JPH0849356A - スリーブ継手用プラグ - Google Patents
スリーブ継手用プラグInfo
- Publication number
- JPH0849356A JPH0849356A JP21646294A JP21646294A JPH0849356A JP H0849356 A JPH0849356 A JP H0849356A JP 21646294 A JP21646294 A JP 21646294A JP 21646294 A JP21646294 A JP 21646294A JP H0849356 A JPH0849356 A JP H0849356A
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- Japan
- Prior art keywords
- joint
- reinforcing bar
- mounting part
- plug
- mounting
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スリーブ継手開口と挿入鉄筋との間の間隙を
シールするとともに、該鉄筋を継手に固定する目的で継
手開口端部に装着されるプラグの改良 【構成】 従来のプラグは一種類の弾性体で製作されて
いた。本発明のプラグは、継手開口端部に装着される部
位である装着部１を固定力にすぐれた材料である硬質プ
ラスチック（硬質エラストマーを含む）で、その内側に
ある鉄筋をシールする部位である鉄筋保持部２をシール
性にすぐれた材料である軟質プラスチック（軟質エラス
トマーを含む）で構成し両者を一体に結合した。鉄筋保
持部２の内壁には鉄筋シール作用を有する環状ひれ４が
複数個設けられている。装着部１には継手端部と雌雄嵌
合式に嵌合できる嵌着機構が具えられている。
シールするとともに、該鉄筋を継手に固定する目的で継
手開口端部に装着されるプラグの改良 【構成】 従来のプラグは一種類の弾性体で製作されて
いた。本発明のプラグは、継手開口端部に装着される部
位である装着部１を固定力にすぐれた材料である硬質プ
ラスチック（硬質エラストマーを含む）で、その内側に
ある鉄筋をシールする部位である鉄筋保持部２をシール
性にすぐれた材料である軟質プラスチック（軟質エラス
トマーを含む）で構成し両者を一体に結合した。鉄筋保
持部２の内壁には鉄筋シール作用を有する環状ひれ４が
複数個設けられている。装着部１には継手端部と雌雄嵌
合式に嵌合できる嵌着機構が具えられている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はスリーブ継手用プラグに
関するものである。該プラグはスリーブ継手内に挿入さ
れた鉄筋を該継手に固定するとともに継手の開口と鉄筋
との間の間隙をシールする目的で使用される。
関するものである。該プラグはスリーブ継手内に挿入さ
れた鉄筋を該継手に固定するとともに継手の開口と鉄筋
との間の間隙をシールする目的で使用される。
【０００２】
【発明の背景】細長い中空の筒体よりなり、その両端開
口から鉄筋を挿入して硬化性充填材を充填しこれの硬化
により一対の鉄筋の突合せ状接合をなす鉄筋継手である
スリーブ継手は周知である。
口から鉄筋を挿入して硬化性充填材を充填しこれの硬化
により一対の鉄筋の突合せ状接合をなす鉄筋継手である
スリーブ継手は周知である。
【０００３】スリーブ継手内に挿入された鉄筋を該継手
に固定するとともに継手の開口と鉄筋との間の間隙をシ
ールする目的で従来、図３に示す弾性材料製のプラグが
使用されている（実開平４−１１４９０９号公報参
照）。図において７は装着部、８は鉄筋保持部である。
装着部７をスリーブ継手の開口端部の外壁に嵌込んで装
着する。鉄筋保持部８は鉄筋を遊挿できる貫通孔である
鉄筋挿通孔９が設けられていて、その内壁面上には環状
ひれ１０が複数個設けられている。この環状ひれ１０の
開き径Ｄは鉄筋の外径より小さいから、鉄筋挿入に伴い
