JPH0843689A - 光導波路基板と光ファイバーアレーとの接続方法 - Google Patents

光導波路基板と光ファイバーアレーとの接続方法

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JPH0843689A
JPH0843689A JP6181189A JP18118994A JPH0843689A JP H0843689 A JPH0843689 A JP H0843689A JP 6181189 A JP6181189 A JP 6181189A JP 18118994 A JP18118994 A JP 18118994A JP H0843689 A JPH0843689 A JP H0843689A
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optical
optical waveguide
waveguide substrate
optical fiber
fiber array
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JP6181189A
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Inventor
Kunio Koyabu
国夫 小藪
Fumikazu Ohira
文和 大平
Kazuki Kudo
一樹 工藤
Koji Matsunaga
光司 松永
Akira Morinaka
彰 森中
Hiroaki Hanabusa
廣明 花房
Kazunori Senda
和憲 千田
Naoyuki Atobe
直之 跡部
Naoki Nakao
直樹 中尾
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光導波路基板の光導波路と光ファイバーアレー
の光ファイバーとの高精度な接続を比較的に簡単に行え
るようにすることである。 【構成】透明なクラッド11の中に、これと屈折率を異
にするためと蛍光を発するための蛍光物質を含有する複
数の光導波路10を有する光導波路基板12と、光導波
路10と同数の光ファイバー13a′,13b′を有す
る光ファイバーアレー13a,13bとの接続方法であ
って、前記光導波路基板12の表面から紫外線14′を
大きな入射角度で入射して、前記光導波路10内で蛍光
を発光させ、前記光導波路10の両端面から出てくる蛍
光を前記光ファイバーアレー13a,13bで直接受け
て、光導波路基板12と光ファイバーアレー13a,1
3bとの相互の最適な接続位置を求めることを特徴とす
る光導波路基板と光ファイバーアレーとの接続方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光導波路基板と光フ
ァイバーアレーとの接続において、接続操作の短縮と簡
単な装置で高精度な接続を可能とするための接続方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の光導波路を有する光導波路基板
と、前記光導波路と同数の光ファイバーを並設した光フ
ァイバーアレーとの接続では、両者間の光接続損失が最
小となるようにすることが重要である。一般に、この光
導波路基板には、光信号を光導波路基板に有する光導波
路に入れるための入力用と、光導波路内を伝播してきた
光信号を受けるための出力用の二つの光ファイバーアレ
ーが接続される。
【0003】従来の光導波路基板と光ファイバーアレー
との接続方法を図3を用いて説明する。この図におい
て、1は複数の光導波路2を並設した光導波路基板、3
aは前記光導波路2と同数の光ファイバー3a′を並設
し前記光導波路基板1の入力側の端面に接続した光ファ
イバーアレー、3bは前記光導波路2と同数の光ファイ
バー3b′を並設し前記光導波路基板1の出力側の端面
に接続した光ファイバーアレー、4aは前記光ファイバ
ーアレー3aの駆動機構、4bは前記光ファイバーアレ
ー3bの駆動機構、5aは入力側の光源、5bは出力側
の光源、6aは入力側の受光器、6bは出力側の受光
器、7aは前記光ファイバーアレー3aの光ファイバー
3a′を前記光源5aと受光器6aとに接続切り替えを
行う入力側の光ファイバー接続切替装置、7bは前記光
ファイバーアレー3bの光ファイバー3b′を前記光源
5bと受光器6bとに接続切り替えを行う出力側の光フ
ァイバー接続切替装置である。
【0004】このような構成によって前記光導波路基板
1と光ファイバーアレー3a,3bとの接続の最初の工
程は、保持台(図示せず)の上に前記光導波路基板1を
固定し、前記光ファイバーアレー3a,3bを駆動機構
4a,4bにそれぞれ固定し、前記光ファイバーアレー
