JPH084467A - 全回転式ケ−シング掘削機のチャック装置の油圧回路 - Google Patents
全回転式ケ−シング掘削機のチャック装置の油圧回路Info
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- JPH084467A JPH084467A JP13995894A JP13995894A JPH084467A JP H084467 A JPH084467 A JP H084467A JP 13995894 A JP13995894 A JP 13995894A JP 13995894 A JP13995894 A JP 13995894A JP H084467 A JPH084467 A JP H084467A
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Abstract
おいて油圧ホ−スの着脱作業をなくし、作業能率を向上
させるための油圧回路を提供することを目的とする。 【構成】 ベ−スフレ−ム上に昇降可能に支持された昇
降フレ−ム12と、昇降フレ−ム12上に立設された固
定側シリンダ3と、昇降フレ−ム12内に回転可能に設
けた下部回転フレ−ム13と、下部回転フレ−ム13上
に立設した回転側シリンダ2と、回転側シリンダ2のロ
ッドに連結された上部回転フレ−ムB8と固定側シリン
ダ3のロッドに連結された上部回転フレ−ムA10及び
これら回転フレ−ムA,B間のベアリング9とからな
り、固定側シリンダ3の推力を利用してベアリング9を
介し回転側シリンダ2を作動し、さらにチャックシリン
ダ1を作動させて移動バンド5,6,7を開閉するよう
にした全回転式ケ−シング掘削機のチャック装置におい
て、チャックシリンダ1と回転側シリンダ2間に閉回路
を構成し、閉回路の油量バランスを保つため、チェック
バルブ25とリリ−フバルブ26と補助タンク27とを
設けた。
Description
削機のチャック装置の油圧回路に関するものである。
昭61−270418号に示されているような、回転体
側についた油圧装置に作動油を供給する装置をもったバ
ンド式チャック方式と、特開昭63−251520号
に示されるような回転中心に向って収束するテ−パ面に
楔状のチャック部材を摺動させてケ−シングを保持する
楔式チャック方式が知られている。
を遠隔操作により自在に開閉することにより継手の自動
着脱が可能であるので、従来の人手によって継手を着脱
する場合と比較し、ケ−シングチュ−ブの押込・引抜き
作業を能率良く行うことができるという利点がある。
側にチャック用の油圧装置が有る為、作動油を供給する
油圧ホ−スの着脱を頻繁に行なわなければならないうえ
に、作動油供給装置の配置の関係で任意の位置でケ−シ
ングチュ−ブを停止させてチャックを開閉することがで
きない。このため作業の能率向上及び安全性向上の障害
になっていた。
上記バンド式チャック方式の欠点を解決しようとするも
のであり、チャック用シリンダを回転させることなくケ
−シングチュ−ブをチャッキングして回転させることが
できるので、チャック用シリンダに圧油を供給・排出す
るホ−スの着脱作業をする必要がなくなるという利点が
ある。
ャック部材をテ−パ面を有する回転体とケ−シングチュ
−ブとの間に楔入又は離脱する際、テ−パ面とケ−シン
グチュ−ブとの摩擦抵抗に抗して作動させなければなら
ないので、チャックシリンダを大きくする必要があり、
チャック部材及びテ−パ面の摩耗・損傷が激しい等の欠
点があった。
削機のチャック装置において油圧ホ−スの着脱作業をな
くし、作業能率を向上させるための油圧回路を提供する
ことを目的とする。
可能に支持された昇降フレ−ム12と、昇降フレ−ム1
2上に立設された固定側シリンダ3と、昇降フレ−ム1
2内に回転可能に設けた下部回転フレ−ム13と、下部
回転フレ−ム13上に立設した回転側シリンダ2と、回
転側シリンダ2のロッドに連結された上部回転フレ−ム
B8と固定側シリンダ3のロッドに連結された上部回転
フレ−ムA10及びこれら回転フレ−ムA,B間のベア
リング9とからなり、固定側シリンダ3の推力を利用し
てベアリング9を介し回転側シリンダ2を作動し、さら
にチャックシリンダ1を作動させて移動バンド5,6,
7を開閉するようにした全回転式ケ−シング掘削機のチ
ャック装置において、チャックシリンダ1と回転側シリ
ンダ2間に閉回路を構成し、閉回路の油量バランスを保
つため、チェックバルブ25とリリ−フバルブ26と補
助タンク27とを設けた。
油圧回路を適用する全回転式ケ−シング掘削機のチャッ
ク装置について図3と図4を参照して概略説明する。全
回転式ケ−シング掘削機は、図示しない4本のジャッキ
シリンダにより水平に保持されるベ−スフレ−ムの四周
に、昇降フレ−ム12(図3)を昇降させるための4本
のスラストシリンダを立設している。
転フレ−ム13(図3)がベアリング21により回転可
