JPH08382B2 - 視覚センサ付ロボツトの座標系の設定方法 - Google Patents

視覚センサ付ロボツトの座標系の設定方法

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JPH08382B2
JPH08382B2 JP62010727A JP1072787A JPH08382B2 JP H08382 B2 JPH08382 B2 JP H08382B2 JP 62010727 A JP62010727 A JP 62010727A JP 1072787 A JP1072787 A JP 1072787A JP H08382 B2 JPH08382 B2 JP H08382B2
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JP
Japan
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robot
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visual sensor
camera
visual
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JP62010727A
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俊一 濱本
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Aisan Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は視覚センサ付ロボツトにおいて、ロボツト
座標とカメラ座標の対応づけをおこなう座標系の設定方
法に関する。
(従来の技術) 一般に視覚センサ付ロボツトにおいては、第2図に示
すようにITVなどから成る視覚カメラ1と画像処理装置
2とで視覚センサ3を構成し、対象物4を視覚カメラ1
で撮像してそのビデオ信号を画像処理装置2へ伝送し、
カメラ座標(視覚カメラの撮像面における座標)5にお
ける対象物位置座標(x,y)を算出し、マイコン等から
成るロボツトコントローラ6においてこの座標(x,y)
からロボツト座標7における対象物の位置(X,Y)を算
出し、この位置に対応するハンドリング位置座標(XH,Y
H)にロボツト8のハンド9を移動させて対象物の把持
等をおこなう。なおロボツト座標7とカメラ座標5は平
行、すなわちX軸とx軸、Y軸とy軸はそれぞれ平行で
ある。上記において位置(X,Y)の算出の際にカメラ座
標とロボツト座標の関係式 (X,Y)=f(x,y) を用いるが、この関係式を求める座標系の設定は、従
来次のようにしておこなつていた。
すなわち第2図に示す様に視覚カメラ1の視野10内の
対象物載置面11上の2点A,Bに円板あるいはクロスカー
サを置いて両点の位置を視覚カメラ1で撮像し、画像処
理装置2によりカメラ座標5における位置(xA,yA)、
(xB,yB)をそれぞれ求める。
一方A,B点のロボツト座標7における位置(XA,YA)、
(XB,YB)をスケール等を用いて実測する。そして上記
各データからカメラ座標とロボツト座標の関係式f(x,
y)を以下の方程式より求めている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが上記の座標系の設定方法においては、点A,B
のロボツト座標7上の位置を実測しなければならないの
で座標系の設定に手間がかかる。
また上記の設定をおこなつて実際の対象物についてロ
ボツト8による把持をおこなおうとしても、一般に第3
図に示すように対象物4の位置は重心位置Gで計測され
るのに対し、ハンド9による把持位置Cや、ロボツトに
移動指令として与えるハンドリング位置Hは前記重心位
置Gと異なる場合が多く、この場合は対象物の位置(x,
y)から前記関係式により求めた(X,Y)をハンドリング
位置としてロボツトに与えても対象物を把持することは
できない。
そこで予め対象物の重心位置Gと把持位置Cおよびハ
ンドリング位置Hの寸法関係を求めておき、対象物の重
心位置に相当する(X,Y)の座標値に対して上記ハンド
リング位置Hまでの補正を加えて座標(XH,YH)を求め
ることにより、はじめてロボツトによる把持が可能とな
るのであるが、いちいちこの補正を加えるのは煩雑であ
り、また対象物が変わればこの補正内容も変更せねばな
らず煩雑である。
この発明は上記従来の問題点を解決するもので、座標
系の設定を簡単におこなうことができ、また視覚センサ
による対象物の位置からロボツトのハンドリング位置を
直接求めることができる視覚センサ付ロボツトの座標系
の設定方法を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) しかしてこの発明の座標系の設定方法は、視覚センサ
付ロボツトに対象物を把持させた状態で、視覚カメラの
視野内の対象物載置面上に前記対象物を載置し、このと
きのロボツトのロボツト座標上のハンドリング位置(X
HO,YHO)をロボツトコントローラ部で読出すとともに、
視覚センサにより前記ロボツト座標と平行なカメラ座標
上の前記対象物の位置(x0,y0)および対象物の一部の
寸法rを計測して、これに相当する前記対象物の一部の
予め計測してあつた実寸法Rと前記各計測値から、視覚
センサで計測した対象物の任意の位置(x,y)より該対
象物に対するロボツトのハンドリング位置(XH,YH)を
求める関係式を次式の通り設定することを特徴とする視
覚センサ付ロボツトの座標系の設定方法である。
XH=XHO+k(x−x0) HH=HHO+k(y−y0) ただしk=R/r (作用) この発明の座標系の設定方法においては、対象物をロ
ボツトで把持した状態で実際のロボツト動作時の対象物
載置面上に対象物を置き、このときのロボツト座標上の
ハンドリング位置(XHO,YHO)および視覚カメラの撮像
画面のカメラ座標上の対象物位置(x0,y0)を基準点と
して用いる。
そしてロボツト座標上の寸法とカメラ座標上の寸法と
は比例関係にあることを利用して、対象物の一部の予め
計測してあつた実寸Rおよび視覚センサによる計測値r