3aの光ファイバー3a′から光導波路基板1の光導波
路2に入った光が、光ファイバーアレー3bの光ファイ
バー3b′に通る程度の粗位置合わせを行う。粗位置合
わせは、光導波路基板1の上から見える光導波路2の位
置と、各光導波路2に対応する各光ファイバーアレー3
a,3bの光ファイバー3a′,3b′の中心を、光フ
ァイバーアレー3a,3bの外形から見当をつけて、両
者の位置ができるだけ一致するように、駆動機構4a,
4bを駆動させて光ファイバーアレー3a,3bをそれ
ぞれ独立に接続位置を調整する。
【0005】次に、前記光ファイバーアレー3aの片端
を前記光ファイバー接続切替装置7aを介して光源5a
に接続し、光ファイバーアレー3bの片端を光ファイバ
ー接続切替装置7bを介して受光器6bに接続し、光を
通して粗位置合わせを確認する。続いて光ファイバーア
レー3bの片端に接続した受光器6bの光パワーの測定
値が最大となるように、光ファイバーアレー3aの位置
を駆動機構4aの作動で調整する。これで光ファイバー
アレー3aの最適な接続位置が求まったので、この状態
でこの光ファイバーアレー3aと光導波路基板1とを接
着固定する。
【0006】次に、光ファイバーアレー3aの片端を光
ファイバー接続切替装置7aによって光源5aから受光
器6aに切り替え、光ファイバーアレー3bの片端を光
ファイバー接続切替装置7bによって受光器6bから光
源5bに切り換える。そして、光ファイバーアレー3a
の片端に光ファイバー接続切替装置7aを介して接続し
た受光器6aの光パワーの測定値が最大となるように、
前記光ファイバーアレー3bの位置を駆動機構4bの作
動で調整する。この状態で光ファイバーアレー3bの最
適な接続位置も決定されたことになり、この状態でこの
光ファイバーアレー3bと光導波路基板1とを接着固定
して、全接続操作が終了する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図3に示した接続方法
では、手操作の負担を軽減し、ハード構成に負担をかけ
た一例で、この場合には装置の大型化、高価格化の問題
が避けられない。また、光ファイバーアレーと光導波路
基板との接続に関して言えば、必ずしもこの構成である
必要はない。例えば、光ファイバーアレーの片端を光源
と受光器のどちらかに接続するとき、光ファイバー接続
切替装置を省略して手操作で行うことができるし、光源
や受光器も入力側と出力側の両方に設置せずに、それぞ
れ1台ですますことも可能である。この場合は、ハード
構成は簡単になるが、切り換え作業などの手操作の量が
増え煩雑になり、さらに、生産性の低下の問題も生じ
る。
【0008】また、図3に示した接続方法では、光導波
路基板に並設した光導波路の一端から光を入れ、光導波
路の他端から出てきた光を光ファイバーアレーの光ファ
イバーで受ける方法であるため、ハード構成に関係なく
光ファイバーアレーを片方づつ2回に分けて光導波路基
板に接続しなければならず、接続工程を変更修正するこ
とができない。
【0009】このように従来の接続方法では、ハードに
負担(接続装置の大型化、高価格化の問題)をかける構
成とするか、手操作に負担(作業性、生産性低下の問
題)をかける構成とするかの違いはあるが、負担そのも
のを軽減できないこと、また、どちらの構成を採用して
も接続工程は変わらず、短縮することもできない(生産
性が悪い)、という問題があった。
【0010】この発明は、前記のような問題点を解決す
るためになされたもので、その目的は、光導波路基板の
表面への光の照明という簡単な方法によって、手操作の
負担を増すことなく、接続構成を簡単にするとともに、
光導波路基板の両端に接続する二つの光ファイバーアレ
ーを同時に調整して接続することにより、接続工程の短
縮も可能な光導波路基板と光ファイバーアレーとの接続
方法を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、第1の発明は、透明なクラッド11の中にこれと屈
折率を異にするためと蛍光を発するための蛍光物質を含
有する複数の光導波路10を有する光導波路基板12
と、光導波路10と同数の光ファイバー13a′,13
b′を有する光ファイバーアレー13a,13bとの接
続方法であって、前記光導波路基板12の表面から紫外
線14′を大きな入射角度で入射して、前記光導波路1
0内で蛍光を発光させ、前記光導波路10の両端面から
出てくる蛍光を前記光ファイバーアレー13a,13b
で直接受けて、光導波路基板12と光ファイバーアレー
13a,13bとの相互の最適な接続位置を求めること
を特徴とする光導波路基板と光ファイバーアレーとの接
続方法としたものである。
【0012】また、第2の発明は、透明なクラッド11
