JPH0843403A - 分析装置 - Google Patents

分析装置

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JPH0843403A
JPH0843403A JP7103863A JP10386395A JPH0843403A JP H0843403 A JPH0843403 A JP H0843403A JP 7103863 A JP7103863 A JP 7103863A JP 10386395 A JP10386395 A JP 10386395A JP H0843403 A JPH0843403 A JP H0843403A
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pipette
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピペット針の直線性の信頼可能な試験を行う
ことができる分析装置およびピペット針を輸送装置によ
りいくつかのピペット操作位置に自動的に輸送する方法
を提供する。 【構成】 分析装置は一次容器13、23および二次容
器31が配置されたベースプレート12と、所定量の液
体を毎度一次容器から二次容器に移送するために計量装
置96と管99により接続された導電性のピペット針4
2と、相互に直角な三つの方向におけるピペット針を制
御された状態で輸送する輸送装置51−55と、計量装
置および輸送装置を制御する装置とを備えている。この
装置はピペット針の直線性を試験するためにピペット針
の先端部を基準本体45の頂縁の周囲のまわりに案内す
る手段と、針の先端と基準本体45との電気的接触を検
出する電気回路とを備える。針の先端部は基準本体の頂
縁から特定の距離dに案内され、距離dは針の容認でき
る湾曲の目安になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は下記の構成部分、すなわ
ち、一次容器および二次容器が配置された水平に配置さ
れたベースプレートと、所定量の液体を毎度一次容器か
ら二次容器に移送するために導電性材料からなりかつ計
量装置と管により接続されたピペット試料/試薬採取移
送針(pipetting needle)(以下、単
に「ピペット針」と記載する)と、ピペット針を相互に
直角な三つの方向(X方向、Y方向およびZ方向)に制
御された状態で輸送するための輸送装置とを備え、輸送
方向のうちの二つの方向(X方向およびY方向)が水平
に延び、かつ第三方向が垂直に延び、さらに、計量装置
および輸送装置を制御するための制御装置とを備えてい
る分析装置に関する。本発明は、さらに特定すると、自
動分析装置、例えば、生物学的試料を分析するための分
析装置のピペット操作装置(pipetting de
vice)のピペット針を輸送する装置の構造に関す
る。本発明はまた分析装置の自動ピペット操作装置のピ
ペット針42をいくつかのピペット操作位置(pipe
tting positions)に輸送装置51−5
5により自動的に輸送する方法に関し、各々のピペット
操作位置は特定の容器の位置に対応し、輸送装置51−
55はピペット針42を相互に直角な三つの方向(X,
Y,Z)に移動するようになっており、前記方向の各々
は輸送装置51−55の座標系の座標軸線のうちの一つ
の軸線に平行である。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】自動分析
装置における代表的なピペットの操作は、例えば、一次
容器、例えば、試薬容器からのある量の特定の試薬を取
り出し、その試薬を二次容器、例えば、反応容器に移送
することである。これらの状態では、輸送装置がピペッ
ト針を一つの目標位置から次の目標位置に搬送する。各
々の目標位置においては、自動制御される計量装置が必
要量の液体の取出しおよび送出を行う。
【0003】輸送装置の三次元の直角座標系において
は、一次容器および二次容器が座標系のXY平面に平行
なキャリヤプレート上の容器レセプタクル内に配置され
ている。輸送装置がピペット針を目標位置に配置すると
きに、輸送装置は先ずピペット針を該ピペット針が目標
容器の真上に配置されるまでXY平面に平行に移動し、
その後、ピペット針を一次容器から液体を取り出すため
の正しい位置または液体を二次容器に送り出すための正
しい位置まで降ろす。
【0004】輸送装置がピペット針をXY平面内の正確
に正しい目標位置、すなわち、一次容器または二次容器
の真上に配置することを可能にするためには、下記の条
件が満されなければならない。 −輸送装置は該輸送装置を適切に制御可能にするために
入力信号として目標位置のX座標およびY座標を受信し
なければならない。 −一次容器および二次容器は正確に正しい位置に配置さ
れなければならない。 −輸送装置は各々の輸送方向に調節されなければならな
い。すなわち、各々の輸送方向において、基準位置とし
て適用可能な位置が規定されなければならない。
【0005】経験から、自動ピペット操作装置が作動す
る間に、例えば、試料または試薬を取り出すために試料
容器の蓋または試薬の蓋にピペット針を貫通する意図さ
れた目的に使用された結果として、またはピペット針の
不正確な位置決めにより生ずる機械的な荷重のためにピ
ペット針の変形が起きることが判明した。ピペット針を
種々のピペット操作位置において位置決めするためにあ
る公差が設けられているので、ピペット針の非常に僅か
な湾曲は通常容認される。しかしながら、もしもピペッ
ト針の湾曲が設けられた公差を考慮して許容量よりも大
きければ、ピペット操作装置のみならず、また分析装置
全体においてもかなりの機能不良が起きることがある。
このような機能不良は分析装置が作動した後数時間起き
ることがあり、そして使用者または外部業者による修理
コストおよび分析装置の故障に起因するその他の費用を
含む損害(なかんずく、試料および試薬の損失)および
出費をひき起こすことがある。
【0006】それゆえに、上記の種類の自動ピペット操
作装置が使用されるときに、ピペット針輸送装置の調節
後、分析装置の各々の作動前に信頼できる方法によりピ
ペット針の直線性を試験して、それにより必要であれ
ば、作動前にピペット針を取り替えることができるよう
にすることが望ましい。
【0007】
【課題を解決するための手段】それゆえに、本発明の目
的はピペット針の直線性の信頼可能な試験を行うことが
できる上記の型式の分析装置および方法を提供すること
にある。
【0008】本発明によれば、上記の問題の第一部分は
下記の手段、すなわち、ピペット針の先端部を基準本体
の頂縁の周囲のまわりに案内する手段を備え、ピペット
針の先端部が基準本体の頂縁から特定の距離dに案内さ
れ、前記距離がピペット針の容認できる湾曲(curv
ature)の目安であり、さらに、ピペット針の先端
部と基準本体との間の電気的な接触を検出するための電
気回路を備えていることを特徴とする上記の種類の分析
装置により解決される。
【0009】本発明によれば、上記の問題の第二部分は
ピペット針の直線性を試験する目的のためにピペット針
の先端部が基準本体の頂縁の周囲のまわりに案内され、
ピペット針の先端部が基準本体の頂縁から特定の距離d
に案内され、前記距離がピペット針の容認できる湾曲の
目安であり、さらに、基準本体とピペット針との間のい
かなる接触も電気回路により検出されることを特徴とす
る上記の型式の方法により解決される。
【0010】本発明による分析装置および方法の主な利
点はピペット針の直線性の非常に信頼可能な試験を行う
ことができることである。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を添付図面を参照して以下
に説明する。分析装置 図1は分析装置11の斜視図である。この装置は上に一
次容器、例えば、試料容器13および試薬容器23と、
二次容器、例えば、反応容器31とが配置された水平ベ
ースプレート12を備えている。分析装置11は導電性
材料からなるピペット針42が管99により計量装置9
6と接続された自動ピペット操作装置を含む。この計量
装置は、例えば、以下に説明する輸送ヘッド51内に収
容された自動的に制御される計量シリンジである。
【0012】所定量の液体がピペット針42により一次
容器13または23から二次容器31に移送される。こ
のピペット操作装置は相互に直角な三つの方向、すなわ
ち、X,YおよびZ方向においてピペット針42の制御
された輸送を行うための輸送装置51ないし55を含
む。輸送方向のうちの二つの方向、すなわち、X方向お
よびY方向は水平であり、そして第三の方向、すなわ
ち、Z方向は垂直である。輸送装置は輸送ヘッド51を
含む。輸送ヘッド51はピペット針42を垂直方向に輸
送するための駆動装置52を含む。輸送ヘッド51はま
た、グリッパー43を垂直方向に輸送するための駆動装
置53を含むことが好ましい。このグリッパー43によ
り反応容器31を異なる処理位置に輸送することがで
き、例えば、反応容器31に試料および試薬が装入され
る装入位置から分析装置11内に収容された培養器36
まで輸送し、そして培養器36から分析装置11内に同
様に収容された洗浄装置62まで輸送し、または光度計
61まで輸送することができる。
【0013】輸送ヘッド51は好適な駆動装置によりレ
ール55に沿ってX方向に移動可能である。レール55
は好適な駆動装置によりレール54(図2参照)に沿っ
てY方向に移動可能である。レール54はベースプレー
ト12上に固定されている。
【0014】分析装置11はベースプレート12に固定
して連結されかつ水平輸送方向、すなわち、X方向およ
びY方向の各々において二つの外面76、77および7
8、79のそれぞれを有する導電性の基準本体45を含
む。前記外面は輸送方向に垂直に配置されている。基準
本体45は以下に記載するようにピペット針輸送装置5
1ないし55を微調節するために使用される。基準本体
45は正方形の横断面を有する正方形のボルトであるこ
とが好ましい。
【0015】キャリヤプレート21がベースプレート1
2上に配置され、かつ種々の容器がキャリヤプレート2
1上に配置されている。図1ないし図3に示すように、
例えば、下記の容器がキャリヤプレート21上に配置さ
れている。 −試料容器ホルダーユニット15内に配置された試料容
器ホルダー16、17および18内の試料容器13と、 −試薬容器ホルダー25、26、27内の試料容器2
3、24と、 −反応容器ホルダー33、34、35内の反応容器3
1。
【0016】試料容器13は、図3に示すように、例え
ば、試料容器ホルダー16、17、18のうちの一つの
容器ホルダー内に収容された円形の装置14内に配置す
ることができる。試料容器13の各々はピペット針42
により貫通することができる蓋を有している。試料容器
ホルダー16、17、18の各々はピペット針42を試
料容器の蓋に接近させるための開口部が形成された蓋を
有している。ピペット試料採取移送操作(pipett
ing operation)(以下、単に「ピペット
操作」と記載する)は試料容器13が閉ざされた状態で
行われる。
【0017】図3から理解されるように、試薬容器2
3、24の各々は適切な蓋により閉ざされている。ま
た、これらの蓋はピペット針により貫通することができ
る。ピペット試薬採取移送操作(以下、単に「ピペット
操作」と記載する)は試薬容器23、24が閉ざされた
状態で行われる。
【0018】図4は図1ないし図3の反応容器31のう
ちの一つの反応容器の拡大斜視図である。図5は反応容
器の内部を示すために図4の反応容器を例示している。
【0019】分析装置の制御装置 計量装置96の制御および輸送装置51ないし55の制
御を含むすべての操作が分析装置の中央制御装置(図示
せず)により制御されかつ調整される。プロセスパラメ
ータを入力するための制御面64、すなわち、キーボー
ドと、プロセス状態を表示するための表示装置とを図解
的に示してある。試料管に適用される試料データは手動
で保持される読取りペン、すなわち、スキャナ63を介
して記憶装置に、例えば、バーコードにより読み取るこ
とができる。プリンタ等(図示せず)のためのインタフ
ェースが設けられている。
【0020】輸送装置51−55を調節するための手段 以下に記載する分析装置の実施例はピペット針42の輸
送装置51ないし55を荒調節するための手段を含む。
この目的のために、例えば、ピペット針42を端末位置
に案内しかつ相互に直角な三つの方向の各々におけるピ
ペット針42の端末位置の座標(Xe 、Ye 、Ze )を
検出しかつ記憶する手段が使用される。X方向およびY
方向におけるピペット針42の端末位置は輸送ヘッド5
1の対応した端末位置により規定される。図2はX方向
およびY方向における端末位置における輸送ヘッド51
を示す。X方向における輸送ヘッド51の端末位置は輸
送ヘッド51が停止装置56に達したときに好適な手段
により検出される。Y方向における輸送ヘッド51の端
末位置は輸送ヘッド51が停止装置57に達したときに
好適な手段により検出される。ピペット針42の駆動装
置52により許容されるピペット針42の可能な最高位
置がZ方向におけるピペット針42の端末位置を規定し
ている。輸送ヘッド51が各々の輸送方向において端末
位置に達した事実が好適な手段、例えば、輸送ヘッド5
1と停止装置との接触によりトリガされる電気信号によ
り検出され、そして分析装置の制御装置に送られる。
【0021】図2の破線はX方向における輸送ヘッド5
1の基本的な位置58およびY方向におけるレール55
の基本的な位置59を示す。
【0022】分析装置11はまた輸送装置51ないし5
5を微調節し、すなわち、非常に正確に調節するための
次の手段を含む。 −ピペット針42と基準本体45との間の電気キャパシ
タンスを測定する回路と、 −水平輸送方向、すなわち、X方向およびY方向のうち
の少なくとも一つの方向におけるピペット針42の基準
位置の座標を決定するための手段。前記手段はピペット
針42が各々の場合に輸送方向に垂直に配置された基準
本体45の二つの外面76、77および78、79の各
々に近い位置まで向かい合う方向に移動せしめられるよ
うにピペット針42の輸送装置51ないし55を移動す
るようになっており、ピペット針42は各々の場合に前
記回路により測定されるピペット針42と基準本体45
との間の電気キャパシタンスの値がピペット針42と基
準本体45の表面との間の特定の距離に相当する所定値
に達するまで基準部材45の一つの表面に向かって移動
せしめられる。
【0023】基準本体45の走査される領域は、図6に
示すように、基準本体45の長手方向の軸線に垂直な平
面において正方形の横断面を有することが好ましい。
【0024】ピペット針42を計量装置96(図9参
照)と接続する管99内に収容された液体の電気抵抗が
所定の限度よりも大きいことが好ましい。
【0025】輸送装置51−55を微調節するための手
段の好ましい第1実施例 この分析装置の好ましい第1実施例はまた次の手段を含
む。 −少なくとも一つの水平輸送方向、すなわち、X方向お
よびY方向におけるピペット針42のこのようにして規
定された二つの位置の座標値を検出しかつ記憶するため
の手段と、 −検出された二つの座標値の平均を計算することにより
輸送方向における基準位置の座標を決定するための手
段。
【0026】上記の制御装置においては、基準位置の座
標が決定された後、基準位置の座標に関するピペット針
のすべてのピペット操作位置のX座標およびY座標が分
析装置の異なる部分の関連した寸法と関連して計算され
る。
【0027】輸送装置51−55を微調節するための手
段の好ましい第2実施例 この分析装置の好ましい第2実施例は垂直輸送方向Zに
平行にかつ基準本体45を通して延びる基準軸線の座標
0 、Y0 を決定するための手段を含み、前記手段はピ
ペット針42が二つの水平輸送方向に(X方向およびY
方向に)そして各々の場合に輸送方向に垂直に配置され
た基準本体45の二つの外面76、77および78、7
9の各々に近い位置まで向かい合う方向に移動せしめら
れるようにピペット針42の輸送装置51−55を移動
するようになっており、ピペット針42は各々の場合に
前記回路により測定されるピペット針42と基準本体4
5との間の電気キャパシタンスの値がピペット針42と
基準本体45の表面との間の特定の距離に相当する所定
値に達するまで基準本体45の表面に向かって移動せし
められる。
【0028】上記の制御装置においては、上記の基準軸
線の座標X0 、Y0 が決定された後、X0 、Y0 に関す
るピペット針42のすべてのピペット操作位置のX座標
およびY座標が分析装置の異なる部分の関連した寸法と
関連して計算される。
【0029】この好ましい第2実施例は付加的に次の手
段を含むことが好ましい。 −水平輸送方向(X方向およびY方向)の各々における
ピペット針42のこのようにして規定された二つの位置
の座標値を検出しかつ記憶する手段と、 −検出された二つの座標値の平均を計算することにより
水平輸送方向(X方向およびY方向)の各々における基
準位置の座標値を決定するための手段。
【0030】ピペット針と基準本体との間のキャパシタ
ンスを測定する回路(図9、図10および図11) 図9に示した回路はピペット針42と基準本体45との
間の電気キャパシタンスを測定するために使用され、そ
してこの回路はまた分析装置内にレベル検出器の一部分
として使用される。この種類のレベル検出器はピペット
針42の先端部の非常に短い部分のみが液体試料内に浸
漬され、従ってピペット針42の外面に望ましくなく連
行する試料の量が可能な限り少なくなるようにピペット
針42と液体試料の表面との間の電気キャパシタンスを
測定することによりピペット操作の間に(例えば、試料
容器からある量の試料を抜き取るときに)ピペット針の
液体中への浸漬深さを制御するために使用される。ピペ
ット針42は、ピペット操作装置の一部分としてのそれ
自体の機能に加えて、これらの状態においてピペット針
42と液体試料の表面との間の電気キャパシタンスを測
定する電気測定回路の一部分であるという付加的な機能
を有している。
【0031】また、ピペット針42は、図9から理解さ
れるように、管99、コネクタ98、測定シリンジ96
を有するT継手95、弁94、ポンプ93および管92
を介して液体容器91内の液体と液体により接続されて
いる。これらの構成部分のすべてはピペット操作装置の
操作の間に液体容器91内に収容された液体で満たされ
た液体系を構成している。この実施例においては、この
液体は良好な導電率を有している。
【0032】管99は保護ケース101内に配置されて
いる。コネクタ98はケース101および管97内の液
体に機械的にかつ電気的に接続されている。
【0033】また図9から理解されるように、ピペット
針42が同軸ケーブル103の内部導線により発振器1
04の入力と電気的に接続されている。発振器回路10
4は該回路と接続されたインピーダンス変圧器105お
よび電圧比較器106を含む。結合抵抗器R1 が電圧比
較器106の出力をインピーダンス変圧器105の入力
と接続している。インピーダンス変圧器105の出力と
電圧比較器106との間の電気結線は同軸ケーブル10
3の外側導線と電気的に接続されかつ導線102(「ガ
ード」)を介して保護ケース101および管97内の液
体と電気的に接続されている。保護ケース101および
ガード102は上記のピペット操作装置の液体系からピ
ペット針42と基準本体45との間のキャパシタンスC
2 を測定する回路を電気的に減結合する作用をする。こ
のようにして、ピペット針42と基準本体45との間の
キャパシタンスC2 を測定するための回路の機能がさも
なければ上記の液体系とのピペット針42の機械的な接
続および液体接続により測定回路の機能に影響をおよぼ
す漂遊キャパシタンスに反応しなくなる。