環状ひれは屈曲して鉄筋外面に密着するとともに鉄筋を
鉄筋保持部内に保持する。なお、鉄筋保持部側壁にはス
リーブ継手端部に設けられている排出口の呼出しが顔を
だすための側孔１１が設けられている。
に固定するとともに継手の開口と鉄筋との間の間隙をシ
ールする目的で従来、図３に示す弾性材料製のプラグが
使用されている（実開平４−１１４９０９号公報参
照）。図において７は装着部、８は鉄筋保持部である。
装着部７をスリーブ継手の開口端部の外壁に嵌込んで装
着する。鉄筋保持部８は鉄筋を遊挿できる貫通孔である
鉄筋挿通孔９が設けられていて、その内壁面上には環状
ひれ１０が複数個設けられている。この環状ひれ１０の
開き径Ｄは鉄筋の外径より小さいから、鉄筋挿入に伴い
環状ひれは屈曲して鉄筋外面に密着するとともに鉄筋を
鉄筋保持部内に保持する。なお、鉄筋保持部側壁にはス
リーブ継手端部に設けられている排出口の呼出しが顔を
だすための側孔１１が設けられている。
【０００４】鉄筋としては一般に異形鉄筋が用いられる
が、この鉄筋は表面に複雑な凹凸模様が刻設されており
かつその模様は鉄筋の銘柄により異なっているので鉄筋
挿通孔と鉄筋とのシールが難しいが、環状ひれの存在に
より挿入異形鉄筋の外形が変わってもその外形によく追
随してこれに密着しシールが完全となる。
が、この鉄筋は表面に複雑な凹凸模様が刻設されており
かつその模様は鉄筋の銘柄により異なっているので鉄筋
挿通孔と鉄筋とのシールが難しいが、環状ひれの存在に
より挿入異形鉄筋の外形が変わってもその外形によく追
随してこれに密着しシールが完全となる。
【０００５】上記シールの目的のためにはプラグの材質
は柔軟性に富むものでなければならない。一方、装着部
はプラグと継手との固定力が大きいことが要求される関
係上剛性の大きい材質であることが望まれる。従来のプ
ラグにおいては、上記シールの目的を優先するため柔軟
性に富む材料で製作されている。なお、装着部を継手開
口端外壁に嵌込むには継手開口端外径より小さい内径の
装着部を手で引き伸ばし広げながら嵌込んで収縮力によ
って密着させて装着する関係上材料の柔軟性が要望され
ているが、装着部の材質が柔軟性に富むもの、換言すれ
ば剛性の低いものであるので、従来のプラグにおいては
プラグと継手との間の固定力が不十分であるという問題
点があった。
は柔軟性に富むものでなければならない。一方、装着部
はプラグと継手との固定力が大きいことが要求される関
係上剛性の大きい材質であることが望まれる。従来のプ
ラグにおいては、上記シールの目的を優先するため柔軟
性に富む材料で製作されている。なお、装着部を継手開
口端外壁に嵌込むには継手開口端外径より小さい内径の
装着部を手で引き伸ばし広げながら嵌込んで収縮力によ
って密着させて装着する関係上材料の柔軟性が要望され
ているが、装着部の材質が柔軟性に富むもの、換言すれ
ば剛性の低いものであるので、従来のプラグにおいては
プラグと継手との間の固定力が不十分であるという問題
点があった。
【０００６】
【発明の開示】本発明は、従来のプラグにおける上述の
問題点の解決を図って提供されるものであって、装着部
を剛性の大きい硬質プラスチック（硬質エラストマーを
含む）で、また鉄筋保持部を柔軟性に富む軟質プラスチ
ック（軟質エラストマーを含む）で構成することにより
これを解決したものである。
問題点の解決を図って提供されるものであって、装着部
を剛性の大きい硬質プラスチック（硬質エラストマーを
含む）で、また鉄筋保持部を柔軟性に富む軟質プラスチ
ック（軟質エラストマーを含む）で構成することにより
これを解決したものである。
【０００７】本発明は、スリーブ継手の開口端部に設け
られた嵌着機構と雌雄嵌合式に嵌合できる嵌着機構を具
えて該端部に装着できる外層部である硬質プラスチック
および硬質エラストマー（以下総称して硬質プラスチッ
クとする）製の装着部と、この内部にこれと一体的に結
合している内層部である軟質プラスチックおよび軟質エ
ラストマー（以下総称して軟質プラスチックとする）製
の鉄筋保持部とより構成され、該鉄筋保持部の鉄筋挿通
孔内壁面上に複数個の環状ひれが設けられていることを
特徴とするスリーブ継手用プラグ、である。
られた嵌着機構と雌雄嵌合式に嵌合できる嵌着機構を具
えて該端部に装着できる外層部である硬質プラスチック
および硬質エラストマー（以下総称して硬質プラスチッ
クとする）製の装着部と、この内部にこれと一体的に結
合している内層部である軟質プラスチックおよび軟質エ
ラストマー（以下総称して軟質プラスチックとする）製
の鉄筋保持部とより構成され、該鉄筋保持部の鉄筋挿通
孔内壁面上に複数個の環状ひれが設けられていることを
特徴とするスリーブ継手用プラグ、である。
【０００８】本発明における硬質プラスチックとして
は、硬質ポリエチレン、ポリプロピレレン、ポリカーボ
ネート、ポリアミド、その他硬質のプラスチックおよび
充填材を加えた硬質プラスチック、硬質ゴム等であって
若干たわみ性のあるものが好ましい。また、軟質プラス
チックとしては、塩ビ・酢ビ等のビニール系プラスチッ
ク、オレフィン系・スチレン系・塩ビ系・ポリエステル
系・ポリアミド系・ウレタン系・その他のエラストマ
ー、軟質ゴム等弾性のあるものが好ましい。
は、硬質ポリエチレン、ポリプロピレレン、ポリカーボ
ネート、ポリアミド、その他硬質のプラスチックおよび
充填材を加えた硬質プラスチック、硬質ゴム等であって
若干たわみ性のあるものが好ましい。また、軟質プラス
チックとしては、塩ビ・酢ビ等のビニール系プラスチッ
ク、オレフィン系・スチレン系・塩ビ系・ポリエステル
系・ポリアミド系・ウレタン系・その他のエラストマ
ー、軟質ゴム等弾性のあるものが好ましい。
【０００９】雌雄嵌合式嵌着機構としては、オスネジと
メスネジ、または螺旋突起と螺旋溝の組み合わせである
螺着式、鋸歯噛み合い式、鉢巻嵌合式等があるが、その
他公知の嵌着機構が利用できる。
メスネジ、または螺旋突起と螺旋溝の組み合わせである
螺着式、鋸歯噛み合い式、鉢巻嵌合式等があるが、その
他公知の嵌着機構が利用できる。
【００１０】装着部のスリーブ継手開口端部への装着方
式は、継手外壁に嵌着する外付け方式、継手内壁に嵌着
する内付け方式のどちらでもよい。また、外層部と内層
部との結合は、接着、嵌着であってもよいが射出成型に
よる一体成型による結合が好ましい。
式は、継手外壁に嵌着する外付け方式、継手内壁に嵌着
する内付け方式のどちらでもよい。また、外層部と内層
部との結合は、接着、嵌着であってもよいが射出成型に
よる一体成型による結合が好ましい。
【００１１】本発明のプラグの一つの態様例を図１に示
す。このものは内付け方式のプラグであって、１は硬質
ポリエチレン製の装着部（斜線を付した部分）であり、
２は軟質プラスチックとして、例えば三菱油化株式会社
製スチレン系エラストマー、商品名：ラバロン（以下ラ
バロンとする）製の鉄筋保持部である。同（ａ）図にお
けるプラグの装着部１の外壁に刻設されている嵌着機構
５は鋸歯噛み合い式である。すなわち、プラグ長軸に傾
斜する背部と該長軸に垂直な腹部とより構成される１段
の鋸歯が１段または複数段設けられている。鉄筋保持部
２はその長軸に沿って鉄筋を遊挿できる貫通孔である鉄
筋挿通孔３が設けられており、該挿通孔の内壁面上には
挿通孔長軸に垂直方向に突設された薄肉の環状ひれ４が
複数個設けられている。この環状ひれ４は好ましくは鉄
筋挿通孔３の入口に始まり出口に終り、ほぼ等間隔に設
けられ、その開き径Ｄは挿通される鉄筋の外径より小さ
い。このプラグは、スリーブ継手の開口端部内壁面に設
けられた雌雄関係にある鋸歯噛み合い式嵌着機構に、該
開口からプラグを押し込むことにより嵌着される。同
（ｂ）図におけるプラグの装着部１（斜線を付した部
分）の外壁に刻設されている嵌着機構は螺着式であり、
プラグの材質および鉄筋保持部の構造は同（ａ）図のプ
ラグと同じである。なお、同（ｂ）図において装着部１
の基部１２がフランジ形に成形されているが、これは、
このプラグをスリーブ継手に螺着するときまたは螺着後
脱離するときここをつまんで螺着または脱離すれば、こ
こが硬質であるため作業しやすい利点がある。この利点
はフランジ形基部の周縁にギザギザを設けると一層大き
い。
す。このものは内付け方式のプラグであって、１は硬質
ポリエチレン製の装着部（斜線を付した部分）であり、
２は軟質プラスチックとして、例えば三菱油化株式会社
製スチレン系エラストマー、商品名：ラバロン（以下ラ
バロンとする）製の鉄筋保持部である。同（ａ）図にお
けるプラグの装着部１の外壁に刻設されている嵌着機構
５は鋸歯噛み合い式である。すなわち、プラグ長軸に傾
斜する背部と該長軸に垂直な腹部とより構成される１段
の鋸歯が１段または複数段設けられている。鉄筋保持部
２はその長軸に沿って鉄筋を遊挿できる貫通孔である鉄
筋挿通孔３が設けられており、該挿通孔の内壁面上には
挿通孔長軸に垂直方向に突設された薄肉の環状ひれ４が
複数個設けられている。この環状ひれ４は好ましくは鉄
筋挿通孔３の入口に始まり出口に終り、ほぼ等間隔に設
けられ、その開き径Ｄは挿通される鉄筋の外径より小さ
い。このプラグは、スリーブ継手の開口端部内壁面に設
けられた雌雄関係にある鋸歯噛み合い式嵌着機構に、該
開口からプラグを押し込むことにより嵌着される。同
（ｂ）図におけるプラグの装着部１（斜線を付した部
分）の外壁に刻設されている嵌着機構は螺着式であり、
プラグの材質および鉄筋保持部の構造は同（ａ）図のプ
ラグと同じである。なお、同（ｂ）図において装着部１
の基部１２がフランジ形に成形されているが、これは、
このプラグをスリーブ継手に螺着するときまたは螺着後
脱離するときここをつまんで螺着または脱離すれば、こ
こが硬質であるため作業しやすい利点がある。この利点
はフランジ形基部の周縁にギザギザを設けると一層大き
い。
【００１２】図１のプラグを製作するには、まず、鉄筋
保持部を成型する金型を組み立ててラバロンで鉄筋保持
部を射出成型する。ついで、鉄筋保持部の外壁に接して
いる金型を外して装着部の外壁に接すべき金型を配置
し、この金型と鉄筋保持部外壁との間に生じた間隙内に
硬質ポリエチレンを射出する。これにより鉄筋保持部と
装着部とが一体的に結合されたプラグが射出成型により
製作される。上記製作順序を変えて装着部をまず成型し
た後、装着部内壁に接している金型を外して鉄筋保持部
内壁に接すべき金型を配置してこの金型と装着部内壁と
の間に生じた間隙内に射出成型する方法でもよい。
保持部を成型する金型を組み立ててラバロンで鉄筋保持
部を射出成型する。ついで、鉄筋保持部の外壁に接して
いる金型を外して装着部の外壁に接すべき金型を配置
し、この金型と鉄筋保持部外壁との間に生じた間隙内に
硬質ポリエチレンを射出する。これにより鉄筋保持部と
装着部とが一体的に結合されたプラグが射出成型により
製作される。上記製作順序を変えて装着部をまず成型し
た後、装着部内壁に接している金型を外して鉄筋保持部
内壁に接すべき金型を配置してこの金型と装着部内壁と
の間に生じた間隙内に射出成型する方法でもよい。
【００１３】本発明のプラグの他の態様例を図２に示
す。このものは外付け方式のプラグである。装着部１
（斜線を付した部分）は大径円筒と小径円筒とが一体化
した形状のものであって、大径円筒はスリーブ継手開口
端部外壁に嵌着できる構造となっており、小径円筒はそ
の内側に鉄筋保持部２が一体的に結合されて収容されて
いる。この鉄筋保持部の構造は図１に示したプラグの場
合と同様である。装着部の大径円筒内壁に設けられてい
る嵌着機構は鉢巻嵌合式である。すなわち、大径円筒入
口縁にこれを一周する突条６が突設されていて、大径円
筒にスリーブ継手開口端部が収容されるようこれを継手
端部に押し当てていくと、上記突条の開き径が継手の外
径より小さいので大径円筒が外側にやや開きながら進ん
でいく。継手の外壁には上記突条が嵌合すべき凹溝が刻
設されていて、上記突条がこの凹溝の位置まで進むと開
いていた大径円筒の反力により突条が凹溝の中にぴった
り嵌合する。この嵌合のとき大径円筒の底と継手開口端
とは接触する。上記嵌着力増大のため大径円筒の側面を
外側にやや湾曲させておくことが好ましい。このプラグ
もまた図１のプラグと同様にして硬質ポリエチレンとラ
バロンにより射出成型で製作される。
す。このものは外付け方式のプラグである。装着部１
（斜線を付した部分）は大径円筒と小径円筒とが一体化
した形状のものであって、大径円筒はスリーブ継手開口
端部外壁に嵌着できる構造となっており、小径円筒はそ
の内側に鉄筋保持部２が一体的に結合されて収容されて
いる。この鉄筋保持部の構造は図１に示したプラグの場
合と同様である。装着部の大径円筒内壁に設けられてい
る嵌着機構は鉢巻嵌合式である。すなわち、大径円筒入
口縁にこれを一周する突条６が突設されていて、大径円
筒にスリーブ継手開口端部が収容されるようこれを継手
端部に押し当てていくと、上記突条の開き径が継手の外
径より小さいので大径円筒が外側にやや開きながら進ん
でいく。継手の外壁には上記突条が嵌合すべき凹溝が刻
設されていて、上記突条がこの凹溝の位置まで進むと開
いていた大径円筒の反力により突条が凹溝の中にぴった
り嵌合する。この嵌合のとき大径円筒の底と継手開口端
とは接触する。上記嵌着力増大のため大径円筒の側面を
外側にやや湾曲させておくことが好ましい。このプラグ
もまた図１のプラグと同様にして硬質ポリエチレンとラ
バロンにより射出成型で製作される。
【００１４】環状ひれ４および突条６は切れ目なく一周
するものであってもよく、切れ目があるものであっても
よい。
するものであってもよく、切れ目があるものであっても
よい。
【００１５】
【発明の効果】本発明のプラグは、それぞれ異なった剛
性を要求される装着部および鉄筋保持部に対しそれぞれ
の要求に合致する材料が使用されるので、従来のプラグ
にくらべシール能力が同じで継手に対する固定力が大き
いプラグが提供できる。なお、従来のプラグは外付け方
式であったが、本発明のプラグのうち内付け方式のもの
は鉄筋保持部が継手端部内に収容されているため継手に
対する固定力が外付け方式よりさらに大きくなるほか、
継手の外での鉄筋のコンクリートとの非接触部分がなく
なって、いわゆる断面欠損がなくなる利点がある。ま
た、図１（ｂ）に示したように装着部の基部をフランジ
状に成形しておくとプラグの螺着および脱離作業上便利
である。
性を要求される装着部および鉄筋保持部に対しそれぞれ
の要求に合致する材料が使用されるので、従来のプラグ
にくらべシール能力が同じで継手に対する固定力が大き
いプラグが提供できる。なお、従来のプラグは外付け方
式であったが、本発明のプラグのうち内付け方式のもの
は鉄筋保持部が継手端部内に収容されているため継手に
対する固定力が外付け方式よりさらに大きくなるほか、
継手の外での鉄筋のコンクリートとの非接触部分がなく
なって、いわゆる断面欠損がなくなる利点がある。ま
た、図１（ｂ）に示したように装着部の基部をフランジ
状に成形しておくとプラグの螺着および脱離作業上便利
である。
【図１】本発明プラグの一つの態様例（内付け方式）を
示す縦断面図
示す縦断面図
【図２】本発明プラグの他の態様例（外付け方式）を示
す縦断面図
す縦断面図
【図３】従来のプラグを示す縦断面図
１ 装着部 ２ 鉄筋保持部 ３ 鉄筋挿通孔 ４ 環状ひれ ５ 鋸歯式噛み合い嵌着機構 ６ 突条 ７ 装着部 ８ 鉄筋保持部 ９ 鉄筋挿通孔 １０ 環状ひれ １１ 側孔 １２ 基部 Ｄ 開き径
Claims (1)
- 【請求項１】 スリーブ継手の開口端部に設けられた嵌
着機構と雌雄嵌合式に嵌合できる嵌着機構を具えて該端
部に装着できる外層部である硬質プラスチックおよび硬
質エラストマー（以下総称して硬質プラスチックとす
る）製の装着部と、この内部にこれと一体的に結合して
いる内層部である軟質プラスチックおよび軟質エラスト