の中にこれと屈折率を異にするためと蛍光を発するため
の蛍光物質を含有する複数の光導波路10を有する光導
波路基板12と、光導波路10と同数の光ファイバー1
3a′,13b′を有する光ファイバーアレー13a,
13bとの接続方法であって、前記光導波路基板10の
表面から白色光15′を小さな入射角度で入射して、白
色光15′を前記クラッド11部に入れて、光導波路基
板12の端面では光導波路10の端面が暗く、クラッド
11部が明るく見えることを利用して、光導波路基板1
2と光ファイバーアレー13a,13bとの相互の最適
な接続位置を求めることを特徴とする光導波路基板と光
ファイバーアレーとの接続方法としたものである。
【0013】
【作用】ここでは、光ファイバーアレー13a,13b
と光導波路基板12との粗位置合わせが終了しているも
のとする。一般に外部光源から光導波路基板12の表面
に大きな入射角によって入射する光は、クラッド11を
通って光導波路10に入り、さらに、この光導波路10
を横切って光導波路基板12の裏面から出てしまい、光
導波路基板12の端面に到達することはない。また、光
導波路基板12の表面に小さな入射角によって入射する
光は、クラッド11に入ると光導波路10の中に入るこ
とはなく、光導波路10の界面とクラッド11の表面と
の間で反射を繰り返し、エネルギー損失を伴いながらク
ラッド11の中を伝播して光導波路基板12の端面に到
達する。
【0014】図1に示す第1の発明は、前記のように、
透明なクラッド11の中にこれと屈折率を異にするため
と蛍光を発するための蛍光物質を含有する複数の光導波
路10を有する光導波路基板12の表面に、紫外線光源
14からの紫外線14′を大きな入射角度で入射する
と、この紫外線14′は、クラッド11を通って光導波
路10に入り、この光導波路10の中に1成分として含
まれている蛍光物質が蛍光を発し、この蛍光は光導波路
10の内部を伝播して光導波路基板12の端面に到達す
る。一方、クラッド11には紫外線を吸収して蛍光を発
するような物質は含まれていないので、何の変化も起き
ない。したがって、前記光導波路基板12の端面の光導
波路10から出てくる蛍光をファイバーアレー13a,
13bの光ファイバー13a′,13b′で受け、ピー
クサーチによるその最大値から両者の最適な接続位置が
決定できる。
【0015】図2に示す第2の発明は、透明なクラッド
11の中にこれと屈折率を異にするためと蛍光を発する
ための蛍光物質を含有する複数の光導波路10を有する
光導波路基板12の表面に、白色光源15からの白色光
15′を小さな入射角度で入射すると、クラッド11に
入った白色光15′は、前記光導波路10に入ることな
く、光導波路10の界面とクラッド11の表面との間で
反射を繰り返し損失を伴いながらクラッド11の中を伝
播し光導波路基板12の端面に到達する。この状態を光
導波路基板12の端面で観察すると、クラッド11の端
面は明るく、光導波路10の端面は暗く見える。そこ
で、光導波路10の端面にファイバーアレー13a,1
3bの光ファイバー13a′,13b′を合わせ、ピー
クサーチによるパワーの最小値を求めることで、両者の
最適な接続位置が決定できる。そして、図1および図2
に示すように、光導波路基板12とその両端に設置した
光ファイバーアレー13a,13bとの最適な接続位置
を求める調芯操作では、一方の調芯操作は他方の操作に
何ら影響しないので、両方の調芯操作を同時に行うこと
ができる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の各実施例について詳細に説
明する。 〔実施例1〕図1は請求項1に記載の第1の発明の実施
例を示すもので、12は石英ガラスに酸化ゲルマニウム
等の蛍光物質を含有させた複数の光導波路10が、石英
ガラス等の透明なクラッド11の中に並設された光導波
路基板であり、図示しない保持台の上に固定されてい
る。前記光導波路10とクラッド11との屈折率は、前
記のようにその成分が相違することにより互いに異な
る。
【0017】13aは前記光導波路基板12の光導波路
10と同数の光ファイバー13a′を並設し光導波路基
板12の入力側の端面に接続した光ファイバーアレー、
13bは前記光導波路基板12の光導波路10と同数の
光ファイバー13b′を並設し光導波路基板12の出力
側の端面に接続した光ファイバーアレーである。14は
紫外線14′を発光する紫外線光源であり、この紫外線
14′が前記光導波路基板12の光導波路10に含有す
る酸化ゲルマニウムに吸収されて発光する波長(350
nm以下)を有する紫外線光源であれば何でもよいが、
この実施例では目的の波長の紫外線を効率よく出射でき
る波長249nmのKrFエキシマレーザーを発光する