から両座標間の比例定数kを次式 k=R/r ……(1) により求めれば、任意位置に置いた対象物のカメラ座
標上の位置(x,y)と前記基準点(x0,y0)間の距離に前
記比例定数を乗じることにより、上記(x,y)に対応す
るロボツト座標上のハンドリング位置(XH,YH)と前記
基準点(HHO,YHO)間の距離が下式により求まる。
XH−XHO=k(x−x0) ……(2) YH−YHO=k(y−y0) ……(3) 上式を変形して、ハンドリング位置(XH,YH)は、 XH=XHO+k(x−x0) ……(4) YH=YHO+k(y−y0) ……(5) で求めることができるのである。
このようにロボツト座標上の(XH,YH)は直接ハンド
リング位置として算出され、従来法のように対象物の重
心位置とハンドリング位置の関係を求めてその補正をお
こなう必要がないので、演算は簡単に済む。
また基準点設定時のロボツト座標上の(HHO,YHO)は
いちいちロボツト座標の原点からスケール等により実測
する必要はなく、ロボツトコントローラにより迅速容易
に読出すことができる。
さらに従来法はロボツト座標上の絶対位置を求めるの
に対し、この発明方法では基準点からのずれ量として位
置を求めるので、実際の対象物ハンドリング領域内に基
準点を設定できることから、位置計測精度を上げること
ができるのである。
(実施例) 以下第1図によりこの発明の一実施例を説明する。な
お図中、第2図および第3図と同一部分にはこれらの図
と同一符号を付してある。
先ずロボツト8のハンド9に対象物4を把持させ、こ
の把持状態のままで実際のロボツト動作時の対象物載置
面11上の任意の位置(ただし視覚カメラ1の視野10内)
に対象物4を置き、このときのロボツトのハンドリング
位置(HHO,YHO)をロボツトコントローラ6部で読出
す。
一方、視覚カメラ1で対象物4を撮像して、画像処理
装置2によりカメラ座標5上の対象物の位置(重心位
置)(x0,y0)および対象物4の一部の寸法r(この実
施例では直径)を算出する。なお第1図における位置
(X0,Y0)は、対象物4のロボツト座標上の重心位置で
あり、後述のようにハンドリング位置の算出には無関係
であるが、参考までに図示してある。
そしてロボツトコントローラ6部においては、上記各
数値、および対象物4の前記rに相当する部分を予めス
ケール等で計測しておいてキーボード等で入力された実
寸データRをもとに、先ず次式によりカメラ座標とロボ
ツト座標の数値の比例定数kを求める。
k=R/r そして第1図に鎖線で示すように、対象物載置面11上
の任意の位置(X,Y)に置かれた対象物4の視覚センサ
3による計測位置(x,y)に対応するハンドリング、置
(XH,YH)を求める関係式として、次式をロボツトコン
トローラ6部に格納する。
XH=XHO+k(x−x0) YH=YHO+k(y−y0) 以後、対象物4については視覚サンサ3による計測値
(x,y)をもとに上記関係式によりハンドリング位置(X
H,YH)を求めて把持をおこなうのであるが、この(XH,Y
H)は対象物の重心位置や把持位置とは関係なしに直接
ハンドリング位置として算出されるので、従来のような
各位置の補正をおこなうことなく直ちにロボツトによる
把持をおこなうことができる。
上記方法と従来法による座標系の設定に要する時間の
実測例をあげると、従来法によると約7分要していた設
定時間が、上記方法により3分に短縮された。
この発明は上記実施例に限定されるものではなく、た
とえば視覚センサおよびロボツトの構成や対象物の形状
等は上記以外としてもよい。
(発明の効果) 以上説明したようにこの発明によれば、従来の視覚セ
ンサ付ロボツトにおける座標系の設定方法のようなロボ
ツト座標上におけるスケール等を用いての実測は不要と
なり、対象物の一部の予め計測してあつた実寸法および
視覚センサによる計測値と、ロボツトコントローラで読
出しハンドリング位置(XHO,YHO)とから、座標系の設
定を極めて簡単におこなうことができ、また視覚センサ
による対象物の位置からロボツトのハンドリング位置を
直接迅速にかつ精度よく求めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す機器配置斜視図、第
2図は従来の方法の一例を示す機器配置斜視図、第3図
は同じく対象物把持状態の斜視図である。 1……視覚カメラ、2……画像処理装置、3……視覚セ
ンサ、4……対象物、5……カメラ座標、6……ロボツ
トコントローラ、7……ロボツト座標、8……ロボツ
ト、9……ハンド、10……視野、11……対象物載置面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】視覚センサ付ロボツトに対象物を把持させ
    た状態で、視覚カメラの視野内の対象物載置面上に前記
    対象物を載置し、このときのロボツトのロボツト座標上
    のハンドリング位置(XHO,YHO)をロボツトコントロー
    ラ部で読出すとともに、視覚センサにより前記ロボツト
    座標と平行なカメラ座標上の前記対象物の位置(x0,
    y0)および対象物の一部の寸法rを計測して、これに相
    当する前記対象物の一部の予め計測してあつた実寸法R
    と前記各計測値から、視覚センサで計測した対象物の任
    意の位置(x,y)より該対象物に対するロボツトのハン
    ドリング位置(XH,YH)を求める関係式を次式の通り設
    定することを特徴とする視覚センサ付ロボツトの座標系
    の設定方法。 XH=XHO+k(x−x0) YH=YHO+k(y−y0) ただしk=R/r
JP62010727A 1987-01-20 1987-01-20 視覚センサ付ロボツトの座標系の設定方法 Expired - Lifetime JPH08382B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2700965B2 (ja) * 1991-07-04 1998-01-21 ファナック株式会社 自動キャリブレーション方式
JP4418841B2 (ja) * 2008-01-24 2010-02-24 キヤノン株式会社 作業装置及びその校正方法

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