JPH0845640A - Fpcコネクタのテーピング方法 - Google Patents

Fpcコネクタのテーピング方法

Info

Publication number
JPH0845640A
JPH0845640A JP6194708A JP19470894A JPH0845640A JP H0845640 A JPH0845640 A JP H0845640A JP 6194708 A JP6194708 A JP 6194708A JP 19470894 A JP19470894 A JP 19470894A JP H0845640 A JPH0845640 A JP H0845640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fpc
cover
housing
connector
fpc connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6194708A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3342585B2 (ja
Inventor
Masaru Sato
優 佐藤
Kiyoshi Asai
浅井  清
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SMK Corp
Original Assignee
SMK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SMK Corp filed Critical SMK Corp
Priority to JP19470894A priority Critical patent/JP3342585B2/ja
Publication of JPH0845640A publication Critical patent/JPH0845640A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3342585B2 publication Critical patent/JP3342585B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カバーをオープン状態のままFPC用コネク
タをテーピングしても正しい位置に実装でき、かつ実装
後の作業性に優れたテーピング方法を提供することを目
的とする。 【構成】 FPC用コネクタ30は、ハウジング32に
FPC挾着用のカバー36を上下方向に進退自在に設け
たものからなり、このカバー36をハウジング32から
上方に突出し、FPC25の差し込み可能なオープン状
態で収納する。FPC用コネクタ30は、カバー36が
オープン状態でキャリヤテープ16の凹部17に収納さ
れていても、ハウジング32の幅方向のがたつきがな
い。したがって、実装時には、FPC用コネクタ30は
自動実装機31により常にプリント基板26の正しい位
置に搬送され、端子部56と保持片38が、半田28に
よって常に所定位置に接続される。プリント基板26に
固定された後、FPC用コネクタ30にFPC25を挿
入し接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、FPC用コネクタを自
動実装機でプリント基板などに表面実装する場合の前処
理として、キャリヤテープにFPC用コネクタを収納し
てトップカバーテープ20で被覆しテーピングとするた
めのFPCコネクタのテーピング方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のFPC用コネクタ10は、図8に
示すように、FPC25の挾着用のカバー14が横方向
から進退自在に設けられ、このFPC用コネクタ10を
図9または図10に示すように、キャリヤテープ16に
収納し、図7に示すような方法でプリント基板26など
に表面実装していた。
【0003】さらに詳しく説明すると、図7において、
FPC用コネクタ10はキャリヤテープ16の凹部17
に1個ずつ収納され、その上にトップカバーテープ20
を貼着して、いわゆるテーピングを行ないリール11に
巻き付けておく。このリール11からキャリヤテープ1
6を引き出し、トップカバーテープ20を剥がしなが
ら、自動実装機31の吸着ノズル33で1個ずつ吸着
し、プリント基板26の位置まで搬送する。このFPC
用コネクタ10は、プリント基板26の所定位置に、ハ
ウジング13から突出したコンタクト12の端子半田付
け部23と、側面の保持片とを、半田フィレット28に
よって機械的に固定するとともに電気的な接続を行な
う。このとき、カバー14は、図8の鎖線のように、ハ
ウジング13のFPC挿入孔15に挿入されたままとな
っている。
【0004】FPC用コネクタ10は、キャリヤテープ
16の凹部17に収納されているときには、従来から、
図8の実線および図9に示すようにカバー14がハウジ
ング13に完全に差し込まれた状態(以下、クローズ状
態という)にある。そして、プリント基板26への実装
後に、カバー14をFPC挿入孔15から実線で示すよ
うに、引き抜いて途中まで突出させFPC25が差し込
める状態(以下、オープン状態という)にする。なお、
オープン状態では、図示しないが、カバー14の両側部
分に係止片が設けられ、この係止片がハウジング13の
両側の抜け止めに係止し、カバー14がハウジング13
から外れることはない。この状態で、FPC25の端部
を、カバー14の切欠き18から挿入板部19の下面に
沿って滑らすようにして差し込み、さらにハウジング1
3の図8中の右端面から内方に水平に切り込まれたFP
C挿入孔15へ挿入する。
【0005】FPC25の挿入後、カバー14をFPC
挿入孔15に圧入すると、カバー14の挿入板部19が
FPC25をばね状圧接片21の弾性に抗して上から下
へ抑えつけてコンタクト12のばね状圧接片21に圧接
する。このとき、ばね状圧接片21は下面の隙間24側
へやや湾曲する。コンタクト12は、ばね状圧接片21
と固定部22とによって横向きU字形となっているの
で、その挾持力によってFPC25とばね状圧接片21
とが接続される。なお、この種の表面実装用コネクタ3
0におけるコンタクト34は、厚さb=0.25mm程
度の導電性とばね性を有する金属板を使用し、d=1.