ものを使用した。16aは前記光ファイバーアレー13
aの駆動機構、16bは前記光ファイバーアレー13b
の駆動機構、17aは入力側の受光器、17bは出力側
の受光器である。
【0018】次に、前記光導波路基板12と前記光ファ
イバーアレー13a,13bとの接続操作を説明する
と、前記光導波路基板12の表面に、前記のような紫外
線光源14からの紫外線14′を大きな入射角度で入射
すると、この紫外線14′は、クラッド11を通って光
導波路10に入り、この光導波路10の中に1成分とし
て含まれている蛍光物質である酸化ゲルマニウムに吸収
されて蛍光を発し、この蛍光は光導波路10の内部を伝
播して光導波路基板12の端面に到達する。一方、クラ
ッド11には紫外線を吸収して蛍光を発するような物質
は含まれていないので、何の変化も起きない。したがっ
て、光導波路基板12の光導波路10の端面から出てく
る蛍光を確認し、この蛍光をファイバーアレー13a,
13bの光ファイバー13a′,13b′で受けるよう
に光導波路基板12とファイバーアレー13a,13b
との粗位置決めを行う。
【0019】続いて前記光ファイバー13a′,13
b′で受けた蛍光を受光器16a,16bで受光し、そ
の受光の強さが最大になるように光ファイバーアレー1
3a,13bの駆動機構16a,16bの作動により光
ファイバーアレー13a,13bを調芯し、最適な接続
位置が決まったら前記紫外線光源14の電源を切る。こ
の状態で光導波路基板12と光ファイバーアレー13
a,13bとの間に紫外線硬化接着剤を塗布してから、
波長約350nmの紫外線を出射する超高圧水銀灯18
a,18bからの紫外線を当てて紫外線硬化接着剤を硬
化して光導波路基板12と光ファイバーアレー13a,
13bとを固定した。
【0020】〔実施例2〕図2は請求項2に記載の第2
の発明の実施例を示すもので、前記第1の発明の実施例
と相違する点は、前記紫外線光源14の代わりに白色光
源15を前記光導波路基板12の表面上に配設し、この
白色光源15の白色光15′が湾曲状の二股光ガイド1
9を介して前記光導波路基板12の表面からクラッド1
1に小さな入射角度で入射するようにしたものである。
【0021】このようにした理由は、白色光源15の白
色光15′が光導波路基板12のクラッド11に入り、
光導波路基板12の端面に到達するまでの伝播中に失う
エネルギー損失は小さくない。そこで、光導波路基板1
2の表面からクラッド11に効率よく小さな入射角で光
を入射し、伝播中のエネルギー損失をできるだけ少なく
して、光導波路基板12の端面でのクラッド11と光導
波路10の光のコントラストを大きくすることが重要で
ある。光の入射効率と伝播中のエネルギー損失は光導波
路基板12に対する入射角に依存し、このためには伝播
方向に沿って小さい角度で光を入射することで改善でき
る。前記二股ガイド19は、この狙いを簡単に実現でき
る手段として用いたものである。
【0022】次に、前記光導波路基板12と前記光ファ
イバーアレー13a,13bとの接続操作を説明する
と、前記光導波路基板12の表面に、白色光源15から
の白色光15′を前記二股光ガイド19を介して小さな
入射角度で入射すると、クラッド11に入った白色光1
5′は、前記光導波路10に入ることなく、光導波路1
0の界面とクラッド11の表面との間で反射を繰り返し
損失を伴いながらクラッド11の中を伝播し光導波路基
板12の端面に到達する。この状態を光導波路基板12
の端面で観察すると、クラッド11の端面は明るく、光
導波路10の端面は暗く見える。そこで、前記光導波路
10の端面が暗く見えることを確認し、この光導波路基
板12の光導波路10と光ファイバーアレー13a,1
3bの光ファイバー13a′,13b′との粗位置決め
を行う。
【0023】続いて、前記光ファイバーアレー13a,
13bの光ファイバー13a′,13b′で受けた白色
光15′をさらに受光器17a,17bで受光し、その
受光の強さが最小となるように駆動機構16a,16b
の作動により光ファイバーアレー13a,13bを調芯
し、最適な接続位置が決まったら実施例1と同様にその
状態で接着固定した。
【0024】
【発明の効果】この発明は、以上説明したような光導波
路基板と光ファイバーアレーとの接続方法としたので、
従来のように光導波路基板の光導波路と光ファイバーア
レーの光ファイバーとの粗位置合わせを行った後に、入
力側の光ファイバーアレーの光ファイバーの端面に光源
を接続し、出力側の光ファイバーアレーの光ファイバー
の端面に受光器を接続し、あるいは前記とは逆に光源と
受光器を接続し、受光器の光パワーが最大になるよう
に、前記光導波路基板の光導波路と光ファイバーアレー
の光ファイバーとの位置合わせを高精度に行うようにし