【0034】基準本体45は、図9に図解的に示したよ
うに、分析装置11(図1参照)のベースプレート12
に直接に機械的にかつ電気的に接続されている。ベース
プレート12は電気的に接地されている。
【0035】図9においては、C2 はピペット針42と
基準本体45との間のキャパシタンスを表す。C3 は発
振器回路104と大地との間のキャパシタンスを表す。
図10において、C1 はピペット針42が特定の垂直位
置、例えば、図7に示した位置に配置されたときにピペ
ット針42と大地との間のキャパシタンスを表すが、し
かし基準本体45からかなり離れているので、C2 は実
際にはゼロである。この例においては、C1 =4ピコフ
ァラド。
【0036】図10は図9に示した装置の等価回路図を
示す。図10においては、R2 は図9の管99内の液体
の電気抵抗を表す。
【0037】図11はピペット針42と基準本体45と
の間の距離の関数としてのピコファラドで表したキャパ
シタンスC2 の変化を示す。
【0038】発振器104の振動周波数fは次式により
表される。
【0039】
【数1】f=1/T=1/2*R1 (C1 +C2
【0040】発振器104の振動周波数fはR1 =1メ
ガオーム、C1 =4ピコファラド、C2 =0ピコファラ
ドであるときに、例えば、120キロヘルツである。
【0041】fは、勿論、その他の値を有することがで
きる。fの例えばメガヘルツ範囲のかなり高い値は妨害
信号の影響が過大になるので、不利である。fのかなり
低い値もまた発振器回路の出力信号を測定するためによ
り長い時間が必要であるので、不利である。
【0042】図10はなかんずく図9による発振器回路
104の等価回路図の三つの点における波形を示す。イ
ンピーダンス変圧器105の入力および出力における波
形は発振器回路のRC回路網が次式で表される時定数t
において連続的に充電され、そして放電される事実に起
因している。
【0043】
【数2】t=2*R1 (C1 +C2
【0044】ピペット針42が基準本体45の外側面の
うちの一つの面に接近するときに、図11によるC2
値が増大し、その結果、fの値の対応した変化が生ず
る。それゆえに、電圧比較器106の出力における信号
の周波数fを測定することにより、C2 の値を測定し、
それによりピペット針42と基準本体45の外側面との
間の対応した距離を決定することが可能である。この目
的のために、分析装置11のピペット針42の特定の位
置に対するC2 の値が先ず測定される。ピペット針42
のこの特定の位置は、例えば、ピペット針42と基準本
体45との間のS 71が3ミリメートルである図6および
図7に示した位置71である。C2 の対応した値は図1
1において符号C71を付けてある。
【0045】インピーダンス変圧器105の好適な機能
を得るために、管99内の液体の抵抗R2 が100キロ
オームの臨界値以下に低下しないことが肝要である。さ
もなければ、R2 はインピーダンス変圧器105の負荷
に対して高過ぎることになろう。R2 の値は非常に低い
抵抗率を有するピペット操作装置の液体系内の液体のた
めに低くなり過ぎるかもしれない。しかしながら、R2
の値を決定するパラメータを好適に選択することによ
り、上記の条件を満たすためのこの抵抗の値を得ること
が可能である。
【0046】R2 の値は次式により表される。
【0047】
【数3】R2 =r*l*4/(pd2 ) 式中、 r=管99内の液体の抵抗率 l=管99の長さ d=管99の内径 もしもr=0.26オーム*メートル、l=0.76メ
ートル、そしてd=0.76ミリメートルであれば、R
2 =436キロオーム
【0048】分析装置の作動モード ある分析装置において、分析装置11の自動ピペット操
作装置のピペット針42が輸送装置51ないし55によ
りいくつかのピペット操作位置に配置され、各々のピペ
ット操作位置は特定の容器の位置に対応し、輸送装置5
1−55は相互に直角な三つの方向(X方向、Y方向お
よびZ方向)にピペット針42を移動するようになって
おり、これらの方向の各々は輸送装置51−55の座標
系の座標軸線のうちの一つの軸線に平行である。
【0049】以下に記載するようにピペット針輸送装置
51−55を微調整する前に、該輸送装置の荒調整が行
われ、この目的のためにピペット針42が輸送装置51
−55により相互に直角な三つの方向の各々における上
記の端末位置に配置され、そして端末位置の座標
(Xe 、Ye 、Ze )が検出され、そして記憶される。
【0050】ピペット針輸送装置51−55を微調節
し、すなわち、正確に調節するために、基準点の座標が
決定される。導電性の基準本体45がこの目的のために
使用され、そしてベースプレート12に固定して連結さ
れかつ水平輸送方向(X方向およびY方向)の各々にお
いて輸送方向に垂直に配置される二つの外面76、77
および78、79を有している。
【0051】ピペット針輸送装置51−55を微調節
し、すなわち、正確に調節するために、次の工程が行わ
れる。 −ピペット針42と基準本体45との間の電気キャパシ
タンスC2 が上記の回路により測定され、分析装置11
内のピペット針42の特定の位置71に対するC 2 の値
が先ず測定される。ピペット針42のこの特定の位置
は、例えば、ピペット針42と基準本体45との間の距
離S71が3ミリメートルである図6および図7に示した
位置71である。C2 の対応した値は図11において符
号C71を付けてある。図11から理解されるように、例
えば、C71は0.7ピコファラドである。そして −水平輸送方向(X方向およびY方向)のうちの少なく
とも一つの方向におけるピペット針42の基準位置の座
標を決定するために、ピペット針42が輸送装置51−
55により各々の場合に向かい合う方向において輸送方
向に垂直に配置された基準本体45の二つの外面76、
77および78、79の各々に近い位置まで移動せしめ
られる。これらの状態において、ピペット針42は、例
えば、先ず基準本体45の外面76に向かってY方向に
該ピペット針が位置72に達するまで移動せしめられ
る。位置72において、ピペット針42と基準本体45
との間の電気キャパシタンスC2 の測定値がピペット針
42と基準本体45の外面76との間の特定の距離S72
に相当する所定値C72に達する。Y方向における位置7
2の座標はY72である。その後、この動作が反対の方向
において行われ、すなわち、ピペット針42は該ピペッ
ト針が位置73に達するまで基準本体45の表面77に
向かってY方向に移動せしめられる。位置73におい
て、ピペット針42と基準本体45との間の電気キャパ
シタンスC2 の測定値がピペット針42と基準本体45
の外面77との間の特定の距離S73に相当する所定値C
73に達する。Y方向における位置73の座標はY73であ
る。本発明と関連して、C73がC72と等しくかつS73
72と等しいことが好ましい。図11から理解されるよ
うに、例えば、C73=C72=1.2ピコファラド。
【0052】上記の方法において、そして以下に記載す
る実施例においては、ピペット針42はその全体が誘導
される移動の間に好ましくは図7に示した垂直位置(す
なわち、Z方向)において基準本体45の外側面のうち
の一つの面に向かって配置される。この位置において
は、ピペット針42のかなりの部分が外面に相対して配
置される。このようにして、キャパシタンスC2 は十分
に高い値を有することになる。また、図7に示したよう
なピペット針42の前記垂直位置が得られた結果、特に
ピペット針42の頂部に対する調節精度が非常に高く、
すなわち、調節の結果、ピペット針42の頂部が異なる
ピペット操作位置において最高の精度で配置される。こ
の実施例においては、これにより輸送ヘッド51により
担持されかつ案内されるグリッパー43もまた該グリッ
パーが反応容器31を保持しかつ移動する異なる位置に
おいても最高の精度で配置されるという付加的な利点が
得られる。
【0053】水平輸送方向(X方向およびY方向)のう
ちの少なくとも一つの方向における微調節を含むX方向
およびY方向におけるピペット針42の基準位置の座標
の決定後、Z方向における基準位置が規定される。すな
わち、ピペット針42が最高位置におけるその最初の位
置からピペット針42の先端部が基準本体45の頂面4
6と接触するまで移動せしめられ、その移動速度は頂面
46の中央部に向かって減少し、そしてこの接触は好適
な回路により検出される。このようにして決定されたZ
方向におけるピペット針42の基準位置が記憶される。
【0054】輸送装置51−55を微調節する方法の好
ましい第1実施例 輸送装置51−55を微調節する方法の好ましい第1実
施例においては、少なくとも一つの水平輸送方向におけ
るピペット針42のこのようにして規定された二つの位
置の座標値が検出され、そして記憶される。少なくとも
一つの水平輸送方向における基準位置の座標値が検出さ
れた二つの座標値、例えば、Y72およびY73の平均を計
算することにより決定される。
【0055】基準本体45の向かい合う側の位置71お
よび73の決定および検出された二つの座標値の平均の
上記の計算により、基準位置の計算された座標値におけ
るキャパシタンスの測定のいかなる誤差の影響をもなく
すために基準本体の対称性がこのように利用されるとい
う利点が得られる。
【0056】上記の制御装置において、基準位置の座標
が決定された後、基準位置の座標に関するピペット針の
すべてのピペット操作位置のX座標およびY座標が分析
装置の異なる部分の関連した寸法と関連して計算され
る。
【0057】輸送装置51−55を微調節する方法の好
ましい第2実施例 輸送装置51−55を微調節する方法の好ましい第2実
施例においては、基準軸線の座標X0 、Y0 が決定さ
れ、このような軸線は垂直輸送方向(Z)に平行にかつ
基準本体45を通って延びている。この目的のために、
ピペット針42が輸送装置51−55により二つの水平
輸送方向に(X方向およびY方向に)各々の場合に輸送