0mmのピッチで20〜40程度を配列している。そし
て、これを接続するプリント基板26には、幅a=0.
7mmの配線パターン部29を形成し、その上に半田層
37をスクリーン印刷している。そのため、配線パター
ン部29同士の隙間c=0.3mmしかない。また、半
田層37の厚さは200μm程度である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】表面実装のために、F
PC用コネクタ10をキャリヤテープ16に予めテーピ
ングする場合において、図9に示すようなクローズ状態
にあると、FPC用コネクタ10の幅d1は、一定であ
るから、凹部17の内部幅の許容差を最小限にでき、し
たがって、キャリヤテープ16の両側に一定間隔で穿設
された装着穴によって吸着ノズル33の位置制御をすれ
ば正しい位置に実装できる。
【0007】しかし、FPC用コネクタ10をテーピン
グして納入する時に、カバー14がクローズ状態にある
と、実装後のFPC25の組み立て時にカバー14を途
中まで引き抜いてオープン状態にしなければならないの
で、作業性が悪くなる。また、カバー14とハウジング
13に、クローズ状態の抜け止めと、オープン状態の抜
け止めとを必要とするばかりか、一旦クローズ状態から
オープン状態に戻そうとして強く引き出すと、FPC用
コネクタ10が超小型化されていることもあって、抜け
止め部分が破壊するおそれがあった。
【0008】そこで、FPC用コネクタ10をキャリヤ
テープ16にテーピングする場合において、図10に示
すように、カバー14をオープン状態にして、実装後に
FPC25をすぐに差し込める状態のままにしておく
と、FPC25接続の作業性に優れ、かつ、抜け止め部
分の破壊のおそれもない。
【0009】しかし、カバー14がオープン状態にある
と、カバー14がキャリヤテープ16の内部でがたつい
て、幅d2が輸送中などに変化することがあり、キャリ
ヤテープ16の両側の装着穴による吸着ノズル33の位
置制御が不正確になり、正しい位置に実装できない。こ
れは自動実装では重大な問題である。また、FPC用コ
ネクタ10は、プリント基板26の端部に実装される場
合が多いので、カバー14がオープン状態ではプリント
基板26の端部から飛び出しており、プリント基板26
をねじ止めする場合に邪魔になり、さらに、飛び出して
いるカバー14が外れて紛失するおそれがあるなどの問
題があった。
【0010】本発明は、キャリヤテープにFPC用コネ
クタを収納する場合、カバーをオープン状態にしたまま
でも正しい位置に実装でき、かつ実装後の作業性に優
れ、かつ、抜け止め部分の破壊のおそれもないテーピン
グ方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、キャリヤテー
プ16に所定ピッチで形成した凹部17に、FPC用コ
ネクタ30を収納した後、凹部17をトップカバーテー
プ20で被覆した表面実装のためのテーピング方法にお
いて、前記FPC用コネクタ30は、ハウジング32
と、このハウジング32内に収納されたFPC接続用の
複数列のコンタクト34と、このハウジング32の上面
に設けたカバー挿入孔46に上下方向に進退自在に設け
たFPC挾着用のカバー36とを具備し、このカバー3
6は、押し下げ時に前記複数列のコンタクト34を押圧
する押圧板部57と、抜け止め用の係止片58とを一体
に設け、このカバー36を上からカバー挿入孔46に嵌
め込み、FPC25の差し込み可能なオープン状態でF
PC用コネクタ30をキャリヤテープ16に収納したこ
とを特徴とするFPCコネクタのテーピング方法であ
る。
【0012】
【作用】キャリヤテープ16のトップカバーテープ20
を剥がしながら、自動実装機31の吸着ノズル33でF
PC用コネクタ30を1個ずつ吸着し、プリント基板2
6の位置まで搬送する。このとき、FPC用コネクタ3
0は、カバー36がオープン状態でキャリヤテープ16
の凹部17に収納されているが、カバー36は上下方向
に進退自在であり、幅方向に変化する構成部分がなく、
ハウジング32の幅方向のがたつきがない。したがっ
て、吸着ノズル33により常にFPC用コネクタ30の
一定位置が精度よく吸着され、プリント基板26の正し
い位置に搬送され、端子半田付け部56と保持片38
が、半田フィレット28によって常に所定位置に接続さ
れる。カバー36がオープン状態なので、そのままの状
態でFPC用コネクタ30にFPC25を挿入し接続す
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図6によ
り説明する。本発明では、FPC用コネクタ30は、ハ
ウジング32にFPC25の挾着用のカバー36を上下
方向に進退自在に設けたものを用い、このカバー36を