た従来の接続方法に対して、この発明の接続方法におい
ては、光導波路基板の光導波路と光ファイバーアレーの
光ファイバーとの粗位置合わせを行った後に、光導波路
基板の光導波路の周りに有する透明なクラッドに紫外線
を入射させると光導波路のみが発光し、また、透明なク
ラッドに白色光を入射させるとクラッドのみが発光する
ので、これらの発光部を確認しながら接続作業を行え
ば、光導波路基板の光導波路と光ファイバーアレーの光
ファイバーとの接続が容易に実現できるため、ハード機
構や手操作が簡単になった。これは接続操作を自動装置
化する場合に有利である。また、構成上、光導波路基板
に接続する二つの光ファイバーアレーを同時に調芯でき
るので、接続工程の短縮が可能で生産性の向上が期待で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この第1の発明の実施例を説明する図である。
【図2】この第2の発明の実施例を説明する図である。
【図3】従来例を説明する図である。
【符号の説明】
1 光導波路基板 2 光導波路 3a,3b 光ファイバーアレー 3a′,3b′ 光ファイバー 4a,4b 光ファイバーアレーの駆動機構 5a,5b 光源 6a,6b 受光器 7a,7b 光ファイバー接続切替装置 10 光導波路 11 透明なクラッド 12 光導波路基板 13a 光ファイバーアレー 13a′ 光ファイバー 13b 光ファイバーアレー 13b′ 光ファイバー 14 紫外線光源 14′ 紫外線 15 白色光源 15′ 白色光 16a,16b 駆動機構 17a,17b 受光器 18a,18b 超高圧水銀灯 19 二股ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松永 光司 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式社内 (72)発明者 森中 彰 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 花房 廣明 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式社内 (72)発明者 千田 和憲 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式社内 (72)発明者 跡部 直之 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式社内 (72)発明者 中尾 直樹 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明なクラッドの中にこれと屈折率を異に
    するためと蛍光を発するための蛍光物質を含有する複数
    の光導波路を有する光導波路基板と、光導波路と同数の
    光ファイバーを有する光ファイバーアレーとの接続方法
    であって、 前記光導波路基板の表面から紫外線を大きな入射角度で
    入射して、前記光導波路内で蛍光を発光させ、前記光導
    波路の両端面から出てくる蛍光を前記光ファイバーアレ
    ーで直接受けて、光導波路基板と光ファイバーアレーと
    の相互の最適な接続位置を求めることを特徴とする光導
    波路基板と光ファイバーアレーとの接続方法。
  2. 【請求項2】透明なクラッドの中にこれと屈折率を異に
    するためと蛍光を発するための蛍光物質を含有する複数
    の光導波路を有する光導波路基板と、光導波路と同数の
    光ファイバーを有する光ファイバーアレーとの接続方法
    であって、 前記光導波路基板の表面から白色光を小さな入射角度で
    入射して、白色光を前記クラッド部に入れて、光導波路
    基板の端面では光導波路の端面が暗く、クラッド部が明
    るく見えることを利用して、光導波路基板と光ファイバ
    ーアレーとの相互の最適な接続位置を求めることを特徴
    とする光導波路基板と光ファイバーアレーとの接続方
    法。
JP6181189A 1994-08-02 1994-08-02 光導波路基板と光ファイバーアレーとの接続方法 Pending JPH0843689A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7330247B2 (en) 2004-09-27 2008-02-12 International Business Machines Corporation Apparatus and method for connecting optical waveguides

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