JPH0842988A - 熱交換エレメント - Google Patents

熱交換エレメント

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JPH0842988A
JPH0842988A JP4111695A JP4111695A JPH0842988A JP H0842988 A JPH0842988 A JP H0842988A JP 4111695 A JP4111695 A JP 4111695A JP 4111695 A JP4111695 A JP 4111695A JP H0842988 A JPH0842988 A JP H0842988A
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JP
Japan
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liner
heat exchange
exchange element
rib
ribs
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JP4111695A
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English (en)
Inventor
Katsuya Kasai
勝哉 葛西
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】本熱交換エレメントは、複数の単位部材U1〜U3
を90°ずつ向きをずらしながら交互に積層する。単位
部材U1〜U3は板状のライナ1と、ライナ1の一対の端縁
に沿い上方へ突出する遮蔽用のリブ2と、ライナ1同士
間の間隔を規制するスペーサ3と、ライナ1の他の対の
端縁に沿い下方へ延びるカバー6とを有し、全体が紙か
らなりプレス成形される。上方の単位部材U1のカバー6
が、下方の単位部材U2のリブ2 の外側面2aを覆う。 【効果】カバーによって単位部材を積層時に位置決めで
き、製造し易い。ライナとカバーとリブとで折れ曲がり
状の密封面を形成でき、密封性が向上する。全体が紙な
ので軽い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、熱交換換気装置その
他の空気調和装置に用いられ、板状のライナを挟んで熱
交換を行う熱交換エレメントに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、熱交換エレメントは製造コストの
低減が要求されている。従来、この種の熱交換エレメン
トとして、特公平6−10587号公報に示すものがあ
る。この熱交換エレメントは、図14に示すように、複
数の単位部材100を交互に90同ずつ向きをずらしな
がら積層したものからなる。各単位部材100は、四角
形の板状のライナ101の一の面に配される複数の列状
の合成樹脂からなるリブ102を、ライナ101に一体
成形したものからなり、ライナ101の対向する端部に
配されるリブ102を、ライナ101同士の端縁部分を
密封するための遮蔽リブ102aとして構成すると共
に、遮蔽リブ102a間に所定間隔毎に配されるリブ1
02をライナ101同士間の間隔を規制するための間隔
規制リブ(いわゆるスペーサ)102bとして構成して
いる。
【0003】上記の熱交換エレメントにおいては、ライ
ナ101とリブ102a,102bとが樹脂により一体
成形されるため、強度的に優れていると共に、これらを
別体に形成した場合のように接着する作業が不要であ
り、この点で製造コストを安価にできるという利点があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
熱交換エレメントにおいては、下記の〜の問題があ
った。 リブ102aとスペーサ102bが樹脂にて形成さ
れるため、紙と比較して、透湿性に劣り、その結果、透
湿度効率が悪く、このため、潜熱と顕熱の双方を熱交換
するいわゆる全熱交換用のエレメントに適さないという
問題があった。また、各リブ102a,102bが樹脂
なので重いという問題があった。 また、遮蔽リブ102aが配置されない側のライナ
101の縁部の強度が不足し、このため、単位部材10
0同士の積層作業がやりずらかった。また、このライナ
101の縁部と、隣接する単位部材Uの遮蔽リブ102
aとの間の密封性は、両者間の接着強度に依存するが、
接着面積自体が狭いため、接着強度並びに密封性が低い
という問題があった。 また、熱交換エレメントの製造に際し、単位部材1
00同士を正確に位置決めしながら積層する作業が困難
であった。このため、製造の効率が悪かった。 積層された単位部材100同士は狭い接着面積の接
着により結合されているだけなので、連結強度が弱かっ
た。このため、熱交換エレメントの強度が不足してい
た。 遮蔽リブ102aや間隔規制リブ102bが中実体
からなることに起因して熱交換エレメントが重くなり、
また素材量が多くなることに起因して製造コストが高く
なるという問題があった。 また、通常、積層された単位部材100はエレメン
ト枠によって保持され、このエレメント枠は、積層され
た単位部材100の、積層方向に延びる縁角部に沿わさ
れるアングル状の柱枠を有している。ところが、単位部
材100の縁角部の接着面積が少ないため、接着性や密
封性が悪く、気流の混合が生じていた。特に、ライナの
保有する水分量に応じてライナが伸縮すると、上記のよ
うに接着性が悪いので、縁角部と枠柱との間に隙間が生
じやすかった。これを防止するべく、縁角部と枠柱との
間にシール材や充填材を介在させていたが、これが製造
コストを上昇させていた。
【0005】一方、特願平3−279793号公報に示
すように、ライナの表面に形成されるリブと、ライナの
裏面に形成されるリブとを係合可能とした熱交換エレメ
ントが提供されている。しかし、本公報の熱交換エレメ
ントにおいても、ライナとリブとは別体のものを接着す
るようにしているので、密封性が接着具合に左右され、
このため密封性が悪いという上記のに類する問題があ
った。また、本公報の熱交換エレメントでは上記のと
同様の問題があった。
【0006】そこで、上記,およびの課題に鑑
み、本発明の第1の目的は、軽くてしかも透湿性に優
れ、且つ製造し易くて密封性に優れた熱交換エレメント
を提供することである。上記の課題に鑑み、本発明の
第2の目的は、単位部材同士の連結が強固で強度に優れ
た熱交換エレメントを提供することである。
【0007】上記の課題に鑑み、本発明の第3の目的
は、素材量が少なく、軽くてしかも製造コストが安い熱
交換エレメントを提供することである。上記の鑑み、
本発明の第4の目的は、積層された単位部材の積層方向
に延びる縁角部と、エレメント枠との密封性をコスト安
価に向上させることができる熱交換エレメントを提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】
(1) 上記第1の目的を達成するため、請求項1に係る
熱交換エレメントは、単位部材を交互に90°ずつ向き
をずらしながら多段に積み重ねることによって形成さ
れ、熱交換すべき気体を互いに交差する方向に流す熱交
換エレメントにおいて、上記単位部材は、紙材を含む板
状のライナと、上記ライナの一の対向する縁部にそれぞ
れ設けられ、単位部材の積層状態で隣接するライナ同士
の対向縁部間を密封する一対のリブと、上記ライナの他
の対向する縁部にそれぞれライナに対して折れ曲がり状
に設けられ、隣接する単位部材のリブの側面を覆うこと
のできるカバーと、上記ライナに設けられ、単位部材の
積層状態で隣接するライナ同士の間隔を規制するスペー
サとを含み、上記ライナ、リブ、カバーおよびスペーサ
は紙により一体成形されたものからなることを特徴とす
るものである。
【0009】上記構成によれば、カバーによって、ライ
ナの縁部の剛性を向上できるため、単位部材の積層時に
ライナの縁部がぐらつかず、且つ、一の単位部材のカバ
ーと、隣接する単位部材の上記カバーによって覆われる
リブとの間で、両単位部材同士を位置決めできるので、
積層作業をやりやすい。また、ライナおよびこのライナ
に対して折れ曲がり状のカバーがリブに当接することに
より、折れ曲がり状の密封面が形成されるので、ライナ
の縁部での密封性が向上する。さらに、全体が紙なの
で、軽い。
【0010】加えて、スペーサとライナとを一体成形し
ているので、両者の組合せ強度が全体として強い。した
がって、十分な強度を確保した状態でスペーサの数を少
なくできる。これにより、スペーサ同士の間隔を広くす
ることができる結果、スペーサによる通風抵抗を低減で
きる。さらに、スペーサが紙からなり、温度交換や湿度
交換に寄与することができる結果、スペーサが樹脂から
なるものと比較して、温度交換効率や湿度交換効率を高
くすることができる。 (2) 上記第1の目的を達成するため、請求項2に係る
熱交換エレメントは、請求項1記載の熱交換エレメント
において、上記ライナ、リブ、カバーおよびスペーサは
抄紙成形されたものからなることを特徴とするものであ
る。
【0011】上記構成によれば、ライナ等が抄紙により
成形された紙材を含むものからなるので、ライナ等を樹
脂による一体成形品とする場合と比較して、透湿性に優
れたライナを得ることができる。また、抄紙(紙を抄
く)というライナの素材形成の段階でリブ等が形成され
るので、ライナとリブ等との一体性が強く、強度の強い
単位部材を得ることができる。さらに、抄紙成形であれ
ば、紙の厚みを必要な部分だけ厚くすることもでき、部
分強度を自由に設定できる。 (3) 上記第1の目的を達成するため、請求項3に係る
熱交換エレメントは、請求項1記載の熱交換エレメント
において、上記ライナ、リブ、カバーおよびスペーサは
プレス成形されたものからなることを特徴とするもので
ある。
【0012】上記構成によれば、プレス成形なので、効
率良く製造することができる。 (4) 上記1の目的を達成するため、請求項4に係る熱
交換エレメントは、請求項1ないし3の何れかに記載の
熱交換エレメントにおいて、上記リブの側面に延設さ
れ、隣接する単位部材のリブの端面に当接することによ
り、隣接する単位部材がそのリブの沿う方向へ移動する
のを規制する位置決め用延出部を設けたことを特徴とす
るものである。
【0013】上記構成によれば、一の単位部材の延出部
を隣接する単位部材のリブの端面に当接させることによ
り、隣接する単位部材がそのリブに沿う方向(カバーに
よる位置決めによる移動規制方向と直交する方向)へ移
動しないように位置決めすることができる。したがっ
て、カバーによる位置規制と相まって直交する2方向に
位置決めすることができ、熱交換エレメントの製造時
に、単位部材をより容易に積層していくことができる。 (5) 上記第1の目的を達成するため、請求項5に係る
熱交換エレメントは、請求項1ないし4の何れに記載の
熱交換エレメントにおいて、上記ライナには、隣接する
単位部材のリブの内側面に合致されてこれを位置決めす
る凸条が一体に形成されており、リブの内側面およびこ
れに合致される凸条は、互いに交差する2方向に位置決
めできるように、屈曲部分を有して合致されていること
を特徴とするものである。
【0014】上記構成によれば、リブの内側面と凸条と
が屈曲部を有して合致されることにより、互いに交差す
る2方向に位置決めすることができ、その結果、位置決
めが確実となり、熱交換エレメントの製造時に、単位部
材をより容易に積層していくことができる。 (6) 上記第2の目的を達成するため、請求項6に係る
熱交換エレメントは、請求項1ないし5の何れかに記載
の熱交換エレメントにおいて、上記延出部と上記カバー
とは連続形成されており、両者の間に形成される角部の
内面を、隣接する単位部材の角部の外面に嵌め合わせる
ことにより、角部同士が連結されていることを特徴とす
るものである。
【0015】上記構成によれば、単位部材の角部同士を
連結するので、連結が強固になり、強度の高い熱交換エ
レメントを得ることができる。 (7) 上記第4の目的を達成するため、請求項7に係る
熱交換エレメントは、請求項6記載の熱交換エレメント
において、上記単位部材の積層体からなるエレメント本
体と、このエレメント本体を保持するためのエレメント
枠とを備え、このエレメント枠は、エレメント本体の積
層方向に延びる各縁角部に沿わされた状態で各縁角部に
接着されたアングル状の枠柱と、エレメント本体を積層
方向に挟み込んだ状態で上記枠柱の端部同士を連結した
一対の端面板とを含むことを特徴とするものである。
【0016】上記構成によれば、エレメント本体の積層
方向に延びる縁角部は、単位部材の角部同士の連結によ
り形成されているので、上記縁角部における単位部材同
士の密着性が高く、しかも、縁角部とアングル状の枠柱
との間の接着面(すなわち密封面)を広く確保すること
ができる。その結果、シール材等を用いることなく、コ
スト安価に密封性を向上させることができる。しかも、
縁角部と枠柱との接着強度が高いので、仮にライナが乾
燥して収縮したとしても、縁角部と枠柱との間に隙間が
生じることがなく、密封性が高い。 (8) 上記第3の目的を達成するため、請求項8に係る
熱交換エレメントは、請求項1ないし6の何れかに記載