能に支持されており、下部回転フレ−ム13の外周には
リングギヤ14が形成され、このリングギヤ14に昇降
フレ−ム12上に設けた2台の油圧モ−タ15の出力軸
17の下端に取付けたピニオンギヤ18がアイドラギヤ
19を介して噛合っている。アイドラギヤ19はアイド
ラシャフト20のまわりに回転可能に支持されている。
ンド5の端部間に設けたチャックシリンダで、これによ
り移動バンド5,6,7を作動させてケ−シングチュ−
ブ11(図3)がチャッキングされる。固定バンド4及び
3つの移動バンド5,6及び7はそれぞれ円弧状をな
し、固定バンド4と移動バンド5はチャックシリンダ1
で結合されているが、移動バンド5と6或いは移動バン
ド6と7は端部でピン結合されている。チャックシリン
ダ1に圧油を供給できるようにするため、回転側シリン
ダ2を回転体側即ち下部回転フレ−ム13上に複数本
(図では5本)立設し、該回転側シリンダ2のシリンダロ
ッドを上部回転フレ−ム(B)8(図2)、ベアリング9及
び上部回転フレ−ム(A)10を介して引き上げる為の固
定側シリンダ3を昇降フレ−ム12上に複数本立設して
いる。上部回転フレ−ム(A)10と上部回転フレ−ム
(B)8はベアリング9を介して相対回転自由である。そ
して上部回転フレ−ム(B)8は回転側シリンダ2のロッ
ド端と、又上部回転フレ−ム(A)10は固定側シリンダ
3のロッド端と夫々ブラケットを介し連結されている。
チャック部は対をなして設けたチャックシリンダ1の伸
縮によって連接された3個の移動バンド5,6,7を開
閉し、これら移動バンド5,6,7と固定バンド4でケ
−シングチュ−ブ11をチャック又は開放する。
作動させる油圧回路に関するもので、図1を参照して説
明する。22は固定側シリンダ3を動かすコントロ−ル
バルブであり、そのコントロ−ルバルブ22はソレノイ
ドバルブ23にて切換る。24は固定側シリンダ3の推
力をコントロ−ルするリリ−フバルブである。回転側シ
リンダ2、チャックシリンダ1はシリンダのヘッド側、
ロッド側を夫々継いでおり、回転側シリンダ2のロッド
が伸ばされると回転側シリンダ2のロッド側の油はチャ
ックシリンダ1のロッド側に流入する。25は油の不足
分を補給する吸入チェックバルブであり、26は油の増
加分を補助タンク27に逃がすリリ−フバルブである。
チャックシリンダ1、回転側シリンダ2、リリ−フバル
ブ26、チェックバルブ25、ストップバルブ28、補
助タンク27は配管a,配管b及びcで閉回路を構成し
ている。28はメンテナンス用のストップバルブで通常
は開状態である。
面積比,受圧面積及び体積は図2の様になる。いま、A
H1,AH2:ヘッド側面積、AR1,AR2:ロッド側面積、
l1,l2:シリンダストロ−クとし、 シリンダ面積比 AH2/AR2=AH1/AR1、 シリンダ受圧面積 5AH2=4AH1 5AR2=4AR1 シリンダ体積 5×AH2×l2>4×AH1×l1 5×AR2×l2>4×AR2×l1 ・・・の関係になっている。
ばすと、ボ−ルレ−ス(ベアリング9)を介して回転側
シリンダ2のロッドが引張られて伸ばされる。回転側シ
リンダ2のロッド側の油は配管a,bを通り、チャック
シリンダ1のロッド側に流入する。チャックシリンダ1
が動いてケ−シングチュ−ブ11にバンドが接触すると
チャックシリンダ1は止まるが、シリンダ内圧を発生さ
せるためにさらに固定側シリンダ3を伸ばしていくと、
回転側シリンダ2が伸ばされて、ロッド側の油が圧縮さ
れ内圧が発生する。この内圧によりケ−シングチュ−ブ
11にチャック力が働く。この時回転側シリンダ2のヘ
ッド側の油は不足するので、補助タンク27よりチェッ
クバルブ25を通り吸入(補給)される。
めると、ボ−ルレ−ス(ベアリング9)を介して回転側
シリンダ2が縮められる。回転側シリンダ2のヘッド側
の油は配管cを通りチャックシリンダ1のヘッド側に流
入する。チャックシリンダ1が動いてケ−シングチュ−
ブ11からバンドがはなれるとチャックが開となる。チ
ャックシリンダ1が伸側ストロ−クエンドになっても、
吸入された油が増えているため回転側シリンダ2はスト
ロ−クエンドにはならない。この時さらに固定側シリン
ダ3を縮めると回転側シリンダ2も縮み、ヘッド側の油
が圧縮されリリ−フバルブ24よりタンクに逃げること
になる。以上の動作によりバンドは閉・開の動作を行う
ことが出来、回路内の油量バランスを保つことが可能と
なる。
る油量バランスがくずれるので構成が困難であったが、
チャックシリンダ1と回転側シリンダ2間に閉回路を構
成し、閉回路の油量バランスを保つためチェックバルブ
25とリリ−フバルブ26と補助タンク27とを設け
た。このように油量バランスを保つための吸油・排油の
回路を設けたので、閉回路によるチャック回路が可能と
なった。
ム(B) 9 ベアリング 10 上部回転フレ−
