JPH083673Y2 - 電動シヤツターの無線制御機構 - Google Patents

電動シヤツターの無線制御機構

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JPH083673Y2
JPH083673Y2 JP12542089U JP12542089U JPH083673Y2 JP H083673 Y2 JPH083673 Y2 JP H083673Y2 JP 12542089 U JP12542089 U JP 12542089U JP 12542089 U JP12542089 U JP 12542089U JP H083673 Y2 JPH083673 Y2 JP H083673Y2
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JP
Japan
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signal
transmitter
opening
shutter
command
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Application number
JP12542089U
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JPH0363696U (ja
Inventor
耕平 上野
勝彦 西脇
Original Assignee
三和シヤツター工業株式会社
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Publication date
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、建物開口窓等に装設される電動シヤツター
の無線制御機構に関するものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする問題点] 従来、シヤツターカーテンの下降中、その下方に障害
物が存在すると危険であるので、シヤツターカーテン最
下端の座板に障害物検知センサを設け、該センサが障害
物検知をしたら、シヤツターカーテンの下降を緊急停止
して危険回避をするようにしたものがある。
ところでこの様な電動シヤツターにおいて、近時、送
信器を用いた遠隔操作によつてシヤツターの開閉制御を
行うことが試みられている。しかるに従来、障害物検知
信号を受信する受信部と、遠隔制御用送信器からの開閉
制御信号を受信する受信機とをそれぞれ設けなければな
らなかつたため、部品点数も多く、取付けにも手間がか
かるという問題があつた。
[問題を解決する手段] 本考案は上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃す
ることができる電動シヤツターの無線制御機構を提供す
ることを目的として創案されたものであつて、シヤツタ
ーカーテン最下端に設けた障害物検知センサの検知信号
が発信部から発信されたものを、躯体側に設けた受信部
で受信して緊急退避作動を行うように構成してなる電動
シヤツターにおいて、前記受信部は、その受信範囲を広
角にして、上記発信部からの検知信号の受信と遠隔制御
用送信器からの信号とを受信できるものとし、さらに発
信部と遠隔制御用送信器とは異なつた固有のコード信号
を発信させると共に、受信部からの受信信号が入力する
受信制御部には、固有のコード信号を判別できるコード
判別手段を設けて、開閉制御部に対して、障害物検知に
よる緊急退避作動指令を出力するか、送信器からの指令
に基づいた開閉制御指令を出力するかの判別を行うよう
にしたことを特徴とするものである。
そして本考案は、この構成によつて、1つの受信部
で、障害物検知信号と遠隔制御用送信器からの開閉制御
信号とを受信することができるようにしたものである。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
図面において、1は複数連並設された窓用の電動シヤツ
ター、2はシヤツターカーテン、2aはシヤツターカーテ
ン2の最下端に設けられる座板(座板スラツト)であつ
て、該座板2aは、第4図に示されるように、中空状(ホ
ロー状)に成形されたアルミ押出型材であつて、室内側
は略平面で、室外側の下半部である腰部は、やや膨出状
に形成されている。3はシヤツターカーテン2を収納す
るシヤツターケース、3aは該シヤツターケース3のケー
ス下面部3bのマグサ部、4は建物開口窓両側に立設され
ガイドレール、5は開閉機、6は発信制御部、9は受信
制御部、10は開閉制御部、11は開口窓下縁に設けられる
水切板、61は該発信制御部6等の部材装置を収納する樹
脂製のケースであつて、ケース61には電池蓋62を設け、
この電池蓋62内には電池63やモード切換スイツチ64等が
収納されており、電池蓋62を開蓋した場合、電池63の収
納部が臨めると共に、状況に応じてモード切換スイツチ
64のモードを適宜に切換えることができるようになつて
いる。そして前記座板2aの中空部には前記ケース61が収
納固定されており、座板2aの下面一帯には障害物検知セ
ンサ7が装着されている。この検知センサ7は、座板2a
の両側方にも突出してガイドレール4内に内装される突
出部7aの下面にまで延設されていて、シヤツターカーテ
ン2の下方は勿論のこと、前記ガイドレール4の案内溝
内の障害物をも検知できるよう検知帯域は広く設定され
てある。
さらに20は前記発信制御部6からの信号を受けて検知
信号を発信する発信部であつて、シヤツターカーテン2
の降下中に障害物が存在すると、前記検知センサ7がこ
れに接当することで作動して発信制御部6から出力され
る障害物検知信号に基づく指令を受けて検知信号を発す
るもので、この発信部20は座板2aの室内側面(カーテン
室内側面)に一体的に取付けられたストツパ21に内装さ
れている。つまりストツパ21は座板2aの左右両側縁部に
おいて、ガイドレール4の内側縁に近接するよう表面に
突出するよう一体取付けされていて、シヤツターカーテ
ン2が左右に振れた場合に、その外側面21aが、ガイド
レール4の内側面に接当して振れ防止をするストツパと
なり、さらにシヤツターカーテン2が全開状態になつた
場合に、上面21bが、開口部上縁に形成されるマグサ部3
aに接当してこれ以上巻き上げられないよう規制するス
トツパとなるよう設定されている。そしてストツパ21の
上面21bに凹溝21cが形成され、ここに発信部20が組み込
まれている。
また8はシヤツターケース下面3bの室内側部に装着さ
れる受信部であつて、該受信部8は座板2aに設けた前記
発信部20からの検知信号を受信するものであるが、受信
部8は、その信号受信領域が広く設定(信号受信角度が
広範囲になつている)されていて、下方からの信号許り
でなく、開口部前方等の各方向からの信号受信もできる
構成になつている。そのためには、信号伝達媒体が赤外
線のような光である場合、受信部8を被覆するカバーを
集光レンズにする等して対応できる。そして、遠隔制御
用送信器30からの信号を受信できるようになつている。
この送信器30は、後述する各シヤツターについての固有
コードの切換えができるコード切換え手段31が設けられ
ており、開閉制御したいシヤツターの選択ができる構成
になつている。
ここで受信部8で受信した信号について、受信制御部
9では、それが遠隔制御用送信器30から発せられたもの
か、発信部20から発せらたものかの判別をしなければな
らないが、それには、第7図のフローチヤート図、第8
図ブロツク図に示す如く、受信信号のコードを受信制御
部9に設けたコード判別手段9aで判別すれば良い。つま
り該コード判別手段9aでは、受信信号が発信部20からの
ものであるか遠隔制御用送信器30からのものであるかを
コード認識して判別し、これが発信部20からのものであ
る場合、障害物検知信号であるから開閉制御部10に緊急
停止命令を出す。また送信器30からのものである場合、
更にそのコードが、このシヤツターに固有のコードであ
るか否かの判別をし、固有コードでない場合には、信号
の無視をし、固有コードである場合には、さらにその信
号の種類を判別して、停止信号なら停止指令を、開放
(上昇)信号なら開放指令を、降下(閉鎖)信号なら降
下指令を開閉制御部10に伝達し、シヤツターカーテン2
の開閉制御ができるようになつている。
叙述の如く構成された本考案の実施例において、遠隔
制御用送信器30から開閉制御信号を出力すると、この信
号は受信部8によつて受信され、そして受信制御部9に
設けられたコード判別手段9aによつてこの信号の固有コ
ードが判別され、開閉制御指令が制御部10に出力され、
開閉機5の駆動を行うことになる。
一方、シヤツターカーテン2の閉鎖作動中に、障害物
検知センサ7が障害物検知をし、その検知信号が受信部
8によつて受信された場合、受信制御部9のコード判別
手段9aは、これについて固有コードの判別をし、そして
制御部10に対して緊急退避指令(例えば、シヤツターカ
ーテンを緊急停止させ、そして上昇させるような制御指
令)を出力して、危険回避をする。
この様に本考案においては、一つの受信部8におい
て、送信器30と発信部20からの信号を何れも受信するこ
とになり、そしてこれら受信した信号は、受信制御部9
のコード判別手段9aにおいて固有コードの判別がなされ
て、それぞれ対応する制御が行われることになる。この
結果、従来のように、発信部20からの信号を受けるもの
と、送信器30からの信号を受けるものとがそれぞれ必要
になることがなく、もつて、部品点数の削減が図れる許
りでなく、取付けも簡単になる。しかも受信信号につい
て、固有コードの判別によつて対応する制御を行うこと
になるため、混信の心配もなく、確実な制御を行うこと
になる。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成したものであ
るから、障害物検知信号と遠隔制御用送信器からの開閉
制御信号とを、広角の受信部によつて受信することがで
き、しかも受信したこれらの信号は、固有コードによつ
てそれぞれ判別されて混信することがなく、受信した信
号に対応したシヤツターカーテンの駆動制御が成される
ことになる。このため、従来のように、それぞれ別個の
受信部が必要になることがなくて、部品点数の大幅な削
減が図れる許りでなく、取付けも簡単になつて、構造の
簡略化も図れるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る電動シヤツターの無線制御機構の一
実施例を示したものであつて、第1図は窓用電動シヤツ
ターの説明用背面図、第2図は発信部の取付状態を示す
平面図、第3図は座板の一部を切欠いた背面図、第4図
は同側面図、第5図は発信部付きストツパの斜視図、第
6図はシヤツターカーテン全開状態の要部側面図、第7
図は受信制御部のフローチヤート、第8図は開閉制御ブ
ロツク図である。 図中、1は電動シヤツター、2はシヤツターカーテン、
6は発信制御部、7は障害物検知センサ、8は受信部、
9は受信制御部、9aはコード判別手段、10は開閉制御
部、20は発信部、30は遠隔制御用送信器である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シヤツターカーテン最下端に設けた障害物
    検知センサの検知信号が発信部から発信されたものを、
    躯体側に設けた受信部で受信して緊急退避作動を行うよ
    うに構成してなる電動シヤツターにおいて、前記受信部
    は、その受信範囲を広角にして、上記発信部からの検知
    信号の受信と遠隔制御用送信器からの信号とを受信でき
    るものとし、さらに発信部と遠隔制御用送信器とは異な
    つた固有のコード信号を発信させると共に、受信部から
    の受信信号が入力する受信制御部には、固有のコード信
    号を判別できるコード判別手段を設けて、開閉制御部に
    対して、障害物検知による緊急退避作動指令を出力する
    か、送信器からの指令に基づいた開閉制御指令を出力す
    るかの判別を行うようにしたことを特徴とする電動シヤ
    ツターの無線制御機構。
JP12542089U 1989-10-26 1989-10-26 電動シヤツターの無線制御機構 Expired - Lifetime JPH083673Y2 (ja)

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JP12542089U JPH083673Y2 (ja) 1989-10-26 1989-10-26 電動シヤツターの無線制御機構

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Publication Number Publication Date
JPH0363696U JPH0363696U (ja) 1991-06-21
JPH083673Y2 true JPH083673Y2 (ja) 1996-01-31

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ID=31673290

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JP12542089U Expired - Lifetime JPH083673Y2 (ja) 1989-10-26 1989-10-26 電動シヤツターの無線制御機構

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