の熱交換エレメントにおいて、上記リブおよびスペーサ
の少なくとも一方の断面は中空に形成されていることを
特徴とするものである。
【0017】上記構成によれば、熱交換エレメントを軽
量化することができる。また、中空の内面も伝熱に寄与
できるので、伝熱効率を向上することができる。
【0018】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図1はこの発明の一実施例の熱交換エレメント
の要部の概略分解斜視図であり、図2はその単位部材の
II-II 線に沿う概略断面図である。図1を参照して、こ
の熱交換エレメントは、熱交換すべき流体が、互いに直
交する方向に流れる直交流型であり、複数の単位部材U
1〜U3が90°ずつ交互に向きを変えて複数積層され
ている。実際には多数段の単位部材が積層されるが、簡
略のため3つの単位部材を示してある。
【0019】図1及び図2を参照して、各単位部材U1
〜U3は、方形平板状のライナ1と、ライナ1の上
面1aの一対の対向する縁部に突出形成された一対のリ
ブ2と、ライナ1の上面1aに上記リブ2と平行に所
定間隔毎に配列され、ライナ1と一体に形成された複数
のスペーサ3と、ライナ1の他の対の対向する縁部か
ら下方へ延び、隣接する単位部材U1〜U3のリブ2の
外側面2aを覆うことのできるカバー6とを有してい
る。
【0020】上記のライナ1を挟んで熱交換される2つ
の気流のうち、上面1a(ライナ1のスペーサ3側の
面)に沿って流される一の気流は、スペーサ3の長手方
向に沿って流され、ライナ1の下面(スペーサ3が設け
られていない面)に沿って流される気流は、上記スペー
サ3の長手方向と直交する方向に(すなわち下段の単位
部材のスペーサ3の長手方向に)流されることになる。
【0021】各単位部材U1〜U3を構成するライナ
1,リブ2、スペーサ3およびカバー6は、プレス成形
により一体に形成されている。単位部材U1〜U3を構
成する素材としては、紙材に限られるものではなく、各
種の繊維質素材を用いることも可能であり、また、構造
を補強するため、紙材に適量の樹脂繊維を混入したもの
を用いることもできる。ライナ1の厚みとしては、0.
1mm程度のものを例示することができる。
【0022】図2に示すように、リブ2は、直方体形状
をしており、内部が中空となっている。リブ2の高さと
しては2mm程度のものを例示することができる。リブ
2の上面は平坦面に形成されており、図4に示すよう
に、隣接する単位部材Uのライナ1の他方の面と密着さ
れることになる。また、図1および図5を参照して、リ
ブ2の両端部の外側面2aには、下方へ三角形形状に延
設された延設部7が形成されている。図5を参照して、
上方の単位部材U1の延出部7は、下方の単位部材U2
のリブ2の端面2bに当接し、下方の単位部材U2がそ
のリブ2の沿う方向(図5において紙面と直交する方向
であり、図1においてY1,Y2方向に相当する)へ移
動するのを規制する。一方、図1を参照して、延出部7
と上記カバー6とは連続形成されており、両者の間に形
成される単位部材U1の角部8の内面が、下方の単位部
材U2の角部8の外面に嵌め合わされ、これにより、角
部8同士が連結されるようになっている。
【0023】カバー6は、ライナ1に対して折れ曲がり
状に設けられている。図4に示すように、ライナ1およ
びこの折れ曲がり状のカバー6が、隣接する単位部材U
1〜U3のリブ2の外側面2aに当接することにより、
折れ曲がり状の密封面が形成されるようになっている。
図1および図2を参照して、スペーサ3は、断面山形形
状の凸条からなり、内部が中空となっている。すなわ
ち、ライナ1の下面1bにおいてスペーサ3の裏側は、
凸条の断面形状に沿う断面形状の凹条4に形成されてい
る。
【0024】スペーサ3の頂部は図2に示すように鋭角
とすることが、隣接する(上方の)ライナ1の伝熱面に
対して、スペーサ3が接触する面積を少なくし、ライナ
1の広い伝熱面積(気流と接触することのできる面積)
を確保するうえで好ましい。また、図1を参照して、各
スペーサ3の端部は、ライナ1の端縁から所定距離だけ
離されている。これにより、ライナ1の端縁部分の下面
と、これに接着される単位部材Uのリブ2とを、気流漏
れが発生しないように緊密に接着することができる。こ
れは、ライナ1の端縁部分を下方のリブ2に接着する場
合に両者を互いに押圧すること(接着圧を負荷するこ
と)が必要であるが、ライナ1の端縁部分にスペーサ3
が無いので、ライナ1の端縁部分をリブ2側へ全面にわ
たって一様に押圧することができ、その結果、接着に際
しライナ1の端縁部分の全面をリブ2に対して緊密に接
着することができるからである。
【0025】上記実施例によれば、下記の作用効果を奏
する。すなわち、 カバー6によって、ライナ1の縁部の剛性を向上で
きるため、単位部材U1〜U3の積層時にライナ1の縁
部がぐらつかず、且つ、一の単位部材U1のカバー6
と、これと組み合わされる単位部材U2のリブ2の外側
面2aとの間で、両単位部材U1,U2同士を位置決め
できるので、積層作業をやりやすい。また、一の単位部
材U1のライナ1および折れ曲がり状のカバー6が、隣
接する単位部材U2のリブ2に当接することにより、折
れ曲がり状の密封面が形成されるので、ライナ1の縁部
での密封性が向上する。さらに、全体が紙なので、軽
い。 ライナ1等をプレス成形により形成するので、単位
部材U1〜U3ひいては熱交換エレメントを効率良く製
造することができる。 一の単位部材U1の延出部7を、隣接する単位部材
U2のリブ2の端面2bに当接させることにより、隣接
する単位部材U2がそのリブ2に沿う方向(カバー6に
よる位置決めによる移動規制方向と直交する方向)へ移
動しないように位置決めすることができる。したがっ
て、カバー6による位置規制と相まって直交する2方向
に位置決めすることができ、熱交換エレメントの製造時
に、単位部材U1〜U3をより容易に積層していくこと
ができる。 しかも、延出部7とカバー6とで形成される、単位
部材U1〜U3の角部8同士を連結するので、連結が強
固になり、強度の高い熱交換エレメントを得ることがで
きる。 加えて、リブ2やスペーサ3が中空状をしているの
で、熱交換エレメントを軽量化することができる。ま
た、中空の内面も伝熱に寄与できるので、熱交換効率を
向上することができる。 加えて、スペーサ3とライナ1とを一体成形してい
るので、両者の組合せ強度が全体として強い。したがっ
て、十分な強度を確保した状態でスペーサ3の数を少な
くできる。これにより、スペーサ3同士の間隔を広くす
ることができる結果、スペーサ2による通風抵抗を低減
でき、省エネ及び静音化を達成できる。 さらに、スペーサ3が紙からなり、温度交換や湿度
交換に寄与することができる結果、スペーサ3が樹脂か
らなるものと比較して、温度交換効率や湿度交換効率を
高くすることができる。
【0026】なお、本実施例において、図6に示すよう
に延出部7を設けない構成とすることもできる。図7お
よび図8は本発明の他の実施例を示している。これらの
図を参照して、本実施例が図1の実施例と異なるのは、
下記の〜である。 ライナ1としてクレープ紙を用いた。これにより、熱
交換効率を高めることができた。また、プレス成形時に
紙が伸びやすく、したがって破れ難くすることができ
た。 リブ2の幅が両端部で次第に広くなるように、リブ2
の両端部においてリブ2の内側面2cを屈曲させた。こ
れにより、リブ2の両端部は平面視で三角形形状となっ
ている。このようにリブ2の内側面2cが端部で屈曲さ
れており、リブ2の屈曲した内側面2cには、次ので
述べる、同様に屈曲した凸条9が嵌め合わされる。した
がって、単位部材をスペーサ3に沿う方向とこれに直交
する方向の2方向に位置決めできることになり、位置決
めをより確実に行うことができる。 ライナ1の下面1b側へ突出し且つカバー6と所定距
離をおいて平行な凸条9を形成した。ライナ1の上面1
aには、上記凸条9に沿う凹条10が形成される。凸条
9の両端部は、リブ2の内側面2cの形状に沿うように
屈曲されている。凸条9により単位部材U1,U2の剛
性が向上することに加えて、図8に示すように、上方の
単位部材U1の凸条9とカバー6と間の空間に、下方の
単位部材U2のリブ2を嵌め合わせることにより、上下
の単位部材U1,U2をより強固に連結することがで
き、両者相まって強度に優れた熱交換エレメントを得る
ことができる。また、で述べたように積層時の位置決
めをより確実に行えると共に、密封面がコ字形状とな
り、密封性を一層向上できる。
【0027】図9は本発明のさらに他の実施例を示して
いる。図9を参照して、本実施例が図1の実施例と異な
るのは、中央のスペーサ3に代えて断面台形の補強リ
ブ11を設け、単位部材の強度を補強したこと、および
リブ2に下方へ突出する中空状の柱状突起12を複数
設け、これら柱状突起12を下方の単位部材の各リブ
2,11,2の端部にそれぞれ当接させるようにしたこ
とにより、ライナ1の気流の入口や出口となる部分での
撓みを防止することができ、入口高さや出口高さを一定
に保つことができる結果、上記撓みに起因した、気流の
流通抵抗の不要な増大を防止することができること、で
ある。
【0028】なお、この場合、リブ2の両端部を、内側
に三角形状に突出させて幅を広くしてあるのは、下記の
理由による。すなわち、リブ2の端部を幅広とせずに、
柱状突起12をリブ2の端部に設けた場合には、上段の
単位部材の柱状突起12が、下段の単位部材の柱状突起
12の裏側(上側)となる中空部に重なってしまい、柱
としての機能を果たせなくなる。これに対して、本実施
例では、リブ2の端部を幅広としたので、柱状突起12
をリブ2の端部から所定距離離れた位置に配置できると
共にこの柱状突起12を下段のリブ2の端部の三角状の
部分によって受けさせることができる。その結果、上下
の柱状突起12同士が重ならないようにすることができ
る。
【0029】図10は本発明のさらに他の実施例を示し
ている。同図を参照して、本実施例が図1の実施例はと
異なるのは、単位部材U1〜U3の四隅部にリブ2から
上方へ突出する中空状の凸部13を設け、下方の単位部
材U2の凸部13を、上方の単位部材U1の凸部13の
下方空間へ嵌め合わせるようにしたことである。この場
合、積層時の位置決め性がより向上することに加えて、
単位部材U1〜U3同士の連結がより強固となり、強度
に優れた熱交換エレメントを得ることができる。
【0030】図11ないし図13は本発明の他の実施例
を示している。図11を参照して、多段に積層された単
位部材Uによってエレメント本体200が構成されてお
り、このエレメント本体200がエレメント枠300に
よって保持されている。エレメント本体200は、図
のものと同様であるので、説明を省略する。エレメント
枠300は、エレメント本体200の、積層方向の両
端部に配置された一対の端面板310(上方のもののみ
図示)と、エレメント本体200の、積層方向に延び
る縁角部210に沿わされた状態で各縁角部210に接
着されたアングル状の枠柱320とを備えている。
【0031】上記縁角部210は、図12に示すよう、
多段に積層された単位部材Uの角部8同士が互いに嵌め
合わされて連結されることにより構成されている。図1
3を参照して、枠柱320は、アングル状の主体部33
0と、この主体部330の両端に形成され且つ端面板3
10に沿わされる取付板340とを備えており、取付板
340には、ねじ挿通孔350が形成されている。この
ねじ挿通孔350を挿通したねじが上記端面板310に
ねじ止めされ、端面板310と枠柱320とが固定され
る。一方、枠柱320の主体部330の内面330aに
接着剤が塗布され、枠柱320が上記したエレメント本
体200の縁角部210に接着される。
【0032】本実施例によれば、エレメント本体200
の縁角部210が、単位部材Uの角部8同士の連結によ
り形成されており、縁角部210における単位部材U同
士の密着が強固であるうえに、縁角部210とアングル
状の枠柱320との間の接着面(すなわち密封面)を広
く確保することができる。その結果、シール材等を用い
ることなく、コスト安価に密封性を向上させることがで
きる。しかも、縁角部210と枠柱320との接着強度
が高いので、仮にライナが乾燥して収縮したとしても、
縁角部210と枠柱320との間に隙間が生じることが
なく、密封性が高い。なお、本実施例は、図1の実施例
以外の実施例に適用することもできる。
【0033】また、上記各実施例において、ライナ1、
リブ2、スペーサ3およびカバー6等を抄紙成形により
一体に形成することもできる。この場合、抄紙(紙を抄
く)というライナ1の素材形成の段階でリブ2やスペー
サ3が形成されるので、ライナ1とリブ2やスペーサ3
との一体性が強く、したがって強度の強い単位部材Uを
得ることができ、ひいては、強度に優れた熱交換エレメ
ントを実現することができる。また、抄紙成形の場合、
各部の厚みを自在に設定でき、所要部の強度を部分的に
向上させることもできる。
【0034】その他、本発明の要旨を変更しない範囲で
種々の設計変更を施すことができる。
【0035】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、カバーに