ム(A) 11 ケ−シングチュ−ブ 12 昇降フレ−ム 13 下部回転フレ−ム 14 リングギヤ 15 油圧モ−タ 16 減速機 17 出力軸 18 ピニオンギヤ 19 アイドラギヤ 20 アイドラシャフ
ト 21 ベアリング 22 コントロ−ルバ
ルブ 23 ソレノイドバルブ 24 リリ−フバルブ 25 チェックバルブ 26 リリ−フバルブ 27 補助タンク 28 ストップバルブ 29 アキュムレ−タ 30 圧力スイッチ 31 パイロットチェックバルブ
Claims (1)
- 【請求項1】 ベ−スフレ−ム上に昇降可能に支持され
た昇降フレ−ム(12)と、昇降フレ−ム(12)上に立設され
た固定側シリンダ(3)と、昇降フレ−ム(12)内に回転可
能に設けた下部回転フレ−ム(13)と、下部回転フレ−ム
(13)上に立設した回転側シリンダ(2)と、回転側シリン
ダ(2)のロッドに連結された上部回転フレ−ム(B)(8)と
固定側シリンダ(3)のロッドに連結された上部回転フレ
−ム(A)(10)及びこれら回転フレ−ム(A,B)間のベアリ
ング(9)とからなり、固定側シリンダ(3)の推力を利用
してベアリング(9)を介し回転側シリンダ(2)を作動
し、さらにチャックシリンダ(1)を作動させて移動バン
ド(5,6,7)を開閉するようにした全回転式ケ−シン
グ掘削機のチャック装置において、チャックシリンダ
(1)と回転側シリンダ(2)間に閉回路を構成し、閉回路
の油量バランスを保つため、チェックバルブ(25)とリリ
−フバルブ(26)と補助タンク(27)とを設けたことを特徴
とする全回転式ケ−シング掘削機のチャック装置の油圧
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13995894A JP2747221B2 (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 全回転式ケ−シング掘削機のチャック装置の油圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13995894A JP2747221B2 (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 全回転式ケ−シング掘削機のチャック装置の油圧回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH084467A true JPH084467A (ja) | 1996-01-09 |
JP2747221B2 JP2747221B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=15257636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13995894A Expired - Fee Related JP2747221B2 (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 全回転式ケ−シング掘削機のチャック装置の油圧回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2747221B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19713814A1 (de) * | 1997-04-03 | 1998-10-15 | Siemens Ag | Schaltnetzteil |
US6049895A (en) * | 1996-12-09 | 2000-04-11 | Nec Corporation | Failure analyzer with distributed data processing network and method used therein |
-
1994
- 1994-06-22 JP JP13995894A patent/JP2747221B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6049895A (en) * | 1996-12-09 | 2000-04-11 | Nec Corporation | Failure analyzer with distributed data processing network and method used therein |
DE19713814A1 (de) * | 1997-04-03 | 1998-10-15 | Siemens Ag | Schaltnetzteil |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2747221B2 (ja) | 1998-05-06 |
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