JPH0846858A - カメラシステム - Google Patents
カメラシステムInfo
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- JPH0846858A JPH0846858A JP6181170A JP18117094A JPH0846858A JP H0846858 A JPH0846858 A JP H0846858A JP 6181170 A JP6181170 A JP 6181170A JP 18117094 A JP18117094 A JP 18117094A JP H0846858 A JPH0846858 A JP H0846858A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 大局的な状況把握と局所状況の詳細な観察を
並行して行うことが可能で、かつ、詳細な観察を行おう
とする位置を容易に指定することができるカメラシステ
ムを提供する。 【構成】 複数の撮像手段によるカメラシステムにおい
て、短い焦点距離の撮像手段１と、長い焦点距離の撮像
手段２と、撮像手段の画像信号を可視化する表示手段5,
7 を設ける。この表示手段に表示された画像の注視すべ
き位置を指定するためのタッチパネル等の指定手段６
と、この指定手段により指定された位置に長い焦点距離
の撮像手段の視野方向を制御する位置制御手段10,13 を
設ける。
並行して行うことが可能で、かつ、詳細な観察を行おう
とする位置を容易に指定することができるカメラシステ
ムを提供する。 【構成】 複数の撮像手段によるカメラシステムにおい
て、短い焦点距離の撮像手段１と、長い焦点距離の撮像
手段２と、撮像手段の画像信号を可視化する表示手段5,
7 を設ける。この表示手段に表示された画像の注視すべ
き位置を指定するためのタッチパネル等の指定手段６
と、この指定手段により指定された位置に長い焦点距離
の撮像手段の視野方向を制御する位置制御手段10,13 を
設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の撮像手段によっ
て、大局的な状況把握と局所状況の観察を可能とするカ
メラシステムに関するものである。
て、大局的な状況把握と局所状況の観察を可能とするカ
メラシステムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のカメラシステムは、広角カメラを
用いて広い視野範囲を撮影するか、或いは、ズームカメ
ラと遠隔コントロール雲台を用いて、広い視野範囲と狭
い特定範囲の両方を撮影するように構成されている。
用いて広い視野範囲を撮影するか、或いは、ズームカメ
ラと遠隔コントロール雲台を用いて、広い視野範囲と狭
い特定範囲の両方を撮影するように構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、広角カ
メラを用いた場合、視野領域の大局的な状況把握には適
するものの、ある特定箇所の周辺を注視し詳細に観察こ
とはできないという欠点があった。一方、ズームカメラ
を遠隔コントロール雲台と併用して用いた場合でも、ズ
ームカメラ単体だけでは、大局的な状況把握と局所状況
の詳細な観察を並行して行うことは困難であった。ま
た、ズームカメラ単体では、ズームアップ位置を直観的
に指定することが難しく、注視対象が侵入者等の動くも
のである場合には、その対象を画面に捉え続けて観察を
連続的に行うということは事実上不可能であった。
メラを用いた場合、視野領域の大局的な状況把握には適
するものの、ある特定箇所の周辺を注視し詳細に観察こ
とはできないという欠点があった。一方、ズームカメラ
を遠隔コントロール雲台と併用して用いた場合でも、ズ
ームカメラ単体だけでは、大局的な状況把握と局所状況
の詳細な観察を並行して行うことは困難であった。ま
た、ズームカメラ単体では、ズームアップ位置を直観的
に指定することが難しく、注視対象が侵入者等の動くも
のである場合には、その対象を画面に捉え続けて観察を
連続的に行うということは事実上不可能であった。
【０００４】本発明は、上記従来の課題を解消するため
になされたものであり、大局的な状況把握と局所状況の
詳細な観察を並行して行うことが可能で、かつ、詳細な
観察を行おうとする位置を容易に指定することができる
カメラシステムを提供することを目的とするものであ
る。
になされたものであり、大局的な状況把握と局所状況の
詳細な観察を並行して行うことが可能で、かつ、詳細な
観察を行おうとする位置を容易に指定することができる