オープン状態のままでキャリヤテープ16に収納するよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0014】まず、本発明で用いられるFPC用コネク
タ30の構成を説明すると、このFPC用コネクタ30
は、ハウジング32と、このハウジング32内に収納保
持された複数列のコンタクト34と、カバー36と、保
持片38とからなっている。なお、コンタクト34は、
図2の例では、30列としたが、図3では、図示の関係
上6列とした。しかし、この列の数は図示の例に限られ
るものではない。
【0015】前記ハウジング32の正面には、略中央に
FPC25を挿入するためのFPC挿入孔40が水平に
開口され、下部にコンタクト係止孔44が複数列設けら
れている。前記FPC挿入孔40の内部には、ストッパ
45が設けられている。前記ハウジング32の背部に
は、前記係止孔44に連通するコンタクト挿入溝47が
設けられ、このコンタクト挿入溝47の下部には、それ
ぞればらつき防止溝41が前記コンタクト挿入溝47に
対して略直角に設けられている。
【0016】前記ハウジング32の上面には、カバー挿
入孔46が一方側に偏らせて設けられ、ハウジング32
の上面の吸着ノズル33による吸着面積をできるだけ大
きくなるようにしている。このハウジング32の両側部
には、カバー36の差し込み孔63と抜止め62が設け
られているとともに、保持片38が設けられ、この保持
片38は、プリント基板26への固定用として下端部が
前記ハウジング32の両側面下部から外部に突出してい
る。
【0017】前記コンタクト34は、板ばねからなり、
ばね状圧接片48とばね状連結片50と端子部52とが
略S字状となるように打ち抜かれ、前記ばね状連結片5
0の端部にばね状押圧片54を上向きに突出し、前記端
子部52の一端部に固定片42を突出し、前記端子部5
2の他端部に端子半田付け部56を突出している。前記
ばね状圧接片48の先端部には接触部49が上向きに突
設され、前記ばね状押圧片54の先端部には押圧部55
が横向きに突設され、前記固定片42には係止爪43が
上向きに突設されている。
【0018】前記端子半田付け部56の近くの上部にば
らつき防止片51が形成されている。このばらつき防止
片51は、図6(a)に示すように、端子半田付け部5
6付近から一体に上方に突出してから略水平に屈曲した
ものとすることができる。また、図6(b)に示すよう
に、端子半田付け部56付近から一体に上方に突出して
から横方向に膨出させたものとすることもできる。
【0019】上述のように形成された複数個のコンタク
ト34は、前記ハウジング32の背面のそれぞれのコン
タクト挿入溝47側から挿入され、ばらつき防止片51
をばらつき防止溝41に係止するとともに、固定片42
を係止孔44に圧入して係止爪43で係止して前記ハウ
ジング32に固定する。特に、ばらつき防止片51をば
らつき防止溝41に係止すると、端子半田付け部56の
下面がハウジング32の下面と正しく一致し、プリント
基板26に固定したとき、配線パターン部29から浮き
上がることがない。また、端子部52も前記ハウジング
32内底面に密着して支持される。
【0020】前記カバー36は、下方へ向かって突出す
る押圧板部57が長手方向に一体に設けられ、この押圧
板部57の両側部に弾性を有する係止片58が下向きに
一体に設けられ、この係止片58の先端下部には外向き
に突出する係止突部60が一体に設けられている。この
カバー36は、上からハウジング32に嵌め込むと、係
止片58が差し込み孔63を通り、係止突部60が抜け
止め62の下面に位置する。このとき、カバー36の押
圧板部57がコンタクト34の押圧部55に接するの
で、カバー36を強く押し込まない限り、カバー36は
オープン状態のままとなる。
【0021】つぎに、このFPC用コネクタ30を収納
するキャリヤテープ16について説明する。キャリヤテ
ープ16がエンボスキャリヤテープである場合について
説明すると、このキャリヤテープ16は、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、塩化ビニールなどのプラスチック材
料からなり、両側縁部には所定のピッチで装着穴27が
あけられ、また、この装着穴27と同期して凹部17が
形成されている。この凹部17の幅と長さは、FPC用
コネクタ30のハウジング32が収納されるように、設
定された許容誤差内とする。また、端子逃げ凹部35を
形成するとともに、必要に応じて吸着ノズル逃げ凹部3
9を形成する。このキャリヤテープ16の深さは、カバ
ー36をオープン状態で収納できるようにする。
【0022】このようなキャリヤテープ16の凹部17
に、FPC用コネクタ30を1個ずつカバー36が上に
なるようにして収納し、実装時に所定の剥離値からで剥
がれるようにトップカバーテープ20を溶着、接着など
により被覆する。これをリール11に巻き付けて搬送す
