を必要としないか、あるいは、少なくと も重要な調整を必要とすることなく、モータを簡単かつ迅速に装着することがで きる上述の装置を開発することにある。 本発明によれば、この目的は、請求項１の前段部分による装置を、この請求項 の後段部分に記載の特徴のように形成することにより達成される。導電路（Leit erbahnendstuedk:conductor track）の端部ピースとソケットとの間に配置され るアダプターは、モータと導電路との間の電気導通接続部を形成し、僅かに変更 を加えたモータ及び／又は導電路の端部ピースに対して迅速に対応することがで きる。これに加え、モータとアダプタとの接続部、および、アダプタと導電路の 端部ピースとの接続部をプラグ状に接続可能であり、したがって、ケーブルは必 要なくなる。それぞれのプラグイン接続部は通常の構造とすることができる。し たがって、例えばア ダプタを接続された小型モータを、導電路の端部ピースに、あるいは、特別な場 合にはセントラルロッキング装置に、簡単、迅速かつ安全に接続することができ 、自動組立てのために必要な全ての状態が得られる。 本発明の他の改良点では、モータに近接する導電部材の端部はプラグピンとし て形成され、これらのピンは小型モータのソケット内にクランプされた状態で保 持される。この場合には、ソケットは平坦なプラグイン開口を有し、この開口内 に導電部材が弾力的に把持された態様で差込まれる。 本発明の他の側面が請求項３に記載されている。この請求項３によると、モー タに近接する導電部材の各端部の横方向距離は、小型モータのソケットの横方向 距離に対応し、したがって、直線的な動きで双方を連結することができると共に 、電気的に導通した状態に接続される。 コスト及び重量の点から、導電部材の材料はできる限り薄肉に形成する必要が ある。しかし、打抜き部材は、スタンピング工程の理由から最小肉厚を確保する 必要がある。小型モータの変更の後に、ソケットに導電部材用の僅かに広い挿入 スロットが設けられる場合には、ソケット内における導電部材の密な嵌合は確保 できなくなる。本発明の他の実施例では、導電部材のそれぞれの平坦なスライド 部が平行に配置されかつ突部を設けられ、特に、これらの突部は差込み方向に延 び、これらの導電部材の拡大端部に至り、したがって、少なくとも弾力的に拡大 するソケットの場合は、ソケットに近い小さな寸法上の公差が所定範囲内で補償 される。 ２つの導電部材の突部は、特に好ましい態様で互いの方向を向く。２つの導電 部材の形状は基本的には同じであるが、しかし、それぞれの平坦なスライド部に 関する突部の位置の相違により、自動ソートを可能とする所定の指標（identifi cation）を形成する。これは自動あるいは少なくとも半自動の組立てに必要なも のである。他の点については、導電部材が本実施例に示すように樹脂材料から形 成する場合には、例えば締付け（jamming）あるいは押出し等の通常の方法で、 導電部材をアダプタのベース部材に保持することができる。 導電部材は、ほぼ角型形状を有するのが好ましい。これは、導電部材が表面に 緩く当接したときに、一方の脚部が他の導電部材の１に平行で、それぞれのビー ド部が上方を向き、それぞれの他方の脚部は反対方向を向くことを意味する。こ れは、単一部材の指標用に用いることができる。 上述のように、導電部材はベース部材にプラグ状に嵌め込み、あるいは、その 材料で押出し成形することができる。請求項１０は、本発明の変形例を示し、挿 入スロットあるいはこの領域の材料が十分に変形し、ビード部あるいはニップル 等がある程度貫入できる場合には、この請求項中に記載のビード部あるいはニッ プル等によりクランプ係合を容易に行うことができる点で好ましい。好ましい変 形例は、更に、ニップルが突起あるいはアンダーカットの背部にスナップ嵌めさ れるスナップ結合により、導電部材をクランプする。 上述のように、アダプタおよび導電路の端部はプラグ状に結合可能に接続する ことができる。