カメラシステムを提供することを目的とするものであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、複数の撮像手段によるカメラシステムにお
いて、短い焦点距離の撮像手段と、長い焦点距離の撮像
手段と、撮像手段の画像信号を可視化する表示手段と、
この表示手段に表示された画像の注視すべき位置を指定
するための指定手段と、この指定手段により指定された
位置に長い焦点距離の撮像手段の視野方向を制御する位
置制御手段を設ける。
成するため、複数の撮像手段によるカメラシステムにお
いて、短い焦点距離の撮像手段と、長い焦点距離の撮像
手段と、撮像手段の画像信号を可視化する表示手段と、
この表示手段に表示された画像の注視すべき位置を指定
するための指定手段と、この指定手段により指定された
位置に長い焦点距離の撮像手段の視野方向を制御する位
置制御手段を設ける。
【０００６】また、本発明は、長い焦点距離の撮像手段
を、位置制御手段を介して短い焦点距離の撮像手段に取
り付けることができる。さらに、本発明は、２つの撮像
手段を、移動式台車に搭載することができる。この場
合、長い焦点距離の撮像手段の視野方向を制御する間、
台車を停止又は減速することが好ましい。
を、位置制御手段を介して短い焦点距離の撮像手段に取
り付けることができる。さらに、本発明は、２つの撮像
手段を、移動式台車に搭載することができる。この場
合、長い焦点距離の撮像手段の視野方向を制御する間、
台車を停止又は減速することが好ましい。
【０００７】
【作用】表示手段に、短い焦点距離の撮像手段による画
像と長い焦点距離の撮像手段による画像とが並行して表
示されるので、大局的な状況把握と局所状況の詳細な観
察を並行して行うことを可能とする。また、表示手段上
の画像上で注視したい位置を指定手段により指定する
と、長い焦点距離の撮像手段が位置制御手段により指定
された注視位置を表示手段上に表示する。したがって、
簡単な操作で注視したい対象物を拡大表示した画像を得
ることができる。また、注視対象物が移動をしても表示
手段上で指定をするだけで追尾を容易に行うことができ
る。
像と長い焦点距離の撮像手段による画像とが並行して表
示されるので、大局的な状況把握と局所状況の詳細な観
察を並行して行うことを可能とする。また、表示手段上
の画像上で注視したい位置を指定手段により指定する
と、長い焦点距離の撮像手段が位置制御手段により指定
された注視位置を表示手段上に表示する。したがって、
簡単な操作で注視したい対象物を拡大表示した画像を得
ることができる。また、注視対象物が移動をしても表示
手段上で指定をするだけで追尾を容易に行うことができ
る。
【０００８】長い焦点距離の撮像手段を、位置制御手段
を介して短い焦点距離の撮像手段に取り付けると、長い
焦点距離の撮像手段の位置決め制御を、短い焦点距離の
撮像手段の視野範囲に対して行えばよいこととなるで、
制御のための計算を簡単にすることができる。また、２
つの撮像手段は、移動式台車に搭載して、この台車の位
置を制御することにより、その視野範囲を広範囲なもの
とすることができる。この際、長い焦点距離の撮像手段
の視野範囲を制御する時には、台車を停止又は減速する
ことにより、制御のための計算を簡単なものとすること
ができる。
を介して短い焦点距離の撮像手段に取り付けると、長い
焦点距離の撮像手段の位置決め制御を、短い焦点距離の
撮像手段の視野範囲に対して行えばよいこととなるで、
制御のための計算を簡単にすることができる。また、２
つの撮像手段は、移動式台車に搭載して、この台車の位
置を制御することにより、その視野範囲を広範囲なもの
とすることができる。この際、長い焦点距離の撮像手段
の視野範囲を制御する時には、台車を停止又は減速する
ことにより、制御のための計算を簡単なものとすること
ができる。
【０００９】
【実施例】本発明のカメラシステムの実施例を図を用い
て詳細に説明する。図１はカメラシステムに用いるカメ
ラ部分の詳細を示し、図２はカメラシステムの全体を示
す。図において、１は、短い焦点距離即ち広い視野範囲
を有する広角カメラ、２は広角カメラ１を水平方向に回
転させるヨー軸回転雲台、３は、視野範囲を可変とする
ズームカメラ、４は、ズームカメラ３をヨー軸で水平方
向に回転させ、ピッチ軸で垂直方向に回転させる２軸回
転雲台であり、広角カメラ１に吊設される。
て詳細に説明する。図１はカメラシステムに用いるカメ
ラ部分の詳細を示し、図２はカメラシステムの全体を示
す。図において、１は、短い焦点距離即ち広い視野範囲
を有する広角カメラ、２は広角カメラ１を水平方向に回
転させるヨー軸回転雲台、３は、視野範囲を可変とする
ズームカメラ、４は、ズームカメラ３をヨー軸で水平方