る。
【0023】なお、キャリヤテープ16は、角穴パンチ
キャリヤテープに角形のパンチ穴をあけ、底面にボトム
カバーテープを貼着し、これにFPC用コネクタ30を
収納した後、トップカバーテープ20を貼着する、いわ
ゆる角穴パンチキャリヤ形テーピングであってもよい。
【0024】つぎに、表面実装は、図7と同様、リール
11からキャリヤテープ16を引き出し、トップカバー
テープ20を剥がしながら、自動実装機31の吸着ノズ
ル33でFPC用コネクタ30を1個ずつ吸着し、プリ
ント基板26の位置まで搬送する。
【0025】このとき、FPC用コネクタ30は、カバ
ー36がオープン状態でキャリヤテープ16の凹部17
に収納されていても、ハウジング32の幅方向のがたつ
きがない。したがって、吸着ノズル33により常にFP
C用コネクタ30の一定位置が精度よく吸着され、プリ
ント基板26の正しい位置に搬送され、端子半田付け部
56と保持片38が、半田フィレット28によって常に
所定位置に接続される。
【0026】つぎに、プリント基板26に固定されたF
PC用コネクタ30にFPC25を挿入接続する作用に
ついて説明する。カバー36は、カバー挿入孔46から
予め上方へ引き出されて、押圧板部57の下面が押圧部
55に軽く接しているだけなので、コンタクト34の接
触部49は、FPC挿入孔40にFPC25を挿入して
も非接触の位置にある。
【0027】このような状態において、FPC挿入孔4
0に、FPC25の先端がストッパ45に当接するまで
差し込む。このとき、FPC25は接触部49と接触す
ることなくFPC挿入孔40内に挿入することができ
る。すなわち、無挿入力(Zero Insertio
n Force)でFPC25を挿入できる。
【0028】ついで、カバー36をカバー挿入孔46内
で下方へ圧入すると、押圧板部57がコンタクト34の
ばね状押圧片54を外側方向へ変位させる。すると、コ
ンタクト34の板ばね弾性によってばね状圧接片48が
上方向へ変位してFPC25の接触部(またはプリント
配線面)に圧接する。すなわち、カバー36を圧入する
と、コンタクト34とFPC25が圧接して接続状態と
なる。なお、カバー36の係止片58は、差し込み孔6
3の下方まで移動して、抜け止め62との係止状態が外
れるが、押圧板部57の側面がばね状押圧片54の押圧
部55に接しつつ板ばね弾性によって横方向に押圧され
るので、カバー36が上方向に抜け出ることはない。
【0029】前記実施例では、無挿入力型、すなわちカ
バー36の非挿入時に、コンタクト34のばね状圧接片
48がFPC挿入孔40内でFPC25と非接触となる
ように形成したものについて説明したが、本発明はこれ
に限るものでなく、カバーの非挿入時に、コンタクトの
ばね状圧接片21がFPC挿入孔内でFPCと軽く接触
するように形成したものについても利用できる。
【0030】前記実施例では、FPC用のコネクタ30
のテーピングについて説明したが、本発明はこれに限る
ものでなく、フレキシブルフラットケーブル(FFC)
用のコネクタについても利用できること勿論である。
【0031】
【発明の効果】
(1)FPC用コネクタ30のカバー36を上下進退自
在とし、このカバー36をオープン状態のままでキャリ
ヤテープ16に収納したので、ハウジング32の幅は一
定であるから、凹部17の内部幅の許容差を最小限にで
き、したがって、FPC用コネクタ30をプリント基板
26の正しい位置に実装できる。
【0032】(2)FPC用コネクタ30のテーピング
納入時にカバー36をオープン状態のままでキャリヤテ
ープ16に収納したので、FPC用コネクタ30の実装
後、カバー36をわざわざオープン状態にすることなく
FPC25を挿入して接続でき、FPC25の接続作業
性に優れている。また、FPC用コネクタ30が超小型
化されていても、カバー36をオープン状態にする必要
がないので抜け止め部分が破壊したりするなどの損傷す
ることがない。
【0033】(3)FPC用コネクタ30のカバー36
を上下進退自在としたので、カバー36の高さが輸送中
などに変化するようなことがあっても、幅方向に変化す
ることがなく、常に正しい位置に実装できる。
【0034】(4)FPC用コネクタ30がプリント基
板26の端部に実装された場合でも、カバー36がプリ
ント基板26の端部から飛び出すことがなく、プリント
基板26をねじ止めする場合に邪魔になったり、さら
に、飛び出しているカバー36が外れて紛失するような
ことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるFPCコネクタのテーピング方法
の一実施例を説明するためのもので、FPC用コネクタ
30をキャリヤテープ16に収納した状態の一部切り欠
いた正面図である。
【図2】図1における平面図である。