方向に垂直に配置された基準本体45の二つの外面7
6、77および78、79の各々に近い位置まで移動せ
しめられる。ピペット針42は各々の場合にピペット針
42と基準本体45との間の電気キャパシタンスの測定
値がピペット針42と基準本体45の表面との間の特定
の距離に相当する所定値に達するまで基準本体45の一
つの表面に向かって移動せしめられる。
【0058】この方法のこの状況において、例えば、Y
方向におけるピペット針42の特定の基準点の上記の検
出に加えて、上記の方法がX方向において行われる。
【0059】この目的のために、ピペット針42は、該
ピペット針と基準本体45との間の電気キャパシタンス
の測定値がピペット針42と基準本体45の表面との間
の特定の距離S74に相当する所定値C74に達するまで、
先ず基準本体45の表面74に向かって移動せしめられ
る。その後、この操作が反対の方向において行われ、す
なわち、ピペット針42が該ピペット針と基準本体45
との間の電気キャパシタンスの測定値がピペット針42
と基準本体45の表面との間の特定の距離S75に相当す
る所定値C75に達するまで基準本体45の一つの表面7
5に向かってY方向に移動せしめられる。本発明のこの
状況においては、C74=C75=C73=C 72、そしてS74
=S75=S73=S72が成立することが好ましい。
【0060】輸送装置51−55を微調節する方法のこ
の好ましい第2実施例においては、水平輸送方向の各々
におけるピペット針42のこのようにして規定された二
つの位置の座標値が検出され、そして記憶されることが
好ましい。水平輸送方向の各々における基準位置の座標
値は検出された二つの座標値の平均を計算することによ
り決定される。
【0061】上記の制御装置において、上記の基準軸線
の座標X0 、Y0 が決定された後、X0 およびY0 に関
するピペット針42のすべてのピペット操作位置のX座
標およびY座標が分析装置の異なる部分の関連した寸法
と関連して計算される。
【0062】ピペット針の直線性を試験する装置 上記の分析装置は、ピペット針輸送装置を正確に調節す
るために使用される装置および方法と関係なく、ピペッ
ト針の直線性を試験することを可能にする装置を備えて
いる。この装置は下記の手段を備えている。 −ピペット針42の先端部を基準本体45の頂縁の周囲
のまわりに案内する手段。ピペット針42の先端部は頂
縁から特定の距離dに案内され、この距離はピペット針
42の容認できる湾曲の目安になる。 −ピペット針の先端部と基準本体45との間の電気的な
接触を検出する電気回路および −ピペット針42の先端部と基準本体45との間の電気
的な接触を検出する回路からの出力信号に応じてピペッ
ト針42の容認できない湾曲を表示するためにこの回路
と接続された表示装置。
【0063】この装置はピペット針42の輸送装置51
−55を調節するための上記の手段と組み合わせて使用
されることが好ましい。
【0064】ピペット針の直線性を試験する方法 好ましくは上記の方法により行われるピペット針42の
輸送装置51−55の正確な調節の後、ピペット針42
の直線性が下記の方法により試験される。図12および
図13に示すように、ピペット針42の先端部が基準本
体45の頂縁の周囲のまわりに通路81、82、83、
84に沿って案内される。ピペット針42の先端部は基
準本体45の頂縁から距離dに案内され、この距離はピ
ペット針42の容認できる湾曲の目安になる。距離d
は、例えば、0.45mmである。基準本体45に対す
るピペット針42の垂直位置は図13に示してある。基
準本体45とピペット針42との間のいかなる接触も電
気回路により検出され、そのような場合には、ピペット
針の容認できない湾曲が表示される。
【図面の簡単な説明】
【図1】分析装置の斜視図。
【図2】図1に示した分析装置の平面図。
【図3】分析装置内11の試料容器、試薬容器および反
応容器の配列の図解的な斜視図。
【図4】図1ないし図3に示した反応容器のうちの1個
の容器の拡大斜視図。
【図5】図4の反応容器31を例示したその内部を示し
た図。
【図6】ピペット針42による基準本体45の走査を示
した図。
【図7】図6に示した走査動作の間に水平方向(X方向
およびY方向)におけるピペット針42の移動を示した
図。
【図8】ピペット針による基準本体の頂面の垂直方向
(Z方向)における走査を示した図。
【図9】ピペット針42と基準本体45との間のキャパ
シタンスを測定する装置を示した図。
【図10】図9に示した装置の等価回路図。
【図11】ピペット針42と基準本体45との間の電気
キャパシタンスの変化を示した図。
【図12】ピペット針の直線性を試験する目的のために
本発明によるピペット針42を基準本体45のまわりに
案内する方法を示した図。
【図13】図12に示すようにピペット針42を基準本
体45のまわりに案内する間の垂直方向(Z方向)にお
けるピペット針42の位置を示した図。
【符号の説明】