向に回転させ、ピッチ軸で垂直方向に回転させる２軸回
転雲台であり、広角カメラ１に吊設される。
【００１０】これらカメラ１，３は、台車１５に搭載さ
れて移動可能とされる。すなわち、レール１６上を移動
する台車１５に、ヨー軸回転雲台２を介して広角カメラ
１が吊設される。１３は、雲台２，４及び台車１５を動
かすためのモータコントローラである。以上の各装置
は、例えば監視領域に配置される。
れて移動可能とされる。すなわち、レール１６上を移動
する台車１５に、ヨー軸回転雲台２を介して広角カメラ
１が吊設される。１３は、雲台２，４及び台車１５を動
かすためのモータコントローラである。以上の各装置
は、例えば監視領域に配置される。
【００１１】５は広角カメラ１からの画像を表示するデ
ィスプレイで、７はズームカメラ３からの画像を表示す
るディスプレイである。広角カメラ用ディスプレイ５の
画面上には、注視位置を指示入力するためのタッチパネ
ル６が付加される。また、８は、ヨー軸回転雲台２の方
向を決定するためのコントロールダイアル及び、台車を
移動させるための操作部を有するコントローラで、９
は、２軸回転雲台４の方向を調整し、ズームカメラ３の
ズーム比を調整するためのコントロールジョイスティッ
クである。
ィスプレイで、７はズームカメラ３からの画像を表示す
るディスプレイである。広角カメラ用ディスプレイ５の
画面上には、注視位置を指示入力するためのタッチパネ
ル６が付加される。また、８は、ヨー軸回転雲台２の方
向を決定するためのコントロールダイアル及び、台車を
移動させるための操作部を有するコントローラで、９
は、２軸回転雲台４の方向を調整し、ズームカメラ３の
ズーム比を調整するためのコントロールジョイスティッ
クである。
【００１２】１０はＣＰＵで、１１は、各種プログラム
を格納するＲＯＭである。１２は、ヨー軸回転雲台２と
２軸回転雲台４の現在方向と、タッチパネル６からの指
定された注視位置座標と、コントローラ８のコントロー
ルダイアルから入力された指示情報と、コントロールジ
ョイスティック９から入力された指示情報を読み取るた
めのインタフェースである。１４はＣＰＵ１０からモー
タコントローラ１３への指令及びズームカメラ３への指
令を出すためのインタフェースである。
を格納するＲＯＭである。１２は、ヨー軸回転雲台２と
２軸回転雲台４の現在方向と、タッチパネル６からの指
定された注視位置座標と、コントローラ８のコントロー
ルダイアルから入力された指示情報と、コントロールジ
ョイスティック９から入力された指示情報を読み取るた
めのインタフェースである。１４はＣＰＵ１０からモー
タコントローラ１３への指令及びズームカメラ３への指
令を出すためのインタフェースである。
【００１３】以上の各装置は、ビルの防災センタ等に配
置される。次に、前記構成のカメラシステムの動作につ
いて説明をする。ビルの火災センタ等に常駐する監視員
は、通常は、広角カメラ画像ディスプレイ５の画像を観
察して、大局的観点からの監視を行いながら、コントロ
ーラ８のコントロールダイアルによりヨー軸回転雲台２
を制御し、視野のコントロールを行い、さらにコントロ
ーラ８の操作部により台車を移動制御して、広角カメラ
１の撮影位置を調整する。コントローラ８からの情報は
モータコントローラ１３に送られ、その情報を基にヨー
軸回転雲台２及び台車１５が制御される。
置される。次に、前記構成のカメラシステムの動作につ
いて説明をする。ビルの火災センタ等に常駐する監視員
は、通常は、広角カメラ画像ディスプレイ５の画像を観
察して、大局的観点からの監視を行いながら、コントロ
ーラ８のコントロールダイアルによりヨー軸回転雲台２
を制御し、視野のコントロールを行い、さらにコントロ
ーラ８の操作部により台車を移動制御して、広角カメラ
１の撮影位置を調整する。コントローラ８からの情報は
モータコントローラ１３に送られ、その情報を基にヨー
軸回転雲台２及び台車１５が制御される。
【００１４】広角カメラ用ディスプレイ５中に映し出さ
れた大局的観点からの監視画像中に不審箇所が発見され
た場合、監視員はこの画像中の不審箇所を指等でポイン
ティングする。このポインティングされた注視要求位置
は、タッチパネル６によりその座標が読み取られ、イン
タフェース１２を介してＣＰＵ１０へ送られる。ＣＰＵ
１０では、ＲＯＭ１１に格納された「画面座標−ズーム
雲台ピッチ，ヨー角変換プログラム」のアルゴリズムに
則って、ズーム雲台ピッチ，ヨー角変換計算が成され、
その結果がインタフェース１４を経てモータコントロー
ラ１３に送られる。このとき、台車１５を移動している
場合には、台車１５を自動的に停止させるか又は減速さ
せることにより、制御のための計算を簡単なものとする
