JPH0839429A - 切削装置 - Google Patents

切削装置

Info

Publication number
JPH0839429A
JPH0839429A JP19231294A JP19231294A JPH0839429A JP H0839429 A JPH0839429 A JP H0839429A JP 19231294 A JP19231294 A JP 19231294A JP 19231294 A JP19231294 A JP 19231294A JP H0839429 A JPH0839429 A JP H0839429A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
blade
cutting device
discharge pipe
cutting fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19231294A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuma Sekiya
一馬 関家
Keiichi Kajiyama
啓一 梶山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Disco Corp
Original Assignee
Disco Abrasive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Disco Abrasive Systems Ltd filed Critical Disco Abrasive Systems Ltd
Priority to JP19231294A priority Critical patent/JPH0839429A/ja
Publication of JPH0839429A publication Critical patent/JPH0839429A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dicing (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 半導体ウェーハ等の切削時に、ボンディング
パット等の汚染源になる泥水(切削屑の混入した切削
液)を効率良く排出出来るようにした、切削装置を提供
する。 【構成】 切削液を供給し回転ブレードによって被加工
物を切削する切削装置において、この切削装置には回転
ブレード9をカバーするブレードカバー10が配設され
ていて、このブレードカバー10には回転ブレード9の
回転に起因して切削液が飛散する側に切削液排出パイプ
16が取り付けられる。切削液排出パイプ16はその取
付位置、角度が調整出来る。被加工物は半導体ウェーハ
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウェーハ等を切
削する切削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の切削装置は、例えば図4に示すよ
うにカセット載置領域1に半導体ウェーハ等の被加工物
(ウェーハWは樹脂テープTによりフレームFに固定)
を複数枚収容したカセット2を載置し、搬出入手段3に
よりカセット2の被加工物を待機領域4に搬出し、旋回
アームを有する搬送手段5にて被加工物をチャックテー
ブル6上に搬送し、このチャックテーブル6を移動しア
ライメント手段7でアライメントした後切削手段8にて
切削する。切削手段8は図5のようにスピンドル8aの
先端に回転ブレード9が取り付けられ、この回転ブレー
ド9を保護するブレードカバー10が取り付けられ、更
にブレードカバー10には一対の切削水供給ノズル11
とブレード監視手段12とが配設(図3参照)されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記切削装置において
は、図6に示すように切削水供給ノズル11から切削液
13を噴射しながら切削するが、切削屑(コンタミ)が
混入して泥水14となった切削液がウェーハW表面を漂
って付着し、ボンディングパット等を汚染する問題があ
る。又、泥水14がブレード9の回転によって連れ回
り、ブレード監視手段12のセンサ部12aを汚染して
監視能力を低下させる問題もある。このような従来の問
題点を解決する切削装置としては、例えば特開平4−7
4607号公報に開示されているが、これは回転ブレー
ドの回転に起因して切削液が飛散する側に板状又は吸引
式の排液ガイド部材を設け、切削液を排出桶まで案内し
て排出させるものである。本発明は、前記発明を更に発
展させ、構成が簡単で且つ確実に切削時に汚染源となる
泥水となった切削液を効率良く排出出来るようにした、
切削装置を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を技術的に解決
するための手段として、本発明は、切削液を供給し回転
ブレードによって被加工物を切削する切削装置におい
て、この切削装置には回転ブレードをカバーするブレー
ドカバーが配設されていて、このブレードカバーには回
転ブレードの回転に起因して切削液が飛散する側に切削
液排出パイプが設けられた切削装置を要旨とする。又、
切削液排出パイプの位置、角度が調整出来ること、被加
工物は半導体ウェーハであること、を要旨とする。
【0005】
【作 用】ブレードカバーに設けられた切削液排出パイ
プにより汚染源となる泥水となった切削液をウェーハ表
面から的確に外部に排出することが出来、ウェーハ表面
のボンディングパット等を汚染から保護する。切削液排
出パイプの位置、角度が調整出来るので、回転ブレード
の大きさや切削状態に適合させることが出来る。泥水の
連れ回りがなくなり、ブレード監視手段のセンサ部を汚
れから保護すると共に、泥水の飛散を防止して汚染範囲
を狭めることが出来る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳説する(但し、従来例と同じ部材は同一符号)。図1
において、10は回転ブレード9を保護するブレードカ
バーであり、回転ブレード9の回転方向Aを考慮して正
面から見て左側、つまり切削液が飛散する側に取付片1
5が設けられ、その取付片15には横長の長孔15aが