【図3】本発明に用いたFPC用コネクタ30の分解斜
視図である。
【図4】本発明に用いたFPC用コネクタ30のカバー
36のオープン状態とクローズ状態を組み合わせた断面
図である。
【図5】本発明に用いたFPC用コネクタ30のプリン
ト基板26への取付け状態の断面図である。
【図6】本発明に用いたFPC用コネクタ30のばらつ
き防止片51の取付け状態を示すもので、(a)(b)
はそれぞれ異なる例を示す部分拡大図である。
【図7】電子部品のテーピングによる表面実装の説明図
である。
【図8】従来のFPC用コネクタ10の断面図である。
【図9】従来のFPC用コネクタ10のカバー14をク
ローズ状態にしてエンボスキャリヤテーピングしたとき
の断面図である。
【図10】従来のFPC用コネクタ10のカバー14を
オープン状態にしてエンボスキャリヤテーピングしたと
きの断面図である。
【符号の説明】
10…FPC用コネクタ、11…リール、12…コンタ
クト、13…ハウジング、14…カバー、15…FPC
挿入孔、16…キャリヤテープ、17…凹部、18…切
欠き、19…挿入板部、20…トップカバーテープ、2
1…ばね状圧接片、22…固定部、23…端子半田付け
部、24…隙間、25…FPC、26…プリント基板、
27…装着穴、28…半田フィレット、29…配線パタ
ーン部、30…FPC用コネクタ、31…自動実装機、
32…ハウジング、33…吸着ノズル、34…コンタク
ト、35…端子逃げ凹部、36…カバー、38…保持
片、39…吸着ノズル逃げ凹部、40…FPC挿入孔、
41…ばらつき防止溝、42…固定片、43…係止爪、
44…係止孔、45…ストッパ、46…カバー挿入孔、
47…コンタクト挿入溝、48…ばね状圧接片、49…
接触部、50…ばね状連結片、51…ばらつき防止片、
52…端子部、54…ばね状押圧片、55…押圧部、5
6…端子半田付け部、57…押圧板部、58…係止片、
60…係止突部、62…抜け止め、63…差し込み孔。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリヤテープ16に所定ピッチで形成
    した凹部17に、FPC用コネクタ30を収納した後、
    凹部17をトップカバーテープ20で被覆した表面実装
    のためのテーピング方法において、前記FPC用コネク
    タ30は、ハウジング32にFPC挾着用のカバー36
    を上下方向に進退自在に設けたものからなり、FPC2
    5の差し込み可能なオープン状態で収納したことを特徴
    とするFPCコネクタのテーピング方法。
  2. 【請求項2】 キャリヤテープ16に所定ピッチで形成
    した凹部17に、FPC用コネクタ30を収納した後、
    凹部17をトップカバーテープ20で被覆した表面実装
    のためのテーピング方法において、前記FPC用コネク
    タ30は、ハウジング32と、このハウジング32内に
    収納されたFPC接続用の複数列のコンタクト34と、
    このハウジング32の上面に設けたカバー挿入孔46に
    上下方向に進退自在に設けたFPC挾着用のカバー36
    とを具備し、このカバー36は、押し下げ時に前記複数
    列のコンタクト34を押圧する押圧板部57と、抜け止
    め用の係止片58とを一体に設け、このカバー36を上
    からカバー挿入孔46に嵌め込み、FPC25の差し込
    み可能なオープン状態でFPC用コネクタ30をキャリ
    ヤテープ16に収納したことを特徴とするFPCコネク
    タのテーピング方法。
  3. 【請求項3】 ハウジング32は、その上面の吸着面積
    ができるだけ大きくなるようにカバー挿入孔46を一方
    側に偏らせて設け、ハウジング32の正面略中央には、
    FPC挿入孔40を水平に開口し、キャリヤテープ16
    は、その凹部17の幅と長さは、FPC用コネクタ30
    のハウジング32が収納されるように設定された許容誤
    差内とし、深さは、カバー36をハウジング32から突
    出した状態で収納できるようにした請求項1または2記
    載のFPCコネクタのテーピング方法。
JP19470894A 1994-07-27 1994-07-27 Fpcコネクタのテーピング方法 Expired - Fee Related JP3342585B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19470894A JP3342585B2 (ja) 1994-07-27 1994-07-27 Fpcコネクタのテーピング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19470894A JP3342585B2 (ja) 1994-07-27 1994-07-27 Fpcコネクタのテーピング方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0845640A true JPH0845640A (ja) 1996-02-16