マー（以下総称して軟質プラスチックとする）製の鉄筋
保持部とより構成され、該鉄筋保持部の鉄筋挿通孔内壁
面上に複数個の環状ひれ突起が設けられていることを特
徴とするスリーブ継手用プラグ
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21646294A JP3639621B2 (ja) | 1994-08-09 | 1994-08-09 | スリーブ継手用プラグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21646294A JP3639621B2 (ja) | 1994-08-09 | 1994-08-09 | スリーブ継手用プラグ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0849356A true JPH0849356A (ja) | 1996-02-20 |
| JP3639621B2 JP3639621B2 (ja) | 2005-04-20 |
Family
ID=16688861
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21646294A Expired - Fee Related JP3639621B2 (ja) | 1994-08-09 | 1994-08-09 | スリーブ継手用プラグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3639621B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009150049A (ja) * | 2007-12-18 | 2009-07-09 | Tokyo Tekko Co Ltd | 鉄筋連結用シール構造および鉄筋連結装置 |
| CN106677435A (zh) * | 2017-02-28 | 2017-05-17 | 中国建筑第八工程局有限公司 | 自锁卡管式钢筋直插接头 |
| KR101988640B1 (ko) * | 2019-03-04 | 2019-06-12 | (주)제이앤아이 | 철근 커플러 |
-
1994
- 1994-08-09 JP JP21646294A patent/JP3639621B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009150049A (ja) * | 2007-12-18 | 2009-07-09 | Tokyo Tekko Co Ltd | 鉄筋連結用シール構造および鉄筋連結装置 |
| CN106677435A (zh) * | 2017-02-28 | 2017-05-17 | 中国建筑第八工程局有限公司 | 自锁卡管式钢筋直插接头 |
| KR101988640B1 (ko) * | 2019-03-04 | 2019-06-12 | (주)제이앤아이 | 철근 커플러 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3639621B2 (ja) | 2005-04-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040810 |
|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Effective date: 20040917 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041008 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041005 |
|
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