よって、ライナの縁部の剛性を向上できるため、単位部
材の積層時にライナの縁部がぐらつかず、且つ、一の単
位部材のカバーと、このカバーにより覆われる、隣接す
る単位部材のリブとの間で、両単位部材同士を位置決め
できるので、積層作業をやりやすい。その結果、熱交換
エレメントを製造し易い。また、ライナおよびこのライ
ナに対して折れ曲がり状の上記カバーがリブに当接する
ことにより、折れ曲がり状の密封面が形成されるので、
ライナの縁部での密封性が向上する。さらに、全体が紙
なので、軽い。加えて、スペーサとライナとを一体成形
しているので、両者の組合せ強度が全体として強く、し
たがって、十分な強度を確保した状態でスペーサの数を
少なくでき、これにより、スペーサ同士の間隔を広くす
ることができる結果、スペーサによる通風抵抗を低減で
き、省エネ及び静音化が達成できる。さらに、スペーサ
が紙からなり、温度交換や湿度交換に寄与することがで
きる結果、スペーサが樹脂からなるものと比較して、温
度交換効率や湿度交換効率を高くすることができる。
【0036】請求項2に係る発明によれば、ライナ等が
抄紙により成形された紙材を含むものからなるので、ラ
イナ等を樹脂による一体成形品とする場合と比較して、
透湿性に優れたライナを得ることができる。また、抄紙
(紙を抄く)というライナの素材形成の段階でリブ等が
形成されるので、ライナとリブ等との一体性が強く、強
度の強い単位部材を得ることができる。さらに、抄紙成
形であれば、紙の厚みを必要な部分だけ厚くすることも
でき、部分強度を自由に設定できる。
【0037】請求項3に係る発明によれば、プレス成形
なので、効率良く製造することができる。請求項4に係
る発明によれば、一の単位部材の延出部を隣接する単位
部材のリブの端面に当接させることにより、上下の単位
部材同士を位置決めすることができるので、より確実に
位置決めすることができ、熱交換エレメントの製造時
に、単位部材を容易に積層していくことができる。
【0038】請求項5に係る発明によれば、リブと凸条
の屈曲部分によって、互いに交差する2方向に位置決め
することができるので、位置決めがより確実となり、熱
交換エレメントの製造時に、単位部材を容易に積層して
いくことができる。請求項6に係る発明によれば、隣接
する単位部材同士の連結が強固になり、強度の高い熱交
換エレメントを得ることができる。
【0039】請求項7に係る発明によれば、エレメント
本体の積層方向に延びる縁角部は、単位部材の角部同士
の連結により形成されており、縁角部における単位部材
同士の密着が強固であるうえに、縁角部とアングル状の
枠柱との間の接着面(すなわち密封面)を広く確保する
ことができる。その結果、シール材等を用いることな
く、コスト安価に密封性を向上させることができる。し
かも、縁角部と枠柱との接着強度が高いので、仮にライ
ナが乾燥して収縮したとしても、縁角部と枠柱との間に
隙間が生じることがなく、密封性が高い。
【0040】請求項8に係る発明によれば、熱交換エレ
メントを軽量化することがてきる。また、中空の内面も
伝熱に寄与できるので、高い熱交換効率を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る熱交換エレメントの要
部の概略分解斜視図である。
【図2】図1の単位部材U1のX1方向に沿う概略断面
図である。
【図3】単位部材U1の要部の一部破断斜視図である。
【図4】組み合わされた上下の単位部材の要部の縦断面
図である。
【図5】組み合わされた上下の単位部材の側面図であ
る。
【図6】本発明の他の実施例に係る熱交換エレメントの
要部の概略分解斜視図である。
【図7】本発明のさらに他の実施例に係る熱交換エレメ
ントの単位部材の斜視図である。
【図8】図7の熱交換エレメントの、単位部材同士の連
結状態を示す要部断面図である。
【図9】本発明のさらに他の実施例に係る熱交換エレメ
ントの単位部材の斜視図である。
【図10】本発明のさらに他の実施例に係る熱交換エレ
メントの要部の概略分解斜視図である。
【図11】本発明のさらに他の実施例に係る熱交換エレ
メントの概略斜視図である。
【図12】図11の熱交換エレメントの要部の分解斜視
図である。
【図13】図11の熱交換エレメントのエレメント枠の
枠柱を示す斜視図である。
【図14】従来の熱交換エレメントの要部の概略斜視図
である。
【符号の説明】