この差込みすなわちプラ グイン結合が耐振動性を有しかつ確実に固定することを確保するため、請求項１ ２に記載のように本発明を改善することが望ましい。この実施例では、導電路の 各端部ピースは、モータから離隔した側の角部の脚部上における２つのフォーク 状のピン間に係合し、これらのフォーク状のピンの平行部の長さしたがって挿入 スロットの一定幅部は導電路の幅に対応する。 本発明の特に好ましい変形例は請求項１４に記載されている。アダプタおよび 小型モータからなるユニットが、簡単な直線運動により導電路の端部ピース上に 滑り嵌めすることを確保でき、この直線運動は完全自動組立てを可能とし、２つ の接続ポイントのそれぞれにおける電気接続の誤りを排除することができる。 導電路の端部ピースと、アダプタあるいはその導電部材との間の電気接続を確 保するため、請求項１５は導電路のそれぞれの端部ピースの挿入端の拡大部のた めに、特にフォーク状のピンの平行部間の間隙に設けられてプラグイン方向に延 びる突部をを設ける。これにより、これらの接続ポイント電気的な安全性を高め る機械的に密な接続を得ることができる。 アダプタ、あるいは、アダプタと小型モータとからなるユニットを導電路の端 部ピースに完全に自動的に接続するために特に有益な改善が請求項１６および請 求項１７に記載されている。特に請求項１７に記載の挿入用スロープは、正確な 位置から僅かに相違していても、アダプタと導電路の端部ピースとの間の接続を 確保することができる。この挿入用スロ ープにより、挿入用スロット内に安全に挿入され、この挿入用スロットの内側に は２つの導電部材が配置され、アダプタが導電路の端部ピースに滑り嵌めされた ときに、これらの導電部材は機械的かつ電気的に導通する態様で導電路の端部ピ ースに連結される。 この装置の他の構造および利点は従属形式の請求項に記載されており、添付図 面に示す実施例に関する以下の説明からも明らかとなる。ここに、 第１図は、本発明による装置により電気的に接続された小型モータを取付けた セントラルロッキング装置を、カバーの一部を欠截して示す平面図であり、 第２図は、導電部材を取付けた状態のモータ近部のアダプタ表面の拡大した平 面図であり、 第３図は、第２図のIII−III線に沿う断面図であり、 第４図は、更に拡大した導電部材の図であり、 第５図は、Ｖ−Ｖ線に沿って部分的に切断したこの部材の前面図であり、 第６図は、他の導電部材の平面図であり、 第７図は、第６図のＶII−ＶII線に沿って部分的に切断した第５図に対応する 状態を示し、 第８図は、導電部材を省略した第２図に対応する状態を示し、 第９図は、第８図のＩＸ−ＩＸに沿う断面図であり、 第１０図は、第８図の矢印Ｘの方向に沿うアダプタの側面図であり、 第１１図は、第１−図の矢印ＸＩの方向に沿うアダプタの図であり、 第１２図は、第８図の矢印Ｘの方向に沿うアダプタの図であり、 第１３図は、第１２図の矢印ＸIIIの方向に沿うアダプタの図であり、 第１４図は、第１３図のＸＩＶ−ＸＩＶ線に沿う断面図であり、 第１５図は、第８図のＸＶ−ＸＶ線に沿う断面図であり、 第１６図は、第１２図のＸＶＩ−ＸＶＩ線に沿う断面図である。 まず、自動車のセントラルロッキング装置のハウジング１内には、小型モータ ２が配置され、ウォーム３を駆動する。このウォームはウォームホイール４と噛 合う。本発明によると、この小型モータ２（以下、モータと称する）は、アダプ タ５により、電気的に導通した状態で導電路６，７に接続されており、この導電 路は詳細には示してない印刷基板８に取付けられ、本実施例では、この印刷基板 は装置ハウジング９内の底部に固定されるか、あるいは、打抜きされた導電路の キャリヤである底部自身で形成される。この装置ハウジング９は外側をカバー１ ９で閉じられている。第１図ではアダプタ５が上から底に向けて垂直に摺動され る導電路の端部ピースは、ハウジング１の底から上すなわち図を見る者の方向に 向けて垂直に延びる。 第８図から第１４図に、アダプタ５が詳細に表されている。 第２図および第３図は、導電部材を装備したアダプタ５を示し、これらの導電部 材は第４図から第７図に拡大して示す。 例えば第１０図および第１２図によると、アダプタ５はほぼ弓状あるいは溝状 である。これはモータ２に対応するもので、第１２図ではこのモータは２つの平 坦部を有する通常の円筒状断面で示してあり、アダプタ５はこれらの平坦部の一 方に取付けられる。このアダプタの２つの脚部１１，１２がそれぞれ湾曲したハ ウジング壁の一方に設けられ、あるいはこれらを部分的に囲む。 第４図および第６図に示す導電部材１３，１４はほぼ角型形状を有し、本実施 例では、ベース部材１５に単にプラグ状に嵌込むだけであるが、ベース部材１５ の樹脂材料内に埋設すなわちこの樹脂材料から突出させることも可能である。第 ４図および第６図に示すように、これらの導電部材は大きさが異なっている。幾 何学的な寸法に関して、導電部材１３の脚部１６は導電部材１４の脚部１７に対 応する。これらの脚部１６あるいは１７には、その長手方向に延びる突部（Sick e:depression）１９あるいは２０が設けられ、したがって、方向１８に沿ってア ダプタ５がモータ２上にスリップ嵌めされる。第４図および第６図では、これら の突部の突出方向は上方すなわち図を見る者の方向に向いている。装着した場合 は、導電部材１３，１４の端部２１あるいは２２はモータに近接しかつ同じ方向 を向き、したがって、２つの突部１９，２０は互いの方向に向きあう。これは、 第４図および第６図において滑り嵌めする方向１８の矢印が互いに逆方向に向い ていることの理由を説明するものである。 一方の脚部１６あるいは１７から他方の脚部２３あるいは２４への移行ポイン トの近部に、更に切り欠き（Auspraegung:indentation）あるいは突部（Sicke:d epression）２５あるいは２６が設けられており、本実施例では、これらの突部 は外側で円形に形成されている。これらの突部２５あるいは２６は、突部１９あ るいは２０に対して反対方向すなわち第４図および第６図で下方に延び、以下に 詳細に説明するスナップ接続により、ベース部材１５導電部材１３あるいは１４ をクランプする作用をなす。 他方の脚部２３あるいは２４の自由端はフォーク状形状を有し、したがって開 口スロット２７，２８が設けられている。スロート部を形成するため、フォーク 状ピン部２９，３０の自由端部は互いの方向に撓められ、あるいは、スロットの 側部が内側に向けて膨出している。第４図には、このスロート部を符号３１で示 す。 導電部材１３あるいは１４の突部１９あるいは２０を設けられた各脚部１６あ るいは１７は、モータ２に近接するアダプタ５のベース部材１５の面３２から突 出し、この面に垂直に延びる。双方の脚部１６，１７は、互いに平行かつ図の面 にも平行であり、面３２から同じ距離に突出する。各脚部は図示しない電動モー タ２のソケット内に挿入することができ、突部１９あるいは２０は良好に電気接 触し、アダプタ５をモータ２に締付けることによりこのアダプタ５を保持する。 ソケットには対応してスロットが設けられ、例えばＵ字状部材 で形成することができ、このＵ字を形成する脚部間にアダプタの脚部１６，１７ が係合する。 アダプタが装着されたときに、第３図に符号３３で示す導電路の端部ピースが スロート３１の内側、すなわち開口スロット２７あるいは２８が２つの平行縁部 で限定される位置に配置される。第３図では、これは図の面に垂直に延びる。こ れは、小型モータに固定されたアダプタ５が、導電路の端部ピースの上方から底 部に、第３図の平面に垂直に摺動されることを意味する。これを図示するため、 第３図では更に点線により導電路３４の端部ピースも記載されている。しかし、 これは導電路３３の端部ピースと同じ程度まで上方に延びるのではなく、これは 、モータから離隔した短い脚部２４を有する導電部材１４が脚部２３の下側に配 置されているためである。第３図では更に、導電部材１３の脚部２３よりも他方 の脚部２４が短いことの理由が示されている。導電部材１３，１４間の距離は第 ２図から明らかである。 導電路２２，３４の各端部ピースのプラグインあるいは差込み端部に拡大部が 設けられ、特にプラグ嵌め方向に延びる突部が配置されており、この突部は導電 部材１３，１４の突部１９あるいは２０に対応するが、しかし、明瞭にするため に第３図には示してない。この突部は導電部材のフォーク状領域に正確に設けら れており、したがって、フォーク状突部はある程度弾力的に拡張することができ 、これにより機械的および電気的に良好な接触が得られる。 モータから離隔した他の脚部２３あるいは２４は、スロッ ト３５あるいは３６（第１２図および第１３図）内に挿入され、突部２５あるい は２６でクランプすることによりこのスロット内に保持され、このスロットは第 ３図に対応した角型形状を有し、したがって、全体の導電部材１３あるいは１４ は、脚部１６あるいは１７の自由端部を除き、樹脂材料で形成されたベース部材 １５内に全体が収容され、これにより電気的な観点から安全に収容される。 各スロット３５，３６は他のスロット３７あるいは３８と交差している（第１ ２図）。更に各スロットは導電路の端部ピースを収容する。モータから離隔した 脚部２３あるいは２４の開口スロット２７あるいは２８は、スロット３７あるい は３８に整合し、したがって、導電路の端部ピースは、アダプタ５が装着される ときに矢印３９の方向に押圧することができる。しかし、実際には、アダプタ５ は電動モータ２と共に、矢印３９の反対方向に向け、導電路３３，３４の端部ピ ース上を摺動される。導電路の端部ピースを好適に挿入するため、端部すなわち スロット３７がスロット３８に連通するポイントに挿入用スロープ４０，４１が 設けられる。実際に、スロット３８は、矢印３９の方向で、導電路３３の長い端 部ピースを収容するスロット３７よりも短い。第１３図によれば、スロット３５ ，３６についても同様である。 第１２図は、更に肩部４２を示し、この肩部はモータハウジングの対応する凹 部内に係合し、したがって位置決めおよび装着に関する安全を改善する。中央溝 ４３は、モータハウジングに形成されたばねに係合することができる。 上述から、２つの導電部材１３，１４はソート装置および上述の識別性により 認識することができ、完全に自動化された態様でベース部材１５あるいはスロッ ト内に挿入することができる。しかし、導電部材１３，１４を完全に自動化され た態様でアダプタ５に装着することができるだけでなく、アダプタを電動モータ ２に自動的に摺動させることができる。最後に、小型モータ２とアダプタ５とか らなるユニットは、自動的に導電路３３，３４の端部ピース上に摺動させること ができる。これは、組立てコストを低減し、生産性を増大しかつ廃棄率を減少す る。小型電動モータの僅かな変更は、ベース部材１５及び／又は導電部材１３， １４を変形することにより容易に補償することができ、必要な場合は、導電部材 １３，１４の突部１９，２０のみで、電動モータのプラグインソケットの僅かな 変更が補償される。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．印刷基板（８）の少なくととも２の導電路（６，７）、特に自動車のセント ラルロッキング装置のハウジング（１）に、挿入すべき導電部（３３，３４）の 端部ピース毎に１のソケットを有する小型モータ（２）を接続するための装置で あって、 導電路（３３，３６）の端部ピースと小型モータ（２）のソケットとの間に、 少なくとも２つの導電部材（１３，１４）を有するアダプタ（５）が挿入され、 各導電路（３３，３４）の１の端部ピースは、アダプタ（５）の導電部材（１３ ，１４）により、小型モータ（２）のソケットに電気を導通する状態に接続され 、小型モータ（２）とアダプタ（５）と導電路の端部ピースとが互いにプラグ結 合可能に接続されることを特徴とする装置。 ２．モータに近接する導電部材（１３，１４）の端部（２１，２２）は、小型モ ータ（２）のソケット内に締付けられた態様の平坦なプラグピンを形成すること を特徴とする請求項１に記載の装置。 ３．モータ（２）に面する側あるいはこれに近接するアダプタ（５）の面（３２ ）から同じ程度に突出する導電部材（１３，１４）の端部（２１，２２）は、互 いに平行で、前記面（３２）に対して垂直であることを特徴とする請求項２に記 載の装置。 ４．導電部材（１３，１４）の平坦な側は、互いに平行で、 それぞれプラグイン方向（１８）に延びる凹部（１８，１９）を有することを特 徴とする請求項２又は３に記載の装置。 ５．２つの導電部材（１３，１４）の凹部（１９，２０）は互いに向合う方向あ るいは互いに離隔する方向を指すことを特徴とする請求項４に記載の装置。 ６．前記アダプタ（５）とモータ（２）とは、特に電気的にプラグイン接続（２ １，２２）の領域内で確実に接続されることを特徴とする請求項１から５のいず れか１に記載の装置。 ７．前記アダプタ（５）はほぼ弓状の構造を有し、この２つの弓状の脚部（１１ ，１２）はスリップオン方向（１８）に突出し、モータ（２）のハウジングを外 側で囲むことを特徴とする請求項１から６のいずれか１に記載の装置。 ８．導電部材（１３，１４）は、ほぼ角型形状を有することを特徴とする請求項 １から７のいずれか１に記載の装置。 ９．導電部材（１３，１４）はアダプタ（５）のベース部材（１５）内に、モー タから離隔する脚部（２３，２４）の長手方向に挿入されることを特徴とする請 求項８に記載の装置。 １０．導電部材（１３，１４）は、アダプタ（５）のベース部材（１５）内に、 締付けあるいはスナップ結合により保持され、それぞれの１に、その平面に対し て横方向に延びる特に１の突出した突部（２５）あるいはニップル等が設けられ ることを特徴とする請求項９に記載の装置。 １１．モータから離隔した各導電部材（１３，１４）のア ングル部（２３，２４）の脚部は、フォーク状形状を有することを特徴とする請 求項８から１０のいずれか１に記載の装置。 １２．２つのフォーク状突部の自由端部は互いの方向に向けて屈曲され、あるい はスロート部（３１）を形成するために撓められていることを特徴とする請求項 １１に記載の装置。 １３．前記モータ（２）はアダプタ（５）と共に、互いに平行な導電部材（１３ ，１４）の平面に垂直に、導電路（３３，３４）の自由端ピース上に滑り嵌めさ れることを特徴とする請求項１から１２のいずれか１に記載の装置。 １５．導電路（３３，３４）の各端部ピースの挿入端に、特に挿入方向に延びる 補強部である拡大部が設けられ、この補強部はフォーク状ピン部（２９，３０） の平行部の間の間隙（２７）に設けられることを特徴とする請求項１２から１４ のいずれか１に記載の装置。 １６．前記アダプタ（５）のベース部材（１５）にスロット（３７，３８）が設 けられ、このスロットは導電路（３３，３４）の端部ピース上に滑り嵌めされる 方向に延びかつモータから離隔する側の導電部材（１３，１４）の他の脚部（２ ３，２４）用の前記スロット（３５，３６）に交差し、フォーク状端部のスロッ ト（２７，２８）はスロット（３７，３８）の部分間に配置されることを特徴と する請求項８から１５のいずれか１に記載の装置。 １７．前記スロット（３７，３８）は、導電路（３３，３４）の端部ピースを挿 入するための端部で、挿入用スロープ （４０，４１）を形成するために拡大していることを特徴とする請求項１６に記 載の装置。 １８．前記導電路はセントラルロッキング装置のハウジング（１）の底部に固定 され、導電路（３３，３４）の平坦な端部ピースはハウジングの側壁に平行に延 び、ハウジングカバー（１０）の方向に向くことを特徴とする請求項１から１７ のいずれか１に記載の装置。