ことができる。
れた大局的観点からの監視画像中に不審箇所が発見され
た場合、監視員はこの画像中の不審箇所を指等でポイン
ティングする。このポインティングされた注視要求位置
は、タッチパネル６によりその座標が読み取られ、イン
タフェース１２を介してＣＰＵ１０へ送られる。ＣＰＵ
１０では、ＲＯＭ１１に格納された「画面座標−ズーム
雲台ピッチ，ヨー角変換プログラム」のアルゴリズムに
則って、ズーム雲台ピッチ，ヨー角変換計算が成され、
その結果がインタフェース１４を経てモータコントロー
ラ１３に送られる。このとき、台車１５を移動している
場合には、台車１５を自動的に停止させるか又は減速さ
せることにより、制御のための計算を簡単なものとする
ことができる。
【００１５】モータコントローラ１３では、送られた情
報を基に２軸回転雲台４が制御され、ズームカメラ３が
注視要求位置へ向けられる。ズームカメラ３の画像は、
ズームカメラ用ディスプレイ７に表示される。監視員
は、このズームカメラ用ディスプレイ７上の注視画像を
見ながら、コントロールジョイスティック９によりカメ
ラ位置とズーム比を調整することにより、不審箇所を詳
細に観察することができる。つまり、監視員は、ズーム
カメラ用雲台の複雑なコントロールを意識する必要がな
くなる。また、監視員は、広角カメラ用ディスプレイ５
による大局的観点からの監視と、ズームカメラ用ディス
プレイ７による注視位置近傍の詳細な観察が並行して行
うことができる。
報を基に２軸回転雲台４が制御され、ズームカメラ３が
注視要求位置へ向けられる。ズームカメラ３の画像は、
ズームカメラ用ディスプレイ７に表示される。監視員
は、このズームカメラ用ディスプレイ７上の注視画像を
見ながら、コントロールジョイスティック９によりカメ
ラ位置とズーム比を調整することにより、不審箇所を詳
細に観察することができる。つまり、監視員は、ズーム
カメラ用雲台の複雑なコントロールを意識する必要がな
くなる。また、監視員は、広角カメラ用ディスプレイ５
による大局的観点からの監視と、ズームカメラ用ディス
プレイ７による注視位置近傍の詳細な観察が並行して行
うことができる。
【００１６】また、注視対象が不審人物等の動くもので
あって、ズームカメラ用ディスプレイ７から観察対象物
が外れたとしても、広角カメラ用ディスプレイ５の監視
画像上を指等でその位置を追従するだけでズームカメラ
の向きをコントロールできるので、観察対象物を容易に
捉えることができる。したがって、視覚的追尾が容易に
なり、監視の品質を向上させることができるようにな
る。
あって、ズームカメラ用ディスプレイ７から観察対象物
が外れたとしても、広角カメラ用ディスプレイ５の監視
画像上を指等でその位置を追従するだけでズームカメラ
の向きをコントロールできるので、観察対象物を容易に
捉えることができる。したがって、視覚的追尾が容易に
なり、監視の品質を向上させることができるようにな
る。
【００１７】さらに、本例のように、広角カメラ１に２
軸回転雲台４を介してズームカメラ３を取り付けると、
ズームカメラ３は広角カメラ１の視野範囲に対して位置
決め制御の計算がされれば良いのであるから、ズームカ
メラ３の方向制御が簡単なものとなる。以上、本発明の
実施例について説明をしてきたが、本発明は、上記実施
例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載さ
れた範囲内で種々変更が可能なものである。以下に、変
更例を列挙する。
軸回転雲台４を介してズームカメラ３を取り付けると、
ズームカメラ３は広角カメラ１の視野範囲に対して位置
決め制御の計算がされれば良いのであるから、ズームカ
メラ３の方向制御が簡単なものとなる。以上、本発明の
実施例について説明をしてきたが、本発明は、上記実施
例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載さ
れた範囲内で種々変更が可能なものである。以下に、変
更例を列挙する。
【００１８】実施例では、視野範囲を広角と注視位置の
２段階としているが、視野範囲を広角、標準、注視位置
等３段あるいはそれ以上とすることも可能であり、これ
に伴い、撮像手段に広角、標準、ズームのカメラあるい
はズームカメラを複数台設けるような構成としても良
い。また、１つの広角カメラ用ディスプレイに対して、
２つ以上のズームカメラを設け、注視位置を複数設ける
こともできる。さらに、ズームカメラを用いる代わり
に、焦点距離の長い固定焦点カメラを使用することもで
きる。
２段階としているが、視野範囲を広角、標準、注視位置
等３段あるいはそれ以上とすることも可能であり、これ