形成されている。
【0007】16は切削水排出パイプであり、図2に示
すように断面が略角筒状を呈し、前記ブレード9側の端
部16aはブレード9の円形形状に対応させて円弧状に
形成されると共に、その上端には一対の張出片16bが
ブレード9を挟むようにして設けられ、他端部16cは
上部がやや下向きの傾斜面16dに形成されると共に下
部は円弧状に形成されている。又、切削水排出パイプ1
6のほぼ中間上部には取付片17が固定され、この取付
片17には縦長の長孔17aが形成されている。尚、張
出片16bはブレードの交換時に妨げになる等の理由で
必ずしも設けることを要しない。又、ブレードカバー1
0−1の端部10aに設ければブレード交換の妨げにな
らないのでここに設けることは自由である。
【0008】前記切削水排出パイプ16は、取付片17
と前記ブレードカバー10の取付片15とを合わせて止
めねじ18を長孔17aと長孔15aに挿通し、ナット
19を螺着することによりブレードカバー10に取り付
けることが出来る。
【0009】この取り付けに際し、前記取付片15の長
孔15aを利用して切削水排出パイプ16の位置をX軸
方向に調整することが出来、且つ取付片17の長孔17
aを利用してZ軸方向にも調整することが出来、更に止
めねじ18を中心軸として切削水排出パイプ16を回せ
ば角度調整も可能である。従って、ブレード9の大きさ
に合わせて切削水排出パイプ16の取付位置及び角度を
適正に設定することが出来る。又、被加工物の大きさ、
切削液の量等に対応した切削水排出パイプ16を適宜交
換することも可能である。
【0010】尚、ブレード監視手段12は止めねじ20
を介してブレードカバー10に着脱可能に取り付け、一
方の切削水供給ノズル11を含むブレードカバー10−
1も止めねじ21を介してブレードカバー10に着脱可
能に取り付けるようにしてある。これらは図3に示すよ
うにブレード9を跨ぐように配設されているため、ブレ
ード9の交換時にブレードカバー10から外す必要があ
るからである。
【0011】このように構成された切削手段8′は、図
1のように切削水供給ノズル11から切削液13を噴射
しながらウェーハWを切削するが、コンタミの混入した
泥水14となった切削液をブレード9の回転によって切
削水排出パイプ16内に導入させ、他端部16cから外
部に排出することが出来る。
【0012】この時、切削水排出パイプ16の円弧状端
部16aはブレード9に近接配置されているので、ブレ
ード9の回転により飛ばされた泥水は殆ど全部切削水排
出パイプ16内に流入し、しかも前記張出片16bはブ
レード9を挟むようにして両側に位置しているので連れ
回りによる泥水が跳ね返されて切削水排出パイプ16内
に落下する。従って、前記ブレード監視手段12のセン
サ部12aが泥水の汚染から保護され監視能力が低下す
ることはなく、且つ泥水が周囲に飛び散らないので汚染
範囲を著しく狭めることが出来る。
【0013】切削水排出パイプ16は、前記ナット19
を緩めて止めねじ18を抜けば、ブレードカバー10か
ら容易に外すことが出来るので使用後の清掃や手入れ及
び交換がし易く、元の位置に取り付ける作業も簡単なの
で使用勝手が良好である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、切削装
置のブレードカバーにおける回転ブレードに起因して切
削液が飛散する側に切削液排出パイプを設けたので、泥
水となった切削液を外部に効率良く排出することが出
来、ウェーハ表面のボンディングパット等を汚染から保
護することが出来る。又、切削液排出パイプの位置、角
度を調整出来るので、回転ブレードの大きさや切削条件
等に合わせることが出来る。更に、泥水となった切削液
の連れ回りを未然に防止し、ブレード監視手段のセンサ
部を汚染から保護して監視能力の低下を防止することが
出来、泥水となった切削液が飛び散らないことから汚染
範囲を狭い範囲に規制出来る等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す要部の概略正面図で
ある。
【図2】 同、分解斜視図である。
【図3】 ブレード近辺を示す概略側面図である。
【図4】 切削装置の一例を示す斜視図である。
【図5】 従来例を示す要部の斜視図である。
【図6】 同、切削時での概略正面図である。
【符号の説明】
1…カセット載置領域 2…カセット 3…搬出入
手段 4…待機領域5…搬送手段 6…チャックテ
ーブル 7…アライメント手段 8…切削手段
8a…スピンドル 9…ブレード 10…ブレード
カバー11…切削水供給ノズル 12…ブレード監視
手段 12a…センサ部13…切削水 14…泥水
15…取付片 15a…長孔 16…切削水排
出パイプ 16b…張出片 17…取付片 17
a…長孔 18…止めねじ 19…ナット 20
…止めねじ 21…止めねじ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切削液を供給し回転ブレードによって被
    加工物を切削する切削装置において、この切削装置には
    回転ブレードをカバーするブレードカバーが配設されて
    いて、このブレードカバーには回転ブレードの回転に起
    因して切削液が飛散する側に切削液排出パイプが設けら
    れた切削装置。
  2. 【請求項2】 切削液排出パイプの位置、角度が調整出
    来る、請求項1記載の切削装置。
  3. 【請求項3】 被加工物は半導体ウェーハである、請求
    項1乃至2記載の切削装置。
JP19231294A 1994-07-25 1994-07-25 切削装置 Pending JPH0839429A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19231294A JPH0839429A (ja) 1994-07-25 1994-07-25 切削装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19231294A JPH0839429A (ja) 1994-07-25 1994-07-25 切削装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0839429A true JPH0839429A (ja) 1996-02-13