U1〜U3 単位部材 1 ライナ 1a 上面 2 リブ 2a 外側面 2b 端面 2c 内側面 3 スペーサ 6 カバー 7 延出部 8 角部 200 エレメント本体 210 縁角部 300 エレメント枠 310 端面板 320 枠柱

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単位部材(U)を交互に90°ずつ向きを
    ずらしながら多段に積み重ねることによって形成され、
    熱交換すべき気体を互いに交差する方向に流す熱交換エ
    レメントにおいて、 上記単位部材(U)は、 紙材を含む板状のライナ(1)と、 上記ライナ(1)の一の対向する縁部にそれぞれ設けら
    れ、単位部材(U)の積層状態で隣接するライナ(1)
    同士の対向縁部間を密封する一対のリブ(2)と、 上記ライナ(1)の他の対向する縁部にそれぞれライナ
    (1)に対して折れ曲がり状に設けられ、隣接する単位
    部材(U)のリブ(2)の外側面(2a)を覆うことの
    できるカバー(6)と、 上記ライナ(1)に設けられ、単位部材の積層状態で隣
    接するライナ(1)同士の間隔を規制するスペーサ
    (3)とを含み、 上記ライナ(1)、リブ(2)、カバー(6)およびス
    ペーサ(3)は紙により一体成形されたものからなるこ
    とを特徴とする熱交換エレメント。
  2. 【請求項2】請求項1記載の熱交換エレメントにおい
    て、 上記ライナ(1)、リブ(2)、カバー(6)およびス
    ペーサ(3)は抄紙成形されたものからなることを特徴
    とする熱交換エレメント。
  3. 【請求項3】請求項1記載の熱交換エレメントにおい
    て、 上記ライナ(1)、リブ(2)、カバー(6)およびス
    ペーサ(3)はプレス成形されたものからなることを特
    徴とする熱交換エレメント。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3の何れかに記載の熱交換
    エレメントにおいて、 上記リブ(2)の外側面(2a)に延設され、隣接する
    単位部材(U)のリブ(2)の端面に当接し、隣接する
    単位部材(U)がそのリブ(2)の沿う方向へ移動する
    のを規制する位置決め用延出部(7)を設けたことを特
    徴とする熱交換エレメント。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4の何れに記載の熱交換エ
    レメントにおいて、 上記ライナ(1)には、隣接する単位部材のリブ(2)
    の内側面(2c)に合致されてこれを位置決めする凸条
    (9)が一体に形成されており、リブ(2)の内側面
    (2c)およびこれに合致される凸条(9)は、互いに
    交差する2方向に位置決めできるように、屈曲部分を有
    して合致されていることを特徴とする熱交換エレメン
    ト。
  6. 【請求項6】請求項1ないし5の何れかに記載の熱交換
    エレメントにおいて、 上記延出部(7)と上記カバー(6)とは連続形成され
    ており、両者の間に形成される角部(8)の内面を、隣
    接する単位部材(U1)の角部(8)の外面に嵌め合わ
    せることにより、角部(8)同士が連結されていること
    を特徴とする熱交換エレメント。
  7. 【請求項7】請求項6記載の熱交換エレメントにおい
    て、 上記単位部材(U) の積層体からなるエレメント本体(20
    0) と、 このエレメント本体(200) を保持するためのエレメント
    枠(300) とを備え、 このエレメント枠(300) は、 エレメント本体(200) の積層方向に延びる各縁角部(21
    0) に沿わされた状態で各縁角部(210) に接着されたア
    ングル状の枠柱(320) と、 エレメント本体(200) を積層方向に挟み込んだ状態で上
    記枠柱(320) の端部同士を連結した一対の端面板(310)
    とを含むことを特徴とする熱交換エレメント。
  8. 【請求項8】請求項1ないし7の何れかに記載の熱交換
    エレメントにおいて、 上記リブ(2)およびスペーサ(3)の少なくとも一方
    の断面は中空に形成されていることを特徴とする熱交換
    エレメント。
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