11 分析装置 12 ベースプレート 13 試料容器 23 試薬容器 31 反応容器 42 ピペット針 45 基準本体 51 輸送ヘッド 52 駆動装置 53 駆動装置 54 レール 55 レール 76 外面 77 外面 78 外面 79 外面 96 計量装置 99 管
フロントページの続き (72)発明者 トーマス カラトスク スイス国レウトリンゲン,ファーレンステ ッテンベグ 27 (72)発明者 ロルフ モザー スイス国ビットズナウ,フォーゲルサング (番地なし)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分析装置にして、下記の構成部分、すな
    わち、 (a)一次容器および二次容器が配置された水平に配置
    されたベースプレートと、 (b)所定量の液体を毎度一次容器から二次容器に移送
    するために導電性材料からなりかつ計量装置と管により
    接続されたピペット針と、 (c)ピペット針を相互に直角な三つの方向に制御され
    た状態で輸送するための輸送装置とを備え、輸送方向の
    うちの二つの方向が水平に延び、かつ第三方向が垂直に
    延び、さらに、 (d)計量装置および輸送装置を制御するための制御装
    置を備えている分析装置において、下記の手段、すなわ
    ち、 (e)ピペット針の先端部を基準本体の頂縁の周囲のま
    わりに案内する手段を備え、ピペット針の先端部が基準
    本体の頂縁から所定の距離に案内され、前記の距離はピ
    ペット針の容認できる湾曲の目安であり、さらに、 (f)ピペット針の先端部と基準本体との間の電気的な
    接触を検出する電気回路を備えていることを特徴とする
    分析装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の分析装置にして、さら
    に、下記の手段、すなわち、 ベースプレートに固定して連結されかつ水平輸送方向の
    各々において輸送方向に垂直に配置された二つの外面を
    有する導電性の基準本体と、 水平輸送方向のうちの少なくとも一つの方向におけるピ
    ペット針の基準位置の座標を決定する手段とを備え、前
    記手段はピペット針が各々の場合に輸送方向に垂直に配
    置された基準本体の二つの外面の各々に近い位置まで向
    かい合う方向に移動せしめられるようにピペット針の輸
    送装置を移動するようになっており、ピペット針が各々
    の場合に回路により測定されるピペット針と基準本体と
    の間の電気キャパシタンスの値がピペット針と基準本体
    の表面との間の特定の距離に相当する所定値に達するま
    で基準本体の表面に向かって移動せしめられることを特
    徴とする分析装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の分析装置にして、基準
    本体が平行六面体の形態に形成されていることを特徴と
    する分析装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の分析装置にして、基準
    本体の頂縁が正方形であることを特徴とする分析装置。
  5. 【請求項5】 分析装置の自動ピペット操作装置のピペ
    ット針を輸送装置によりいくつかのピペット操作位置に
    自動的に輸送する方法にして、各々のピペット操作位置
    が特定の容器の位置に対応し、輸送装置がピペット針を
    相互に直角な三つの方向に移動するようになっており、
    前記方向の各々が輸送装置の座標系の座標軸線のうちの
    一つの軸線に平行である前記方法において、 ピペット針の直線性を試験する目的のためにピペット針
    の先端部が基準本体の頂縁の周囲のまわりに案内され、
    ピペット針の先端部が基準本体の頂縁から特定の距離に
    案内され、前記距離がピペット針の容認できる湾曲の目
    安であり、かつ基準本体とピペット針との間のいかなる
    接触も電気回路により検出されることを特徴とする方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の方法にして、水平輸送
    方向のうちの少なくとも一つの方向におけるピペット針
    の基準位置の座標を測定する目的のために、ベースプレ
    ートに固定して連結されかつ水平輸送方向の各々におい
    て輸送方向に垂直に配置された二つの外面を有する導電
    性の基準本体が使用され、ピペット針が各々の場合に回
    路により測定されるピペット針と基準本体との間の電気
    キャパシタンスの値がピペット針と基準本体の表面との
    間の特定の距離に相当する所定値に達するまで基準本体
    の表面に向かって移動せしめられることを特徴とする方
    法。
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