Family

ID=16289189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19231294A Pending JPH0839429A (ja) 1994-07-25 1994-07-25 切削装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0839429A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001071253A (ja) * 1999-08-25 2001-03-21 Sulzer Chemtech Ag 形状加工された薄片を分離するための方法
JP2007088157A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Disco Abrasive Syst Ltd 切削装置
JP2011014670A (ja) * 2009-07-01 2011-01-20 Disco Abrasive Syst Ltd 切削装置
JP2011110631A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Disco Abrasive Syst Ltd 切削装置
JP2011167800A (ja) * 2010-02-18 2011-09-01 Disco Corp 切削装置
JP2017202559A (ja) * 2016-05-13 2017-11-16 株式会社ディスコ 切削装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001071253A (ja) * 1999-08-25 2001-03-21 Sulzer Chemtech Ag 形状加工された薄片を分離するための方法
JP4515608B2 (ja) * 1999-08-25 2010-08-04 ズルツァー・ケムテック・アクチェンゲゼルシャフト 形状加工された薄片を分離するための方法及び同方法を行うための設備
JP2007088157A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Disco Abrasive Syst Ltd 切削装置
JP2011014670A (ja) * 2009-07-01 2011-01-20 Disco Abrasive Syst Ltd 切削装置
JP2011110631A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Disco Abrasive Syst Ltd 切削装置
JP2011167800A (ja) * 2010-02-18 2011-09-01 Disco Corp 切削装置
JP2017202559A (ja) * 2016-05-13 2017-11-16 株式会社ディスコ 切削装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4943688B2 (ja) 切削装置
JP6108999B2 (ja) 切削装置
US6500058B2 (en) Clogging-free drain system installed in a cutting apparatus
JP2009099940A (ja) ダイシング装置
KR20150077293A (ko) 절삭 장치
JP5415184B2 (ja) 切削装置
JP2007130730A (ja) 切削装置
JP6736367B2 (ja) スピンドルユニット
JP5199777B2 (ja) 切削装置
JP2000015626A (ja) 切削装置
JPH0839429A (ja) 切削装置
TWI397955B (zh) The cutting device of the workpiece
KR20200022331A (ko) 연마 패드
JP6271129B2 (ja) 切削装置
JP4740488B2 (ja) ダイシング装置
JP3854683B2 (ja) ダイシング装置
JP2011110631A (ja) 切削装置
JP2007000967A (ja) 切削装置
JP2009285799A (ja) 切削装置
JP4880244B2 (ja) 切削装置
JP2009027030A (ja) ウエーハの切削方法
JPH06275712A (ja) ダイシング装置
JPH0590403A (ja) 切削装置
KR20140058348A (ko) 절삭 장치
JP2004031415A (ja) ブレードカバー

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040511