に伴い、撮像手段に広角、標準、ズームのカメラあるい
はズームカメラを複数台設けるような構成としても良
い。また、１つの広角カメラ用ディスプレイに対して、
２つ以上のズームカメラを設け、注視位置を複数設ける
こともできる。さらに、ズームカメラを用いる代わり
に、焦点距離の長い固定焦点カメラを使用することもで
きる。
【００１９】また、カメラ１，３を台車に搭載する代わ
りに、天井等に固定して取り付けることが可能である。
さらに、広角カメラ１は、台車を介さずに壁又は天井等
に直接固定することも可能であり、逆に、ピッチ軸を追
加して垂直方向にも回転できるようにしても良い。さら
に、広角カメラ１とズームカメラ３の上下関係を図とは
逆にすることも可能であるし、両方のカメラ１，３を別
々に雲台を介して台車、壁、天井等に取り付けることも
可能である。
りに、天井等に固定して取り付けることが可能である。
さらに、広角カメラ１は、台車を介さずに壁又は天井等
に直接固定することも可能であり、逆に、ピッチ軸を追
加して垂直方向にも回転できるようにしても良い。さら
に、広角カメラ１とズームカメラ３の上下関係を図とは
逆にすることも可能であるし、両方のカメラ１，３を別
々に雲台を介して台車、壁、天井等に取り付けることも
可能である。
【００２０】また、ディスプレイは、広角カメラ用とズ
ームカメラ用に２つ設けるのではなく、１つのディスプ
レイの全体に広角カメラからの画像を表示させ、ディス
プレイの一部にズームカメラからの画像を表示させるこ
ともできる。一方、注視したい位置を指定するための指
定手段としては、実施例に限らず、マウスやタッチペン
等のポインティングデバイスを使って指定しても良い。
ームカメラ用に２つ設けるのではなく、１つのディスプ
レイの全体に広角カメラからの画像を表示させ、ディス
プレイの一部にズームカメラからの画像を表示させるこ
ともできる。一方、注視したい位置を指定するための指
定手段としては、実施例に限らず、マウスやタッチペン
等のポインティングデバイスを使って指定しても良い。
【００２１】さらに、コントロールジョイスティック９
の代わりに、ズームカメラ用ディスプレイ７にも広角カ
メラ用ディスプレイ５のタッチパネル６と同様のタッチ
パネル等のポインティングデバイスを付加し、それによ
って２軸回転雲台４の方向とズームカメラ３のズーム比
をコントロールすることもできる。
の代わりに、ズームカメラ用ディスプレイ７にも広角カ
メラ用ディスプレイ５のタッチパネル６と同様のタッチ
パネル等のポインティングデバイスを付加し、それによ
って２軸回転雲台４の方向とズームカメラ３のズーム比
をコントロールすることもできる。
【００２２】
【発明の効果】本発明によれば、大局的な状況把握と局
所状況の詳細な観察を並行して行うことが可能で、か
つ、詳細な観察を行う位置を容易に指定することができ
るカメラシステムを得ることができる。
所状況の詳細な観察を並行して行うことが可能で、か
つ、詳細な観察を行う位置を容易に指定することができ
るカメラシステムを得ることができる。
【図１】本発明のカメラシステムの実施例のカメラ部分
を示す図。
を示す図。
【図２】本発明のカメラシステムの実施例の全体を示す
図。
図。
１…広角カメラ ２…ヨー軸回転雲台 ３…ズームカメラ ４…２軸回転雲台 ５，６…ディスプレイ ７…タッチパネル ８…コントローラ ９…コントロールジョイスティック １０…ＣＰＵ １１…ＲＯＭ １２，１４…インタフェース １３…モータコントローラ １４…２軸回転雲台 １５…台車 １６…レール
Claims (4)
- 【請求項１】 複数の撮像手段によるカメラシステムに
おいて、短い焦点距離の撮像手段と、長い焦点距離の撮
像手段と、撮像手段の画像信号を可視化する表示手段
と、この表示手段に表示された画像の注視すべき位置を
指定するための指定手段と、この指定手段により指定さ
れた位置に前記長い焦点距離の撮像手段の視野方向を制
御する位置制御手段を具備したことを特徴とするカメラ
システム。 - 【請求項２】 前記長い焦点距離の撮像手段を、前記位
置制御手段を介して前記短い焦点距離の撮像手段に取り
付けたことを特徴とする請求項１記載のカメラシステ
ム。 - 【請求項３】 前記短い焦点距離の撮像手段及び前記長
い焦点距離の撮像手段を移動式台車に搭載したことを特
徴とする請求項１記載のカメラシステム。 - 【請求項４】 前記移動式台車の速度を、前記長い焦点
距離の撮像手段の視野方向を制御する間、減速又は停止
させる手段を有することを特徴とする請求項３記載のカ
メラシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6181170A JPH0846858A (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | カメラシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6181170A JPH0846858A (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | カメラシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0846858A true JPH0846858A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16096116
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6181170A Pending JPH0846858A (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | カメラシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0846858A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007267347A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-10-11 | Sanyo Electric Co Ltd | 撮影装置 |
| WO2012053623A1 (ja) * | 2010-10-22 | 2012-04-26 | Murakami Naoyuki | 数値制御機器のテレビカメラモニター画面での操作方法 |
| JP2012165217A (ja) * | 2011-02-08 | 2012-08-30 | Naoyuki Murakami | 数値制御機器のテレビカメラモニター画面の関連操作方法 |
| JP2012175215A (ja) * | 2011-02-18 | 2012-09-10 | Naoyuki Murakami | テレビカメラを取り付けた数値制御機器のテレビモニター画面の操作方法 |
| KR20170004532A (ko) * | 2015-07-03 | 2017-01-11 | 엘지이노텍 주식회사 | 광각 촬영장치 및 이를 포함하는 모바일 기기 |
-
1994
- 1994-08-02 JP JP6181170A patent/JPH0846858A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007267347A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-10-11 | Sanyo Electric Co Ltd | 撮影装置 |
| US7843499B2 (en) | 2006-02-28 | 2010-11-30 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Image capturing system employing different angle cameras on a common rotation axis and method for same |
| WO2012053623A1 (ja) * | 2010-10-22 | 2012-04-26 | Murakami Naoyuki | 数値制御機器のテレビカメラモニター画面での操作方法 |
| JP2012090196A (ja) * | 2010-10-22 | 2012-05-10 | Naoyuki Murakami | 数値制御機器のテレビカメラモニター画面での操作方法 |
| JP2012165217A (ja) * | 2011-02-08 | 2012-08-30 | Naoyuki Murakami | 数値制御機器のテレビカメラモニター画面の関連操作方法 |
| JP2012175215A (ja) * | 2011-02-18 | 2012-09-10 | Naoyuki Murakami | テレビカメラを取り付けた数値制御機器のテレビモニター画面の操作方法 |
| KR20170004532A (ko) * | 2015-07-03 | 2017-01-11 | 엘지이노텍 주식회사 | 광각 촬영장치 및 이를 포함하는 모바일 기기 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040120 |