JP3342585B2 JP3342585B2 (ja) 2002-11-11

Family

ID=16328938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19470894A Expired - Fee Related JP3342585B2 (ja) 1994-07-27 1994-07-27 Fpcコネクタのテーピング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3342585B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5921584U (ja) * 1982-07-30 1984-02-09 星電器製造株式会社 プリント配線板用コネクタ
JPH0266463U (ja) * 1988-11-05 1990-05-18
JPH0286080U (ja) * 1988-12-21 1990-07-06
JPH0378770U (ja) * 1989-07-06 1991-08-09
JPH0551764U (ja) * 1991-12-12 1993-07-09 信越ポリマー株式会社 エンボスキャリアテープ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5921584U (ja) * 1982-07-30 1984-02-09 星電器製造株式会社 プリント配線板用コネクタ
JPH0266463U (ja) * 1988-11-05 1990-05-18
JPH0286080U (ja) * 1988-12-21 1990-07-06
JPH0378770U (ja) * 1989-07-06 1991-08-09
JPH0551764U (ja) * 1991-12-12 1993-07-09 信越ポリマー株式会社 エンボスキャリアテープ

Also Published As

Publication number Publication date
JP3342585B2 (ja) 2002-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6773287B2 (en) Electrical connector for flat conductor
US5336111A (en) Boardlock for an electrical connector
JP2593430Y2 (ja) Fpc/ffc用コネクタ
JP3328764B2 (ja) エッジコネクタ
US6808412B2 (en) Cable connector
US20200169037A1 (en) Connector
JPH08180940A (ja) 電気コネクタ
US4984996A (en) Printed circuit board edge connector
JP2622528B2 (ja) Fpc接続用コネクタ
KR20010098483A (ko) 프린트 배선판용 커넥터
JPH07211370A (ja) プリント回路基板取付型電気コネクタ
KR20010021200A (ko) 플랫케이블용 전기커넥터
US20030040218A1 (en) Electrical connector for mounting on PC board
JPH0845640A (ja) Fpcコネクタのテーピング方法
US4715826A (en) Circuit board connector
JPH0845622A (ja) 表面実装用コネクタ
US20010018290A1 (en) Connector
JP2571826Y2 (ja) 板状ケーブル用コネクタ
JP4102905B2 (ja) 中継コネクタ
JPH11251008A (ja) フラットケーブル用コネクタ
JP2824452B2 (ja) コネクター
JP2001023710A (ja) コンピュータシステム及びそれに使用するコネクタ
EP0420407A1 (en) Electrical connector
JPH07122894A (ja) 電気部品の取付装置
JPH08213118A (ja) 電気コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070823

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080823

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees